JPH0627668U - 情報記録ディスク用ケース - Google Patents

情報記録ディスク用ケース

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Publication number
JPH0627668U
JPH0627668U JP6243892U JP6243892U JPH0627668U JP H0627668 U JPH0627668 U JP H0627668U JP 6243892 U JP6243892 U JP 6243892U JP 6243892 U JP6243892 U JP 6243892U JP H0627668 U JPH0627668 U JP H0627668U
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JP
Japan
Prior art keywords
information recording
disc
case
holding
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP6243892U
Other languages
English (en)
Inventor
一夫 中山
Original Assignee
株式会社ハゴロモ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハゴロモ filed Critical 株式会社ハゴロモ
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ケース本体(12)と、前記ケース本体(12)
に嵌め込まれる内トレー(14)と、前記ケース本体(1
2)に対して被嵌自在に取り付けられた開閉蓋(16)か
らなる板状のディスク用ケース(10)であって、前記内
トレー(14)は、中央部においてディスク(D)の中央
穴(H)に嵌め込んで該ディスク(D)を保持する保持
部(32)を備えているとともに、少なくともディスク
(D)の情報記録面(J)に相当する部分に多数の短繊
維(28)が植設されている。 【効果】 今まで手間がかかっていた、情報記録面に付
着したほこりや指紋の除去が容易となった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は情報記録ディスク用ケースに関するものであり、主としてコンパクト ディスク(CD)を収納するためのケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来より、コンパクトディスク、レーザーディスク等の情報記録ディスク(以 下、単に「ディスク」という。)が広く使用されている。このようなディスクに あっては、情報が記録された面に塵やほこりが付着したり、指紋を付けたままの 状態で放っておくと、次回からの情報の読取りに支障をきたして再生が不可能と なる場合があった。
【0003】 したがって、常に情報記録面の清浄に気を付けておかなけらばならない。しか しながら、情報記録面に付着したほこりや指紋の除去方法としては、現在のとこ ろ、ディスクを持って布や薄紙により拭き取るぐらいしか方法はなく、手間がか かり、拭いている途中にも指紋が付かないとは限らず、満足できるものではなか った。
【0004】 本考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、今まで手間が かかっていた情報記録面に付着したほこりや指紋の除去を、容易に取り除くこと のできるようなディスク用ケースを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の情報記録ディスク用ケースは、ケース本体と、前記ケース本体に嵌め 込まれる内トレーと、前記ケース本体に対して被嵌自在に取り付けられた開閉蓋 からなる板状の情報記録ディスク用ケースであって、 前記内トレーは、中央部において情報記録ディスクの中央穴に嵌め込んで該情 報記録ディスクを保持する保持部を備えているとともに、少なくとも前記ディス クの情報記録面に相当する部分に多数の短繊維が植設されてなるものである。
【0006】
【作用】
本考案の情報記録ディスク用ケースにおいて、情報記録面が下側となるように して、ディスクの中央穴に内トレーの保持部を嵌め込む。これにより、ディスク を内トレーに保持させることができる。この状態で、ディスクの上面を、該ディ スクにおける情報記録面と内トレーにおける多数の短繊維が植設された部分とが 接するように指で押圧するとともに、ディスクを、前記保持部が中心となるよう に周方向に回転させる。
【0007】 この時、内トレーに植設した繊維の多数が清浄材として作用し、情報記録面に 付着した指紋やほこり等が除去される。そして、そのままの状態で開閉蓋を閉じ れば、ディスクが収納されることになる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1に、ディスク収納用のケース(10)を示す。符号(12)は透明のケース本 体であり、合成樹脂により成型されたものである。このケース本体(12)には、 ディスク(D)を保持するための内トレー(14)が嵌め込まれており、前記ケー ス本体(12)の側面に設けた溝状の嵌合孔(13)に、前記内トレー(14)におけ る側面下端部に設けた嵌合用突部(15)を差し込むことにより、両者(12)、 (14)がしっかりと固定される。また、透明の開閉蓋(16)が、ケース本体(12 )に対して被嵌自在となるようにヒンジ式に前記ケース本体(12)に取り付けら れている。
【0009】 前記内トレー(14)は、図2に示すように、トレー本体(18)と保持用突起部 材(20)からなっている。
【0010】 前記トレー本体(18)は、ディスク収納用の円形凹部(22)を有するとともに 、中央部においてやや上方に膨出したディスク載置台(24)を有してる。また、 前記ディスク載置台(24)における中央部には円形穴(26)が設けられている。 さらに、トレー本体(18)における上面は、植設された多数の短繊維によって構 成されている。すなわち、例えばポリスチレン製の薄板(30)の上面に、ポリエ チレンテレフタレート製合成繊維を短くカットした短繊維(28)の多数が植え付 けられている(図3参照)。植え付けの方法としては特に限定はないが、静電植 毛法を利用することが最適である。静電植毛法によれば、略すべての短繊維が前 記薄板(30)の表面に対して垂直に付着しビロード状の植毛品が得られる、とい うメリットがある。
【0011】 一方、前記保持用突起部材(20)は、前記円形穴(26)の内径と略同一の外径 を有する中空で平面円形の保持部(32)が、中央に貫通孔を有する円形の支持板 部(31)の上に設けられた形状をなしている。なお、前記保持用突起部材(20) は、中央から径方向に延びる切込み溝(21)が12本設けられている。
【0012】 前記保持用突起部材(20)は、図3に示すように、前記支持板部(31)を前記 ディスク載置台(24)の下側に嵌め込んだ状態でケース(10)内に収納されるわ けであるが、嵌め込んだ状態における前記保持部(32)の上部(32a)は、トレ ー本体(18)の円形穴(26)から若干突出することになる(図5参照)。なお、 保持用突起部材(20)とトレー本体(18)とは、接着剤あるいは両面接着テープ 等の手段により接合してもよいし、しなくてもよい。
【0013】 上記構成の内トレー(14)をケース本体(12)に嵌め込んだ状態で、前記円形 穴(26)から突出する保持部(32)の上部(32a)を、ディスク(D)の中央穴 (H)に、情報記録面(J)が下側となるようにして嵌入する。前記保持部(32 )は、前述したように、多数の切込み溝(21)を有していることから弾性力が付 与されている。前記中央穴(H)に保持部(32)を嵌入しようとすれば、ディス ク(D)における前記中央穴(H)の周縁部から前記保持部(32)に対して圧力 が働く。この圧力にともなって、前記保持部(32)の上部(32a)が内方に傾斜 し該保持部(32)の上部(32a)の外径が小さくなる。これにより、ディスク (D)を保持部(32)の側面にて保持させることができる。この状態で、ディス ク(D)の上面を、該ディスク(D)における情報記録面(J)と内トレー(14 )における多数の短繊維(28)が植設された部分とが接するように指で押圧する とともに、ディスク(D)を、図4に示すように、前記保持部(32)が中心とな るように周方向に回転させる。なお、内トレー(14)は、ケース本体(12)に嵌 め込まれているとともに、該ケース本体(12)に固定されているので、ディスク (D)の回転に伴って内トレー(14)も同時に回転してしまうようなおそれはな い。この時、内トレー(14)に植設した短繊維(28)の多数が清浄材として作用 し、情報記録面(J)に付着した指紋やほこり等が除去される。そして、そのま まの状態で開閉蓋(16)を閉じれば、ディスク(D)が収納されることになる。 前記保持用突起部材(20)における保持部(32)に対して上方から指で押圧す れば、前記保持部(32)の上部(32a)は内方に傾斜することにより外径が小と なり、これによって、保持部(32)とディスク(D)との嵌合が緩み、今まで保 持部(32)に保持されていたディスク(D)の取り外しが可能となる。
【0014】 本実施例では、上面全域に短繊維(28)を植設したトレー本体(18)を用いた が、これに限らず、ディスク(D)の情報記録面(J)に相当する部分のみに多 数の短繊維(28)が植設されたトレー本体(18)を用いても構わない。
【0015】 また、本実施例では、トレー本体(18)の中央において、上方に膨出した載置 台(24)を設けたが、必ずしもこの載置台(24)は必要ではない。すなわち、図 6に示すように、単に円形穴(26)が中央に設けられたトレー本体(18)であっ ても構わない。しかしながら、このようにすれば、保持用突起部材(20)におけ る支持板部(31)の収まる空間がなくなるので、前記支持板部(31)の厚みは可 能な限り薄い方が好ましい。
【0016】 また、前記支持板部(31)の平面形状は、円形に限らず、四角形あるいは三角 形でも構わないが、成型上円形が好ましい。
【0017】
【考案の効果】
本考案のディスク用ケースによれば、今まで手間がかかっていた、情報記録面 に付着したほこりや指紋の除去が容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すディスク用ケースの斜
視図である。
【図2】内トレーの分解斜視図である。
【図3】内トレーの分解断面図である。
【図4】内トレーをケース本体に嵌め込んだ状態を示す
平面図である。
【図5】内トレーにディスクを保持させた状態を示す要
部拡大断面図である。
【図6】他の実施例の内トレーを示す斜視図である。
【符号の説明】
D……ディスク H……(ディスクの)中央穴 J……情報記録面 10……ディスク用ケース 12……ケース本体 14……内トレー 16……開閉蓋 20……保持用突起部材 28……(植設された)短繊維 31……円形板体部 32……保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、前記ケース本体に嵌め込ま
    れる内トレーと、前記ケース本体に対して被嵌自在に取
    り付けられた開閉蓋からなる板状の情報記録ディスク用
    ケースであって、 前記内トレーは、 中央部において情報記録ディスクの中央穴に嵌め込んで
    該情報記録ディスクを保持する保持部を備えているとと
    もに、少なくとも前記ディスクの情報記録面に相当する
    部分に多数の短繊維が植設されてなることを特徴とする
    情報記録ディスク用ケース。
JP6243892U 1992-09-04 1992-09-04 情報記録ディスク用ケース Pending JPH0627668U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6243892U JPH0627668U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 情報記録ディスク用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6243892U JPH0627668U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 情報記録ディスク用ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627668U true JPH0627668U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13200208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6243892U Pending JPH0627668U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 情報記録ディスク用ケース

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JP (1) JPH0627668U (ja)

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