JPH06296819A - アンモニア分離用の圧力スイング分離装置およびアンモニア分離方法 - Google Patents

アンモニア分離用の圧力スイング分離装置およびアンモニア分離方法

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JPH06296819A
JPH06296819A JP5036845A JP3684593A JPH06296819A JP H06296819 A JPH06296819 A JP H06296819A JP 5036845 A JP5036845 A JP 5036845A JP 3684593 A JP3684593 A JP 3684593A JP H06296819 A JPH06296819 A JP H06296819A
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hydrogen
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祐作 阪田
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一郎 船田
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徹 沼口
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    • C01CAMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
    • C01C1/00Ammonia; Compounds thereof
    • C01C1/02Preparation, purification or separation of ammonia
    • C01C1/12Separation of ammonia from gases and vapours

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 細孔径が5オングストローム未満のゼオライ
トまたは活性炭を充填した1以上の吸着装置からなるこ
とを特徴とするアンモニアを含む混合ガスからのアンモ
ニア分離用の圧力スイング分離装置及び該装置を用いた
アンモニア分離方法。 【効果】 アンモニア合成の合成ループからの混合ガス
からのアンモニアと窒素、水素の分離繰作に要するエネ
ルギー、アンモニア合成のオフガスからのアンモニアと
窒素、水素の分離操作に要するエネルギーを著しく小さ
くでき、分離される窒素・水素の比が分離前の混合ガス
中の窒素・水素の比と変わらないため、そのまま合成系
に戻すことができ、アンモニアガスが製品として容易に
得られ、脱硝用に使用可能なアンモニアが希薄アンモニ
ア混合ガスから分離でき、分離された窒素、水素の脱湿
操作が不要である等の効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力スイング吸着法
(以下、PSA法と称す)によるアンモニアの分離装置
およびアンモニアの分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アンモニアは非常に重要な工業中間原料
であって、大規模に生産され、多くの化学産業で使用さ
れており、各所にアンモニアの分離や濃縮のための設備
が存在する。
【0003】また近年は、工業中間原料としてだけでは
なく、環境保護対策の観点から排煙脱硝用還元剤として
の需要も増えている。この場合、工業中間原料としての
アンモニアと違い、必ずしも高純度アンモニアは必要で
ない。しかしながら、原料では排煙脱硝用アンモニアも
上述の工業中間原料として製造された高純度アンモニア
が用いられている。
【0004】従来、アンモニアを含むガスよりアンモニ
アを分離する方法としては、以下に示すように、ガスを
加圧・冷却して液体アンモニアとしてガスより分離する
冷却分離法や膜分離法および、水によるアンモニア吸着
後、蒸留により水とアンモニアとを分離する水吸着+蒸
留法等がある。
【0005】1.冷却分離法は、現在のアンモニア合成
プラントのアンモニア合成ループで通常用いられている
アンモニアの分離方法である。アンモニア合成反応器に
供給されるガスの組成は、鉄触媒の場合はH2/N2比が
反応量論比である3付近が反応速度的に最適である。一
方、近年低圧高活性触媒として開発されたルテニウム触
媒の場合は、水素の強い吸着によりH2/N2比が反応量
論比から外れた1付近が最適である。いずれの触媒を使
用するにしても、原料の窒素、水素がアンモニア合成触
媒反応器を通過しても100%は反応しないので、反応
器出口ガスは生成物のアンモニアと、未反応ガス(窒素
と水素)に分離した後、未反応ガスを再びアンモニア反
応器に供給する必要がある。アンモニア合成反応は可逆
反応であり、化学平衡が存在するため反応条件に対応し
て、ある濃度以上のアンモニアは生成しない。そこで、
合成ループでは、反応器出口流体から生成アンモニアを
分離除去して低濃度アンモニアを含む未反応原料を反応
器にリサイクルさせる。この時リサイクルされるガスは
反応器入口で各触媒に最適なガス組成を保っていなけれ
ばならない。そのためにはアンモニアの分離前後でH2
/N2比がほぼ同じであることが必要である。冷却分離
法は、分離前後のH2/N2比をほぼ同一に保つアンモニ
ア分離法である。アンモニア合成が150bar、644
゜K(371℃)で従来の鉄触媒を用いて行われた場
合、反応器出口ガス中のアンモニア濃度は通常13vol
%から18vol%位であり、冷却分離が例えば236゜
K(−37℃)で行われた場合、アンモニアの飽和蒸気
圧は約0.8barであるので、冷却により分圧が18.
7barから26.2barに相当するアンモニア、即ち、ガ
ス中のアンモニアの96%から97%が液化分離され
る。
【0006】2.膜分離法は、米国特許第4,762,
535号に多孔質有機ポリマーに担持されたポリビニル
アンモニウム・チオシアネートフィルム膜を用いたアン
モニア、窒素、水素からのアンモニア分離技術として開
示されている。また、ナフィオン(商品名、デュポン
社)に担持されたパーフルオロスルフォニック膜による
同様の分離法がJ. Membrane Science, 68 p43-52 (199
2)に報告されている。
【0007】3.水吸着+蒸留法は現在のアンモニア合
成プラントのアンモニア合成ループでアンモニアパージ
ガスからのアンモニア回収で通常用いられている方法で
ある。
【0008】4.その他のアンモニア分離方法 (1) また、アンモニアを含む湿った空気からのアン
モニア回収を温度スイング吸着法(以下、TSA法と称
す)で行った報告が、X. C. Luらにより1992年のA
IChE Annual meeting(11月2〜
6日、フロリダ州、マイアミビーチに於いて)で発表さ
れた。この方法は、被処理ガスを常温でゼオライト等の
吸着剤に吸着させ、温度を383゜K(110℃)に上
げることによってアンモニアを脱離させる技術である。 (2) 一方、アンモニアパージガスからのアンモニア
と窒素、水素の分離について、圧力スイング分離+膜に
よる分離法が、米国特許第4,645,516号により
提案されている。この方法は、アンモニアパージガスか
らアンモニア合成に不活性物質であるアルゴン、メタン
を分離する際、アンモニアが膜の寿命を短くするので、
膜の上流でPSA法によりアンモニアを分離しておくと
いうシステム(組み合わせ)の特許である。しかし、該
特許中、圧力スイング分離法によるアンモニア分離につ
いては、実施例の記載もなく具体的な技術の開示は成さ
れていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記先行の技術には、
なお改善させるべき下記の課題を有している。
【0010】(1)冷却分離法は、気相アンモニアを冷
却液化して分離する方法であるが、冷却時、冷却の必要
の無い非凝縮性ガスも冷却しなければならない。前述の
アンモニア合成に鉄触媒を用いた場合、アンモニア合成
触媒反応器出口のガス組成は、通常、窒素20%乃至2
5%、水素60%乃至68%、アンモニア13%乃至1
8%である。冷却により気相中の80%以上を占める窒
素、水素も冷却されるが、これらの窒素、水素は循環さ
れ合成反応気に再び供給される。この時、再びアンモニ
ア合成反応に適する温度、例えば、低くとも423゜K
(150℃)以上に加熱されなければならない。冷却分
離法は、このように著しいエネルギー多消費型プロセス
である。
【0011】(2)膜分離法をアンモニア合成プラント
のオフガスからのアンモニアの分離に適用すると、循環
されるべき窒素、水素は通過側であるので膜透過時に起
こる大きな圧力低下を補い、窒素、水素を再び合成系に
供給するためにはコンプレッサーによる再昇圧が必要
で、これも著しいエネルギー多消費型プロセスである。
【0012】(3)水吸収法+蒸留法は、アンモニアと
溶媒の水に注目して考えれば、一度溶解(結合)させ再
び熱を加えて蒸留(分離)させるので、蒸留時にかなり
のエネルギーが消費される。また、水吸収塔からの窒
素、水素ガスは水蒸気を含んでいるが、これはアンモニ
ア合成触媒の触媒毒となるので、これらのガスは再び圧
力スイング分離法や冷却分離法による脱湿操作が必要と
なる。
【0013】(4)上記のTSA法に関する報告は水素
を含まない。更にTSA法は吸着物質の脱離を温度上昇
により行うため本質的にエネルギー多消費型プロセスで
ある。
【0014】このほか、アンモニアと窒素、水素を含む
混合ガスから水素のみを圧力スイング分離法(水素回収
PSA法)で回収する技術は公知のものである。この水
素回収PSA法は元来排気されるアンモニアパージガス
から価値のある水素を回収するので、回収水素の純度の
みが問題とされ水素回収率は二次的な問題と考えられ低
かった。すなわち、回収水素純度が高ければ、水素回収
PSA装置から出るもう一方の廃ガス中の水素濃度がた
とえ高くても有用と考えられていた。しかし、そのよう
な技術は、アンモニアパージガスではなく、例えば、ア
ンモニア合成プロセスのアンモニア分離に適用する事は
出来なかった。
【0015】本発明は、アンモニアを含むガスをアンモ
ニアとアンモニア以外のガス(窒素+水素+その他のガ
ス)に分けるもので、少なくとも、従来大きなエネルギ
ーを消費していたアンモニア合成プロセスの反応器出口
ガスを合成アンモニアと未反応窒素、水素、その他のガ
スとに少ない消費エネルギーで高純度・高収率で分離す
る技術を提供するものである。さらに分離された未反応
窒素・水素の比を分離前と同一に保つように分離し、そ
のままアンモニア合成反応器に供給できる技術を提供す
るものである。同時にアンモニアパージガスのような小
量のアンモニアを含むガスよリ排煙脱硝用に使用し得る
アンモニアを回収する技術を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、本発明の
装置、即ち、細孔径が5オングストローム未満のゼオラ
イトまたは活性炭を充填した1以上の吸着装置から構成
される圧力スイング分離装置を用いることで解決するこ
とができ、少ない消費エネルギーでアンモニアを合む混
合ガスをアンモニアおよびその他のガスへの分離が可能
である。
【0017】すなわち、本発明は少なくともアンモニア
と窒素、水素を含む混合ガス(例えば、H2、N2、NH
3、Ar、CH4等の混合ガス)からアンモニアとアンモ
ニア以外の該残ガスの分離を行うのに、アンモニアに対
し選択吸着性を有する吸着剤の充填された1以上の吸着
塔により構成される圧力スイング分離装置を用いたアン
モニア分離装置およびアンモニア分離方法である。
【0018】本発明の方法が適用されるアンモニアを含
むガスにはアンモニア、窒素、水素以外にメタン、アル
ゴン、一酸化窒素、二酸化窒素、二窒化酸素、二窒化四
酸素、酸素、二酸化炭素等存在して良いが、これらのガ
スと吸着剤との吸着力及び拡散速度がアンモニアに対す
る場合より十分差がある吸着剤を選ばなければならな
い。本発明に供し得る吸着剤はアンモニアの分子サイズ
(以下「分子サイズ」とは、Lennard-JonesのKinetic D
iameterを指す;Breck, D. W. "Zeolite Molecular Sie
ves" P.636 Krieger Publishing (1984))と該残ガスの
分子サイズの違いによって、次のような細孔径と吸着力
の関係を満たす吸着剤が選ばれる。
【0019】(1)アンモニア以外の全ての残ガスの分
子サイズが、アンモニアの分子サイズ(2.6オングス
トローム)より大きい場合、吸着剤の細孔径がアンモニ
アの分子サイズと同じかあるいは大きくて、アンモニア
に対して吸着力を有する吸着剤。
【0020】(2)アンモニア以外の残ガスがアンモニ
アの分子サイズよリ小さいガスおよび大きなガスを含む
場含、吸着剤の細孔径がアンモニアよリ大きな分子サイ
ズより小さく、アンモニアの分子サイズと同じか大きく
て、アンモニアに対する吸着力がアンモニアより小さな
分子に対する吸着力より十分大きな吸着剤。吸着力が十
分大きい吸着剤とは、操作しようとする圧力でアンモニ
アとアンモニア以外のガスの吸着剤への吸着量を、吸着
等温線を得る通常の方法で測定し、吸着量の差が十分大
きい吸着剤である。
【0021】このように、吸着剤は、アンモニアとアン
モニア以外の残ガスとの分子サイズの違いと、拡散抵抗
の無い状態(細孔径がアンモニアを含めて全ての被処理
ガスより十分大きいとき)での吸着剤の各ガスへの吸着
力の差により、その細孔径が決められる。
【0022】本発明は特にアンモニア合成ループからの
アンモニア混合ガスをアンモニアと未反応の窒素・水素
等との分離、あるいはアンモニア合成プラントオフガス
からアンモニアを分離する場含に有効に適用できる。細
孔径が5オングストローム未満の天然もしくは合成ゼオ
ライトあるいは活性炭をアンモニアに対する選択性を有
する吸着剤として使用すれば、アンモニアは吸着剤に吸
着され、他の残りのガスは吸着されないか、あるいは吸
着剤中の拡散速度が十分高いことを利用して上記ガスを
相互に分離することが可能となる。ゼオライトあるいは
活性炭に吸着されたアンモニアは減圧もしくは加熱する
ことによって脱離させることにより回収できる。
【0023】本発明には各種のゼオライトが使用可能で
あるがA型ゼオライトとペンタジル系シリカライトが好
ましい。さらにK−A型ゼオライトが特にアンモニアに
対する選択性が高く、本発明の目的に最適である。これ
ら吸着剤は、単独または組み合わせて用いても良い。被
処理ガスの組成によって最適なもの及び最適な量が選ば
れる。
【0024】また、本発明の圧力スイング分離装置を複
数段組み合わせ、各圧力スイング分離装置により分離さ
れたガスをリサイクルしてアンモニアの分離効率を向上
させることができる。本発明の圧力スイング分離装置を
複数段並列もしくは直列に組み合わせ連続的にアンモニ
アおよびアンモニア以外のガスを分離することもでき
る。
【0025】本発明は上記のアンモニアをアンモニア合
成ループからのアンモニアと未反応の窒素・水素との分
離に適用する以外に、アンモニアと脂肪族アミン、ある
いはアンモニアと芳香族アミンとの混合物からアンモニ
アを分離する技術にも適用可能である。この場合使用す
るゼオライトはフォジャサイト系ゼオライトを使用する
ことにより混合ガスはアンモニアとアミンとに分離され
る。この場合、適用可能な脂肪族・芳香族アミンはトリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、ピリミジン、モルフォリン、アニリン、トル
イジン等が挙げられる。
【0026】以下本発明の1実施態様に基づいてさらに
詳細に説明する。
【0027】図1は連続的に混合ガスNH3,H2
2,Ar,CH4・・・からNH3を選択的に吸着剤に
吸着させ濃縮・精製・分離回収する本発明の圧力スイン
グ分離装置(以下PSA装置という)のフロー図であ
る。
【0028】混合ガス供給用のマニホールド10と非吸
着製品流出ガス用のマニホールド11の間に並列の流れ
となるように結合された4つの吸着塔A,B,C,Dが
ある。各吸着塔には細孔径5オングストローム以下の合
成及び天然ゼオライト、及び活性炭等から選ばれた吸着
剤が単独もしくは組み合わせて充填されている。吸着製
品流出用マニホールド25と吸着製品タンクEとの間に
流量調整弁7が設置され、非吸着製品流出用マニホール
ド26と非吸着製品タンクFとの間に流量調整弁8が設
置されている。自動弁1A、1B、1C、1Dは供給ガ
ス流をそれぞれ吸着塔A,B,C,Dに供給するための
弁である。自動弁2A,2B,2C,2Dは非吸着製品
ガスをそれぞれ上述の塔からマニホールド11に供給す
るための弁である。
【0029】吸着塔内で吸着された成分は排気ポンプP
によリ減圧にされ塔の入口端に設けられた排気マニホー
ルド12を通って吸着製品タンクEに導入される。吸着
塔A,吸着塔Bはその入口端で自動弁3A,3Bを経て
排気マニホールド12に接続されている。同じく吸着塔
C,Dも自動弁3C,3Dを経てそれらの入口端を排気
マニホールド12に接続されている。吸着製品タンクE
は自動弁4A、4Bを有する導管15によって吸着塔
A,Bの入口端に接続されていて、吸着製品ガスが吸着
塔に還流される。同じく吸着塔C,Dも自動弁4C,4
Dを経て導管15によりそれらの入口端を吸着製品タン
クEに接続されていて吸着製品ガスが還流される。非吸
着製品タンクFは自動弁5A、5Bを有する導管27に
よって吸着塔A,Bの入口端に接続され、非吸着製品ガ
スが吸着塔に還流される。同じく吸着塔C,Dも自動弁
5C,5Dを経て導管27によりそれらの入口端が非吸
着製品タンクFに接続され、非吸着製品ガスが還流され
る。
【0030】自動弁6Aは吸着塔A出口に設けた白動弁
2Aと吸着塔A出口の間と吸着塔Bへのガス供給導管と
を結ぶ導管に設けてあり、吸着操作後の吸着塔Aの空隙
部にあるガスを再生の終わった吸着塔Bに還流し、吸着
塔A、吸着塔B間の圧力を均圧する事が出来る。同じ目
的で自動弁6B,6C,6Dがそれぞれ対応する吸着塔
間を結ぶ導管に設けてある。
【0031】非吸着質PSA 非吸着製品の純度、収率を上げる事を目的にした場合
(以下、非吸着質PSAと呼ぶ)の作動工程を表1に基
づいで説明する。
【0032】表1は1つの吸着塔が吸着工程から再生工
程を経て再び吸着工程に戻るまでを1サイクルとし、そ
の1サイクルを12ステップに分割してそれぞれのステ
ップに対応する各吸着塔の作動状態を示したものであ
る。各ステップ毎に示された所要時間はその1例を示し
たものてある。吸着塔A,B,C,Dはそれぞれ定めら
れた時間差をもって同一の周期で上記のサイクルを繰り
返している。即ち、例えば吸着塔Cにおける吸着工程時
間、塔内均圧工程時間、塔間均圧工程時間、再生工程時
間、非吸着製品ガス還流工程は、それぞれ吸着塔Aにお
ける吸着工程時間(θ21)、塔内均圧工程時間(θ2
2)、塔間均圧工程時間(θ13、θ23)、再生工程
時間(θ11)、非吸着ガス還流工程(θ12)に等し
い。ステップ1の前工程のステップ12においては、吸
着塔Aは吸着工程(自動弁1A、2Aを開として供給ガ
スマニホールドから混合ガスを流し、混合ガス中のNH
3を吸着している)にあり、吸着塔Bは再生工程(自動
弁3Bを開として排気ポンプPにより減圧として吸着し
たNH3を放出している)にある。これらの工程を終了
してステップ1へ移行して吸着塔Aは自動弁1A、2
A、3A、4A、5A、6A、6Bを開として塔内均圧
工程(塔内の吸着質NH3の吸着速度が十分大きくない
ので、吸着を十分行わせる為)にあり、吸着塔Bは自動
弁2Bを閉、5Bを開として非吸着製品タンクから導管
27による非吸着製品ガスの還流工程(非吸着製品ガス
中に残存する微量のNH3を再生された吸着塔に更に吸
着させる)にある。
【0033】ステップ2で吸着塔Aと吸着塔Bとの間の
自動弁6Aが開かれて吸着塔Aと吸着塔Bとは塔間均圧
工程に入り、両吸着塔間の圧力はバランスする。この塔
間均圧工程では吸着塔Bは(減圧)再生(ステップ9か
らステップ12)後、還流工程(ステップ1)を経てい
るので、吸着工程(ステップ9からステップ12)後、
塔内均圧工程(ステップ1)を経た吸着塔Aよリ圧力は
低い。そのためガスは吸着塔Aから吸着塔Bへ流れる。
吸着塔Cはステップ12から引き続き再生工程にあっ
て、この状態はステップ3まで続けられ、吸着塔Dはス
テップ12から引き続きステップ3まで吸着工程にあ
る。
【0034】
【表1】
【0035】吸着質PSA 一方、吸着製品の純度、収率を上げる事を目的にした場
合(以下、吸着質PSAと呼ぶ)の作動工程を表2に基
づき説明する。これは表1と同様、吸着工程から再生工
程を経て再び吸着工程に戻る1サイクルを12ステップ
に分割してそれぞれのステップに対応する各吸着塔の作
動状態を示したものである。各ステップ毎の所要時間は
その1例を示したものである。非吸着質PSAと同様、
例えば、吸着塔Cにおける吸着工程時間、吸着製品ガス
還流工程、塔間均圧工程時間、再生工程時間は、それぞ
れ吸着塔Aにおける吸着工程時間(θ21)、吸着製品
ガス還流工程(θ12,θ22)、塔間均圧工程時間
(θ13,θ23)、再生工程時間(θ11)に等し
い。
【0036】
【表2】
【0037】吸着質PSAと非吸着質PSAの作動工程
の違いは、製品ガスの還流工程である。表1に示すよう
に、非吸着質PSAのステップ1では吸着塔Aが塔内均
圧工程を行っている時、吸着塔Bでは非吸着製品ガスの
還流を行っているが、吸着質PSAでは表2に示すよう
に、ステップ1で吸着製品ガスが吸着塔Aを通って更に
吸着塔Bに連続して還流される。すなわち、ステップ1
2で吸着塔Aは吸着工程にあり、吸着塔Bは再生工程に
ある。これらの工程を終了してステップ1へ移行して吸
着製品タンクEから導管15を通り自動弁4A、6Aを
開とし吸着製品ガスは吸着塔A、吸着塔Bの順で還流さ
れる還流工程(吸着塔Aの非吸着質に富む空隙部を吸着
製品ガスで置換し、同時にこの空隙部の非吸着質に富む
ガスを再生後の吸着塔Bに差し向け該ガス中の徴量の残
存NH3を更に吸着塔Bで吸着させる)に移る。その他
の工程は非吸着質PSAでの説明と同じである。
【0038】本発明の、一段のPSA装置による結果は
実施例1、実施例2に示すが、適用分野によっては更に
高い分離性能が必要である事がある。その場合は、該P
SA装置を複数段組み合わせ、各PSA装置により分離
されたガスをリサイクルすることが出来る。
【0039】図2に、図1で述べたPSA装置を組み合
わせ、分離されたガスをリサイクルする例を示す。NH
3,H2,N2,Ar,CH4・・・からなる混合ガスを導
管51よリ所要圧力で供給する。図中のPSA1は,表
1、表2で説明した各ステップの所用時間(以下、θと
呼ぶ)や吸着塔内ガス通過速度等を最適化してNH3
外の該ガス成分(以下非吸着質成分と呼ぶ)ガス中のN
3濃度が最小になるように運転されているPSA装
置、すなわち非吸着質PSA装置である。導管52から
は該混合ガスから分離されたNH3以外の該ガス成分が
分離回収される。PSA1は非吸着質成分ガス中のNH
3濃度が最小になるように運転されている為、NH3(以
下吸着質成分と呼ぶ)ガスが排出される導管53中に非
吸着質成分ガスが若干だが許容できない量含まれる。
【0040】PSA2は、θや吸着塔内ガス通過速度等
を最適化して吸着質成分ガス中の非吸着質成分ガス濃度
を最小にするように運転されているPSA装置、すなわ
ち吸着質PSA装置である。PSA1からの吸着質成分
ガスを導管3によりPSA2に供給する。PSA1では
吸着塔の再生を減圧ポンプで行うが、この時、図1の調
整弁7の調整で減圧ポンプ出口圧力は、PSA2への供
給圧力として最適な圧力まで昇圧できるので更なる昇圧
ポンプの追加は不要である。このことは以下の各PSA
装置でも成り立っている。PSA2で分離された吸着質
成分ガスが含んでいる非吸着質成分量が許容出来る場合
は導管55が濃縮・分離されたNH3ガスの分離回収導
管となる。この場合、図2のPSA3は不要である。P
SA2からの非吸着質成分ガスは導管54に差し向けら
れるがPSA2は吸着質成分ガス中の非吸着質成分ガス
濃度を最小にするように運転されている為、導管54の
非吸着質成分ガス中に吸着質成分が許容できない量含ま
れる。この吸着質成分と非吸着質成分を分離するため、
導管54のガスはPSA1にリサイクルされ、PSA1
で吸着質成分をほとんど含まない非吸着質成分が分離さ
れ、分離されたNH 3以外の該ガス成分として導管52
より回収される。
【0041】PSA2で分離された吸着質成分ガスは若
干だが許容できない量の非吸着質成分ガスを合んでいる
場合は、導管53によりこれをPSA3に供給する。P
SA3はPSA2と同じく吸着質PSAの装置である。
PSA3では、導管58から非吸着質成分をほとんど含
まない吸着質成分ガスが分離回収される。PSA3で
は、PSA2と同様に非吸着質成分ガス中に吸着質成分
が許容できない量含まれるがこれは導管56により導管
54と合流して導管57となり圧縮機を介してPSA1
にリサイクルされる。ここで必要となる昇圧は、実施例
3の表10に示すように非常に僅かでよく、原理的に大
きな圧力損失を生じ大きな昇圧が必要である膜分離法の
場合の1/10以下である。
【0042】
【実施例】以下、実施例を示すが、本発明はこれに制限
されるものではない。
【0043】実施例1 非吸着質PSAの実施例を示す。
【0044】細孔径が3オングストロームである合成ゼ
オライト(Bay1ith SG−232,1.6mm
球)を充填したステンレス製の吸着カラムによるPSA
ユニットの構成を図3に示す。同装置に導管61よリ原
料ガスとしてアンモニア、窒素、水素の混合ガスを流
し、導管63より非吸着製品ガス、導管62より吸着製
品ガスを得、それらのガス量、組成を測定した。組成は
ガスクロ分析によった。弁作動状態、運転条件と運転結
果をそれぞれ表3、表4,表5に示す。
【0045】原料混合ガス中のN2/H2比は約1だが、
この比が導管2、3でもほぼ保たれ、混合ガス中のほと
んどのアンモニアが導管2から得られ、導管3よりアン
モニアをほとんど含まないガスを得た。
【0046】
【表3】 各弁は各繰作サイクル(θ)に対応して弁作動表のよう
に操作される。弁作動表で’○’の表示のある時、対応
する弁は開となる。表示の無い時は閉である。
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】実施例2 吸着質PSAの実施例を示す。
【0050】実施例1と同じ充填剤、同じ装置で弁作動
を表6のように変え、運転条件を表7のように変え実施
した。他は実施例1と同様に行った。結果を表8に示
す。
【0051】原料混合ガス中のN2/H2比は約1だが、
この比が導管2、3でもほぼ保たれ、混合ガス中のほと
んどのアンモニアが導管2から得られ、導管3よりアン
モニアをほとんど含まないガスを得た。
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】実施例3 合成ゼオライト(Baylith SG−232,1.
6mm球)を充填したステンレス製の吸着カラムによる
PSA装置を組み合わせた装置を図2に示す。PSA1
は、実施例1で述べた表3のPSAユニット(1)弁作
動表に従って表1の運転条件で運転された。PSA2、
PSA3は実施例2で述べた表6のPSAユニット
(2)の弁作動表に従って、表9の運転条件で運転され
た。図2の導管51に原料のアンモニア、窒素、水素の
混合ガスを流し、導管52より非吸着製品ガスを得、導
管58より吸着製品ガスを得、それらのガス量、組成を
測定した。組成はガスクロ分析によった。運転結果を表
10に示す。
【0056】
【表9】
【0057】
【表10】 3.6v%のアンモニアを含む混合ガスは、表10の様
に、97.0v%まで濃縮された。また、非吸着製品ガ
ス中のアンモニア濃度は0.2v%まで低減された。混
合ガスはアンモニアと、該残ガス(窒素+水素)にほぼ
完全に分離できた。
【0058】比較例1 実施例1と同じ装置で充填剤を細孔径5オングストロー
ムの合成ゼオライト(Baylith KE−G25
2,1.6mm球)に変えた以外は実施例2と同じに実
施した。運転条件を表11に、結果を表12に示す。原
科混合ガスに含まれるN2/H2比は約1だが、この比が
導管62、63で大きくくずれた。混合ガスはN2/H2
比を約1に保ったままでのアンモニアの分離はできなか
った.導管62のN2/H2比がかなり大きく、窒素が吸
着工程でアンモニアと一緒に吸着剤にかなり吸着したこ
とを示し、本合成ゼオライトは本発明に適さないことが
判る.
【0059】
【表11】
【0060】
【表12】
【0061】本比較例に用いた吸着剤と実施例で用いた
吸着剤の化学組成は同じである。本吸着剤の窒素に対す
る吸着力は、アンモニアに対する吸着力よリは小さい
が、水素に対する吸着力と比べると無視できないくらい
大きい。そこで、細孔径5オングストロームの吸着剤を
用いた本比較例では、アンモニア、水素、窒素全てのガ
スが細孔を通過して吸着サイト(座)まで達することが
でき、その吸着力の差によって分けられる。水素のみが
殆ど吸着されないので、水素のみの濃縮がなされ、分離
前後のH2/N2比が大きく変化する。これに対し、実施
例では、細孔径3オングストロームの吸着剤を用いたの
で、本吸着剤は元来窒素に対しても無視できないほどの
吸着力を持っているが、窒素が細孔を通過して吸着サイ
ト(座)まで達することができないので、窒素、水素と
も吸着されない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はアンモニ
アのみを選択的に吸着するゼオライトを吸着剤として用
いて圧力スイング吸着装置を構成しているためアンモニ
アの分離に対し以下の効果がある。 (1)アンモニア合成の合成ループからの混合ガスから
のアンモニアと窒素、水素の分離繰作に要するエネルギ
ーを著しく小さくできる。 (2)アンモニア合成のオフガスからのアンモニアと窒
素、水素の分離操作に要するエネルギーを著しく小さく
できる。 (3)上記の操作で分離される窒素・水素の比が分離前
の混合ガス中の窒素・水素の比と変わらないため、その
まま合成系に戻すことができる。 (4)アンモニアガスが製品として容易に得られる。 (5)脱硝用に使用可能なアンモニアが希薄アンモニア
混合ガスから分離できる。 (6)分離された窒素、水素の脱湿操作が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を連続的に実施するためのフローであ
る。
【図2】本発明のPSA装置を組み合わせて使用する例
を示す図である。
【図3】本発明の実施例において用いたPSAユニット
の構成を示す図である。
【符号の説明】
A,B,C,D 吸着塔 E 吸着製品タンク F 非吸着製品タンク P 排気ポンプ 1A,1B,1C,1D 自動弁 2A,2B,2C,2D 自動弁 3A,3B,3C,3D 自動弁 4A,4B,4C,4D 自動弁 5A,5B,5C,5D 自動弁 6A,6B,6C,6D 自動弁 V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,V8,V
9 自動弁 FN、RN、PN 流量調節弁 7,8 流量調節弁 10 混合ガス供給用マニホールド 11 非吸着製品流出ガス用マニホールド 12排気マニホールド 15,27 導管 25 吸着製品流出用マニホールド 26 非吸着製品流出用マニホールド 51,52,53,54,55,56,57,58 導
管 61,62,63 導管
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】
【表10】 3.6v%のアンモニアを含む混合ガスは、表10の様
に、97.0v%まで濃縮された。また、非吸着製品ガ
ス中のアンモニア濃度は0.2v%まで低減された。混
合ガスはアンモニアと、該残ガス(窒素+水素)にほぼ
完全に分離できた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細孔径が5オングストローム未満のゼオ
    ライトまたは活性炭を充填した1以上の吸着装置からな
    ることを特徴とするアンモニアを含む混合ガスからのア
    ンモニア分離用の圧力スイング分離装置。
  2. 【請求項2】 細孔径が5オングストローム未満のゼオ
    ライトまたは活性炭を充填した1以上の吸着装置からな
    る圧力スイング分離装置を用いることを特徴とするアン
    モニアを含む混合ガスからのアンモニアの分離方法。
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