JPH0629007A - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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Publication number
JPH0629007A
JPH0629007A JP5065207A JP6520793A JPH0629007A JP H0629007 A JPH0629007 A JP H0629007A JP 5065207 A JP5065207 A JP 5065207A JP 6520793 A JP6520793 A JP 6520793A JP H0629007 A JPH0629007 A JP H0629007A
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JP
Japan
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lamp
discharge tube
getter
high pressure
bimetal element
Prior art date
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Pending
Application number
JP5065207A
Other languages
English (en)
Inventor
Johannes A T Schellen
アントニウス テレシア スヘーレン ヨハネス
Gerardus M J F Luijks
マリヌス ヨセフス フランシスカス ルエイクス ヘラルダス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH0629007A publication Critical patent/JPH0629007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/24Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the vessel
    • H01J61/26Means for absorbing or adsorbing gas, e.g. by gettering; Means for preventing blackening of the envelope
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/54Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting
    • H01J61/541Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting using a bimetal switch
    • H01J61/544Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting using a bimetal switch and an auxiliary electrode outside the vessel

Landscapes

  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 セラミック壁を有する放電管と、ランプの冷
状態中放電管の壁に当接しランプ点灯中放電管の壁から
離れるバイメタル素子とを具え、前記放電管を外管によ
り空間を介して囲み、該空間内の放電管の近くに固体ゲ
ッタを設けて成る高圧放電ランプにおいて、前記固体ゲ
ッタを前記バイメタル素子上に設けたことを特徴とする
高圧放電ランプ。 【効果】 固体ゲッタをバイメタル素子上に設けること
によりゲッタのために別個の取付け構造を必要とせず、
またゲッタを放電管の近くに位置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック壁を有する
放電管と、ランプの冷状態中放電管の壁に当接しランプ
点灯中放電管の壁から離れるバイメタル素子とを具え、
前記放電管を外管により空間を介して囲み、該空間内の
放電管の近くに固体ゲッタを設けて成る高圧放電ランプ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のランプは欧州特許出願公開第0
453652号から既知である。本明細書及び特許請求
の範囲において“セラミック壁”とは、気密で透明な結
晶金属酸化物、例えばサファイヤのような単結晶、又は
気密焼結Al23及びイットリウム‐アルミニウムガー
ネットのような多結晶、並びに例えばAlNのような気
密で透明な結晶金属窒化物の壁を意味するものと理解さ
れたい。既知のランプでは、固体ゲッタを外管のピンチ
部に、電気的に接続されてない別個の(追加の)ポール
により固定している。このランプは2ピンチランプとし
て構成されている。2ピンチ形は投光ランプとして使用
するのに特に好適である。しかし、例えば一般照明や室
内照明のような他の用途においては、ランプに口金を設
けるのが望ましい。追加のポールを設けたピンチ部の製
造は製造コストを増大する。ランプに口金を設ける場合
には、ゲッタのために別個のポールを使用するといわゆ
る3線マウント構造になる。しかし、3線マウント構造
の使用は実際には効率のよいランプ製造に対し極めて不
利であり、著しいコスト増大を生ずることが確かめられ
た。更に、3線マウント部を外管内に封止する領域にお
いて使用可能空間がかなり制限され、このため追加のポ
ールに別個の素子を位置させ取り付けるのが困難にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した欠点
を除去し得る手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は頭書に記載した
種類のランプにおいて、固体ゲッタをバイメタル素子上
に設けたことを特徴とする。固体ゲッタをバイメタル素
子上に設けることにより、一方ではゲッタのために別個
の取付け構造を必要とせず、他方ではゲッタを放電管の
近くに位置させることが保証されるという大きな利点が
得られる。このように位置させたゲッタは電気的に非接
続でないが、このことはゲッタの良好な動作にとって重
要でないことが確かめられた。
【0005】固体ゲッタを使用するのが好ましい。これ
は、種々のゲッタに対し必要とされるように、ゲッタ材
料を微粉砕する局部加熱のような別個の製造工程が省略
されるからである。固体ゲッタを放電管の端に十分近づ
けて位置させることにより、放電により発生した熱がゲ
ッタを活性化して別個の加熱工程を省略することができ
る。ランプ点灯中、即ち動作状態中バイメタル素子が放
電管の壁から離れることは、これによりセラミック壁間
の電位差の影響の下で放電管から充填成分が消失するこ
とが抑えられるために重要である。剛固な電流供給導体
として放電管に沿って電極まで延在する長いポールを有
する口金付きランプの場合には、バイメタル素子をこの
長いポールに固定するのが好ましい。
【0006】本発明ランプの他の好適実施例では、バイ
メタル素子をランプ点灯中電気回路を遮断し遮断状態に
維持するバイメタルスイッチとしても用いる。この回路
はバイメタル素子の冷状態、即ちバイメタルスイッチの
閉状態時に放電管を電気的に分路し点弧パルスを発生す
る内部点弧回路とすることができる。
【0007】他の実施例では、前記ランプに、ランプの
冷状態又は不活性状態時に放電管の壁に当接する外部点
弧アンテナを設け、これを主電極まで延在する電流供給
導体に電気的に接続する。点弧アンテナと電流供給導体
との間の接触はバイメタル素子により切ることができ
る。放電管壁間の電圧差の影響の下で放電管内部から充
填成分が消失するのを防ぐためには、実際上バイメタル
素子を点弧アンテナに固定接続し、ランプ点灯中バイメ
タル素子がこのアンテナを放電管壁から離れた状態に維
持するのが好ましい。
【0008】他の実施例においては、バイメタル素子が
電気点弧回路を遮断すると共に点弧アンテナを放電管壁
から離れた状態に維持するようにする。
【0009】本発明は、例えば電圧依存キャパシタ又は
半導体スイッチング素子のような1個又は数個の温度感
応素子を具える点弧回路内臓ランプに対し特に重要であ
る。本発明を使用すればこのようなランプの製造中にお
いてゲッタを微粉砕及び/又は活性化する局部的に強い
加熱を省略することができる。
【0010】本発明ランプでは外管で囲まれた空間を排
気することができ、この場合には固体ゲッタとして例え
ばZr−Alゲッタが好ましい。外管で囲まれた空間に
ガス、たとえば希ガスN2,SF6又はその混合物を充填
することができ、この場合には例えばZr−Niゲッタ
を固体ゲッタとして用いることができる。
【0011】図面を参照して本発明を実施例につき説明
する。
【0012】図1は、セラミック壁3aを有する放電管
3を口金31が設けられた外管30内の排気空間6内に
封入すると共に電圧依存キャパシタ8及びヒューズ7を
具える点弧回路(始動回路)を外管30内の排気空間6
内に取り付けて成る本発明ランプ2を示す。放電管3は
ランプの点灯中放電を生ずる電極4及び5を具えてい
る。各電極4,5は関連する剛固な電流供給導体40,
50に接続する。電流供給導体40は口金31のランプ
接続点Cに接続する。同様に、電流供給導体50は口金
31のランプ接続点Dに接続する。電圧依存キャパシタ
8及びヒューズ7は電流供給導体40及び50間に直接
電気的に接触させて取り付ける。
【0013】このランプには更にバイメタル素子11が
設けられており、このバイメタル素子はランプの冷状態
時にその一端11bが放電管3の壁3a上に当接し、他
端11aが長いポールを構成する剛固な電流供給導体5
0に取付けられている。固体ゲッタ15をバイメタル素
子11上に設ける。ランプの活動状態において、即ちラ
ンプ点灯中、放電により発生した熱がバイメタル素子1
1を放電管3の壁3aから離れさせる。セラミック壁間
の電圧差の影響による放電管からの充填成分の消失がこ
れにより抑えられる。発生した熱はゲッタ15も活性化
する。電極4に近いバイメタル素子11の位置は、この
バイメタル素子が放電管壁上に当接しているときランプ
の点弧中における点弧補助としても作用する利点ももた
らす。
【0014】図2において、A及びBは交流電源を接続
するための端子である。端子Aは安定器バラスト1を経
てランプ接続点Cに接続される。端子Bはランプ接続点
Dに接続される。ヒューズ7及び電圧依存キャパシタ8
の直列接続から成る点弧回路は既知のように安定器バラ
スト11と相まってランプ接続点C及びD間、従ってラ
ンプ電極4及び5間に点弧電圧パルスを発生する。
【0015】本発明ランプの一実施例としては排気外管
を具えた110Wの定格電力の高圧ナトリウム放電ラン
プを用いることができる。このランプは安定器バラス
ト、タイプBHL125L(フィリップス社製)を経て
220V、50Hzの電源で動作させることができる。
放電管には外部補助電極を設けるのが好ましい。
【0016】ヒューズ7は0.5Aの溶融電流値を有す
るものが極めて好適である。点弧回路の電圧依存キャパ
シタ8としてはTDK社製のものが好ましい。キャパシ
タ8はヒューズ7と単一素子に集積化し、例えばヒュー
ズを膜形成技術により集積素子の絶縁下側層上に設ける
ことができる。TDK社製の前記キャパシタは90℃の
限界温度以上の温度で約2nFの一定のキャパシタンス
値を有する。この板状キャパシタは17mm×9mm×
0.7mmの寸法を有する。
【0017】220V、50Hzの電源に接続すると、
このように構成された点弧回路は電源電圧の各零交差後
に約1000V、1mSの点弧電圧パルスを発生する。
ランプは急速に確実に点弧する。
【0018】ランプの点灯中の電圧依存キャパシタの温
度は150℃〜200℃であり、従って限界温度より高
い。この場合にはキャパシタンス値は電圧に無関係に2
nFであるため、パルス発生は有効に抑制される。
【0019】図3に示す変形例においては、ランプ2は
内部点弧回路10を具え、且つバイメタル素子11が回
路11,7,8をランプの点灯状態時に遮断し、遮断状
態に維持するバイメタルスイッチとしても作用する。こ
のときバイメタルスイッチは開状態にある。ランプが冷
状態又は非点灯状態のときはバイメタル素子も冷状態に
あり、バイメタルスイッチは閉じ、内部点弧回路11,
7,8が放電管2を電気的に分路する。図を明瞭にする
ために、ランプの冷状態時に放電管壁上に当接するバイ
メタル素子を放電管から離して示してある。バイメタル
素子11は、接続点20bにおいて剛固な電流供給導体
50にこれから電気的に絶縁して機械的に接続した点弧
アンテナ(始動アンテナ)20に固定接続する。ランプ
の冷状態時には、点弧アンテナは放電管壁上に当接す
る。ランプ点灯中は放電により発生される熱の影響の下
でバイメタル素子が点弧アンテナを放電管壁から離した
ままにする。
【0020】図3に示す変形例では電圧依存キャパシタ
8にリーク抵抗として作用するシャント抵抗9が設けら
れているため、バイメタルスイッチが開いたときこれに
よりキャパシタ8の残留電荷を流し去ることができる。
【0021】図4は電圧依存キャパシタ8及び抵抗9を
単一素子28に集積化して成る他の変形例を示す。破線
20は、点灯状態中バイメタル素子11により放電管壁
から離される点弧アンテナをランプに設けることができ
ることを示す。図示の変形例では、点弧アンテナは接続
部材51に直接電気的に接触させて固定する。
【0022】電圧依存キャパシタ8及び抵抗9を単一素
子28に集積化することは、板又は円板状に製造したキ
ャパシタの絶縁層上にセラミック抵抗を膜形成技術によ
り製造することにより実施することができる。
【0023】抵抗9は、排気外管を具えた110Wの定
格電力を有する高圧ナトリウム放電ランプ型の実用ラン
プの場合には1MΩの値にする。
【0024】ランプの点灯状態中に200℃以上の温度
になり得るこのような値の抵抗9は厚膜技術により製造
された絶縁ベース層上にセラミック抵抗として構成する
のが極めて好適である。この抵抗9は、例えばTDK、
タイプNLB1250の電圧依存キャパシタと集積化す
るのが好ましい。
【0025】上述した点弧回路は高圧ナトリウム放電ラ
ンプを急速に確実に点弧するのに充分な約1000Vの
点弧電圧パルスを発生し得る。
【0026】図5は図4に示すランプの回路図を示し、
これは点弧アンテナが存在しない場合の回路図である。
【0027】図示のランプ内に存在する点弧回路の1個
又は数個の素子は例えばガラスからなる気体充填気密カ
プセル内に収納することができる。これは、特に電圧依
存キャパシタ8を電気的破壊(コロナ放電)から保護す
ると共に高温に耐えるようにするために好ましい。
【0028】特にランプを短絡に対し保護されてない安
定器バラスト1とともに使用する場合には、ヒューズ7
の確実な動作を保証するために、例えば気密カプセルを
用いてヒューズ7を酸化雰囲気内に位置させるのが好ま
しい。図6は図3に示すランプの変形例の回路図を示
し、本例では点弧回路が、電圧依存キャパシタ8、ヒュ
ーズ7及び抵抗9に加えて、半導体降伏素子、例えばS
IDAC16及び別の抵抗12も具えている。本例では
SIDAC16、電圧依存キャパシタ8及び抵抗9は気
体充填気密ガラスカプセル18内に装着する。電圧依存
キャパシタ8及び抵抗9は単一素子に集積化するのが好
ましい。冷状態時に放電管壁上に当接するバイメタル素
子11は、ここでも明瞭のために、放電管から離して図
示してある。本例でもバイメタル素子11に固体ゲッタ
15を設けてある。
【0029】図6のランプの実施例では、このランプは
150Wの定格電力を有する不飽和高圧ナトリウム放電
ランプとした。放電管には、ナトリウム及び水銀に加え
て、300Kで27KPaの圧力のキセノンを封入し
た。このランプはマーキュリーCWA175W安定器バ
ラスト、タイプ71A3002(アドバンス トランス
フォーマ社製)を経て120V,60Hzの電源で動作
させる。放電管には外部補助電極を設けた。
【0030】点弧回路は、SIDAC、タイプK1−V
−18I(シンデンゲン社製)を電圧依存キャパシタ
(TDK社製)と一緒にガス充填気密ガラスカプセル内
に収納して形成する。円板状キャパシタは放電管の隣接
端から約20mmの位置に位置させると共に放電管の長
手軸線を含む平面内にほぼ位置させる。充填ガスは室温
で0.5の圧力を有するSF6 とする。
【0031】120V,60Hzの電源に接続すると、
この点弧回路が電源電圧の各零交差後に約1.6KV、
約1msの点弧電圧パルスを発生する。これによりラン
プは急速に確実に点弧する。従って、この高圧ナトリウ
ムランプは高圧水銀ランプの通常の設備で動作させるの
に好適であり、175W高圧水銀ランプの代わりとして
使用するのに好適なものである。
【0032】図7は本発明ランプ2の変形例を示し、本
発明では固体ゲッタが設けられたバイメタル素子11に
より点弧アンテナをランプの冷状態中放電管3の壁3a
上に当接させ、ランプの点灯状態中壁3aから離れさせ
るようにしてあるだけである。
【0033】図示のランプでは、剛固な電流供給導体5
0の一端に、放電管3の長手軸線を含む平面内に位置す
ると共にこの長手軸線と交差して延在する部分58aを
設け、この部分58aをリードスルー素子52と放電管
3の延長線上にある外管30の先端部との間の空間6の
部分内に位置させる。電流供給導体50のこの部分58
aに細条58bを設け、これら細条を外管30に支持す
る。
【0034】従って、これら細条58bは剛固な電流供
給導体50と一体の支持部材を構成し、これら支持部材
は外管30上にそれぞれ異なる支持点を有している。外
部点弧アンテナ20の一端20aを部分58aに取付け
る。端20aをこれにより固定する。点弧アンテナの他
端をバイメタル素子11に固定し、バイメタル素子11
の一端11aを剛固な電流供給導体50に固定する。ア
ンテナ20は放電管3に沿って延在する細いコイルワイ
ヤである。ランプの冷状態時に、バイメタル素子11の
他端11bが放電管3に当接するため、外部点弧アンテ
ナも放電管に当接する。
【0035】図に示す構成の実用ランプを形成した。こ
れらランプは400Wの定格を有するコンフォート型の
高圧ナトリウムランプである。平均ランプ電圧は100
Vである。外部点弧アンテナとして0.1mmの直径の
タングステンワイヤを0.6mmの直径のコイルに巻い
たものを用いた。予張力を与えない状態でこの外部アン
テナワイヤは76mmの長さを有する。このアンテナワ
イヤは取付け中に予張力を与えて113mmの長さにす
る。この長さの80mmが放電管に沿って延在する。
【0036】この実用ランプを1000時間耐久試験し
た。1000時間の点灯後に外部点弧アンテナは何のた
るみも示さなかった。更に、このアンテナは、ランプが
衝撃を受けたときにこの外部点弧アンテナが振動を生じ
ない予張力状態にまだあることが確かめられた。外部ア
ンテナは塑性変形による外部アンテナの伸びを測定する
ために外部アンテナを取り外した。この伸びは18mm
であった。
【0037】図8は本発明ランプの他の変形例を示し、
本例ではランプ2にグロースタータ117及び点弧アン
テナ20を設けている。ランプの冷状態において、グロ
ースタータ117が電極4及び5間に点弧電圧パルスを
発生する。
【0038】クランプ部材として構成した電気導体11
9は放電管3の周囲にクランプフィットする。導体11
9は放電管3の周囲に約360°に亘って曲げた例えば
モリブデンのワイヤの弾性片から成る。この曲げワヤイ
片は放電管の周囲に取り付ける前に形づける。この曲げ
ワイヤ片の交差する自由端を互いの方向に押すことによ
りこのワイヤ片の内径を大きくしてこのワイヤ片を放電
管の周囲に容易に挿入することができる。ワイヤ片の自
由端を放すとこれら自由端がばね作用で戻り、ワイヤ片
の内径が小さくなってワイヤ片が放電管の周囲にクラン
プフィットする。
【0039】電気導体119はバイメタルスイッチ11
の端11bの接点を形成する。電気導体119は放電管
の周囲にしっかりクランプされ且つ耐熱性であるため、
この導体はランプ寿命中バイメタルスイッチ11に対し
正しく位置したままになるので、両素子間の電気接点機
構の良好な動作が維持される。
【0040】グロースタータ117の一方の接点118
を可撓性ワイヤ導体116により電気導体119の自由
端に接続する。例えば熱膨張により発生し得るクランプ
部材119とグロースタータ117との間の間隔の変化
は可撓性導体116により吸収される。グロースタータ
117の他方の接点を導体20により電流供給導体40
に接続する。
【0041】ランプの非動作状態即ち冷状態ではバイメ
タル素子11の一端が接点119上に当接する。ランプ
の動作状態、即ち点灯状態ではバイメタル素子11が放
電管から離れ、接点119との接触を断ち、グロースタ
ータ117を電気的に切り離す。
【0042】このランプには接続部材51とバイメタル
素子11の端11aとの間に固定された外部点弧アンテ
ナ20も設ける。
【0043】本発明ランプの実施例では、放電管内に、
3mgのナトリウム及び12mgの水銀を含むアマルガ
ム、及び300°Kで3.3×103 Paの蒸気圧にな
るキセノンを封入する。ランプは0.5Hの安定器バラ
ストを経て220V,50Hzの電源で動作させるのが
好適であり、この場合には約70Wの電力を消費する。
放電管の長さは約70mmであり、その主電極間の間隔
は約35mmである。この放電管は0.6mmの壁厚及
び5.0mmの外径を有する。
【0044】電気導体119は約1.8巻回に相当する
約640℃の角度に亘って曲げたワイヤ片から成るもの
とする。実施例では、このワイヤ片を500μmの直径
のモリブデンワイヤを4.5mmの内径に曲げたものと
する。このクランプ部材は5.0mmの外径の放電管を
用いる上述した約70Wのランプの実施例に使用するの
に好適である。最初にこの曲げワイヤ片の自由端を互い
の方向に押してその内径を大きくし、次いでこのワイヤ
片を放電管の上に正しい位置にくるまで挿入した後自由
端を放すことによりこのワイヤ片を放電管の周囲にクラ
ンプフィットさせる。
【0045】実際には、ワイヤ片を900℃(約2.5
巻回)以上に亘って曲げると、ワイヤ片を放電管上に通
すために自由端を互いの方向に押してその内径を大きく
することができなくなることが確かめられた。
【0046】クランプ部材は、他の部材、例えばクラン
ピングブシュ又はクランピングリングで実現することも
できること明らかである。
【0047】図8に示すランプの変形例では点弧アンテ
ナ20を設けないことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ランプの一実施例の立面図である。
【図2】図1のランプから成る電気回路を安定器バラス
トとともに示す回路図である。
【図3】図1のランプの変形例の電気回路図である。
【図4】本発明ランプの他の変形例を示す図である。
【図5】図4に示すランプの回路図である。
【図6】図3に示すランプの変形例の回路である。
【図7】点弧アンテナを具えるランプの他の変形例を示
す図である。
【図8】グロースタータが設けられたランプの変形例を
示す図である。
【符号の説明】
2 放電ランプ 3 放電管 4,5 電極 6 空間 7 ヒューズ 8 電圧依存キャパシタ 10 点弧回路 11 バイメタル素子 15 ゲッタ 20 点弧アンテナ 40,50 電流供給導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘラルダス マリヌス ヨセフス フラン シスカス ルエイクス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック壁を有する放電管と、ランプ
    の冷状態中放電管の壁に当接しランプ点灯中放電管の壁
    から離れるバイメタル素子とを具え、前記放電管を外管
    により空間を介して囲み、該空間内の放電管の近くに固
    体ゲッタを設けて成る高圧放電ランプにおいて、前記固
    体ゲッタを前記バイメタル素子上に設けたことを特徴と
    する高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記ランプに口金を設けると共に、剛固
    な電流供給導体として長いポールを放電管に沿って電極
    まで延在させ、且つ前記バイメタル素子をこの長いポー
    ルに固定したことを特徴とする請求項1記載の高圧放電
    ランプ。
  3. 【請求項3】 前記バイメタル素子はランプ点灯中電気
    回路を遮断するバイメタルスイッチとしても作用するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記ランプに、温度感応素子を具える内
    部点弧回路を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記内部点弧回路は電圧依存キャパシタ
    を具えていることを特徴とする請求項4記載の高圧放電
    ランプ。
  6. 【請求項6】 前記ランプに、ランプの冷状態中放電管
    の壁に当接する外部点弧アンテナを設けたことを特徴と
    する請求項1〜5の何れかに記載の高圧放電ランプ。
  7. 【請求項7】 前記バイメタル素子を前記点弧アンテナ
    に固定してこれによりランプ点灯中点弧アンテナを放電
    管の壁から離れた状態に維持するようにしたことを特徴
    とする請求項6記載の高圧放電ランプ。
  8. 【請求項8】 前記外管で囲まれた空間を排気し、且つ
    固体ゲッタをZr−Alゲッタとしたことを特徴とする
    請求項1〜7の何れかに記載の高圧放電ランプ。
  9. 【請求項9】 前記外管で囲まれた空間にガスを充填
    し、且つ前記固体ゲッタをZr−Niゲッタとしたこと
    を特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の高圧放電ラ
    ンプ。
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