JPH0630734U - 光センサ - Google Patents

光センサ

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JPH0630734U
JPH0630734U JP6742692U JP6742692U JPH0630734U JP H0630734 U JPH0630734 U JP H0630734U JP 6742692 U JP6742692 U JP 6742692U JP 6742692 U JP6742692 U JP 6742692U JP H0630734 U JPH0630734 U JP H0630734U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
pbs
optical sensor
polarization
beam splitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6742692U
Other languages
English (en)
Inventor
賢輔 秋山
聡 小笠原
一雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6742692U priority Critical patent/JPH0630734U/ja
Publication of JPH0630734U publication Critical patent/JPH0630734U/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PBSを用いる光センサの製造コストを低減
する。 【構成】 キューブ形PBSに代えプレート形PBS1
8を用いる。プレート形PBS18は、投光部のレンズ
10の前方に配置する。プレート形PBS18は、支持
壁12及び14の内面に形成したスリット16によって
支持する。スリット16は、投光方向に対して45°と
なるよう形成され、これにより、プレート形PBS18
が投光部のレンズ10に対して所定姿勢となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、後方散乱光受信型偏波面レーダに使用される光センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、雨、雪、霧等の識別を行う光レーダは、投光部から所定偏波の光を前 方の物体(雨滴、雪片、霧の水滴等)に投光し、その後方散乱光を受光部により 受信する構成を有しており、その受信結果に基づき雪、霧等の識別を行っている 。このように、所定偏波の光を送受信する光測定器においては、投光しあるいは 受光する光線の偏波を揃える偏波ビームスプリッタ(以下PBSと言う)が必須 である。従来は、この種の光測定器においてはPBSとして立方体形状を有する キューブ形PBSが用いられていた。キューブ形PBSは、無偏光波から垂直偏 波面成分と水平偏波面成分とを精度良く分離可能なPBSである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、キューブ形PBSには、垂直偏波成分と水平偏波成分とを精度 良く分離可能ではあるものの、価格が高いという問題点がある。このようなキュ ーブ形PBSを用いて光センサを製造する場合、部品コストの上昇によって製品 価格の低減が困難である。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決することを課題としてなされたものであり 、キューブ形PBSのような高価格な光学部品を用いることなく、所定偏波の光 線を投受可能な光センサを実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案の請求項1に係る光センサは、投光 する光線から所定偏波の光線を分離するために用いられるPBSが、平板形状を 有するプレート形PBSであり、当該PBSを投光方向に対して所定角度をなす よう形成されたスリットにより支持する手段を備えることを特徴とする。
【0006】 また、本考案の請求項2に係る光センサは、後方散乱光から所定偏波の光線を 分離して受光部に受光させるPBSが、平板形状を有するプレート形PBSであ り、当該PBSを受光方向に対し所定角度をなすよう形成されたスリットにより 支持する手段を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の請求項1においては、PBSがプレート形PBSとされ、このプレー ト形PBSがスリットによって支持される。プレート形PBSは平板形状を有し ているため、これを投光用に用いるためには投光方向に対し所定角度をなすよう 支持する必要がある。本請求項においては、この支持が、投光方向に対して所定 角度をなすよう形成されたスリットにより行われる。したがって、本請求項にお いては、プレート形PBSを用いつつ、投光に係る光線からの所定偏波面成分の 分離を好適に行われる。また、プレート形PBSはキューブ形PBSに比べ非常 に安価であるため、本請求項においては、PBSを用いる光センサを従来に比べ 非常に安価に製造可能となる。
【0008】 また、本考案の請求項2に係る光センサにおいても、請求項1とほぼ同様の作 用が得られる。本請求項においては、投光部側ではなく受光部側に設けられたP BSがプレート形PBSとされ、このPBSが請求項1と同様に形成されたスリ ットによって支持される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について図面に基づき説明する。
【0010】 図1には、従来用いられていたキューブ形PBSと本考案の特徴に係るプレー ト形PBSの作用が示されている。まず、図1(a)に示されるように、キュー ブ形PBSは入射される無偏光波を垂直偏波面成分と水平偏波面成分に分離し、 垂直偏波面成分を図中右方向に出射する。図1(b)に示されるプレート形PB Sも、同様に、図中右方向に垂直偏波面成分を出射するが、その際、プレート形 PBSからは不要な偏波面成分(図において水平偏波面成分)も共に出射される 。
【0011】 従って、所定偏波面を有する光線を投受光する光センサにおいては、偏波面成 分の分離という視点からは厳密にはキューブ形PBSを用いることが好ましいが 、その製造コストを低減するためには、偏波面成分という問題点はあるものの、 キューブ形PBSに対して3分の1程度のコストで製造可能なプレート形PBS を用いるのが好ましい。
【0012】 また、プレート形PBSにおいて出射される不要な偏波面成分は必要な偏波面 成分に対して10%程度であるため、このような偏波面成分は、入射に係る無偏 光波が大電力である場合には特に問題とならない。すなわち、投光部側において 用いるPBSのように、入射に係る光線が大電力である場合には問題とならず、 キューブ形PBSに代えプレート形PBSを用いることによるコスト低減のメリ ットが大であると言える。さらに、PBSを多数使用する場合には、このメリッ トが特に顕著になる。
【0013】 図2には、本考案の第1実施例に係る光センサ、特にその投光部のレンズマウ ントの構成が示されている。この図に示されるように、本実施例に係る投光用レ ンズマウントは、レンズ10の前方左右両側に支持壁12及び14を設け、この 支持壁12及び14の内側に投光方向に対して約45°の傾きとなるようスリッ ト16を形成し、このスリット16によってプレート形PBS18を支持する構 成である。本実施例においては、このように設けたスリット16によってプレー ト形PBSを支持するようにしているため、レンズ10、ひいてはその背後に存 在するLED等の発光素子からみたPBS18の姿勢を、光線投光方向に対して 所定の角度(45°)とすることができる。従って、キューブ形PBSに代えプ レート形PBS18を用いる際に、偏波面の分離性能を好適に維持することがで きる。
【0014】 なお、この実施例は投光用レンズマウントに係る例であるが、光センサの受光 用レンズマウントにおいてプレート形PBSを使用しかつスリット16による支 持構造を用いてもかまわない。
【0015】 図3には、本考案の第2実施例に係る光センサの構成が示されている。この図 に示されるのは、図2に示される第1実施例に係る投光用レンズマウント20を 複数個(この図では12個)円環状に配置した前面カバーの構成である。この配 置に係る円の中心には受光窓22が配置されており、投光用レンズマウント20 から発せられた光線の前方の物体による後方散乱光はこの受光部22によって受 光される。各マウント20は、一体に形成される。
【0016】 従って、この実施例においても、第1実施例と同様の効果を得ることができ、 さらに、円環状配置による受光効率の向上等の効果が得られる。なおこの実施例 において受光窓22側にプレート形PBSを用いるようにしてもかまわない。加 えて、この実施例では、PBSの使用個数が多数であるため、コスト低減の効果 が非常に顕著である。また、PBSを多数用いているにもかかわらず、前面カバ ーの一体形成によりPBS間の姿勢を相互に一致させることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1によれば、投光部側のPBSとしてプ レート形PBSを使用し、このプレート形PBSが投光方向に対して所定姿勢と なるようスリットを用いて当該プレート形PBSを支持するようにしたため、所 定偏波成分の分離に係る性能を維持しつつ製造コストを低減することが可能とな る。
【0018】 また、本考案の請求項2においては、受光部側のPBSとしてプレート形PB Sを用い、このプレート形PBSを受光方向に対して所定姿勢となるようスリッ トによって支持するようにしたため、請求項1とほぼ同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏波ビームスプリッタ(PBS)の作用を説明
する図であり、図1(a)はキューブ形PBSの、図1
(b)はプレート形PBSの、作用を示す図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る投光用レンズマウン
トの構成を示す図であり、図2(a)は前面斜視図、図
2(b)は支持壁の内面図である。
【図3】本考案の第2実施例に係る光センサの前面カバ
ーの構成を示す前面斜視図である。
【符号の説明】
10 レンズ 12,14 支持壁 16 スリット 18 プレート形偏波ビームスプリッタ(PBS) 20 投光用レンズマウント 22 受光窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線を発する投光部と、投光部から発せ
    られた光線から所定偏波の光線を分離し所定方向の物体
    に向け投光させる偏波ビームスプリッタと、この物体に
    よる後方散乱光を受光する受光部と、を備える光センサ
    において、 偏波ビームスプリッタが、平板形状を有するプレート形
    偏波ビームスプリッタであり、 当該偏波ビームスプリッタを投光方向に対して所定角度
    をなすよう形成されたスリットにより支持する手段を備
    えることを特徴とする光センサ。
  2. 【請求項2】 光線を発し所定方向の物体に向け投光す
    る投光部と、この物体による後方散乱光から所定偏波の
    光線を分離する偏波ビームスプリッタと、偏波ビームス
    プリッタにより分離された光線を受光する受光部と、を
    備える光センサにおいて、 偏波ビームスプリッタが、平板形状を有するプレート形
    偏波ビームスプリッタであり、 当該偏波ビームスプリッタを受光方向に対して所定角度
    をなすよう形成されたスリットにより支持する手段を備
    えることを特徴とする光センサ。
JP6742692U 1992-09-28 1992-09-28 光センサ Pending JPH0630734U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60223040A (ja) * 1984-04-19 1985-11-07 Toshiba Corp 光学的情報読取装置
JPS63316979A (ja) * 1987-06-19 1988-12-26 Canon Inc 液晶ビデオプロジェクタ
JPH0285744A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Japan Radio Co Ltd 降雨降雪判別センサ

Patent Citations (3)

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