JPH06296695A - カテーテルチューブおよび内視鏡 - Google Patents

カテーテルチューブおよび内視鏡

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JPH06296695A
JPH06296695A JP5252803A JP25280393A JPH06296695A JP H06296695 A JPH06296695 A JP H06296695A JP 5252803 A JP5252803 A JP 5252803A JP 25280393 A JP25280393 A JP 25280393A JP H06296695 A JPH06296695 A JP H06296695A
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catheter tube
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裕明 本多
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00082Balloons

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カテーテルチューブ1のチューブ本体2は先
端部に膨張・収縮可能な第1バルーン7を有している。
また、チューブ本体2内には、透明液体15を開口61
より噴出するためのルーメンと、超弾性合金からなり、
先端部に膨張・収縮可能な第2バルーン9を備えた管状
体8を軸方向に移動可能に収納するルーメンと、光ファ
イバーを収納するルーメンとが形成されている。管状体
8をチューブ本体先端部より所定距離離間した位置へ移
動して、透明液体を開口61より噴出し、2つのバルー
ンを膨張させると、バルーン間に透明液体15の充満し
た透明視野16が確保される。 【効果】 管状体8をチューブ本体2のガイドワイヤー
として使用できる。また、管状体8の肉厚を薄くして内
腔断面積を広くでき、迅速にバルーンの膨張・収縮を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、体腔(特に血
管)に挿入して用いられ、該体腔内部の観察および/ま
たは体外位置から体腔内壁面への医療処置を行うカテー
テルチューブおよびそのカテーテルチューブを用いた内
視鏡(ファイバースコープ)に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、体外位置から挿入した体腔内
の観察を行い、さらに体腔内壁への薬液の投与、レーザ
ー光線の照射といった医療処置を行うことができるた
め、近年注目され、その開発が進んでいる。血管内を内
視鏡を用いて観察するに際しては、観察しようとする部
分において視野の妨げとなる血液を排除した上で観察が
行われる。
【0003】従来、この血液の排除方法は、チューブ外
周回りに形成されたバルーンを膨張させて血液の流れを
遮断し、次いで観察しようとする部分に生理食塩水のよ
うな透明液体を噴出して血液を排除し、代わりに透明液
体を充満させることにより行われる。
【0004】しかるに、この方法では、例えば動脈内に
おける観察においては血液の逆流を生じることがあり、
もと、バルーン前後の血管の分岐部より血液が透明視野
へ流入することもあり、透明視野が安定的に確保されな
いという課題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来技術の課題を解決し、体腔、特に血管内におい
て、目的部位への血液の流入を防止することができるカ
テーテルチューブおよびこれを用いた内視鏡を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。即ち、本発明は、チューブ
本体と、該チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回
りに設置された膨張、収縮自在な第1バルーンと、前記
チューブ本体に形成され、前記第1バルーン内へ連通す
る第1ルーメンと、先端部付近に膨張、収縮自在な第2
バルーンを備え、該第2バルーン内と連通する通路を有
する管状体と、前記チューブ本体に形成され、前記管状
体を収納しうる第2ルーメンとを有し、前記第2バルー
ンを収縮させた状態で前記管状体を前記第2ルーメン内
で軸方向に移動可能とし、前記第2バルーンを前記チュ
ーブ本体の先端より所定距離離間した位置へ移動しうる
よう構成したカテーテルチューブであって、前記管状体
の構成材料は超弾性合金であることを特徴とするカテー
テルチューブを提供するものである。
【0007】また、本発明は、チューブ本体と、該チュ
ーブ本体先端部付近のチューブ外周回りに設置された膨
張、収縮自在な第1バルーンと、前記チューブ本体に形
成され、前記第1バルーン内へ連通するとともにチュー
ブ本体先端部へ開放するルーメンと、該ルーメン内に収
納され、先端部付近に膨張、収縮自在な第2バルーンを
備えるとともに該第2バルーン内と連通する通路を有す
る管状体とを有し、前記第2バルーンを収縮させた状態
で前記管状体を前記ルーメン内で軸方向に移動可能と
し、前記第2バルーンを前記チューブ本体の先端より所
定距離離間した位置へ移動しうるよう構成したカテーテ
ルチューブであって、前記管状体の構成材料は超弾性合
金であることを特徴とするカテーテルチューブを提供す
るものである。
【0008】前記管状体は、前記カテーテルチューブの
ガイドワイヤーとして用いられるのがよい。前記本発明
のカテーテルチューブは、血管用カテーテルチューブで
あるのがよい。また、本発明は、カテーテルチューブの
チューブ本体に観察器具収納用ルーメンを設け、該ルー
メン内に観察器具を収納してなることを特徴とする内視
鏡を提供するものである。
【0009】以下、本発明のカテーテルチューブおよび
内視鏡を添付図面に示す好適実施例について詳細に説明
する。なお、以下の説明では本発明のカテーテルチュー
ブを内視鏡に適用する場合について代表的に述べるが、
本発明のカテーテルチューブはこれに限定されず、例え
ば、尿管カテーテル、レーザー治療用カテーテル、胆管
用カテーテル、拡張カテーテル等にも用いることができ
る。図1は本発明のカテーテルチューブおよび内視鏡の
構成例を示す部分縦断面図、図2は図1中のII−II線で
の断面図である。
【0010】これらの図に示すように、カテーテルチュ
ーブ1はチューブ本体2を有し、その先端部(図1中左
側)付近のチューブ本体外周壁回りに第1バルーン7が
設置されている。この第1バルーン7は、例えばシリコ
ーンゴム、ラテックスゴムのようなゴム材料、またはウ
レタン、PVC、EVA等で構成され、膨張、収縮自在
のものである。
【0011】またチューブ本体2は、例えばポリ塩化ビ
ニル、ポリウレタン、シリコーンゴム、PE、ナイロ
ン、EVA等のような可撓性を有する材料で構成されて
いる。チューブ本体2には、以下に述べるような用途、
機能の異なる種々のルーメンが形成されている。
【0012】第1ルーメン3は、図2に示すように、側
孔31を介して第1バルーン7内に連通し、第1バルー
ン7内へ作動流体(気体、液体を問わない)を送り込ん
で第1バルーン7を膨張させ、または、作動流体を排出
して、第1バルーン7を収縮させるためのものである。
この第1バルーン7は、膨張時に挿入する体腔内壁面に
密着するようになっており、体腔に対しカテーテルチュ
ーブ1を固定する役割りと、第1バルーン7より前方
(チューブ先端側)において視界の妨げとなる血液を排
除し、透明液体に置換するに際しての血液の視野への流
入を遮断する役割を持っている。
【0013】このような、第1バルーン7は、膨張させ
たときチューブ本体2の中心から放射状に膨張するよう
になっているのが好ましい。また第1バルーン7の横断
面形状は、円、楕円、その他これに類する形状が可能で
あるが、挿入、留置する体腔の横断面形状に近似したも
のとすれば、体腔への密着性が良好となり好ましい。
【0014】なお、第1バルーン7は、チューブ本体2
に対し気密または液密状態に取り付けられる必要があ
り、その取り付け方法としては、別部材(円筒状または
袋状のゴム部材等)を接着材により密着し、または糸を
用いてしばり付ける方法、あるいは、チューブと一体成
形または二色成形する等、バルーンの気密性を保持しう
る任意の方法が可能である。なお、第1ルーメン3をチ
ューブ本体2の先端部へ開放させ、後述する透明液体噴
出用のルーメン、あるいはさらにファイバー収納用ルー
メン等と兼用することもできる。
【0015】第2ルーメン4は、チューブ本体2の先端
へ開放しており、このルーメン内には第2バルーン9を
備えた管状体8がチューブ本体軸方向に移動可能なよう
に収納されている。図3に示すように、管状体8は先端
(図中左側)が閉塞した中空管であり、その内部に通路
81が形成されている。また、管状体8の側壁には通路
81と第2バルーン9内とを連通する側孔82が形成さ
れている。管状体8の先端部の外周壁回りには、側孔8
2を覆うように、膨張、収縮自在な第2バルーン9が取
り付けられており、管状体8の基端側から通路82内へ
作動流体を送り込むと、作動流体は通路81および側孔
82を経て第2バルーン9内へ流入し、第2バルーン9
が膨張(図3中の点線で示す)するようになっている。
【0016】この第2バルーン9も前述した第1バルー
ン7と同様に、膨張時にカテーテルチューブ1を挿入す
る体腔内壁面に密着するようになっており、血液を透明
液体に置換するに際しての血液の視野への流入を遮断す
る役割りを持っている。なお、第2バルーン9の構成材
料、形状、取り付け方法等については、前述した第1バ
ルーン7と同様である。
【0017】管状体8は、超弾性合金で構成されてい
る。超弾性合金としては、例えば、TiNi合金(ニッ
ケル・チタン合金)、Cu−Zn合金、Cu−Zn−X
合金(X=Be,Si,Sn,Al,Ga)、Ni−A
l合金等を挙げることができる。そのなかでも特に、T
iNi合金とするのが好ましい。
【0018】このように構成することにより、管状体8
は、血管等の体腔の屈曲部位にて屈曲したとしても確実
に元の形状に復元する形状記憶性と、体腔内を挿通させ
るためにカテーテルチューブの基端側にて加えられた回
転力が先端側に確実に伝達され得るトルク伝達性とに優
れるため、管状体8をチューブ本体2のガイドワイヤー
として使用することが可能となり、予め専用のガイドワ
イヤーを使用する必要がない。
【0019】また、このような管状体8は、柔軟性に富
み、術者の押し込む力がカテーテルチューブの基端側か
ら先端側に確実に伝達され得るいわゆる押し込み性(プ
ッシャビリティー)にも優れるため、体腔内に挿入して
良好に使用することができる。
【0020】さらに、管状体8の肉厚を薄くしても十分
な強度を確保できるため、管状体8の内腔断面積を広く
取ることができ、従って、第2バルーン9の膨張・収縮
の際の抵抗が小さくなり、迅速にバルーンの膨張・収縮
を行うことができる。
【0021】管状体8は、第2バルーン9を収縮した状
態で第2ルーメン4内を移動し、第2バルーン9がチュ
ーブ本体2の先端より所定距離離間した位置(観察部位
より前方)で停止し第2バルーン9を膨張させる。管状
体8は、第1および第2バルーンの間隔が例えば10〜
30mm程度となるような距離を移動させる。なお、管
状体8を移動させる手段はいかなるものでもよく、例え
ば管状体8の基端側にプランジャーを接続し、該プラン
ジャーの操作により管状体8を所望の距離移動させるよ
うな構成とすることができる。
【0022】なお、第2ルーメン4内において、管状体
8の移動が円滑に行なわれるように、管状体8の表面お
よび/または第2ルーメン4の内面に潤滑処理を施して
おくのが好ましい。潤滑処理としては、シリコーンオイ
ル、テフロン、オリーブ油、グリセリン、ポリエチレン
グリコール等の潤滑剤のコーティング、または、親水化
処理等を挙げることができる。
【0023】第3ルーメン5は、チューブ本体2の先端
部へ開放し、その開口51より体腔内に流体を注入し、
あるいは、体腔内より流体を吸引することができる。具
体的には、この第3ルーメン5は、カテーテルチューブ
1を挿入、留置した体腔内へ薬液等を投与するのに用い
られ、あるいは、内視鏡により血管内を観察する場合
に、視界の妨げとなる血液を押し出すための透明液体
(例えば生理食塩水)を噴射するフラッシュ用チャンネ
ルとしても用いられる。
【0024】第4ルーメン6は、チューブ本体2の先端
へ開放しており、このルーメン内には、体腔内壁を観察
する観察器具としての光ファイバーの束が、収納され、
本発明の内視鏡を構成している。この光ファイバー束
は、送光用ファイバー(ライトガイド)10および受光
用ファイバー(イメージファイバー)11で構成されて
おり、光ファイバーの先端部は、第4ルーメン6の先端
開口61付近に位置している。また、光ファイバー1
0,11の先端には、レンズ12が装着されている。
【0025】カテーテルチューブ1の基端側(図1中右
側)の光源(図示せず)より発せられた光は、送光用フ
ァイバー10内を伝達し、その先端から観察部分へ照射
され、その反射光を受光用ファイバー11の先端より取
り込み、その映像がファイバー11内を伝達され、カテ
ーテルチューブ基端側の受像部へ(図示せず)と導かれ
る。一般に、これらの送光用および受光用ファイバー
は、いずれも石英、プラスチック、多成分ガラス等の光
ファイバーで構成されている。
【0026】なお、本発明のカテーテルチューブは、そ
の用途により第3ルーメン5および/または第4ルーメ
ン6を設けないものでもよい。あるいは、第1バルーン
膨張用ルーメン、管状体収納用ルーメン、フラッシュ用
ルーメンおよびファイバー収納用ルーメンのうち1また
は2以上を兼用する1または2以上のルーメンを形成し
たものでもよい。また、上記以外に用途、機能を有する
ルーメンを付加してもよい。
【0027】
【作用】以下、本発明のカテーテルチューブおよび内視
鏡の作用について説明する。図4、図5および図6は、
本発明のカテーテルチューブによる内視鏡の使用状態を
示す部分断面側面図である。
【0028】図4に示すように、カテーテルチューブ1
は体腔、即ち血管13内に挿入し、第1ルーメン3より
第1バルーン7内に作動流体を送り込んで第1バルーン
7を膨張させると、第1バルーン7は、血管13の内壁
面131に密着し、カテーテルチューブ1を血管13に
対して固定するとともに、血液14の流れ(図中、左右
いずれの方向でも可能)を遮断する。この状態で第3ル
ーメン5を通じてチューブ先端の開口51より生理食塩
水のような透明液体15を噴出させ、第1バルーン7の
前方(先端側)の血液を押し出して排除し、透明液体1
5に置換する。
【0029】次に、図5に示すように、第2ルーメン4
内に収納されていた管状体8をチューブ前方へ移動し、
管状体8の先端部に装着されている収縮状態の第2バル
ーン9をチューブ本体2の先端より所定距離離間した位
置(観察部位より前方)へ配置する。なお、透明液体1
5の噴出と管状体8の移動は、同時に、または前記と逆
の順序で行なってもよい。
【0030】次に、図6に示すように、管状体8の通路
81より第2バルーン9内に作動流体を送り込んで第2
バルーン9を膨張させ、血管13の内壁面131に密着
させる。この状態で血管13内の第1バルーン7と第2
バルーン9との間の領域に透明液体15が充満する透明
視野16が形成され、チューブ本体2の先端部に形成さ
れた開口61より送光用および受光用ファイバー10,
11を通じて血管13内の観察を行なうことができる。
【0031】血管13内の観察部分は、血管内壁面13
1に密着する第1および第2バルーン7,9で仕切られ
た範囲内であるため、両バルーン間の透明視野16内へ
血液14が流入することはなく、長時間にわたり鮮明な
観察が可能となる。観察終了後は、上記と逆の手順、即
ち、第2バルーン9を収縮させ、次いで管状体8を基端
側へ移動させて第2ルーメン4内に収納し、その後、第
1バルーン7を収縮させて解除する。
【0032】なお、本発明のカテーテルチューブ1の用
途は、上述した血管内を観察するための内視鏡に限定さ
れるものではなく、例えば、薬液の投与、光ファイバー
を通じてのレーザー光線の照射、目的部位に挿入する際
の先端誘導等広い分野に応用が可能である。
【0033】上記薬液の投与としては、例えば、上記の
ようにして観察を行った後、第1バルーン7および第2
バルーン9を一旦収縮し、その後、上記透明液体の代わ
りに薬液を2つのバルーン間の領域に充満させ、患部の
治療を行うことができる。このようにすれば、観察器具
による観察により治療範囲を確実に確認でき、薬液が体
腔内の正常部位に接触することを防止できるため、薬液
による副作用を減少できる。
【0034】さらに、本発明の管状体8は上記した押し
込み性(プッシャビリティー)および引張強度に優れて
おり、このため、収縮した第2バルーン9を例えば血管
内に発生した血栓や、胆管内の胆石形成部を通過させて
から、第2バルーン9を膨張し、管状体8を引き戻すと
いう操作を行うことにより、これらの血栓や胆石等をし
ごき、除去することもできる。また、上記胆管形成部に
ついては、膨張した第2バルーン9で胆石を十二指腸へ
押し出すこともできる。
【0035】また、本発明の管状体8は超弾性合金製で
あるため耐圧性にも優れており、このため、第2バルー
ン9を拡張用のバルーンとすれば拡張カテーテルとして
好適に用いることができ、観察器具により体腔内の狭窄
部位を確認した後、第2バルーン9を狭窄部位に移動し
て治療を行うこともできる。
【0036】
【実施例】
[実施例1]図1および図2に示す構造のカテーテルチ
ューブを作成した。このカテーテルチューブの諸条件
は、次の通りである。 <チューブ本体> 材質:X線造影剤入り塩化ビニル製 外径:約2.3mm 全長:約1.5m ルーメン:4ルーメン 第1バルーン膨張用ルーメン(内径0.3mm) 管状体収納用ルーメン(内径1.0mm) (シリコーンコーティングによる潤滑処理) 透明液体噴出用ルーメン(内径0.3mm) ファイバー収納用ルーメン(内径0.8mm)
【0037】<第1バルーン> 材質:ラテックスゴム 厚さ:0.1mm 形状:円筒状 有効長:7mm 膨張部直径:1.9mm(収縮時) 5mm(膨張時)
【0038】<第2バルーン> 材質:EVA 厚さ:0.03mm 形状:円筒状 有効長:7mm 膨張部直径:5mm(膨張時)
【0039】<管状体> 材質:超弾性合金製(組成:ニッケル・チタン) 外径:約0.4mm 通路内径:0.2mm
【0040】上記カテーテルチューブのファイバー収納
用ルーメンにイメージファイバー(約2〜3μmの石英
ファイバーを約2000本束ねたもの)と、ライトガイ
ド(約50μmの石英ファイバーを25本束ねたもの)
を一体化した外径約0.8mmφのファイバー束を挿入
して内視鏡を作製した。なお、イメージファイバーの端
面に凸レンズを装着し、ライトガイドから照射された光
を受け被写体像をイメージファイバーの端面に結ぶ。イ
メージファイバーの基端には、ビデオカメラを装着し、
モニターテレビにより画像を観察できるようにした。一
方、ライトガイドの基端には光コネクタを装着し白色光
源に接続した。
【0041】管状体は、管状体収納用ルーメン内に挿通
および抜去自在とした。また、管状体収納用ルーメンの
管状体受け口にはバルブを設けた。透明液体噴出用ルー
メンの基端にはルアーテーパー受け口を持つ活栓を装着
し、これにシリンジAを接続し、生理食塩水をルーメン
に供給可能とした。第1バルーンへ連通するルーメンお
よび第2バルーンへ連通する通路の基端には、それぞれ
ルアーテーパー受け口をもつバルブを装着し、これらに
シリンジBおよびCを接続して各バルーンへ膨張用の流
体(CO2 ガス)を注入可能とした。
【0042】このような内視鏡を内径約5mmの血管内
に目的部位まで挿入した。なお、管状体は、第2バルー
ンがチューブ本体の先端面と接触する位置までルーメン
内に収納した状態とした。まず、シリンジBを操作しC
2 ガスを注入して第1バルーンを膨張させ、内視鏡を
血管に対して固定するとともに、血液の流れを遮断し
た。次に、管状体を挟持してチューブ先端方向へ移動し
第1および第2バルーンの間隔が約30mmとなる位置
まで移動し、次いでシリンジAを操作して第1バルーン
前方(前端側)の血管内に生理食塩水5mlを注入し、
血液を排除して生理食塩水を充満させた。
【0043】次に、シリンジCを操作しCO2 ガスを注
入して第2バルーンを膨張させ、血管内壁に密着させ
た。第1バルーンと第2バルーンの間には、生理食塩水
が充満し透明視野が形成された。この状態でライトガイ
ドより光を照射し、イメージファイバーを通して写し出
された血管内壁面の画像をモニターテレビで観察したと
ころ、観察部分への血液の流入もなく、数分間にわたり
鮮明な画像の観察を行うことができた。
【0044】
【発明の効果】本発明のカテーテルチューブおよび内視
鏡によれば、体腔内の第1バルーンと第2バルーンとで
仕切られた空間において体腔内部の観察や医療処理を行
うので、例えば、内視鏡により血管内壁の観察を行う場
合には、第1バルーンと第2バルーンとの間に形成され
た透明視野(観察部位)へ視界の妨げとなる血液が流入
することがなく、長時間にわたり鮮明な画像の観察が可
能となり、また、第2バルーンを備える管状体がカテー
テルの軸方向に移動可能なので、透明視野を得ることが
できる領域を任意に設定することが可能となる。
【0045】さらに、第2バルーンを備える管状体が超
弾性合金で構成されているため、管状体は押し込み性や
トルク伝達性、強度が優れ、かつ柔軟性に富むものとな
る。したがって、この管状体をガイドワイヤーとして使
用することも可能であり、この場合には予め専用のガイ
ドワイヤーを挿入することなく、本発明のカテーテルチ
ューブを1回挿入すれば足りるため、患者への負担が軽
減できる。また、管状体の内腔断面積を広く取ることが
でき、従って、第2バルーンの膨張・収縮の際の抵抗が
小さくなり、迅速にバルーンの膨張・収縮を行うことが
できる。
【0046】また、本発明のカテーテルチューブは、上
記内視鏡としての用途以外にも、例えば、薬液の患部へ
の確実な投与、血栓や胆石の除去、体腔内の狭窄部の拡
張等の種々の分野に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルチューブおよび内視鏡の構
成例を示す部分縦断面図である。
【図2】図1中のII−II線での断面図である。
【図3】本発明における管状体の構成例を示す縦断面図
である。
【図4】本発明のカテーテルチューブ(内視鏡)の使用
例を示す部分断面側面図である。
【図5】本発明のカテーテルチューブ(内視鏡)の使用
例を示す部分断面側面図である。
【図6】本発明のカテーテルチューブ(内視鏡)の使用
例を示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
1 カテーテルチューブ 2 チューブ本体 21 チューブ外周壁 3 第1ルーメン 31 側孔 4 第2ルーメン 5 第3ルーメン 51 開口 6 第4ルーメン 61 開口 7 第1バルーン 8 管状体 81 通路 82 側孔 9 第2バルーン 10 送光用ファイバー 11 受光用ファイバー 12 レンズ 13 血管 131 内壁面 14 血液 15 透明液体 16 透明視野

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ本体と、 該チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回りに設置
    された膨張、収縮自在な第1バルーンと、 前記チューブ本体に形成され、前記第1バルーン内へ連
    通する第1ルーメンと、 先端部付近に膨張、収縮自在な第2バルーンを備え、該
    第2バルーンと連通する通路を有する管状体と、 前記チューブ本体に形成され、前記管状体を収納しうる
    第2ルーメンとを有し、 前記第2バルーンを収縮させた状態で前記管状体を前記
    第2ルーメン内で軸方向に移動可能とし、前記第2バル
    ーンを前記チューブ本体の先端より所定距離離間した位
    置へ移動しうるよう構成したカテーテルチューブであっ
    て、 前記管状体の構成材料は超弾性合金であることを特徴と
    するカテーテルチューブ。
  2. 【請求項2】 チューブ本体と、 該チューブ本体先端部付近のチューブ外周壁回りに設置
    された膨張、収縮自在な第1バルーンと、 前記チューブ本体に形成され、前記第1バルーン内へ連
    通するとともにチューブ本体先端部へ開放するルーメン
    と、 該ルーメンに収納され、先端部付近に膨張、収縮自在な
    第2バルーンを備えるとともに該第2バルーンと連通す
    る通路を有する管状体を有し、 前記第2バルーンを収縮させた状態で前記管状体を前記
    ルーメン内で軸方向に移動可能とし、前記第2バルーン
    を前記チューブ本体の先端より所定距離離間した位置へ
    移動しうるように構成したカテーテルチューブであっ
    て、 前記管状体の構成材料は超弾性合金であることを特徴と
    するカテーテルチューブ。
  3. 【請求項3】 前記管状体は、前記カテーテルチューブ
    のガイドワイヤーとして用いられる請求項1又は2に記
    載のカテーテルチューブ。
  4. 【請求項4】 前記カテーテルチューブは、血管用カテ
    ーテルチューブである請求項1〜3のいずれかに記載の
    カテーテルチューブ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のカテー
    テルチューブのチューブ本体に観察器具収納用ルーメン
    を設け、該ルーメン内に観察器具を収納してなることを
    特徴とする内視鏡。
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