JPH06293286A - 二重殻構造を有する液状貨物船 - Google Patents
二重殻構造を有する液状貨物船Info
- Publication number
- JPH06293286A JPH06293286A JP5078425A JP7842593A JPH06293286A JP H06293286 A JPH06293286 A JP H06293286A JP 5078425 A JP5078425 A JP 5078425A JP 7842593 A JP7842593 A JP 7842593A JP H06293286 A JPH06293286 A JP H06293286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- tank
- ballast
- liquid
- cargo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B11/00—Interior subdivision of hulls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B3/00—Hulls characterised by their structure or component parts
- B63B3/14—Hull parts
- B63B3/16—Shells
- B63B3/20—Shells of double type
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バラストタンクの総容量を変えることなく二
重殻構造の深さを最適に選定できるとともに、貨物満載
状態における縦曲モーメントを減少させる。 【構成】 液状貨物槽５周囲を船底部が船底外板と船底
内板からなり、船側部が船側外板1R,1L と船側内板2R,2
L とからなる二重殻構造とし、二重殻間の船底空間部お
よび船側空間部3R,3L をバラストタンク３に構成した液
状貨物船において、船首尾方向の船体中央部に配置され
た液状貨物槽５内の船側タンク5R,5L の一部にバラスト
専用タンク12R,12L を設けた。 【効果】 液状貨物槽の容量を調整して二重殻の深さを
強度上適正な深さに設定し、貨物満載時における船首尾
方向中央部をバラスト専用タンクで空槽とすることによ
り、縦曲モーメントを大幅に減少させる。
重殻構造の深さを最適に選定できるとともに、貨物満載
状態における縦曲モーメントを減少させる。 【構成】 液状貨物槽５周囲を船底部が船底外板と船底
内板からなり、船側部が船側外板1R,1L と船側内板2R,2
L とからなる二重殻構造とし、二重殻間の船底空間部お
よび船側空間部3R,3L をバラストタンク３に構成した液
状貨物船において、船首尾方向の船体中央部に配置され
た液状貨物槽５内の船側タンク5R,5L の一部にバラスト
専用タンク12R,12L を設けた。 【効果】 液状貨物槽の容量を調整して二重殻の深さを
強度上適正な深さに設定し、貨物満載時における船首尾
方向中央部をバラスト専用タンクで空槽とすることによ
り、縦曲モーメントを大幅に減少させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二重船底部、二重船側
部（二重甲板部を含む）の二重殻構造を有するタンカー
等の液状貨物船に関する。
部（二重甲板部を含む）の二重殻構造を有するタンカー
等の液状貨物船に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、二重殻構造を有する液状貨物船の
貨物槽部の構造は、たとえば図９，図10に示すように、
船底外板１Ｂと船底内板２Ｂとの間に船底空間部３Ｂが
形成されるとともに、船側外板１Ｒ，１Ｌと船側内板２
Ｒ，２Ｌとの間に船側空間部３Ｒ，３Ｌが形成されて、
船底空間部３Ｂと船側空間部３Ｒ，３Ｌとでバラストタ
ンク３が形成されている。また、船底内板２Ｂと船側内
板２Ｒ，２Ｌにより形成される液状貨物槽５は、左右一
対の縦通隔壁４Ｒ，４Ｌにより中央タンク５Ｃと船側タ
ンク５Ｒ，５Ｌに区画されるとともに、複数の横置隔壁
６により船首尾方向に複数室に仕切られており、前記バ
ラストタンク３もこの横置隔壁６により船首尾方向に複
数室に仕切られている。
貨物槽部の構造は、たとえば図９，図10に示すように、
船底外板１Ｂと船底内板２Ｂとの間に船底空間部３Ｂが
形成されるとともに、船側外板１Ｒ，１Ｌと船側内板２
Ｒ，２Ｌとの間に船側空間部３Ｒ，３Ｌが形成されて、
船底空間部３Ｂと船側空間部３Ｒ，３Ｌとでバラストタ
ンク３が形成されている。また、船底内板２Ｂと船側内
板２Ｒ，２Ｌにより形成される液状貨物槽５は、左右一
対の縦通隔壁４Ｒ，４Ｌにより中央タンク５Ｃと船側タ
ンク５Ｒ，５Ｌに区画されるとともに、複数の横置隔壁
６により船首尾方向に複数室に仕切られており、前記バ
ラストタンク３もこの横置隔壁６により船首尾方向に複
数室に仕切られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液状貨物槽
５は最低限必要な総容量が規定されており、図９，図10
に示す船体構造の場合、船底空間部３Ｂの深さＤａ′と
船側空間部３ｂの深さＤｂ′は必要バラスト量を確保す
る等の目的で、強度上必要な深さ以上の深さが必要とな
っている。
５は最低限必要な総容量が規定されており、図９，図10
に示す船体構造の場合、船底空間部３Ｂの深さＤａ′と
船側空間部３ｂの深さＤｂ′は必要バラスト量を確保す
る等の目的で、強度上必要な深さ以上の深さが必要とな
っている。
【０００４】また、船底空間部３Ｂと船側空間部３Ｒ，
３Ｌとでバラストタンク３で構成した場合、貨物満載状
態ではバラストタンク３内のバラスト水は全部排出さ
れ、液状貨物槽５全面にわたって液状貨物を積載するこ
とになる。すると、図４に破線で示すように、規定値Ｓ
以上の縦曲モーメントＭ′が船体に作用し、強度上大幅
な補強（補強必要値Ｔ）が必要となる。さらに補強をし
た場合でも、強度に対する余裕量が少ないと貨物の積付
けに対する自由度が制限されることになる。
３Ｌとでバラストタンク３で構成した場合、貨物満載状
態ではバラストタンク３内のバラスト水は全部排出さ
れ、液状貨物槽５全面にわたって液状貨物を積載するこ
とになる。すると、図４に破線で示すように、規定値Ｓ
以上の縦曲モーメントＭ′が船体に作用し、強度上大幅
な補強（補強必要値Ｔ）が必要となる。さらに補強をし
た場合でも、強度に対する余裕量が少ないと貨物の積付
けに対する自由度が制限されることになる。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決して、バラス
トタンクの総容量を変えることなく二重殻構造の深さを
強度上最適に選定できるとともに、貨物満載状態におけ
る縦曲モーメントを減少させて船体の補強等を不要と
し、重量低減および工事費低減をはかるとともに、貨物
の積付けに対する自由度を増大させることがてきる二重
殻構造を有する液状貨物船を提供することを目的とす
る。
トタンクの総容量を変えることなく二重殻構造の深さを
強度上最適に選定できるとともに、貨物満載状態におけ
る縦曲モーメントを減少させて船体の補強等を不要と
し、重量低減および工事費低減をはかるとともに、貨物
の積付けに対する自由度を増大させることがてきる二重
殻構造を有する液状貨物船を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、液状貨物槽周囲の船底部および船側部を
船体外板と船体内板とからなる二重殻構造として、船体
外板と船体内板の間の空間部をバラストタンクに構成し
た二重殻構造を有する液状貨物船において、船首尾方向
の船体中央部に配置された液状貨物槽内の少なくとも一
部にバラスト専用タンクを設けたものである。
めに本発明は、液状貨物槽周囲の船底部および船側部を
船体外板と船体内板とからなる二重殻構造として、船体
外板と船体内板の間の空間部をバラストタンクに構成し
た二重殻構造を有する液状貨物船において、船首尾方向
の船体中央部に配置された液状貨物槽内の少なくとも一
部にバラスト専用タンクを設けたものである。
【０００７】また、上記構成に加えて、バラスト専用タ
ンクとバラストタンクと間の仕切り壁を削除して一体化
したものである。さらに上記各構成に加えて、バラスト
専用タンクを右舷側バラストタンクと左舷側バラストタ
ンクの間にわたって設けたものである。
ンクとバラストタンクと間の仕切り壁を削除して一体化
したものである。さらに上記各構成に加えて、バラスト
専用タンクを右舷側バラストタンクと左舷側バラストタ
ンクの間にわたって設けたものである。
【０００８】
【作用】上記構成において、船体船首尾方向の中央部
で、液状貨物槽の一部にバラスト専用タンクを設けてそ
の容量を調整することにより、バラストタンク側の容量
を減少させて、二重殻の船底および船側深さを強度上、
二重殻に最適な値に設定することができる。このように
二重殻の船底および船側深さを小さくすることにより、
溶接や取り付け工事、塗装工事などを精度よく能率的に
行うことができる。また、貨物満載状態では船体の中央
部に空荷となるバラスト専用タンクがあるので、船体に
加わる縦曲モーメントを大幅に減少させることができ、
船体の補強も不要になるとともに、重い比重の貨物の積
付けなど、貨物の積付けに対する自由度を増大させるこ
とができる。さらに、バスト専用タンクとバラストタン
クとを一体化したり、バラスト専用タンクを液状貨物槽
の全幅方向にわたって設けることにより、船体重量の軽
減を図るとともに、バラスト専用タンク用の給排水装置
も不要にできる。
で、液状貨物槽の一部にバラスト専用タンクを設けてそ
の容量を調整することにより、バラストタンク側の容量
を減少させて、二重殻の船底および船側深さを強度上、
二重殻に最適な値に設定することができる。このように
二重殻の船底および船側深さを小さくすることにより、
溶接や取り付け工事、塗装工事などを精度よく能率的に
行うことができる。また、貨物満載状態では船体の中央
部に空荷となるバラスト専用タンクがあるので、船体に
加わる縦曲モーメントを大幅に減少させることができ、
船体の補強も不要になるとともに、重い比重の貨物の積
付けなど、貨物の積付けに対する自由度を増大させるこ
とができる。さらに、バスト専用タンクとバラストタン
クとを一体化したり、バラスト専用タンクを液状貨物槽
の全幅方向にわたって設けることにより、船体重量の軽
減を図るとともに、バラスト専用タンク用の給排水装置
も不要にできる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明に係る二重殻構造を有する液状
貨物船の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、従
来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略する。
貨物船の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、従
来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略する。
【００１０】図１〜図４に示すように、船体船首尾方向
の中央部の液状貨物槽５のうち船側タンク５Ｒ，５Ｌに
横置仕切り壁１１Ｒ，１１Ｌが設けられて船側タンク５
Ｒ，５Ｌの一部がバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌに
構成されている。このように液状貨物槽５の一部をバラ
スト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとすることにより、規定
されたバラスト量の最低限必要な総容量を下回ることな
くバラストタンク３の容量を減少させることができる。
の中央部の液状貨物槽５のうち船側タンク５Ｒ，５Ｌに
横置仕切り壁１１Ｒ，１１Ｌが設けられて船側タンク５
Ｒ，５Ｌの一部がバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌに
構成されている。このように液状貨物槽５の一部をバラ
スト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとすることにより、規定
されたバラスト量の最低限必要な総容量を下回ることな
くバラストタンク３の容量を減少させることができる。
【００１１】したがって、バラスト専用タンク１２Ｒ，
１２Ｌの容量を調整することにより、船底空間部３Ｂの
深さＤａと船側空間部３ｂの深さＤｂを、仮想線で示す
従来船に比べて浅くかつ必要な強度を確保できる値に設
定することができる。このように、二重殻の深さＤａ，
Ｄｂを浅くすることにより、従来の深い二重殻に比べ
て、渠中内での溶接、取付および塗装作業などを精度良
く能率的に行うことができる。
１２Ｌの容量を調整することにより、船底空間部３Ｂの
深さＤａと船側空間部３ｂの深さＤｂを、仮想線で示す
従来船に比べて浅くかつ必要な強度を確保できる値に設
定することができる。このように、二重殻の深さＤａ，
Ｄｂを浅くすることにより、従来の深い二重殻に比べ
て、渠中内での溶接、取付および塗装作業などを精度良
く能率的に行うことができる。
【００１２】また、船体船首尾方向の中央部の液状貨物
槽５の一部にバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌを設け
たことにより、図４に示すように、貨物満載時にバラス
ト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌが空槽状態となるため、従
来のように船首尾方向に均等に貨物を積載した場合に船
体に加わる縦曲モーメントＭ′に比べて、縦曲モーメン
トＭを規定値Ｓ以下に大幅に減少させることができる。
したがって、強度上の補強が不要となって船体重量の増
大を抑制できるとともに、強度に対する余裕量Ｆが大き
く、比重の大きい貨物を積載できるなど、積付けの自由
度を増大させることができる。なお、バラスト専用タン
ク１２Ｒ，１２Ｌにより液状貨物槽５の容量が減少した
分、船底深さＤａおよび船側深さＤｂが浅くなり船底内
板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌが外側に配置されるの
で、全体の液状貨物槽５の容量が変化することはない。
槽５の一部にバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌを設け
たことにより、図４に示すように、貨物満載時にバラス
ト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌが空槽状態となるため、従
来のように船首尾方向に均等に貨物を積載した場合に船
体に加わる縦曲モーメントＭ′に比べて、縦曲モーメン
トＭを規定値Ｓ以下に大幅に減少させることができる。
したがって、強度上の補強が不要となって船体重量の増
大を抑制できるとともに、強度に対する余裕量Ｆが大き
く、比重の大きい貨物を積載できるなど、積付けの自由
度を増大させることができる。なお、バラスト専用タン
ク１２Ｒ，１２Ｌにより液状貨物槽５の容量が減少した
分、船底深さＤａおよび船側深さＤｂが浅くなり船底内
板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌが外側に配置されるの
で、全体の液状貨物槽５の容量が変化することはない。
【００１３】また、図５，図６に示すように、バラスト
専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラストタンク３との間の
船底内板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌ（仕切り壁）を
削除して、バラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラス
トタンク３と一体化することもできる。これにより、船
体重量の軽減とバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌのバ
ラスト水給排水装置が不要になる。
専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラストタンク３との間の
船底内板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌ（仕切り壁）を
削除して、バラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラス
トタンク３と一体化することもできる。これにより、船
体重量の軽減とバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌのバ
ラスト水給排水装置が不要になる。
【００１４】さらに、図７，図８に示すように、バラス
ト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌに対応する中央タンク５Ｃ
にも、横置仕切り壁１１Ｃを設けてバラスト専用タンク
１２Ｃを設け、バラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌ，１
２Ｃを右舷側バラストタンク３と左舷側バラストタンク
３の間にわたって設けることもできる。もちろん、バラ
スト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラストタンク３との
間の船底内板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌ（仕切り
壁）やバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌと１２Ｃの間
の縦通隔壁４Ｒ，４Ｌを削除して、バラスト専用タンク
１２Ｒ，１２Ｌ，１２Ｃ同士、またはバラスト専用タン
ク１２Ｒ，１２Ｌ，１２Ｃとバラストタンク３とを一体
化することもできる。
ト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌに対応する中央タンク５Ｃ
にも、横置仕切り壁１１Ｃを設けてバラスト専用タンク
１２Ｃを設け、バラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌ，１
２Ｃを右舷側バラストタンク３と左舷側バラストタンク
３の間にわたって設けることもできる。もちろん、バラ
スト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌとバラストタンク３との
間の船底内板２Ｂおよび船側内板２Ｒ，２Ｌ（仕切り
壁）やバラスト専用タンク１２Ｒ，１２Ｌと１２Ｃの間
の縦通隔壁４Ｒ，４Ｌを削除して、バラスト専用タンク
１２Ｒ，１２Ｌ，１２Ｃ同士、またはバラスト専用タン
ク１２Ｒ，１２Ｌ，１２Ｃとバラストタンク３とを一体
化することもできる。
【００１５】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の二重殻構造
を有する液状貨物船によれば、下記の効果を奏すること
ができる。
を有する液状貨物船によれば、下記の効果を奏すること
ができる。
【００１６】（１）船首尾方向の中央部の液状貨物槽の
一部をバラスト専用タンクとし、このバラスト専用タン
クの容量を調整することにより、バラスト総容量を変え
ることなく強度上最適な二重船底深さおよび船側深さに
設定することができる。
一部をバラスト専用タンクとし、このバラスト専用タン
クの容量を調整することにより、バラスト総容量を変え
ることなく強度上最適な二重船底深さおよび船側深さに
設定することができる。
【００１７】（２）二重船底深さおよび船側深さを最適
化することにより、重量低減がはかれるとともに、溶
接、取付および塗装工事などを精度なく能率的に行うこ
とができる。
化することにより、重量低減がはかれるとともに、溶
接、取付および塗装工事などを精度なく能率的に行うこ
とができる。
【００１８】（３）貨物満載状態では、船首尾方向の中
央部に設けたバラスト専用タンクが空槽となるので、船
体に加わる縦曲モーメントを大幅に低減することがで
き、余分な補強が不要となって重量の増大を抑制でき
る。
央部に設けたバラスト専用タンクが空槽となるので、船
体に加わる縦曲モーメントを大幅に低減することがで
き、余分な補強が不要となって重量の増大を抑制でき
る。
【００１９】（４）縦曲モーメントが小さくなるので、
補強を行うことなく重い比重の貨物も積載することがで
き、貨物の積付けに対する自由度が増大する。
補強を行うことなく重い比重の貨物も積載することがで
き、貨物の積付けに対する自由度が増大する。
【図１】本発明に係る液状貨物船の一実施例を示す全体
平面図である。
平面図である。
【図２】図１に示すＡ−Ａ断面図である。
【図３】同液状貨物船の側面全体図である。
【図４】同液状貨物船の貨物満載状態で船体にかかる縦
曲モーメントを示す分布図である。
曲モーメントを示す分布図である。
【図５】液状貨物船の他の実施例を示す全体平面図であ
る。
る。
【図６】図５に示すＢ−Ｂ断面図である。
【図７】液状貨物船のさらに他の実施例を示す全体平面
図である。
図である。
【図８】図７に示すＣ−Ｃ断面図である。
【図９】従来の液状貨物船を示す全体平面図である。
【図１０】従来の液状貨物船を示す横断面である。
１Ｂ 船底外板 1R,1L 船側外板 ２Ｂ 船底内板 2R,2L 船側内板 ３ バラストタンク ３Ｂ 船底空間部 3R,3L 船側空間部 4R,4L 縦通隔壁 ５ 液状貨物槽 ５Ｃ 中央タンク 5R,5L 船側タンク ６ 横置隔壁 11R,11L 横置仕切り壁 11C 横置仕切り壁 12R,12L バラスト専用タンク 12C バラスト専用タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年２月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項３
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図８】
【図７】
【図９】
【図１０】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深田 雅敏 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 橋本 栄二 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 吉岡 利男 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 液状貨物槽周囲の船底部および船側部を
船体外板と船体内板とからなる二重殻構造として、船体
外板と船体内板の間の空間部をバラストタンクに構成し
た二重殻構造を有する液状貨物船において、船首尾方向
の船体中央部に配置された液状貨物槽内の少なくとも一
部にバラスト専用タンクを設けたことを特徴とする二重
殻構造を有する液状貨物船。 - 【請求項２】 バラスト専用タンクとバラストタンクと
間の仕切り壁を削除して一体化したことを特徴とする請
求項１記載の二重殻構造を有する液状貨物船。 - 【請求項３】 バラスト専用タンクを右舷側バラストタ
ンクと左舷側バラストタンクの間にわたって設けたこと
を特徴とする請求項１および請求項２記載の二重殻構造
を有する液状貨物船。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5078425A JPH06293286A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 二重殻構造を有する液状貨物船 |
| TW083102450A TW264441B (ja) | 1993-04-06 | 1994-03-21 | |
| EP94104751A EP0619221A3 (en) | 1993-04-06 | 1994-03-25 | Ship for transporting liquids with a double wall structure. |
| BR9401397A BR9401397A (pt) | 1993-04-06 | 1994-04-05 | Navio de transporte de carga líquida |
| NO941207A NO941207L (no) | 1993-04-06 | 1994-04-05 | Væsketransportskip med dobbeltskrog-konstruksjon |
| US08/428,356 US5469799A (en) | 1993-04-06 | 1995-04-21 | Liquid cargo transport ship having double-hull structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5078425A JPH06293286A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 二重殻構造を有する液状貨物船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293286A true JPH06293286A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13661696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5078425A Pending JPH06293286A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 二重殻構造を有する液状貨物船 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5469799A (ja) |
| EP (1) | EP0619221A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06293286A (ja) |
| BR (1) | BR9401397A (ja) |
| NO (1) | NO941207L (ja) |
| TW (1) | TW264441B (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09226676A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Shinkurushima Dock:Kk | 独立タンクの保護隔壁 |
| JP2012153334A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Ihi Marine United Inc | 船舶 |
| WO2014013584A1 (ja) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | ジャパン マリンユナイテッド株式会社 | 船舶 |
| JP2015003732A (ja) * | 2014-10-08 | 2015-01-08 | 三菱重工業株式会社 | 船舶 |
| CN105270593A (zh) * | 2015-10-15 | 2016-01-27 | 广新海事重工股份有限公司 | 一型双机双桨加油船 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6240867B1 (en) * | 2000-05-16 | 2001-06-05 | Lockheed Martin Corporation | Distributed machinery structure for ships |
| DE10151085C1 (de) * | 2001-10-16 | 2002-11-21 | Friedrich Grimm | Schiff, Boot und Unterseeboot |
| US7077071B2 (en) * | 2004-03-18 | 2006-07-18 | Neu Richard W | Double-hull ore carrying vessel conversion from single-hull oil tanker and method of performing the same |
| KR20140056271A (ko) | 2011-08-13 | 2014-05-09 | 노부요시 모리모토 | Lng선 |
| US9045194B2 (en) | 2012-08-09 | 2015-06-02 | Martin Operating Partnership L.P. | Retrofitting a conventional containment vessel into a complete integral tank double-hull cargo containment vessel |
| US9302562B2 (en) | 2012-08-09 | 2016-04-05 | Martin Operating Partnership L.P. | Heating a hot cargo barge using recovered heat from another vessel using an umbilical |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA718668A (en) * | 1965-09-28 | T. R. Campbell George | Design of tank vessels | |
| US2896416A (en) * | 1957-08-05 | 1959-07-28 | Constock Int Methane Ltd | Means for the transportation and storage of cold boiling liquefied hydrocarbon gas |
| US3326167A (en) * | 1965-08-02 | 1967-06-20 | Exxon Research Engineering Co | Tanker |
| US3797437A (en) * | 1971-11-22 | 1974-03-19 | Exxon Research Engineering Co | Water ballast arrangement for externally insulated tankers |
| US3926135A (en) * | 1974-12-18 | 1975-12-16 | Stolt Nielsen Inc | Multipurpose pipeline system for handling fluids on liquid cargo vessels |
| ES467907A1 (es) * | 1978-03-16 | 1978-12-16 | Parga Lopez Jose Benito | Perfeccionamientos introducidos en la construccion y dispo- sicion de tanques de lastre segregado en petroleros. |
| JPS55123588A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-24 | Yamashita Shin Nippon Kisen Kk | Oil tanker |
| NO791616L (no) * | 1979-04-19 | 1980-10-21 | Igor Belamaric | Konverterbart tankskip. |
| US4409919A (en) * | 1980-03-28 | 1983-10-18 | Strain Patrick J | Ship's double bottom and bag segregated ballast system |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP5078425A patent/JPH06293286A/ja active Pending
-
1994
- 1994-03-21 TW TW083102450A patent/TW264441B/zh active
- 1994-03-25 EP EP94104751A patent/EP0619221A3/en not_active Withdrawn
- 1994-04-05 BR BR9401397A patent/BR9401397A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-04-05 NO NO941207A patent/NO941207L/no unknown
-
1995
- 1995-04-21 US US08/428,356 patent/US5469799A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09226676A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Shinkurushima Dock:Kk | 独立タンクの保護隔壁 |
| JP2012153334A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Ihi Marine United Inc | 船舶 |
| WO2014013584A1 (ja) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | ジャパン マリンユナイテッド株式会社 | 船舶 |
| CN104520180A (zh) * | 2012-07-19 | 2015-04-15 | 日本日联海洋株式会社 | 船舶 |
| JP2015003732A (ja) * | 2014-10-08 | 2015-01-08 | 三菱重工業株式会社 | 船舶 |
| CN105270593A (zh) * | 2015-10-15 | 2016-01-27 | 广新海事重工股份有限公司 | 一型双机双桨加油船 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW264441B (ja) | 1995-12-01 |
| NO941207D0 (no) | 1994-04-05 |
| US5469799A (en) | 1995-11-28 |
| BR9401397A (pt) | 1994-10-18 |
| NO941207L (no) | 1994-10-07 |
| EP0619221A3 (en) | 1995-03-08 |
| EP0619221A2 (en) | 1994-10-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06293286A (ja) | 二重殻構造を有する液状貨物船 | |
| JPH0255274B2 (ja) | ||
| US11286020B2 (en) | Ballast water-free vessel using difference in depth of bottom shell plate between bow/stern and midship section and construction method thereof | |
| KR20060057003A (ko) | 컨테이너선 | |
| JP6952635B2 (ja) | 船舶 | |
| JPH06156365A (ja) | 船舶における燃料油槽 | |
| US5275118A (en) | Ballast tank elements for a double hull vessel | |
| JP4284094B2 (ja) | 貨物船 | |
| JPH09226676A (ja) | 独立タンクの保護隔壁 | |
| JP2003002279A (ja) | 二重船殼構造の船舶における船体構造 | |
| JP2002316688A (ja) | 貨物船 | |
| JPH0740880A (ja) | 二重船殻構造を有する輸送船 | |
| JP2005219559A (ja) | 貨物船 | |
| EP0267168B1 (en) | Decks for marine tankers | |
| JPS5843512Y2 (ja) | 油タンカ | |
| GB2101942A (en) | Hull structure fore RO-RO-ship | |
| JP2554801B2 (ja) | 二重船殻式船用バラストタンク要素 | |
| JP5201804B2 (ja) | トリマラン構造船 | |
| JP2019026083A (ja) | 船形構造物 | |
| JPS62227889A (ja) | バラ積貨物船の横隔壁の構造 | |
| JPS5932578A (ja) | 船体の浮船渠への改造方法 | |
| JPH06312686A (ja) | タンカーの貨油タンク給気構造 | |
| JP2001138982A (ja) | 船 舶 | |
| JPH0858676A (ja) | ダブルハルタンカー | |
| JPS58202187A (ja) | 船内独立タンク補強構造 |