JPH0629249U - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH0629249U
JPH0629249U JP7003292U JP7003292U JPH0629249U JP H0629249 U JPH0629249 U JP H0629249U JP 7003292 U JP7003292 U JP 7003292U JP 7003292 U JP7003292 U JP 7003292U JP H0629249 U JPH0629249 U JP H0629249U
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JP
Japan
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ringing
bell
self
signal
telephone
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Pending
Application number
JP7003292U
Other languages
English (en)
Inventor
秀治 田中
昌弘 藤本
実生 川畑
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが好みの着信ベル音を自由に録音でき
るようにした電話機を提供する。 【構成】 着信信号aに応じてベル鳴動信号bを出力す
るベルリンガ回路2と音声の録音再生可能な音声記憶回
路10を有する電話機において、スピーカ4の前段にベ
ルリンガ回路と音声記憶回路の出力を切り換える切換ス
イッチ部9を設け、上記音声記憶回路10に予めユーザ
の自作着信ベル音を記憶させておく。そして、制御部1
2は、着信信号が入来したときに切換スイッチ部9を音
声記憶回路に接続して記憶された自作着信ベル音をスピ
ーカより鳴動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話機に係り、特に、着信時にユーザ自作のベル音を鳴らすことが できる電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電話機においては、相手からの着信信号が到達するとユーザに対して 着信を知らせるためにベル音等を鳴動させるようになっている。 図5はベル鳴動を説明するための従来の電話機の概略構成図を示し、電話回線 1にはベルリンガIC(集積回路)2とスピーチネットワークIC3が接続され ている。ベルリンガIC2の出力側にはベル音等を鳴動させるスピーカ4が接続 されると共にスピーチネットワークIC3には、送受話器であるハンドセット5 が接続されており、スピーチネットワークIC3を介して相手との通話を行うよ うになっている。 このような構成において、電話回線1を介して例えば16Hzの着信信号が入 力されるとこの信号はベルリンガIC2により受けられ、このIC2はスピーカ 4に向けてベル鳴動信号を出力し、スピーカ4からベル音を発してユーザに着信 を知らせるようになっている。
【0003】 また、ベル音を発する代わりにベルリンガIC2からの出力信号を受けてマイ クロコンピュータ等の制御により図示しないメロディICを駆動してスピーカ4 よりメロディ音を発して着信を知らせる構造の電話機も知られている。 更には、上記したベルリンガIC2に着信時に発するベル音等を予め複数種類 記憶させておき、着信時に必要に応じて選択されたベル音を鳴動させるようにし た構造のものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したような構成の電話機にあっては、ベルリンガIC2より発 せられるベル音が、例えばテレビジョンにて放映されるプログラム中の電話機が 発するベル音と周波数が非常に似ており、これらのベル音を容易に区別すること ができない場合があった。 また、着信時にベルリンガIC2やメロディICからメロディ音を発するよう にしたものにあっては、メロディの音色がユーザにとって気に入らない場合でも これらのメロディ音は固定的に記憶されているために変更することができないと いう不都合があった。
【0005】 更には、1箇所に複数台の電話機を接近させて設けてあるような場合には、同 一ベル音或いはメロディ音が鳴動することからどの電話機に着信しているのか容 易に区別することができない場合もあった。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものであり、その目的はユーザが好みの着信ベル音を自由に録音できるようにし た電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、着信信号を検出することによりスピ ーカ側に向けてベル鳴動信号を出力するベルリンガ回路と、音声の録音再生可能 な音声記憶回路と、前記スピーカの前段に設けられて前記ベルリンガ回路からの 出力と前記音声記憶回路からの出力とを切り換える切換スイッチ部と、自作着信 ベル音を選択可能な自作着信ベル音の選択スイッチ部と、前記選択スイッチ部に て自作着信ベル音が選択されている場合において前記ベル鳴動信号を受けたとき に前記切換スイッチ部を前記音声記憶回路側に接続すると共に前記音声記憶回路 に記憶されている音声を出力させる制御部とを備えるようにしたものである。
【0007】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、ベルリンガ回路が着信信号を検出する とベル鳴動信号を出力し、この時、選択スイッチ部が自作着信ベル音を選択して いるときには、制御部は切換スイッチ部を音声記憶回路側へ接続すると共にこの 記憶回路から予め記憶させていた自作着信ベル音を出力させてこれをスピーカよ り鳴動させる。これによりユーザは電話機の着信を知ることが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案に係る電話機の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は本考案は係る電話機の一実施例を示す回路構成図、図2は図1に示す電 話機のベルリンガ回路と制御部との接続を示す構成図である。 図示するようにこの電話機6は、通常のベル音等を記憶して着信信号の入力に よりベル鳴動信号7を出力するベルリンガ回路であるベルリンガIC2と、相手 との通話を制御するスピーチネットワークIC3を有しており、それぞれのIC には電話回線1が接続されている。
【0009】 ベルリンガIC2の出力は、スピーカ4の前段に設けられた切換スイッチ部9 の切換端子に接続されると共にこの切換スイッチ部9の他方の切換端子には、音 声の録音再生可能な音声記憶回路としての音声録音再生IC10の出力が接続さ れている。この音声録音再生IC10は、通常は留守番電話用メモリICとして 使用されており、オーディオ信号を録音し、再生するために必要な回路を全て備 えている。そして、一般的には内部のメモリアレイは複数のセグメントに分割さ れており、最長例えば16秒程度の録音時間を有している。従って、切換スイッ チ部9の切り換えを行うことによりベルリンガIC2からの出力と音声録音再生 IC10からの出力を選択的にスピーカ4から出力し得るように構成される。
【0010】 上記音声録音再生IC10の大部分のメモリ容量は通常通り留守番電話時の応 答メッセージの記憶用に用いられ、一部のメモリ容量、例えば4秒分に相当する メモリ容量がユーザによる自作着信ベル音を記憶するために用いることになる。 一方、上記ベルリンガIC2の出力は、フォトカプラ11を介して、例えばマ イクロコンピュータ等よりなる制御部12へ入力されている。この制御部12に は、自作着信ベル音を選択可能な自作着信ベル音の選択スイッチ部13と自作着 信ベル音の録音を行うときの指令を出力する自作着信ベル録音用ボタン14が接 続されている。そして、この制御部12においては、上記選択スイッチ部13に て自作着信ベル音が選択されている場合においてベル鳴動信号を受けた時に切換 スイッチ部9を上記音声録音再生IC10側に接続すると共にこのIC10に記 憶されている音声すなわち自作着信ベル音を出力させるようにプログラム化され ている。 また、音声録音再生IC10とスピーチネットワークIC3には送受話器とし てのハンドセット15が接続されており、スピーチネットワークIC3を介して 相手との通話を行い得るように構成されている。
【0011】 そして、ベルリンガIC2と制御部12との具体的接続状態は例えば図2に示 すように構成されている。すなわち、フォトカプラ11には、発光素子16とN PNトランジスタよりなる受光素子17が組み込まれており、上記発光素子16 がベルリンガIC2の出力に接続されると共に受光素子17のコレクタは、順方 向に接続されたダイオード18を介して上記制御部12へ接続されると共に制御 部12の入力側には抵抗19を介して例えば+5Vの電圧が印加されている。そ して、この制御部12の入力側と受光素子17の接地されているエミッタとの間 にはコンデンサ20が介設されており、後述するように発光素子16に加わる信 号を反転した信号を制御部12へ入力するように構成されている。すなわち、例 えば16Hzの周波数にて±75Vの振幅で振動する図3(a)に示すような着 信信号aがベルリンガIC2に入力されるとこのIC2は図3(b)に示すよう に、着信信号aに対応したパルス波をベル鳴動信号bとして出力する。このベル 鳴動信号bはフォトカプラ11の発光素子16へ入力されてその作用により受光 素子17をオン・オフし、結果的に制御部12には図3(c)に示すように、ベ ル鳴動信号bが反転された信号cが入力されることになる。
【0012】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について図4に示すフローチャ ートも参照しつつ説明する。 まず、音声録音再生IC10に自作着信ベル音を記録させる場合を説明する。 この自作ベル音としてはユーサが適当とするメロディ音、音声等どのようなもの でもよい。 まず、自作着信ベル録音用ボタン14を押すことにより指令信号を制御部12 へ出力し、すると制御部12は音声録音再生IC10の予め割り振られている例 えば4秒間の音を記憶できるメモリエリアにユーザにより入力されるメロディ音 や音声等のオーディオ信号を自作着信ベル音として記憶する。この場合、ユーザ はハンドセット15に内蔵されているマイク或いは電話機本体に設けたマイク等 を用いてベル音の入力を行う。また、音声録音再生IC10の他のメモリエリア は例えば留守番電話の応答用メッセージを記憶するために用いられる。
【0013】 次に、このように自作着信ベル音が記録された状態で着信信号が入った場合に ついて説明する。 ユーザは着信時に自作着信ベル音を鳴動させたい場合には予め選択スイッチ部 13にて自作着信ベル音機能を選択する。 まず、着信信号a(図3(a))が生ずるとこの信号aは電話回線1を介して ベルリンガIC2へ入力され、これよりベル鳴動信号(図3(b))がスピーカ 4の切換スイッチ部9及び制御部12に向けて出力される。制御部12へ向かう ベル鳴動信号bはフォトカプラ11にて反転されて反転信号c(図3(c))と なって制御部12へ入力される。
【0014】 この信号cを受けた制御部12は、切換スイッチ部9を切り換えてスピーカ4 と音声録音再生IC10の出力とを接続し、これと同時にこの音声録音再生IC 10の自作着信ベル音用として割り当てられているメモリエリアの記憶内容を出 力させ、これにより自作着信ベル音をスピーカ4より鳴動させる。この場合、着 信信号が入来している限り、上記4秒分のベル音を繰り返し出力するようにする 。これによりユーザは当該電話機への着信を知ることができ、ハンドセット15 を使用して通常の会話が行われることになる。
【0015】 上記動作を図4を用いて具体的に説明すると、まず制御部12はベルリンガI C2側より着信信号aがあったか否かを判断し(S1)、NOの場合、すなわち 着信信号が入来していない場合には同じステップが繰り返される。ここでYES の場合、すなわち着信信号が入来した場合には、次に、選択スイッチ部13にて 自作着信信号ベル音の機能が選択されているか否かが判断される(S2)。ここ でYESの場合、すなわち自作着信信号ベル音の機能が選択されている場合には 切換スイッチ部9を切り換えてスピーカ4と音声録音再生IC10とを接続し( S3)、次に、このIC10の自作着信ベル音用のメモリエリアから自作着信ベ ル音dを着信信号が入来している間繰り返し出力し、これをスピーカ4にて鳴動 させる(S4)。そして、このベル音を認識したユーザはハンドセット15を手 に取ることによりオフフック(S5)として通常の通話を行い(S6)、通話が 終了したならばハンドセット15を元に戻すことによりオンフックとし(S7) 、全体の操作を終了する。
【0016】 一方、上記S2にてNOの場合、すなわち選択スイッチ部13にて自作着信ベ ル音の機能が選択されていない場合には切換スイッチ部9を操作してスピーカ4 をベルリンガIC2の出力へ接続し(S8)、スピーカ4から通常の着信ベル音 を出力し(S9)、ユーザに着信を知らしめる。以後は、S5に移り、前述した 通話操作を行うことになる。 このように、本実施例によれば着信信号の入来時に自作着信ベル音を鳴動させ るようにしたので、例えばテレビジョンの視聴中にて番組中の電話機の着信ベル 音と明確に区別することができるのみならず、1箇所に複数の電話機を設置して いる場合には、どの電話機に着信しているのか容易に区別することができる。
【0017】 尚、上記実施例にあっては自作着信ベル音を記憶する音声録音再生ICとして 留守番電話の応答用メッセージを記憶するメモリの一部のメモリエリアを用いる ようにしたが、これに限定されず、自作着信ベル音を記憶するICを別個単独で 設けるようにしてもよい。 また、自作着信ベル音の記憶用エリアの容量を4秒間に設定したが、この長さ も限定されないのは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電話機によれば次のように優れた作用効果を発 揮することができる。 着信信号の入来時に自作着信ベル音を鳴動させ得るようにしたので、当該電話 機の着信を確実に認識することができる。 従って、例えば複数の電話機を1箇所にまとめて設置した場合にあっても、各 電話機に異なった自作着信ベル音を記憶させておくことにより着信のある電話機 を確実に区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電話機の一実施例を示す回路構成
図である。
【図2】図1に示す電話機のベルリンガ回路と制御部と
の接続を示す回路構成図である。
【図3】図2に示す回路構成中の波形を示す波形図であ
る。
【図4】本考案の電話機の着信時の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】ベル鳴動を説明するための従来の電話機を示す
概略構成図である。
【符号の説明】
1…電話回線、2…ベルリンガIC(ベルリンガ回
路)、4…スピーカ、6…電話機、9…切換スイッチ
部、10…音声録音再生IC(音声記憶回路)、11…
フォトカプラ、12…制御部、13…選択スイッチ部、
a…着信信号、b…ベル鳴動信号、c…ベル鳴動信号b
が反転された信号、d…自作着信ベル音の信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信信号を検出することによりスピーカ
    側に向けてベル鳴動信号を出力するベルリンガ回路と、
    音声の録音再生可能な音声記憶回路と、前記スピーカの
    前段に設けられて前記ベルリンガ回路からの出力と前記
    音声記憶回路からの出力とを切り換える切換スイッチ部
    と、自作着信ベル音を選択可能な自作着信ベル音の選択
    スイッチ部と、前記選択スイッチ部にて自作着信ベル音
    が選択されている場合において前記ベル鳴動信号を受け
    たときに前記切換スイッチ部を前記音声記憶回路側に接
    続すると共に前記音声記憶回路に記憶されている音声を
    出力させる制御部とを備えたことを特徴とする電話機。
JP7003292U 1992-09-11 1992-09-11 電話機 Pending JPH0629249U (ja)

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JP7003292U JPH0629249U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 電話機

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ID=13419854

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03132134A (ja) * 1989-10-17 1991-06-05 Mitsubishi Electric Corp 電話装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03132134A (ja) * 1989-10-17 1991-06-05 Mitsubishi Electric Corp 電話装置

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