JPH06303826A - 全稈投入型コンバイン - Google Patents

全稈投入型コンバイン

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Publication number
JPH06303826A
JPH06303826A JP9349493A JP9349493A JPH06303826A JP H06303826 A JPH06303826 A JP H06303826A JP 9349493 A JP9349493 A JP 9349493A JP 9349493 A JP9349493 A JP 9349493A JP H06303826 A JPH06303826 A JP H06303826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshing
handling
type combine
transmission
grain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9349493A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Minami
龍一 南
Shoichi Nakaya
章一 仲谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP9349493A priority Critical patent/JPH06303826A/ja
Publication of JPH06303826A publication Critical patent/JPH06303826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱穀処理能力を機体全体寸法を余り大きくす
ることなく高いものにでき、かつ各種装置への伝動構造
をコンパクトに構成できる全稈投入型コンバインを提供
する。 【構成】 刈取穀稈を脱穀処理する左右一対の軸流型の
扱胴17,17を脱穀部3の左右に振り分けて並設し、
この脱穀部3の一横側にグレンタンク5を配設するとと
もに、このグレンタンク5に近いがわの前記扱胴17の
下方に選別機構19を配設し、グレンタンク5から遠い
がわの前記扱胴17の下方の空間部Sに、機体の各種装
置へ伝動するための伝動機構25を配設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀を軸流型の扱胴で
行う全稈投入型コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記全稈投入型コンバインとして
は、例えば実開平4−136024号公報に開示されて
いるように、脱穀装置における扱胴は一つのみ設けてあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構造にあっては、脱穀処理するための扱胴が一つのみ設
けてあったので、脱穀装置において正常に脱穀処理可能
に導入できる穀稈量がその扱胴一つで脱穀処理できる能
力に限定されるのであって、処理能力を高めるために高
速で刈取作業を行うには限界があり、従って、上記従来
構造のまま脱穀能力を高めるには、各種装置への伝動構
造を考慮しても機体全体をかなり大型化しなければなら
なかった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので
あって、脱穀処理能力を機体全体寸法を余り大きくする
ことなく高いものにでき、かつ各種装置への伝動機構も
コンパクトに配設できる全稈投入型コンバインの提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる全稈投入
型コンバインは、上記目的を達成するために、刈取穀稈
を脱穀処理する左右一対の扱胴を脱穀部の左右に振り分
けて並設し、この脱穀部の一横側にグレンタンクを配設
するとともに、このグレンタンクに近いがわの前記扱胴
の下方に選別機構を配設し、前記グレンタンクから遠い
がわの前記扱胴の下方の空間部に、機体の各種装置へ伝
動するための伝動機構を配設してあることを特徴構成と
する。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りであ
る。
【0005】
【作用】即ち、刈取穀稈を脱穀装置の左右一対の扱胴で
扱処理するから、従来のように一つの扱胴のみで脱穀処
理するものよりも脱穀能力が高いものとなる。また、グ
レンタンクから遠いがわの一方の扱胴下方に形成される
空間部を利用して伝動機構を配設しているから、伝動機
構を設置するために特別な空間部を新たに設けなくても
良い。
【0006】
【発明の効果】従って、刈取作業を従来よりも高速で行
っても、つまり車速を従来よりも高くして刈取作業を行
っても、多量に刈取前処理部に導入された穀稈は2つに
分けられそれぞれ別の扱胴で脱穀処理されることで十分
その高速での刈取作業に対応できるため、刈取脱穀作業
の作業能率がきわめて高いものになるに至った。さら
に、そのための構造として左右に振り分けて一対の扱胴
を設けているから、機体の左右幅寸法が多少従来より大
きくなるかもしれないが、機体前後長さや上下高さを十
分抑制できることと、伝動機構を1つの扱胴の下方空間
部を利用して配設できるので機体全体として脱穀性能の
割りにコンパクトにできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4に、本発明にかかる全稈投入型コン
バインを示している。このコンバインは、左右一対のク
ローラ走行装置1,1で支持された機体2に、脱穀部
3、搭乗操縦部4、グレンタンク5等を搭載装備すると
ともに、機体2の前部に、横軸芯周りで上下揺動自在に
刈取前処理部6を装着して構成している。
【0008】刈取前処理部6は、植立穀稈を後方に掻き
込む回転リール7と、植立穀稈を刈り取る刈取装置8
と、刈り取られた穀稈を後方に搬送するベルトコンベア
9と、その搬送されてきた刈取穀稈を左側に寄せるオー
ガ10と、このオーガ10で左側に寄せられた刈取穀稈
を後方の脱穀装置3に向けて移送するフィードコンベア
11と、これら装置を支持する刈取部フレーム12とで
構成している。そして、前記搭乗操縦部4を備えたキャ
ビン13は、平面視で前記フィードコンベア11の右横
に位置させているとともに、操縦者が出入りするための
ドア部14をキャビン13の横側部に設けている。この
キャビン13は、その左側方部分で刈取前処理部6の昇
降可能な空間を確保するために下部部分が上部部分より
幅狭く構成しており、座席15に着座した作業者が操縦
レバー類を操作しやすいようにキャビン13上部部分は
比較的幅広くなっている。
【0009】脱穀部3は、幅広い前記フィードコンベア
11で搬送されてきた刈取穀稈をそれぞれ導入する左右
一対の扱室16,16を備えるとともに、それぞれの扱
室16,16には、扱胴17,17を前後向き軸芯周り
で回転駆動されるように架設している。各扱胴17,1
7の下方及び内側方における外周に沿うように扱処理さ
れた処理物を漏下させる受網18,18を張設してい
る。そして、右方の扱室16の下方には各受網18,1
8からの漏下処理物を選別処理するための選別装置19
を配設している。左方の扱室16の下方には左方の受網
18からの漏下物を選別装置19へ案内する傾斜ガイド
面20を設けている。そして、両扱室16,16の後方
に両扱室16,16の後端部から排出される脱穀処理後
の排ワラを細断処理して圃場に放出するための排ワラカ
ッター21を配設している。
【0010】又、脱穀部3の右横には、エンジンやミッ
ションケース等からなる原動部22と、前記グレンタン
ク5とを前後に並設している。原動部22から刈取前処
理部6や選別機構19等への動力伝達を行うためのカウ
ンタ軸23を、選別機構19における唐箕24の駆動軸
を構成する状態で左側方に延出され、前記傾斜ガイド面
20より下方に形成される空間部Sに配設された伝動機
構としてのベルト伝動機構25に連動連結している。こ
のベルト伝動機構25によって選別機構19の一番物回
収スクリュー26等への伝動を行っている。選別機構1
9で選別処理された一番物は、一番物回収スクリュー2
6で右側方に搬送され、脱穀部3より外方に延出された
一番物回収スクリュー26の搬送終端部に連設した揚送
装置27で揚送されてグレンタンク5内に供給されるよ
うにしている。グレンタンク5の脱穀部3に面した左側
壁28は、脱穀部3の右側壁と共有するように形成して
いるとともに、下すぼまり状に形成されたグレンタンク
5の底部に貯留穀粒を排出するための底スクリュー29
を配設し、この底スクリュー29の搬送終端部に連設し
た状態で縦スクリュー30を設け、縦スクリュー30の
上端部に穀粒搬出用の横スクリュー31を連設してい
る。
【0011】上記構成により、刈取穀稈は左右に振り分
けられて左右一対の扱胴16,16でそれぞれ脱穀処理
されるから、刈取穀稈量がかなり増大しても十分良好に
脱穀処理できるものとなること、及び、選別機構19等
へのベルト伝動機構25を左の扱胴17の下方の空間部
Sに配設していることで、機体全体としての寸法が極力
大きくならないようコンパクトに維持した状態にしなが
らも、刈取作業速度を高めた作業を行えることになる。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全稈投入型コンバインを示す一部破断全体側面
【図2】全稈投入型コンバインを示す一部破断全体平面
【図3】全稈投入型コンバインを示す縦断後面図
【図4】全稈投入型コンバインを示す縦断正面図
【符号の説明】
3 脱穀部 5 グレンタンク 17 扱胴 19 選別機構 25 伝動機構 S 空間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取穀稈を脱穀処理する左右一対の軸流
    型の扱胴(17),(17)を脱穀部(3)の左右に振
    り分けて並設し、この脱穀部(3)の一横側にグレンタ
    ンク(5)を配設するとともに、このグレンタンク
    (5)に近いがわの前記扱胴(17)の下方に選別機構
    (19)を配設し、前記グレンタンク(5)から遠いが
    わの前記扱胴(17)の下方の空間部(S)に、機体の
    各種装置へ伝動するための伝動機構(25)を配設して
    ある全稈投入型コンバイン。
JP9349493A 1993-04-21 1993-04-21 全稈投入型コンバイン Pending JPH06303826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9349493A JPH06303826A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 全稈投入型コンバイン

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JP9349493A JPH06303826A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 全稈投入型コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06303826A true JPH06303826A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14083905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9349493A Pending JPH06303826A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 全稈投入型コンバイン

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JP (1) JPH06303826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104054449A (zh) * 2014-07-07 2014-09-24 江苏大学 一种切纵流型谷物联合收获打捆复式作业机
CN114467772A (zh) * 2022-04-14 2022-05-13 中国科学院过程工程研究所 一种植物纤维猫砂的制备工艺及其制备***

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