JPH0629243U - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JPH0629243U
JPH0629243U JP6261192U JP6261192U JPH0629243U JP H0629243 U JPH0629243 U JP H0629243U JP 6261192 U JP6261192 U JP 6261192U JP 6261192 U JP6261192 U JP 6261192U JP H0629243 U JPH0629243 U JP H0629243U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機と車載用音響機器とを無線通信機
能と赤外線リモコン制御によって接続し、電話通話時の
操作を簡略化して車両運転の安全を確保するものであ
る。 【構成】 移動通信機能を有した電話機の変調部2に接
続した送信用外部マイク3と、復調部4に接続した第2
の変調部5の出力を送信する送信アンテナ6と、制御部
7の出力を光変調部10で変調して送信する赤外線リモコ
ン送信部11とを設け、車載用音響機器のソース切換器24
の出力を第2のミュート回路25を介して供給する加算器
26と、この加算器26に接続した信号音発生部30とを設
け、赤外線リモコン受信部32で電話機の制御データを受
信し、FM/AMチューナ部21で電話機の通話音声信号
を受信するよう構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電話機と音響機器とで構成した電話システムに係り、特に、車載用 音響機器と通信機能を有した携帯用電話機とで構成して車両運転中の電話機操作 に好適な電話システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、車載用音響機器の例えば、カーステレオは複数のソース機器と接続 して希望のソースを選択して聴取することができ、音楽聴取などに有効に使用さ れていた。例えば、上記複数のソース機器である FM/AMラジオ受信機やカセット テーププレーヤ、CDプレーヤ、車載用TVなどの再生信号をカーステレオに接 続し、車両内部に装着した複数の車載用スピーカからステレオ再生していた。
【0003】 一方、車載用の移動通信機能を有した携帯電話機などは、上記車載用音響機器 とは別に個々に独立した状態で使用され、この車載用音響機器及び携帯電話機は 、図4及び図5に示すものが多く提供されていた。図4は移動通信機能を有した 携帯電話機のブロック図、図5はカーステレオのブロック図である。
【0004】 図4において、1は携帯電話機の送受信アンテナであり、この送受信アンテナ 1は電話機の変調部2及び復調部4に接続されている。7は制御部であり、この 制御部7はマイクロコンピュータ等で構成され、上記変調部2や復調部4などを 制御することができる。8は制御部7に接続したダイヤル操作器であり、9は電 話機のフックスイッチである。40は電話機の送受話器であり、この送受話器40に は受話器40a と送話器40b とが装着されている。
【0005】 この様に構成した携帯電話機は、送受話器40を持ち上げることによりフックス イッチ9が動作し、電話通話するためのダイヤル操作器8を操作すると、制御部 7はダイヤルキーデータを変調部2を介して電話回線の中継局に送信して電話回 線を通して相手局を呼び出すことができる。
【0006】 この様に、相手局が呼び出されると、発呼者は送話器40b のマイクからの音声 信号が変調部2で変調されて無線通信信号となって送受信アンテナ1より送信さ れる。一方、送受信アンテナ1で受信した受信信号は復調部4で復調され、この 復調音声信号は受話器40a のスピーカより出力され、ユーザは上記通信機能を使 用して車両運転中の車内から電話通話することができた。
【0007】 一方、、図5に示したカーステレオのブロック図において、20は受信アンテナ であり、この受信アンテナ20で受信した放送はFM/AMチューナ部21で再生さ れる。22はカセットプレーヤ部、23は外部入力端子であり、この外部入力端子23 には他の外部ソース機器、例えばTVセットやVTR、CDプレーヤなどの再生 信号が加えられる。
【0008】 24はソース切換器であり、この切換器24でセレクトされた再生信号は出力アン プ27で増幅され、ミュート回路28を介して車両内部に取り付けられた複数のスピ ーカ29より出力される。
【0009】 31は上記FM/AMチューナ部21などのソース機器や切換器24を制御する制御 部であり、前記同様に、一般に、マイクロコンピュータなどで構成されている。 この制御部31は赤外線リモコン受信部32や操作部33が接続され、また、上記制御 部31で信号処理されたデータは表示部34で表示される。
【0010】 この様に構成したカーステレオは、操作部33からの操作データによって任意に 希望する音楽などを任意のソース機器から聴取することができる。また、手元に 位置したリモコン(図示せず)を操作し、赤外線リモコン受信部32で受信した操 作データによって希望ソースを再生して音楽を聴取することもできた。
【0011】 即ち、車両運転中のユーザはカーステレオで、例えばカセットプレーヤ部22な どからの好みの音楽を聴取しながら、必要に応じて携帯電話機でダイヤル操作器 8を操作して電話通話していた。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の車載用携帯電話機とカーステレオとは独立して使用さ れていたので、車両運転中にカーステレオからの希望音楽を聴取している時、電 話機が電話着信して着信音を発しても聞き取りずらく、又は、着信音が聞き取れ ず、電話通話が成され無いなどの不具合が発生するという欠点があった。
【0013】 また、電話発信する場合は携帯電話機を手に持って送話器40b から送話し、ま た、相手方からの受話音声信号を受話器40a から聞き取る場合、上記カーステレ オのスピーカ出力の音量レベルを小さくするなどの操作が必要になり、特に、車 両運転中の上記携帯電話機の操作は車両の安全運転上に問題があった。
【0014】 この様に、車両運転中の電話通話は、上記携帯電話機とカーステレオとの双方 の操作を行うため操作の手間が掛り煩わしく、車両運転上の注意が欠けてしまう ことがあり、更に、電話通話後、上記カーステレオの出力の音量レベルの調整を 元に戻すなどの操作も必要になるという欠点もあった。
【0015】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、携帯電話機の外部マイクより送話し、着信信号を電話機 に内蔵した無線通信機能によってカーステレオのFM/AMチューナ部で受信し てスピーカ出力することができ、一方、携帯電話機からの制御データがカーステ レオの赤外線リモコン受信部を介して供給され、自動的にカーステレオの各部を 制御して電話通話の操作を簡略化し、車両運転の安全を確保することができる電 話システムを提供するところにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この考案の電話システムは電話機の送話器からの音声信号を変調部で変調して 送受信アンテナより送信し、この送受信アンテナの受信信号を復調部で復調して 受話器で受信する通信機能を有し、上記変調部及び復調部を制御する制御部を内 蔵した電話機と、FM/AMチューナ部やカセットプレーヤ部の複数のソース機 器からの再生信号を切換器で選択してミュート回路を介して複数のスピーカより 音響出力する音響機器と、この音響機器の各部を制御する制御部と、この制御部 に接続した赤外線リモコン受信部とを内蔵して外部リモコン制御可能な音響機器 とで構成した電話システムである。
【0017】 この電話システムの上記電話機の変調部に音声信号を供給する送信用外部マイ クと、上記、復調部の出力信号が供給される第2の変調部と、この第2の変調部 と接続した送信アンテナと、上記、制御部からの情報出力データが供給される光 変調部と、この光変調された情報出力データが供給される赤外線リモコン送信部 とを設け、一方、上記、音響機器のソース切換器の出力が供給される第2のミュ ート回路と、この第2のミュート回路の出力が供給される加算器と、この加算器 の他の一方の入力に接続した信号音発生部とを設け、上記、電話機の赤外線リモ コン送信部からの情報出力データを音響機器の赤外線リモコン受信部で受信して 音響機器内部の回路を制御し、上記、電話機の復調部出力信号を上記送信アンテ ナから送信し、上記、音響機器のFM/AMチューナ部で受信するよう構成した ものである。
【0018】
【作用】
この考案によれば、複数のソース機器からの再生信号を選択して複数のスピー カより音響出力する音響機器、例えばカーステレオと移動通信機能を有した携帯 電話機とを通信機能で接続して構成したものであり、上記カーステレオの動作を 制御する制御部と、上記携帯電話機の動作を制御する制御部とを赤外線リモコン 通信による送受信機能で接続して上記カーステレオ及び携帯電話機の各部を制御 したものである。
【0019】 上記、携帯電話機には送信用外部マイクを設け、この送信用外部マイクを介し て車両運転中に電話送話することができ、送信用外部マイクからの音声信号は変 調部を介して送受信アンテナより送信され、また、送受信アンテナで受信した電 話受信信号は復調部を介して第2の変調部に供給され、携帯電話機に設けた送信 アンテナより送信される。
【0020】 一方、携帯電話機の電話通話機能を制御する制御部からの制御データが光変調 部を介して赤外線リモコン送信部より送信され、この赤外線リモコン送信部から の赤外線送信信号はカーステレオの赤外線リモコン受信部に供給され、カーステ レオのFM/AMチューナ部やソース切換器を制御し、上記携帯電話機の送信ア ンテナからの電話受信信号を受信することができる。
【0021】 この様に、携帯電話機の送信アンテナから送信された電話受信信号はカーステ レオの受信アンテナを介してFM/AMチューナ部で受信し、出力アンプを介し て車載用スピーカより出力することができる。
【0022】 また、カーステレオによって、例えば、カセットプレーヤ部からの音楽などを 聴取している時、携帯電話機で電話着信信号を受信した時、上記携帯電話機の制 御部から赤外線リモコン送信部を介して着信信号の受信した情報がカーステレオ の赤外線リモコン受信部を介して制御部に供給され、このカーステレオの制御部 は内蔵した信号音発生部を動作させ、上記電話着信音を上記信号音で生成して加 算器に供給する。
【0023】 一方、上記加算器には上記聴取している音楽信号の音量レベルをソース切換器 の後段に設けた第2のミュート回路によって減少させて供給し、上記着信音の信 号音とミキシングしてスピーカ出力することができるので、車両運転中のユーザ は音楽を聴取しながら電話の着信音を明確に聞き取ることができる。
【0024】 この様に、カーステレオと携帯電話機との制御データを赤外線リモコン送受信 によって接続することにより、電話機の着信時及び電話通話時に電話機の送信用 外部マイクと受信音を出力するカーステレオのスピーカによって簡単に電話通話 することができ、車両運転中のユーザは個々のカーステレオや携帯電話機を操作 すること無く、電話システム化した携帯電話機の簡単な操作のみでハンドフリー の状態で電話通話が可能となり、車両運転の安全性を確保することができる。
【0025】
【実施例】
この考案に係る電話機システムの実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 なお、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1は携帯 電話機のブロック図であり、図2はカーステレオのブロック図、図3は他の実施 例のカーステレオのブロック図である。
【0026】 図1において、3は携帯電話機に設けた送信用外部マイクであり、この送信用 外部マイク3は変調部2に接続されている。5は携帯電話機の復調部4の復調出 力信号が供給される第2の変調部であり、この第2の変調部5で変調された復調 信号は送信アンテナ6より送信される。10は制御部7からの制御データが供給さ れる光変調部であり、この光変調部10で光変調された制御データは赤外線リモコ ン送信部11を介して送信される。
【0027】 この様に構成した携帯電話機はフックスイッチ9を動作させて電話機を通話状 態に設定し、ダイヤル操作器8を操作して相手方を呼び出すことができ、相手方 との電話通話時、使用者の近傍に備え付けた送信用外部マイク3からの送話音声 信号は変調部2を介して送受信アンテナ1より送信される。
【0028】 一方、送受信アンテナ1で受信した電話着信信号は復調部4で音声信号に復調 されて第2の変調部5に供給され、この第2の変調部5でカーステレオの受信可 能な所定周波数のFM又はAM変調され、この変調された電話の受信信号は送信 アンテナ6を介してカーステレオに微弱電波として送信される。
【0029】 上記、ダイヤル操作器8や送受話/終話スイッチであるフックスイッチ9など の設定情報は制御部7で信号処理され、上記、変調部2や復調部4の動作を制御 し、電話の発振信号、呼出し信号を変調して送信し、電話の着信信号、受話信号 、終話信号、応答信号、話中信号などを復調することができる。
【0030】 更に、上記制御部7で制御した上記信号に対応した制御データは光変調部10で カーステレオをコントロールするリモコンコマンドとして光信号に変換され、赤 外線リモコン送信部11よりカーステレオの赤外線リモコン受信部32に送信され、 カーステレオの各部を制御することができる。
【0031】 一方、図2に示した車載用音響機器のカーステレオにおいて、25はソース切換 器24の後段に設けた第2のミュート回路であり、制御部31からの制御データによ って音量レベルを制御し、この制御されたミュート出力信号は加算器26に供給さ れる。30は信号音発生部であり、この信号音発生部30は制御部31からの制御デー タによって各種の信号音を発生させ、上記加算器26の他の一方の入力端子に加え られ、上記第2のミュート回路25の出力信号とミキシングされ、出力アンプ27に 供給される。
【0032】 この様に構成したカーステレオは、一般に、制御部31に接続した操作部33を操 作することにより、内蔵したした複数のソース機器であるFM/AMチューナ部 21やカセットプレーヤ部22、又は外部入力端子23に接続した他のソース機器から の再生信号を切換器24で切り換え設定し、この選択された希望の再生音楽信号な どを出力アンプ27を介してスピーカ29より聴取することができ、このカーステレ オの動作状態の各種情報は表示部34で表示される。
【0033】 また、上記、操作部33の操作の替わりに、外部に設けた赤外線リモコン(図示 せず)からの操作データを赤外線リモコン受信部32に送信し、この赤外線リモコ ン制御信号を受信したカーステレオは、上記同様にカーステレオの各部を制御す ることもできる。
【0034】 この様に、上記カーステレオを動作させて希望のソース機器からの音楽などを 聴取している時、携帯電話機が電話着信信号を受信すると、携帯電話機の制御部 7は着信情報を赤外線リモコン送信部11よりカーステレオの赤外線リモコン受信 部32に送信し、カーステレオに内蔵した信号音発生部30を動作させて着信の信号 音を発生させて加算器26に供給し、上記聴取中の音楽信号とミキシングすること ができ同時に、加算器26の前段に設けた第2のミュート回路25を制御し、今まで 聴取していた音楽信号を減衰させ、この減衰した音楽信号と着信信号音がミキシ ングした状態でスピーカ29出力される。
【0035】 その後、上記音楽信号は第2のミュート回路25によって出力 OFFされ、上記着 信信号音のみスピーカ29より出力されてユーザは音楽聴取中でも電話着信時に着 信の信号音を明確に聞くことができる。
【0036】 また、上記動作は携帯電話機で電話をかける時の発振信号又は呼出し信号、話 中信号の場合も同様であり、この発振信号などに対応したデータをカーステレオ の赤外線リモコン受信部32で受信すると、カーステレオの制御部31は各種の上記 電話機信号に対応して各々異なった信号音を信号音発生部30で発生させ、音量レ ベルを所定のレベルに減衰したミューティング音楽信号とミキシングして出力す ることができる。
【0037】 この様に、電話着信の信号音を聴取して携帯電話機のフックスイッチ9を操作 し、携帯電話機が電話通話状態になると、この携帯電話機で受信した着信信号は 送信アンテナ6よりカーステレオに送信される。一方、携帯電話機の制御部7は 電話通話情報を赤外線リモコン送信部11よりカーステレオの赤外線リモコン受信 部32に送信し、カーステレオの制御部31はFM/AMチューナ部21を制御して予 め決められた所定の受信周波数に設定し、上記携帯電話機の送信アンテナ6から 送信される電話受信信号を受信することができる。
【0038】 同時に、カーステレオの制御部31はソース切換器24をFM/AMチューナ部21 の出力接点に接続するよう切り換え選択し、更に、上記信号音発生部30の信号音 の発生を停止し、第1及び第2のミュート回路28,25 にミュート動作を解除して 上記携帯電話機の電話通話信号のみを出力アンプ27で増幅されてスピーカ29より 出力することができ、電話受信信号をカーステレオのスピーカ29より聞くことが できる。
【0039】 即ち、電話通話時の電話機から出力される各種信号、及び電話機の受信信号、 送信用外部マイク3からの応答信号などの全ての通話音声信号を上記、FM又は AM変調した電波で送信アンテナ6から送信し、カーステレオのFM/AMチュ ーナ部21で受信してスピーカ29より出力することができ、電話通話時、例えば車 両運転中の使用者はハンドフリーで通話することができる。
【0040】 また、上記動作は電話をかける時も同様に動作し、携帯電話機からカーステレ オの赤外線リモコン受信部32に送信される応答信号に対応するデータを受信する と、カーステレオは上記同様に動作し、上記電話の応答信号をカーステレオのス ピーカ29よる出力することができる。
【0041】 携帯電話機での電話通話が終了して送受話/終話スイッチのフックスイッチ9 を終話状態にオンフックすると、終話信号に対応するデータがカーステレオの赤 外線リモコン受信部32に携帯電話機の赤外線リモコン送信部11から送られ、この 終話信号を示す情報データを受信したカーステレオは電話機の電話通話動作を行 う直前の状態を記憶していてカーステレオの各部を直前の状態になるようコント ロールし、自動的に元の状態に復帰させることができる。
【0042】 また、電話動作中の相手方を呼出し中、又は話中に電話機のフックスイッチ9 を操作して電話通話を OFFした場合でも、上記終話情報が上記同様にカーステレ オの赤外線リモコン受信部32に送られて来るので、前記同様の終話動作を行うこ とができる。
【0043】 以上、説明した携帯電話機から赤外線リモコン送信する各種信号に対応したコ マンドデータは、電話が動作中の期間に渡って赤外線リモコン送信を行っても良 いが、電話動作の最初と最後、即ち、動作開始信号と動作終了信号とに分けたコ マンド信号の送信でも良く、この動作開始信号と動作終了信号によって前記同様 の動作を行うことができる。
【0044】 この様に、携帯電話機とカーステレオとの電話機の各種信号や音声信号を無線 通信機能でもって接続し、携帯電話機とカーステレオとの機器制御を赤外線リモ コンによって制御することにより、車両運転中のユーザはカーステレオからの音 楽聴取時でも簡単な操作で携帯電話機を使用することができ、また、電話機操作 においてもハンドフリー状態で操作できるので車両運転の安全が確保される。
【0045】 図3はカーステレオの他の実施例を示したブロック図であり、ソース切換器24 の後段に出力アンプ27を配置し、ソース切換器24によって選択出力された音楽信 号は出力アンプ27で増幅され、その後、第2のミュート回路25で所定の音量レベ ルに減衰設定され、加算器26で信号音発生部30からの信号音とミキシングされ、 その後、最後に音楽出力を OFFする第1のミュート回路28を介してスピーカ29に 出力される。
【0046】 この様に構成した図3のカーステレオにおいても、前記同様に携帯電話機との 赤外線リモコンによる制御データで各部を制御し、電話通話時の各種信号や通話 時の音声信号を予め決められた音量レベルでミキシング、又は単独にスピーカ29 出力することができ、前記同様の効果を出すことができる。
【0047】 また、上記、信号音発生部30をカーステレオ内部に独立して装備したが、この 信号音発生部30の各種発生信号音を制御部31のマイクロコンピュータで信号生成 することも可能である。
【0048】 以上、移動通信機能を有した携帯電話機と車載用音響機器のカーステレオとを 組み合わせて説明したが、一般的な家庭用電話機や家庭用ステレオシステムにお いても同様に実現可能である。即ち、家庭内でステレオ音楽を聴取している時の 電話機の着信時や電話通話時にも前記と同様に、制御して動作させることができ 、この考案の内容を応用することができる。
【0049】
【考案の効果】
この考案に係る電話システムは前述のように、移動通信機能を有した携帯電話 機の電話通話時の各種信号や通話音声信号を所定の無線周波数で送信し、カース テレオのFM/AMチューナ部で受信し、また、上記携帯電話機の各種制御デー タを赤外線リモコンによってカーステレオに送信し、カーステレオの動作を制御 することができるので、携帯電話機の電話通話の各種信号と音声信号とをカース テレオのスピーカから聴取することができ、また、送信用外部マイクで電話送話 することができるので電話機の操作が簡単になり、カーステレオからの音楽聴取 中でもハンドフリーの状態で電話通話を行うことができ、車両運転の安全性を確 保することができるという効果がある。
【0050】 また、カーステレオの音楽聴取時に携帯電話機の着信があると、音楽の音量レ ベルを自動的に減衰し、電話着信によって発生する信号音をミキシングした状態 でスピーカから聞くことができるので、電話機の着信音を聞き逃すことが無く、 的確に電話通話を行うことができるという効果もある。
【0051】 また、電話通話の終了時、カーステレオを自動的に電話通話の直前の状態に自 動的に復帰させることができるので、車両運転中のユーザは電話通話による操作 上の手間が掛からなず、電話通話後も元の音楽聴取状態に復帰して音楽聴取を続 けることができるという効果もある。
【0052】 しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成して車載用の電話機システム を構築することができ、更に、一般家庭用のステレオシステムによる同様の電話 機システムにも応用することができ実施も容易であるなどの優れた特長を有して いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電話システムの実施例を示し移
動通信機能を有した携帯電話機のブロック図である。
【図2】この考案の電話機システムの車載用音響機器を
示したブロック図である。
【図3】他の実施例を示した車載用音響機器を示したブ
ロック図である。
【図4】従来例の携帯電話機を示したブロック図であ
る。
【図5】従来例の車載用音響機器を示したブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 送受信アンテナ 2 変調部 3 送信用外部マイク 4 復調部 5 第2の変調部 6 送信アンテナ 7 携帯電話機の制御部 8 ダイヤル操作器 9 フックスイッチ 10 光変調部 11 赤外線リモコン送信部 20 受信アンテナ 21 FM/AMチューナ部 22 カセットプレーヤ部 23 外部入力端子 24 ソース切換器 25 第2のミュート回路 26 加算器 27 出力アンプ 28 第1のミュート回路 29 スピーカ 30 信号音発生部 31 カーステレオの制御部 32 赤外線リモコン受信部 33 操作部 34 制御部 40 送受話器 40a 受話器 40b 送話器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の送話器からの音声信号を変調部
    で変調して送受信アンテナより送信し、この送受信アン
    テナの受信信号を復調部で復調して受話器で受信する通
    信機能を有し、上記変調部及び復調部を制御する制御部
    を内蔵した電話機と、 FM/AMチューナ部やカセットプレーヤ部の複数のソ
    ース機器からの再生信号を切換器で選択してミュート回
    路を介して複数のスピーカより音響出力する音響機器
    と、この音響機器の各部を制御する制御部と、この制御
    部に接続した赤外線リモコン受信部とを内蔵して外部リ
    モコン制御可能な音響機器とで構成した電話システムで
    あって、 上記電話機の変調部に音声信号を供給する送信用外部マ
    イクと、上記復調部の出力信号が供給される第2の変調
    部と、この第2の変調部と接続した送信アンテナと、上
    記制御部からの情報出力データが供給される光変調部
    と、この光変調された情報出力データが供給される赤外
    線リモコン送信部とを設け、 一方、上記音響機器のソース切換器の出力が供給される
    第2のミュート回路と、この第2のミュート回路の出力
    が供給される加算器と、この加算器の他の一方の入力に
    接続した信号音発生部とを設け、 上記電話機の赤外線リモコン送信部からの情報出力デー
    タを音響機器の赤外線リモコン受信部で受信して音響機
    器内部の回路を制御し、上記電話機の復調部出力信号を
    上記送信アンテナから送信し、上記音響機器のFM/A
    Mチューナ部で受信するよう構成したことを特徴とする
    電話システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001076218A1 (fr) 2000-03-30 2001-10-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Telephone portable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001076218A1 (fr) 2000-03-30 2001-10-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Telephone portable

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