JPH0630900B2 - 出力装置 - Google Patents

出力装置

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JPH0630900B2
JPH0630900B2 JP31264286A JP31264286A JPH0630900B2 JP H0630900 B2 JPH0630900 B2 JP H0630900B2 JP 31264286 A JP31264286 A JP 31264286A JP 31264286 A JP31264286 A JP 31264286A JP H0630900 B2 JPH0630900 B2 JP H0630900B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/38Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高品位の記録が可能であり、熱エネルギーの
発生に特徴のある出力装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、熱エネルギーを利用した出力装置、例えば熱転写
プリンタでは、記録時の熱エネルギーの補正方法とし
て、CGから得られるドットパターンのオン、オフに基
づいて記録すべきドット情報が存在する1ヒートサイク
ル内に、1つのパルス或は幅の異なる2つのパルスを出
力することにより、印加エネルギーを変化させ、結果と
して熱エネルギーを均一化する手法が考えられている。
しかし記録したいドットの1ヒートサイクル内におい
て、そのドットへの熱エネルギーを均一化させる手法で
は、常に高品位の記録が得られないという問題があっ
た。
[目的] 以上の点に鑑み、本願発明では記録すべきドット情報の
1記録サイクル(1ヒートサイクル)外でも予備ヒート
を与え、また記録ヘッドの蓄熱を考慮したヒートを与え
ることにより、極めて高品位の記録が可能な出力装置を
提供することを目的としている。
〔実施例〕
以下、図面を参照し、本願発明の実施例について詳細に
説明する。
<タイプライター本体の説明> 第1図は、本発明の適用が可能な熱転写プリンターの1
つである電子タイプライタの外観を示す図である。
キーボードユニツト1に配列したキーの操作によりプリ
ンターユニツト3のキヤリツジ5に搭載したサーマルヘ
ツド6を不図示のインクリボンを介し、プラテンに押し
あてヒートを加えることによりリボンが有していたイン
クでプラテンによって導かれる印字用紙に印字を行う。
また、印字する内容を表示するLCD液晶表示器ユニツ
ト2や印字用紙を手動で送る為のプラテンノブ4を備え
ている。
なお、本実施例の電子タイプライタ(熱転写プリンタ
ー)では、複数種のリボンの搭載可能で、同一のリボン
位置で1色の印字が可能な(通常の)インクリボンI
R、同じリボンで印字と消去が可能なコレクタブルリボ
ン(セルフコレクシヨンリボン)CR、リボンが複数の
層から成り、どの層で印字するかで同一のリボン位置で
選択的に多色の印字が可能なデユアルカラーリボンDR
(特願昭59−260403号、特願昭60−2988
31号参照)等が搭載されたことを不図示のセンサ、あ
るいはキーからの指示によって本体が識別可能となって
いる。
電子タイプライタの構成ブロツク図を第2図に示す。
プリンターユニツト3 サーマルヘツド6を搭載し、駆動用モータを内蔵したキ
ヤリツジ5を持つ、電子タイプライターの印字装置。
キーボードユニツト1 入力部であり、キーマトリツクスを持つ LCDユニツト2 印字もしくは記憶する為の情報を表示するものであり、
表示面としては、LCD液晶表示器を用いている。CP
U9からのデータをLCD2に表示するためのコントロ
ーラ、ドライバーを持っている。
CPUユニツト7 入力電源8としては、ACアダプタ,ニツケルカドミユ
ーム電池及び乾電池等があり、これからCPU9を含め
るロジツクを動作させる電源(以下Vccと記す)、プ
リンターのモータ用電源(以下Vと記す)、サーマル
ヘツド印加用電源(以下Vと記す)の3電源をつく
る。
制御系としては、CPU9,後述するシステムプログラ
ムやCGの入っているROM10,ワーク用或いはテキ
スト用のRAM11等の記憶素子と、CPU9の拡張入
出力端子やアドレスデコーダ等としてのカスタムIC
(ゲートアレイ:以下GA12と記す。)を主な構成要
素としている。上記RAM11には、後述の制御に必要
なCGからの文字の幅を記憶する文字カウント部23を
有している。これによって、温度測定回路13からの温
度情報を入手し、その後プリンターのサーマルヘツド6
に送るデータをG.A.を通し、サーマルヘツドドライ
バーに転送する。また、プリンター用モータであるステ
ツピングモータには、CPUからモータドライバー14
を通して、モータ22の各相にドライブ信号を送ってい
る。
次に、本タイプライターは、インターフエイス用コネク
タ15を本体内に内蔵しているが、これは外部のホスト
からのデータを例えばセントロニクス社製のインタフエ
ース16やRS−232C17を介して本タイプライタ
をプリンターとして打ち出せる様にレシーブのみ可能に
なっている。さらに、タイプの文字スタイルをデータと
して持つCGカートリツジ18や登録データ記憶用のR
AMカートリツジ19が挿入できるカートリツジコネク
タ20も本体内に持っている。
<サーマルヘツドドライバの構成> 次に第3図に、第2図に示したサーマルヘツドをヒート
するためのTHドライバーIC21の構成を示す。
Vcc1,Vcc2:ロジツク用の電源を入力する端子 VD1,VD2 :サーマルヘツドを駆動するための
ドライバー用の電源 GND1〜7 :GND OUT1〜25 :ヘツドの各ドツトに対応したオー
プンコレクタ出力端子 CK :データラツチ用タイミングクロツ
ク(G.A12から) DIN :ヒートデータ入力端子(G.A1
2から) CRX :IC外部にCR充電回路を持ちC
の充電電圧レベルで、EN端子がHighの場合にソフ
トに関係なくサーマルヘツドの印字用出力の不可の信号
を出力することができる。
EN :CRX端子がLowである時に、
この端子にHighが入力されると印字可信号が出さ
れ、Lowの時に印字不可信号が出力される。
以上の構成において、まず、ヒート用データをIC内部
のDフリツプフロツプに送る為に、CPU9からのパラ
レルデータをG.A12においてシリアルデータに変換
し、それをDIN端子に転送する。クロツクもG.A1
2からT.H.ドライバー21のCK端子に送る。これ
を24回繰り返すことにより、1回分のヒートデータを
ICの中にとりこみを完了する。次にヒートデータをド
ライバーに送る作業では、あらかじめソフト命令により
EN端子をLowにすることでCRX端子外部のコンデ
ンサのチヤージをぬき、CRX端子をLowに落し、ヒ
ートすべき時間長をCPU9内におとしてセツトした後
にEN端子にHighの信号を送る。この時から、ラツ
チされたデータのとおり、ヒートが始まり、CPUにセ
ツトされた時間に至り、EN端子がLowにされるか、
CRX端子のコンデンサレベルが設定値を越えるまでサ
ーマルヘツドのヒートが続く。
本例におけるサーマルヘツドは第3図からも明らかな様
に、out1〜25の25個のヘツドが縦1列に並んで
おり、第5図のパターンを記録する場合は、第5図の例
えば左から右へヘツドが移動しながら各ドツトに対応し
た記録タイミングでヒートすることにより、記録が行わ
れる。なお、ヘツドの形状はこれに限る必要はない。
第4図にプリンターのモータを駆動するためのモータド
ライバー14の構成を示す。
CPU9の信号ラインがドライバーICの入力に直接接
続されており、この出力は直接モータ22の各相に接続
され、ソフトの命令で、2相励磁を行っている。これに
より、ヘツド6を搭載したキヤリツジ5が移動する。そ
して、この移動と共に所定のタイミングでヒートするべ
く各励磁の切換えに応じて、第6図等に示した“ヒート
サイクル(1つの記録タイミング)”という基準の間隔
が規定されるのである。
次に、以上の構成に基づいて、本発明の詳細な説明を図
面を参照しながら説明する。
<文字フオントの説明> 第5図は、第2図のROM10、或いはCGカートリツ
ジ18内に格納された文字フオントの例で、ここでは文
字“A”を縦24×横32ドツト(〇)で表わしたもの
である。基本的には時間的或いは位置的に〇に対応した
部分のヘツド(第3図のout1〜out25のいずれ
か)を1ヒートパルス内で1回ヒートすることによっ
て、文字“A”が印加される。本例では、第3図に示し
た様にヘツドはout1〜out25の縦に25ドツト
の印字が可能でヘツドを移動することによって文字が印
字される。なお、ヘツドの構成はこれに限る必要はな
い。A〜Fは以下にサーマルヘツドの駆動の説明の為に
用いるパターンの一部である。又、第5図の横方向はヒ
ートサイクル、縦方向は縦1列のヘツドに対応したドツ
ト行(1行〜25行)を表わす。
次に、本発明のサーマルヘツドのヒートの詳細な説明を
行う。
<AMA制御> 第6図は第5図のA部分の印字の様子をヒート・パルス
及びヒート・データにより示した図で、1つの格子の横
方向は1ヒートサイクルを示し、縦方向は1つのドツト
の距離(大きさ)を示している。〇印は(CGに対応し
た)ヒートデータである。本実施例で言うAMA制御は
1ヒートサイクル内でメインのドツトのデータとは位置
的に後にヒートされるAfter data(以下Aと
呼ぶ)とMデータと呼ばれるMain dataの2つ
のデータとそのパルス幅により印字を制御するものであ
る。Mデータ及びAデータのパルス幅とパルス位置はど
のMデータ又はどのAデータをとってもそれぞれ同じで
ある。なお、説明の都合上、パルス位置とパルスタイミ
ングは同等の意味で使用している。〇印のヒートデータ
とMデータは1対1に対応している。ところで、サーマ
ルヘツドリボンは急激には暖まり難く、Mデータだけを
ヒートすると、印字にむらができてしまう。つまり、M
データのヒートパルスが長いと、連続したドツトの時、
蓄熱してしまい、後にヒートした方がエネルギーが高く
なる。また、ヒートパルスが短いとヒートし始めのドツ
トのエネルギーが低いのである。
そこで、印字エネルギーを均一化、つまり印字を均等に
するには別々のAデータとMデータで、かつ別々のヒー
ト位置,別々のヒートパルスを持った制御が必要とな
る。このAMA制御は、Aと次のMまでの間隔が短いの
で、Aによってヒートされた熱が低下しにくく、特に常
温,低温時(例えば30℃以下)に効果を発揮し、高品
位の印字が得られる。
AMA制御では後述に詳細に説明するが、ヒートの始ま
る1ドツト前にCGデータを先読みし、データが存在す
るなら位置的にMデータの前にAデータのみをヒートす
る。このAデータ(AMAの内の最初のAデータ)によ
り暖められたサーマルヘツドは次に続く(次の記録タイ
ミング)Mデータにより印字され、続くAデータにより
確実にヘツドは暖まり、印字も確固たるものとなる。
又、更に次のMの予備にもなっている。しかるにその次
に続くドツトは第6図に示した様にMデータのみで印字
が可能となる。
<PPM制御> 第7図は第6図同様にPPM制御の説明を第5図のパタ
ーンAを印字する場合についてヒートパルス及びヒート
データにより示した図である。〇印はヒートデータであ
る。PPM制御はPデータと呼ばれるMデータより位置
的に前において、Pre dataが与えられる。PP
M制御では2つのPデータ(1つは予備で、1つは1ヒ
ートサイクル内でMデータの補助となる)とMデータに
より印字を制御する。Mデータ及びPデータのパルス幅
とパルス位置は、どのMデータ又はどのPデータをとっ
ても同じである。〇印のヒートデータとMデータは1対
1に対応している。特に高温時において第1ドツト目に
ついて、補正をし過ぎると印字エネルギーが高くなる傾
向が有るが、これを補う為に、最初のP(予備)と次の
P(補助)との間隔をあけ、その間で熱エネルギーを分
散させることにより印字エネルギーの均一化が可能とな
る。
<P′PM制御> 第8図は第5図のパターンAをP′PM制御により印字
する様子をヒートパルス及びヒートデータにより示し
た。〇印はヒートデータである。P′PM制御はPデー
タとは、パルス幅が異なるP′データと呼ばれるPre
dash dataとPデータとMデータから成る。
前述の制御から考えるとAPM制御と呼ぶべきかも知れ
ないが、便宜上P′PMと呼ぶことにする。このP′P
M制御は1ヒートサイクル内に3種類のパルス幅と位置
により構成される。P′PM制御はヒートサイクルが比
較的に長い印字に用いられる。つまりヒートサイクルが
長い時、Mデータの前のヒートサイクルにAデータ、次
にMデータを印字する場合はAとMの間隔が長くなり過
ぎ、せっかく暖めたヘツドがさめてしまう。そこでMデ
ータの前のヒートサイクルの終了時の近傍にP′データ
Mと同じヒートサイクル内にMの前にPというヒートパ
ルスを入れたのが、P′PM制御である。このことによ
り、P′データで暖められたヘツドはPデータとMデー
タで印字することができる。更には2ドツト目以降はM
データのみで印字可能となる。
このP′PM制御は特に例えば常温,高温時に効果を発
揮する。
<P′PM(3,2,1)制御> 第9図は第5図のパターンAをP′PM(3,2,1)
制御で印字する場合のヒートパルス及びヒートデータを
示している。〇印はヒートデータである。P′PM
(3,2,1)制御はP′データと呼ばれるPre d
ash dataとPデータと呼ばれるPre dat
aとMデータと呼ばれるMain dataの3つのデ
ータと3種類のヒートパルス幅と位置により構成され
る。P′PM(3,2,1)制御はヒートサイクルが比
較的に長い印字に用いられる。
例えば高温,常温時に有効なP′PM制御を低温時に用
いると、第1ドツト及び第2ドツト目の印字エネルギー
がたありない場合が有り、これによる印字ムラをさける
ためにP′PM(3,2,1)制御を行う。これにより
印字エネルギーの均一化が可能となる。つまり第1ドツ
ト目は1ヒートサイクル前において最初のP′データで
暖められたヘツドはMデータの1ヒートサイクル内にお
いてPデータとMデータと次のP′データで印字され
(計3パルス)、第2ドツト目は2番目のMデータの1
ヒートサイクル内においてPデータと2番目のMデータ
で印字され(計2パルス)、3ドツト目以降はMデータ
のみで印字(計1パルス)可能となる。このP′PM
(3,2,1)制御は、第1ドツト目と第2ドツト目に
印加エネルギーの集中を計ったものである。
<P′MP制御> 第10図は、第5図のパターンAをP′MP制御により
印字する様子をヒートパルス及びヒートデータにより示
した。P′MP制御は、常温,高温時に効果を発揮する
P′PM制御の応用例である。本例はP′PMのPとM
の位置を交換した。
<AMAの制御> 第11図は第5図のパターンBをヒートパルス及びヒー
トデータにより示した。〇印はヒートデータである。上
下のヒートデータがない時の第1ドツト目は熱が上下方
向に逃げ易く(第11図(b)参照)、印字が定まり難
い。そこで、第5図のパターンBの様に上下方向に他の
ドツトが存在しない様な横線の最初のドツトに対して、
熱が逃げる上下の位置をAデータで若干ヒートすること
により、これを防ぐことができる。そうすることによ
り、第1ドツト目は確実にヒートでき高品位の印字が得
られる。
このAMA制御は特に高速印字時に適している。更に
は前述のAMA制御の常温時に特に効果を発揮する。
<AMA制御> AMA制御の応用例として第12図に同様に第5図の
パターンBに対するAMA制御を示す。AMA制御
は事前に印字すべきドツトの周辺温度を暖める方法であ
る。
<AAMA制御> また、第13図に同様に第5図のパターンBに対するA
AMA制御を示す。AAMA制御は印字すべきドツ
トの2ドツト前よりヘツドをゆっくりと暖めている。
<AMA制御> 第14図は第5図のパターンBをAMA制御で印字
する様子をヒートパルス及びヒートデータにより示し
た。〇印はヒートデータである。低温時は前述の第11
図において説明したAMA制御においても熱の拡散が
認められる。従って、AMA制御より多い印加エネル
ギーを与える必要がある。そこでAMA制御では、
事前に印字すべきドツトの周辺温度を高め熱が逃げうる
位置をAデータでヒートすることにより低温時の第1ド
ツト目は確実にヒートできる。
<AAMA制御> AMA制御の応用例として第15図に同様に第5図
のパターンBに対するAAMA制御を示す。AA
A制御は事前に印字すべきドツトの2ドツト前よりヘツ
ドの印字ドツトの中心及び周辺を暖め印加エネルギーを
増している。
<AAMA制御> また、第16図に同様に第5図のパターンBに対するA
AMA制御を示す。AAMA制御は事前に印加
すべきドツトの2ドツト前よりヘツドの印字ドツトの周
辺を暖め印加エネルギーを増している。
<AMアンダーライン制御> アンダーラインは縦2ドツトの連続でヒートしている。
この時第6図に示したAMA制御を用いるとヘツドに蓄
熱がおこる。これを改善する為には、印加する平均エネ
ルギーを減らす必要がある。しかしながら、Aデータ、
Mデータ幅は文字用ヒートと兼ねるために、ヒートパル
ス幅を減らすことが出来ない。このために、Mデータを
1ドツトおきのヒートにし、AMA制御におけるうしろ
のAデータを削除することで印加エネルギーを減らし、
蓄熱をおさえている。
第17図(b)は上述のAM制御を示した。
<A′Mアンダーライン制御> AMアンダーライン制御において、蓄熱を除去したアン
ダーラインは、その第1ドツト目における印加エネルギ
ーは低い。このために、低温時に第1ドツト目における
印字欠けが起る可能性がある。これを補正するためにA
Mアンダーライン制御のAのパルス幅をふやしたものを
A′とし、第1ドツトの予備ヒートとした。このことに
よりアンダーラインの第1ドツト目の印字はより確実に
なる。
第17図の(a)にA′M制御を示す。
<AMA制御における連続横1ドツトの制御> 第18図はAMA制御により連続した横1ドツトライン
の印字の様子をヒートデータ及びヒートパルスにより示
した。〇印はヒートデータである。連続したヒートデー
タの時、通常Mデータだけをヒートする。したがって低
温時は特に第18図(b)に示す様に矢印の方向に熱が
逃げてしまい、印字が薄くなったり、切れてしまうとい
う可能性があった。
そこで、熱が逃げても十分なヒートエネルギーを得られ
るよう、Aデータを付加したものが第18図(a)に示
すものである。
第19−1図から第19−3図はこの応用例である。
第19−1図はAデータを付加するのを1ドツト間隔で
行っている。
第19−2図は印字すべきドツト情報が存在する行の上
下の行つまり熱が逃げる上下方向にAデータを付加して
いる。
第19図−3図は第18a図と第19−2図のAデータ
を1ドツト間隔にしたものの組合せである。
<の字型ドツト制御> 第20図は第5図のパターンDを高品位に印字する様子
をヒートデータ及びヒートパルスにより示した。第6図
に示したAMA制御によるヒート方法であると、実際の
CGデータの前よりAデータをヒートし、ヘツドを暖め
ているが、第20図の場合、矢印方向に熱が移動するの
で、この必要がない。従って、上下方向にMデータがあ
る時は真中の最初のAデータ(破線部分)はヒートしな
い。
<型ドツト制御> 第21図は第5図のパターンEを印字する様子を示し
た。この場合も、矢印方法に熱が移動するので、Aデー
タ(破線部分)をヒートする必要がない。
なお、同様にの字型、更には□型(中が白抜き)のド
ツト制御もあるが、図面は省略する。
<囲みの制御> 第22図は第5図のパターンFを印字する様子を示し
た。図中、真中は□の字型と異なり、印字すべきドツト
である。この真中のヒートは上下前の3方向により熱が
移動する。従って、Mデータをヒートすると、ヒートエ
ネルギーが集中し、印字むらがおこる可能性がある。し
かし、ヒートしないと印字はできないので、白抜けがで
きない程度に、つまりAデータをヒートすることによ
り、ヒートエネルギーを低下させ、全体のエネルギーと
しては均一化させる。
<P′PM制御> 第23図は第5図のパターンBを印字する様子をヒート
パルス及びヒートデータにより示した。〇印はヒートデ
ータである。上下のヒートデータがない時の第1ドツト
目は熱が上下方向に拡散し、印字が定まり難い。そこ
で、熱が逃げる位置をPデータでヒートすることによ
り、熱の拡散を防ぐことができ、第1ドツト目は確実に
ヒート出来る。この場合のPとP′はパルス巾は異なる
ものである。
このP′PM制御は低速印字時に適しているP′PM
制御の高温,常温時に効果を発揮する。
<P′PM制御> P′PM制御の応用例として第24図にP′PM制
御を示す。P′PM制御は事前に印字すべきドツトの
周辺温度を暖める方法である。
<P′PMP′制御> また第25図にP′PMP′制御を示す。これは第8図
において説明したP′PM制御の第1ドツト目の印字エ
ネルギーを2個目のP′データ分だけ多くすることで第
1ドツト目の印加エネルギーの拡散に対応することで良
質印字を得ることが出来る。
<P′PMP′制御> 第26図にP′PMP′制御を示す。これは第8図に
おいて説明したP′PM制御の第1ドツト目のMデータ
の上下周辺をP′データ2個で熱の拡散を防ぐことで
P′PMの保護をしている。
<PP′PM制御> 第27図にPP′PM制御を示す。これはP′PM制
御を行う直前に2個のPデータを加えることで、ヘツド
をあらかじめ暖めておくことで、P′PM制御し始めの
熱拡散をおさえる効果がある。
<P′PMP′制御> 第28図は第5図パターンBをP′PMP′制御で
印字する様子をヒートパルス及びヒートデータにより示
した。〇印はヒートデータである。第9図に示したP′
PM(3,2,1)制御においては、上下のヒートデー
タのない時の第1ドツト目は熱が上下方向に拡散し、印
字が定まり難い場合が考えられる。そこで熱が拡散する
位置をPデータとP′データでヒートすることにより、
熱の拡散を防ぐことが出来、第1ドツト目は更に確実に
ヒートする。
このP′PMP′制御は特に低速印字に適してい
る。
<PP′MP′制御> PP′MP′制御の応用例として第29図にP′
PMP′制御を示す。第9図に示したP′PM(3,
2,1)制御における2回のP′データのヒート時に、
上或いは下で第1回目はヘツドを暖め、第2回目はMデ
ータの熱の拡散を防ぐことで、ヒート効率を上げてい
る。
<PP′PM′制御> 第30図にPP′PMP′制御を示す。これは第9
図に示したP′PM(3,2,1)制御における最初の
P′データヒートの前にヘツド温度を適した状態にする
為にPデータをその上下で予備ヒートをし、さらにMデ
ータ直後のP′において、上下方向の熱拡散を防ぐため
にP′を上下にもヒートをすることで印字エネルギーの
均一化を行うものである。
<PP′PMP′制御> 第31図にPP′PMP′制御を示す。これはP′P
M(3,2,1)制御における予備ヒートであるP′デ
ータのヒートは低温時の第1ドツト目では、熱拡散のた
めに効率を落すので、この効率を回復させるために、そ
の前にPデータを、上下にはP′データをヒートするこ
とで熱の拡散を防ぐものである。
<P′PM制御における連続横1ドツトの制御> 第32図は第5図のパターンCを印字する様子を示し、
ヒートデータ及びヒートパルスにより示している。〇印
はヒートデータである。連続したヒートデータの時、通
常Mデータだけをヒートする。したがって、特に低速印
字の低温時は特に上下方向に熱が逃げてしまい、印字が
薄くなったり、切れてしまうという可能性があった。
そこで熱が逃げても十分なヒートエネルギーが得られる
よう、PデータとP′データをMと同一のヒートサイク
ル内に付加したのが上述の第32図でる。
第33−1図から第33−5図はこの応用例である。
第33−1図は熱が逃げる上下方向にPデータとP′デ
ータを1ドツト間隔(1ヒートサイクル内)に付加して
いる。
第33−2図はPデータを印字すべきドツトの中心に1
ドツト間隔で付加し、尚かつP′データを熱が逃げる上
下方向に1ドツト間隔で付加している。
第33−3図はPデータを印字すべきドツトの中心に付
加し、P′データは1ドツト間隔で付加している。
第33−4図は3ドツト間隔で制御を切換えている。最
初はPデータ,Mデータ,P′データでヒートし、次は
Pデータ,Mデータでヒートし、3ドツト目はMデータ
のみでヒートし、これを繰返している。
第33−5図は印字すべきドツトの中心にPデータと
P′データを交互に付加している。
次に、以上詳述した各制御をフローチヤートを参照し、
説明する。
なお、以下のフローチヤートではデータヒートというの
は、駆動パルスを与えるという意味で、実際に印字され
るか否かはそのパルスが与えられた時にそのデータがオ
ンされているか否かによるものである。
<AMA制御フローチヤート> 第34図は第6図に示したAMA制御の制御フローチヤ
ートである。第1図に示したキー1等から印字が指示さ
れると印字が開始され、AMA制御のルーチンにS1で
入る。S2で印字すべき文字の文字幅(つまり第5図に
示す横方向の長さ、ここでは32ドツト)をCG(RO
M10又はCGカートリツジ18内)から得て、RAM
11内の文字カウント部23にセツトする。なお、この
文字幅は書体等によって可変である。S3ではモータ3
2によって、第6図〜第33−5図に示した1つの枠の
幅である1ヒートサイクル分だけサーマルヘツド6を搭
載したキヤリツジ5を移動させるため、モータの励磁相
を切換える。つまりS3〜S9の切換1回で1ヒートサ
イクルキヤリツジが進むのである。次に、S4において
CGから実質的な印字データつまり第5図に示した〇印
に対応したMデータを得る。
次に後述のAデータを獲得するルーチンS5により、A
データが得られる。S6では実際にS4で得られたMデ
ータをヒートし、S7でAデータをヒートする。ただ
し、最初はMデータがないので制御上ではMデータヒー
ト(S6)となっているが、実際に印字されるのは、次
のサイクルのS6が最初である。次に、S8で文字カウ
ント部23のカウントデータを−1し、S9で文字カウ
ントが0か否かを判定し、0であれば印字すべき文字の
印字が終了したのでS10で終了となる。
<PPM制御フローチヤート> 第35図は第7図に示したPPM制御のフローチヤート
である。S1で印字を開始し、S2では印字すべき文字
幅をCGより獲得し、RAM上の文字カウントにセツト
する。S3ではステツピングモータの励磁相を切換え
る。S4でCGよりMデータを獲得する。ここまでは、
第34図と同じである。S5では前Mデータと現Mデー
タと次MデータによりA(P)データを作る。このルー
チンについては後述する。が説明の都合上PはAとして
いる。S6でS5で得られたA(P)データをヒートす
る。S7でS4で獲得したMデータをヒートする。S8
では文字カウントを−1する。S9で文字カウントを調
べ、ゼロでないならS3へ遷移する。ゼロであるなら1
文字の印字終了であるのでS10で処理を終了する。
<P′PM制御フローチヤート> 第36図は第8図に示したP′PM制御のフローチヤー
トである。S1〜S4は第34〜第36図と同じである
ので説明は省略する。S5では前Mデータと現Mデータ
によりPデータを作っている。このルーチンは後述す
る。S6ではS5で作られたPデータをヒートする。S
7ではS4で得られたMデータをヒートする。S8では
現MデータとMデータによりP′データを作る。このル
ーチンは後述する。S9ではS8で得たP′データをヒ
ートする。S10では文字カウントを−1する。実際に
は、最初のサイクルでP′が印字され、次のサイクルで
P,Mが印字される。S11では文字カウントを調べ、
ゼロでないならS3へ遷移する。ゼロであるなら1文字
の印字終了であるので、S12で処理を終了する。
<P′PM(3,2,1)制御フローチヤート> 第37図は第9図に示したP′PM(3,2,1)制御
のフローチヤートである。S1〜S4は前述と同様であ
るので省略する。S5では前P′データの存在の有無を
調べる。前P′データが存在するなら、S7でPデータ
をオンする。つまり、次にPデータヒートされると印字
されることを示している。次にS8へ行く。存在しない
なら、S6で前Mデータと現MデータによりPデータを
作っている(後述する。)。S8ではS6及びS7で作
られたPデータをヒートする。S9ではS4により獲得
されたMデータをヒートする。S10では前Mデータと
現Mデータ及び次MデータによりP′データを作る(後
述する。)。S11ではS10で得られたP′データを
ヒートす。S12で文字カウントを−1する。S13で
は文字カウントを調べ、ゼロでないならS3へ遷移す
る。ゼロであるなら1文字の終了であるので、S14で
処理を終了する。
〔Aデータ獲得制御フローチヤート〕
第38図はAMA制御のAデータを獲得する部分のフロ
ーチヤートである(第34図S5)。S1でAデータ獲
得が開始すると、S2では第34図のS3の励磁相の切
換えによって切換えられた現在の励磁相における印字ヘ
ツドの印字位置にMデータ(略して、現在Mデータと言
う)が存在するか調べる。存在するならS3へ移り、前
Mデータ(現在の印字位置の1つ前のドツト)が存在す
るか調べる。存在しないならS4でAデータをオンにす
る。このオンの意味は実際に第34図のS7でAデータ
のヒート制御によって印字されることを意味する。ここ
ではAMAのうち、後のAデータを作っている。また、
S3で前Mデータが存在するのなら、Mデータが連続し
ているということなのでS7へ移る。
ここで前に戻り、S2で現Mデータが存在しないのなら
S5へ移る。S5では次のドツトのCGを先読みする。
この先読みしたデータが次Mデータである。S6では次
Mデータの存在の有無を調べる。次Mデータが存在する
のならS4でAデータをオンする。ここで作られたAデ
ータはAMAのうち始めの方のAデータである。S6で
次Mデータが存在しないのならS7へ移る。
S7では第1ドツト目の制御をしてる(第39図におい
て説明する)。
また、S8では連続した横1ドツト連続の制御をしてい
る(第42図において説明する)。
S9ではの字型ドツト制御をしている(第43図にお
いて説明する)。
S10は型ドツト制御している(第44図において説
明する)。
S11は囲みの制御をしている(第45図において説明
する)。
そしてS12で処理を終了する。
〔AMA制御における第1ドツト目の制御フローチヤー
ト〕 第39図はAMA制御における第1ドツト目の制御を示
したフローチヤートである。S1で制御を開始する。S
2での温度センス回路(第2−13図)により機器の周
囲温度をセンスする。S3で低温かどうか調べる。低温
時はS5でAMA制御を行うS6へ行く。低温でな
い時はS4でAMA制御を行い、S6で制御を終了す
る。
〔AMA制御フローチヤート〕 第40図はAMA制御を示したフローチヤートであ
る。ここでは第11図を例として引用する。
S1で制御を開始する。S2ではMデータの存在を調べ
る。存在しない時はS6へ行く。存在するなら、S3で
上下のMデータが存在するか調べる。どちらか一方又は
両方共に存在するなら、S6へ行く。どちら共に存在し
ないならS4でAデータの存在を調べる。存在しないな
らS6へ行く。存在する時はS5で上下のAデータをオ
ンし、S6で処理を終了する。
〔AMA制御フローチヤート〕 第41図はAMA制御を示したフローチヤートであ
る。ここでは第14図を例として引用する。
S1で制御を開始する。S2でMデータの存在を調べ
る。存在しない時はS6へ行く。存在しない時はS3で
上下のMデータが存在するか調べる。どちらか一方又
は、両方共に存在するならS7へ行く。どちら共に存在
しない時はS4でAデータの存在を調べる。存在しない
時はS7へ行く。存在する時はS5で上下のAデータを
オンしS7へ行く。
ところでS6では上下のAデータの存在をしらべ、存在
しない時はS4へ行く。存在する時はS7へ行き制御を
終了する。
〔AMA制御における横1ドツト連続の制御フローチヤ
ート〕 第42図はAMA制御における横1ドツト連続の制御を
示したフローチヤートである。ここでは第18図を例と
して引用する。
S1で制御を開始する。S2ではMデータが存在するか
調べる。存在しないならS5へ移る。存在するのなら、
S3で上下のMデータの存在を調べる。上下のMデータ
のうち、どちらか一方または両方共に存在するのならS
5へ移る。どちら共存しないのならS4で上下(第19
−1図〜第19−3図の場合)のAデータをオンし、S
5で処理を終了する。
〔の字型ドツトの制御フローチヤート〕 第43図はの字型ドツトの制御のフローチヤートであ
る。例は第20図において説明したがS1で制御を開始
し、S2でAデータの存在を調べる。存在しない時はS
6へ行く。存在する時はS3でMデータの存在を調べ
る。存在する時はS6へ行く。存在しない時はS4で上
下のMデータの存在を調べる。存在しない時はS6へ行
く。存在する時はS5でAデータをオフし、S6で制御
を終了する。これにより第20図に示した点線部分のA
データは印字されず、確実にの字型が印字される。
〔型ドツト制御のフローチヤート〕 第44図は型ドツト制御のフローチヤートである。例
は第21図において説明している。S1で制御を開始す
る。S2で現Aデータの存在を調べる。存在しない時は
S11へ行く。存在する時はS3で現Mデータの存在を
調べる。存在する時S11へ行く。存在しない時はS4
で前Mデータの存在を調べる。存在しない時はS11へ
行く。存在する時はS5で上のMデータの存在を調べ
る。存在しない時はS10へ行く。存在する時はS6で
下のMデータの存在を調べる。存在する時はS11へ行
く。存在しない時はS7で次ドツトのCGを先読みす
る。S8で次ドツトのMデータの存在を調べ、存在しな
い時はS11へ行く。存在する時はS9でAデータをオ
フしS11へ行く。
ところでS10では下のMデータを調べるが、存在する
時はS7へ行く。存在しない時はS11で制御を終了す
る。
〔囲み制御フローチヤート〕
第45図は囲みの制御のフローチヤートである。例は第
22図において説明している。
S1で制御を開始し、S2で現Mデータの存在を調べ
る。存在しない時はS9へ行く。存在する時はS3へ行
く。S3では上下のMデータの存在を調べる。どちらか
一方又はどちらか共にない時はS9へ行く。どちら共に
ある時はS4で前Mデータの存在を調べる。存在しない
時はS9へ行く。存在する時はS5で次ドツトのCGを
先読みする。S6で次ドツトの存在を調べる。存在しな
い時はS9へ行く。存在する時はS7でMデータをオフ
し、S8でAデータをオンし、S9で制御を終了する。
つまりS2で調べた現Mデータの囲りにMデータがあっ
た場合は、そのMデータをオフする。しかしこのままで
は白抜けになってしまうので、熱エネルギーの集中が避
けられる様Aデータのみをオンするのである。
〔AM,A′Mアンダーライン制御〕
第46図はAMアンダーライン制御,A′Mアンダーラ
イン制御のフローチヤートである。
アンダーライン等の指示はキーによるアンダーライン付
モード指定、或いはアンダーライン付文字のデータの入
力によって行われることは言うまでもないが、これらの
指示に基づいてS1で制御を開始する。S2では第0ド
ツト目かどうか調べる。
即ち、アンダーラインの第1ドツト目の予備ヒートかど
うか調べる。予備ヒートでないならS4へ行く。予備ヒ
ートであるなら、S3でA′(Aとはパルスの幅,位置
が異なる意)をヒートし、S7へ行く。S4では偶数ド
ツト目かどうか調べる。偶数ドツト目であるなら、S5
でAをヒートしS7へ行く。奇数ドツト目であるならS
6でMをヒートし、S7で制御を終了する。
〔Pデータ獲得フローチヤート〕
第47図は第36図に示したP′PM制御におけるS5
のPデータを獲得する部分のフローチヤートである。S
1でPデータの獲得が開始すると、S2では現Mデータ
が存在するか調べる。存在しないならS5へ移る。存在
するならS3で前Mデータの存在を調べる。存在するな
らS5へ移る。存在しないなら、P4でPデータをオン
する。
S5では第1ドツト目の制御をする(第50図において
説明する)。
S6では横1ドツト連続の制御をする(第51図におい
て説明する)。
S7で処理を終了する。
〔P′データ獲得フローチヤート〕
第48図は第36図のS8において説明したP′PM制
御のP′データ獲得する部分のフローチヤートである。
S1でP′データの獲得が開始すると、S2で現Mデー
タが存在するか調べる。存在するなら、S6へ移る。存
在しないならS3で次ドツトのCGを先読みする。これ
が次Mデータとなる。S4では次ドツト(Mデータ)の
存在を調べる。存在しないならS6へ移る。存在するな
ら、S5でP′データをオンし、S6で処理を終了す
る。
〔P′PM(3,2,1)制御フローチヤート〕 第49図は第37図S10において説明したP′PM
(3,2,1)制御におけるP′(3,2,1)データ
獲得のフローチヤートである。
S1でP′(3,2,1)データの獲得が開始すると、
S2で現Mデータの存在を調べる。存在する時はS6へ
移る。存在しない時はS3で次ドツトのCGを先読みす
る。S4では次ドツト(Mデータ)の存在を調べる。存
在しない時はS7へ行く。存在する時はS5でP′
(3,2,1)データをオンしS7へ行く。
ところでS6では前Mデータの存在を調べる。存在しな
い時はS5へ行く。存在する時はS7で処理を終了す
る。
〔P′PM制御における第1ドツト目の制御〕 第50図はP′PM制御における第1ドツト目の制御を
示すフローチヤートである。
S1で制御を開始し、S2で温度センス回路(第2−1
3図)により機器の周囲温度をセンスする。S3で低温
かどうか調べる。低温でないならS5にてP′PM制
御を行い(第51図において説明する)、S6へ行く。
低温であるなら、S4にてP′PMP′制御を行い
(第52図において説明する)S6で処理を終了する。
〔P′PMP′制御フローチヤート〕 第51図は第50図のS4に示したP′PMP′
御のフローチヤートである。
S1にて制御を開始し、S2でMデータの存在を調べ
る。存在しない時S7へ行く。存在する時はS3で上下
のMデータの存在を調べる。上下のどちらか一方又は両
方にMデータが存在する時はS7へ行く。どちら共に存
在しない時はS4でPデータの存在を調べる。存在しな
い時はS7へ行く。存在する時はS5で上下のPデータ
をオンし、S6で上下のP′データをオンしS7で制御
を終了する。
〔P′PM制御フローチヤート〕 第52図は第50図S5に示したP′PM制御のフロ
ーチヤートである。
S1で制御を開始し、S2ではMデータの存在を調べ
る。存在しない時はS6へ行く。存在する時はS3で上
下のMデータの存在を調べる。上下のどちらか一方又は
両方に存在する時はS6へ行く。どちら共に存在しない
時はS4でPデータの存在を調べる。存在しない時はS
6へ行く。存在する時はS5で上下のPデータをオン
し、S6で制御を終了する。
〔P′PM制御における横1ドツトの制御フローチヤー
ト〕 第53図は第36図,第47図において説明したP′P
M制御における連続横1ドツトの制御を示したフローチ
ヤートである。
S1で制御を開始し、S2で現Mデータの存在を調べ
る。存在しない時はS6へ行く。存在する時はS3で上
下のMデータの存在を調べる。どちらか一方又は両方共
に存在する時はS6へ行く。両方共に存在しない時はS
4でPデータをオンし、S5でP′データをオンし、S
6で制御を終了する。
〔システムフローチヤート〕
以上、サーマルヘツドのヒート制御の方法をパターンと
共に説明したが、以下に、これらの制御の方法を適宜切
換え、常に高品位の印字を行う場合の機器の全体のシス
テムフローチヤートについて第54図を参照して説明す
る。
まずS1で機器の電源がオンされると、S2でRAM1
1内の各種データ等、機器全体のイニシヤル処理を行
う。なお本例では、サーマルプリンタを例にしている。
このプリンタでは、各種リボン、例えば通常のインクリ
ボンIR,同一のリボンで印字,消去が可能なコレクタ
ブルリボンCR,リボンの層が複数(これに限る必要が
ないが)となっており、2色以上の色で印字が可能なデ
ユアルカラーリボンDRが選択的にキヤリツジ5の搭載
可能である。
S3ではキーボード1からの入力或いはI/Fコネクタ
15からのデータの入力を検出している。印字すべきデ
ータが存在した場合S4に進み、搭載されているリボン
がCRリボンか否かを判定する。この判定は不図示のリ
ボンセンサからのデータ或いはキーボード等からの、つ
まりリボンを表わす信号を発生する信号発生手段からの
信号が指示するリボン種,色等のデータによって判断さ
れる。S4の判定で否の場合はS17に進み、搭載され
ているリボンがDRリボンか否かを判定する。S4にお
いてリボンがCRを判定された場合はS5に進む。S5
において入力されたキーが消去キーか否かを判定する。
消去キーの入力があった場合は、S29に進み消去動作
を行う。否の場合はS6に進む。S6では機器に設けら
れた温度測定回路13からのデータにより、例えば30
℃以上の高温と判断された場合は、S7で第7図及び第
35図によって説明したPPM制御を選択し、S28で
印字する。
S6に戻り、高温でなかった場合S8に進み、第6図及
び第34図において説明したAMA制御を選択する。更
にS9で温度は低温であるか否か(例えば14℃以下)
を判定する。なお、このS9は第39図のS3と同じで
ある。低温でない時、つまり常温(例えば14℃〜30
℃)であればS10に進み、第11図,第40図におい
て説明したAMA制御を行い、S13に進む。S9に
おいて低温と判断された場合はS11に進み、第14図
及び第41図において説明したAMA制御を行い、
S12に進む。S12では第18図,第19−1図〜第
19−3図,第42図で示したAMA制御における横1
ドツト連続の制御を行う。S13,S14では第17
図,第46図に示したAM,A′Mアンダーライン制御
を行う。次にS15,S16で第20図〜第22図,第
43図〜第45図に示した,,口囲みの制御を行
う。
S4に戻り、CRリボンではなくS17に進み、DRリ
ボンが搭載されていたと判断されていた場合はS18に
進み、S18ではキー入力或いは色指定コマンドデータ
等による色指定があるか否かを判定する。色指定(例え
ば青)があった場合、つまりインク層の記録紙側のイン
クが指定された場合S25に進む。カラー指定がされて
いない時つまりインク層のサーマルヘツド側のインク
(黒)が指定された場合はS19に進む。このS19は
第50図のS3と同じである。S19では第2図の温度
測定回路13からのデータによって、温度が低温であっ
た場合はS22へ進む。低温でない場合はS20に進
み、第8図,第36図において説明したP′PM制御を
選択する。S21では第23図,第52図において説明
したP′PM制御を行い、S28において印字する。
S19で低温と判定された場合は、S22へ進み、第9
図,第37図において説明したP′PM(3,2,1)
制御を選択し、S23で第28図,第50図に示した
P′PMP′制御を行う。更にS24において、第
32図,第53図に示したP′PM制御における連続し
た横1ドツトの制御を行いS28で印字する。
次にS18に戻りDRリボンが搭載されていて、更に指
定された印字色が青であった場合S25に進む。S25
で前記同様に温度を判断し、高温であった場合は第7
図,第35図において説明したPPM制御を選択する。
又高温でなかった場合は、S26で第6図,第34図に
おいて説明したAMA制御を選択し、S28で印字を行
う。そしてS28終了後S31からS3に戻る。
〔消去の制御〕
次に第54図S29の消去について説明する。第55図
(a),(b)は、(ROM10内)に格納されている
消去用のフオトパターンの例である。実際には24×8
ドツトのパターンで、それを繰り返し用いている。消去
したいパターンに対して全てMデータでヒートして記録
されたインクをはがそうとすると熱エネルギーが蓄熱し
てしまい、リボンが紙にはりついたり汚れが生じる恐れ
がある。
〔MN制御〕
そこで、横1ドツト間隔にMのヒートパルス幅を減少さ
せたNをヒートする。更に第1ドツトに関しては、消去
エネルギーが低いので2ドツト前よりヒートを開始する
ことにより、第1ドツト目の消去エネルギーは高まり消
去が確実となる。これは第55図(a)のパターン或い
は(b)のパターンを用いることにより達成できる。
〔互い違いの千鳥状パターンで2回消し〕 第55図(a),(b)は消去時に用いる千鳥のボツク
スのフオントである。縦横共に1ドツト間隔で歯抜けに
なっている。本例では第55図の(a)で1回目の消去
動作を行うが、確実に文字を消し去るために、もう1度
つまり2回目の消去が必要である。この2回目の消去時
は第55図(b)のフオントを使う。第55図(b)の
フオントは第55図(a)とは互い違いになっており、
1回目に対しずらして消去する。この順はどちらでも良
いことは言うまでもない。
以上の様に互い違いのフオントを使用し、2回消去する
ことにより文字は確実に消し去ることが可能である。
〔マニユアル消去〕
自動消去において消去幅はバツフア上に記憶された文字
の文字幅により決定されていた。このバツフアに文字が
いっぱいになると順次文字はバツフアから削除される。
このバツフアからは削除された文字を消去しようとする
時、消去すべき幅データがないのでマニユアル消去モー
ドに突入する。マニユアル消去では本モード中であるこ
とをオペレータに知らせ、消したい文字の文字幅をキー
インさせる必要がある。
キーインされた文字は現在表示中のフオント,ピツチ
(全幅,倍幅)により消去幅を獲得する。このことによ
り獲得された消去幅だけ文字を消去することができる。
つまりオペレータは自在に消去幅を選択し、消去するこ
とができる。
〔消去(千鳥状パターンによる)フローチヤート〕
第56図は第54図のS29の消去のフローチヤートで
ある。
S1で処理を開始し、S2でMNのドツトパターン1を
セツトする。ここでは第55図(a)のドツト及びヒー
トパターンを意味する。S3でMN制御(第57図)を
行ない、1回目の消去をする。S4では消去動作に伴な
い移動したサーマルヘツド(キヤリツジ)6を1回目の
消去開始位置まで戻す。S5でMNのドツトパターン2
をセツトする。ここでは第55図(b)のドツト及びヒ
ートパターンを意味する。S6でMN制御(第57図)
を行ない、2回目の消去をし、S7で処理を終了する。
本実施例では消去における上述の様な複数回の消去動作
において、更に熱エネルギーを変化させることも可能で
ある。回を重ねる毎にヘツドの蓄熱を考慮して、ヒート
パルス幅を順次小さくしておけば、各回とも熱エネルギ
ーを一定の適正値に保つことがができる。これは前述し
たCRリボンの時に特に有用である。
〔MN制御フローチヤート〕
第57図はMN制御のフローチヤートである。
S1で制御を開始し、S2で消去すべき文字の文字幅を
CGより獲得し、RAM上の文字カウント部23にセツ
トする。S3ではS2で得られた文字カウントを+2す
る。このことにより、文字の2ドツト前より消去が可能
となる。S4ではステツピング・モータの励磁相を切り
換える。S5でS2及びS3で得られた文字カウントを
調べる。奇数であるならS9へ行く。偶数であるならS
6でMデータを獲得し、S7でMデータのヒートパルス
幅を獲得し、S8でS6,S7で得られたMデータをヒ
ートしS12へ行く。
S9ではNデータを獲得し、S10でNデータのヒート
パルス幅を獲得し、S11でS9,S10で得られたN
でータをヒートしS12へ行く。
S12では文字カウントを−1する。S13で文字カウ
ントを調べ、ゼロでないならS4へ遷移する。ゼロであ
るならS14で制御を終了する。
〔マニユアル消去フローチヤート〕
第58図はマニユアル消去のフローチヤートである。
S1で処理を開始する。S2ではオペレータにマニユア
ル消去モードに突入したことを知らせるため、LCDに
メツセージを表示する。S3ではキーが入力したかどう
か調べる。入力していない時は再びS3を繰り返す。キ
ーが入力されたならS4で終了キーかどうか調べる。終
了キーならS8へ移る。終了キーでないならS5で文字
キーか調べる。文字キーでないならS3で再びキー入力
待ちになる。文字キーであるのならS6で入力された文
字に対応する文字幅をCGより得、消去幅を獲得する。
S7ではS6で獲得された消去幅分だけ消去動作を行
い、S3へ移る。
S8ではLCDのメツセージをクリアーし、マニユアル
消去モードが終了したことをオペレータに知らせ、S9
で処理を終了する。
[効果] 以上、詳述した様に本発明により、記録すべきデータで
あるドツトのヒートサイクル(記録タイミング)外で
も、該ドツトの記録の為の予備のヒートを行うことによ
り、極めて高品位の記録が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子タイプライタの外観図、 第2図は電子タイプライタの構成ブロツク図、 第3図はサーマルヘツドドライバの構成図、 第4図はモータドライバの構成図、 第5図は文字フオントの1例を示す図、 第6図は第5図におけるパターンA部分をヒートするた
めのAMA制御の説明図、 第7図は第5図におけるパターンA部分をヒートするた
めのPPM制御の説明図、 第8図は第5図におけるパターンA部分をヒートするた
めのP′PM制御の説明図、 第9図は第5図におけるパターンA部分をヒートするた
めのP′PM(3,2,1)制御の説明図、 第10図は第5図におけるパターンA部分をヒートする
ためのP′MP制御の説明図、 第11図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAMA制御の説明図、 第12図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAMA制御の説明図、 第13図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAAMA制御の説明図、 第14図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAMA制御の説明図、 第15図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAAMA制御の説明図、 第16図は第5図におけるパターンB部分をヒートする
ためのAAMA制御の説明図、 第17図はAM,A′Mアンダーライン制御の説明図、 第18図は第5図に示したパターンC部分をヒートする
ためのAMA制御における連続横1ドツトの制御の説明
図、 第19−1図〜第19−3図は、第18図の応用例の説
明図、 第20図は第5図のパターンD部分をヒートするための
コの字型ドツト制御の説明図、 第21図は第5図のパターンE部分をヒートするための
の字型ドツト制御の説明図、 第22図は第5図のパターンF部分をヒートするための
囲みの制御の説明図、 第23図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PM制御の説明図、 第24図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PM制御の説明図、 第25図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PMP′制御の説明図、 第26図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PMP′制御の説明図、 第27図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PM制御の説明図、 第28図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PMP′制御の説明図、 第29図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PMP′制御の説明図、 第30図は第5図のパターンB部分をヒートするための
P′PMP′制御の説明図、 第31図は第5図のパターンB部分をヒートするための
PP′PMP′制御の説明図、 第32図は第5図のパターンC部分をヒートするための
P′PM制御における連続横1ドツトの制御、 第33−1図〜第33−5図は第32図の応用例を示す
図、 第34図は第6図に示したAMA制御のフローチヤー
ト、 第35図は第7図に示したPPM制御のフローチヤー
ト、 第36図は第8図に示したP′PM制御のフローチヤー
ト、 第37図は第9図に示したP′PM(3,2,1)制御
のフローチヤート、 第38図はAMA制御のAデータを獲得する部分の制御
フローチヤート、 第39図はAMA制御における第1ドツト目の制御フロ
ーチヤート、 第40図は第11図に示したAMA制御のフローチヤ
ート、 第41図は第14図に示したAMA制御のフローチ
ヤート、 第42図は第18図に示したAMA制御における横1ド
ツト連続の制御フローチヤート、 第43図はの字型ドツトの制御フローチヤート、 第44図はの字型ドツトの制御フローチヤート、 第45図は囲み制御フローチヤート、 第46図はAM,A′Mアンダーライン制御のフロート
ヤート、 第47図はP′PM制御におけるPデータ獲得フローチ
ヤート、 第48図はP′PM制御におけるP′データ獲得フロー
チヤート、 第49図はP′PM(3,2,1)制御におけるP′
(3,2,1)データ獲得フローチヤート、 第50図はP′PM制御における第1ドツト目の制御を
示すフローチヤート、 第51図はP′PMP′制御フローチヤート、 第52図はP′PM制御フローチヤート、 第53図はP′PM制御における横1ドツトの制御フロ
ーチヤート、 第54図はシステムフローチヤート、 第55図は消去用のパターンの説明図、 第56図は消去(千鳥状パターンによる)フローチヤー
ト、 第57図はMN制御フローチヤート、 第58図はマニユアル消去フローチヤート、 9……CPU,11……RAM,10……ROM,21
……サーマルヘツドドライバ,6……サーマルヘツド,
32……モータ,5……キヤリツジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドット情報を熱エネルギーを用いて、記録
    する装置であって、 記録すべきパターンを表わすドット情報を記憶した記憶
    手段と、 熱エネルギーを発生する複数の熱エネルギー発生手段
    と、 前記熱エネルギー発生手段による前記熱エネルギーの発
    生を制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、第1の記録サイクルにおいて、記録す
    べき前記記憶手段に記憶されたオン状態のドット情報が
    無く、次の第2の記録サイクルにおいて記録すべきオン
    状態のドット情報がある場合に、前記記録すべきドット
    情報に先立って、前記第1の記録サイクル内の後方のタ
    イミングにおいて補助的に熱エネルギーを発生させ、前
    記第2の記録サイクル内の前方のタイミングにおいて記
    録のための熱エネルギーを発生させ、さらに前記第2の
    記録サイクル内の後方のタイミングにおいて前記補助的
    に発生される熱エネルギーと同じ熱エネルギーを発生さ
    せ、続く第3の記録サイクルにおいて、記録すべき前記
    記憶手段に記憶されたオン状態のドット情報がある場合
    は、前記第3の記録サイクル内の前方のタイミングにお
    いて記録のための熱エネルギーを発生させ、前記第3の
    記録サイクル内の後方のタイミングにおいては熱エネル
    ギーを発生させないよう、前記熱エネルギー発生手段の
    発生タイミングを制御することを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】前記記録サイクルは、前記熱エネルギー発
    生手段を搭載したキャリッジの移動を制御するモータの
    励磁切替に基づくことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の出力装置。
JP31264286A 1986-12-27 1986-12-27 出力装置 Expired - Lifetime JPH0630900B2 (ja)

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