JPH06302758A - 多端子電子部品 - Google Patents

多端子電子部品

Info

Publication number
JPH06302758A
JPH06302758A JP8430093A JP8430093A JPH06302758A JP H06302758 A JPH06302758 A JP H06302758A JP 8430093 A JP8430093 A JP 8430093A JP 8430093 A JP8430093 A JP 8430093A JP H06302758 A JPH06302758 A JP H06302758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
terminal
land
chip
pattern wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8430093A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Aoyama
直樹 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP8430093A priority Critical patent/JPH06302758A/ja
Publication of JPH06302758A publication Critical patent/JPH06302758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板上での多端子電子部品とチップ部品
とのパターン配線を必要とせず、しかも回路基板に対し
て高密度実装することができる多端子電子部品を提供す
る。 【構成】 端子T1 〜T8 を有する電子部品(IC)1
0のパッケージ上面10aに、端子T2 にパターン配線
13によって導通されたランド11と、端子T6にパタ
ーン配線14によって導通されたランド12とを設け、
上面10aのほぼ中央部を円形状の吸着面10bとし
た。 【作用】 パッケージ上面10aにチップ部品実装用の
ランド11,12を設けたため、この分のチップ部品及
びパターン配線が、IC10を実装する回路基板では不
要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージ上面にチッ
プ部品を搭載できる多端子電子部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッドIC、汎用型IC、LSI
等の電子部品は勿論のこと、多数個の端子(リード)を
有する電子部品は、実装された回路基板上では他の様々
な電子部品(チップ部品等)とパターン配線で接続され
る。例えば、図5に示すような8個の端子T1 〜T8
有するIC50を使用して、×20dBのAMPを作製
する場合、図6に示すような帰還配線をした回路にな
る。つまり、IC50の端子T2 がIN、端子T6 がO
UT、端子T3 がグランドとすると、端子T2 に1kΩ
のチップ抵抗器60を、端子T2 とT6 との間に10k
Ωのチップ抵抗器61を接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなIC50
のみならず、通常のICではINとOUTの端子が反対
側にあり、このINとOUTの端子間に電子部品を接続
する場合には、図5のようにIC50を横切って端子T
2 ,T6 間にパターン配線65を設けなければならな
い。しかし、これだとパターン配線65が物理的に長く
なってしまい、配線抵抗も無視できなくなる。しかも、
この場合、AMPの帰還配線なので、特性上余計不利に
なる。又、チップ抵抗器60,61やパターン配線65
を実装するスペースをIC50の周囲に要するため、回
路基板に対して各種電子部品の実装密度を上げるのにも
不利となる。
【0004】従って、本発明の目的は、回路基板上での
多端子電子部品とチップ部品とのパターン配線を必要と
せず、しかも回路基板に対して高密度実装することがで
きる多端子電子部品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、本発明の多端子電子部品は、多数個の端子
を有する電子部品において、パッケージ上面に、この電
子部品を使用する回路に必要なチップ部品を実装するた
めのランドを設け、このランドと前記端子のうちの所定
端子又は電子部品の内部回路とを導通してなることを特
徴とする。
【0006】この電子部品では、パッケージ上面に設け
られたランドにチップ部品を実装する構成になっている
ため、回路基板でのパターン配線は不要となり、配線引
回しによる抵抗増大が無くなり、特にOP AMPの帰
還配線等で特性上有利になる。その上、回路基板にチッ
プ部品やパターン配線を設けるスペースを要しないた
め、回路基板に各種電子部品を高密度実装することが可
能となる。
【0007】又、パッケージ上面のほぼ中央部を自動実
装のための吸着面とし、この吸着面以外の部分にランド
を設けることにより、例えばマウンターで自動実装する
場合、ノズルで吸着面を容易に吸い上げることができ
る。なお、パッケージ上面へのチップ部品の取付けは、
電子部品を回路基板に実装する前でも後でもどちらでも
構わないが、パッケージ上面のほぼ中央部に設定された
吸着面にチップ部品が位置する場合には、マウンターに
よる自動実装を考慮して、先に電子部品を回路基板に実
装してからパッケージ上面のランドにチップ部品を搭載
する必要がある。即ち、本発明の電子部品は、パッケー
ジ上面に実装するチップ部品、ランドの位置等により、
電子部品自身を回路基板に実装する前にチップ部品を取
付けてもよいものと、実装後に取付けるものとの2種類
に大別される。
【0008】又、本発明でいう電子部品とは、ハイブリ
ッドIC、汎用型IC、LSI等に限らず、多数個の端
子を有する電子部品全般を指す。更に、電子部品のパッ
ケージ上面に実装するチップ部品としては、電子部品の
種類やこの電子部品を使用する回路にも依るが、OP
AMPの帰還抵抗、ロジックICのプルアップやプルダ
ウン部品等が示される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の多端子電子部品を実施例に基
づいて説明する。第1の実施例に係る電子部品を図1に
示す。この電子部品10は8個の端子T 1 〜T8 を有す
るICであり、前述の従来例に対応して、1回路入力の
OP AMPとするために端子T2 とT6 を帰還配線す
る場合を表している。パッケージ上面10aには、パタ
ーン配線13によって端子T2 と導通されたチップ部品
実装用のランド11と、パターン配線14によって端子
6 と導通されたチップ部品実装用のランド12とが設
けられている。又、パッケージ上面10aのほぼ中央部
は、円形状の吸着面(点線円形で囲んだ領域)10bに
設定されている。
【0010】ランド11,12は、吸着面10bを挟ん
で両側に相対して位置し、この両ランド11,12間に
所定のチップ部品が搭載される。従って、このIC10
では、チップ部品が吸着面10b上に位置するため、例
えばマウンターのノズルで吸着面10bを吸着してIC
10を回路基板に実装した後に、チップ部品をランド1
1,12上に取付ける。なお、チップ部品の搭載に際し
ては、回路基板に実装したIC10に対するチップ部品
の位置確認を行い易くするために、図1に示すようにラ
ンド11,12間にチップ部品の位置確認用の認識マー
ク15を付しておくのが好ましい。
【0011】このように、端子T2 ,T6 間のパターン
配線は、端子T2 とランド11と間のパターン配線1
3、及び端子T6 とランド12と間のパターン配線14
であり、図5に示す従来例と比べてパターン配線が大幅
に短くなる。このため、配線抵抗が小さくなり、特にA
MPの帰還配線では特性上有利になる。しかも、IC1
0を実装する回路基板にチップ部品やパターン配線を設
ける必要がなく、それだけ回路基板の実装面積が増える
ので、回路基板に対してこの電子部品を含めた各種電子
部品を高密度実装することができるようになる。
【0012】第2の実施例を図2に示す。この電子部品
20は第1の実施例と同様に8個の端子T1 〜T8 を有
するICであり、2回路入力のOP AMPとする場合
を示している。このIC20では、パッケージ上面20
aに、端子T1 にパターン配線25で導通されたランド
21と、端子T3 にパターン配線26で導通されたラン
ド22と、端子T5 にパターン配線27で導通されたラ
ンド23と、端子T7にパターン配線28で導通された
ランド24とが形成されている。そして、ランド21,
22間に所定のチップ部品が、ランド23,24間に別
のチップ部品が実装される。
【0013】このIC20では、チップ部品は、パッケ
ージ上面20aのほぼ中央部に設定された吸着面20b
上に位置しないため、IC20を回路基板に実装する前
後を問わずチップ部品をランド上に取付けることができ
る。最も、吸着面20bにはパターン配線26,28が
引き回されているが、この配線26,28は薄膜であ
り、マウンターのノズルで吸い上げるのに何ら支障はな
い。
【0014】更に、第3の実施例を図3に示す。この電
子部品30も8個の端子T1 〜T8を有するICであ
る。このIC30は、電源のノイズを除去するためにパ
ッケージ上面30aにて電源−グランド間にバイパスコ
ンデンサ40,41を搭載したものである。このIC3
0では、コンデンサ40,41をそれぞれ実装するラン
ド31,32と33,34とが形成されているが、端子
1 〜T8 に接続するパターン配線は設けられていな
い。ランド31〜34はパッケージ上面30aからパッ
ケージ内部のIC回路に導通されている。但し、このI
C30でも、コンデンサ40,41は吸着面30b上に
存在しないため、コンデンサ40,41の搭載は、IC
30を回路基板に実装した後でもよい。
【0015】ところで、上記第1及び第2の実施例で
は、端子とランドはパターン配線で接続されるが、この
接続状態を図4に部分拡大図で示す。IC1からは、図
のような形状の端子Tがパッケージ2の側面2bから突
出し、この端子Tのパッケージ側面2b側の端部に接触
して薄膜のパターン配線4がパッケージ側面2bから上
面2aに延び、更にランド3を構成する。このようなラ
ンド3やパターン配線4の形成には特に限定はない。例
えば、通常行われているレジストとマスクを使用したフ
ォトエッチング技術を用いて、パッケージ2の所定部分
に所望形状のパターン配線とランドを形成すればよい。
【0016】上記第1〜第3の実施例は単なる一例であ
り、搭載するチップ部品、ランドの形状・個数・位置、
配線のパターンなど様々な変更が可能である。例えば、
実装チップ部品としてトランジスタを用いる場合には、
3個の端子にそれぞれ導通された3つのランドを設けれ
ばよい。又、上記実施例の8個の端子よりも多い又は少
ない個数の端子を有する電子部品でも、適宜にランドや
パターン配線を設ければよい。更に、吸着面も、電子部
品のサイズやパターン配線等に応じて変えればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の多端子電子部品は、以上説明し
たようにパッケージ上面にチップ部品実装用のランドを
設け、このランドを所定の端子又は電子部品の内部回路
に導通した構成であるため、この電子部品を使用する回
路に必要なチップ部品やパターン配線を回路基板に設け
る必要がなくなり、回路基板上でのチップ部品やパター
ン配線の領域が不要となる。このため、回路基板に対し
て各種電子部品を高密度実装することが可能となるばか
りか、例えばAMPの帰還配線ではパターン配線が短く
なることにより、特性上有利になる。
【0018】又、パッケージ上面のほぼ中央部を吸着面
とすることにより、例えばマウンターのノズルで吸着面
を吸い上げることができ、自動実装も勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るICの平面図である。
【図2】第2の実施例に係るICの平面図である。
【図3】第3の実施例に係るICの平面図である。
【図4】実施例のICにおいて、端子とランドとの接続
様態を示す部分拡大斜視図である。
【図5】従来例に係るICとその配線例を示す平面図で
ある。
【図6】図5に示すICの配線例を示す回路図である。
【符号の説明】
10,20,30 IC(多端子電子部品) 11,12,21〜24 ランド 31〜34 ランド 13,14、25〜28 パターン配線 T1 〜T8 端子 10a,20a,30a パッケージ上面 10b,20b,30b 吸着面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数個の端子を有する電子部品において、
    パッケージ上面に、この電子部品を使用する回路に必要
    なチップ部品を実装するためのランドを設け、このラン
    ドと前記端子のうちの所定端子又は電子部品の内部回路
    とを導通してなることを特徴とする多端子電子部品。
  2. 【請求項2】前記パッケージ上面のほぼ中央部を自動実
    装のための吸着面とし、この吸着面以外の部分にランド
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の多端子電子部
    品。
JP8430093A 1993-04-12 1993-04-12 多端子電子部品 Pending JPH06302758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8430093A JPH06302758A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 多端子電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8430093A JPH06302758A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 多端子電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06302758A true JPH06302758A (ja) 1994-10-28

Family

ID=13826633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8430093A Pending JPH06302758A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 多端子電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06302758A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860877A3 (en) * 1997-02-25 2001-02-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method for producing thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860877A3 (en) * 1997-02-25 2001-02-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method for producing thereof
EP1577944A1 (en) * 1997-02-25 2005-09-21 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method for production thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7563645B2 (en) Electronic package having a folded package substrate
US7929315B2 (en) Multilayered printed circuit board
US6528734B2 (en) Semiconductor device and process for fabricating the same
JPH10190204A (ja) トランジスタ/抵抗器用のプリント回路板
JPH10126014A (ja) 回路基板
US20130100624A1 (en) Circuit board contact pads
JPH06302758A (ja) 多端子電子部品
JP2001144205A (ja) 多端子素子及びプリント配線板
KR20080039995A (ko) 인덕턴스 값 감소 방법 및 전자 어셈블리
JPS60160641A (ja) リ−ドレスパツケ−ジicの基板実装方法
JPH11112152A (ja) フリップチップ実装の多層プリント基板
JPH0645761A (ja) 短絡回路形成装置
JPH0410710Y2 (ja)
JP3535213B2 (ja) 半導体装置
JPH10163587A (ja) プリント基板
JP2857823B2 (ja) 回路基板に対する電子部品の実装構造
JPH04118958A (ja) 表面実装用多層型配線基板
JPH05218218A (ja) 電子部品パッケージおよびその実装方法
JP2522585Y2 (ja) ドーナツ型ジヤンパ線ユニツト
JPS63296289A (ja) 混成集積回路装置
JP3954415B2 (ja) 配線用補助パッケージ
JPH0969373A (ja) トランジスタ型ジャンパー
JP2000040859A (ja) 電子回路基板
JPS60167395A (ja) 部品搭載用配線基板
JPS582091A (ja) 印刷配線基板