JPH06297197A - 乾式造粒方法及び装置 - Google Patents

乾式造粒方法及び装置

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JPH06297197A
JPH06297197A JP8702293A JP8702293A JPH06297197A JP H06297197 A JPH06297197 A JP H06297197A JP 8702293 A JP8702293 A JP 8702293A JP 8702293 A JP8702293 A JP 8702293A JP H06297197 A JPH06297197 A JP H06297197A
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JP
Japan
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product
particle
granulating
granulated
roller press
Prior art date
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Pending
Application number
JP8702293A
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English (en)
Inventor
Katsunari Matsuzaki
捷成 松崎
Shinichi Morita
新一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解砕機と振動篩との組み合わせにより整粒効
率の向上を図る乾式造粒方法及び装置を提供すること。 【構成】 ローラー式プレス機による乾式造粒方法にお
いて、ローラー式プレス機で造粒後振動篩にて製品と製
品以外のオーバー品及びアンダー品に分離し、該オーバ
ー品は解砕機にて整粒し、再度振動篩に掛けると共に、
アンダー品は該ローラー式プレス機へ返して再造粒を行
う乾式造粒方法及びその装置。 【効果】 従来に比較して製品率の向上による歩留り向
上並びに解砕機処理量の低減による設備上のコストの低
減と共に安定した操業が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラー式プレス機に
よる乾式造粒方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、球状粒子等の得られる造粒方法は
いくつか知られている。その一つとして、回転する回転
パンに原料粉末を投入し、バインダーを加えながら粉粒
体を転動させながら造粒するものである。この造粒方法
によれば球形の造粒物は得られるが、粒径の制御が難し
く、粒径にばらつきがある点に問題がある。又水分のコ
ントロールが面倒である。また、球状の造粒物は得られ
る他の造粒方法として噴霧造粒方法が知られている。こ
の造粒方法は原料粉体を液体に溶かして、更にバインダ
ーを加えた上で噴霧する。これに熱風を送るこによっ
て、噴霧状物を瞬時に液体を蒸発させて噴霧液の蒸発に
より残された粉体が球状の造粒物は得られる。この造粒
方法によればスラリーの調整が必要であり、装置が大型
となる。以上の他に流動層造粒方法や攪拌造粒方法等各
種の造粒方法が知られているが、整粒された球状粒子を
得ることが難しい。
【0003】これらの造粒方法に代わってローラー式プ
レス機による造粒方法がある。その従来のローラー式プ
レス機による造粒装置を図2に示す。すなわち、図2は
従来のローラー式プレス機による乾式造粒装置を示す概
略図である。図2に示すように、原料4をローラー式プ
レス機1にて造粒後全量を解砕機3によって解砕し、そ
の解砕した全量の造粒品を振動篩2によって目的とする
造粒品に選別を行い、その後オーバー品5は解砕機3に
て整粒し、再度振動篩2にかけ、一方アンダー品6は垂
直コンベアにてローラー式プレス機1へ搬送されて再造
粒しているのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、全量
の造粒品を解砕機を通過させるために、ローラー式プレ
ス機で得られた目的サイズの造粒品をも解砕及び粉砕し
ているために製品歩留りの低下の一因となっている。そ
のために歩留り低下分については、ローラー式プレス機
及び解砕機の機器能力を上げなければならず、コスト的
にも問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述したような問題を解
消すべき、発明者らは鋭意開発を進めた結果、解砕機と
振動篩との組み合わせにより整粒効率の向上を図ること
を目的とするものである。その発明の要旨とするところ
は、(1)ローラー式プレス機による乾式造粒方法にお
いて、ローラー式プレス機で造粒後振動篩にて製品と製
品以外のオーバー品及びアンダー品に分離し、該オーバ
ー品は解砕機にて整粒し、再度振動篩に掛けると共に、
アンダー品は該ローラー式プレス機へ返して再造粒を行
うことを特徴とする乾式造粒方法。
【0006】(2)ローラー式プレス機による乾式造粒
装置において、造粒するローラー式プレス機が造粒後製
品と製品以外のオーバー品及びアンダー品に分離する振
動篩を設け、該オーバー品は整粒のための解砕機及び該
アンダー品は再度ローラー式プレス機に返し、再造粒す
る搬送装置を配設したことを特徴とする乾式造粒装置に
ある。
【0007】
【実施例】以下本発明について実施例による図面に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明に係るローラー式プレ
ス機による乾式造粒装置の概略図である。図1に示すよ
うに、原料4をローラー式プレス機1にて造粒後振動篩
2によって最終製品と製品以外のオーバー品やアンダー
品に分離する。このオーバー品5は解砕機3によって整
粒した後垂直コンベアにて整粒品7として再度振動篩2
に掛ける。一方アンダー品6は同じく垂直コンベアにて
搬送し、ローラー式プレス機へ返送して再度造粒を行う
ものである。このような循環過程を経て最終製品を得る
ものである。
【0008】このような方法を達成するためには、図1
に示す装置を配設する必要がある。すなわち、従来と異
なって造粒するローラー式プレス機の直下に造粒後の造
粒体を分離するための振動篩2を配設し、その振動篩2
によって、先ず製品と製品以外のオーバー品及びアンダ
ー品に分離する。そしてオーバー品は整粒のための解砕
機3に搬送する構成とし、一方アンダー品は再度ローラ
ー式プレス機に返して再造粒するための搬送装置6を配
設したローラー式プレス機による乾式造粒装置から構成
されている。
【0009】この構成によって、ローラー式プレス機で
造粒された全量を解砕機を通過させることなく、ローラ
ー式プレス機で得られた目的サイズの造粒品を解砕及び
粉砕することなく、既にローラー式プレス機にて造粒し
た造粒品が最終製品と成るものは直接振動篩によって振
り分けられ製品を得ることが出来、また、目標サイズの
最終製品とならなかったオーバー品及びアンダー品はそ
れぞれの解砕機並びに再度プレス機にて再造粒すること
によって、製品歩留りの向上を図ることが出来る。
【0010】このようにして、本発明を実施することに
よって、従来法に比較して表1に示すように、解砕機処
理量は従来法に対して約1/2の量に減少し、そのため
に、解砕機も1/2の処理量の小型化が可能となり、設
備的にコスト低下を図ることが出来、かつ製品率につい
ても、従来法に対して約1.8倍の効率を得ることが出
来た。
【0011】 表 1 ┌─┬──────┬───┬─────┬─────────┐ │ │ 項 目 │従来法│ 本発明 │ 備 考 │ ├─┼──────┼───┼─────┼─────────┤ │1│解砕機処理量│ 1 │約1/2倍│設備小、コスト低減│ ├─┼──────┼───┼─────┼─────────┤ │2│ 製品率 │ 1 │約1.8倍│ │ └─┴──────┴───┴─────┴─────────┘
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって、従
来に比較して解砕機処理量の低減による設備上のコスト
の低減と共に安定した操業が可能となる等極めて優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラー式プレス機による乾式造
粒装置の概略図、
【図2】従来のローラー式プレス機による乾式造粒装置
を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ローラー式プレス機 2 振動篩 3 解砕機 4 原料 5 オーバー品 6 アンダー品 7 整粒品 特許出願人 新日本製鐵株式会社 他1名代理人 弁
理士 椎 名 彊

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラー式プレス機による乾式造粒方法
    において、ローラー式プレス機で造粒後振動篩にて製品
    と製品以外のオーバー品及びアンダー品に分離し、該オ
    ーバー品は解砕機にて整粒し、再度振動篩に掛けると共
    に、アンダー品は該ローラー式プレス機へ返して再造粒
    を行うことを特徴とする乾式造粒方法。
  2. 【請求項2】 ローラー式プレス機による乾式造粒装置
    において、造粒するローラー式プレス機が造粒後製品と
    製品以外のオーバー品及びアンダー品に分離する振動篩
    を設け、該オーバー品は整粒のための解砕機及び該アン
    ダー品は再度ローラー式プレス機に返し、再造粒する搬
    送装置を配設したことを特徴とする乾式造粒装置。
JP8702293A 1993-04-14 1993-04-14 乾式造粒方法及び装置 Pending JPH06297197A (ja)

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Effective date: 20020806