JPH06295532A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06295532A
JPH06295532A JP8226693A JP8226693A JPH06295532A JP H06295532 A JPH06295532 A JP H06295532A JP 8226693 A JP8226693 A JP 8226693A JP 8226693 A JP8226693 A JP 8226693A JP H06295532 A JPH06295532 A JP H06295532A
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JP
Japan
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data
format
memory
dsp
video
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JP8226693A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takizuka
博志 瀧塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な装置を実現する。 【構成】 ドライブ装置76にミニディスクが装着され
たとき、そのユーザTOCを読み取り、そこに記録され
ている識別データからミニディスクのフォーマットを特
定する。そして、このフォーマットに対応するプログラ
ムをメモリ75から読み出し、DSP65のメモリ66
にロードする。DSP65は、メモリ66に記憶された
プログラムに従って、入力されるオーディオ信号を圧縮
して、ドライブ装置76に供給し、装着されているミニ
ディスクに記録させるとともに、ドライブ装置76から
出力された再生信号を伸長して、スピーカ45に出力す
る。ドライブ装置76に装着されたディスクのフォーマ
ットが異なったとしても、それに対応するプログラムが
必要に応じてメモリ66にロードされるため、DSP6
5はフォーマットに対応する数だけ用意する必要がな
く、1個で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディスク
にビデオデータやオーディオデータを圧縮伸長して記録
再生する場合に用いて好適なデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、光磁気ディスク(ミニディスク)
(商標)にデジタルオーディオデータを圧縮して記録再
生するミニディスク(MD)装置が普及しつつある。図
6は、このミニディスク装置の一例の構成を示してい
る。
【0003】ミニディスク(光磁気ディスク)3は、カ
ートリッジ2に収容されており、スピンドルモータ1に
より回転されるようになされている。このミニディスク
3が装置本体に装着されたとき、対物レンズ5を有する
光ピックアップ4と、磁気ヘッド6が、ミニディスク3
を挟んで対向するように配置される。磁気ヘッド6と光
ピックアップ4は、図示せぬ連結部材により連結されて
おり、送りモータ7によりミニディスク3の半径方向に
移送されるようになされている。
【0004】キー20を操作して、例えば記録動作を指
令すると、システムコントローラ18は、サーボ制御回
路8を介してスピンドルモータ1を駆動し、ミニディス
ク3を所定の速度で回転させる。また、サーボ制御回路
8は、光ピックアップ4を制御し、内蔵するレーザダイ
オードからレーザビームを出射し、対物レンズ5を介し
てミニディスク3に照射させる。ミニディスク3により
反射されたレーザビームが、対物レンズ5を介して光ピ
ックアップ4に入射され、内蔵する光検出器により受光
される。
【0005】ミニディスク3には、プリグルーブが形成
されており、このプリグルーブを所定の周波数で蛇行さ
せることにより、アドレスが記録されている。光ピック
アップ4の光検出器が出力するRF信号が、RFアンプ
16を介してアドレスデコーダ17に入力され、アドレ
スデコーダ17は、このプリグルーブに対応する信号か
らアドレスをデコードする。デコードされたアドレスが
エンコーダ/デコーダ13に供給される。エンコーダ/
デコーダ13は、入力されたアドレスからセクタ、その
他のアドレスを読み取り、後述するように、所定のフォ
ーマットになるようにエンコードを行う。
【0006】また、サーボ制御回路8は、RFアンプ1
6が出力する信号からフォーカスエラー信号、トラッキ
ングエラー信号、スレッドエラー信号などを生成し、こ
れに対応して光ピックアップ4を制御し、フォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボ、スレッドサーボを実行す
る。
【0007】アナログオーディオ信号は、A/D変換器
9に入力され、例えば44.1kHzのサンプリング周
波数で、1サンプル当り16ビットのデジタルオーディ
オデータに変換される。A/D変換器9より出力された
デジタルオーディオデータは、音声圧縮のエンコーダ/
デコーダ10に入力され、所定の方式(ATRAC(A
daptive Transform Acousti
c Coding)方式)によりエンコード(符号化)
される。
【0008】エンコーダ/デコーダ10において、入力
されたデジタルオーディオデータは、11kHz乃至2
2kHzの高域周波数成分と、5.5kHz乃至11k
Hzの中域周波数成分と、0kHz乃至5.5kHzの
低域周波数成分とに分割され、各周波数成分がMDCT
(変形離散コサイン変換)され、圧縮される。このよう
に、周波数帯域を3つに分割することにより、DCT演
算で生じやすいプリエコーを抑制することができる。
【0009】エンコーダ/デコーダ10によりエンコー
ド(符号化)されたデータは、メモリコントローラ11
を介して、例えば4Mビットの容量を有するDRAM1
2に供給され、一旦記憶される。このDRAM12は、
実時間で約3秒分のオーディオ信号を記憶することがで
きる。このため、後述する光ピックアップ4と磁気ヘッ
ド6による記録動作が、外乱ショックなどに起因して一
時的に中断されたような場合においても、リアルタイム
で入力されるオーディオ信号を連続的に記憶しておくこ
とができ、記録信号が途中で途切れてしまうようなこと
が防止されるようになされている。
【0010】DRAM12に記憶されたデータは、メモ
リコントローラ11により所定のタイミングで読み出さ
れ、EFMとCIRCのエンコーダ/デコーダ13に入
力される。エンコーダ/デコーダ13は、入力されたデ
ジタルオーディオデータをコンパクトディスク(CD)
などにおける場合と同様に、EFM変調するとともに、
誤り検出訂正のための符号を付加する。エンコーダ/デ
コーダ13により、このようにエンコードされたデータ
は、ヘッド駆動回路14に供給され、ヘッド駆動回路1
4は、入力された記録データに対応する駆動信号を、磁
気ヘッド6に供給する。磁気ヘッド6は、この駆動信号
に対応して、ミニディスク3に垂直磁界を印加する。こ
れにより、ミニディスク3上にデータが記録される。
【0011】図7は、ミニディスク3における記録フォ
ーマットを表している。同図に示すように、ミニディス
ク3は、その1周が複数のセクタに区分されている。そ
して、エンコーダ/デコーダ13は、36個のセクタを
1クラスタとし、このクラスタを単位として、圧縮され
たデジタルオーディオデータを記録する。
【0012】同図に示すように、1クラスタを構成する
36セクタのうち、最初の3セクタはリンクセクタとさ
れ、その次の1セクタはサブデータセクタとされてい
る。このサブデータセクタには、オーディオデータ以外
のサブデータが配置される。リンクセクタは、前後のク
ラスタを結合するための領域とされ、オーディオデータ
は実質的に、リンクセクタとサブデータセクタ以外の3
2セクタにのみ記録される。
【0013】1セクタは、2352バイト(データ用2
352バイト)とされ、2つの連続するセクタに11個
のサウンドグループが配置される。1サウンドグループ
は、424バイトとされ、そこには、左チャンネルと右
チャンネルのオーディオデータが合計512サンプル分
(11.61ms分)配置されるようになされている。
デジタルオーディオデータは、このサウンドグループを
単位として記録が行われる。
【0014】キー20を操作して再生が指令されると、
システムコントローラ18は、サーボ制御回路8を介し
て光ピックアップ4を制御し、レーザビームの強度を再
生のための強度(記録のための強度より弱い強度)に調
整する。光ピックアップ4は、ミニディスク3より反射
されたレーザビームに対応する信号を、RFアンプ16
を介してエンコーダ/デコーダ13に出力する。エンコ
ーダ/デコーダ13は、アドレスデコーダ17より供給
されるアドレス位置を参照してデータをデコードする。
即ち、EFM復調するとともに、誤り検出訂正を行い、
メモリコントローラ11を介してDRAM12に記憶さ
せる。
【0015】上述したように、DRAM12には、実時
間で約3秒分のデータを記憶することができるため、光
ピックアップ4よりミニディスク3からデータを読み取
る動作が、外乱などにより一時的に中断されたような場
合においても、3秒以内にミニディスク3からの読み取
り動作を再開することができれば、再生信号が途中で途
切れるようなことが防止される。
【0016】メモリコントローラ11によりDRAM1
2より読み出されたデータは、エンコーダ/デコーダ1
0に供給され、圧縮されたデジタルオーディオデータが
伸長され、D/A変換器15に供給されてD/A変換さ
れ、アナログオーディオ信号として出力される。
【0017】表示部19には、記録再生動作に関連して
必要なメッセージなどが随時表示される。
【0018】一方、ビデオデータと、それに付随するオ
ーディオデータをMPEG方式のフォーマットに従って
光磁気ディスクや光ディスクに記録することが、例えば
CD−Iフォーマットとして提案されている。このMP
EG方式においては、ビデオデータとオーディオデータ
が圧縮されて記録媒体に記録される。図8は、ビデオデ
ータの圧縮の原理を示している。同図に示すように、例
えば所定のフレーム数(この例においては、7フレー
ム)において、GOP(グループオブピクチャ)が構成
される。各GOPの先頭のフレームはIピクチャとさ
れ、それに続く2フレームはBピクチャとされ、その次
の1フレームはPピクチャとされ、さらに、それに続く
2フレームはBピクチャ、そして1番最後のフレームは
Pピクチャとされる。
【0019】Iピクチャは、フレーム内相関を利用して
画像が圧縮される。Pピクチャは、時間的に先行するI
ピクチャまたはPピクチャを予測画像として、フレーム
間相関を利用してデータが圧縮される。また、Bピクチ
ャは、時間的に先行するIピクチャまたはPピクチャ
と、時間的に後行するIピクチャまたはPピクチャを予
測画像として、フレーム間相関を利用してデータが圧縮
される。
【0020】即ち、ビデオ信号がフレーム0乃至6の順
番に入力されると(図9(a))、この各フレームは、
フレーム0,3,1,2,6,4,5の順に符号化され
る(図9(b))。これは、Bピクチャは時間的に先行
するフレームだけでなく、時間的に後行するフレームか
らの予測を伴うため、時間的に後行する予測画像として
のPピクチャが予めデコードされていないと、Bピクチ
ャのデータを符号化することができないためである。そ
の結果、伝送される(記録媒体に記録される)ビデオデ
ータは、フレーム0,3,1,2,6,4,5の順番に
なる。従って、これを記録媒体から再生し、復号する
と、その順番はフレーム0,3,1,2,6,4,5と
なる(図9(c))。
【0021】これを、フレーム0,1,2,3,4,
5,6の元の順番に戻し(図9(d))、さらに、この
データをノンインターレース方式のビデオ信号からイン
ターレース方式のビデオ信号に変換し、通常の例えばN
TSC方式のテレビジョン受像機において、表示するこ
とができる(図9(e))。
【0022】このMPEG方式においては、ビデオ信号
に付随するオーディオ信号を、表1に示すように、レイ
ヤIまたはレイヤIIにおいて符号化することができるよ
うになされている。
【0023】
【表1】
【0024】また、この表に示すように、各レイヤにお
いて符号化速度も14種類の中から所定のものを随時選
択することができるようになされている。オーディオ信
号のサンプリング周波数は44.1kHzで、上述した
ミニディスクにおける場合と同様であるが、符号化速度
は、このように所定のものを随時選択することができる
ようになされている。
【0025】このようなMPEG方式のビデオデータと
オーディオデータは、重畳されてMPEGビットストリ
ームとして、所定のフォーマットに変換される。そし
て、このMPEGビットストリームのデータが、例えば
CDなどの記録媒体に対応する記録フォーマットに変換
されてCD(CD−I)に記録され、また、CDより再
生されたデータが、MPEGビットストリームのフォー
マットに変換されて出力されるようになされている。こ
のように、種々のデータ処理装置においてMPEGビッ
トストリームのフォーマットを処理できるように構成し
ておくことにより、データの相互利用が可能となる。
【0026】MPEG方式のデータをCDに記録する場
合のフォーマットは、CD−Iのフォーマットとして規
定されている。CD−Iフォーマットにおいては、デー
タはセクタ単位で記録される。各セクタは、ヘッダ、サ
ブヘッダ、データフィールドから構成され、ヘッダとサ
ブヘッダには、データ形式、フォームの種類および符号
化情報が格納される。データ形式は、セクタに記録した
データの形式に対応して、ビデオセクタ、オーディオセ
クタまたはデータセクタに区分される。即ち、データフ
ィールドに記録するデータがビデオデータである場合に
は、ビデオセクタとされ、オーディオデータである場合
には、オーディオセクタとされ、例えばアプリケーショ
ンプログラムなどのデータである場合には、データセク
タとされる。
【0027】フォーム(フォーム1または2)は、デー
タフィールドにおけるデータの誤り訂正符号の有無を示
すものであり、フォーム1のセクタは、2048バイト
のユーザデータと、280バイトの誤り訂正符号を含
む。また、フォーム2のセクタは、誤り訂正符号を含ま
ず、その結果、2324バイトのユーザデータの記録が
可能となる。
【0028】符号化情報は、セクタの符号化フォーマッ
トを示すものであり、例えばビデオセクタの符号化フォ
ーマットには、ΔYUV,CLUT,RGBなどの画像
信号形式があり、これを、この符号化情報に対応して識
別することができる。また、オーディオセクタの場合
は、レベルA,レベルB,レベルCのADPCMのフォ
ーマットがあり、各レベルは、異なる圧縮率を有するよ
うになされている。
【0029】通常のテレビ画像と同様の自然動画(フル
画像)のデータを記録することができるようにするた
め、ビデオセクタには、さらに2つのフォーマットが指
定される。その1つは、ノンインターレース動画のMP
EG符号化データを示すMPEGビデオであり、他の1
つは、インターレース静止画の符号化データを示すMP
EG静止画のフォーマットである。さらにまた、オーデ
ィオセクタに対してMPEGオーディオのフォーマット
が指定されている。これらのMPEGビデオ、MPEG
静止画およびMPEGオーディオは、いずれもフォーム
2のセクタとされる。
【0030】各セクタには、異なるデータ処理装置間に
おいて互換性を有するように、MPEGストリームが記
録される。
【0031】上述したミニディスク(MD)は、本来オ
ーディオデータを記録再生するために開発されたもので
あるが、オーディオデータ以外のデータも記録再生する
ことができるように、MDXのフォーマットが規定され
ている。このMDXのフォーマットに対応するドライブ
装置(MDXD)は、本来パーソナルオーディオ機器
(携帯型、据置型、または車載型)の用途で開発された
システムであり、直径64mmの読み出し専用光ディス
ク、書き換え可能なMO(光磁気)ディスク、または書
き換え領域と読み出し専用領域を有するハイブリッド
(パーシャルROM)ディスクのいずれかをカートリッ
ジ内に収容した記録メディアを用い、MOディスクやハ
イブリッドディスクに対しては、磁界変調オーバーライ
ト記録方式によって、データを記録するものである。
【0032】パーソナルオーディオ機器としての開発過
程により、各回路素子の集積化や各機構部品の最適化が
図られ、装置全体の小型、軽量化が達成されているとと
もに、低消費電力化によりバッテリオペレーションが可
能となされている。さらに、既存の3.5インチMOデ
ィスクドライブと略同一の記憶容量(120Mバイト)
を有し、記録メディアの交換が可能であるという特徴に
加え、量産効果により、他のMOディスクドライブと比
較して装置本体や記録メディアの製造コストの低減化が
可能でり、パーソナルオーディオ機器としての使用実績
からして、信頼性も充分に実証されている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】このようにMDXD
は、種々のデータ処理装置のドライブとして用いること
が可能であるが、上述したように、例えばミニディスク
(MD)としてのフォーマットと、MPEG方式により
ビデオデータとオーディオデータを記録するCD−Iの
フォーマットとは異なるフォーマットとなされているた
めに、互換性を有していない。このため、ミニディスク
装置において、MDX(CD−I)のディスクを再生す
ることができず、また、MDをMDXDにおいて再生す
ることができない課題があった。勿論、それぞれのフォ
ーマットに対応する回路を両方とも具備するようにすれ
ば、いずれのフォーマットのディスクも再生可能となる
が、そのようにすると、コスト高となる。
【0034】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、低コストで、異なるフォーマットの記録媒
体に対しても、データを記録または再生することができ
るようにするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、記録媒体としてのミニディスク3にデータを圧縮伸
長処理して記録再生するデータ処理装置において、ミニ
ディスク3に記録されているデータの種類を判定する判
定手段としてのプログラム上のステップS1と、ステッ
プS1の判定結果に対応するプログラムをロードして、
データを圧縮伸長処理する処理手段としてのプログラム
上のステップS2乃至S5とを備えることを特徴とす
る。
【0036】データとして、デジタルオーディオデータ
あるいはデジタルビデオデータを処理することができ
る。
【0037】
【作用】上記構成のデータ処理装置においては、データ
の種類に対応してプログラムがロードされ、データが圧
縮伸長処理される。従って、異なるフォーマットごとに
対応する処理回路を設ける必要がなくなり、低コスト化
が可能となる。
【0038】
【実施例】図1は、本発明のデータ処理装置を応用した
光磁気ディスク記録再生装置(MDXD)の一実施例の
構成を示す斜視図である。光磁気ディスク記録再生装置
31には、その側面に挿入孔32が設けられ、この挿入
孔32から、図6を参照して説明したカートリッジ2を
装着することができるようになされている。図6を参照
して説明したように、このカートリッジ2には、ミニデ
ィスク3が収容されている。
【0039】また、この光磁気ディスク記録再生装置3
1には、挿入孔32の右側にキー33が設けられ、電源
のオン/オフ、リジェクト、リセットなどの所定の指令
を入力することができるようになされている。さらに、
挿入孔32の左側には、赤外線受光部34が設けられ、
リモートコントローラ35より出射された赤外線による
指令が受光されるようになされている。
【0040】この光磁気ディスク記録再生装置31は、
コード41を介して電話回線に接続されるようになされ
ている。またコード42を介して、マイクロホン43か
らオーディオ信号が入力されるとともに、コード44を
介して、スピーカ45にオーディオ信号を出力すること
ができるようになされている。さらにまた、コード46
を介して、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダ
(VTR)47などからビデオ信号が供給できるように
なされている。さらに、コード48を介して、テレビジ
ョン受像機49に対してビデオ信号を出力することがで
きるようになされている。また、コード50を介して、
プリンタ/リーダ51と接続することが可能であり、こ
のプリンタ/リーダ51に所定の信号を出力し、プリン
トさせるとともに、読み取ったデータを入力することが
できるようになされている。
【0041】図2は、光磁気ディスク記録再生装置31
の内部の電気的構成を示すブロック図である。インター
フェース(I/F)61は、コード41を介して電話回
線より伝送されてくるデータをフィルタ62に供給し、
不要な成分を除去した後、スイッチ63に出力するよう
になされている。また、スイッチ63よりフィルタ62
を介して入力されたデータを、コード41を介して電話
回線に出力するようになされている。
【0042】フィルタ62は、電話回線の出力する信号
を、電話回線を介して伝送可能な周波数帯域(例えば、
300Hz乃至4kHz)の信号に変換する。スイッチ
63は、マイクロホン43より供給される信号または電
話回線を介して供給される信号のいずれかを選択し、A
/D,D/A変換器64に出力する。また、A/D,D
/A変換器64より供給される信号を、スピーカ45ま
たは電話回線、あるいは、その両方に出力するように切
り替えられる。
【0043】A/D,D/A変換器64は、スイッチ6
3より供給されるアナログオーディオ信号をA/D変換
して、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)65に供
給するとともに、DSP65より供給されるデジタルア
ナログオーディオ信号をD/A変換して、スイッチ63
に出力する。DSP65は、メモリ(RAM)66を備
えており、そこに記憶されているプログラムに従って所
定の処理を実行する。また、このメモリ66には、処理
に必要なデータが随時記憶される。
【0044】VTR47より供給されたビデオ信号は、
A/D変換器67によりA/D変換された後、ビデオプ
ロセッサ68に供給されるようになされている。ビデオ
プロセッサ68は、入力されたビデオデータに対して必
要に応じてグラフィック編集処理などを施し、VRAM
70に出力し、記憶させる。このVRAM70に記憶さ
れたビデオデータは、D/A変換器71によりD/A変
換された後、テレビジョン受像機49に供給され、表示
される。MPEGデコーダ69は、光磁気ディスクドラ
イブ装置76(基本的には、図6に示すように、ミニデ
ィスク3に対してデータを記録再生することができるよ
うに構成されている)より供給されるMPEG方式のビ
デオデータをデコードするようになされている。ビデオ
プロセッサ68はまた、MPEGデコーダ69によりデ
コードされたビデオデータを、VRAM70、D/A変
換器71を介してテレビジョン受像機49に出力、表示
させる。
【0045】受光部34がリモートコントローラ35よ
り受光した赤外線による信号は、インターフェース(I
/F)72を介してマイクロコンピュータ74に供給さ
れるようになされている。インターフェース(I/F)
73は、キー33からの指令に対応する信号を、マイク
ロコンピュータ74に出力するようになされている。マ
イクロコンピュータ74は、RISC CPU74a、
DMAコントローラ(DMAC)74b、インターラプ
トコントローラ(INTC)74cなどを内蔵してい
る。また、マイクロコンピュータ74には、メモリ75
がバスを介して接続されており、このメモリ75には、
DSP65の処理動作において必要なプログラムや、リ
モートコントローラ35より入力された信号を解釈する
ためのデータなどが記憶されている。マイクロコンピュ
ータ74は、プリンタ/リーダ51にも接続されてい
る。
【0046】インターフェース(I/F)77には、例
えばPCMCIAなどの規格によるカードRAMやカー
ドROMが装着され、そのデータが必要に応じて取り込
まれるようになされている。
【0047】次に、図3のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。いま、ドライブ装置76
に、内部にミニディスク3が収容されているカートリッ
ジ2を装着すると、マイクロコンピュータ74は、最初
にステップS1において、ドライブ装置76が装着され
たディスクのフォーマットを調べるための処理を実行す
る。
【0048】即ち、ミニディスク3には、図4に示すよ
うに、その内周の所定の領域にリードイン領域が設けら
れ、最外周側にリードアウト領域が設けられている。そ
して、このリードイン領域とリードアウト領域の間に、
ユーザが所定のデータを記録することができるようにな
されており、この領域の最内周側には、ユーザTOC領
域が設けられ、そこにユーザが必要とするTOCデータ
を随時記録することができるようになされている。この
ユーザTOC領域には、通常のMDディスクの場合、記
録されている曲番のアドレスが記録されるが、本実施例
においては、このユーザTOC領域に、さらにフォーマ
ットに対応する識別データが記録されるようになされて
いる。
【0049】マイクロコンピュータ74は、ドライブ装
置76にカートリッジ2が挿入されたとき、このユーザ
TOCデータを読み取り、その識別データからフォーマ
ットを調べる。この識別データは、マイクロコンピュー
タ74(RISC CPU74a)が異なる種類のもの
に取り替えられた場合(異なる機種にミニディスクが装
着された場合)においても、解釈できるように、中間言
語的プログラムで記述されている。
【0050】マイクロコンピュータ74は、このように
して識別データからフォーマットを調べた後、ステップ
S2乃至S4に進み、識別データに対応するプログラム
をメモリ75から読み出し、DSP65のメモリ66に
ロードする。これにより、DSP65は、ドライブ装置
76に装着されたフォーマットに対応する伸長処理が可
能となる。そこで、次にステップS5に進み、DSP6
5はメモリ66にロードされたプログラムに対応して、
DSP処理を実行する。
【0051】即ち、装着されたのが、通常のミニディス
クMD(オーディオ信号が記録される)である(MDフ
ォーマットのディスクである)場合、メモリ66には、
図6に示した装置と同一の機能を実行するためのプログ
ラムがロードされる。また、MDXが装着された場合、
上述したMDXフォーマットの処理を実行するためのプ
ログラムがロードされる。
【0052】例えば、通常のミニディスクMDが装着さ
れ、再生が指令されると、ドライブ装置76は、装着さ
れたミニディスク3からデータを再生し、メモリ66に
供給し、記憶させる。DSP65は、メモリ66に記憶
されたデジタルオーディオデータを、同様にメモリ66
に記憶されたプログラムに従って伸長処理する(デコー
ドする)。DSP65によりデコードされたデータは、
A/D,D/A変換器64に入力され、D/A変換され
た後、スイッチ63を介してスピーカ45に出力され、
放音される。あるいはまた、必要に応じてスイッチ63
からフィルタ62、インターフェース61を介して電話
回線に出力される。
【0053】ドライブ装置76に装着されたミニディス
ク3が、例えば上述したCD−Iのフォーマットにより
MPEG方式のフォーマットで、ビデオデータとオーデ
ィオデータとが圧縮されて記録されているMDXフォー
マットのディスクである場合、再生が指令されると、オ
ーディオデータは、上述した場合と同様に、DSP65
により処理され(処理内容は、MDにおける場合と異な
る)、出力される。
【0054】一方、ビデオデータは、MPEGデコーダ
69に供給され、デコードされる。MPEGデコーダ6
9によりデコードされたデータは、VRAM70に供給
され、一旦記憶され、そして再び読み出されて、D/A
変換器71によりD/A変換され、テレビジョン受像機
49に出力され、表示される。この画像データは、ビデ
オプロセッサ68により、必要に応じてグラフィック編
集処理することができる。
【0055】一方、記録モード指令されたとき、マイク
ロホン43より入力されるオーディオ信号、あるいは電
話回線、インターフェース61およびフィルタ62を介
して入力される信号の一方が、スイッチ63により選択
され、A/D,D/A変換器64によりA/D変換さ
れ、DSP65に供給される。DSP65は、入力され
たデジタルオーディオデータを、メモリ66に記憶され
ているプログラムに従って所定のフォーマット(MDま
たはMPEG)で圧縮し、ドライブ装置76に供給す
る。これにより、ドライブ装置76に装着されているミ
ニディスク3に、オーディオデータが圧縮されて記録さ
れる。
【0056】本実施例においては、MPEGエンコーダ
を備えていないので、ビデオデータを記録することはで
きないが、MPEGデコーダ69に代えて、MPEGエ
ンコーダ/デコーダを設ければ、ビデオデータのミニデ
ィスク3への記録も可能となる。
【0057】DSP65は、電話回線を介してデータの
送受を行う場合、MODEMとしての機能も実行する。
このとき、DSP65は、電話回線を介して入力される
オーディオ信号を圧縮して、ドライブ装置76に装着さ
れているミニディスク3に圧縮して記録する。これによ
り、留守番電話機能を果たすことが可能となる。また、
ドライブ装置76より再生したビデオデータまたはオー
ディオデータを、電話回線を介して伝送する。さらにD
SP65は、プリンタ/リーダ51より取り込まれたイ
メージデータを、例えばMMR(Modified M
odifiedREAD)方式で圧縮し、電話回線を介
して伝送させる。これにより、一種のFAX(G3,G
2)機能を果たすことができる。勿論、イメージデータ
をミニディスク3に一旦記録し、これを再生して伝送す
るようにすることもできる。
【0058】以上のようにして、本実施例においては、
DSP65を動作させるプログラムとして、ミニディス
クにおける圧縮伸長方式(ATRAC)のプログラム、
あるいはMPEG方式のプログラムをロードするように
したので、それぞれ専用のDSP(処理回路)を設ける
必要がなくなり、その分だけコストを低減することが可
能となる。
【0059】尚、この実施例においては、DSP65に
ロードするプログラムをメモリ75に予め記憶させるよ
うにしたが、ドライブ装置76に装着されたミニディス
ク3よりロードしたり、あるいはインターフェース77
に装着されたカードよりロードするようにすることも可
能である。
【0060】図5は、本発明の光磁気ディスク記録再生
装置の他の実施例を示している。光磁気ディスク記録再
生装置81が、DSP65と、これに対応するメモリ
(RAM)66を備える他、ドライブ装置76を備える
ことは、図2の実施例における場合と同様である。そし
て、この実施例においては、ビデオプロセッサ93と、
それに対応するメモリ(RAM)94が設けられてい
る。
【0061】DSP65には、D/A,A/D変換器兼
コントローラ91が接続され、マイクロホン43あるい
は電話回線を介して、入力されたアナログオーディオ信
号をA/D変換してDSP65に出力するとともに、D
SP65より出力されたデジタルオーディオデータをD
/A変換して、スピーカ45または電話回線に出力する
ようになされている。同様にして、D/A,A/D変換
器兼コントローラ92が、VTR47より供給されるア
ナロクビデオ信号をA/D変換して、ビデオプロセッサ
93に出力するとともに、ビデオプロセッサ93より出
力されたデジタルビデオデータをD/A変換して、テレ
ビジョン受像機49または電話回線へ出力するようにな
されている。
【0062】また、インターフェース95が設けられ、
リモートコントローラ35またはキーボードより入力さ
れた信号を、コントロールポート96に出力するように
なされている。
【0063】また、この装置は、予め所定のプログラム
などが記憶されているROM99と、このプログラムに
従って所定の動作を実行するCPU97、さらに、必要
に応じて所定のデータ、プログラムなどが記憶されるR
AM98が設けられ、これらがバスを介してドライブ装
置76、DSP65、ビデオプロセッサ93およびコン
トロールポート96に接続されている。
【0064】次に、その動作について説明する。この実
施例においては、ドライブ装置76に、カートリッジ2
に収容されているミニディスク3を装着したとき、CP
U97は、装着されたミニディスク3のユーザTOCを
直ちに読み取り、その識別データからフォーマットを特
定する。そしてCPU97は、その識別したフォーマッ
トに対応するプログラムをROM99から読み出し、D
SP65に対応するRAM66と、ビデオプロセッサ9
3に対応するRAM94に、それぞれロードさせる。こ
れにより、DSP65とビデオプロセッサ93は、ドラ
イブ装置76に装着されたミニディスク3のフォーマッ
トに対応する圧縮伸長処理が実行可能な状態となる。
【0065】このような状態において、リモートコント
ローラ35またはキーボードより記録動作の指令が入力
されると、この指令がインターフェース95、コントロ
ールポート96を介してCPU97に入力される。CP
U97は、この指令に対応して記録動作を開始する。
【0066】装着されたのが、MDXフォーマットのミ
ニディスクである場合、例えばVTR47より供給され
たアナログビデオ信号は、D/A,A/D変換器兼コン
トローラ92によりA/D変換され、ビデオプロセッサ
93に入力される。ビデオプロセッサ93は、入力され
たビデオデータをRAM98(またはRAM94)に一
旦記憶させる。そして、RAM94に記憶されているプ
ログラムに従って、RAM98に記憶されたビデオデー
タを、例えばMPEG方式に従って圧縮処理する。
【0067】一方、例えばマイクロホン43より入力さ
れたアナログオーディオ信号がD/A,A/D変換器兼
コントローラ91によりA/D変換され、DSP65に
供給される。DSP65は、入力されたデジタルオーデ
ィオデータをRAM98(またはRAM66)に一旦記
憶させる。そしてRAM66に記憶されているプログラ
ムに従って、RAM98に記憶されたデジタルオーディ
オデータを、例えばMPEG方式に従って圧縮処理す
る。
【0068】このようにして、圧縮されたビデオデータ
とオーディオデータは、MPEGビットストリームとさ
れ、ドライブ装置76に供給され、装着されたミニディ
スク3に記録される。
【0069】ドライブ装置76に装着したミニディスク
3が、通常のMDフォーマットのディスクである場合、
RAM66には、MDフォーマットの圧縮伸長を行うた
めのプログラムがロードされる。その結果、入力された
アナログオーディオ信号がMDフォーマットに変換され
て、ドライブ装置76に装着されているミニディスク3
に記録される。
【0070】但し、ミニディスクフォーマットの場合、
ビデオデータは記録されないので、RAM94には、特
にプログラムはロードされない。
【0071】一方、再生が指令されたとき、ドライブ装
置76より再生されたデータは、RAM98に供給さ
れ、一旦記憶される。DSP65は、RAM98に記憶
されたデータのうち、オーディオデータを読み出し、こ
れを伸長して(デコードして)、D/A,A/D変換器
兼コントローラ91に出力し、D/A変換した後、スピ
ーカ45に出力させる。
【0072】一方、ビデオプロセッサ93は、RAM9
8に記憶されたデータのうち、ビデオデータを読み出
し、これを伸長し(デコードし)、D/A,A/D変換
器兼コントローラ92に出力し、D/A変換した後、テ
レビジョン受像機49に出力、表示させる。
【0073】尚、ビデオプロセッサ93が動作するの
は、ドライブ装置76に装着されたミニディスク3に、
ビデオデータが記録されている場合のみであることはも
とよりである。
【0074】このように本実施例においては、DSP6
5だけでなく、ビデオプロセッサ93が、ドライブ装置
76に装着されたミニディスク3のフォーマットに対応
するプログラムをロードし、このプログラムに従って、
データの圧縮伸長処理を行うようにしたので、DSPお
よびビデオプロセッサとして、それぞれ専用のフォーマ
ットのものを複数個用意する必要がなくなり、コストを
安価にすることができる。
【0075】また、この実施例においては、各フォーマ
ットに対応するプログラムをROM99に予め記憶させ
るようにしたが、図2の実施例における場合と同様に、
必要に応じて、ドライブ装置76に装着されたミニディ
スク3、あるいはインターフェース76に装着されたカ
ードよりロードするようにすることも可能である。
【0076】また、この図5の実施例においても、DS
P65はMODEMとしての機能を実行することができ
る。この場合、電話回線を介して入力されたビデオデー
タとオーディオデータの両方が所定の周波数帯域(30
0Hz乃至4kHz)の信号に変換されて、電話回線を
介して伝送される。
【0077】尚、以上の実施例においては、フォーマッ
トの種類を識別するための識別データを、ミニディスク
3のユーザTOC領域に記録するようにしたが、例えば
データ領域におけるデータとして(例えば、図7におけ
るサブデータとして)、記録しておくことも可能であ
る。
【0078】以上、本発明を光磁気ディスク記録再生装
置に応用した場合を例として説明したが、本発明は、こ
の他、磁気ディスク、磁気テープ、その他の記録媒体
に、オーディオデータ、ビデオデータ、その他のデジタ
ルデータを圧縮して記録し、これを伸長して再生する場
合に適用することが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上の如く本発明のデータ処理装置によ
れば、記録媒体に記録されているデータの種類に対応す
るプログラムをロードして処理するようにしたので、回
路構成を簡略化し、装置を低コスト化することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置を応用した光磁気ディ
スク記録再生装置の一実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した光磁気ディスク記録再生装置31
の内部的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】図2のドライブ装置76に装着されたミニディ
スクのフォーマットを説明する図である。
【図5】本発明のデータ処理装置を応用した光磁気ディ
スク記録再生装置の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図6】ミニディスク装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図7】図6のミニディスクのフォーマットを説明する
図である。
【図8】MPEG方式における画像圧縮の原理を説明す
る図である。
【図9】MPEG方式における画像圧縮の順序を説明す
るタイミングチャートである。
【図10】MPEG方式におけるMPEGストリームを
説明する図である。
【符号の説明】
2 カートリッジ 3 ミニディスク 4 光ピックアップ 6 磁気ヘッド 31 光磁気ディスク記録再生装置 32 挿入孔 34 受光部 35 リモートコントローラ 43 マイクロホン 45 スピーカ 47 ビデオテープレコーダ 49 テレビジョン受像機 51 プリンタ/リーダ 65 DSP 66 メモリ 68 ビデオプロセッサ 69 MPEGデコーダ 74 マイクロコンピュータ 75 メモリ 93 ビデオプロセッサ 94 メモリ 97 CPU 98 RAM 99 ROM
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】上述したミニディスク(MD)は、本来オ
ーディオデータを記録再生するために開発されたもので
あるが、オーディオデータ以外のデータも記録再生する
ことができるように、MDデータのフォーマットが規定
されている。このMDデータのフォーマットに対応する
MDデータドライブ装置(MDD)は、本来パーソナル
オーディオ機器(携帯型、据置型、または車載型)の用
途で開発されたシステムであり、直径64mmの読み出
し専用光ディスク、書き換え可能なMO(光磁気)ディ
スク、または書き換え領域と読み出し専用領域を有する
ハイブリッド(パーシャルROM)ディスクのいずれか
をカートリッジ内に収容した記録メディアを用い、MO
ディスクやハイブリッドディスクに対しては、磁界変調
オーバーライト記録方式によって、データを記録するも
のである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明が解決しようとする課題】このようにMDデータ
ドライブ装置は、種々のデータ処理装置のドライブとし
て用いることが可能であるが、上述したように、例えば
ミニディスク(MD)としてのフォーマットと、MPE
G方式によりビデオデータとオーディオデータを記録す
るCD−Iのフォーマットとは異なるフォーマットとな
されているために、互換性を有していない。このため、
ミニディスク装置において、MDデータ対応フォーマッ
のディスクを再生することができず、また、音楽用M
Dをデータドライブ装置で再生することができない課題
があった。勿論、それぞれのフォーマットに対応する回
路を両方とも具備するようにすれば、いずれのフォーマ
ットのディスクも再生可能となるが、そのようにする
と、コスト高となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【実施例】図1は、本発明のデータ処理装置を応用した
光磁気ディスク記録再生装置(MDデータドライブ装
)の一実施例の構成を示す斜視図である。光磁気ディ
スク記録再生装置31には、その側面に挿入孔32が設
けられ、この挿入孔32から、図6を参照して説明した
カートリッジ2を装着することができるようになされて
いる。図6を参照して説明したように、このカートリッ
ジ2には、ミニディスク3が収容されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】VTR47より供給されたビデオ信号は、
A/D変換器67によりA/D変換された後、ビデオプ
ロセッサ68に供給されるようになされている。ビデオ
プロセッサ68は、入力されたビデオデータに対して必
要に応じてグラフィック編集処理などを施し、VRAM
70に出力し、記憶させる。このVRAM70に記憶さ
れたビデオデータは、D/A変換器71によりD/A変
換された後、テレビジョン受像機49に供給され、表示
される。MPEGデコーダ69は、MDデータドライブ
装置76(基本的には、図6に示すように、ミニディス
ク3に対してデータを記録再生することができるように
構成されている)より供給されるMPEG方式のビデオ
データをデコードするようになされている。ビデオプロ
セッサ68はまた、MPEGデコーダ69によりデコー
ドされたビデオデータを、VRAM70、D/A変換器
71を介してテレビジョン受像機49に出力、表示させ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】次に、図3のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。いま、MDデータドライブ
装置76に、内部にミニディスク3が収容されているカ
ートリッジ2を装着すると、マイクロコンピュータ74
は、最初にステップS1において、ドライブ装置76が
装着されたディスクのフォーマットを調べるための処理
を実行する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】即ち、ミニディスク3には、図4に示すよ
うに、その内周の所定の領域にリードイン領域が設けら
れ、最外周側にリードアウト領域が設けられている。そ
して、このリードイン領域とリードアウト領域の間に、
ユーザが所定のデータを記録することができるようにな
されており、この領域の最内周側には、ユーザTOC領
域が設けられ、そこにユーザが必要とするTOCデータ
を随時記録することができるようになされている。この
ユーザTOC領域には、通常の音楽用MDの場合、記録
されている曲番のアドレスが記録されるが、本実施例に
おいては、このユーザTOC領域に、さらにフォーマッ
トに対応する識別データが記録されるようになされてい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】マイクロコンピュータ74は、MDデータ
ドライブ装置76にカートリッジ2が挿入されたとき、
このユーザTOCデータを読み取り、その識別データか
らフォーマットを調べる。この識別データは、マイクロ
コンピュータ74(RISCCPU74a)が異なる種
類のものに取り替えられた場合(異なる機種にミニディ
スクが装着された場合)においても、解釈できるよう
に、中間言語的プログラムで記述されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】即ち、装着されたのが、通常の音楽用MD
(オーディオ信号が記録される)である(MDフォーマ
ットのディスクである)場合、メモリ66には、図6に
示した装置と同一の機能を実行するためのプログラムが
ロードされる。また、MDデータ対応フォーマットのデ
ィスクが装着された場合、上述したMDデータフォーマ
ットの処理を実行するためのプログラムがロードされ
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】例えば、通常の音楽用MDが装着され、再
生が指令されると、ドライブ装置76は、装着されたミ
ニディスク3からデータを再生し、メモリ66に供給
し、記憶させる。DSP65は、メモリ66に記憶され
たデジタルオーディオデータを、同様にメモリ66に記
憶されたプログラムに従って伸長処理する(デコードす
る)。DSP65によりデコードされたデータは、A/
D,D/A変換器64に入力され、D/A変換された
後、スイッチ63を介してスピーカ45に出力され、放
音される。あるいはまた、必要に応じてスイッチ63か
らフィルタ62、インターフェース61を介して電話回
線に出力される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】MDデータドライブ装置76に装着された
ミニディスク3が、例えば上述したCD−Iのフォーマ
ットによりMPEG方式のフォーマットで、ビデオデー
タとオーディオデータとが圧縮されて記録されている
Dデータ対応フォーマットのディスクである場合、再生
が指令されると、オーディオデータは、上述した場合と
同様に、DSP65により処理され(処理内容は、MD
における場合と異なる)、出力される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】装着されたのが、MDデータ対応フォーマ
ットのミニディスクである場合、例えばVTR47より
供給されたアナログビデオ信号は、D/A,A/D変換
器兼コントローラ92によりA/D変換され、ビデオプ
ロセッサ93に入力される。ビデオプロセッサ93は、
入力されたビデオデータをRAM98(またはRAM9
4)に一旦記憶させる。そして、RAM94に記憶され
ているプログラムに従って、RAM98に記憶されたビ
デオデータを、例えばMPEG方式に従って圧縮処理す
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】ドライブ装置76に装着したミニディスク
3が、通常の音声用MDフォーマットのディスクである
場合、RAM66には、MDフォーマットの圧縮伸長を
行うためのプログラムがロードされる。その結果、入力
されたアナログオーディオ信号がMDフォーマットに変
換されて、ドライブ装置76に装着されているミニディ
スク3に記録される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にデータを圧縮または伸長処理
    して記録または再生するデータ処理装置において、 前記記録媒体に記録されているデータの種類を判定する
    判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応するプログラムをロード
    して、前記データを圧縮または伸長処理する処理手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データは、デジタルオーディオデー
    タであることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記データは、デジタルビデオデータで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ
    処理装置。
JP8226693A 1993-04-09 1993-04-09 データ処理装置 Pending JPH06295532A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08180586A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Sony Corp 記録再生装置
JP2001028167A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Kenwood Corp ディスク再生システム、ディスク再生装置、ディスク再生方法及び記録媒体
JP2006113599A (ja) * 1995-05-22 2006-04-27 At & T Corp 音楽チップ用のデータプロトコル
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