JPH06293065A - 熱成形機で製造されたプラスチック容器に、印刷したラベルを装着するための装置 - Google Patents

熱成形機で製造されたプラスチック容器に、印刷したラベルを装着するための装置

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Publication number
JPH06293065A
JPH06293065A JP5050713A JP5071393A JPH06293065A JP H06293065 A JPH06293065 A JP H06293065A JP 5050713 A JP5050713 A JP 5050713A JP 5071393 A JP5071393 A JP 5071393A JP H06293065 A JPH06293065 A JP H06293065A
Authority
JP
Japan
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label
mold
magazine
container
contour
Prior art date
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Pending
Application number
JP5050713A
Other languages
English (en)
Inventor
Frank Michael Woelk
ミヒャエル ヴェルク フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gabler Maschinenbau GmbH
Original Assignee
Gabler Maschinenbau GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Gabler Maschinenbau GmbH filed Critical Gabler Maschinenbau GmbH
Publication of JPH06293065A publication Critical patent/JPH06293065A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/16Lining or labelling
    • B29C51/165Lining or labelling combined with the feeding or the shaping of the lining or the labels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ラベルを容器の所定の位置に正確に装着させ
る。 【構成】分配器(19)はラベル成形型(21)を備え
ている。ラベル成形型(21)の、マガジン(24)内
にストックされているラベル(18)側の内側輪郭(5
2)は、回動ユニット(11)のラベル軸(14)の輪
郭であって熱成形機の型(5)のネガを表す輪郭に適合
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深絞り方法により熱成
形機で製造され底部と側壁とを有するプラスチック容器
の少なくとも側壁に、印刷したラベル(裁断材)、例え
ば内容表示ラベルを装着するための装置であって、熱成
形機の型のキャビティの数量に対応する数量のラベル
を、移動可能な分配器を用いて真空によりマガジンから
取り出し、中間に接続されている回動ユニットを介して
キャビティに供給するようにした前記装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プラスチック容器を深絞り加工している
間に、印刷層(例えばラベル)をダイアフラムにより容
器壁の内面にプレスすることは、欧州特許公開第038
7883号公報から知られるようになった。この構成の
場合容器は二つの閉じた壁から成り、即ちダイアフラム
の壁と本来の容器壁から成り、これらの壁の間に印刷さ
れた印刷層が封じ込められる。この装置は作動の態様が
複雑で故障しやすいばかりでなく、ダイアフラム壁と容
器壁の間に空気が封じ込められるのが欠点である。
【0003】プラスチック容器を簡単に合理的に製造で
きるように、型の中に簡単に設置されプラスチック容器
の少なくとも側壁を蔽う内容表示ラベルをプラスチック
から構成する技術が知られている。プラスチックの内側
は容器の外壁と結合され、容器のプラスチックと共に活
用される。この場合容器の形成に必要なプラスチックは
フォイルとして設けられるが、フォイルはロールから引
き出されて予熱ステーションへ供給される。次にプラス
チックフォイルは、複数の深絞り凹部を有している本来
の深絞り装置に挿入される。内容表示ラベルまたは裁断
材は、プラスチックフォイルを深絞りする前に設置装置
を用いて深絞り凹部内に設置される。内容表示ラベルの
設置装置は、大体において、鉛直面内に配置される複数
のアームを備えた回転十字体から成っている。アームは
長手方向に移動可能に配置されている。回転十字体の横
方向には、熱成形機の型のキャビティの数量に対応する
数量のこの種のアームが配置されている。回転十字体
は、1個または2個の高さ調整可能な吸着部を担持する
横担持体と協働する。この場合吸着部は、平行に重設さ
れている二つのマガジンから内容表示ラベルを取り出
し、回転十字体のアームに供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、熱成
形機の作動を改善できるように、特にラベルの供給を改
善できるようにこの種の装置を構成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、分配器がラベル成形型を備え、該ラベル成
形型の、マガジン内にストックされているラベル側の内
側輪郭が、回動ユニットのラベル軸の輪郭であって熱成
形機の型のネガを表す輪郭に適合していることを特徴と
するものである。従ってラベル成形型の内側輪郭によ
り、ラベルを挿入して容器の透明なプラスチックと内的
に結合させる前に既にラベルは型のキャビティの輪郭に
適合しており、よって容器の輪郭に対応している。
【0006】ラベルをマガジンから取り出すため、ラベ
ル成形型は、直線移動可能に配置される真空吸着板を有
していることができる。
【0007】真空吸着板が位置調整駆動部により付勢さ
れ、且つガイドバーを介して案内されているならば、例
えば空気圧式の位置調整駆動部を用いて真空吸着板をラ
ベル成形型からマガジン内へ前進させることができ、マ
ガジン内において真空吸着板は、マガジンにストックさ
れているラベル積層部からラベルを真空によって取り出
す。
【0008】本発明の有利な構成によれば、真空吸着板
を弾性的に支持することができる。真空吸着板に付着し
ているラベルを熱成形機の型へ挿入するための受け渡し
の際、ラベル軸は真空吸着板をばねの力に抗してラベル
成形型の中へ押し込む。この場合ラベルは、ラベル軸ま
たは型のキャビティの輪郭を得る。
【0009】回動ユニットが、ラベル成形型にたいして
対角線方向に、真空吸着部を担持しているアームを備え
ているならば、新たなラベルの受け渡しに引き続いて、
既に仕上げ成形され印刷されたプラスチック容器をキャ
ビティから取り出すことができる。この場合回動ユニッ
トを操作すると、ラベル軸は新たに装填されるべきラベ
ルと共にキャビティの前に達し、完成したプラスチック
容器の搬出態勢が整う。
【0010】本発明の有利な構成によれば、マガジン
は、マガジンボックス内に、ラベルストック部として用
いられる長尺の複数の挿入体を有している。これにより
ラベルの取扱いが容易になる。即ち、挿入体をマガジン
ボックスに挿入する前にラベルをまずマガジンの外側で
挿入体に装填することができる。
【0011】挿入体は、4本のコーナーロッドから方形
に組み立てられており、コーナーロッドは、ラベル成形
型側の前端に、取り出し穴を備えたヘッドプレートを収
容し、且つ後端においてブリッジによって保持されてい
る。従って挿入体は、大体において、コーナー部材によ
って画成されブリッジとヘッドプレートによって安定化
される開口した骨組み体から構成されている。ブリッジ
は、コーナー部材端部にねじ込まれる溝付きねじを用い
てコーナー部材と着脱可能に連結させることができる。
従ってコーナー部材によって画成されるラベルストック
部にラベルを装填するには、手で溝付きねじを緩めるだ
けでよい。そうすればブリッジを取り外して、ラベルを
後方から装填させることができる。
【0012】ラベルストック部内にしてコーナーロッド
の間に支持板が配置されているのが有利である。特に、
本発明の有利な構成にしたがって、マガジンボックス内
の各挿入体に、ラベル積層部をヘッドプレートの方向へ
移動させる駆動部、有利には空気圧式駆動部が付設され
ているならば、ラベル成形型をマガジン内へ挿入する前
に駆動部を復帰させる際にラベル積層部が転倒すること
が阻止される。即ち、有利には挿入体の下方に配置され
鉛直方向細条部によってラベル積層部に作用する駆動部
をわずかに復帰させることにより、ラベル成形型をヘッ
ドプレートまたは挿入体の中へ挿入させる場合、空気圧
式駆動部の摩擦抵抗も、有利には滑り棒で案内される鉛
直方向細条部の摩擦抵抗も克服する必要がない。
【0013】取り出し穴がラベルよりもいくぶん小さい
のが有利である。これにより選択的な取り出しを好都合
にする。
【0014】取り出し穴内に、ラベル積層部に対向する
少なくとも一つの弾性的なスクレーパーが配置されてい
るならば、ラベルを支障なく取り出すことができ、好都
合である。即ちラベルをフォイルから打ち抜く際にラベ
ルの縁にもつれが生じることは避けられず、ヘッドプレ
ートからラベルを引き出す際に障害になる。なぜならラ
ベルを1枚ずつ吸引するには分離抵抗が高すぎるからで
ある。スクレーパーはヘッドプレート内に次のように組
み込まれており、即ちラベルがヘッドプレートの方へ前
進する際に、弾性材料から成っているスクレーパーのラ
ベル側のフランクが円形運動を実施し、この円形運動に
よりスクレーパーにおいてその都度最初のラベルを分離
させるように組み込まれている。
【0015】本発明の有利な実施例によれば、特に、2
列のキャビティを有している熱成形機の型を供給する際
に、ラベル積層部が、互いに有効間隔の2倍の間隔で水
平方向に配置され、且つ鉛直方向に互いにずらして配置
されている。この場合有効間隔とは、一つのキャビティ
の中心軸線と隣接するキャビティの中心軸線との距離で
ある。これにより、連続的な供給作動が達成されると共
に、ラベルのサイズのためにラベルを型の有効間隔でマ
ガジン内に積層部として配置できないという不具合が解
消される。例えばマガジンボックスの上部列と下部列に
本発明にしたがって挿入される挿入体またはラベル積層
部(この場合下部列の挿入隊は上部列の二つの挿入体の
間の隙間に配置される)により、ラベルのサイズが有効
間隔よりも大きくともラベルを型のキャビティに正確に
供給させることができる。必要としない挿入体またはラ
ベル積層部からラベルが引き出されないようにするため
には、マガジンボックスを有効間隔に相当する量だけ移
動させれば良い。いずれにしても、キャビティにたいし
て整列するようにラベルを供給することが保証されてい
る。
【0016】回動ユニットが水平方向に移動可能であ
り、型から離れる移動方向にて集積部の前方に、真空吸
着部のための貫通穴を有している集積板が配置されてい
るならば、成形された容器を型から取り出して、回動ユ
ニットを型から離れるように変位させて型の中にラベル
を挿入させた後、容器を板上に集積させることができ
る。アームの間隔に対応する間隔で離して設けられてい
る集積板の貫通穴を介して容器は前記板に選択的に供給
される。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0018】図1から図3までに図示した熱成形機1
は、定置の上型2と下型5とを有している。下型5は、
2列に並設されている複数のキャビティ3を有し、矢印
4の方向へ上下動可能である。さらに下型5は、矢印6
の方向で(図2を参照)水平な回動軸7のまわりに90
°回動可能に支持されている。10はロボットである。
ロボット10は、二重矢印9の方向へガイド8上を走行
可能な回動ユニット11を有している。回動ユニット1
1は、水平軸12のまわりを回動可能な横担持体13を
収容している。横担持体13は、下型5に並設されてい
るキャビティ3の数量に応じて2列で、片側にラベル軸
14を有し、他の側にこれに対応してアーム15を有し
ている。アーム15はその自由端に真空吸着部16を備
えている。ラベル軸14のヘッド端部17の輪郭は、キ
ャビティ3の輪郭に対応するように構成されている。ヘ
ッド端部17には、ラベル18を吸いつけるために真空
を作用させることができる。
【0019】回動ユニット11には分配部19が付設さ
れている。分配部19は、ラベル軸14の数量に対応す
る数量のラベル成形型21を備え、リニアガイド22上
を上下動可能に配置されている。分配部19が移動する
ことにより、ラベル成形型21は、ラベル18を取り出
すために、図1ないし図3に図示した実施例では二つの
マガジンボックス23から成っているマガジン24の前
方に位置決めすることができ、マガジン24からラベル
18を取り出した後は、図1に示すようにラベル軸14
の前方に整列して位置決めすることができる。図10と
図11に示すように、マガジンボックス23内には、分
配部19のラベル成形型21の数量に応じて複数の挿入
穴25が設けられている。挿入穴25を通って挿入体2
6がマガジンボックス23内へ挿入され、該挿入体26
は、マガジンボックス23または挿入体26に設けた穴
27に差し込まれるかんぬきまたはピン(図示せず)に
よりロックされる。各挿入体26の下方には、空気圧式
駆動部28がマガジンボックス23内に設けられてい
る。この空気圧式駆動部28は、ブロック29により滑
り棒31上を案内される鉛直方向細条部32に作用する
ことにより、挿入体26に積層されているラベル積層部
33を(図13参照)、個々のラベル18の取り出しに
応じて前方へ押す。
【0020】図10に詳細に示すように、長尺の4本の
コーナーロッド34は、挿入体26の、ラベルストック
部35を画成する開口した骨格部を形成している。コー
ナーロッド34の前端には、取り出し穴36を備えたヘ
ッドプレート37が取り付けられ、コーナーロッド34
の後端にはブリッジ38が取り付けられている。ブリッ
ジ38は、コーナーロッド34の端部にねじ込まれる溝
付きねじ39によって固定されている。さらにコーナー
ロッド34の間には支持板41が配置されている。支持
板41は、駆動部28による鉛直方向細条部32の作用
を受けてヘッドプレート37の方向へ移動する。
【0021】図13と図14に示すように、ヘッドプレ
ート37の取り出し穴36には、弾性材料から成る二つ
のスクレーパー42が次のように配置されており、即ち
スクレーパー42の突出したフランク43がマガジンボ
ックス23の挿入体26の中にあるラベル積層部33の
ほうへ向くように配置されている。駆動部28によりラ
ベル積層部33がヘッドプレート37のほうへ移動せし
められると、スクレーパー42のフランク43はその弾
性により円形運動を実施する。この円形運動により、そ
れぞれラベル積層部33の最前端のラベル18が次のラ
ベルから切り離され(図14を参照)、よってラベル1
8の選択的な取り出しが行われる。
【0022】図8と図9の説明図からわかるように、マ
ガジンボックス23内には、上の列に三つの挿入体26
またはラベル積層部33が配置され、その下の列には二
つの挿入体26がラベル積層部33と共に配置されてい
る。上の列の挿入体26も下の列の挿入体26も互いに
2倍の有効間隔45で離間している。この場合下の列の
挿入体26はそれぞれ上の列の二つの挿入体の間の隙間
の中央に配置されている。有効間隔45は、二つの隣合
うラベル成形型21または並設されている二つのキャビ
ティ3の中心軸線の間隔に相当している。ラベル18は
その大きさから上型2またはキャビティ3の有効間隔4
5で配置することができないが、ラベルを図8またはず
9に示すように配置すると、すべてのキャビティ3にラ
ベル18を供給することができる。なぜなら、全部で8
個のラベル成形型21は上の列の挿入体からまず1枚の
ラベル18を挿入体aとcから取り出し、そして下の列
の挿入体c’とd’から1枚のラベル18を取り出し、
次にマガジンボックス23を有効間隔45だけ移動させ
ると(図9の一点鎖線で示したホームポジションを参
照)、ラベル成形型21は上の列の挿入体bとdから、
及び下の列の挿入体a’とc’からそれぞれラベル18
を1枚ずつ取り出すからである。
【0023】図12に示すように、マガジン24は二つ
のマガジンボックス23a,23bから成っている(一
点鎖線の位置を参照)。マガジンボックス23aは生産
位置、即ち作動位置にあり、他のマガジンボックス23
bは充填待機位置にある。マガジンボックス23aが空
になると、両マガジンボックス23a,23bは左側へ
移動し、その結果マガジンボックス23bは作動位置に
達し、マガジンボックス23aは新たな充填に適した位
置へ達する。従って交互に左側と右側が充填される。こ
のためマガジンボックス23a,23bは、ブリッジ4
6によってマガジンボックス23a,23bに連結され
ている共通の線形駆動部47を介してマガジンボックス
の間隔だけ変位させることができる。二つのマガジンボ
ックス23a,23bを設けることの利点は、一つのマ
ガジンボックスが空になっても成形工程を中断なく行う
ことができることである。即ちラベル18が他のマガジ
ンボックスから取り出され、同時に空になったマガジン
ボックスを新たに充填することができる。一方のマガジ
ンボックス23または23a,23bを変位させるた
め、このマガジンボックスとブリッジ46の間に配置さ
れる空気圧式の線形駆動部を用いる。
【0024】ラベル成形型21は、マガジンボックス2
3;23a,23bの挿入体26の取り出し穴36側の
端部、またはラベル軸14のヘッド端部17側の端部
(図4と図5を参照)に真空吸着板48を有している。
真空吸着板48は、図4と図5の実施例では、ばね49
によって付勢されてラベル成形型21から押し出され
る。ラベル軸14がラベル成形型21の収容部51に入
ると、真空吸着板48は、従ってこの真空吸着板48に
よって担持されているラベル18は、ばね49の力に抗
して収容部51の中へ押される。収容部51はその前端
に内側輪郭52を有し、この内側輪郭52はラベル軸1
4のヘッド端部17の輪郭に対応し、従ってキャビティ
3の輪郭に対応しているので、収容部51内に押し込ま
れたラベル18はこの輪郭に応じて成形される(図5を
参照)。次に真空吸着板48の真空作用を解除し、これ
にたいしてラベル軸14に真空を作用させることによ
り、キャビティ3の輪郭に応じて成形したラベル18を
取り出し、下型またはキャビティ3に供給させることが
できる。
【0025】図6と図7に図示したラベル成形型21の
実施例では(ラベル成形型21は一つのマガジンボック
ス23のラベル積層部33前方に移動した位置で図示さ
れている)、真空吸着板48は空気圧式駆動部53によ
って位置調整される。真空吸着板48を傾斜しないよう
に案内するため、真空吸着板48は型案内部55に設け
た滑り棒54によって案内されている。真空吸着板48
は空気圧式駆動部53によってマガジンボックス23の
中へ移動し、最前部のラベル18(図6を参照)は真空
により真空吸着板48に吸着される。次に空気圧式駆動
部53は真空吸着板48をマガジンボックス23から出
し、ラベル18をいっそう深くラベル成形型21の中へ
引き入れて、ラベル成形型21の内側輪郭52に適合し
ていることによりラベル18にラベル軸14またはキャ
ビティ3の輪郭が与えられる。
【0026】図1に示すように下型5が上方へ移動して
いるときフォイル深絞り機または熱成形機1がプラスチ
ック容器56を成形している間(図3においてアーム1
5の真空吸着部16によって担持されている完成したプ
ラスチック容器56を参照)、二つのグループ(a,
b’,c,d’とa’,b,c’,d)にまとめられた
ラベル成形型21はマガジンラック23から新たなラベ
ル18を持って来る。この場合、まずラベル成形型21
の第1のグループがラベル18をマガジンラック23か
ら取り出し、一方第2のグループは、引き戻された真空
吸着板48と共にまだ積載位置に留まっている。次にラ
ベル成形型21は、リニアガイド22上を鉛直方向下方
へ移動する。分配部19またはラベル成形型21が真空
吸着板の駆動により図1に図示した下部位置にあると
き、空気圧式駆動部53は(図6と図7を参照)無圧で
切り換えられる。次に、ラベル軸14のヘッド端部17
がラベル成形型21の中へ進入する。ラベル成形型21
の内側輪郭52がラベル軸14のヘッド端部17の外側
輪郭に対応しているので、ラベル18はラベル軸14の
まわりに固定される。次に真空吸着板48の真空を遮断
し、同時にラベル軸14に真空を作用させる。その結
果、輪郭が適合するように成形されたラベル18がラベ
ル軸14上に付着する。この時点でラベル軸14がラベ
ル成形型21から出され、ラベル成形型21は新たにラ
ベルを取り出すためにリニアガイド22上を鉛直方向に
移動してマガジンラック23へ達する(図2を参照)。
ラベル成形型21のグループa’,b,c’,dは最初
の通過の際にラベル18を獲得しなかったので、マガジ
ンラック23を側方へ有効間隔45だけ移動させる。次
にラベル成形型21の真空吸着板の第2のグループはマ
ガジンラック23の中へ進入して、ラベル18を取り出
す。
【0027】次に第2のラベルセットもラベル軸14へ
搬送されると、回動ユニット11はラベル軸14をラベ
ル成形型1から取り出す。この時下型5は下方へ移動し
て図3に示す位置に回動しており、回動ユニット11は
真空吸着部16を用いて下型5内にある完成した容器5
6を取り出す態勢にある。完成した容器56が真空吸着
部16に付着すると、回動ユニット11は二重矢印14
の右側を示す矢印の方向へ移動する。この場合回動ユニ
ット11は同時に180°回転し、その結果完成したプ
ラスチック容器56を担持したアーム15は図2に示し
た位置から図3に示した位置へ達する。この間分配器1
9はラベル成形型21と共にマガジンボックス23の前
にあるので、回動ユニット11はそのガイド8上を集積
部57まで走行することができる。
【0028】アーム14は、その移動中に、集積部57
の前に設けられている集積板61の貫通穴59の中へ進
入する。貫通穴59はプラスチック容器56の形状に適
合しており、貫通穴59は集積板61を貫通する際に、
上部及び下部アーム15によって担持されている容器5
6を選択する。よって容器56を別々に上部及び下部積
層薄板62に容器カートン63として積載させることが
できる。そこで容器56を手で取り出して計数したり、
或いは公知の方法によって別の処理を施すことができ
る。次に回動ユニット11の作動方向を逆転させ、前も
ってラベル18を備えているラベル軸14を下型5のキ
ャビティ3の中へ移動させる。次にラベル18を、下型
5を真空にすることにより下型5に固持させる。従って
ラベル軸14の真空状態を遮断することができ、回動ユ
ニット11を水平方向に型領域から取り出して180°
回動させることができる。その結果ラベル軸14は新た
なラベル14を取り出す準備態勢になる。下型5は鉛直
方向に戻し回動され、容器56を成形する図1に図示し
た上部位置へ戻される。
【0029】次に、本発明の有利な構成を列記してお
く。
【0030】(1)ラベル成形型(21)が、直線移動
可能に配置される真空吸着板(48)を有していること
を特徴とする装置。
【0031】(2)真空吸着板(48)が位置調整駆動
部(53)により付勢され、且つガイドバー(54)を
介して案内されていることを特徴とする、上記第1項に
記載の装置。
【0032】(3)真空吸着板(48)が弾性的に支持
されていることを特徴とする、上記第1項に記載の装
置。
【0033】(4)回動ユニット(11)が、ラベル成
形型(21)にたいして対角線方向に、真空吸着部(1
6)を担持しているアーム(15)を備えていることを
特徴とする、上記第1項から3項までのいずれか1つに
記載の装置。
【0034】(5)マガジン(24)が、マガジンボッ
クス(23;23a,23b)内に、ラベルストック部
(35)として用いられる長尺の複数の挿入体(26)
を有していることを特徴とする、上記第1項から4項ま
でのいずれか1つに記載の装置。
【0035】(6)挿入体(26)が、4本のコーナー
ロッド(34)から方形に組み立てられており、コーナ
ーロッド(34)は、ラベル成形型(21)側の前端
に、取り出し穴(36)を備えたヘッドプレート(3
7)を収容し、且つ後端においてブリッジ(38)によ
って保持されていることを特徴とする、上記第5項に記
載の装置。
【0036】(7)ラベルストック部(35)内にして
コーナーロッド(34)の間に支持板(41)が配置さ
れていることを特徴とする、上記第6項に記載の装置。
【0037】(8)取り出し穴(36)がラベル(1
8)よりもいくぶん小さいことを特徴とする、上記第5
項から7項までのいずれか1つに記載の装置。
【0038】(9)取り出し穴(36)内に、ラベル積
層部(33)に対向するように弾性的なスクレーパー
(42)が少なくとも一つ配置されていることを特徴と
する、上記第5項から8項までのいずれか1つに記載の
装置。
【0039】(10)マガジンボックス(23;23
a,23b)内の各挿入体(26)に、ラベル積層部
(33)をヘッドプレート(37)の方向へ移動させる
駆動部(28)が付設されていることを特徴とする、上
記第5項から9項までのいずれか1つに記載の装置。
【0040】(11)前記駆動部(28)が挿入体(2
6)の下方または上方に配置され、鉛直方向細条部(3
2)によってラベル積層部(33)に作用することを特
徴とする、上記第10項に記載の装置。
【0041】(12)鉛直方向細条部(32)が滑り棒
(31)で案内されていることを特徴とする、上記第1
1項に記載の装置。
【0042】(13)特に、2列のキャビティを有して
いる熱成形機の型を供給するための、上記第1項から1
2項のいずれか1つに記載の装置において、ラベル積層
部(33)が、互いに有効間隔(45)の2倍の間隔で
水平方向に配置され、且つ鉛直方向に互いにずらして配
置されていることを特徴とする装置。
【0043】(14)マガジン(24)が、水平方向に
有効間隔(45)だけ移動可能であり、且つマガジンボ
ックス(23;23a,23b)を移動させるためマガ
ジンボックスの間隔だけ移動可能であることを特徴とす
る、上記第13項に記載の装置。
【0044】(15)回動ユニット(11)が水平方向
に移動可能であり、型(2,5)から離れる移動方向に
て集積部(57)の前方に、真空吸着部(16)のため
の貫通穴(59)を有している集積板(61)が配置さ
れていることを特徴とする、上記第1項から14項まで
のいずれか1つに記載の装置。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ラベル成形型の内側輪
郭により、ラベルを挿入して容器の透明なプラスチック
と内的に結合させる前に既にラベルは型のキャビティの
輪郭に適合しており、よって容器の輪郭に対応している
ので、ラベルを容器の所定の位置に正確に装着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器製造用の閉じた型で深絞りによりプラスチ
ック容器を製造するための本発明による装置の概略側面
図である。
【図2】完成したプラスチック容器を取り出すために下
型を下降させた状態で示した図1の装置の概略側面図で
ある。
【図3】下型がラベルを新たに取り出すための準備位置
にある図1の装置の概略側面図である。
【図4】ラベル成形型にたいして整列するように配置さ
れたラベル軸の詳細図である。
【図5】図4のラベル軸とラベル成形型を係合位置で示
した図である。
【図6】真空吸着板によってラベル積層部に当接してい
るラベル成形型の詳細図である。
【図7】図6の真空吸着板を、ラベルと共にラベル成形
型の中へ進入している位置で示した図である。
【図8】マガジン内に型の有効間隔で配置されるラベル
の配置態様を示した図である。
【図9】マガジンを有効間隔だけ移動させた状態で図8
のラベルの配置態様を示す図である。
【図10】ラベルストック部として用いられマガジン内
に挿入される挿入体を、これに付設される駆動部と共に
図示した斜視図である。
【図11】上部列と下部列に配置される図10の複数個
の挿入体を収容するためのマガジンボックスの斜視図で
あり、上部列の挿入体と下部列の挿入体をそれぞれ1個
ずつ図示した斜視図である。
【図12】複数個のマガジンボックスから成るマガジン
を示す図である。
【図13】弾性的なスクレーパーを備えた挿入体のヘッ
ドプレートを、ラベル積層部にたいして前進した位置で
図示した詳細図である。
【図14】図13のヘッドプレートを、スクレーパーに
よりラベル積層部から取り出されたラベルと共に示した
図である。
【符号の説明】
1 熱成形機 2 上型 3 キャビティ 5 下型 11 回動ユニット 14 ラベル軸 18 ラベル 19 分配器 21 ラベル成形型 24 マガジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深絞り方法により熱成形機で製造され底
    部と側壁とを有するプラスチック容器の少なくとも側壁
    に、印刷したラベルを装着するための装置であって、熱
    成形機の型のキャビティの数量に対応する数量のラベル
    を、移動可能な分配器を用いて真空によりマガジンから
    取り出し、中間に接続されている回動ユニットを介して
    キャビティに供給するようにした前記装置において、 分配器(19)がラベル成形型(21)を備え、該ラベ
    ル成形型(21)の、マガジン(24)内にストックさ
    れているラベル(18)側の内側輪郭(52)が、回動
    ユニット(11)のラベル軸(14)の輪郭であって熱
    成形機の型(5)のネガを表す輪郭に適合していること
    を特徴とする装置。
JP5050713A 1992-03-16 1993-03-11 熱成形機で製造されたプラスチック容器に、印刷したラベルを装着するための装置 Pending JPH06293065A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4208287 1992-03-16
DE4232963.9 1992-10-01
DE4232963A DE4232963C1 (de) 1992-03-16 1992-10-01 Vorrichtung zum Aufbringen eines bedruckten Labels auf den Seitenwänden eines Kunststoffbehälters
DE4208287.0 1992-10-01

Publications (1)

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Family

ID=25912839

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JP5050713A Pending JPH06293065A (ja) 1992-03-16 1993-03-11 熱成形機で製造されたプラスチック容器に、印刷したラベルを装着するための装置

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JP (1) JPH06293065A (ja)
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IT (1) IT1272023B (ja)

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ITMI930487A1 (it) 1994-09-12
ITMI930487A0 (it) 1993-03-12
DE4232963C1 (de) 1993-10-14
IT1272023B (it) 1997-06-10

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