JPH06294410A - 位置決め構造 - Google Patents

位置決め構造

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Publication number
JPH06294410A
JPH06294410A JP10620293A JP10620293A JPH06294410A JP H06294410 A JPH06294410 A JP H06294410A JP 10620293 A JP10620293 A JP 10620293A JP 10620293 A JP10620293 A JP 10620293A JP H06294410 A JPH06294410 A JP H06294410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
fixing screw
hole
peripheral surface
positioning guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10620293A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Muta
淳治 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH06294410A publication Critical patent/JPH06294410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置合わせを容易に行なえるようにする。 【構成】 基体10にはネジ止め固定用の円形の貫通孔
(位置決め孔)11を形成してあり、同貫通孔11の開
口部分における円周部分の下半分部分から半円筒状の位
置決めガイド12を突出して形成している。一方、図2
に示すように、係止片20には上記貫通孔11に挿入可
能な固定ねじ(位置決め凸部)21を突出して配設して
ある。基体10と係止片20とを対面させ、固定ねじ2
1を位置決めガイド12に向けて移動させ、当該位置決
めガイド12の内周面に当接させる。固定ねじ21が位
置決めガイド12の内周面に当接したら、固定ねじ21
を位置決めガイド12の内周面に摺接させつつ軸線方向
に向けて押し込み、貫通孔11内に貫通せしめる。そし
て、基体10の裏面側で固定ねじ21の先端にナットを
螺合させて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二部材を所定の位置関
係に位置決めする位置決め構造に関し、特に、壁面に形
成したねじ孔に固定ねじを挿入して位置決めするような
場合に使用して好適な位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の位置決め構造として、自
動車のリアコンビネーションランプを車体に取り付ける
にあたって車体側にはねじ孔を形成し、リアコンビネー
ションランプの背面には固定ねじを立設した構造が知ら
れている。このようなリアコンビネーションランプを車
体に取り付ける場合、リアコンビネーションランプを正
面側から保持し、背面に立設した固定ねじを概ね勘に頼
ってねじ孔に挿入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の位置決
め構造においては、背面に立設した固定ねじを勘に頼っ
てねじ孔に位置合わせしなければならず、作業しにくい
という課題があった。また、目で見ることができる場
合、一方はねじで突出して分かりやすいものの他方は孔
なので分かりにくく、依然として作業しにくい。本発明
は、上記課題にかんがみてなされたもので、位置合わせ
を容易に行なうことが可能な位置決め構造の提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、一の部材に形成した位置
決め孔に他の一の部材の位置決め凸部を挿入して位置決
めする位置決め構造において、上記一の部材における上
記位置決め凸部の挿入側面であって、上記位置決め孔の
周縁部分に、上記位置決め凸部を上記位置決め孔に対面
させたときに当該位置決め凸部の周面の一部に当接する
位置決めガイドを突出して形成した構成としてある。
【0005】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の位置決め構造において、上記位置決め孔をねじ
孔で構成するとともに、上記位置決め凸部を固定ねじで
構成し、かつ、上記位置決めガイドを、上記ねじ孔の開
口部分に立設した当該ねじ孔の径と同じ内径の半円筒部
材で構成してある。
【0006】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、位置決め孔を形成した一の部材に対して位置
決め凸部を有する他の一の部材を対面させ、他の一の部
材を適当に移動させて位置決め凸部を一の部材から突出
している位置決めガイドに当接せしめる。すると、当該
位置決めガイドは位置決め孔の周縁部分に形成されてい
るので、位置決め凸部と位置決め孔とが対面する位置に
位置合わせされる。
【0007】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、ねじ孔とした位置決め孔の径と同
じ内径の半円筒部材を当該ねじ孔の開口部分に立設して
あり、位置決め凸部を構成する固定ねじをねじ孔の近く
に移動させてその周面が半円筒部材の内周面に当接する
と所定位置に位置決めされる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位置決め
孔に位置決め凸部を挿入させるにあたって、互いに突出
している位置決め凸部と位置決めガイドとを当接させれ
ば位置決め凸部と位置決め孔とが対面して挿入すること
ができるため、位置合わせを容易にさせることが可能な
位置決め構造を提供することができる。
【0009】また、請求項2にかかる発明においては、
通常のねじ孔に固定ねじを挿入する場合に半円筒部材の
内周面に当接させれば両者が対面するので、容易に位置
合わせできる。
【0010】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1と図2は、本発明の位置決め構造の一実施
例を斜視図により示している。本実施例においては、板
状の基体(一の部材)10にて同じく板状の係止片(他
の一の部材)20を支持するようにしている。図1に示
すように、基体10にはネジ止め固定用の円形の貫通孔
(位置決め孔)11を形成してあり、同貫通孔11の開
口部分における円周部分の下半分部分から半円筒状の位
置決めガイド12を突出して形成している。一方、図2
に示すように、係止片20には上記貫通孔11に挿入可
能な固定ねじ(位置決め凸部)21を突出して配設して
ある。
【0011】次に、上記構成からなる本実施例の位置決
め方法を説明する。図3に示すようにして基体10と係
止片20とを対面させ、係止片20の固定ねじ21が基
体10に接するくらいに近付ける。ある程度固定ねじ2
1が基体10に近づいたら、固定ねじ21を位置決めガ
イド12に向けて移動させ、当該位置決めガイド12の
内周面に当接させる。固定ねじ21が位置決めガイド1
2の内周面に当接したら、図4に示すように固定ねじ2
1を位置決めガイド12の内周面に摺接させつつ軸線方
向に向けて押し込み、貫通孔11内に貫通せしめる。そ
して、基体10の裏面側で固定ねじ21の先端にナット
30を螺合させて固定する。
【0012】このように、本実施例においては、位置決
めガイド12と固定ねじ21とを当接させるが、両者は
互いに突出しており、貫通孔11に固定ねじ21を位置
合わせする場合に比べて位置合わせしやすい。また、対
面した状態で位置決めガイド12にて固定ねじ21は簡
易的に保持されており、そのまま押し込めば貫通孔11
内に固定ねじ21を挿入しやすい。図5および図6は、
本発明の他の実施例を斜視図により示している。本実施
例における位置決めガイド13は、基体10に形成した
貫通孔11と同心状に形成されているが、位置決めガイ
ド13の内径の方が貫通孔11の内径よりも大きくして
ある。また、係止片20の側においては、固定ねじ21
の基部に上記位置決めガイド13の内径と同じ径の外形
とした円柱状の基台部22を同心状に形成している。
【0013】かかる構成において、基台部22の周面が
位置決めガイド13の内周面に入り込むように当接させ
ると、それぞれが固定ねじ21と貫通孔11と同心状に
形成されているため、固定ねじ21と貫通孔11も対面
する。基台部22ごと固定ねじ21を貫通孔11に向け
て押し込めば、固定ねじ21は貫通孔11を介して基体
10を貫通するので、裏面側からナット30で固定す
る。前述した実施例においては、半円筒状の位置決めガ
イド12の前面部分で係止片20に当接しており、後述
した実施例においては、固定ねじ21の基部に形成した
基台部22の前面部分で当接している。ここにおいて、
位置決めガイド12の前面部分は半円であるのに対し、
基台部22の前面部分は円であるので、後述した実施例
にすると保持強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置決め凸部を備えた基体の斜視図である。
【図2】固定ねじを備えた係止片の斜視図である。
【図3】組付手順を示す断面図である。
【図4】組付手順を示す断面図である。
【図5】他の実施例にかかる位置決め凸部を備えた基体
の斜視図である。
【図6】他の実施例にかかる固定ねじを備えた係止片の
斜視図である。
【図7】組付状況を示す断面図である。
【符号の説明】
10…基体 11…貫通孔 12…位置決めガイド 13…位置決めガイド 20…係止片 21…固定ねじ 22…基台部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の部材に形成した位置決め孔に他の一
    の部材の位置決め凸部を挿入して位置決めする位置決め
    構造において、 上記一の部材における上記位置決め凸部の挿入側面であ
    って、上記位置決め孔の周縁部分に、上記位置決め凸部
    を上記位置決め孔に対面させたときに当該位置決め凸部
    の周面の一部に当接する位置決めガイドを突出して形成
    したことを特徴とする位置決め構造。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の位置決め構造にお
    いて、上記位置決め孔をねじ孔で構成するとともに、上
    記位置決め凸部を固定ねじで構成し、かつ、上記位置決
    めガイドを、上記ねじ孔の開口部分に立設した当該ねじ
    孔の径と同じ内径の半円筒部材で構成したことを特徴と
    する位置決め構造。
JP10620293A 1993-04-07 1993-04-07 位置決め構造 Pending JPH06294410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10620293A JPH06294410A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 位置決め構造

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JP10620293A JPH06294410A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 位置決め構造

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JPH06294410A true JPH06294410A (ja) 1994-10-21

Family

ID=14427584

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JP10620293A Pending JPH06294410A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 位置決め構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014274A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Sanyo Electric Co Ltd 空調換気扇
JP2011110639A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Suzuki Motor Corp 部品位置決め構造
JP2011214650A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Ts Tech Co Ltd 部材の固定構造
WO2017212518A1 (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 河西工業株式会社 樹脂成形体の取付け構造

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