JPH06280654A - エンジンのアイドル回転数制御装置 - Google Patents

エンジンのアイドル回転数制御装置

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Publication number
JPH06280654A
JPH06280654A JP7307293A JP7307293A JPH06280654A JP H06280654 A JPH06280654 A JP H06280654A JP 7307293 A JP7307293 A JP 7307293A JP 7307293 A JP7307293 A JP 7307293A JP H06280654 A JPH06280654 A JP H06280654A
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JP
Japan
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atmospheric pressure
value
learning
idle speed
engine
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Withdrawn
Application number
JP7307293A
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English (en)
Inventor
Asako Nishitoi
麻子 西土居
Shigeru Yamamoto
山本  茂
Kazunari Sasaki
和成 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH06280654A publication Critical patent/JPH06280654A/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大気圧判定領域で大気圧を間接的に予測・判
定するものにおいて、大気圧判定領域を通過せずに高地
から低地に移行した場合であっても、大気圧予測値に基
くISC補正制御を誤学習することなく適切に行うこと
にある。 【構成】 アイドル回転数調整手段5の学習制御および
大気圧補正制御を行うためのアイドル回転数制御手段6
を備える。大気圧を予測・判定するために、判定用吸入
空気量記憶手段2と、これに記憶された設定吸入空気量
と実吸入空気量検出手段3からの実吸入空気量との関係
に基いて現在の大気圧を予測・判定する大気圧判定手段
4とを備える。加えて、大気圧予測値に基いて大気圧の
変動状態を検出する大気圧変動検出手段7と、大変動検
出時、アイドル回転数制御手段の学習を禁止する学習禁
止手段8とを設ける。学習禁止手段に代え、アイドル回
転数制御手段での学習値を大気圧が小変動時の学習値に
リセットする学習値リセット手段9を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気圧値などの大気圧
情報を、大気圧センサを用いずに、エンジン情報から間
接的に予測・判定し、その大気圧の変化に応じてISC
(Idle SpeedControl)制御量を補正するようにしたエ
ンジンのアイドル回転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大気圧センサを用いずに、エ
ンジン情報から大気圧を間接的に予測・判定し、この大
気圧予測値に基いてエンジン制御を補正するものは知ら
れている(例えば、特開平1−159447号公報参
照)。このものにおいては、基準大気圧状態下における
エンジンの運転状態に対応した吸入空気量の数値を予め
設定・記憶させた吸入空気量マップを設け、この設定さ
れた基準吸入空気量と、実際の大気圧状態でのエアフロ
ーセンサの検出値である実吸入空気量との比較より、そ
の時の大気圧値を予測・判定するようにしている。そし
て、エンジンのスロットルバルブをバイパスして吸入空
気をエンジンに供給するバイパス通路を吸気通路に設
け、このバイパスエア量を調整するアイドル回転数制御
バルブ(ISCバルブ)の開度を上記大気圧判定値に基
いて補正するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものは、その大気圧判定の精度低下防止のために運転領
域の内、エンジンの低回転域およびスロットルバルブの
低開度域を除いた運転領域を大気圧判定領域として設定
し、この大気圧判定領域の運転状態でのみ大気圧予測を
行っているため、上記ISCバルブの開度を学習制御す
るものにおいては、上記大気圧判定領域以外の運転状態
の間に高度が急変した場合、大気圧予測値に基いてIS
Cバルブの学習制御を継続すると誤学習が発生し、所定
の制御を行うことができないおそれがある。例えば、図
8および図9に示すように、高地において上記大気圧判
定領域での運転状態にあり、大気圧判定値に基いて空気
密度が低い分、ISCバルブを開いて吸気増量補正が行
われている自動車が、下り道を上記大気圧判定領域以外
の低開度域の運転状態で降りて低地に至りアイドル回転
領域となり(同図の参照)、この低地で再び上記大気
圧判定領域の運転状態となり(同図の参照)、さら
に、上記大気圧判定領域外のアイドル回転領域とるよう
な場合、不都合の発生することが考えられる。すなわ
ち、高地から低地に至ることにより空気密度が増大する
分、ISCバルブのフィードバック制御により吸気の低
減側に補正される。そして、この低地で大気圧判定が行
われることにより低地での大気圧判定値に基くISC補
正制御に際し、高地での大気圧判定領域から低地での大
気圧判定領域に至る間、大気圧判定がとぎれており、I
SC制御量を決定する上での学習値として高地での大気
圧補正に基くもの(増量補正時のもの)がそのまま保持
されているため、この学習値に基いて上記低地での大気
圧予測値から要求される吸気低減を行うと誤学習に基き
過度に吸気低減が行われる結果、バイパスエア量が不足
してエンストの発生するおそれがある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、所定の大気圧
判定領域を設けて大気圧を間接的に予測・判定するもの
において、その大気圧判定領域を通過せずに高地から低
地に移行した場合であっても、大気圧予測値に基くIS
C制御量の補正制御を誤学習することなく適切に行うこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、エンジ
ンの運転状態を検出する運転状態検出手段1と、エンジ
ンの運転状態に対応して予め設定された大気圧判定領域
において上記運転状態に対応する大気圧判定用設定吸入
空気量が記憶され、この設定吸入空気量を上記運転状態
の検出値に基き出力する判定用吸入空気量記憶手段2
と、エンジンに吸入される実吸入空気量を検出する実吸
入空気量検出手段3と、この実吸入空気量検出手段3に
より検出された実吸入空気量と上記判定用吸入空気量記
憶手段2から出力される設定吸入空気量との関係に基い
て大気圧を判定する大気圧判定手段4と、エンジンのア
イドル回転数の調整を行うアイドル回転数調整手段5を
上記アイドル回転数が目標回転数となるよう学習制御す
るものであって、上記大気圧判定手段4により判定され
た大気圧に基いて上記アイドル回転数調整手段5の制御
量を補正するアイドル回転数制御手段6とを備えたもの
を前提とする。このものにおいて、上記大気圧判定手段
4により判定された大気圧値の変動状態を検出する大気
圧変動検出手段7を備える。そして、この大気圧変動検
出手段7により検出された大気圧値の変動状態が大変動
である時、上記アイドル回転数制御手段6による学習を
禁止する学習禁止手段8を設ける構成とするものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大気圧変動検出手段7として、大気圧判定
手段4により判定された大気圧値をなました値に基き、
この大気圧値をなました値の前回値と今回値との偏差の
大小によって大気圧の変動状態を検出するように構成す
るものである。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
おける学習禁止手段8に代え、大気圧変動検出手段7に
より検出された大気圧値の変動状態が大変動である時、
大気圧値の変動状態が小変動である時に求められた学習
値にリセットする学習値リセット手段9を設ける構成と
するものである。
【0008】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の発明において、アイドル回転数制御手段6にエン
ジンに作用する各種の負荷毎の学習値を備える。そし
て、学習値リセット手段9を上記各負荷毎の学習値のす
べてをリセットするように構成するものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
大気圧変動検出手段7により、大気圧判定手段4での大
気圧の予測・判定結果の変動状態が検出され、その変動
状態が大変動である時、すなわち、大気圧値が急変した
時、学習禁止手段8によりアイドル回転数制御手段6に
おける学習制御が禁止される。このため、アイドル回転
数制御手段6において、上記急変前の大気圧値に基く制
御量を用いた学習が禁止されて急変後の大気圧値に基い
て制御量の補正が行われる。これにより、例えば、高地
において大気圧判定領域の運転状態にあって予測・判定
された大気圧値に基いてアイドル回転数制御量の補正が
行われている状態から、この補正された制御量が保持さ
れたまま、上記大気圧判定領域以外の領域での運転状態
で低地まで移行し、その低地で再び大気圧判定領域の運
転状態に戻り大気圧値に基く制御量の補正制御が再開さ
れた場合、大気圧急変前の大気圧予測値(高地でのも
の)に基く制御量の補正分を考慮することによる誤学習
が防止され、この誤学習に基くアイドル回転数制御が回
避される。
【0010】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、上記大気圧変動検出手段
7における大気圧の変動状態の検出が、大気圧判定手段
4による大気圧値そのものの値をなました値に基き、す
なわち、この大気圧値をなました値の前回値と今回値と
の偏差に基いて行われるため、上記大気圧の急変状態の
検出が的確に行われる。
【0011】また、請求項3記載の発明では、大気圧変
動検出手段7により検出された大気圧の変動状態が大変
動である時、学習値リセット手段9により、上記大気圧
の変動状態が小変動の時に求められた学習値にリセット
される。このため、アイドル回転数制御手段6におい
て、大気圧値の急変時、急変前のアイドル回転数制御の
大気圧補正量に基く学習は行われず、上記大気圧変動の
小変動の時における学習値によって制御量の補正が行わ
れる。これにより、上記請求項1の場合と同様に、上記
大気圧判定領域以外の領域での運転状態により、すなわ
ち、大気圧補正が連続して行われないまま、高地から低
地まで移行した場合、誤学習状態のおそれのある学習値
に基く補正制御が防止され、上記リセットされた大気圧
安定時の学習値に基いて所期のアイドル回転数の補正制
御が行われる。
【0012】さらに、請求項4記載の発明によれば、上
記請求項3記載の発明による作用に加えて、判定された
大気圧が大変動した場合、学習値リセット手段9によっ
て、アイドル回転数制御手段6で各負荷毎に保有してい
るすべての学習値がリセットされるため、上記アイドル
回転数補正制御における誤学習の防止が確実に図られ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0014】図2は、本発明の実施例に係るエンジンの
アイドル回転数制御装置を適用したエンジンを示し、2
1はエンジン本体であって、内部に形成された各気筒内
を往復動するピストン22を備えている。23は上記各
気筒のピストン22の上側に形成された燃焼室、24は
この燃焼室23に吸気を供給する吸気通路、25は上記
燃焼室から排気ガスを排出する排気通路である。また、
26は吸気弁、27は排気弁であり、これらは図示を省
略した動弁機構によってそれぞれ所定のタイミングで開
閉されるようになっている。
【0015】上記吸気通路24の上流端はエアクリーナ
28を介して大気と連通されている。そして、このエア
クリーナ28の下流側位置の吸気通路24にはエアクリ
ーナ28を介して吸入される吸入空気量を検出する実吸
入空気量検出手段3としてのエアフローセンサ29が設
けられ、また、このエアフローセンサ29の下流側位置
の吸気通路24にはスロットルバルブ30が設けられ、
さらに、上記吸気通路24の下流端側の吸気ポート近傍
には、燃料を噴射供給するインジェクタ31が設けられ
ている。
【0016】また、上記吸気通路24には、上記スロッ
トルバルブ30の上流側位置と下流側位置とに接続され
たバイパス通路32が設けられており、このバイパス通
路32によって上記スロットルバルブ30がバイパスさ
れるようになっている。このバイパス通路32の途中に
はアイドル回転数制御バルブ(ISCバルブ)33が設
けられており、このISCバルブ33は後述のアイドル
回転数制御手段(ISC制御手段)42により開度制御
されて、エアコンディショナ(以下、A/Cという)作
動時の負荷、パワーステアリング負荷もしくはリヤデフ
ォッガー作動時の電気負荷などによる回転低下を防止し
てエンジン本体1を所定の目標アイドル回転数に維持す
るよう吸気の増量補正が行われるようになっている。加
えて、上記ISCバルブ33の開度は、上記ISC制御
手段42によって、大気圧の変動に応じて補正制御(大
気圧補正制御)されるようになっている。上記バイパス
通路32およびISCバルブ33によってアイドル回転
数調整手段5が構成されている。
【0017】上記コントロールユニット34は、上記エ
アフローセンサ29と、上記スロットルバルブ30の開
度(スロットル開度)を検出するスロットルセンサ35
と、上記エンジン本体1に設けられて冷却水の温度を検
出する水温センサ36と、エンジンの回転数を検出する
回転数センサ37と、図示しないトランスミッション系
に設けられてギヤイン状態か否か(負荷状態であるか否
か)を検出するニュートラルセンサ38とが接続されて
おり、加えて、A/C、パワーステアリング、もしく
は、リヤデフォッガなどのON・OFF作動を検出する
ためのスイッチ39,40,41などがそれぞれ接続さ
れている。そして、各センサ29,35〜38からの検
出値およびスイッチ39,40,41からのON・OF
F情報に基いて上記ISCバルブ33の学習制御および
その制御量(ISC制御量)の大気圧補正制御を行うよ
うになっている。
【0018】上記コントロールユニット34は、上記I
SCバルブ33の学習制御および大気圧補正制御を行う
ためのISC制御手段42を備えているほか、上記大気
圧補正制御に用いる大気圧を予測・判定するためのもの
として、判定用吸入空気量記憶手段43と、この判定用
吸入空気量記憶手段43に記憶された設定吸入空気量と
上記エアフローセンサ29からの実吸入空気量との関係
に基いて現在の大気圧を予測・判定する大気圧判定手段
44とを備え、加えて、大気圧急変時の処理を行うため
のものとして、上記大気圧判定手段44からの大気圧予
測値に基いてその大気圧の変動状態を検出する大気圧変
動検出手段45と、この大気圧変動検出手段45により
検出された大気圧の変動状態が大変動するものである時
(急変時)、上記ISC制御手段42での後述の学習値
1を大気圧安定時(大気圧の小変動時)の学習値2にリ
セットする学習値リセット手段46と、大気圧の状態が
安定していない時、上記ISC制御手段42での学習を
禁止する学習禁止手段47とを備えている。
【0019】上記ISC制御手段42は、A/C、パワ
ーステアリング、もしくはリヤデフォッガなどの各負荷
による回転低下を防止してアイドル回転数を所定の目標
アイドル回転数にするよう上記ISCバルブ33の開度
を学習制御して上記大気圧判定手段44からの大気圧予
測値に基く大気圧補正を行うようになっている。すなわ
ち、低地より大気圧の低い高地においては空気密度が低
い分、上記ISCバルブ33を開側に作動して吸気の増
量補正を行い、低地に戻れば空気密度が高くなる分、上
記ISCバルブ33を閉側に作動して上記吸気を低減補
正するようになっている。そして、上記ISC制御手段
42は、A/C、パワーステアリング、もしくはリヤデ
フォッガなどの各負荷毎に学習値を求めるようになって
おり、加えて、この学習値は、通常時に用いられる学習
値1と、大気圧の急変時に用いられるものであって大気
圧変動の小さい安定状態である時にのみ更新される学習
値2との2種類のものを有している。
【0020】上記判定用吸入空気量記憶手段43には、
所定の大気圧判定領域における大気圧判定用設定吸入空
気量として、基準となる低地(例えば標高0m地点)の
大気圧状態下、すなわち、空気密度の標準状態下での上
記大気圧判定領域内の各運転状態における吸気の基準充
填効率が予め設定、記憶されており、運転状態が上記大
気圧判定領域にある場合、その運転状態に対応する基準
充填効率を上記大気圧判定手段44に出力するようにな
っている。
【0021】上記大気圧判定領域は、図3に実線Zで示
すように、エンジン回転数NEとスロットル開度TVO
との関係において定められており、上記回転数NEとス
ロットル開度TVOとにより規定される運転状態がこの
大気圧判定領域にある場合に限り大気圧判定を行うよう
になっている。すなわち、エンジン回転数NEがアイド
ル回転域と高回転域とを除く所定の範囲(例えば150
0〜4000rpm )で、かつ、スロットル開度TVOが
低開度域と高開度域とを除く所定の範囲(例えば、略1
/8開度〜5/8開度)が上記大気圧判定領域として定
められており、これ以外の領域の運転状態では大気圧判
定を禁止するようになっている。
【0022】ここで、低回転、低開度域を除外している
のは、スロットル開度とスロットルバルブ通過エア量と
の関係を示す図4において、スロットルバルブ30の低
開度域では、スロットル開度がわずかに増大するとスロ
ットルバルブ通過エア量が急激に増大するため、スロッ
トルセンサ35によるスロットル開度のわずかな検出誤
差がスロットルバルブ通過エア量、ひいては吸入空気量
の大きな誤差となってあらわれるからであり、その上、
上記低開度域では吸入空気量の内のスロットルバルブ通
過エア量に対するバイパスエア量の比率が比較的大きい
ため、このような本来大気圧判定に用いるべきスロット
ルバルブ通過エア量とは性格の異なるものを比較的多量
に含む吸入空気量に基いて大気圧判定を行うと精度の低
下を招くからである。また、高開度域を除外しているの
は、このような領域ではエアフローセンサ29で吸入空
気量を検出する際、吸気の吹き返しなどの影響を受けて
吸入空気量の誤検出が発生するおそれがあるからであ
り、さらに、高回転領域を除外しているのは、このよう
な領域ではきわめて多量の吸気が行われているため、エ
アクリーナ28のエレメントの目詰まりなどにより圧損
が生じたり、排気系の劣化により背圧の変化が生じたり
して、上記エアフローセンサ29での検出値と本来の実
吸入空気量とが異なるものとなるおそれがあるからであ
る。
【0023】そして、上記大気圧判定手段44は、大気
圧判定条件が成立した時、上記判定用吸入空気量記憶手
段43から出力される基準充填効率と、上記エアフロー
センサ29から出力される吸入空気量から求められるそ
の時の運転状態における充填効率との関係に基いて、そ
の時の大気圧値を予測・判定するようになっている。上
記大気圧判定条件とは、スロットル開度TVOおよびエ
ンジン回転数NEが上記大気圧判定領域の運転状態にあ
ること、水温THWが完全暖機状態(例えば80℃以
上)にあること、トランスミッション系がギヤイン状態
にあること、かつ、始動時の吸気増量値が0になってい
ることなどであり、各センサ35,37,36,38か
らの検出信号に基きこれらの条件をすべて満足した時、
「成立」とするようになっている。つまり、誤差要因の
少ない領域で、かつ、エンジンの運転状態が安定領域に
あることを条件に、上記大気圧予測を実行するようにな
っている。
【0024】以下、上記コントロールユニット34での
大気圧補正制御の処理を図5に基いて説明する。
【0025】まず、ステップS1でエアフローセンサ2
9からの実吸入空気量Qa 、スロットルセンサ35から
のスロットル開度TVO、水温センサ36からのエンジ
ン冷却水の水温THW、回転数センサ37からのエンジ
ン回転数NE、ギヤインセンサ38からのギヤイン情
報、A/Cなど39,40,41からのON・OFF情
報、および、その他の情報を入力する。そして、後述の
大気圧予測ルーチンR1において、大気圧判定条件の成
立を条件に大気圧予測を実行し、大気圧予測値Caltoを
得る。
【0026】次に、ステップS2で自動車が連続して降
坂しているか否か、つまり、高地から低地に下っている
か否かの判別を行う。この連続降坂判別は、減速時間が
所定値以上継続しているか否かによって行われる、すな
わち、スロットル開度がほぼ全閉でかつエンジン回転数
が2000rpm 以上という条件が成立する継続時間が所
定値以上の時、連続降坂とされる。そして、連続降坂と
判別された時、連続降坂フラグを1とするようになって
いる。
【0027】上記ステップS2で連続降坂ではないと判
別された場合、ステップS3で上記生の大気圧予測値C
altoの反映率として通常値を用い上記大気圧予測値Cal
toのなまし処理を行って大気圧なまし値Calt を求め、
ステップS5でその大気圧なまし値Calt を今回値とし
て更新する。逆に、上記ステップS2で連続降坂である
と判別された場合、上記反映率を1(100%)として
大気圧なまし値Caltを求め、この値を上記ステップS
5で今回値として更新する。上記大気圧なまし値Calt
は、上記大気圧予測値Caltoの今回値と前回値と上記反
映率kとに基いて、 Calt =Calto(i) ×k+Calto(i-1) ×(1−k) によって演算する。
【0028】次に、ステップS6で大気圧の急変判定、
すなわち、大気圧変動が所定の大変動状態となったか否
かの判定を行う。この急変判定は、上記大気圧なまし値
Calt の今回値と前回値とに基いて、 Calt(i-1)−Calt(i)>Ch (Ch は急変判定値) である時、「大気圧急変」とするものである。すなわ
ち、上記大気圧なまし値Calt の今回値と前回値との偏
差が所定の急変判定値Ch より大きいか否かにより判定
を行うものである。
【0029】上記ステップS6で大気圧急変と判定され
た場合、ステップS7でそれまで用いていたA/Cなど
の各負荷毎のISC制御のための学習値1を学習値2に
リセットし、ステップS8に進み、逆に、大気圧急変で
はないと判定された場合、ステップS7を飛ばして上記
ステップS8に進む。
【0030】このステップS8で上記学習値2の更新の
ための更新実行タイマのセットを行い、ステップS9で
大気圧急変後の大気圧が再び安定状態、すなわち、大気
圧変動が所定の小変動状態となったか否かの判定を行
う。この安定化判定は、上記大気圧予測値Caltoと大気
圧なまし値Calt とに基いて、 Calt −Calto<Ca (Ca は安定化判定
値) である時、「大気圧安定」とするものである。すなわ
ち、上記大気圧予測値Caltoと大気圧なまし値Calt と
の偏差が所定の安定化判定値Ca より大きいか否かによ
り判定を行うものである。そして、上記ステップS9で
大気圧がまだ安定化していないと判定された場合、リタ
ーンして上記ステップS1〜S8までを繰り返し、大気
圧安定と判定された場合、ステップS10に進み、この
ステップS10で運転状態が大気圧判定領域(図3参
照)を抜けたか否か、すなわち、大気圧判定領域外の運
転状態となったか否かの判別を行い、運転状態が大気圧
判定領域内であればリターンして上記ステップS1〜S
9までを繰り返し、大気圧判定領域外であればステップ
S11に進み、このステップS11で上記学習値2の更
新実行タイマ(ステップS8参照)のカウントダウンを
開始する。
【0031】そして、ステップS12で運転状態が上記
大気圧判定領域外の内のアイドル領域であるか否かの判
別を行い、アイドル領域でなければリターンして上記ス
テップS1〜S11までを繰り返し、アイドル領域であ
ればステップS13に進み、このステップS13でさら
に上記カウントダウンした更新実行タイマがカウントダ
ウン続行中であるか否か、すなわち、学習値2の更新実
行のための比較的短時間(例えば1〜2分間)の所定時
間内であるか否かの判別を行う。このステップS13で
上記所定時間内であれば、ステップS14で各負荷毎の
学習値1および学習値2のすべてを更新してリターン
し、上記所定時間を過ぎていればステップS15で学習
値1をのみ更新し、学習値2の更新を行わずにリターン
する。つまり、大気圧急変の後、再び大気圧安定化(ス
テップS9)してから大気圧予測値の更新が行われない
運転状態となっても(ステップS10)、上記所定時間
内であれば大気圧の変動はないものと判断して学習値1
および2の更新を行うが(ステップS14)、上記所定
時間を過ぎていれば大気圧変動が生じているおそれがあ
るため学習値2の更新を行わず学習値1をのみ更新する
ようにしている(ステップS15)。
【0032】上記ステップS2〜S6によって大気圧変
動検出手段45が、また、ステップS7によって学習値
リセット手段46が構成されている。さらに、ステップ
S9〜S15によって学習禁止手段47が構成されてい
る。すなわち、ステップS9で大気圧安定化していない
と判定された時リターンされて以後のステップS14、
S15での学習値更新が禁止されるようになっている。
【0033】また、上記大気圧予測ルーチンR1におけ
る処理は、図6に示すように、まず、ステップS16で
判定用吸入空気量記憶手段43から基準充填効率Ceoを
入力し、次に、ステップS17で現在の運転における充
填効率Ce として所定時間範囲内にエアフローセンサ2
9からの吸入空気量検出値に基いてサンプリングしたも
のを積算し算術平均して求める。そして、ステップS1
8で、大気圧予測値Calt を上記基準充填効率Ceoと、
上記現在の充填効率Ce と、吸入空気温などの他の空気
密度に関する係数kとに基いて、 Calt ←(Ce /Ceo)×k によって演算し、このCalt をISC制御手段42およ
び大気圧変動検出手段45に出力する。この大気圧予測
ルーチンR1によって大気圧判定手段44が構成されて
いる。
【0034】つぎに、上記実施例の作用・効果を図7に
基いて説明する。同図の上段部分は自動車が高地から低
地に移動する際の自動車の実際の運転状態(降坂走行、
停車)における高度変化と、この高度変化に対応して得
られる大気圧予測値Caltoと、大気圧なまし値Calt と
の推移を示したものである。
【0035】まず、高地の自動車が冷間状態から始動さ
れて降坂を開始し、運転状態が大気圧判定領域のものと
なって大気圧判定手段44により大気圧予測値Caltoが
出力される。そして、この大気圧予測値Caltoに通常の
反映率に基いて大気圧なまし値Calt が決定更新される
(ステップS5)。この領域では、大気圧判定が繰り返
されて上記大気圧なまし値Calt の更新が繰り返される
ため大気圧急変とは判定されず、学習値2更新タイマの
セットのみが繰り返される(ステップS6およびS8)
とともに、大気圧安定化もしていないため、学習値1お
よび2の更新も行われない(ステップS9からリター
ン)。
【0036】そして、自動車が減速して停車し、アイド
ル状態となると大気圧判定領域外となって前段階のCal
t,Caltoが保持されるとともに、通常のアイドル学習制
御によりISC学習実行フラグが立てられて学習値1を
用いた通常のアイドル学習が行われる。そして、大気圧
予測値が同高度を保つため、大気圧安定化と判定されて
上記学習値2更新実行タイマのカウントダウンが開始さ
れ(ステップS11)、そのタイマの続行中、学習条件
の成立により上記学習値1に加えて学習値2が更新され
(ステップS12〜S14)、この更新により上記タイ
マがリセット状態となる。
【0037】次に、再び、降坂が開始され、その降坂中
一時的に大気圧判定領域の運転状態となって大気圧予測
値Caltoが出力され大気圧なまし値Calt が求められる
が、大気圧なまし値Calt が上記予測値Caltoに近似す
る前に再び大気圧判定領域外となるため、両者間に比較
的大きい偏差が存在したまま保持される。
【0038】このため、再び停車してアイドル状態とな
りISC学習実行フラグが立てられてアイドル学習状態
となっても大気圧安定化とは判定されず、学習値2の更
新は行われない。この間、学習値1のアイドル学習にお
いては、前回の大気圧予測から予測値の更新が行われな
いまま降坂しているため、これを補うために学習値1が
次々更新されてしまい誤学習状態となる。
【0039】そして、再び、降坂が開始されて大気圧判
定領域外での運転状態が継続して連続降坂状態となる
と、前回の大気圧判定でのCaltoとCalt とが持続さ
れ、上記偏差が持続されて学習値1および2の更新が禁
止された状態で移行する。すなわち、学習値の更新の禁
止により、上記誤学習のより拡大することを防止するこ
とができる。そして、低地に移行して運転状態が大気圧
判定領域のものとなると、連続降坂と判定されるため、
大気圧予測値Caltoに対する反映率が100%とされる
ため(ステップS2,S4)、大気圧なまし値Calt が
上記Caltoと合致し、それまで保持されていた大気圧な
まし値Calt から急変する。これにより、大気圧急変と
判定されて(ステップS6)、各負荷毎の学習値1のす
べてが学習値2にリセットされる(ステップS7)。こ
のため、ISC制御手段42において、大気圧値の急変
時には、急変判定前の学習値1によるISC制御量の補
正制御は行われず、大気圧安定時における学習値2によ
って上記ISC制御量の補正制御が行われる。この場
合、学習値2にリセットされないと、上記大気圧急変に
より要求されるISC制御量の低減側への大補正が、前
回の停車中のアイドル学習時に更新された学習値1に基
いて行われることになり、低地でアイドル状態となった
際にISCバルブ33からのバイパスエア量が不足する
おそれが生じるが、このような誤学習に基く不都合の発
生を上記学習値2にリセットすることにより防止するこ
とができる。これにより、大気圧判定領域外の運転状態
で高地から低地に移動した場合であっても、ISC制御
を確実に所定のものとすることができ、アイドル回転数
を確実に目標アイドル回転数とすることができる。
【0040】また、本実施例では、大気圧変動検出手段
45において、連続降坂であるか否かにより大気圧予測
値Caltoの反映率を変化させこの反映率を用いて求めた
大気圧なまし値Calt に基き、その前回値と今回値との
偏差の大小により、大気圧急変、すなわち、大気圧の大
変動を、判断しているため、上記大気圧の急変状態の検
出を的確に行うことができる。
【0041】さらに、上記学習値1,2の更新禁止やリ
セットは、A/Cなどの各負荷毎に有しているもののす
べてについて行われるため、上記ISC制御をより確実
に行うことができる。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。すなわち、上記実施例では、大気圧急変時に学習値
1の学習値2へのリセット(ステップS6,S7;学習
値リセット手段46)と、大気圧安定化でない時の学習
値1および2の更新禁止(ステップS9のNOの場合;
学習禁止手段47)とを併用しているが、これに限ら
ず、例えばいずれか一方を採用するようにしてもよい。
【0043】また、上記実施例では、判定用吸入空気量
記憶手段43に基準充填効率を記憶設定し大気圧判定手
段44でこの基準充填効率とエアフローセンサ29での
検出値から求めた現在の充填効率とにより大気圧判定を
行うようにしているが、これに限らず、判定用吸入空気
量記憶手段に基準吸入空気量を記憶設定し、大気圧判定
手段でこの基準吸入空気量と現在の吸入空気量との関係
により大気圧判定を行うようにしてもよい。
【0044】さらに、上記実施例では、運転状態をエン
ジン回転数とスロットル開度とで把握しているが、これ
に限らず、例えばエンジン回転数と吸気負圧とによって
把握するにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるエンジンのアイドル回転数制御装置によれ
ば、大気圧変動検出手段で大気圧の大変動が検出された
時、すなわち、大気圧値が急変した時、学習禁止手段に
よりアイドル回転数制御手段における学習制御を禁止す
るようにしているため、上記アイドル回転数制御手段に
おいて、上記急変前の大気圧値に基く制御量を用いた学
習が禁止され、急変後の大気圧値に基いてアイドル回転
数調整手段の制御量の補正を行うことができる。これに
より、大気圧判定領域以外の領域での運転状態で高地か
ら低地まで移行し、その低地で再び大気圧判定領域の運
転状態に戻り大気圧値に基く制御量の補正制御が再開さ
れた場合、大気圧急変前の高地での制御量補正分を考慮
した誤学習を防止することができ、この誤学習に基くI
SC制御を回避することができる。
【0046】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による効果に加えて、上記大気圧変動検出手段
における大気圧の変動状態の検出を、大気圧判定手段に
よる大気圧値そのものをなました値に基き、この大気圧
なまし値の前回値と今回値との偏差の大小によって行わ
れるため、上記大気圧の急変を的確に把握することがで
きる。
【0047】また、請求項3記載の発明では、大気圧変
動検出手段で大変動が検出された時、学習値リセット手
段によりアイドル回転数制御手段における学習値を大気
圧の小変動状態、すなわち、安定状態の時に求められた
学習値にリセットするようにしているため、アイドル回
転数制御手段において、大気圧値の急変時、誤学習状態
であるおそれのある学習値に基く補正制御を防止するこ
とができ、上記リセットされた大気圧安定時の学習値に
基いて所期のアイドル回転数の補正制御を行うことがで
きる。
【0048】さらに、請求項4記載の発明によれば、上
記請求項3記載の発明による効果に加えて、大気圧が大
変動した場合、学習値リセット手段により、アイドル回
転数制御手段で各負荷毎に保有しているすべての学習値
をリセットするようにしているため、上記アイドル回転
数の補正制御を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施例を適用したエンジンの概略構成
図である。
【図3】運転状態と大気圧判定領域との関係図である。
【図4】スロットル開度と吸入空気量との関係図であ
る。
【図5】コントロールユニットの大気圧補正の処理を示
すフローチャートである。
【図6】大気圧予測ルーチンの処理を示すフローチャー
トである。
【図7】自動車の降坂時のタイムチャート図である。
【図8】本発明の課題を説明するための運転状態と大気
圧判定領域との関係図である。
【図9】図8の場合のISC制御量の変化と大気圧判定
との関係図である。
【符号の説明】
1 運転状態検出手段 2,43 判定用吸入空気量記憶手段 3 実吸入空気量検出手段 4,44 大気圧判定手段 5 アイドル回転数調整手段 6 アイドル回転数制御手段 7,45 大気圧変動検出手段 8,47 学習禁止手段 9,46 学習値リセット手段 21 エンジン本体 29 エアフローセンサ(実吸入空気量検出手段) 42 ISC制御手段(アイドル回転数制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 エンジンの運転状態に対応して予め設定された大気圧判
    定領域において上記運転状態に対応する大気圧判定用設
    定吸入空気量が記憶され、この設定吸入空気量を上記運
    転状態の検出値に基き出力する判定用吸入空気量記憶手
    段と、 エンジンに吸入される実吸入空気量を検出する実吸入空
    気量検出手段と、 この実吸入空気量検出手段により検出された実吸入空気
    量と上記判定用吸入空気量記憶手段から出力される設定
    吸入空気量との関係に基いて大気圧を判定する大気圧判
    定手段と、 エンジンのアイドル回転数の調整を行うアイドル回転数
    調整手段を上記アイドル回転数が目標回転数となるよう
    学習制御するものであって、上記大気圧判定手段により
    判定された大気圧に基いて上記アイドル回転数調整手段
    の制御量を補正するアイドル回転数制御手段とを備えた
    エンジンの制御装置において、 上記大気圧判定手段により判定された大気圧値の変動状
    態を検出する大気圧変動検出手段を備えており、 この大気圧変動検出手段により検出された大気圧値の変
    動状態が大変動である時、上記アイドル回転数制御手段
    による学習を禁止する学習禁止手段が設けられているこ
    とを特徴とするエンジンのアイドル回転数制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、大気圧変動検出手段
    は、大気圧判定手段により判定された大気圧値をなまし
    た値に基き、この大気圧値をなました値の前回値と今回
    値との偏差の大小によって大気圧の変動状態を検出する
    ように構成されている請求項1記載のエンジンのアイド
    ル回転数制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1における学習禁止手段に代え、
    大気圧変動検出手段により検出された大気圧値の変動状
    態が大変動である時、大気圧値の変動状態が小変動であ
    る時に求められた学習値にリセットする学習値リセット
    手段が設けられていることを特徴とするエンジンのアイ
    ドル回転数制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、アイドル回転数制御
    手段はエンジンに作用する各種の負荷毎に学習値を有し
    ており、学習値リセット手段は上記各負荷毎の学習値の
    すべてをリセットするように構成されているエンジンの
    アイドル回転数制御装置。
JP7307293A 1993-03-31 1993-03-31 エンジンのアイドル回転数制御装置 Withdrawn JPH06280654A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7976581B2 (en) 2006-12-15 2011-07-12 Hyundai Motor Company Electric power generation control method during idle charge in hybrid electric vehicle

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