JPH0628643Y2 - 円筒体側面の真直度測定装置 - Google Patents

円筒体側面の真直度測定装置

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JPH0628643Y2
JPH0628643Y2 JP1987037383U JP3738387U JPH0628643Y2 JP H0628643 Y2 JPH0628643 Y2 JP H0628643Y2 JP 1987037383 U JP1987037383 U JP 1987037383U JP 3738387 U JP3738387 U JP 3738387U JP H0628643 Y2 JPH0628643 Y2 JP H0628643Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
laser beam
straightness
reference bars
measuring device
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JP1987037383U
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English (en)
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JPS63145108U (ja
Inventor
美行 武藤
幸一 池島
進 野本
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば円筒状のセラミックハニカム構造体のよ
うな円筒体の側面の真直度を正確かつ容易に測定するこ
とができる円筒体側面の真直度測定装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 円筒状のセラミックハニカム構造体のような円筒体の側
面の真直度を測定するには、中央に長孔が設けられた定
盤表面に沿って円筒体を回転させながら、定盤の下面に
設けられたダイヤルゲージ等の先端を長孔を貫通させて
円筒体側面に当接させ、定盤の表面と円筒体側面との高
さで測定する装置が用いられていた。ところが肉薄のセ
ラミックハニカム構造体の場合にはダイヤルゲージの接
触圧によって側壁が破壊されることがあるうえ、ダイヤ
ルゲージの先端を硬質クロムメッキ等により保護した場
合や硬質金属製の接触子を取付けた場合には硬質のセラ
ミックハニカム構造体の表面に接触子の跡が付くという
問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決して円筒体の
表面を損傷することなく、円筒体の側面の真直度を正確
かつ容易に測定することができる円筒体側面の真直度測
定装置を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本考案は、定盤の
上面に円筒体を転動させるための平行な2本の直線状の
基準バーを突設し、その一方に円筒体の端面と係合する
段部を形成するとともに、これらの基準バーの中間部分
にはレーザビームの投光器とレーザビームが途中の円筒
体により遮断された高さを検出できる受光器とを、レー
ザビームが基準バーの上面と同一平面を横切る高さに取
付けたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
(1)は両側部分(2)、(2)が中央部分(3)よりも低い断面凸
字状の定盤、(4)、(5)はこの定盤(1)の上面に突設され
た平行な2本の基準バーである。本考案においては円筒
体(30)をこの基準バー(2)に沿って転動させながら直角
度の検査を行うので、基準バー(2)はセラミック材など
の耐摩耗性に優れた材質からなるものとすることが好ま
しく、また基準バー(2)は円筒体(30)を1/2〜1回転でき
る程度の長さを持たせることが好ましい。これらの基準
バー(4)、(5)は定盤(1)の長孔(6)、(7)を貫通して定盤
(1)の下面に延びるボルト(8)によって定盤(1)上に固定
されるもので、真直度を測定される円筒体(30)の長さに
対応させて相互の間隔を調節できるようになっている。
また一方の基準バー(4)は、第1図に断面で示されてい
るように円筒体(30)の端面と係合する段部(9)を備え、
円筒体(30)を転動させる際の位置決めが行い易いように
なっている。
(10)はこのような基準バー(4)、(5)の中間部分の定盤
(1)に取付けられたレーザビームの投光器、(11)はその
受光器である。投光器(10)は例えば半導体レーザ発振器
により発生したレーザビームを投光レンズにより所定幅
の平行光線として投光するものであり、また受光器(11)
はこのようなレーザビームを例えば幅1mm、高さ10mmの
スリットを介して受光し、このスリットを通るレーザビ
ームが投光器(10)との間の物体により一部遮断された場
合にその遮断された高さを0.01mm程度の精度でディジタ
ル表示できる機能を有するものである。本考案において
は、このようなレーザビームの投光器(10)と受光器(11)
とを、スリットを通る有効な縦長のレーザビームが基準
バー(4)の段部(9)及び基準バー(5)の上面と同一平面を
横切るような高さに取付けておく。なお取付位置を調節
できるように、取付金具には上下方向及び横方向の長孔
を透設しておくことが好ましい。
(作用) このように構成されたものは、基準バー(4)、(5)の上面
に円筒体(30)を載せ、その一方に形成された段部(9)に
円筒体(30)の端面を係合させて位置決めを行えば、基準
バー(4)、(5)の中間部分に取付けられたレーザビームの
投光器(10)から投光されたレーザビームの一部が第1図
のように円筒体(30)の中央部分の側面によって遮断され
ることとなる。そこでその遮断高さを受光器(11)が検出
することによって、円筒体(30)の中央部分の側面の位置
が基準バー(4)、(5)の上面によって決定される円筒体(3
0)の両端部分に対してどの程度変位しているかを非接触
で正確に測定することができる。
また、円筒体(30)の端面を段部(9)に合わせながら円筒
体(30)を基準バー(4)、(5)の表面に沿って転動させれ
ば、円筒体(30)の中央部分の真直度を全周にわたって測
定することが可能となり、またレーザビームは基準バー
(4)、(5)と平行に発せられるので円筒体(30)の位置が基
準バー(4)、(5)上を移動しても常に正確に真直度の測定
ができることとなる。このように本考案の装置を用いれ
ば、非接触で円筒体(30)の側面の真直度の測定を高精度
で行うことができ、従来のダイヤルゲージを用いた場合
のような側壁の破損や接触跡の発生等の問題を生ずるこ
ともない。なお受光器(11)を単に読取るだけでなく、限
界値を越えたときにはブザーを鳴らすようにすれば検査
装置としても使用できることはいうまでもない。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、円筒状のセ
ラミックハニカム構造体のような円筒体の側面の真直度
を全周にわたり精度良く測定することができ、しかも円
筒体の側壁を損傷したり接触跡を付けたりするおそれの
ないものである。また基準バーの一方に形成された段部
に円筒体の端面を係合させて位置決めを行うことによ
り、円筒体の中央部分の真直度を正しく測定することが
できる。よって本考案は従来の問題点を解決した円筒体
側面の真直度測定装置として、その実用的価値は極めて
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
はその平面図である。 (1):定盤、(4)、(5):基準バー、(6)、(7):長溝、
(9):段部、(10):レーザビームの投光器、(11):受光
器、(30):円筒体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定盤(1)の上面に円筒体(30)を転動させる
    ための平行な2本の直線状の基準バー(4)、(5)を突設
    し、その一方に円筒体(30)の端面と係合する段部(9)を
    形成するとともに、これらの基準バー(4)、(5)の中間部
    分にはレーザビームの投光器(10)とレーザビームが途中
    の円筒体(30)により遮断された高さを検出できる受光器
    (11)とを、レーザビームが基準バー(4)、(5)の上面と同
    一平面を横切る高さに取付けたことを特徴とする円筒体
    側面の真直度測定装置。
  2. 【請求項2】基準バー(4)、(5)が定盤(1)の長溝(6)、
    (7)に沿って相互の間隔を調節できるように取付けられ
    たものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の円筒
    体側面の真直度測定装置。
JP1987037383U 1987-03-13 1987-03-13 円筒体側面の真直度測定装置 Expired - Lifetime JPH0628643Y2 (ja)

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JPS63145108U JPS63145108U (ja) 1988-09-26
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JPH0629682Y2 (ja) * 1989-03-31 1994-08-10 日本碍子株式会社 円筒体側面の真直度測定装置
CN117739777B (zh) * 2024-02-21 2024-06-18 成都航利航空科技有限责任公司 一种航空发动机蜂窝组合件快速测量装置及其测量方法

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US4209206A (en) * 1977-08-20 1980-06-24 Rolls-Royce Limited Rotary mounting for use especially with measuring apparatus
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JPS6035207A (ja) * 1983-08-05 1985-02-23 Sumitomo Metal Ind Ltd クランクシヤフト用曲がり測定装置

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JPS63145108U (ja) 1988-09-26

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