JPH06275183A - 回路保護システム - Google Patents

回路保護システム

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Publication number
JPH06275183A
JPH06275183A JP5981593A JP5981593A JPH06275183A JP H06275183 A JPH06275183 A JP H06275183A JP 5981593 A JP5981593 A JP 5981593A JP 5981593 A JP5981593 A JP 5981593A JP H06275183 A JPH06275183 A JP H06275183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch element
temperature
circuit
shape
protection system
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5981593A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Masuzaki
誠次 増崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP5981593A priority Critical patent/JPH06275183A/ja
Publication of JPH06275183A publication Critical patent/JPH06275183A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/323Thermally-sensitive members making use of shape memory materials

Landscapes

  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない部品点数で回路素子を保護する。 【構成】 所定形状が記憶され所定温度以上に加熱され
ることによりその形状に復元する形状記憶合金製のスイ
ッチ素子31及び32を設ける。スイッチ素子31にお
ける復元に応答して温度異常の旨を発する。また、スイ
ッチ素子32における復元に応答して増幅器2への電力
供給を断状態とするようにする。スイッチ素子31の復
元温度を、スイッチ素子32の復元温度より低くしてお
く。 【効果】 増幅器2への電力供給を断状態とする前に温
度異常の旨を警告できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路保護システムに関
し、特に供給される電力により所定の動作を行う回路素
子を保護するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種装置内部の回路素子につい
ては、その異常発熱による破壊から保護する必要があ
る。従来は、サーマルリードスイッチ等の温度センサを
用いて温度異常を検出し、その検出時には回路素子への
電力供給を断状態にしてその回路素子を保護していた。
【0003】その従来の回路保護システムについて図2
を参照して説明する。図2は、送信機の電力増幅部にお
ける電力増幅器について保護システムを適用した場合の
概略構成図である。
【0004】図において、電力増幅部1は、入力された
信号を増幅して出力する電力増幅器2と、増幅部筐体内
の温度を検出するサーマルリードスイッチ6と、ブレー
カ4と、サーマルリードスイッチ6による異常温度検出
に応答してブレーカ4を制御する制御回路5とを含んで
構成されている。そして、ブレーカ4を介して増幅器2
に対して直流電力が与えられる。
【0005】かかる構成において、増幅器2が異常に発
熱した場合には、サーマルリードスイッチ6によって温
度の異常が検知される。この検知結果は制御回路5に送
られる。そして、この制御回路5がブレーカ4の制御を
行うことにより、電力増幅器2に供給される電力を遮断
して電力増幅器2が保護されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回路保
護システムでは、サーマルリードスイッチで温度異常を
検知し、この検知結果を制御回路へ送り、制御回路によ
りブレーカを制御することにより供給電力を遮断して回
路素子を保護していた。このため、サーマルリードスイ
ッチ、制御回路及びブレーカといった部品が必要とな
り、部品点数が多くなるばかりか、回路構成も複雑にな
るという欠点がある。
【0007】本発明は上述した従来の回路保護システム
における欠点を解決するためになされたものであり、そ
の目的は部品点数が少なく、かつ回路構成が簡易な回路
保護システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による回路保護シ
ステムは、供給される電力により所定の動作を行う回路
素子を保護する回路保護システムであって、所定形状が
記憶され第1の温度以上に加熱されることにより該形状
に復元する形状記憶合金製の第1のスイッチ素子と、所
定形状が記憶され第2の温度以上に加熱されることによ
り該形状に復元する形状記憶合金製の第2のスイッチ素
子と、前記第1のスイッチ素子における復元に応答して
警報を発する手段とを有し、前記第2のスイッチ素子に
おける復元に応答して前記回路素子への電力供給を断状
態とするようにしたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明による回路保護システムを電
力増幅部に適用した場合の一実施例を示す概略構成図で
あり、図2と同等部分は同一符号により示されている。
【0011】図において、本発明の一実施例によるシス
テムでは、電力増幅器2への電力供給はスイッチ素子3
2を介して行われる。このスイッチ素子32は、スイッ
チ接点部分に周知の形状記憶合金が用いられており、電
力増幅器2を含む電力増幅部1内の温度が上昇して特定
の温度に達するとその形状が変化し、これにより増幅器
2への電力供給が遮断される。
【0012】すなわち、スイッチ素子32のスイッチ接
点部分は、接点を開状態とする形状が予め記憶されてお
り、これに外力を加えて変形させて接点を閉状態として
おく。そして、この接点閉状態で電力を供給せしめる。
電力増幅器2が発熱して電力増幅部1の筐体内の温度が
上昇し、特定の温度に達するとスイッチ素子32のスイ
ッチ接点部分の形状が変形(復元)して接点が開状態に
なる。これにより、電力供給が断状態となり増幅器2が
異常発熱による破壊から保護されることになる。
【0013】一方、電力増幅部1の筐体内の温度の異常
な上昇を検出してオペレータ等に警報を発するためにス
イッチ素子31が設けられている。このスイッチ素子3
1も上述したスイッチ素子32と同様にスイッチ接点部
分に周知の形状記憶合金が用いられている。このスイッ
チ素子31は増幅器2の過電流による発熱等により電力
増幅部1内の温度が上昇して特定の温度に達するとその
形状が変化し、端子310が導通して外部に警報を発す
るように構成されている。
【0014】すなわち、スイッチ素子31のスイッチ接
点部分は、接点を閉状態とする形状が予め記憶されてお
り、これに力を加えて変形させて接点を開状態としてお
く。そして、この接点開状態で増幅部1を動作させる。
電力増幅部1の筐体内の温度が上昇し、特定の温度に達
するとスイッチ素子31のスイッチ接点部分の形状が変
形(復元)して接点が閉状態になる。これにより、端子
310が導通してオペレータ等に警報が発せられる。な
お、一旦形状が復元した形状記憶合金は再度外力を加え
ない限り変形しないので、温度異常となった後は、その
状態を保持することができる。
【0015】上記のスイッチ素子31とスイッチ素子3
2とは、いずれもそのスイッチ接点部分には形状記憶合
金が用いられているが、その形状が復元される温度につ
いてはスイッチ素子31の方の温度をスイッチ素子32
の方の温度より低くしておくことが望ましい。こうする
ことにより、電力増幅器2への電力供給が断状態となる
前に警報を発することができる。
【0016】形状記憶合金については、種々のものが知
られているが、電気抵抗や熱伝導率等を考慮して適切な
ものを選定すれば良い。
【0017】各スイッチ素子の設置位置は、発熱源とな
る増幅器の近傍に設ける等、復元温度と回路素子の破壊
に至る温度とを考慮して定めれば良い。
【0018】また、警報の方法については、端子310
の導通に応答してLED表示や液晶表示を行ったり、音
声でメッセージを出力する等、種々の方法が考えられる
が、増幅部1の使用情況に応じて適切な方法で警報を発
すれば良い。
【0019】なお、以上の説明では送信機における電力
増幅器を保護の対象とするシステムを例にとって述べた
が、これに限らず、各種の装置の回路素子について本発
明が適用できることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、形状記憶
合金を用いたスイッチ素子により温度の異常を検出する
構成とすることにより、少ない部品点数かつ簡易な構成
により回路素子を保護できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による回路保護システムの概略
構成図である。
【図2】従来の回路保護システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 電力増幅部 2 電力増幅器 31,32 スイッチ素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される電力により所定の動作を行う
    回路素子を保護する回路保護システムであって、所定形
    状が記憶され加熱されることにより該形状に復元する形
    状記憶合金製スイッチ素子を有し、前記スイッチ素子に
    おける復元に応答して前記回路素子への電力供給を断状
    態とするようにしたことを特徴とする回路保護システ
    ム。
  2. 【請求項2】 供給される電力により所定の動作を行う
    回路素子を保護する回路保護システムであって、所定形
    状が記憶され加熱されることにより該形状に復元する形
    状記憶合金製スイッチ素子と、前記スイッチ素子におけ
    る復元に応答して警報を発する手段とを有することを特
    徴とする回路保護システム。
  3. 【請求項3】 供給される電力により所定の動作を行う
    回路素子を保護する回路保護システムであって、所定形
    状が記憶され第1の温度以上に加熱されることにより該
    形状に復元する形状記憶合金製の第1のスイッチ素子
    と、所定形状が記憶され第2の温度以上に加熱されるこ
    とにより該形状に復元する形状記憶合金製の第2のスイ
    ッチ素子と、前記第1のスイッチ素子における復元に応
    答して警報を発する手段とを有し、前記第2のスイッチ
    素子における復元に応答して前記回路素子への電力供給
    を断状態とするようにしたことを特徴とする回路保護シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記第1の温度を、前記第2の温度より
    低くしてなることを特徴とする請求項3記載の回路保護
    システム。
JP5981593A 1993-03-19 1993-03-19 回路保護システム Withdrawn JPH06275183A (ja)

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JP5981593A JPH06275183A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 回路保護システム

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JPH06275183A true JPH06275183A (ja) 1994-09-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342913B1 (en) 1998-12-08 2002-01-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image recording apparatus
US6630035B1 (en) 1999-08-18 2003-10-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cleaning unit for recording rotational drum and cleaning method
CN103347459A (zh) * 2011-02-08 2013-10-09 佳乐医疗设备公司 具有热控开关的一次性电子设备

Cited By (4)

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JP2014513563A (ja) * 2011-02-08 2014-06-05 ジャイラス メディカル インコーポレイテッド 熱スイッチを有する使い捨て電気手術機器

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