JPH0629382U - 誘導電動機の速度検出素子取付構造 - Google Patents

誘導電動機の速度検出素子取付構造

Info

Publication number
JPH0629382U
JPH0629382U JP6673992U JP6673992U JPH0629382U JP H0629382 U JPH0629382 U JP H0629382U JP 6673992 U JP6673992 U JP 6673992U JP 6673992 U JP6673992 U JP 6673992U JP H0629382 U JPH0629382 U JP H0629382U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection element
bracket
element mounting
rear bracket
induction motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6673992U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 村上
Original Assignee
株式会社新晃電機
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新晃電機 filed Critical 株式会社新晃電機
Priority to JP6673992U priority Critical patent/JPH0629382U/ja
Publication of JPH0629382U publication Critical patent/JPH0629382U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Induction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラケットを取り外すことなく、しかも位置
決めや着脱が極めて容易な誘導電動機の速度検出素子取
付構造を提供することにある。 【構成】 後部ブラケット16の底部16aと側部16
bの一部を切り欠くことにより設けられた段部16cと
窓部16dに、回転速度検出素子19を備えた検出素子
取付体20が装着される。この検出素子取付体20は、
段部16cにて位置決めされ、窓部16dに外部より嵌
め込まれて装着されている。従って、位置決め、着脱が
容易であり、ブラケットを取り外す必要もなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、誘導電動機における回転子の回転速度を検出するための回転速度検 出素子の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、誘導電動機をマイクロコンピュータ等で回転制御するためには、そ の回転子の回転速度を検出することが必要であった。このため、従来は、図5に 示すように、回転子3を回動自在に支承すると共に固定子鉄心1に取り付けられ た略中央から分割される一対のブラケット2の一方にその中央の分割部分より切 り欠くことにより形成される穴4を設け、回転子3に取り付けられた永久磁石5 に対向するように、この穴4に回転速度検出素子6を止め具7等を介して取り付 けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の速度検出素子の取付構造においては、回転速度検出素子6を取り付けた り取り外す際に、固定子鉄心1や固定子巻線8が邪魔になるため、先にブラケッ ト2を取り外すことが必要であった。このようにブラケット2を取り外すと、ブ ラケット内に塵埃等が入る可能性が高くなり、好ましいものではなかった。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、ブラケットを取り外 すことなく、しかも位置決めや着脱が極めて容易な誘導電動機の速度検出素子取 付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の誘導電動機の速度検出素子取付構造は、回転子を回動自在に支承する ために固定子鉄心に取り付けられた一対のブラケットにおける前記回転子の出力 軸の反対側に位置する後部ブラケットの底部と側部の一部を切り欠くことにより 前記後部ブラケット内部に通じる窓部と該窓部の縁に形成される段部とを設け、 コネクター内部に回転速度検出素子を備えた検出素子取付体を、前記後部ブラケ ット内の回転子軸に取り付けられた永久磁石の外周縁と一定の距離を保って対向 するように、前記後部ブラケットの段部にて位置決めすると共に外部より前記後 部ブラケットの窓部に嵌め込んで装着することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案の速度検出素子取付構造においては、一対のブラケットの一方である後 部ブラケットの底部と側部の一部を切り欠くことにより設けられた段部と窓部に 、回転速度検出素子を備えた検出素子取付体が装着されている。この検出素子取 付体は、段部にて窓部を介してブラケット内部の回転子に取り付けられた永久磁 石に対向するように位置決めされ、窓部に外部より嵌め込まれて装着されている 。従って、位置決め、着脱が容易であり、ブラケットを取り外す必要もなくなる 。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る誘導電動機の速度検出素子取付構造を示す誘導 電動機の要部断面図、図2及び図3は図1に示す誘導電動機の出力軸側及びその 反対側を示す正面図及び背面図、図4は図1に示す後部ブラケットと検出素子取 付体を示す分解斜視図である。
【0008】 11は固定子鉄心、12は固定子巻線である。
【0009】 13は回転子であり、14はその回転子軸で、図1中右方向の端部が出力軸と なっている。
【0010】 15、16は前部ブラケットと後部ブラケットであり、共に固定子鉄心11に 取り付けられている。この前部ブラケット15と後部ブラケット16は、内部に ベアリング等からなる軸受21を有し回転子軸14を回動自在に支承している。 また、本実施例における後部ブラケット16には、図4等に示すように、端部に 設けられている底部16aと側部16bとの間の角部を切り欠くことにより形成 された段部16cと窓部16dが設けられている。窓部16dはほぼ軸方向に設 けられた側面16eに側方を向いて開口するように形成されると共に後部ブラケ ット16内に通じている。また、段部16cは軸方向にほぼ直交する方向に設け られており、窓部16dの縁に位置付けられている。
【0011】 18は円板状の永久磁石であり、回転子軸14の出力軸の反対側の端部に取り 付けられており、後部ブラケット16の内部の端に位置する。
【0012】 20は検出素子取付体であり、コネクター17と回転速度検出素子19とから なるものである。このコネクター17は、後部ブラケット16の段部16cに適 合する本体17aと、この本体17aより突出し窓部16dに適合する突出部1 7bとから構成されている。また、回転速度検出素子19は、コネクター17の 突出部17bの先端に取り付けられている。この検出素子取付体20は、段部1 6cにて位置決めされ、更に突出部17bを窓部16dに嵌め込まれることによ り、回転速度検出素子19が永久磁石18の外周縁と一定の距離を保って対向す るように後部ブラケット16に装着される。尚、本実施例においては、ネジ21 、22を用いてコネクター17を後部ブラケット16の側面16eに固定してい る。
【0013】 上記構成からなる実施例において、検出素子取付体20は後部ブラケット16 の段部16cと窓部16dにより正確に位置が定められており、また永久磁石1 8はブラケット15、16により正確に位置決めされている回転子軸14に取り 付けられている。このため、回転速度検出素子19と永久磁石18との間の距離 や位置は設定された値に確実に保たれ、例え検出素子取付体20を交換あるいは 着脱したとしても、その位置関係は極めて正確に保たれる。
【0014】
【考案の効果】 本考案によれば、検出素子取付体を後部ブラケットの端の角にその外部から取 り付けることができるので、その着脱の際に固定子鉄心や固定子巻線等他の部品 が邪魔になることがなく、ブラケットを外さなくても容易に着脱することができ る。特に、検出素子取付体を後部ブラケットの段部と窓部に当接あるいは嵌め込 むことにより、容易に位置決めと取り付けをすることができるので、組立時の作 業性を向上させることができる。
【0015】 また、本考案において検出素子取付体を取り付けるために後部ブラケットに設 けられる穴は、小さな窓部だけであり、このため検出素子取付体の着脱の際にブ ラケット内に塵埃等が入りにくく、更にブラケットの強度も高く保つことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る誘導電動機の速度検出
素子取付構造を示す誘導電動機の要部断面図である。
【図2】図1に示す誘導電動機の出力軸側を示す正面図
である。
【図3】図1に示す誘導電動機の出力軸側の反対側を示
す背面図である。
【図4】図1に示す後部ブラケットと検出素子取付体を
示す分解斜視図である。
【図5】従来の誘導電動機の速度検出素子取付構造を示
す誘導電動機の断面図である。
【符号の説明】
11 固定子鉄心 12 固定子巻線 13 回転子 14 回転子軸 15 前部ブラケット 16 後部ブラケット 17 コネクター 18 永久磁石 19 回転速度検出素子 20 検出素子取付体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子を回動自在に支承するために固定
    子鉄心に取り付けられた一対のブラケットにおける前記
    回転子の出力軸の反対側に位置する後部ブラケットの底
    部と側部の一部を切り欠くことにより前記後部ブラケッ
    ト内部に通じる窓部と該窓部の縁に形成される段部とを
    設け、コネクター内部に回転速度検出素子を備えた検出
    素子取付体を、前記後部ブラケット内の回転子軸に取り
    付けられた永久磁石の外周縁と一定の距離を保って対向
    するように、前記後部ブラケットの段部にて位置決めす
    ると共に外部より前記後部ブラケットの窓部に嵌め込ん
    で装着することを特徴とする誘導電動機の速度検出素子
    取付構造。
JP6673992U 1992-08-31 1992-08-31 誘導電動機の速度検出素子取付構造 Pending JPH0629382U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6673992U JPH0629382U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 誘導電動機の速度検出素子取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6673992U JPH0629382U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 誘導電動機の速度検出素子取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629382U true JPH0629382U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13324553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6673992U Pending JPH0629382U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 誘導電動機の速度検出素子取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629382U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345211A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345211A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2561074Y2 (ja) モータ装置の端板取付構造
JPH01321853A (ja) ブラシレスモータ
JPS59135087U (ja) 永久磁石形ステツプモ−タ
JPH0629382U (ja) 誘導電動機の速度検出素子取付構造
JPS5911762A (ja) 直流ブラシレスモ−タ
JPH0756591Y2 (ja) モータ
JPS60151267U (ja) 速度あるいは位置の検出器を有する回転電機
JPS6116792Y2 (ja)
JP2002044910A (ja) モータの回転検出機構
JP2928420B2 (ja) センサー付きモータ
JPH08275462A (ja) 速度検出器付電動機
JP4438142B2 (ja) 回転センサおよび回転センサ付モータ装置
JP2001231218A (ja) 回転電機
JPH04359654A (ja) マグネット取付方法
JP3022467U (ja) ブラシレス直流電動機
JPH0229798Y2 (ja)
JPH055815Y2 (ja)
JP3078240U (ja) 両誘導面モーターの構造
JPS6015428Y2 (ja) 速度制御回路内蔵形小型直流モ−タ
JPS60111360U (ja) 電動マグネツトポンプ
JP3045064U (ja) ブラシレス直流電動機
JPH0713426Y2 (ja) 偏平型コアレスモ−タ
JP3046146U (ja) Fg検出用ヘッドの固定構造およびブラシレスモータ
JPH0590368U (ja) 回転検出装置
JPS60162980U (ja) ブラシレスモ−タ