JPH06308350A - 光ファイバカプラ及びその製造方法、製造治具並びに光ファイバカプラを使用する光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバカプラ及びその製造方法、製造治具並びに光ファイバカプラを使用する光ファイバコネクタ

Info

Publication number
JPH06308350A
JPH06308350A JP6093004A JP9300494A JPH06308350A JP H06308350 A JPH06308350 A JP H06308350A JP 6093004 A JP6093004 A JP 6093004A JP 9300494 A JP9300494 A JP 9300494A JP H06308350 A JPH06308350 A JP H06308350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
throughput
fiber coupler
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6093004A
Other languages
English (en)
Inventor
Van Woesik Egbertus T C Maria
エグベルタス・テオドラス・コンスタンチウス・マリア・ヴァン・ヴォーシク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Whitaker LLC filed Critical Whitaker LLC
Publication of JPH06308350A publication Critical patent/JPH06308350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/2804Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
    • G02B6/2852Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using tapping light guides arranged sidewardly, e.g. in a non-parallel relationship with respect to the bus light guides (light extraction or launching through cladding, with or without surface discontinuities, bent structures)
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/25Preparing the ends of light guides for coupling, e.g. cutting
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/3648Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures
    • G02B6/3652Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures the additional structures being prepositioning mounting areas, allowing only movement in one dimension, e.g. grooves, trenches or vias in the microbench surface, i.e. self aligning supporting carriers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3818Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
    • G02B6/3822Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with beveled fibre ends

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スループット光ファイバの光学表面とタップ
光ファイバの傾斜した端面を接続して効率的な光ファイ
バカプラ、製造方法、製造治具、及び光ファイバコネク
タを提供する。 【構成】 光ファイバカプラの、スループット光ファイ
バは第1治具10の湾曲した周辺溝20に配置され、平面か
ら領域4'が突出する。この領域4'は平面まで研摩されて
除去され、楕円形の光学表面が形成される。タップ光フ
ァイバは第2治具の水平穴にその端部が傾斜した頂面か
ら突出するように挿入される。突出した端部は頂面まで
研摩して除去され端面14が形成される。光学表面と端面
が接続され光ファイバカプラを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スループット光ファイ
バ及びタップ光ファイバを有する光ファイバカプラ、そ
の製造方法、製造治具、及び光ファイバカプラを使用す
る光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】単一の光ファイバからの
光学信号を分割する為に、光ファイバ間に継手、所謂タ
ップカプラを設けることが望ましい。このことは何らか
の方法で光ファイバを結合することにより普通行われて
いる。
【0003】米国特許第4,669,820 号公報には、2本の
ファイバの表面を研摩して共に結合可能とした構成が開
示されている。これは原理的には優れた接続技術であ
り、この技術の改良と共にタップ接続が増加している。
前述の米国特許第4,669,820 号公報に開示された発明に
於ては、光ファイバは材料の芯に十分に達する位置まで
研摩され、接続されるファイバ中心がファイバの先端で
はなく先端から偏位した位置で接続される。消えやすく
屈折しやすい、ファイバの結合は先端で最大となるの
で、この接続はそれ程効率的なものではない。更に、フ
ァイバは、接続の光学的な品質に効果的な先端で研摩さ
れていない。
【0004】本発明の目的は改良された光ファイバカプ
ラを提供することである。
【0005】スループット光ファイバとタップ光ファイ
バ間の光学的な接続を効果的なものにする為には、スル
ープット光ファイバはその長手方向に延びる長楕円の光
学表面が形成されなければならず、タップ光ファイバ
は、その端部を斜めに横切る楕円形の光学表面に形成さ
れていなければならない。
【0006】本発明は、望ましい分岐比及び低い光学損
失が達成されるように前述の楕円形の光学表面を正確に
形成する為の装置と同様に、光ファイバカプラの製造方
法、及びそれを使用した光ファイバコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明の光ファイバカプラ
は、長手方向に延びる楕円形の平坦な光学表面を有する
スループット光ファイバと、傾斜した平坦な楕円形の端
面を有するタップ光ファイバとを具え、前記光学表面と
前記端面が接続されて光学的界面を形成することを特徴
とする。
【0008】本発明の光ファイバカプラの製造方法は、
スループット光ファイバの長手方向の中間部分に前記長
手方向に延びる楕円形の平坦な光学表面を形成する工程
と、タップ光ファイバの端部に該端部を斜めに横切って
延びる楕円形の平坦な端面を形成する工程と、前記光学
表面と前記端面を接続する工程と、を具えることを特徴
とする。
【0009】本発明の光ファイバカプラの製造治具は、
光ファイバカプラのスループット光ファイバの表面を研
摩する研摩治具であって、所定半径を有する断面円弧状
の湾曲基部を有しスループット光ファイバを受容する湾
曲した周辺溝、及び該周辺溝と接する細長い平面が形成
された硬質のブロックを具え、前記周辺溝の深さは前記
平面の中心に向かうに従い前記周辺溝の所定の部分まで
漸次減少することを特徴とする。
【0010】本発明の光ファイバカプラの別の製造治具
は、光ファイバカプラのタップ光ファイバの端部を受容
する為の、第1面から平坦な第2面へ貫通する穴を有す
る硬質のブロックを具え、前記第2面は前記穴に対し所
定の角度傾斜しており、それにより前記端部が突出する
前記穴の開口部を楕円形とすることを特徴とする。
【0011】本発明の光ファイバカプラを使用する光フ
ァイバコネクタは、略平坦なベース及び該ベースの両端
に第1、第2光ケーブル保持ブロックを有するハウジン
グを具え、前記ベースには光ファイバカプラを受容する
溝を設け、前記各ブロックには光ファイバケーブルの端
部を受容する光ケーブル受容穴を前記溝と連通して各々
設けると共に、挿入される前記光ファイバケーブルの端
部を保持する保持手段を設けることを特徴とする。
【0012】以下、本発明の好適実施例について、添付
図を参照して詳細に説明する。
【0013】図1に示す如く、光ファイバカプラ2は、
プラスチック製のスループット光ファイバ4及びプラス
チック製のタップ光ファイバ6を有する。スループット
光ファイバ4及びタップ光ファイバ6は保護ジャケット
が取除かれており、従って光ファイバのクラッドは露出
されている。−40℃から+85℃の温度範囲で使用するに
はスループット光ファイバ4及びタップ光ファイバ6は
ポリメチルメタクリレートで作るのが望ましく、−40℃
から+125 ℃の温度範囲で使用するにはスループット光
ファイバ4及びタップ光ファイバ6はポリカーボネート
で作るのが望ましい。本実施例では、スループット光フ
ァイバ4及びタップ光ファイバ6の外径は1mmであり、
芯材は周囲を厚さ0.02mmの被覆で囲まれ直径は0.96mmで
ある。
【0014】次に、図2乃至図10を参照して光ファイバ
カプラ2の製造方法について説明する。
【0015】スループット光ファイバ4には、図2に示
す如く、軸線方向に延びる平坦な楕円形の光学表面8を
形成してタップ光ファイバ6と接続される。光学表面8
を形成する為には、図4及び図5に示す第1治具10を使
用する。タップ光ファイバ6には図6乃至図8に示す第
2治具12を用いて傾斜した楕円形の平坦な端面14が形成
され、スループット光ファイバ4に光学的に接続され
る。端面14はスループット光ファイバ4の光学表面8と
相補形である。
【0016】第1治具10は、好ましくは硬質の耐腐食性
の材料例えばステンレス鋼の如き材料から製造され、対
向する主面16、16及びその間の周辺面18を有する一体の
ブロックに構成される。第1治具10は略等しい高さと幅
を有し、第1治具10の厚さはその高さ又は幅の約0.4 倍
に等しい。図5に示す如く、周辺面18には、その幅の中
央に、連続的な円形の周辺溝20が延びている。周辺溝20
の内径Dは約50mmであり、半径方向内側に湾曲し、一定
の断面の円滑な湾曲基部21を有する。この湾曲基部21は
0.51mmの断面半径を有し、スループット光ファイバ4を
最小の間隙で受容する。周辺面18は、周辺溝20の各側に
対称に配置された湾曲部22、22を有し、各湾曲部22は半
径28mmである。周辺面18は周辺溝20の各側で各々4つの
平面24、26、28、30に形成されており、周辺溝20と接し
ている。これらの各平面24、26、28、30は2個の湾曲部
22、22の間に位置している。周辺溝20の湾曲基部21は周
辺面18から半径方向内方に離間しており、その程度は湾
曲部22に沿って最大となり、平面24、26、28、30の中心
に向かうに従って漸次減少する。本実施例によると、平
面24の中止に於ける周辺溝20の深さは0.925mm であり、
平面26の中心に於ける周辺溝20の深さは0.930mm であ
り、平面28の中心に於ける周辺溝20の深さは0.915mm で
あり、平面30の中心に於ける周辺溝20の深さは0.920mm
である。
【0017】スループット光ファイバ4に深さ0.075mm
の光学表面を形成する為には、図4に示す如く、スルー
プット光ファイバ4は周辺溝20に載置されて、平面24
内、且つ平面24に隣接する2対の湾曲部22の各湾曲部22
間に延びる。その様に位置決めされたスループット光フ
ァイバ4の領域4'は長さ3.864mm であり、平面24の半径
方向外側に最大0.075mm 突出する。この位置に固定され
たスループット光ファイバ4の領域4'は平面24の表面ま
で研摩されて、深さ0.075mm 、幅0.526mm 及び長さ3.86
4mm の光学表面8が形成される。次にスループット光フ
ァイバ4は所望の長さに切断され、その端部は好ましく
は研摩されてスループット光ファイバ4の縦軸に垂直に
延びる平坦な光学表面が形成される。領域4'は研摩によ
り除去するのが好ましいが、レーザーにより切断して除
去してもよい。スループット光ファイバ4は、周辺溝20
の湾曲基部21の周りに曲げられた半径、即ち25mmを維持
する。
【0018】各平面24、26、28、30は、スループット光
ファイバ4に異なる深さの光学表面8を形成できるよう
に、周辺溝20に対し相対的に寸法決めされている。従っ
て、光学表面8の深さを0.070mm にしたいときは、スル
ープット光ファイバ4は平面26に配置される。光学表面
8の深さを0.085mm にしたいときは、スループット光フ
ァイバ4は平面28に配置され、深さを0.080mm にしたい
ときはスループット光ファイバ4は平面30に配置され
る。各場合に於て、領域4'は前述の方法により除去され
る。全ての場合、楕円表面はクラッド内に延び、タップ
光ファイバ6への光学的な窓を形成する。
【0019】前述の実施例の場合、許容公差は±0.001m
m である。
【0020】図6乃至図8に示す如く、タップ光ファイ
バ6用の第2治具12は、第1治具10の場合と同じく硬質
の、例えば耐腐食性の材料のブロックに構成される。第
2治具12は、逆向きの平行な側面32、逆向きの平行な前
面(第1面)34及び後面36、及び側面32、前面34、後面
36から垂直に延びる底面38を有する。前面34は後面36よ
り高く、第2治具12の頂面(第2面)40は底面38に対し
て15°傾斜して後面36の方へ下がっている。底面38と平
行な水平穴(穴)42は、ケーブルジャケットを受容する
大径部44と、この大径部44と連通する、ファイバを受容
する小径部46とを有する。大径部44は2.2mm を僅かに超
える直径を有し、前面34に開口する。小径部46は直径が
1mmより僅かに大きく、第2治具12の傾斜した頂面40に
開口する楕円口(開口部)47を有する。図示した実施例
では頂面40は水平穴42の縦軸に関して15°傾斜してい
る。
【0021】タップ光ファイバ6の傾斜した光学的な端
面14を形成する為に、タップ光ファイバ6の端部はケー
ブルジャケット48が剥離され、第2治具の前面34から水
平穴42に挿入され、図8に示す如く、タップ光ファイバ
6の剥離された端部は小径部46に受容され、外径が2.2m
m ある隣接するケーブルジャケット48は大径部44に受容
される。図8に破線で示す如く、タップ光ファイバ6の
自由端50は、第2治具12の頂面40の楕円口47から突出す
る。
【0022】光学的な端面14を形成する為に、突出した
自由端50は、第2治具12の頂面40まで研摩され、或いは
切除されるのが好ましい。こうしてタップ光ファイバ6
の自由端50に光学的な端面14が形成されるが、この端面
14はタップ光ファイバ6の縦軸に関して15°傾斜してお
り、小径部46の楕円口47の形状を有している。端面14は
光学表面8と等しい長さ、即ち3.864mm を有している
が、幅は1.0mm である。
【0023】頂面40の角度は、光学的な端面14の必要と
する長さにより、或いは光ファイバカプラ2の所望の分
岐比(light spliting ratio)によって15°を増減して
もよい。スループット光ファイバ4の光学表面8は適切
に寸法決めされる。従って光ファイバカプラ2の出力
は、例えば90%乃至10%、80%乃至20%又は70%乃至30
%であるように選択することができる。
【0024】光ファイバコネクタ92のハウジング52は、
図9に示す如く、上面55を有する平坦な細長いベース54
を備え、ベース54の一部は、第1光ケーブル保持ブロッ
ク56(以下、単に第1ブロックという)であり、他端は
第2光ケーブル保持ブロック58(以下、単に第2ブロッ
クという)である。第1ブロック56には、その上面に開
口する、光ケーブル保持クリップ(保持手段)100 を受
容する凹所60が形成され、凹所60からは第1ブロック56
の前面64及び後面66に開口する第1光ケーブル受容穴62
が延びている。第2ブロック58には、その上面に開口す
る、光ケーブル保持クリップ100 を受容する第2凹所6
8、第3凹所70が各々形成されている。第2ケーブル受
容穴72、及び第3ケーブル受容穴74は夫々第2凹所68、
第3凹所70から延びており、各ケーブル受容穴72、74、
は第2ブロック58の前面76及び後面78に開口している。
第1光ケーブル受容穴62は、後面66で上面55内の光ケー
ブル受容溝80と連通し、次に光ケーブル受容溝80より小
さい断面のスループット光ファイバ受容溝(溝)82の湾
曲した一部と連通している。このスループット光ファイ
バ受容溝82は第1治具10の光ケーブル受容溝20と等しい
半径、即ち25mmで湾曲している。スループット光ファイ
バ受容溝82の他端は光ケーブル受容溝(溝)86と連通
し、この光ケーブル受容溝86は次に第3ケーブル受容穴
74と連通する。直線的なタップ光ファイバ受容溝88の一
端は第2光ケーブル受容穴72と連通する光ケーブル受容
溝84から延び他端は、スループット光ファイバ受容溝82
とその長さに沿った半分のところで連通する。
【0025】スループット光ファイバ4及びタップ光フ
ァイバ6には、前述の方法により夫々光学表面8及び端
面14が形成され、スループット光ファイバ4は湾曲した
スループット光ファイバ受容溝82に配置され、タップ光
ファイバ6は直線的なタップ光ファイバ受容溝88に配置
されて、スループット光ファイバ4の光学表面8はタッ
プ光ファイバ6の端面14と整列している。前述の如く、
スループット光ファイバ4は第1治具10の周辺溝20によ
り付与される半径を維持し、ハウジング52のスループッ
ト光ファイバ受容溝82は周辺溝20と等しい半径を有する
ので、スルプーット光ファイバ4は、光学表面8と端面
14との間に位置ずれを生じるようなスループット光ファ
イバ受容溝82内での回転を起さない。光学表面8と端面
14は、スループット光ファイバ4及びタップ光ファイバ
6の芯と等しい屈折率を有する屈折率整合材料90によっ
て光学的に接合してもよい。これらの芯がポリメチルメ
タクリレートの場合は、屈折率は1.492 となり、芯がポ
リカーボネートの場合は屈折率は1.586 となる。
【0026】或いは、光学表面8及び端面14は、ポリメ
チルメタクリレートプラスチックファイバの塩化メチレ
ン溶液によって光学的に接合してもよく、この場合は正
確な接続ができる。
【0027】適切な屈折率整合材料90が、次にスループ
ット光ファイバ4及びタップ光ファイバ6の各自由端部
に配置される。次に、図示しないカバープレートがベー
ス54に取付けられ、ベース54の上面を覆う。そして、保
持クリップ100 が第1、第2及び第3凹所60、68、70内
に、最初の位置に配置される。
【0028】前述の作業により光ファイバコネクタ92が
形成される。これにより使用者はケーブルジャケットを
剥離した光ファイバ端部を有する光ファイバケーブル9
4、96、98を接続する。光ファイバコネクタ92を使用す
るには、光フィアバケーブル94を第1ブロック56の前面
64から第1光ケーブル受容穴62に挿通し、光ファイバケ
ーブル94の光ファイバの自由端が、スループット光ファ
イバ4の一端で屈折率整合材料90と接触すると共にスル
ープット光ファイバ4の一端に当接する。光ファイバケ
ーブル96は第2ブロック58の前面76から第3光ケーブル
受容穴74に挿通され、光ファイバケーブル96の光ファイ
バの自由端がスループット光ファイバ4の他端で屈折率
整合材料90と接触してスループット光ファイバ4の自由
端と当接する。光ファイバケーブル98は第2ブロック58
の前面76から第2光ケーブル受容穴72へ挿通され、光フ
ァイバケーブル98の光ファイバの自由端がタップ光ファ
イバ6の自由端で屈折率整合材料90と接触し且つタップ
光ファイバ6の自由端に当接する。光ファイバケーブル
94、96及び98を光ファイバコネクタ92に固定するには、
保持クリップ100 を最初の位置から対応する各凹所60、
68、70に圧入する。それにより各保持クリップ100 の保
持脚101 は対応する光ファイバケーブル94、96及び98の
ケーブルジャケットにまたがり且つ食込む。
【0029】本発明の実施例について前述の如く形成し
た光ファイバカプラ2の分岐比は1:8.5 であり、過剰
損失は1dB以下である。前述した方法に用いるスループ
ット光ファイバ4及びタップ光ファイバ6には、例えば
プラスチッククラッドのシリカファイバ又は硬質被覆の
シリカファイバの如きグラスファイバを用いてもよい。
この場合光学表面8及び端面14は切除ではなく研摩によ
り形成される。
【0030】
【発明の効果】本発明の光ファイバカプラはスループッ
ト光ファイバの楕円形の光学表面とタップ光ファイバの
楕円形の端面とを接続する構成であるので信号の伝送効
果がよい。
【0031】更に本発明の光ファイバのカプラの製造方
法は、スループット光ファイバに長手方向に延びる楕円
形の光学表面を形成する工程と、タップ光ファイバの端
面を傾斜した楕円形に形成する工程と、前記光学表面と
前記端面を接続する工程とを有するので製造が容易であ
る。
【0032】更に本発明の、光ファイバカプラの製造治
具は、スループット光ファイバの表面に所定の寸法の平
坦な楕円形の光学表面が形成でき、また、タップ光ファ
イバの端面を所定角度の楕円形に形成できるので製造が
正確且つ容易に行うことができる。
【0033】本発明の光ファイバカプラを使用する光フ
ァイバコネクタは、ベースには光ファイバカプラを受容
する溝を設け、ベースの両端のブロックには光ファイバ
ケーブル受容穴を光ファイバカプラと連通して設けると
共に挿入される光ファイバケーブルの端部を保持する保
持手段を設けたので、簡単且つ正確に光ファイバケーブ
ルを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバカプラの拡大斜視図である。
【図2】タップ光ファイバと接続するように準備され
た、スループット光ファイバの拡大斜視図である。
【図3】スループット光ファイバと接続するように準備
されたタップ光ファイバの拡大斜視図である。
【図4】スループット光ファイバと共に示す第1治具の
拡大正面図である。
【図5】図4に示す第1治具の側面図である。
【図6】タップ光ファイバを準備する為の第2治具の拡
大平面図である。
【図7】図6の第2治具を7−7線に沿って切断した断
面図である。
【図8】図7の詳細を示す拡大部分断面図であり、第2
治具の中の光ファイバケーブルの部分を示す。
【図9】光ファイバコネクタの拡大斜視図である。
【図10】光ファイバコネクタの拡大斜視図であり、ハ
ウジングに組付けられた光ファイバカプラ及びこの光フ
ァイバカプラに接続された光ファイバケーブルを示す。
【符号の説明】
2 光ファイバカプラ 4 スループット光ファイバ 6 タップ光ファイバ 8 光学表面 10 第1治具 12 第2治具 14 端面 20 周辺溝 21 湾曲基部 24、26、28、30 平面 34 第1面 40 第2面 47 開口部 52 ハウジング 54 ベース 56 第1光ケーブル保持ブロック 58 第2光ケーブル保持ブロック 62 第1光ケーブル受容穴 72 第2光ケーブル受容穴 74 第3光ケーブル受容穴 82、88 溝 92 光ファイバコネクタ 94、96、98 光ファイバケーブル 100 保持手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる楕円形の平坦な光学表
    面を有するスループット光ファイバと、 傾斜した平坦な楕円形の端面を有するタップ光ファイバ
    と、を具え、 前記光学表面と前記端面が接続されて光学的界面を形成
    することを特徴とする光ファイバカプラ。
  2. 【請求項2】 スループット光ファイバの長手方向の中
    間部分に前記長手方向に延びる楕円形の平坦な光学表面
    を形成する工程と、 タップ光ファイバの端部に該端部を斜めに横切って延び
    る楕円形の平坦な端面を形成する工程と、 前記光学表面と前記端面を接続する工程と、を具えるこ
    とを特徴とする光ファイバカプラの製造方法。
  3. 【請求項3】 光ファイバカプラのスループット光ファ
    イバの表面を研摩する研摩治具であって、 所定半径を有する断面円弧状の湾曲基部を有しスループ
    ット光ファイバを受容する湾曲した周辺溝、及び該周辺
    溝と接する細長い平面が形成された硬質のブロックを具
    え、 前記周辺溝の深さは前記平面の中心に向かうに従い前記
    周辺溝の所定の部分まで漸次減少することを特徴とする
    光ファイバカプラの製造治具。
  4. 【請求項4】 光ファイバカプラのタップ光ファイバの
    端部を受容する為の、第1面から平坦な第2面へ貫通す
    る穴を有する硬質のブロックを具え、 前記第2面は前記穴に対し所定の角度傾斜しており、そ
    れにより前記端部が突出する前記穴の開口部を楕円形と
    することを特徴とする光ファイバカプラの製造治具。
  5. 【請求項5】 略平坦なベース及び該ベースの両端に第
    1、第2光ケーブル保持ブロックを有するハウジングを
    具え、 前記ベースには光ファイバカプラを受容する溝を設け、 前記各ブロックには光ファイバケーブルの端部を受容す
    る光ケーブル受容穴を前記溝と連通して各々設けると共
    に、挿入される前記光ファイバケーブルの端部を保持す
    る保持手段を設けることを特徴とする、光ファイバカプ
    ラを使用する光ファイバコネクタ。
JP6093004A 1993-04-05 1994-04-05 光ファイバカプラ及びその製造方法、製造治具並びに光ファイバカプラを使用する光ファイバコネクタ Pending JPH06308350A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB939307110A GB9307110D0 (en) 1993-04-05 1993-04-05 Producing an optical fiber tap coupler
GB9307110.8 1993-04-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06308350A true JPH06308350A (ja) 1994-11-04

Family

ID=10733380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6093004A Pending JPH06308350A (ja) 1993-04-05 1994-04-05 光ファイバカプラ及びその製造方法、製造治具並びに光ファイバカプラを使用する光ファイバコネクタ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0619506A3 (ja)
JP (1) JPH06308350A (ja)
GB (1) GB9307110D0 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6754417B2 (en) * 2002-04-24 2004-06-22 Agilent Technologies, Inc. Optical fiber tap capable of random placement along an optical fiber
DE10352590A1 (de) 2002-11-12 2004-05-27 Toptica Photonics Ag Verfahren zum Herstellen einer optischen Faser mit einer Auskoppelstelle für Streulicht, Verwendung einer optischen Faser und Vorrichtung zum Überwachen von in einer optischen Faser geführter Lichtleistung
WO2004102236A2 (en) * 2003-05-19 2004-11-25 Nkt Research & Innovation A/S A side coupled optical waveguide device
DE10354008A1 (de) * 2003-11-19 2005-06-09 Diemount Gmbh Verfahren zum Erzeugen von Planflächen am Umfang optischer Polymerfasern runden Querschnitts
CN104865663B (zh) * 2015-05-27 2018-06-15 成都美美通信技术有限公司 一种抗拉性好的光纤分纤器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413347A (en) * 1977-06-30 1979-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical trasmission device
DE3036868A1 (de) * 1980-09-30 1982-05-13 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren zum herstellen von koppel-verzweigung- und mischerelementen aus mindestens zwei lichtleitfasern
AU559681B2 (en) * 1983-12-19 1987-03-19 Litton Systems, Incorporated Three port coupler
EP0166550A3 (en) * 1984-06-21 1989-01-25 Ab Electronic Products Group Plc Coupler for optical fibres
FR2628848B1 (fr) * 1988-03-17 1990-06-29 Alsthom Cgee Coupleur optique pour fibres polymeres
US4898444A (en) * 1988-11-30 1990-02-06 American Telephone And Telegraph Company Non-invasive optical coupler

Also Published As

Publication number Publication date
EP0619506A2 (en) 1994-10-12
EP0619506A3 (en) 1994-11-09
GB9307110D0 (en) 1993-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4784456A (en) Fiber optic connector
JP2551988B2 (ja) 光ファイバコネクタおよび光ファイバ収納ブロック形成方法
US5712939A (en) Optical fiber connectors
JPH09505907A (ja) 自動整列機能を有するコアエクステンションを用いた光ファイバーの相互連結構造
JP3273490B2 (ja) 多芯マイクロキャピラリとこれを用いた光導波回路と光ファイバとの接続方法
KR20040058346A (ko) 광 커넥터용 페룰의 제조 방법 및 광 커넥터용 페룰제조용 금형 및 이 제조 방법에 의해 제조된 광 커넥터용페룰, 그것을 이용한 광 커넥터 및 광 배선 시스템
US4192575A (en) Guide-connector assembly for joining optical fibers and method of making guide therefor
US5100219A (en) Optical fiber multiplexing/demultiplexing device for multiple-fiber ribbon of optical fibers and their fabrication method
US6616462B2 (en) Convertible multi-diameter sleeve for optical fiber connectors
CN1193252C (zh) 制备光纤连接器套管的方法
CA1126554A (en) Fiber optic coupler for tapping into fiber optic line
US4712858A (en) Lightguide access port
JPH06148447A (ja) リボン光ファイバ用接続部品
JPH06308350A (ja) 光ファイバカプラ及びその製造方法、製造治具並びに光ファイバカプラを使用する光ファイバコネクタ
JPH03132608A (ja) マルチフェルール構体
CN1302307C (zh) 光纤终端
US4367011A (en) Optical fiber connector and means and method for centering optical fibers
JP2000180667A (ja) 光導体を相互接続するv溝アダプタおよびその作成方法
GB2049220A (en) Optical fiber terminator and means and method for centering optical fiber
JPS63183405A (ja) 平面光学回路およびこれに連結した光ファイバーを備えたアセンブリ
JPH06342112A (ja) 光学繊維組立体
JP3108539B2 (ja) 光ファイバ融着機の光ファイバ心線ホルダ装置
JPS61221712A (ja) 光コネクタのフエル−ルおよびそのフエル−ルと光フアイバの接続方法
JPS6035645B2 (ja) 光フアイバ用コネクタ
JP4226941B2 (ja) 現場組立光コネクタの組立方法