JPH0630593B2 - 糖類の発酵によりポリオ−ルを工業的規模で製造する方法 - Google Patents

糖類の発酵によりポリオ−ルを工業的規模で製造する方法

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JPH0630593B2
JPH0630593B2 JP59174215A JP17421584A JPH0630593B2 JP H0630593 B2 JPH0630593 B2 JP H0630593B2 JP 59174215 A JP59174215 A JP 59174215A JP 17421584 A JP17421584 A JP 17421584A JP H0630593 B2 JPH0630593 B2 JP H0630593B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモニリエラ・トメンサ・バール・ポリニス(Mo
niliella tomentosa var.pollinis)のような糖寛容性
の菌で糖を好気性発酵させることによりポリオール、特
にエリトリトールおよび/またはリビトールを工業的規
模で製造する方法に関する。
酵母様の菌であるモニリエラ・トメントサ・バール・ポ
リニスによる適当な糖の好気性発酵はエリトリトールを
生産することが知られている。このことは、先ずG.J.Ha
jny,J.H.SmithおよびJ.C.GarverによりAppliedMicrobio
logy12.p.240−246(5月1964)に報告された。そして
彼等は微生物をトルラI2A(TorulaI2A)と命名した。後
に、Antonie van Leeuwenhoek37,p.107−118(1971)にお
いて、L.Dooms,G.L.HennebertおよびH.Verachtertはこ
の菌をモニリエラ・トメントサ・バール・ポリニスとし
て分類し、そのエリトリトールを生産する能力を確認し
た。この著者等は、またこの微生物の完全な形態学的記
述をし、これには参考文献が加えられている。更に、彼
等は、モニリエラは殊に適用した培養条件にしたがい2
つの形、すなわち酵母様の形と糸状菌様の形のもとに存
在することができることを認めている。上記文献のp.11
0において、彼等は次のように述べている。
「寒天斜面培養では両方の形がつくられる。静置液体培
地では、豊富な菌糸と、分芽胞子より多い分節胞子をも
つ糸状菌様の形が発達する。振盪フラスコ培養では、出
芽および***によりつくられる円形、卵形、および方形
の細胞をもつ酵母様の形が優勢であり、菌糸は形成され
ない。」 モニリエラ・トメントサ・バール・ポリニスは、オラン
ダ国BaarnのCentraal Bureau voorSchimmelcultures(CB
S)よりCBS461.67として手にいれることができ、この菌
はまた英国Ferry Lane,Kew,Richmond,Surrey TW9 3AFの
Commonwealth Mycological Institute Culture Collect
ion(CMIcc)に番号(CMIcc)271648のもとに寄託されてお
り、ここより一般に手に入れることができる。
モニリエラ・トメントサ・バール・ポリニスを用いる糖
の発酵によりポリオール、特にエリトリトールおよびリ
ビトールを工業的に製造する方法を意図して研究中、本
発明者等は、この微生物の1つの型が工業的使用に特に
適することを見い出し、そしてこの型を得ることのでき
る方法を案出した。
それ故に、本発明は、モニリエラ・トメントサ・バール
・ポリニスによる適当な糖の好気性発酵によりポリオー
ル、特にエリトリトールおよび/またはリビトールを工
業的に製造する方法において、黒色コロニーを形成する
上記モニリエラ微生物の亜株を選択しそして上記工業的
な方法において使用する方法である。
本発明者等は、モニリエラ・トメントサ・バール・ポリ
ニスの胞子を静置培地、例えば寒天上で生長させると
き、つくられるコロニーは異なった胞子形成能力を示す
こと、そして異なったタイプのコロニーはその色によっ
て検出できることを見い出した。低い胞子形成コロニー
は色において白色であり、一方高い胞子形成コロニーは
黒色である。
本発明者等は、またモニリエラ・トメントサの低い胞子
形成コロニー(白色コロニー)が発酵に用いられると
き、発酵培地中に粘稠な多糖類が生産されることを見い
出した。その上、培地の粘度が増加するにしたがって酸
素の移動割合は減少する。あまりに低い通気条件では、
モニリエラ・トメントサは糖の一部をエタノールに変換
し、それによりポリオールの収量を減ずることがHejny
により示されている。それ故に、高い粘度の培養条件は
ポリオール生産には有利ではないのである。その上、モ
ニリエラ・トメントサ細胞は粘稠な培地から除去するの
は困難であり、ポリオールの回収もまた大変困難であ
る。培養物が高い胞子形成コロニー(黒色コロニー)か
らつくられるとき、大変小量の多糖類が生産され、より
高いポリオールの収量が、結果としてより低いエタノー
ル生産とともに得られる。本発明方法の付加的な利点
は、黒色胞子は容易に凍結乾燥することができ、そして
長期間貯蔵することができるということである。
本発明方法において使用する最適の胞子形成微生物を得
るためには、モニリエラ・トメントサ・バール・ポリニ
スの胞子を適当な培地上で生長させ、“黒色コロニー”
から選択した胞子を新鮮な培地に接種するのに用い、適
当な生長期間−28℃ないし32℃の範囲の温度、好適
には約30℃で、15日まで、好適には少なくとも7日
である−の後に、新らしい黒色コロニーが形成され、さ
らに第2の新鮮な生長用培地へ接種するための選択が行
なわれる。好適には少なくとも4回のこのような選択お
よび生長段階(平板培養)の後に、上記微生物の胞子形
成能力は安定化される。
上記微生物を生長させる培地は、麦芽エキス4%、酵母
エキス2%、寒天2%、残りは水の混合物であるのが適
当である。
モニリエラ・トメントサ・バール・ポリニスの高い胞子
形成の亜株が選択されたとき、この微生物を、20%
(乾燥物質)までのデキストロースのような適当な糖、
窒素源(0.5%酵母エキスおよび1%尿素または2%
コーンスチープリカーのような)および300ppmキ
サンタンガム(Xanthan gum)(後記参照)を含有する溶
液に2日ないし4日間培養することにより前培養物がつ
くられる。(本明細書の発明が詳細な説明および特許請
求の範囲において、特に言明しないかぎり、%および部
は容量%および容量部である)。
この培養および生長期間の後、培養物は発酵方法に使用
するのに適するものとなる。そして発酵方法では、この
培養物が糖および窒素源を含有する培地に接種するのに
用いられる。
本発明方法の所望の生産物はエリトリトールおよび/ま
たはリビトールである。従来の当業界の専門家達は、モ
ニリエラ・トメントサ・バール・ポリニスによる糖の発
酵からはエリトリトールのほかにグリセロールおよびア
ラビトール生産されることを報告している。本発明方法
にしたがうと、アラビトールは生産されないで、エリト
リトールおよびグリセロールのほかにリビトールが得ら
れ、これらの3つが形成される唯一のポリオールであ
る。代表的には、発酵により全ポリオールに基づき次の
割合−リビトール1%−20%、グリセロール5%−4
0%、残りがエリトリトールである−で、リビトール、
グリセロール、およびエリトリトールからなる溶液生産
物が生産される。
空気は、発酵容器の大きさおよび容器の内容物の攪拌の
程度に応ずる割合で発酵槽に供給されるが、一般に空気
0.1lないし1.5l/発酵培地l/分の範囲であ
る。例えば2lの容器では、空気の流速は400rpm
ないし800rpmの攪拌機の速度で1l/l/分であ
るが、600lの容器では、その流速は空気の流れによ
ってつくられる攪拌以外の攪拌なしで0.5lないし
1.0l/l/分であった。発酵は3と6の間、好適に
は4ないし5の出発pHで27℃と32℃の間の温度で行
なわれる。発酵は糖が消費されたときに停止される。培
地に含有される糖の量は20%と45%の間、好適には
30%ないし35%である。培養および発酵の両方に用
いるのに適する糖は、デキストロース(グルコ-ス)、シュク
ロース、フラクトース、またはマルトースである。
従来の方法では、Hajnyにより記載されているように、
種々の窒素源、例えば酵母エキス、尿素、コーンスチー
プリカー、麦芽、最終糖蜜、麦芽エキス、およびジスチ
ラーズ・ドライ・ソルブルが発酵に用いられている。本
発明方法では、0.5%酵母エキス+0.1%尿素で、
あるいは2%コーンスチープリカー+0.02%尿素で
良い結果が得られる。
出発pHは約3.0と6.0の間にあるべきであり、この
pHは発酵中に約2.0ないし3.5に減少される。
L.Hanssens,A.Van Regenmortel,およびH.Verachtert,Ap
plied Microbiology,Vol.24,No,5,p.831−833(11月197
2)によると、異なる一定pHで行なわれた実験室での発酵
は全ポリオールおよびエリトリトールの収量に実質的な
差異を生ずるということである。本発明者等は、より大
きな規模の発酵(2lの発酵槽またはそれ以上の発酵
槽)を実施するとき、全ポリオールおよびエリトリトー
ルの収量は4.0ないし6.0の範囲内の出発pHに対し
てはさほど敏感でないことを見い出した。汚染の問題を
避けるため、または最小にするためには、4ないし5の
出発pHが好ましい。発酵は糖がすべて消費されるまで行
なわれ(発酵時間は使用する糖の量により4日と12日
の間である)、その後、培養は停止され、細胞が例えば
遠心分離により培養ブロスから除去される。細胞を含ま
ない培養ブロスは、エリトリトール、リビトール、およ
びグリセロールを含有し、それ自体で、精製し(例えば
限外濾過および脱鉱物により)、または精製することな
く、若示の用途に、例えばポリマー工業に用いられるこ
とができる。精製した培養ブロスは、また60%ないし
80%溶解した固体まで濃縮されることができ、そして
これから例えばJ.M.Roxburg,J.F.T.Spencer,およびH.R.
SallensによりCanadian Journalof Technology,Vol.34,
p.248−253(1956)に記載された技術により、エリトリト
ールが結晶化されることができる。エリトリトールの結
晶の回収後に残存する液−この液はまた(結晶化されな
かった)エリトリトール、リビトール、およびグリセロ
ールの混合物である−は、また適当な処理後に用いられ
ることができる。
本発明方法は、発酵培地中にモニリエラ・トメントサ・
バール・ポリニスの細胞を保持する性質を有する多糖類
キサンタンガム(Xanthan gum)を存在させ、発酵中に生
ずる泡を媒介とする細胞の損失を減少させることによ
り、有利に実施することができる。好適には100pp
mないし500ppmのキサンタンガムを存在させるこ
とができ、約300ppmの存在で優れた結果が得られ
る。発酵培地中に細胞を保持するのに必要であるより多
い(すなわち、約500ppmより多い)ガムを用いる
こともできるが、このような過剰量は不経済である。
全面的な方法は、また従来の消泡剤を発酵培地に含有さ
せることにより改良される。合成消泡剤(例えばシリコ
ンタイプまたは脂肪族アルコール)は天然の生成物(例
えばラード油)よりも好適である。なぜならば、合成消
泡剤はずっと小量で使用することができ、そして最終の
発酵ブロスはそれを除去するための広範な精製を必要と
しないからである。市販の大抵の合成消泡剤は200−
300ppmまたは400ppmを用いれば、最適の泡
制御に対し十分である。
次の例は本発明の実施を例示するためのものである。
例 (a)胞子の選択モニリエラ・トメントサ・バ -ル・ポリニスの胞子が 次の培地: 麦芽エキス 4% 酵母エキス 2% 寒天 2% を入れたペトリ皿上に置かれた。
このペトリ皿は30℃に7日間保持された。異なる胞子
形成能力を示すコロニーがコロニーの色で検出された。
低い胞子形成コロニーは白色であり、一方高い胞子形成
コロニーは黒色であった。黒色コロニーからの胞子を、
同じ培地を入れた新らしいペトリ皿に接種するのに用い
た。7日後に新らしい黒色コロニーが選択され、そして
新らしい接種に用いられた。4回の連続的な“平板培
養”の後に、胞子形成能力は安定化された。
(b)接種用培養物の調製 20%デキストロース、0.5%酵母エキス、0.1%
尿素、および300ppmキサンタンガムよりなる培地
50mlを入れた500mlのエルレンマイヤーフラス
コに、上記(a)からのコロニーが接種され、出発pH5、
温度30℃で100振動/分の往復攪拌のもとに、3日
ないし4日間培養が行なわれた。
例1 亜株の比較 高い胞子形成能力を示す黒色の亜株が上記(a)にしたが
って選択された。同様な方法で、低い胞子形成能力を示
す白色の亜種がまた選択され、そして同様な技術で安定
な亜株が得られるまで培養された。2系列の実験(4つ
の黒色および4つの白色)において、両方の亜種が、3
2%デキストロース、0.5%酵母エキス、および0.
1%が尿素よりなる培地を入れた振盪エルレンマイヤー
フラスコ中で比較された。上記フラスコは7日間培養さ
れ、ついで両系列の各メンバーが分析され、そしてまた
新らしい発酵培地に接種するのに用いられた。この方法
は6回くり返され、6つの連続的セツトの結果が得られ
た。この連続の各セツトにおける4つの結果が平均され
た。これらの結果は次表に示すとおりである。
発酵方法 例2 32%デキストロース、2%コーンスチープリカー(5
0%溶解した固体)、0.02%尿素、300ppmSA
G471消泡剤(ユニオン・カーバイドからのジメチルポリ
シロキサン)、300ppmキサンタンガムよりなる培
地1.5lを入れた2lの発酵槽に接種用培養物が接種
された。空気の流速は1l空気/発酵培地l/分で羽根
車の速度は740rpmであった。発酵は11日間行な
われ、この期間の後に発酵培地のエリトリトール含量は
11%であり、全ポリオール含有は15%であることが
認められた。平均の毎日のデキストロース消費は30g
/l/日であった。
例3 32%デキストロース、0.5%酵母エキス、0.1%
尿素、300ppmキサンタンガム、および300pp
m消泡剤SAG471よりなる培地450lを入れた600l
の塔式発酵槽に5%の接種用培養物が接種された。出発
pHは5であり、塔式発酵槽を通しての空気の流速は分あ
たり225lであった。13日後に、最終の培養ブロス
は10.8%エリトリトール、5.6%グリセロール、
1.7%リビトール、および0.8%デキストロースを
含有した。エリトリトール収量は消費したデキストロー
スの34%であり、全ポリオールの収量は消費したデキ
ストロースの56%であった。
代表的な回収操作において、細胞は遠心分離により除去
され、培地は限外濾過により清澄にされ、そしてイオン
交換体で精製された。この無色のブロスは70%溶解し
た固体まで濃縮され、この液体からエリトリトールが次
の手段で結晶化された。温度が65℃にもたらされ、つ
いで時間あたり2℃の割合で冷却されて約室温までにさ
れた。濾過により結晶が回収され、そしてエタノールで
1度洗浄された。代表的な結晶収量は74%で、残存す
る液体の組成はエリトリトール132g/l、グリセロ
ール152g/l、リビトール79g/lであった。一
般に、エリトリトールの結晶化後に残存する液体の組成
は、全ポリオールに基づき次の割合−リビトール5%−
30%、グリセロール30%−60%、残りはエリトリ
トールである−で、リビトール、グリセロール、および
エリトリトールを含有する。(これらの%は重量/重量
である)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルネ.ルイス.ミニヨレ ベルギー国、ケセル―ロー、マルトラ―レ ンラーン、183 (56)参考文献 Antonie van Leeuwe nheek J.Microbiol,37 [1](197)P.107−118

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニリエラ・トメントサ・バール・ポリニ
    ス(Moniliella tomentosa var.pollinis)による適当
    な糖の好気性発酵によりポリオール、特にエリトリトー
    ルおよび/またはリビトールを工業的に製造する方法に
    おいて、黒色コロニーを形成する上記モニリエラ微生物
    の亜株を選択しそして上記工業的な方法において使用す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】選択された黒色コロニーが新しい培地に接
    種するのに用いられ、生長するコロニーからさらに黒色
    コロニーの選択が行われる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  3. 【請求項3】選択および生長工程が少なくとも4回繰り
    返される特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】空気が0.1l/発酵培地l/分と1.5
    l/発酵培地l/分の間の流速で発酵に対し供給される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
    れか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】糖がデキストロースであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】発酵の初めに糖が20%と45%の間の量
    において発酵ブロス中に存在することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】発酵の初めにpHが8と6の間、好適には4
    と5の間に調整されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】キサンタンガム(Xanthan gum)が発酵培
    地の100ppmと500ppmの間の量において存在
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項の
    いずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】通常の消泡剤がまた発酵に対し添加される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項のいず
    れか1項に記載の方法。
JP59174215A 1983-08-24 1984-08-23 糖類の発酵によりポリオ−ルを工業的規模で製造する方法 Expired - Lifetime JPH0630593B2 (ja)

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GB838327191A GB8327191D0 (en) 1983-10-11 1983-10-11 Production of polyols by fermentation of sugars

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