JPH06276750A - インバータ制御方法 - Google Patents
インバータ制御方法Info
- Publication number
- JPH06276750A JPH06276750A JP5059192A JP5919293A JPH06276750A JP H06276750 A JPH06276750 A JP H06276750A JP 5059192 A JP5059192 A JP 5059192A JP 5919293 A JP5919293 A JP 5919293A JP H06276750 A JPH06276750 A JP H06276750A
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- Japan
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- inverter
- cross current
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- frequency
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】並列に接続されているインバータの、負荷電流
とインバータ出力電流とから横流を検出し、その有効成
分、無効成分を正確に求め、周波数および電圧を制御す
るインバータ制御方法の提供。 【構成】負荷電流とインバータ出力電流とから横流ＩOU
を求め、該横流ＩOUをフィルタを通過させることにより
基本波成分を求め、フィルタ通過に伴う遅れ分を、同期
信号も遅らせて同期整流を行い、有効成分要素、無効成
分要素を求めて駆動信号を算出して並列接続されたＰＷ
Ｍインバータの制御を行う。
とインバータ出力電流とから横流を検出し、その有効成
分、無効成分を正確に求め、周波数および電圧を制御す
るインバータ制御方法の提供。 【構成】負荷電流とインバータ出力電流とから横流ＩOU
を求め、該横流ＩOUをフィルタを通過させることにより
基本波成分を求め、フィルタ通過に伴う遅れ分を、同期
信号も遅らせて同期整流を行い、有効成分要素、無効成
分要素を求めて駆動信号を算出して並列接続されたＰＷ
Ｍインバータの制御を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータを複数台
並列に接続して運転するインバータ制御方法に関する。
並列に接続して運転するインバータ制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、並列接続されたインバータを図
３に示す回路によって制御していた。図３において、２
１はインバータ制御装置、２２は発振器、２３は分周
器、２４はスイッチ、２５は同期パルス発生器であり、
インバータＡ，Ｂ，Ｃにはそれぞれに上記２１乃至２５
の装置が装備されている。
３に示す回路によって制御していた。図３において、２
１はインバータ制御装置、２２は発振器、２３は分周
器、２４はスイッチ、２５は同期パルス発生器であり、
インバータＡ，Ｂ，Ｃにはそれぞれに上記２１乃至２５
の装置が装備されている。
【０００３】このような構成において、従来の制御方法
は、各インバータ装備された発振器２２のうちいずれか
一つを選択し、選択された発振器２２によってすべての
インバータを制御するというものである。なお、図３に
示した技術は本出願人による発明である特公昭６３−３
４６５９号公報によって知られている。
は、各インバータ装備された発振器２２のうちいずれか
一つを選択し、選択された発振器２２によってすべての
インバータを制御するというものである。なお、図３に
示した技術は本出願人による発明である特公昭６３−３
４６５９号公報によって知られている。
【０００４】このような従来の方法では、同一の発振器
によって制御しているため、出力周波数がインバータ間
でずれることはなかった。
によって制御しているため、出力周波数がインバータ間
でずれることはなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方法、すな
わち図３に示した回路においては、並列接続したインバ
ータを同一の発振器で制御したため、出力周波数がイン
バータ間でずれることはなく、横流を用いて有効成分に
関する制御を行うことは必要とはしていなかった。
わち図３に示した回路においては、並列接続したインバ
ータを同一の発振器で制御したため、出力周波数がイン
バータ間でずれることはなく、横流を用いて有効成分に
関する制御を行うことは必要とはしていなかった。
【０００６】しかしながら、各インバータが個別の発振
器によってそれぞれ周波数を制御する並列運転を行う
と、横流を用いて有効成分に関する制御を行うことが必
要になり、正確な横流の検出が必要となる。本発明は、
上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、正
確に横流の有効成分、無効成分を求めて、周波数および
電圧を制御するインバータ制御方法の提供を目的とす
る。
器によってそれぞれ周波数を制御する並列運転を行う
と、横流を用いて有効成分に関する制御を行うことが必
要になり、正確な横流の検出が必要となる。本発明は、
上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、正
確に横流の有効成分、無効成分を求めて、周波数および
電圧を制御するインバータ制御方法の提供を目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、検出した横流からフィルタを用
いて基本波成分を抽出し、該横流の基本波成分をフィル
タ通過に伴う遅れ分を考慮して同期整流して、有効成分
要素、無効成分要素を求めて周波数および電圧を制御す
る。
に、本発明においては、検出した横流からフィルタを用
いて基本波成分を抽出し、該横流の基本波成分をフィル
タ通過に伴う遅れ分を考慮して同期整流して、有効成分
要素、無効成分要素を求めて周波数および電圧を制御す
る。
【０００８】
【作用】横流の基本波成分をフィルタ通過に伴う遅れ分
を考慮して同期整流することにより、正確な有効成分要
素および無効成分要素を求めることができる。
を考慮して同期整流することにより、正確な有効成分要
素および無効成分要素を求めることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。図
１は本発明によりインバータの制御を行うための制御ブ
ロック図である。図１において、１はＰＷＭインバー
タ、２はＰＷＭインバータ１と負荷の分配を司り負荷分
担電流ＩL * を並列運転している他のＰＷＭインバータ
（以下においては他号機と呼ぶ）に渡す母線盤、３は横
流に含まれる高調波成分を除去するためのフィルタ、
４，５はＰＷＭインバータのスイッチングリップルを除
去するフィルタ、６は自動周波数調整器部、７は自動電
圧調整器、８，９はそれぞれ有効成分同期整流器および
無効成分同期整流器、１０はキャリア信号発生器、１１
はＰＷＭ信号発生器である。
１は本発明によりインバータの制御を行うための制御ブ
ロック図である。図１において、１はＰＷＭインバー
タ、２はＰＷＭインバータ１と負荷の分配を司り負荷分
担電流ＩL * を並列運転している他のＰＷＭインバータ
（以下においては他号機と呼ぶ）に渡す母線盤、３は横
流に含まれる高調波成分を除去するためのフィルタ、
４，５はＰＷＭインバータのスイッチングリップルを除
去するフィルタ、６は自動周波数調整器部、７は自動電
圧調整器、８，９はそれぞれ有効成分同期整流器および
無効成分同期整流器、１０はキャリア信号発生器、１１
はＰＷＭ信号発生器である。
【００１０】負荷分担電流ＩL * とＰＷＭインバータ１
の出力電圧ＩL との差である横流Ｉ OUを求め、図２
（ａ）の如く高調波成分を含んだ横流ＩOUを、フィルタ
３によって高調波成分を除去し、図２（ｂ）に示す基本
波成分を抽出する。横流ＩOUはフィルタ３の通過に伴
い、図２（ｂ）の如く波形が遅れるため、図２（ｂ）に
示す波形を正確な同期整流を行うためには、波形の遅れ
分を考慮する必要があるため、図２（ｃ）の如く同期信
号も遅らせて同期整流を行い、有効成分要素および無効
成分要素を求める。
の出力電圧ＩL との差である横流Ｉ OUを求め、図２
（ａ）の如く高調波成分を含んだ横流ＩOUを、フィルタ
３によって高調波成分を除去し、図２（ｂ）に示す基本
波成分を抽出する。横流ＩOUはフィルタ３の通過に伴
い、図２（ｂ）の如く波形が遅れるため、図２（ｂ）に
示す波形を正確な同期整流を行うためには、波形の遅れ
分を考慮する必要があるため、図２（ｃ）の如く同期信
号も遅らせて同期整流を行い、有効成分要素および無効
成分要素を求める。
【００１１】前記有効成分要素，無効成分要素を用い
て、あらかじめ定めた周波数設定値ω * および出力電圧
設定値ＶA * に補正を加えて、周波数指令値ω**および
平均出力電圧指令値ＶA **を求める。前記周波数指令値
ω**をキャリア信号発生器１０へ入力し、その出力をＰ
ＷＭ信号発生器１１に入力する。また、平均出力電圧指
令値ＶA **もＰＷＭ信号発生器１１に入力し、ＰＷＭ信
号発生器１１は前記２つの信号を受けＰＷＭ信号を発生
させインバータ１を制御する。
て、あらかじめ定めた周波数設定値ω * および出力電圧
設定値ＶA * に補正を加えて、周波数指令値ω**および
平均出力電圧指令値ＶA **を求める。前記周波数指令値
ω**をキャリア信号発生器１０へ入力し、その出力をＰ
ＷＭ信号発生器１１に入力する。また、平均出力電圧指
令値ＶA **もＰＷＭ信号発生器１１に入力し、ＰＷＭ信
号発生器１１は前記２つの信号を受けＰＷＭ信号を発生
させインバータ１を制御する。
【００１２】
【発明の効果】これまで述べたように、本発明において
は、フィルタを設けて横流の基本波成分を抽出したのち
に同期整流を行うことにより、正確な有効成分要素およ
び無効成分要素を求めることができ、定常的な横流が抑
制され、安定した電流分担を行うことができる。
は、フィルタを設けて横流の基本波成分を抽出したのち
に同期整流を行うことにより、正確な有効成分要素およ
び無効成分要素を求めることができ、定常的な横流が抑
制され、安定した電流分担を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による制御ブロック図
【図２】横流および同期信号の波形比較図
【図３】従来の技術による制御ブロック図
１ ＰＷＭインバータ ２ 母線盤 ３ フィルタ ４，５ フィルタ ６ 自動周波数調整器部 ７ 自動電圧調整器 ８ 有効成分同期整流器 ９ 無効成分同期整流器 １０ キャリア信号発生器 １１ ＰＷＭ信号発生器 ２１ インバータ制御装置 ２２ 発振器 ２３ 分周器 ２４ スイッチ ２５ 同期パルス発生器 Ａ，Ｂ，Ｃ インバータ
Claims (1)
- 【請求項１】複数台の並列接続されたインバータを制御
するインバータ制御方法において、 負荷分担電流とインバータ出力電流との差から横流を検
出して該横流の基本波成分をフィルタによって抽出し、 抽出した前記基本波成分を前記フィルタの通過に伴って
生じる遅れ分と同等の遅れ分をもたせて同期整流を行っ
て、前記有効成分要素および無効成分要素を求め、 前記有効成分要素によって、周波数設定値に補正を加え
て周波数指令値を求め、 また、前記無効成分要素によって、出力電圧設定値に補
正を加えて平均出力電圧指令値を求め、 前記インバータの出力電圧および出力周波数を制御する
駆動信号を、前記周波数指令値および平均出力電圧指令
値によって求めることを特徴とするインバータ制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05919293A JP3161139B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インバータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05919293A JP3161139B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インバータ制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276750A true JPH06276750A (ja) | 1994-09-30 |
| JP3161139B2 JP3161139B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=13106314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05919293A Expired - Fee Related JP3161139B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インバータ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3161139B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4240705A1 (ja) * | 1991-12-04 | 1993-06-09 | Fuji Jukogyo K.K., Tokio/Tokyo, Jp | |
| JP2008061296A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 並列運転インバータの電圧補正方法とその回路 |
| JP2008199874A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-08-28 | Nissin Electric Co Ltd | インバータの並列運転制御装置 |
| JP2012085482A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Fuji Electric Co Ltd | 分散型電源システム |
| CN113759271A (zh) * | 2021-11-10 | 2021-12-07 | 电子科技大学 | 基于频谱和lstm网络的冗余电源均流状态识别方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7852643B2 (en) * | 2007-06-27 | 2010-12-14 | General Electric Company | Cross current control for power converter system |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP05919293A patent/JP3161139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4240705A1 (ja) * | 1991-12-04 | 1993-06-09 | Fuji Jukogyo K.K., Tokio/Tokyo, Jp | |
| JP2008061296A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 並列運転インバータの電圧補正方法とその回路 |
| JP2008199874A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-08-28 | Nissin Electric Co Ltd | インバータの並列運転制御装置 |
| JP2012085482A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Fuji Electric Co Ltd | 分散型電源システム |
| CN113759271A (zh) * | 2021-11-10 | 2021-12-07 | 电子科技大学 | 基于频谱和lstm网络的冗余电源均流状态识别方法 |
| CN113759271B (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-25 | 电子科技大学 | 基于频谱和lstm网络的冗余电源均流状态识别方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3161139B2 (ja) | 2001-04-25 |
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