JPH06282411A - データ伸長回路及び方法 - Google Patents

データ伸長回路及び方法

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JPH06282411A
JPH06282411A JP6023295A JP2329594A JPH06282411A JP H06282411 A JPH06282411 A JP H06282411A JP 6023295 A JP6023295 A JP 6023295A JP 2329594 A JP2329594 A JP 2329594A JP H06282411 A JPH06282411 A JP H06282411A
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Jr Gary L Vondran
ギャリィ・エル・ヴォンドラン,ジュニア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デルタ行圧縮されたデータを、メモリ領域を消
費しないで伸長してプリント・エンジンに渡す回路を提
供する。 【構成】圧縮されたデータは、先行する行に対する差分
データの形体で与えられる。バッファ中にこの先行デー
タを入れておき、差分データが与えられと、先行データ
と差分データから伸長されたデータを生成しながらプリ
ント・エンジンに送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の使用分野】本発明は一般にPCL(Printer Cont
rol Language)モード3で圧縮されたデータを、レーザ
・プリンタのレーザ・プリント・エンジン用のラスタ化
されたデータとして直接使用できる圧縮されていないデ
ータへ伸長する方法をハードウエアで実現することに関
する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】今日使用されている代表的
なページ・プリンタあるいはデー等・プリンタは1イン
チ当たり300ドット(300DPI)から、1インチ当たり6
00ドットに及ぶディザ・パターン・マトリクス解像度
を有している。このようなプリンタは代表的な用紙サイ
ズであるレター・サイズ(8.5インチ×11インチ)の
場合、300DPIの解像度でラスタ化された1メガバイ
トのデータ情報のイメージ・データを、600DPIの解
像度でラスタ化されたデータ情報と変換する。通常のプ
リンタでは、ホスト・プロセッサからの視覚的イメージ
・データがレーザ・プリンタのボード上のプロセッサへ
送られ、そこで処理されてラスタ化されたデータのスト
リップとなり、プリンタのランダムアクセスメモリ(R
AM)内に記憶され、ラスタ化されたデータ・ラインと
してプリンタのエンジンに順次伝送され、そこでプリン
タ・エンジンのレーザをターンオン及びターンオフし
て、後にトナーの帯電粒子を印書用紙に転写するために
プリンタ・エンジン・ドラム上のイメージ・データのラ
スタ化されたラインを形成するためのコマンド信号とし
て使用される。
【0003】この分野でよく知られている問題点の一つ
は、レーザ・プリント・エンジンが一定速度で動作し、
その結果、ラスタ化されたデータはエンジンに継続的に
データを供給するために充分な速度でプリンタ・エンジ
ンに伝送されなければならない点である。エンジンがプ
リント動作の途中でデータを使い果たした場合は、プリ
ントのオーバーランが生じ、そこでプリントは打ち切ら
れる。良く知られているように、ホスト・プロセッサか
らプリンタへの情報伝送のボー・レートは、通常はプリ
ンタ・エンジンに遅れないためには不十分であり、その
結果、ボード上のプロセッサを使用して、ホスト・プロ
セッサからのイメージ・データを圧縮されていないデー
タのラスタ化されたストリップに変換し、後にプリンタ
に転送するためにボード上のメモリ内に記憶する。今日
の競争の厳しいマーケットでプリンタのハードウェア・
コストを低減するために、ホスト・プロセッサからプリ
ンタへのデータ伝送速度を高め、且つプリンタ・エンジ
ン用の圧縮されていないデータを記憶するのに必要なボ
ード上のメモリ量を低減するために多様な技術とハード
ウェアの変更が採用されている。
【0004】レーザ・プリンタ・イメージのディザ・パ
ターン・マトリクスを含めるため三原色及び黒のトナー
を使用したカラー・プリンタの開発にもとなって、デー
タ・イメージを記憶するために必要なメモリは3倍に増
加した。データ圧縮技術を使用しないと、600DPIの
解像度のカラー・イメージに必要なメモリ量はページ当
たり約16メガバイトに増大するであろう。
【0005】ホスト・プロセッサからプリンタへの情報
転送レートを向上させる技術の1つは、情報を圧縮され
たデータ形式で送ることである。データ圧縮には多様な
形式が公知である。データ圧縮技術には、とりわけ、反
復するデータをそのデータが何であるかを示し、次にそ
の継続長を示すことによって符号化するラン・レングス
符号化が含まれる。
【0006】PCLモード3圧縮もしくはデルタ行圧縮
として知られている別の圧縮技術があり、その変形版が
本発明で使用されインプリメントされる。この圧縮技術
では、圧縮の原理は、ホスト・プロセッサからプリンタ
への伝送用に、現在の行と先行する行との変化だけがあ
る程度のオーバーヘッドと共に記憶され、ボード上のプ
ロセッサが情報を伸長して、圧縮されていないイメージ
・データのラスタ化された行を形成し、これがメモリ内
にストリップとして記憶され、プリンタ動作用の必要に
応じてプリンタ・エンジンに送られるというものであ
る。
【0007】従来技術においてどのような圧縮方法が採
用されるかに関わりなく、圧縮されたデータはボード上
のプリンタ/プロセッサRAM内で伸長され、レーザ・
プリント・エンジンに伝送される前にRAM内に記憶さ
れる必要がある。
【0008】
【目的】すぐ解るように、このことによって依然として
相当なプリンタ・メモリ容量が費やされる。本発明の目
的は、ラスタ化されたストリップが圧縮されたデータ形
式でボード上のRAM内に記憶され、次にデルタ行伸長
技術のハードウェアの実施態様を用いてプリンタ・エン
ジンとのインタフェースで直接伸長することによって、
このような大容量のプリンタのメモリ容量を消費しない
ようにすることにある。
【0009】
【発明の概要】上述の目的は、本発明ではプリンタ制御
言語(PCL)デルタ行圧縮つまりモード3圧縮の変形
版を使用することによって解決される。この変形版の実
現形体では、正規のエスケープ・シーケンス、すなわ
ち"repeat number of rows (複数行を繰返す)"、"zero
number of rows (複数行をゼロにする)”及び"set seed
row width (種子行幅を設定する)"というコマンドはサ
ポートされない。その代わりに、デルタ行圧縮の本実現
形体には、種子行、コマンド・バイト、オフセット・バ
イト及びデータ・バイトという4つの要素が存在する。
種子行、すなわち電源投入またはリセット後の最初のた
めの基準行は任意に定義された“空行(nullrow)”であ
り、この種子行は後続の全てのデータ行にとって常に先
行する行である。コマンド・バイトは種子行の変更位置
に関する情報と、更新されるべきバイト数を含んでい
る。
【0010】コマンド・バイトは2つの部分に区分さ
れ、ラスタ化されたデータ・ラインに入れるためにその
コマンドの後に続けておかれるデータ・バイト数を示す
ために3ビットが使用されている。コマンド・バイト内
のオフセット・データは、置換えデータ・バイトが次に
送られるバイトであることを示すゼロ値から、30の値
に至るまでの範囲に亘っている。オフセット値が31に
等しい場合は、オフセット・バイトとして定義されるコ
マンド・バイトの直後のバイトの値がオフセットに加え
られる。オフセット・バイトが255の値を有する場合
は、オフセット・バイトに続くバイトもオフセット・バ
イトとして解釈され、オフセットに加えられる。オフセ
ット・バイトが255未満の値を有している場合は、こ
れは最後のオフセット・バイトとして扱われ、後続のバ
イトは置換えデータ・バイトとして扱われる。
【0011】ホスト・プロセッサは視覚的イメージ・デ
ータを入力/出力ポートを介してレーザ・ページ・プリ
ンタのプリンタ・バスに伝送するために使用される。ホ
スト・プロセッサから伝送される情報は、広く使われて
いるポストスクリプト及びグラフィック言語を含む多様
な圧縮または非圧縮フォーマットであることができる。
データがホスト・プロッセサから受取るデータの言語や
フォーマットに関わりなく、ホスト・プロセッサから受
取った視覚的データ情報は上述の修正版のプリンタ制御
言語デルタ行圧縮フォーマットに直接変換されるように
処理される。この情報はラスタ・プリンタ・エンジンが
必要とするまでRAM内に記憶され、次に伸長ハードウ
ェア回路に直接送られ、そこでデータがレーザ・プリン
ト・エンジンに送られる際に伸長方法が実際に行われ
る。
【0012】ライン・バッファRAMはラスタ・プリン
タ・エンジンに送られようとしているラスタ化された非
圧縮データを保持する。RAMコントローラ状態機械を
使用して最初に現在のアドレス中のデータをレーザ・プ
リンタ・エンジンに読み出し、次にデータを変化させな
いでそのままにしておくか、あるいはこのデータが伸長
プロセスで生成されているラスタ化されたデータの次の
行で要請されているものである場合には置換えデータ・
バイトを上記の現在のアドレス内に書き込むためにRA
Mコントローラ状態機械が使用される際、ライン・バッ
ファRAM中の各アドレスを通るように現在のデータ・
アドレスがインクリメントされる。
【0013】プロセスはレーザ・プリント・エンジンか
らRAMコントローラ状態機械へのプリンタ・エンジン
・データ要求で始まる。それによってRAMコントロー
ラ状態機械内でボード上のプリンタRAMへの直接メモ
リ・アクセス(DMA)置換えデータ・バイト要求と、
ボード上のRAMへの伸長状態機械からのコマンド・バ
イトを要求する第2のDMAデータ要求が開始される。
DMA要求を受取ると、RAMはコマンド・バイトを置
換えカウンタ及びオフセット・カウンタに送り、また関
連する置換えデータ・バイトを置換えバイト・バスへ送
る。
【0014】コマンド・バイト内のオフセット情報は、
オフセットが0であるか、1と30の間であるか、また
は31の値であるかを判定するために使用される。オフ
セットが0に等しい場合は、次の置換えバイトが置換え
バイト・バスの現在のデータ出力として読み出され、ま
たレーザ・プリント・エンジンへの読出しに当たって現
在のアドレスに書き込まれたデータ・バイトの直後にラ
イン・バッファRAMのその現在のアドレス内に書き込
まれる。置換えデータ・バイトが現在のアドレス内に読
み込まれると、RAMコントローラ状態機械は現在のデ
ータ・アドレスをインクリメントし、バイト・ストロー
ブ信号を伸長状態機械へ送る。RAMアドレス・カウン
タはレーザ・プリント・エンジンからのライン同期信号
を使用する。このライン同期信号は、ラスタ化されたデ
ータの各々の新たなラインの始端でのゼロへのリセット
信号としてラインの終端を示す。バイト・ストローブ信
号は置換えカウンタ及びオフセット・カウンタ用のデク
リメント信号として使用される。
【0015】これと同時に、置換えカウンタは送られる
べき置換えバイトの数を示すコマンド・バイトからの情
報を記憶し、先行する行データ・バイトがプリント・エ
ンジンに送られたことを示すバイト・ストローブ情報を
受取ると、各々バイトを現在データ内に次々にロードす
ることによって置換えバイトのシーケンスの伝送を継続
する。各置換えバイトがロードされて送られるにつれ
て、コマンド・バイトの置換え値が0に等しくなるま
で、置換えカウンタは伸長状態機械によってデクリメン
トされる。
【0016】コマンド・バイト内に含まれるオフセット
が0と等しくなく、また31とも等しくない場合は、ラ
イン・バッファRAM内に記憶された種子行からの現在
のデータ・バイトがプリント・エンジンに送られ、その
際に、オフセット・カウンタはオフセット・カウンタ内
のオフセット値が0の値に達するまで、繰返しデータの
各バイトが送られる毎に1だけデクリメントされる。オ
フセット・カウンタの値が0に達すると、RAM内の現
在のデータ・アドレスへの置換えデータの伝送が再開さ
れ、置換えカウンタは置換えカウンタの値が再び0に到
達するまで、置換えバイトの現在のデータへの伝送によ
るデクリメントを再開する。
【0017】最初にロードされたときにコマンド・デー
タ・バイトのオフセット値が31に等しい場合は、ライ
ン・バッファRAM内に記憶された種子行からの現在デ
ータ・バイトはオフセット・カウンタの値が再び0に到
達するまで再度プリント・エンジンに送られ、0になっ
た時点で伸長状態機械はオフセット・バイトを求めてD
MA要求を出し、またマルチプレクス機能を開始して8
ビット・オフセット・バイトをオフセット・カウンタ内
にロードできるようにする。
【0018】オフセット・バイトの値が0に等しい場合
は、置換えバイト伝送シーケンスが即座に開始される。
オフセット・バイトの値が0と255のいずれにも等し
くない場合は、種子行データ・バイト・シーケンスの伝
送が開始される。
【0019】ロードされたオフセット・バイトの値が2
55に等しい場合は、種子行データ・バイト・シーケン
スの伝送の開始に加えて、オフセット・カウンタの値が
再び0に到達すると、次のオフセット・バイトをロード
する第2のコマンドが開始される。このサイクルは、ロ
ードされた最後のオフセット・バイトが255よりも小
さくなるまで継続される。
【0020】RAMコントローラ状態機械は、各サイク
ルの始まりでデータを読出して受取る際にゼロにリセッ
トされ、またプリント・エンジン・データ要求を受取る
とライン・バッファRAMの現在のアドレス内のデータ
の読出しを開始する。次のデータ行で置換えバイトが要
求された場合は、RAMコントローラ状態機械は置換え
バスからライン・バッファRAM内の現在のアドレスへ
の置換えデータ・バイトの書込みを開始し、次に現在の
アドレスをインクリメントする。次のデータ行で置換え
バイトが要求されず、種子行データ・バイトを保持して
再伝送すべきことが示された場合は、書込みは行われ
ず、現在データ・アドレスのアドレスはインクリメント
される。アドレスのインクリメントと同時に、RAMコ
ントローラ状態機械はバイト・ストローブ信号を生成す
る。このバイト・ストローブ信号は伸長状態機械に送ら
れ、そこでデクリメント信号として使用される。
【0021】
【実施例】本発明では、PCLデルタ行圧縮、つまりPCLモ
ード3圧縮の修正版が採用される。この実施態様では、
正規のエスケープ・シーケンス、すなわちコマンド"rep
eat number of rows (複数行を繰り返す)"、"zero numb
er of rows (複数行をゼロにする)"及び"set seed row
width (種子行幅を設定する)"はサポートされない。そ
の代わりに、デルタ行圧縮の本変形形体には種子行、コ
マンド・バイト、オフセット・バイト及びデータ・バイ
トという4つの要素が存在する。種子行、すなわち電源
投入またはリセット後の最初の行のための基準行は任意
に"空行"と定義され、後続の全てのデータ行にとってこ
れは常に先行する行である。コマンド・バイトは種子行
の変更位置に関する情報と、更新されるべきバイト数を
含んでいる。
【0022】図1に示すように、コマンド・バイトは種
子行の変更位置に関する情報と、更新されるべきバイト
数を含んでいる。コマンド・バイトは2つの部分に区分
され、ビット位置5ないし7は置換えバイトの数に関す
る情報を含み、ビット位置0ないし4はコマンド・バイ
トに続く1つまたは複数のデータ・バイトについて現在
の位置からのオフセットに関する情報を含んでいる。コ
マンド・バイトに続いて、新たな置換えデータ・バイト
が送られる。
【0023】既に述べたように、コマンド・バイトは2
つの部分に区分され、その際に3ビット、すなわちビッ
ト5ないし7はラスタ化されたデータ・ライン内に入れ
るためのコマンド・バイトに続くデータ・バイトの数を
示す。ここで、これら3ビットのビット値000は値1
に等しいとされ、0001は値2に等しいとされ、・・
・、111は値8に等しいとされる。このようにするこ
とができるのは、定義によって、コマンド・バイトの後
に常に少なくとも1つの代入、すなわち置換えデータ・
バイトが続くからである。しかし、コマンド・バイト内
のオフセット・データに関しては、この値は、置換えデ
ータが伝送されるべき次のバイトであることを示すゼロ
の値から、30の値までの範囲を取ることができる。こ
のデルタ行伸長技術の本変形形体では、オフセットの値
が31に等しい場合は、オフセット・バイトとして定義
されるコマンド・バイトの直後のバイトの値がオフセッ
トに加算される。オフセット・バイトが255の値を有
する場合は、このオフセット・バイトに続くバイトもオ
フセット・バイトであるものと解釈され、オフセットに
加算される。オフセット・バイトが255未満の値を有
する場合は、このバイトは最後のオフセット・バイトと
して取り扱われ、後続のバイトは置換えデータ・バイト
として取り扱われる。この圧縮技術の例は下記の表1及
び表2に示されている。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】見て判るように、圧縮データには行端や行
反復コマンドは入っていない。これらの機能は、RAM
アドレス・カウンタをリセットするために使用できるラ
イン末端信号を生成するレーザ・プリント・エンジンの
ハードウェアの固有の設計によって実行できるので必要
がない。
【0027】図3、図4及び図5を参照すると、本発明
の一実施例のハードウェアで実現した回路が一般化され
た形式で示されている。図3を参照すると、視覚的イメ
ージ・データを入力/出力ボート14を経てレーザ・ペ
ージ・プリンタ10のプリンタ・バス16に伝送するた
めにホスト・プロセッサ12が使用されている。ホスト
・プロセッサ12から伝送される情報は良く知られてい
るポストスクリプト及びグラフィック言語を含む多様な
圧縮または非圧縮フォーマットの情報であってよい。ホ
スト・プロセッサから受取ったデータの言語またはフォ
ーマットに関わりなく、データはプリンタRAM20内
に記憶され、記憶装置22内に記憶された多様なサブル
ーチンを使用してボード上のプロセッサ18によって処
理される。本発明では、ホスト・プロセッサから受取っ
た視覚的データ情報は直接処理されて本明細書で前述し
たような修正版PCLデルタ行圧縮フォーマットにされ
る。この情報はプリント・エンジン24が必要とするま
でRAM20内に記憶され、次に伸長ハードウェア回路
26へ直接送られる。データがプリント・エンジン24
に送られると、この回路26中で伸長方法が実行され
る。既に述べたように、このハードウェアによる実現と
プロセスによってプリントすべき情報のラスタ・ストリ
ップを記憶するのに必要なメモリ量が低減され、同時に
エンジンのDMAによって使用される共用メモリのメモ
リ・バンド幅が少なくなり、その結果、より迅速な処理
及びプリント動作が達成される。
【0028】本発明の伸長方法のハードウェアによる実
現の概念上の本質は、図2及び図6に概念的に示したラ
イン・バッファRAM70と、RAMコントローラ状態
機械84の相互作用にある。図2に示すように、ライン
・バッファRAM70はレーザ・プリント・エンジン2
4に送られる寸前のラスタ化された非圧縮データを保持
しているものと考えることができる。先ず現在のアドレ
ス72内のデータをレーザ・プリント・エンジン24内
に読み込み、次にデータを変化させないでそのままにし
ておくか、あるいはそのデータが伸長プロセスで生成さ
れているラスタ化されたデータの次の行で要請されてい
るものであった場合には置換えデータ・バイトを現在の
アドレス内に書き込むためにRAMコントローラ状態機
械24が使用される際に、現在のデータRAM72はラ
イン・バッファRAM70内の各アドレスを通るように
インクリメントされる。
【0029】さて図4及び図5を参照すると、本発明が
大局的な、すなわちフローチャートの形式で示されてい
る。このプロセスは、レーザ・プリント・エンジンから
のRAMコントローラ状態機械84へのプリント・エン
ジン・データ要求と、このデータ要求の肯定応答から開
始される。それによって、RAMコントローラ状態機械
84中で(図3に示すように)RAM20へのDMA置
換えデータ・バイト要求と、伸長状態機械82からRA
M20へのコマンド・バイトについての第2のDMAデ
ータ要求が開始される。両方のDMA要求を受取ると、
RAM20は要求に対する肯定応答を発し、次にコマン
ド・バイトを置換えカウンタ76とオフゼット・カウン
タ78を送り、また関連する置換えデータ・バイトを置
換えバイト・バス68に送る。前述のように、コマンド
・バイトは置換えデータ・バイトの数と、ライン・RA
M70内に記憶された現在の種子行データからの置換え
データ・バイトのオフセットに関する情報を含んでい
る。
【0030】図4の円40内に示すように、プロセスは
「電源投入」リセットとDMAコマンド・バイト要求か
ら始まり、これにより、コマンド・バイトが伝送され、
その際にビット5ないし7はマルチプレクサ80を経て
図5のオフセット・カウンタ78にロードされ、オフセ
ットの値が0であるか、1と30の間であるか、または
31であるかを判定するために、図4の判定円42内で
使用される。置換えデータ・バイトは図5に示すように
置換えバイト・バス68に送られ、一時的に記憶され
る。
【0031】図4の円58に示すように、オフセットが
0に等しい場合は、次の置換えバイトが置換えバイト・
バス68の現在のデータ出力として読み出されて、ライ
ン・バッファRAM70中のレーザ・プリント・エンジ
ンへの読出しに当たって現在のアドレスに書き込まれた
データ・バイトの直後の現在のアドレス72内に書き込
まれる。置換えデータ・バイトが現在のアドレス72内
に読み込まれると、RAMコントローラ状態機械84は
現在のデータ・アドレス72をインクリメントし、バイ
ト・ストローブ信号を伸長状態機械82へ送る。RAM
アドレス・カウンタ86はレーザ・プリント・エンジン
24からのライン同期信号を使用する。このライン同期
信号はラスタ化されたデータの各々の新たなラインの始
端でのゼロへのリセット信号として、ラインの終端を示
す。バイト・ストローブ信号は、図5に示すように、ま
た図4の円48、52及び60に表されるように置換え
カウンタ76及びオフセット・カウンタ78用のデクリ
メント信号として使用される。
【0032】同時に、図4の円60に示すように、図5
の置換えカウンタ76は送られるべき置換えバイトの数
を示すコマンド・バイトからの情報を記憶し、先行する
行データ・バイトがプリント・エンジン24に送られた
ことを示すバイト・ストローブ情報を受取ると、各々の
バイトを現在データ内に逐次的にロードすることによっ
て置換えバイトのシーケンスの伝送を継続する。各々の
置換えバイトがロードされて送られるにつれて、置換え
カウンタ76はコマンド・バイトの置換え値が0に等し
くなるまで、置換えカウンタは伸長状態機械82によっ
てデクリメントされる。
【0033】図4の円46に示すように、判定ボックス
42内のオフセットが0と等しくなく、また、31とも
等しくない場合は、ライン・バッファRAM70内に記
憶された種子行からの現在のデータ・バイトがプリント
・エンジンに送られ、その際に、オフセット・カウンタ
78はオフセット・カウンタ78内のオフセット値が0
の値に達するまで、送られる繰返しデータの各バイトご
とに値1だけデクリメントされる。オフセット・カウン
タが0の値に達すると、円58内に示すように現在デー
タRAM72内への置換えデータの伝送が再開され、図
5及び図4の円60内の置換えカウンタ76は置換えカ
ウンタ76が0の値に再び到達するまで、置換えバイト
の現在データへの伝送に起因するデクリメントを再開す
る。
【0034】図4の円50内に示すようにコマンド・デ
ータ・バイトのオフセット値が31に等しい場合は、ラ
イン・バッファRAM70内に記憶された種子行からの
現在データ・バイトは図4の円52に代表的に示すよう
にオフセット・カウンタ78が再び0の値に到達するま
で再度プリント・エンジン24に送られる。オフセット
・カウンタ78が再び0になった時点で伸長状態機械8
2はオフセット・バイトのDMA転送の要求を出し、図
5のボックス80に示すようなマルチプレクス機能を開
始して、ビット5、6及び7を含む8ビット・オフセッ
ト・バイトをオフセット・カウンタ78内にロードでき
るようにする。
【0035】図4の円56に示すように、オフセット・
バイトの値が0に等しい場合は、円58内の置換えバイ
ト伝送シーケンスが即座に開始される。オフセット・バ
イトの値が0と255のいずれも等しくない場合は、円
46及び48内の種子行データ・バイトの伝送シーケン
スが開始される。
【0036】図4の円56に示すように、ロードされた
オフセット・バイトの値が255に等しい場合は、円4
6及び48内の種子行データ・バイトの伝送シーケンス
の開始に加えて、オフセット・カウンタが再び0の値に
到達すると、円54で次のオフセット・バイトをロード
する第2のコマンドが開始される。このサイクルは、ロ
ードされた最後のオフセット・バイトが255よりも小
さくなるまで継続される。
【0037】図6はRAMコントローラ状態機械84を
システム・フローチャートの形式で図示している。図6
において、各サイクルの始まりでデータを読出し受取る
際に、RAMコントローラ状態機械84は円90内で全
てゼロにリセットされ、円92内でプリント・エンジン
・データ要求を受取るとRAM72の現在のアドレス内
のデータの読出しを開始する。図4の円58が“オン”
である場合は、RAMコントローラ状態機械は置換えバ
ス68から次のライン・バッファRAM72への置換え
データ・バイトの書込みを開始し、次に円96で現在の
アドレスをインクリメントする。円58が“オフ”であ
り、円92内での読出し後に伝送されるべきことが示さ
れた場合は、書込みは行われず、現在データ72のアド
レスは円96でインクリメントされる。円96でのアド
レスのインクリメントと同時に、RAMコントローラ状
態機械はバイト・ストローブ信号を生成する。この信号
は伸長状態機械82に送られ、そこでデクリメント信号
として使用される。
【0038】本発明の現段階で好ましい実施例を図示
し、説明してきたが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、特許請求の範囲内で多様に実施できることを明
確に理解されたい。
【0039】ここで、本発明の実施態様を以下に列挙す
る。
【0040】〔実施態様1〕置換えデータ・バイトの位
置と数に関する情報を含むコマンド・データ・バイトを
有し、置換えデータ・バイトはレーザ・ページ・プリン
タ内のレーザ・プリンタ・エンジンによって直接使用で
きる圧縮されていない第1の行のデータ・バイトから、
レーザ・プリンタ・エンジン内で直接使用できる圧縮さ
れていない第2の行のデータ・バイトへの変更を共に反
映し、またデータ・バイトの行を前記レーザ・プリンタ
・エンジンに送る、デルタ行圧縮データを伸長するデー
タ伸長回路回路において、圧縮されていない第1の行の
データ・バイトを記憶するライン・バッファ・メモリ
と、圧縮されていない第2の行のデータ・バイトを形成
する際に、前記コマンド・データ・バイト内に含まれる
情報から、前記第1の行中の置換えデータ・バイトで置
換えられるべきデータ・バイトの位置と数を特定する特
定手段と、第1行のデータ・バイトを前記レーザ・プリ
ンタ・エンジンへ順次送る送出手段と、前記第1行の前
記特定されたデータ・バイトの各々が前記レーザ・プリ
ンタ・エンジンに送られる際に前記第1の行の前記され
たデータ・バイトの各々を置換えデータ・バイトと置換
える置換手段を設けたことを特徴とするデータ伸長回
路。
【0041】〔実施態様2〕前記送出手段と置換手段は
前記レーザ・プリンタ・エンジンからのエンジン・デー
タ要求を受信すると、前記ライン・バッファ・メモリ中
の現在のアドレスからデータを読み出して、前記現在の
アドレスが圧縮されていないデータ・バイトの第2の行
中の置換えデータ・バイトのロケーションであるかどう
かを判定し、前記現在のアドレスが前記圧縮されていな
いデータの第2の行中の置換えデータ・バイトのロケー
ションである場合には前記置換えデータ・バイトを前記
ライン・バッファ・メモリ中の前記現在のアドレス中に
書込んでから前記現在のアドレスを前記ライン・バッフ
ァ・メモリ中の次のアドレスにインクリメントし、前記
現在のアドレスが前記圧縮されていないデータ・バイト
の第2の行中の置換えデータ・バイトではない場合には
前記ライン・バッファ・メモリ中の前記現在のアドレス
をインクリメントするメモリ・コントローラ状態機械を
有していることを特徴とする実施態様1記載のデータ伸
長回路。
【0042】〔実施態様3〕前記メモリ・コントローラ
状態機械は前記ライン・バッファ・メモリ中の現在のア
ドレスのインクリメントに当たって信号を生成して送出
する手段を有することを特徴とする実施態様2記載のデ
ータ伸長回路。
【0043】〔実施態様4〕前記特定手段は前記ライン
・バッファ・メモリ中で前記現在のアドレスと第1の置
換えデータ・バイトが送られるアドレスの間の増分的ア
ドレスの数を判定するアドレス数手段と、第1の置換え
バイトが送出された後順次送出されるべき追加の置換え
バイトの数を判定するバイト数判定手段を有することを
特徴とする実施態様1、2または3記載のデータ伸長回
路。
【0044】〔実施態様5〕前記アドレス数判定手段は
前記ライン・バッファ・メモリ中の前記現在のアドレス
と第1の置換えデータ・バイトが書き込まれるアドレス
の間のアドレスの数を前記コマンド・データ・バイトか
ら判定して前記アドレスの数をオフセット・カウンタに
ロードする伸長状態機械を設け前記伸長状態機械は前記
メモリ・コントローラ状態機械から前記信号を受信し、
前記メモリ・コントローラ状態機械からの前記信号を受
信すると、前記ライン・バッファ・メモリの現在のアド
レスが前記レーザ・プリンタ・エンジンに読み出され、
置換えデータ・バイトによって再書込みされずにインク
リメントされた後に前記オフセット・カウンタにデクリ
メント信号を送出し、前記オフセット・カウンタは前記
アドレスの数をストアするとともに前記伸長状態機械か
ら前記デクリメント信号を受信すると前記ストアされた
アドレスの数を1だけデクリメントすることを特徴とす
る実施態様4記載のデータ伸長回路。
【0045】〔実施態様6〕前記バイト数判定手段は前
記コマンド・バイトから置換えデータ・バイトの数を辺
呈して前記置換えデータ・バイトの数を置換えカウンタ
にロードする伸長状態機械を設け、前記伸長状態機械は
前記メモリ・コントローラ状態機械から信号を受信して
前記メモリ・コントローラ状態機械から信号を受信する
と、置換えデータ・バイトがライン・バッファ・メモリ
中の現在のアドレスに書き込まれた後、置換えカウンタ
にデクリメント信号を送出することができ、前記置換え
カウンタは前記置換えデータ・バイトの数をストアし
て、前記伸長状態機械からデクリメント信号を受信する
と、前記数をデクリメントすることを特徴とする実施態
様4または5記載のデータ伸長回路。
【0046】〔実施態様7〕レーザ・プリンタ・エンジ
ンによって直接に使用できる圧縮されていないデータ・
バイトの行をストアするメモリ・ライン・バッファを有
する回路のためのデルタ行圧縮されたデータを伸長する
方法であって、置換えデータ・バイトのロケーションと
数についての情報を含むコマンド・データ・バイトを有
し、またデータ・バイトの行を前記レーザ・プリンタ・
エンジンに送出し、前記置換えデータ・バイトはとも
に、レーザ・ページ・プリンタ中のレーザ・プリンタ・
エンジンによって直接に使用できる圧縮されていない第
1のデータ・バイトの行から、レーザ・プリンタ・エン
ジン中で直接に使用できる圧縮されていないデータ・バ
イトの第2の行への変化を反映するデータ伸長方法にお
いて、圧縮されていないデータ・バイトをメモリ・ライ
ン・バッファにストアするストア・ステップと、圧縮さ
れていないデータ・バイトの第2の行を形成するとき、
前記コマンドラインに含まれている前記情報から、デー
タ・バイトのうちの置換えデータ・バイトによって置き
換えられるべきデータ・バイトのロケーション及び数を
特定する特定ステップと、前記第1の行を前記レーザ・
プリンタ・エンジンに順次送出する送出ステップと、前
記第1の行の特定されたデータ・バイトの各々が前記レ
ーザ・プリンタ・エンジンに送出される際に前記第1の
行の特定されたデータ・バイトの各々を置換えデータ・
バイトで置き換える置換ステップを設けたことを特徴と
するデータ伸長方法。
【0047】〔実施態様8〕前記送出ステップ及び置換
ステップは、メモリ・コントローラ状態機械において、
レーザ・プリンタ・エンジンからのエンジン・データ要
求を受信すると、前記ライン・バッファ・メモリから現
在のアドレスを読出し、前記現在のアドレスが圧縮され
ていないデータ・バイトの第2の行中の置換えデータ・
バイトのロケーションであるかどうかを判定し、もし前
記現在のアドレスが前記圧縮されていないデータ・バイ
トの第2の行中の置換えデータ・バイトのロケーション
である場合には、前記置換えデータを前記ライン・バッ
ファRAM中の前記現在のアドレス中に書き込んでから
前記現在のアドレスを前記ライン・バッファRAM中の
次のアドレスにインクリメントさせ、前記現在のアドレ
スが前記圧縮されていないデータ・バイトの第2の行中
の置換えデータ・バイトのロケーションでない場合に
は、前記現在のアドレスを前記ライン・バッファRAM
中の次のアドレスにインクリメントさせるステップを有
することを特徴とする実施態様7記載のデータ伸長回
路。
【0048】〔実施態様9〕前記特定ステップは、前記
ライン・バッファ中の現在のアドレスと第1の置換えデ
ータ・バイトが書き込まれるアドレスの間の増分的アド
レスの数を判定し、前記第1のデータ・バイトが送出さ
れた後、順次送出されるべき追加の置換えバイトの数を
判定することを特徴とする実施態様8記載のデータ伸長
回路。
【0049】
【効果】以上詳細に説明したように、本願発明によれ
ば、圧縮されているプリント・データの伸長の過程で大
量のメモリ領域を消費してしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コマンド・バイトを図式的に表現する図。
【図2】現在のアドレス位置を示す本発明の一実施例の
ライン・バッファRAMを図式的に表現する図。
【図3】本発明を実施するように適応させたページ・プ
リンタ・ユニットの高レベル・ブロック図。
【図4】本発明の一実施例の全体的手順を示す大域的な
フローチャート。
【図5】本発明の一実施例の手順を示す高レベル・ブロ
ック図。
【図6】本発明の一実施例のRAMコントローラ用のサ
ブルーチンを示した大域的なフローチャート。
【符号の説明】
10:レーザ・ページ・プリンタ 12:ホスト・プロセッサ 14:入力/出力ボート14 16:プリンタ・バス 20:プリンタRAM 22:記憶装置 24:プリント・エンジン 26:伸長ハードウェア回路 68:置換えバイト・バス 70:ラインRAM 72:現在のデータ 76:置換えカウンタ 78:オフゼット・カウンタ 80:マルチプレクサ 82:伸長状態機械 84:RAMコントローラ状態機械 86:RAMアドレス・カウンタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置換えデータ・バイトの位置と数に関する
    情報を含むコマンド・データ・バイトを有し、置換えデ
    ータ・バイトはレーザ・ページ・プリンタ内のレーザ・
    プリンタ・エンジンによって直接使用できる圧縮されて
    いない第1の行のデータ・バイトから、レーザ・プリン
    タ・エンジン内で直接使用できる圧縮されていない第2
    の行のデータ・バイトへの変更を共に反映し、またデー
    タ・バイトの行を前記レーザ・プリンタ・エンジンに送
    る、デルタ行圧縮データを伸長するデータ伸長回路回路
    において、 圧縮されていない第1の行のデータ・バイトを記憶する
    ライン・バッファ・メモリと、 圧縮されていない第2の行のデータ・バイトを形成する
    際に、前記コマンド・データ・バイト内に含まれる情報
    から、前記第1の行中の置換えデータ・バイトで置換え
    られるべきデータ・バイトの位置と数を特定する特定手
    段と、 第1行のデータ・バイトを前記レーザ・プリンタ・エン
    ジンへ順次送る送出手段と、 前記第1行の前記特定されたデータ・バイトの各々が前
    記レーザ・プリンタ・エンジンに送られる際に前記第1
    の行の前記されたデータ・バイトの各々を置換えデータ
    ・バイトと置換える置換手段を設けたことを特徴とする
    データ伸長回路。
  2. 【請求項2】前記送出手段と置換手段は前記レーザ・プ
    リンタ・エンジンからのエンジン・データ要求を受信す
    ると、前記ライン・バッファ・メモリ中の現在のアドレ
    スからデータを読み出して、前記現在のアドレスが圧縮
    されていないデータ・バイトの第2の行中の置換えデー
    タ・バイトのロケーションであるかどうかを判定し、前
    記現在のアドレスが前記圧縮されていないデータの第2
    の行中の置換えデータ・バイトのロケーションである場
    合には前記置換えデータ・バイトを前記ライン・バッフ
    ァ・メモリ中の前記現在のアドレス中に書込んでから前
    記現在のアドレスを前記ライン・バッファ・メモリ中の
    次のアドレスにインクリメントし、前記現在のアドレス
    が前記圧縮されていないデータ・バイトの第2の行中の
    置換えデータ・バイトではない場合には前記ライン・バ
    ッファ・メモリ中の前記現在のアドレスをインクリメン
    トするメモリ・コントローラ状態機械を有していること
    を特徴とする請求項1記載のデータ伸長回路。
  3. 【請求項3】前記メモリ・コントローラ状態機械は前記
    ライン・バッファ・メモリ中の現在のアドレスのインク
    リメントに当たって信号を生成して送出する手段を有す
    ることを特徴とする請求項2記載のデータ伸長回路。
  4. 【請求項4】前記特定手段は前記ライン・バッファ・メ
    モリ中で前記現在のアドレスと第1の置換えデータ・バ
    イトが送られるアドレスの間の増分的アドレスの数を判
    定するアドレス数手段と、 第1の置換えバイトが送出された後順次送出されるべき
    追加の置換えバイトの数を判定するバイト数判定手段を
    有することを特徴とする請求項1、2または3記載のデ
    ータ伸長回路。
  5. 【請求項5】前記アドレス数判定手段は前記ライン・バ
    ッファ・メモリ中の前記現在のアドレスと第1の置換え
    データ・バイトが書き込まれるアドレスの間のアドレス
    の数を前記コマンド・データ・バイトから判定して前記
    アドレスの数をオフセット・カウンタにロードする伸長
    状態機械を設け前記伸長状態機械は前記メモリ・コント
    ローラ状態機械から前記信号を受信し、前記メモリ・コ
    ントローラ状態機械からの前記信号を受信すると、前記
    ライン・バッファ・メモリの現在のアドレスが前記レー
    ザ・プリンタ・エンジンに読み出され、置換えデータ・
    バイトによって再書込みされずにインクリメントされた
    後に前記オフセット・カウンタにデクリメント信号を送
    出し、 前記オフセット・カウンタは前記アドレスの数をストア
    するとともに前記伸長状態機械から前記デクリメント信
    号を受信すると前記ストアされたアドレスの数を1だけ
    デクリメントすることを特徴とする請求項4記載のデー
    タ伸長回路。
  6. 【請求項6】前記バイト数判定手段は前記コマンド・バ
    イトから置換えデータ・バイトの数を辺呈して前記置換
    えデータ・バイトの数を置換えカウンタにロードする伸
    長状態機械を設け、 前記伸長状態機械は前記メモリ・コントローラ状態機械
    から信号を受信して前記メモリ・コントローラ状態機械
    から信号を受信すると、置換えデータ・バイトがライン
    ・バッファ・メモリ中の現在のアドレスに書き込まれた
    後、置換えカウンタにデクリメント信号を送出すること
    ができ、 前記置換えカウンタは前記置換えデータ・バイトの数を
    ストアして、前記伸長状態機械からデクリメント信号を
    受信すると、前記数をデクリメントすることを特徴とす
    る請求項4または5記載のデータ伸長回路。
  7. 【請求項7】レーザ・プリンタ・エンジンによって直接
    に使用できる圧縮されていないデータ・バイトの行をス
    トアするメモリ・ライン・バッファを有する回路のため
    のデルタ行圧縮されたデータを伸長する方法であって、 置換えデータ・バイトのロケーションと数についての情
    報を含むコマンド・データ・バイトを有し、またデータ
    ・バイトの行を前記レーザ・プリンタ・エンジンに送出
    し、前記置換えデータ・バイトはともに、レーザ・ペー
    ジ・プリンタ中のレーザ・プリンタ・エンジンによって
    直接に使用できる圧縮されていない第1のデータ・バイ
    トの行から、レーザ・プリンタ・エンジン中で直接に使
    用できる圧縮されていないデータ・バイトの第2の行へ
    の変化を反映するデータ伸長方法において、 圧縮されていないデータ・バイトをメモリ・ライン・バ
    ッファにストアするストア・ステップと、 圧縮されていないデータ・バイトの第2の行を形成する
    とき、前記コマンドラインに含まれている前記情報か
    ら、データ・バイトのうちの置換えデータ・バイトによ
    って置き換えられるべきデータ・バイトのロケーション
    及び数を特定する特定ステップと、 前記第1の行を前記レーザ・プリンタ・エンジンに順次
    送出する送出ステップと、 前記第1の行の特定されたデータ・バイトの各々が前記
    レーザ・プリンタ・エンジンに送出される際に前記第1
    の行の特定されたデータ・バイトの各々を置換えデータ
    ・バイトで置き換える置換ステップを設けたことを特徴
    とするデータ伸長方法。
  8. 【請求項8】前記送出ステップ及び置換ステップは、 メモリ・コントローラ状態機械において、レーザ・プリ
    ンタ・エンジンからのエンジン・データ要求を受信する
    と、前記ライン・バッファ・メモリから現在のアドレス
    を読出し、前記現在のアドレスが圧縮されていないデー
    タ・バイトの第2の行中の置換えデータ・バイトのロケ
    ーションであるかどうかを判定し、もし前記現在のアド
    レスが前記圧縮されていないデータ・バイトの第2の行
    中の置換えデータ・バイトのロケーションである場合に
    は、前記置換えデータを前記ライン・バッファRAM中
    の前記現在のアドレス中に書き込んでから前記現在のア
    ドレスを前記ライン・バッファRAM中の次のアドレス
    にインクリメントさせ、前記現在のアドレスが前記圧縮
    されていないデータ・バイトの第2の行中の置換えデー
    タ・バイトのロケーションでない場合には、前記現在の
    アドレスを前記ライン・バッファRAM中の次のアドレ
    スにインクリメントさせるステップを有することを特徴
    とする請求項7記載のデータ伸長回路。
  9. 【請求項9】前記特定ステップは、 前記ライン・バッファ中の現在のアドレスと第1の置換
    えデータ・バイトが書き込まれるアドレスの間の増分的
    アドレスの数を判定し、 前記第1のデータ・バイトが送出された後、順次送出さ
    れるべき追加の置換えバイトの数を判定することを特徴
    とする請求項8記載のデータ伸長回路。
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