JPH06280433A - スイッチ付マグネット装置 - Google Patents

スイッチ付マグネット装置

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JPH06280433A
JPH06280433A JP7007293A JP7007293A JPH06280433A JP H06280433 A JPH06280433 A JP H06280433A JP 7007293 A JP7007293 A JP 7007293A JP 7007293 A JP7007293 A JP 7007293A JP H06280433 A JPH06280433 A JP H06280433A
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JP
Japan
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switch
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yokes
pair
case
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JP7007293A
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Akira Akata
章 赤田
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Simotec Co Ltd
Original Assignee
Simotec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出スイッチの使用により全体のコンパクト
化を図るとともに、部品点数および組立工数の削減によ
り低コストに構成することができるようにする。 【構成】 本体ケース1内の幅方向の両側に、一対のヨ
ーク4A,4Bを本体ケース1に対して係合固定させる
状態に挿入配置するとともに、これら一対のヨーク4
A,4B間に、永久磁石7とスイッチケース8を互いに
直線状に配置させて挟持状態に収納し、スイッチケース
8内にはプッシュ形の検出スイッチ9をそのアクチュエ
ータ10が必要動作ストロークだけ前方へ突出する状態
に収納させる構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の機器収納ケース
やキャビネット、家具等の扉類を永久磁石の磁力により
閉成状態に吸着保持するマグネットキャッチとしての機
能に加えて、上記扉類の開閉を検出する機能を併せ有す
るスイッチ付マグネット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ付マグネット装置とし
て、従来、実開平2−118075号公報に開示された
ような構成のものが知られている。同公報に開示されて
いる扉類用スイッチ付ロックの構造について、図5およ
び図6を参照して簡単に説明する。図5は構成部材の分
解斜視図、図6は組立て状態の正面図であり、これら各
図において、20は本体ケースで、取付け座部21側に
長方形状の開口部22が形成されているとともに、幅方
向の一側板部にほぼH形のスリット孔23が形成されて
いる。24A,24Bは一対のヨークであり、上記開口
部22を通して本体ケース20内に挿入した状態で、そ
れらの下辺部と本体ケース20の幅方向の他側板部との
間に介在される波型板ばね25の弾性力により、その上
辺部24a,24bがスリット孔23を通って本体ケー
ス20から少し露出するように収納されている。
【0003】26は永久磁石で、上記開口部22の長手
方向の一端部側で、上記一対のヨーク24A,24B間
に挟持させて本体ケース20内に収納されている。27
はマイクロスイッチで、上記永久磁石26の側部に配置
されるとともに、ヒンジレバー形アクチュエータ28の
先端の接触子29を上記スリット孔23の中央部を通し
て上記ヨーク24A,24Bの上辺部24a,24bよ
りも必要動作ストロークだけ前方へ突出させ、かつ、リ
ード線30を本体ケース20の後方へ導出させた状態
で、取付けネジ31を介して一方のヨーク24Aととも
に本体ケース20内に固定保持されている。32は裏蓋
であり、上記各構成部材を本体ケース20内に収納した
状態で、該本体ケース20の開口部22を閉塞するよう
に本体ケース20に接着固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のスイッチ付マグネット装置は、マイクロスイッチ
27を使用していることに起因して、装置全体の幅、高
さ、長さの全外形寸法が比較的大きくなり易い。また、
部品点数が多いとともに、マイクロスイッチ27の取付
けに少なくとも2本のネジ31の締め付けを要し、さら
に、裏蓋32の取付けのために接着作業を要するため
に、組立性にも欠け、製作コストの面で未だ多くの改良
点を有している。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、性能的にはマイクロスイッチに勝るとも劣ら
ないプッシュ形の検出スイッチを使用して、全体のコン
パクト化を図るとともに、部品点数および組立工数の削
減により低コストに構成することができるスイッチ付マ
グネット装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスイッチ付マグネット装置は、一方向
にのみ向って開口する本体ケースの幅方向の両側内面に
係合突起を設け、これら係合突起に係合する被係合部を
有する一対のヨークをそれらの前端辺部が本体ケースか
ら少し前方へ露出する状態で上記開口部を通して本体ケ
ース内に挿入配置し、これら一対のヨーク間に、互いに
直線状に配置された永久磁石およびスイッチケースを上
記一対のヨークで挟持させる状態に収納するとともに、
上記スイッチケース内に、プッシュ形の検出スイッチを
そのアクチュエータが上記ヨークの前端辺部よりも必要
動作ストロークだけ前方へ突出する状態に収納させたも
のである。
【0007】
【作用】本発明によれば、扉類の開閉を検出するための
スイッチとして、マイクロスイッチに比して機械的、電
気的な寿命特性に優れているだけでなく、非常に軽小な
プッシュ形の検出スイッチを使用することによって、本
体ケースの必要外形寸法を小さくして、装置全体のコン
パクト化が図れる。また、本体ケースと一対のヨークと
の固定に係合構造を採用し、また、永久磁石および上記
検出スイッチを一対のヨーク間に挟持させる固定構造を
採用することによって、部品点数の削減とともに、ネジ
締めや接着等といった手数のかかる作業を廃止して、組
立工数の削減も可能となり、装置全体のコストダウンが
図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例によるスイッチ付マグ
ネット装置における構成部材の分解斜視図、図2は組立
て状態の縦断正面図、図3は同平面図である。
【0009】図1〜図3において、1は本体ケースで、
その前面にほぼ長方形状の開口部2が形成されていると
ともに、この開口部2に対して直角の一方の側板部には
両側方へ突出する取付け座部3が連設されており、この
本体ケース1はポリプロピレンなどの樹脂から一体成形
されている。4A,4Bは一対のヨークであり、それら
の長手方向の中央部には、上記本体ケース1の幅方向の
両側板部の内面に設けた係合突起5,5に係合する被係
合孔部6A,6Bが形成されており、これら被係合孔部
6A,6Bを上記本体ケース1の係合突起5,5にそれ
ぞれ係合させる状態で、かつ、前端辺部4a,4bを本
体ケース1から少し前方へ突出させる状態で、該一対の
ヨーク4A,4Bを上記開口部2を通して本体ケース1
内の幅方向の両側に挿入配置している。
【0010】7は永久磁石であり、この永久磁石7は上
記一対のヨーク4A,4Bの幅方向の両端からそれぞれ
互いに相対向する側に向けて突出させた爪部4a3,4
a3,4b3,4b3によりその両磁極面を挟持固定さ
せた状態で、本体ケース1内に収納されている。8はポ
リプロピレンなどの樹脂から成形されたスイッチケース
で、上記永久磁石7の横側部に直線状に配置されている
とともに、上記永久磁石7と同様に、ヨーク4A,4B
に互いに相対向させて開口させた小孔4a2,4b2に
スイッチケース8の両側面に形成した突起8a,8a
(一方の8aのみ図示)を嵌入させて両ヨーク4A,4
Bでスイッチケース8を挟持固定させた状態で、本体ケ
ース1内に収納されている。9は上記スイッチケース8
内に抜止め状に収納されたプッシュ形の検出スイッチで
あり、この検出スイッチ9の押しボタン式アクチュエー
タ10は、上記ヨーク4A,4Bの露出前端辺部4a,
4bよりも必要動作ストロークSだけ前方へ突出してい
る。また、検出スイッチ9のリード線11は上記スイッ
チケース8および本体ケース1の底板部を貫通して外方
へ導出されている。
【0011】上記構成のスイッチ付マグネット装置は、
例えば図4に示すように、キャビネットや家具などの収
納物Aの開口部Cの近くで開閉扉Bの遊端部側に、上記
ヨーク4A,4Bの露出前端辺部4a,4bおよび検出
スイッチ9のアクチュエータ10が開口部Cに臨む状態
に取り付けられる。そして、上記開閉扉Bを閉塞したと
き、永久磁石8の磁力により扉Bを閉成状態に吸着保持
するマグネットキャッチとして機能するとともに、上記
扉Bの開閉動作にともないアクチュエータ10を作動さ
せて、検出スイッチ9により扉Bの開閉を検出し、その
検出信号によって、例えばキャビネットや家具などの収
納物A内に設けた照明具Dを自動的に点灯・消灯させた
り、あるいはブザーを自動的に鳴動させる機能を発揮さ
せるべく使用されるものである。
【0012】なお、上記実施例では、検出スイッチ9を
永久磁石7の一端部に配置させた構成のものについて説
明したが、永久磁石7を2つに分割し、その2つの永久
磁石間に検出スイッチ9を配置する構成としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、扉類の
開閉を検出するためのスイッチとして、マイクロスイッ
チに比して機械的、電気的な寿命特性に優れているだけ
でなく、非常に軽小なプッシュ形の検出スイッチの使用
によって、本体ケースの必要外形寸法を小さくして、装
置全体のコンパクト化を図ることができる。また、本体
ケースと一対のヨークとの固定に係合構造を採用し、ま
た、永久磁石および検出スイッチを一対のヨーク間に挟
持させる固定構造を採用することによって、部品点数を
削減することができるとともに、ネジ締めや接着等とい
った手数のかかる作業を廃止できて、組立工数も削減す
ることができる。したがって、装置全体のコストダウン
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスイッチ付マグネット
装置における構成部材の分解斜視図である。
【図2】同実施例における組立て状態の縦断正面図であ
る。
【図3】同実施例における組立て状態の平面図である。
【図4】使用状態を説明する概略の平面図である。
【図5】従来のスイッチ付マグネット装置における構成
部材の分解斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 開口部 4A,4B ヨーク 4a,4b 露出前端辺部 5 係合突起 6A,6B 被係合部 7 永久磁石 8 スイッチケース 9 プッシュ形の検出スイッチ 10 アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向にのみ向って開口する本体ケース
    の幅方向の両側内面に係合突起を設け、これら係合突起
    に係合する被係合部を有する一対のヨークをそれらの前
    端辺部が本体ケースから少し前方へ露出する状態で上記
    開口部を通して本体ケース内に挿入配置し、これら一対
    のヨーク間に、互いに直線状に配置された永久磁石およ
    びスイッチケースを上記一対のヨークで挟持させる状態
    に収納するとともに、上記スイッチケース内に、プッシ
    ュ形の検出スイッチをそのアクチュエータが上記ヨーク
    の前端辺部よりも必要動作ストロークだけ前方へ突出す
    る状態に収納させたことを特徴とするスイッチ付マグネ
    ット装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016154479A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 井関農機株式会社 コンバイン
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JPH02118075U (ja) * 1989-03-10 1990-09-21

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