JPH0627855A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH0627855A JPH0627855A JP4179894A JP17989492A JPH0627855A JP H0627855 A JPH0627855 A JP H0627855A JP 4179894 A JP4179894 A JP 4179894A JP 17989492 A JP17989492 A JP 17989492A JP H0627855 A JPH0627855 A JP H0627855A
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Abstract
らゆる記録材に対応した定着条件を得る。 【構成】 前回の記録材のサイズ及び定着回数と今回の
記録材のサイズに基づき定着条件を決定する。
Description
像形成装置に用いられ記録材上の未定着画像を定着する
定着装置に関する。
置としては効率等の面から熱ローラ方式が広く用いられ
ている。
イトタイムの短縮化のために熱ローラの芯金を薄くし熱
ローラを薄肉化することが考えられている。
で軽量化及びウェイトタイムを短縮できるが、芯金によ
る熱伝導が低下し記録材に熱を奪われない非通紙部の昇
温が大きい。
じて通電するヒータを切換えるなどの非通紙部昇温対策
をとることが考えられる。
に暖まっておらず定着性が悪いため初期時だけ熱ローラ
の定着温度を高くすることも考えられる。
熱ローラの温度分布に差異、即ち、端部の温度が高い場
合、略均一な場合、中央部が高い場合、で非通紙部昇温
対策をとっているにもかかわらず、非通紙部が昇温した
り、逆に温度不足で定着不良を生じることがある。
すると、1枚ずつの定着を繰り返し行なうと定着温度は
高いままであるため、熱量が多すぎ高温オフセットが生
じたり、非通紙部昇温の解消が遅れたり、もしくは悪化
したりする。
着温度を高くする構成とすると、長期放置後は定着不良
が生じ易い。
明は、ヒータにより加熱される加熱体と、この加熱体と
ニップを形成する加圧部材と、を有し、ニップで未定着
画像を支持した記録材を挟持搬送して定着を行なう定着
装置において、記録材のサイズと定着回数を記憶する記
憶手段と、この記憶手段により記憶された前回の記録材
のサイズ及び定着回数と今回の記録材のサイズに基づき
定着条件を設定する定着条件設定手段と、を有するもの
である。
明する。
画像形成装置の断面図である。
帯電された後、像露光3を受け静電潜像が形成される。
像される。
記録材に転写される。
6により感光体から分離された後、定着装置9で定着さ
れる。
のカセット10には記録材のサイズを識別する識別ボタ
ン11が設けられている。
ンサ12により検出され、この検出された記録材サイズ
は制御回路13に送られる。
カウントも行なっている。
ある。
ガイド14に案内されて定着ローラ15と加圧ローラ1
6間のニップに導かれ、このニップで熱と圧力とにより
定着される。
製の芯金17と、この芯金17上に被覆されたフッ素樹
脂からなる離型層18からなる。
2本のハロゲンヒータ19,20が挿入されている。
ポンジゴム層22を設け、更にこのシリコンスポンジゴ
ム層22上にPFA等のフッ素樹脂からなる離型層23
が被覆されている。
る温度検知センサで、この検知信号は制御回路13に入
力され、ヒータ19,20のオン、オフのタイミングを
制御する。
同量のアルミニウムより小さく、特に熱伝導性がアルミ
ニウムに比べ著しく劣る。そのため、定着能力はアルミ
ニウムの定着ローラーに比べ劣り、非通紙部昇温もアル
ミニウムローラーより悪くなる傾向にある。しかし、定
着ローラーを薄くすることで、ウェイトタイムを短縮す
るため、加圧ローラーによる圧力による変形を防ぐため
にはアルミニウムのローラーでは強度が足らず炭素鋼が
非常に有利である。
について説明する。
はサブヒータ20の配光分布を示す。
量に通紙した場合でも非通紙部昇温が抑えられるように
中央部を強めた配光分布を持たせ、サブヒータはメイン
ヒータでは最大通紙巾の紙は端部が定着しなくなるの
で、端部の配光を強めた600Wのヒータを使用した。
オフし、メインヒータのみを点灯させる。
タを交互に発光させ、その発光間隔比率を制御する方法
をとる。図5〜図7によってこの制御を説明する。制御
装置はメインヒータ、サブヒータそれぞれをON/OF
Fする機構を備え、従来1本のヒータの点滅によって温
度制御を行うところ(図5)をメインヒータをT1秒、
サブヒータをT2秒交互に点灯させることによって最大
通紙巾の紙も良好に定着させることが出来るように設定
している(図6)。また、発光比率を可変にし、例え
ば、前記の例よりメインヒータはT1−t秒、サブヒー
タをT2+t秒交互に点灯することに変更することで違
うサイズ、例えば、B4等を良好に定着させることが可
能となる。
組み込み通紙実験を行った。温調温度は通常190℃で
行いA4の横巾以下の巾の紙(小サイズ紙)を通紙する
場合は60枚以上通紙したときに温調温度を10℃落す
制御を行う。最大通紙巾はA3の横巾で、A4の横巾以
上の巾の紙を通紙する場合はメインヒータとサブヒータ
の発光間隔T1:T2を4:1にしておき、メインヒー
タの端部の熱量の足りない分をサブヒータによって保証
する。
/OFFタイミング構成は下記表1の様に設定した。
時の定着条件を制御回路13内のメモリーに記憶してい
る。
内に次の複写動作を開始した場合に、温調以外に2本の
ヒータの発光間隔比率も前回の定着動作を継続して変更
する。これは、例えば、A4Rを大量に通紙し、非通紙
部昇温がひどくなった場合にB4Rを通紙し、サブヒー
タも発光させると、端部昇温が平常状態に戻りにくくな
る。よって、A4Rを適当な枚数通紙した後にB4Rを
通紙した場合は最初メインヒータのみで定着させる様に
設定する。端部昇温しているためメインヒータのみでも
初期は十分定着する。
ー内の前回の紙巾及び回数はリセットされ、新たな複写
時は今回の紙サイズと通紙枚数により定着条件が設定さ
れる。
を開始した場合の定着条件の設定を下記表2に示す。
示す。表2の横の列は複写動作終了後1分の間に開始し
た場合の紙サイズを示す。表中枚数加算は前回の通紙枚
数に加算して通紙枚数を計数することを示す。
内にB4Rを20枚通紙する。1回目の通紙により温調
は180℃になっている。2回目の通紙においては図中
A4R、60〜140の行を見、B4Rの列と交わると
ころの制御を行うから、温調温度は180℃で、81枚
より計数をはじめ、B4R、10枚通紙するまではメイ
ンヒータのみで温調する。11枚以降はメイン:サブの
比率は8:1で温調する。
ok up Table)とし、複写終了後1分以内に
新たに複写を行う場合はこの表を参照して温調温度を決
定する。
で、非通紙部昇温及び定着不良を防止できる。
件に加えて通紙速度、もしくは複写動作前の前回転の時
間を制御する機構を備える。もちろん両者を兼ね備えて
もよい。
どくなっている状態で一定時間内に小サイズ紙を通紙す
る場合は前回転時間を通常より延長し端部の温度が充分
低くなってから次の通紙を行う。もしくは、次の複写動
作の初期のみは通紙速度を落すか、通紙間隔を延ばすこ
とで端部昇温を抑えることが可能となる。
前回の通紙枚数で、2回目の通紙もA4Rの場合。もち
ろん、複写動作終了後一定時間後はこの制御を行わな
い。
目の定着性を確保するために1枚目の定着に対応して複
写開始信号から一定期間、例えば1枚目の記録材が定着
器を通過するまで上昇させた後に通常の定着温度に戻
す、所謂強制点灯を行なっている。
示す。
験を行った。強制点灯としては複写開始と共に通常19
0度温調のところを205℃温調で制御させ、最初の1
枚目が定着器を通過するまで行う。その後はまた190
℃温調で制御する。
で複写を行ったところ、定着ローラーの表面温度は20
5℃で推移したが、一時的に最大220℃にまでなり安
全装置が作動してしまった。
複写が行われたとき、強制点灯は行わない制御を行う。
この定着器で同様に1枚ずつ1秒間隔で複写を行ったと
ころ190℃で推移し、一時的にも最大200℃で問題
はなかった。定着性に関しても問題はなかった。
ク図を示す。本実施例においては装置の構成が前述実施
例と同じなため詳細は略す。
本のハロゲンヒータを熱源として使用している。2本の
ハロゲンヒータの配光及びワッテージは第1実施例と同
じである。
に新たなコピーを開始しないと計測を終了し、その後、
コピーを行うと通常のコピーを行う。
前回のコピーで通紙された枚数を判断する。これは、前
回のコピーで大量に通紙した場合には温度分布の不均一
が発生しているからで本実施例においては40枚を基準
に考え40枚以下ならば前回のコピーにおいて不均一な
温度分布が発生しなかったと判断する。
無視し、今回のコピーにおいて通紙される紙サイズによ
り強制点灯で使用するハロゲンヒータを決定する。
紙巾(大サイズ)ならばサブヒータのみによって強制点
灯を行い、大サイズ紙の通紙によって起こる端部温度の
低下を保証する。今回通紙される紙サイズが最大通紙巾
より狭い紙(小サイズ紙)の場合は非通紙部昇温を軽減
するためにメインヒータのみで強制点灯を行う。両者の
場合でも強制点灯の後はそのサイズに適応したヒータの
発光間隔比率で定着を行う。もちろん、大サイズ、小サ
イズの2つの区別だけでなく各種の紙サイズに応じてヒ
ータの発光間隔比率を変えて強制点灯を行うことができ
る。また、ヒータも2本限る必要もない。
は、前回のコピーの紙サイズに応じて紙が定着器に突入
するまでの強制点灯で使用するヒータを決定する。
度が低下しているためにサブヒータのみで強制点灯を行
い、前回のコピーの紙が小サイズならば、非通紙部昇温
を軽減するためにメインヒータによって強制点灯を行
う。そのご、今回のコピーの紙サイズによって、紙が定
着器に突入してから排出されるまでの強制点灯で使用す
るヒータを決定する。今回通紙される紙サイズが大サイ
ズならばサブヒータのみによって強制点灯を行い、大サ
イズ紙の通紙によって起こる端部温度の低下を保証す
る。今回通紙されるサイズが小サイズ紙の場合は非通紙
部昇温を軽減するためにメインヒータのみで強制点灯を
行う。この場合でも強制点灯の後はそのサイズに適応し
たヒータの発光間隔比率で定着を行う。本実施例におい
ては定着器に紙が突入するときで強制点灯の方法を切り
替えたが、これはその装置によって個別に設定される。
もちろんヒータの発光間隔比率を連続的に変化させるこ
とで対応することもできる。
枚数によらず良好な定着が行えた。
を図13に示す。本実施例においても第1実施例に使用
した、メインヒータ、サブヒータの配光間隔比率可変の
制御を行う複写機を使用している。
たとき、複写される紙サイズによってメインヒータとサ
ブヒータのいずれかによる強制点灯を決定する。
の放熱による温度の低下を保証するためサブヒータによ
って強制点灯を行う。また、複写される紙サイズが小サ
イズならば、端部昇温を軽減するためにメインヒータに
よって強制点灯を行う。もちろん、ここでも紙サイズを
2種類のみならず多数種類に分類してそれぞれに最適な
温度分布を持つようにヒータ発光間隔比率を可変するこ
とが可能であり、ヒータの数も2本に限るものではな
い。
れぞれの紙サイズに最適のヒータ発光間隔比率によって
定着を行う。
れ、長期放置後にコピーを行っても初期より良好な定着
性を示し、紙サイズによってヒータを選択しているので
効率のよい強制点灯を行うことが可能となった。
体の温度状態にかかわらず、非通紙部昇温や定着不良を
発生することなく、定着動作を行なうことができる。
置の断面図である。
る。
グを示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
す図である。
す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ヒータにより加熱される加熱体と、この
加熱体とニップを形成する加圧部材と、を有し、ニップ
で未定着画像を支持した記録材を挟持搬送して定着を行
なう定着装置において、 記録材のサイズと定着回数を記憶する記憶手段と、この
記憶手段により記憶された前回の記録材のサイズ及び定
着回数と今回の記録材のサイズに基づき定着条件を設定
する定着条件設定手段と、を有することを特徴とする定
着装置。 - 【請求項2】 上記装置は更に、上記加熱体を所定の定
着温度に維持する温調手段を有し、上記定着条件設定手
段は定着温度を設定することを特徴とする請求項1の定
着装置。 - 【請求項3】 上記装置は更に定着終了後の時間を測定
するタイマーを有し、定着終了後所定時間経過後は、上
記定着条件設定手段は前回の記録材のサイズ及び定着回
数には関係なく定着条件を設定することを特徴とする請
求項1もしくは2の定着装置。 - 【請求項4】 上記加熱体は配光分布の異なる第1及び
第2のヒータを有し、上記定着条件設定手段は第1及び
第2のヒータへの通電条件を設定することを特徴とする
請求項1もしくは3の定着装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179894A JP2974507B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 画像形成装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH0627855A true JPH0627855A (ja) | 1994-02-04 |
JP2974507B2 JP2974507B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=16073766
Family Applications (1)
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