JPH06309094A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH06309094A JPH06309094A JP5091702A JP9170293A JPH06309094A JP H06309094 A JPH06309094 A JP H06309094A JP 5091702 A JP5091702 A JP 5091702A JP 9170293 A JP9170293 A JP 9170293A JP H06309094 A JPH06309094 A JP H06309094A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドーム状のスライダを有しディスプレイ上に
表示されたカーソルを任意の位置に移動させる装置に関
し、微小範囲の指示が可能で指を放してもカーソルが移
動することのない座標入力装置の提供を目的とする。 【構成】 内部が空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を
具え球面部の中央と裾部が開口してなるハウジングと、
ハウジングにより支承されハウジングの球面に沿って移
動可能なドーム状のスライダを有し、スライダの内側に
突出させてなる台座に固着されスライダと共に移動可能
なマグネットと、ハウジングを装着する印刷配線板に実
装された複数のホール素子を対向せしめた座標入力装置
に、スライダ６に指７が触れたときの静電容量や光量の
変化を検出するセンサ８が配設され表面から指７が離れ
たとき信号が出力されるように構成する。
表示されたカーソルを任意の位置に移動させる装置に関
し、微小範囲の指示が可能で指を放してもカーソルが移
動することのない座標入力装置の提供を目的とする。 【構成】 内部が空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を
具え球面部の中央と裾部が開口してなるハウジングと、
ハウジングにより支承されハウジングの球面に沿って移
動可能なドーム状のスライダを有し、スライダの内側に
突出させてなる台座に固着されスライダと共に移動可能
なマグネットと、ハウジングを装着する印刷配線板に実
装された複数のホール素子を対向せしめた座標入力装置
に、スライダ６に指７が触れたときの静電容量や光量の
変化を検出するセンサ８が配設され表面から指７が離れ
たとき信号が出力されるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はドーム状のスライダを有
しディスプレイ上に表示されたカーソルを任意の位置に
移動させる装置に係り、特に微小範囲の指示を可能にす
ると共にスライダから指を放してもカーソルが移動する
ことのない座標入力装置に関する。
しディスプレイ上に表示されたカーソルを任意の位置に
移動させる装置に係り、特に微小範囲の指示を可能にす
ると共にスライダから指を放してもカーソルが移動する
ことのない座標入力装置に関する。
【０００２】パソコン等においてディスプレイ上のポイ
ンタまたはカーソル（以下単にカーソルと称する）を任
意の位置に移動させる手段として、テーブル上で任意の
方向に移動せしめカーソルを任意の位置に移動させるマ
ウスが広く利用されている。
ンタまたはカーソル（以下単にカーソルと称する）を任
意の位置に移動させる手段として、テーブル上で任意の
方向に移動せしめカーソルを任意の位置に移動させるマ
ウスが広く利用されている。
【０００３】しかるにマウスは２個のロータリエンコー
ダに常時電圧を印加する必要があり消費電力が大きく電
池の消耗が著しい。しかもキーボードから独立しテーブ
ル上に広い操作領域が必要なことから携帯用の座標入力
装置として好ましくない。
ダに常時電圧を印加する必要があり消費電力が大きく電
池の消耗が著しい。しかもキーボードから独立しテーブ
ル上に広い操作領域が必要なことから携帯用の座標入力
装置として好ましくない。
【０００４】かかるマウスに代えて消費電力が小さくキ
ーボードと一体化が可能な座標入力装置としてドーム状
のスライダを有し、球面に沿って移動可能なスライダに
固着されたマグネットと複数のホール素子からなる座標
入力装置が提案されている。
ーボードと一体化が可能な座標入力装置としてドーム状
のスライダを有し、球面に沿って移動可能なスライダに
固着されたマグネットと複数のホール素子からなる座標
入力装置が提案されている。
【０００５】しかし、ドームポインタと称する上記座標
入力装置は指を放すとスライダが自重等によって回転し
カーソルが移動する。しかも図形入力等に際しスライダ
を微小範囲内において移動させてもカーソルがスライダ
に追従しない場合が生じる。
入力装置は指を放すとスライダが自重等によって回転し
カーソルが移動する。しかも図形入力等に際しスライダ
を微小範囲内において移動させてもカーソルがスライダ
に追従しない場合が生じる。
【０００６】そこで微小範囲の指示が可能でスライダか
ら指を放してもカーソルが移動することのない装置の提
供が要望されている。
ら指を放してもカーソルが移動することのない装置の提
供が要望されている。
【０００７】
【従来の技術】図３は従来のドームポインタの構造を示
す側断面図である。図において従来のドームポインタは
内部が空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を具え裾部が
開口したハウジング１を有し、ハウジング１は裾部に形
成されてなる複数の係合部11を介して切欠21を具えてな
る印刷配線板２に装着されている。
す側断面図である。図において従来のドームポインタは
内部が空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を具え裾部が
開口したハウジング１を有し、ハウジング１は裾部に形
成されてなる複数の係合部11を介して切欠21を具えてな
る印刷配線板２に装着されている。
【０００８】一方、内側がハウジング１の球面部によっ
て支承されるドーム状のスライダ３は内側に突出させて
なる台座31を有し、スライダ３をハウジング１に装着す
るとスライダ３の台座31はハウジング１の球面部に設け
られた開口部12に嵌入する。
て支承されるドーム状のスライダ３は内側に突出させて
なる台座31を有し、スライダ３をハウジング１に装着す
るとスライダ３の台座31はハウジング１の球面部に設け
られた開口部12に嵌入する。
【０００９】スライダ３の台座31にはハウジング１の球
面部をスライダ３の内面との間に挟み込むガイド部材32
が装着されており、ガイド部材32に埋め込まれ端面に露
出したマグネット４がガイド部材32を介してスライダ３
の台座31に固着されている。
面部をスライダ３の内面との間に挟み込むガイド部材32
が装着されており、ガイド部材32に埋め込まれ端面に露
出したマグネット４がガイド部材32を介してスライダ３
の台座31に固着されている。
【００１０】また、マグネット４と対向する位置に配置
されドームポインタのＸ軸方向とＹ軸方向を決定する２
対のホール素子５は、ハウジング１が装着された印刷配
線板２に実装され図示省略された導体パターンを介し所
定の電流が通電されている。
されドームポインタのＸ軸方向とＹ軸方向を決定する２
対のホール素子５は、ハウジング１が装着された印刷配
線板２に実装され図示省略された導体パターンを介し所
定の電流が通電されている。
【００１１】ハウジング１の球面部に設けられた開口部
12はスライダ３の内側に突出させた台座31の直径に比べ
て遙かに大きく、スライダ３は内面とガイド部材32との
間に挟み込んだハウジング１の球面に沿って任意の方向
に移動させることができる。
12はスライダ３の内側に突出させた台座31の直径に比べ
て遙かに大きく、スライダ３は内面とガイド部材32との
間に挟み込んだハウジング１の球面に沿って任意の方向
に移動させることができる。
【００１２】ホール素子５は磁束と直角に電流を流すと
磁束および電流と直角に磁束に比例したホール電圧が発
生する性質を有し、所定の電流が通電されているホール
素子５にマグネット４の磁束を印加すると磁束に比例し
たホール電圧が出力される。
磁束および電流と直角に磁束に比例したホール電圧が発
生する性質を有し、所定の電流が通電されているホール
素子５にマグネット４の磁束を印加すると磁束に比例し
たホール電圧が出力される。
【００１３】例えば、スライダ３が正立しガイド部材32
を介して台座31に固着されたマグネット４が印刷配線板
２に平行であれば、それぞれのホール素子５に印加され
る磁束は等しく各ホール素子５から磁束に比例した等し
いホール電圧が出力される。
を介して台座31に固着されたマグネット４が印刷配線板
２に平行であれば、それぞれのホール素子５に印加され
る磁束は等しく各ホール素子５から磁束に比例した等し
いホール電圧が出力される。
【００１４】球面に沿ってスライダ３を任意の方向に移
動させると各ホール素子５に印加されるマグネット４か
らの磁束が変化し、各ホール素子５が出力するホール電
圧に基づきスライダ３が停止した位置の座標を示す信号
がポインタから出力される。
動させると各ホール素子５に印加されるマグネット４か
らの磁束が変化し、各ホール素子５が出力するホール電
圧に基づきスライダ３が停止した位置の座標を示す信号
がポインタから出力される。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】マウスの場合は停止位
置から再び移動させない限り信号が出力されず手を放し
てもカーソルが移動することはない。しかし、従来のド
ームポインタの場合は移動させたあと指を放すとスライ
ダが自重等によって回転しカーソルが移動する。
置から再び移動させない限り信号が出力されず手を放し
てもカーソルが移動することはない。しかし、従来のド
ームポインタの場合は移動させたあと指を放すとスライ
ダが自重等によって回転しカーソルが移動する。
【００１６】また、ドームポインタの出力信号はＡ／Ｄ
変換されておりカーソルは比較的長い距離の移動に対し
て正確に追従するが、図形入力時等に微小範囲内でスラ
イダを移動させるとスライダの移動に追従しない場合が
生じるという問題があった。
変換されておりカーソルは比較的長い距離の移動に対し
て正確に追従するが、図形入力時等に微小範囲内でスラ
イダを移動させるとスライダの移動に追従しない場合が
生じるという問題があった。
【００１７】本発明の目的は微小範囲の指示が可能で指
を放してもカーソルが移動することのない座標入力装置
を提供することにある。
を放してもカーソルが移動することのない座標入力装置
を提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】図１は本発明になる座標
入力装置の構造を示す側断面図である。なお全図を通し
同じ対象物は同一記号で表している。
入力装置の構造を示す側断面図である。なお全図を通し
同じ対象物は同一記号で表している。
【００１９】上記課題は内部が空洞で少なくとも頂部近
傍に球面部を具え球面部の中央と裾部が開口してなるハ
ウジング１と、ハウジング１により支承されハウジング
１の球面に沿って移動可能なドーム状のスライダ６を有
し、スライダ６の内側に突出させてなる台座31に固着さ
れスライダ６と共に移動可能なマグネット４と、ハウジ
ング１を装着する印刷配線板２に実装された複数のホー
ル素子５を対向せしめた座標入力装置において、スライ
ダ６に指７が触れたときの静電容量または光量の変化を
検出するセンサ８がスライダ６に配設され、スライダ６
の表面から指７が離れたとき信号が出力される本発明の
座標入力装置によって達成される。
傍に球面部を具え球面部の中央と裾部が開口してなるハ
ウジング１と、ハウジング１により支承されハウジング
１の球面に沿って移動可能なドーム状のスライダ６を有
し、スライダ６の内側に突出させてなる台座31に固着さ
れスライダ６と共に移動可能なマグネット４と、ハウジ
ング１を装着する印刷配線板２に実装された複数のホー
ル素子５を対向せしめた座標入力装置において、スライ
ダ６に指７が触れたときの静電容量または光量の変化を
検出するセンサ８がスライダ６に配設され、スライダ６
の表面から指７が離れたとき信号が出力される本発明の
座標入力装置によって達成される。
【００２０】
【作用】図１においてスライダに指が触れたときに発生
する静電容量または光量の変化をスライダに配設したセ
ンサで検出し、スライダの表面から指が離れたとき信号
を出力することによってホール素子からの出力信号を無
効にすることができる。
する静電容量または光量の変化をスライダに配設したセ
ンサで検出し、スライダの表面から指が離れたとき信号
を出力することによってホール素子からの出力信号を無
効にすることができる。
【００２１】例えば、ディスプレイ上のカーソルを所定
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、スライダから指を放すとセンサの出
力信号でホール素子からの出力信号は無効になりカーソ
ルが移動することはない。
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、スライダから指を放すとセンサの出
力信号でホール素子からの出力信号は無効になりカーソ
ルが移動することはない。
【００２２】また、微小範囲内における移動では停止位
置毎にスライダから指を放してカーソルの追従を確認す
ることが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダを
移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できない
という課題が解決される。
置毎にスライダから指を放してカーソルの追従を確認す
ることが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダを
移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できない
という課題が解決される。
【００２３】即ち、微小範囲の指示が可能で指を放して
もカーソルが移動することのない座標入力装置を実現す
ることができる。
もカーソルが移動することのない座標入力装置を実現す
ることができる。
【００２４】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお図２は本発明になる座標入力装置の他の実
施例を示す側断面図である。
明する。なお図２は本発明になる座標入力装置の他の実
施例を示す側断面図である。
【００２５】本発明の一実施例は図１に示す如く内部が
空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を具え裾部が開口し
たハウジング１を有し、ハウジング１は裾部に形成され
てなる複数の係合部11を介して切欠21を具えてなる印刷
配線板２に装着されている。
空洞で少なくとも頂部近傍に球面部を具え裾部が開口し
たハウジング１を有し、ハウジング１は裾部に形成され
てなる複数の係合部11を介して切欠21を具えてなる印刷
配線板２に装着されている。
【００２６】一方、内側がハウジング１の球面部によっ
て支承されるドーム状のスライダ６は内側に突出させて
なる台座31を有し、スライダ６をハウジング１に装着す
るとスライダ６の台座31はハウジング１の球面部に設け
られた開口部12に嵌入する。
て支承されるドーム状のスライダ６は内側に突出させて
なる台座31を有し、スライダ６をハウジング１に装着す
るとスライダ６の台座31はハウジング１の球面部に設け
られた開口部12に嵌入する。
【００２７】スライダ６の台座31にはハウジング１の球
面部をスライダ６の内面との間に挟み込むガイド部材32
が装着されており、ガイド部材32に埋め込まれ端面に露
出したマグネット４がガイド部材32を介してスライダ６
の台座31に固着されている。
面部をスライダ６の内面との間に挟み込むガイド部材32
が装着されており、ガイド部材32に埋め込まれ端面に露
出したマグネット４がガイド部材32を介してスライダ６
の台座31に固着されている。
【００２８】また、マグネット４と対向する位置に配置
されドームポインタのＸ軸方向とＹ軸方向を決定する２
対のホール素子５は、ハウジング１が装着された印刷配
線板２に実装され図示省略された導体パターンを介し所
定の電流が通電されている。
されドームポインタのＸ軸方向とＹ軸方向を決定する２
対のホール素子５は、ハウジング１が装着された印刷配
線板２に実装され図示省略された導体パターンを介し所
定の電流が通電されている。
【００２９】ハウジング１の球面部に設けられた開口部
12はスライダ６の内側に突出させた台座31の直径に比べ
て遙かに大きく、スライダ６は内面とガイド部材32との
間に挟み込んだハウジング１の球面に沿って任意の方向
に移動させることができる。
12はスライダ６の内側に突出させた台座31の直径に比べ
て遙かに大きく、スライダ６は内面とガイド部材32との
間に挟み込んだハウジング１の球面に沿って任意の方向
に移動させることができる。
【００３０】従来のドームポインタとは異なり本実施例
におけるスライダ６は少なくとも中央部表面に金属から
なる接触板61を有し、スライダ６の内部に指７が接触板
61に触れたとき静電容量の変化を検出し信号を出力する
センサ８が配設されている。
におけるスライダ６は少なくとも中央部表面に金属から
なる接触板61を有し、スライダ６の内部に指７が接触板
61に触れたとき静電容量の変化を検出し信号を出力する
センサ８が配設されている。
【００３１】スライダ６の接触板61に指７が触れたとき
に発生する静電容量の変化をスライダ６に配設したセン
サ８により検出し、接触板61から指７が離れたとき信号
を出力することによってホール素子５からの出力信号を
無効にすることができる。
に発生する静電容量の変化をスライダ６に配設したセン
サ８により検出し、接触板61から指７が離れたとき信号
を出力することによってホール素子５からの出力信号を
無効にすることができる。
【００３２】例えば、ディスプレイ上のカーソルを所定
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、接触板61から指７を放すとセンサ８
の信号でホール素子５からの出力信号は無効になりカー
ソルが移動することはない。
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、接触板61から指７を放すとセンサ８
の信号でホール素子５からの出力信号は無効になりカー
ソルが移動することはない。
【００３３】また、微小範囲内における移動では停止位
置毎に接触板61から指７を放してカーソルの追従を確認
することが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダ
を移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できな
いという課題が解決される。
置毎に接触板61から指７を放してカーソルの追従を確認
することが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダ
を移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できな
いという課題が解決される。
【００３４】本発明の他の実施例は図２に示す如くスラ
イダ６が前記実施例の接触板61に代えて頂点近傍に複数
の採光窓62を有し、スライダ６の内部に指７が採光窓62
を塞いだとき生じる光量の変化を検出し信号を出力する
センサ８が配設されている。
イダ６が前記実施例の接触板61に代えて頂点近傍に複数
の採光窓62を有し、スライダ６の内部に指７が採光窓62
を塞いだとき生じる光量の変化を検出し信号を出力する
センサ８が配設されている。
【００３５】スライダ６に指７が触れて採光窓62を塞い
だとき生じる光量の変化をスライダ６に配設したセンサ
８によって検出し、スライダ６から指７が離れたとき信
号を出力することによりホール素子５からの出力信号を
無効にすることができる。
だとき生じる光量の変化をスライダ６に配設したセンサ
８によって検出し、スライダ６から指７が離れたとき信
号を出力することによりホール素子５からの出力信号を
無効にすることができる。
【００３６】例えば、ディスプレイ上のカーソルを所定
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
より回転するが、スライダ６から指７を放すとセンサ８
の信号でホール素子５からの出力信号は無効になりカー
ソルが移動することはない。
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
より回転するが、スライダ６から指７を放すとセンサ８
の信号でホール素子５からの出力信号は無効になりカー
ソルが移動することはない。
【００３７】また、微小範囲内における移動では停止位
置毎にスライダ６から指７を放しカーソルの追従を確認
することが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダ
を移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できな
いという課題が解決される。
置毎にスライダ６から指７を放しカーソルの追従を確認
することが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダ
を移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できな
いという課題が解決される。
【００３８】このようにスライダに指が触れたときに発
生する静電容量または光量の変化をスライダに配設した
センサで検出し、スライダの表面から指が離れたとき信
号を出力することによってホール素子からの出力信号を
無効にすることができる。
生する静電容量または光量の変化をスライダに配設した
センサで検出し、スライダの表面から指が離れたとき信
号を出力することによってホール素子からの出力信号を
無効にすることができる。
【００３９】例えば、ディスプレイ上のカーソルを所定
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、スライダから指を放すとセンサの出
力信号でホール素子からの出力信号は無効になりカーソ
ルが移動することはない。
の位置に移動させたあと指を放すとスライダは自重等に
よって回転するが、スライダから指を放すとセンサの出
力信号でホール素子からの出力信号は無効になりカーソ
ルが移動することはない。
【００４０】また、微小範囲内における移動では停止位
置毎にスライダから指を放してカーソルの追従を確認す
ることが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダを
移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できない
という課題が解決される。
置毎にスライダから指を放してカーソルの追従を確認す
ることが可能で、図形入力時に微小範囲内でスライダを
移動させるとスライダの移動にカーソルが追従できない
という課題が解決される。
【００４１】即ち、微小範囲の指示が可能で指を放して
もカーソルが移動することのない座標入力装置を実現す
ることができる。
もカーソルが移動することのない座標入力装置を実現す
ることができる。
【００４２】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば微小範囲の指
示が可能で指を放してもカーソルが移動することのない
座標入力装置を提供することができる。
示が可能で指を放してもカーソルが移動することのない
座標入力装置を提供することができる。
【図１】 本発明になる座標入力装置の構造を示す側断
面図である。
面図である。
【図２】 本発明になる座標入力装置の他の実施例を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図３】 従来のドームポインタの構造を示す側断面図
である。
である。
１ ハウジング ２ 印刷配線板 ４ マグネット ５ ホール素子 ６ スライダ ７ 指 ８ センサ 11 係合部 12 開口部 21 切欠 31 台座 32 ガイド部材 61 接触板 62 採光窓
Claims (1)
- 【請求項１】 内部が空洞で少なくとも頂部近傍に球面
部を具え該球面部の中央と裾部が開口してなるハウジン
グ(1) と、該ハウジング(1) により支承され該ハウジン
グ(1) の該球面に沿って移動可能なドーム状のスライダ
(6) を有し、 該スライダ(6) の内側に突出させてなる台座(31)に固着
され該スライダ(6) と共に移動可能なマグネット(4)
と、該ハウジング(1) を装着する印刷配線板(2)に実装
された複数のホール素子(5) を対向せしめた座標入力装
置において、 スライダ(6) に指(7) が触れたときの静電容量または光
量の変化を検出するセンサ(8) が該スライダ(6) に配設
され、該スライダ(6) の表面から指(7) が離れたとき信
号が出力されるよう構成されてなることを特徴とする座
標入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091702A JPH06309094A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091702A JPH06309094A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 座標入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06309094A true JPH06309094A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14033856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5091702A Pending JPH06309094A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06309094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08272538A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 座標位置入力装置 |
| JPH08272519A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 座標位置入力装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63159919A (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-02 | Canon Inc | 電子機器 |
| WO1992021084A1 (en) * | 1991-05-15 | 1992-11-26 | Fujitsu Limited | Pointing device and controlling method therefor |
| JPH0580929A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-04-02 | Nec Corp | マウス入力装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5091702A patent/JPH06309094A/ja active Pending
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