JPH06291812A - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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Publication number
JPH06291812A
JPH06291812A JP5076709A JP7670993A JPH06291812A JP H06291812 A JPH06291812 A JP H06291812A JP 5076709 A JP5076709 A JP 5076709A JP 7670993 A JP7670993 A JP 7670993A JP H06291812 A JPH06291812 A JP H06291812A
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JP
Japan
Prior art keywords
multiplex
data
node
input signal
operation state
Prior art date
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Pending
Application number
JP5076709A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Hara
昇司 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作コストをアップさせずに、受信側のチャ
タリングを防止する。 【構成】 第1の多重ノード20と第2の多重ノード3
0とを多重バス10に接続させるとともに、多重ノード
20は接続されたスイッチ11からの入力信号を入力回
路21で取り込み、取り込んだ入力信号の変化を監視回
路22で監視して監視結果を出力し、監視結果に対応し
た多重データを送受信制御回路23から送信し、第2の
多重ノードは多重データを送受信制御回路23で受信
し、かつ、マイクロコンピュータ33で所定のデータ処
理を行うとともに、受信したデータの変化を監視し、受
信データが変化すると、チャタリングが生じなくなる所
定時間経過後に、受信データを確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重ノード間で伝送さ
れるデータを確定する多重伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送システムでは、
多重バスに第1及び第2の多重ノードが接続され、多重
ノード間でデータ伝送を行っている。上記第1の多重ノ
ードは、信号発生手段であるスイッチと接続しており、
スイッチがオン状態になることによって発生する、図5
(a) に示すような数10msec程度のチャタリング信
号(入力信号)を取り込み、図5(b) に示すクロックタ
イミングで、チャタリング信号をサンプリングしてお
り、その結果を図5(c) に示す監視結果として出力す
る。そして、この監視結果が変化した場合、監視結果に
対応した図5(d) に示すような送信データを多重バスを
介して第2の多重ノードに送信する。第2の多重ノード
では、多重バスから受信したデータに応じたリレー出力
信号(図5(e)参照)を、制御対象である例えばリレー
に出力し、リレーをオン/オフ制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記システ
ムでは、スイッチ入力のチャタリング信号に対応するデ
ータを他の多重ノードに送信してしまうため、制御対象
のリレーがチャタリングを起こしてしまう。そこで、従
来では、このチャタリングが生じない対策として、送信
側の多重ノードでチャタリング処理を行う回路を設ける
場合があるが、このチャタリング処理を行う回路は製作
コストが高いので、システム全体がコストアップになる
という問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、製作コストをアップさせずに、受信側のチャタリン
グを防止することができる多重伝送システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、少なくとも第1の多重ノードと第2の
多重ノードとを伝送路に接続させるとともに、前記第1
の多重ノードは接続された信号発生手段からの入力信号
を入力手段で取り込み、該取り込んだ入力信号の変化を
監視手段で監視し、前記監視手段が入力信号の変化を検
知すると、前記入力信号に対応した多重データを送信手
段から送信し、前記第2の多重ノードは前記多重データ
を受信手段で受信し、かつ、処理手段で所定のデータ処
理を行う多重伝送システムにおいて、前記第2の多重ノ
ードの処理手段は前記受信したデータの変化を監視し、
当該受信データが前回受信したデータと異なる場合に
は、所定時間経過後に、受信データを確定する。
【0006】
【作用】受信側の第2の多重ノードでは、受信データが
変化すると、チャタリングが生じなくなる所定時間経過
後に、受信データを確定する。従って、受信側で確定し
た受信データからは、チャタリング信号が除去され、制
御対象を正確に動作できる。
【0007】
【実施例】本発明に係る実施例を図1乃至図4の図面に
基づき説明する。図1は、本発明に係る多重伝送システ
ムの構成を示す構成ブロック図である。図において、例
えばツイストペア電線等からなる多重バス10に第1及
び第2の多重ノード20,30が接続され、多重ノード
間でデータ伝送を行っている。上記多重ノード20の入
力回路21は、グランド接地型のスイッチ11と接続し
ており、スイッチ11がオン状態になることによって発
生する、図2(a) に示すような数10msec程度のチ
ャタリング信号(入力信号)を取り込み、監視回路22
に出力している。監視回路22は、図2(b) に示すクロ
ックタイミングで、チャタリング信号をサンプリングし
ており、その結果を図2(c) に示す監視結果として送受
信制御回路23に出力する。送受信制御回路23は、監
視結果が変化した場合、デコーダ/エンコーダ及び多重
バスインターフェース(以下、「多重バスI/F」とい
う。)24のうちのエンコーダ及び多重バスI/Fを介
して、監視結果に対応した図2(d) に示すような送信デ
ータを多重バス10に送信する。なお、図2(a) 〜(d)
に示した信号波形は、図5(a) 〜(d) と同様のものであ
る。
【0008】多重ノード30において、送受信制御回路
32は、デコーダ/エンコーダ及び多重バスI/F31
のうちのデコーダ及び多重バスI/Fを介して、多重バ
ス10からデータを受信しており、この受信データをマ
イクロコンピュータ33に出力する。マイクロコンピュ
ータ33は、所定時間Tカウントするデータ確定用のタ
イマーカウンタを有するとともに、受信データの変化を
監視しており、上記受信データが前回受信したデータと
異なって変化した場合には、タイマーカウンタをセット
し、このタイマーが所定時間T後にタイムアップした時
点で、図2(e)に示すように、受信データの確定を行
う。そして、マイクロコンピュータ33は、この受信デ
ータに応じたリレー出力信号を、出力回路34を介し
て、制御対象であるリレー12に出力し、リレー12を
オン/オフ制御する。
【0009】従って、本実施例では、受信データが変化
すると、チャタリングが生じなくなる所定時間経過後
に、受信データを確定するので、制御対象のチャタリン
グ動作が防止され、正確な動作制御を行うことができ
る。また、本実施例では、チャタリング処理を行うチャ
タリング除去回路を必要としないので、製作コストのア
ップを抑えることができる。
【0010】なお、本発明は、上記実施例のものに限ら
ず、以下に示す実施例のものでも、本発明の目的を達成
することができる。第2の実施例では、例えば定期的に
変化する入力信号に基づいてサイクリック多重伝送を行
う多重伝送システムの場合について説明する。この場
合、送信側の多重ノードでは、図3(a) に示すように、
上記入力信号に対応した送信データを、多重バスに定期
的に送信しており、受信側の多重ノードでは、サイクリ
ックに伝送される上記データを受信してその変化を監視
している。
【0011】この場合、第2の実施例において、受信側
多重ノードでは、受信データに変化が生じてから、所定
回数n(nは整数)の受信があった時に、図3(b) に示
すように、受信データを確定する。従って、本実施例で
は、受信データが変化すると、チャタリングが除去され
る所定回数後に、受信データを確定するので、この場合
も制御対象のチャタリング動作が防止され、正確な動作
制御を行うことができる。
【0012】また、この応用例として、受信側多重ノー
ドが、例えば受信データに変化が生じてから、複数回数
同一の受信データを受け取った時に、上記受信データを
確定するように、システムを構成させることも可能であ
る。この応用例では、データの信頼性が増し、制御対象
の正確な動作制御を行うことができる。第3の実施例で
は、例えば図1に示した多重ノード20と30とが省電
力動作状態と通常動作状態の動作モードを有する場合に
ついて説明する。送信側の多重ノード20には、省電力
動作状態でスイッチ11がオン状態になると、図4(a)
に示すような数10msec程度のチャタリング信号が
入力する。このスイッチ11の状態変動によって、多重
ノード20は、省電力状態から通常状態へとウェイクア
ップして、入力信号を監視する監視回路22に電源を供
給する。これにより、監視回路22は、セットアップし
て一定のセットアップ時間t後に、図4(b) に示すクロ
ックタイミングで、入力回路21を介して入力する入力
信号(図4(a) 参照)を監視し、監視結果を送受信制御
回路23に出力する。この監視の結果、入力信号に変化
が生じた場合、送受信制御回路23は、図4(c) に示す
ような状態変化した送信データを、エンコーダ及び多重
バスI/Fを介して多重バス10に送信する。
【0013】多重ノード30は、多重ノード20からの
ウェイクアップ送信によって、省電力状態から通常状態
へとウェイクアップする。そして、マイクロコンピュー
タ33は、このウェイクアップから一定時間Tの間に受
信したデータを無視するものとし、そのT時間後に受信
したデータをもって受信データを確定する。従って、本
実施例では、省電力状態から通常状態へと遷移した後、
一定時間内に受信したデータを無視し、その一定時間後
に受信したデータをもって受信データを確定するので、
制御対象のチャタリング動作が防止され、正確な動作制
御を行うことができる。
【0014】また、この応用例として、サイクリック多
重伝送を行う多重伝送システムの場合には、受信側の多
重ノードがウェイクアップしてから、所定回数の受信を
経た後に受信したデータをもって受信データを確定する
ように、設定することも可能である。この場合には、省
電力状態から通常状態へと遷移した後、チャタリングが
除去される所定回数後に、受信データを確定するので、
制御対象のチャタリング動作が防止され、正確な動作制
御を行うことができる。
【0015】なお、これら実施例において、スイッチ入
力に伝搬してくるmsecオーダーのノイズは、グラン
ド接地型のスイッチにおいては、上記スイッチ変動以外
にはほとんど発生しないと言える。従って、監視回路
は、監視過程において、このノイズによる入力信号の変
化を検知せず、送受信制御回路による不要な多重通信は
ほとんど発生しない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、少な
くとも第1の多重ノードと第2の多重ノードとを伝送路
に接続させるとともに、前記第1の多重ノードは接続さ
れた信号発生手段からの入力信号を入力手段で取り込
み、該取り込んだ入力信号の変化を監視手段で監視し、
前記監視手段が入力信号の変化を検知すると、前記入力
信号に対応した多重データを送信手段から送信し、前記
第2の多重ノードは前記多重データを受信手段で受信
し、かつ、処理手段で所定のデータ処理を行う多重伝送
システムにおいて、前記第2の多重ノードの処理手段は
前記受信したデータの変化を監視し、当該受信データが
前回受信したデータと異なる場合には、所定時間経過後
に、受信データを確定するので、製作コストをアップさ
せずに、受信側のチャタリングを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送システムの構成を示す構
成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するためのタイム
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施例を説明するためのタイム
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施例を説明するためのタイム
チャートである。
【図5】従来例を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10 多重バス 11 スイッチ 12 リレー(制御対象) 20,30 多重ノード 21 入力回路 22 監視回路 23,32 送受信制御回路 24,31 デコーダ/エンコーダ及び多重バスインタ
ーフェース 33 マイクロコンピュータ 34 出力回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の多重ノードと第2の多
    重ノードとを伝送路に接続させるとともに、前記第1の
    多重ノードは接続された信号発生手段からの入力信号を
    入力手段で取り込み、該取り込んだ入力信号の変化を監
    視手段で監視し、前記監視手段が入力信号の変化を検知
    すると、前記入力信号に対応した多重データを送信手段
    から送信し、前記第2の多重ノードは前記多重データを
    受信手段で受信し、かつ、処理手段で所定のデータ処理
    を行う多重伝送システムにおいて、前記第2の多重ノー
    ドの処理手段は前記受信したデータの変化を監視し、当
    該受信データが前回受信したデータと異なる場合には、
    所定時間経過後に、受信データを確定することを特徴と
    する多重伝送システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1の多重ノードと第2の多
    重ノードとを伝送路に接続させるとともに、前記第1の
    多重ノードは接続された信号発生手段からの入力信号を
    入力手段で取り込み、該取り込んだ入力信号の変化を監
    視手段で監視し、前記監視手段が入力信号の変化を検知
    すると、前記入力信号に対応した多重データを送信手段
    から送信し、前記第2の多重ノードは前記多重データを
    受信手段で受信し、かつ、処理手段で所定のデータ処理
    を行う多重伝送システムにおいて、前記第2の多重ノー
    ドの処理手段は前記受信したデータの変化を監視し、当
    該受信データが前回受信したデータと異なる場合には、
    所定回数受信後に、受信データを確定することを特徴と
    する多重伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の多重ノードの処理手段は前記
    受信データが前回受信したデータと異なる場合には、同
    一のデータを所定回数連続して受信した後に、受信デー
    タを確定することを特徴とする請求項2記載の多重伝送
    システム。
  4. 【請求項4】 省電力動作状態と通常動作状態の動作モ
    ードを有する少なくとも第1の多重ノードと第2の多重
    ノードとを伝送路に接続させるとともに、前記第1の多
    重ノードは接続された信号発生手段からの入力信号を入
    力手段で取り込み、前記取り込んだ入力信号の変化を監
    視手段で監視し、前記監視手段が入力信号の変化を検知
    すると、省電力動作状態から通常動作状態に遷移し、前
    記入力信号に対応した多重データを送信手段から送信
    し、前記第2の多重ノードは前記多重データを受信手段
    で受信すると、省電力動作状態から通常動作状態に遷移
    し、かつ、処理手段で所定のデータ処理を行う多重伝送
    システムにおいて、前記第2の多重ノードの処理手段は
    前記省電力動作状態から通常動作状態に遷移してから所
    定時間後に、受信したデータを確定することを特徴とす
    る多重伝送システム。
  5. 【請求項5】 省電力動作状態と通常動作状態の動作モ
    ードを有する少なくとも第1の多重ノードと第2の多重
    ノードとを伝送路に接続させるとともに、前記第1の多
    重ノードは接続された信号発生手段からの入力信号を入
    力手段で取り込み、前記取り込んだ入力信号の変化を監
    視手段で監視し、前記監視手段が入力信号の変化を検知
    すると、省電力動作状態から通常動作状態に遷移し、前
    記入力信号に対応した多重データを送信手段から送信
    し、前記第2の多重ノードは前記多重データを受信手段
    で受信すると、省電力動作状態から通常動作状態に遷移
    し、かつ、処理手段で所定のデータ処理を行う多重伝送
    システムにおいて、前記第2の多重ノードの処理手段は
    前記省電力動作状態から通常動作状態に遷移してから所
    定回数受信後に、受信データを確定することを特徴とす
    る多重伝送システム。
JP5076709A 1993-04-02 1993-04-02 多重伝送システム Pending JPH06291812A (ja)

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JP5076709A JPH06291812A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 多重伝送システム

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JP5076709A JPH06291812A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 多重伝送システム

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JPH06291812A true JPH06291812A (ja) 1994-10-18

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ID=13613067

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JP5076709A Pending JPH06291812A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 多重伝送システム

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