JP2513024Y2 - コ―ドレスアイロン - Google Patents

コ―ドレスアイロン

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JP2513024Y2
JP2513024Y2 JP1990090486U JP9048690U JP2513024Y2 JP 2513024 Y2 JP2513024 Y2 JP 2513024Y2 JP 1990090486 U JP1990090486 U JP 1990090486U JP 9048690 U JP9048690 U JP 9048690U JP 2513024 Y2 JP2513024 Y2 JP 2513024Y2
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JP
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temperature
switch
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heater
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青戸  一義
昭雄 有中
博史 日比
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は被加熱体の異常加熱を防止する加熱制御装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の加熱制御装置は、例えばアイロンのベースの
異常加熱を防止するために用いられるが、従来のアイロ
ン、例えば特開昭63-279900号公報においては、ヒータ
と直列接続されたリレー等の1つの開閉器をマイコン等
の制御手段の出力に基づいて開閉する構成であるので、
リレー接点が溶着したり、リレー駆動手段が故障する
と、温度ヒューズが作用するまでヒータに通電されつづ
けて被加熱体であるベースが異常加熱され、合成樹脂製
の各部が熱変形したり、火災等の原因となるという問題
があった。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は上記の点を考慮して成されたもので、リレー
接点の溶着等、開閉器の故障に起因する被加熱体の異常
加熱を確実に防止することを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、被加熱体を加熱するヒータと、前記被加熱
体の温度を検出する温度検出手段と、温度設定手段と、
前記ヒータに直列接続された第1、第2の開閉器を開閉
駆動する第1、第2の駆動手段と、前記温度検出手段と
前記温度設定手段の出力に基づいて前記第2の開閉器を
閉じた後前記第1の開閉器を開閉するように前記第1、
第2の駆動手段を制御する制御手段を備え、該制御手段
は前記温度決定手段で設定される最高温度よりも高く設
定された所定温度を検出すると、前記第2の開閉器を開
成するように前記第2の駆動手段を制御する構成とした
ものである。
(ホ) 作用 正常状態では、第2の開閉器を閉じた後、被加熱体の
温度を設定温度に維持すべく第1の開閉器を開閉するた
め、温度検出手段が最高設定温度よりも高く設定された
所定温度を検出することはない。ところが第1の開閉器
が被加熱体の温度に関係なく閉成状態となると、被加熱
体の温度が上昇し続け前記所定温度に達する。この温度
を温度検出手段が検出すると、制御手段が第2の駆動手
段を作用させて第2の開閉器を開成し、ヒータへの通電
を遮断し、被加熱体の異常加熱を防止する。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を、コードレス式アイロンを例にと
って説明する。
まず、アイロンは、アイロンのベースを加熱するヒー
タ(1)と、ベースの温度を検出するサーミスタ等の温
度検出素子(2)と、この温度検出素子(2)の温度情
報を電気信号に変換する温度検出回路(3)と、この温
度検出回路(3)の電気信号を光などによって送信する
温度情報送信回路(4)と、ベース温度が異常に上昇し
た時溶断してヒータ(1)への通電を断つ温度ヒューズ
(5)と、ヒータ(1)への通電を行なう受電端子
(6)(6)とで構成されている。
アイロンを載置するスタンドは、温度情報送信回路
(4)からの信号を受信する温度情報受信回路(7)
と、使用者が希望のベース温度を設定する温度設定手段
(8)と、ヒータ(1)に直列接続されたリレー等の第
1、第2の開閉器(9)(10)と、これら開閉器(9)
(10)を駆動するための第1、第2の駆動手段(11)
(12)と、前記温度設定手段(8)と温度情報受信回路
(7)から入力される温度情報に基づいて、第1、第2
の駆動手段(11)(12)へ制御信号を出力するマイクロ
コンピュータ等より成る制御手段(13)、及び受電端子
(6)(6)と接続される給電端子(14)(14)とで構
成されている。
次に動作について第2図を参照して説明する。アイロ
ンをスタンドに接続し、スタンドを電源に接続する温度
制御が開始され、制御手段(13)は第2の開閉器(10)
を閉じるための信号を第2の駆動手段(12)へ出力す
る。次に、制御手段(13)は温度設定手段(8)の出力
に基づき、温度設定が「切」の場合は第1の開閉器
(9)を開成するための信号を第1の駆動手段(11)に
出力する。温度設定が「切」以外の場合は、温度情報受
信回路(7)からの受信に基づいて、ベースの温度が異
常状態検出温度(θ)よりも大きいか否か検出する。こ
の温度(θ)は、最も高い設定温度「高」(200℃)の
時のオーバーラン温度(約230℃)を考慮して250℃に設
定されている。また、温度ヒューズ(5)は、ベースが
温度(θ)に達するまでは溶断しないように設定してい
る。
正常時は、ベース温度が前記温度(θ)を越えること
はないので、制御手段(13)は、現在の設定温度とベー
スの検出温度を比較し、検出温度が設定温度を上まわる
と第1の開閉器(9)を開成し、一方、下まわると第2
の開閉器(9)を閉成するように、第2の駆動手段(1
1)に制御信号を出力する。この動作が繰り返される。
ところが、第1の開閉器(9)、或いは第1の駆動手
段(11)の故障によって、第1の開閉器(9)が閉成し
たままの状態となると、ヒータ(1)への通電が継続さ
れ、ベースの温度が設定温度を越えて上昇し続ける。そ
してベースの温度が温度(θ)に達したことが温度上昇
受信回路(7)の信号により判明すると、制御手段(1
3)は第2の開閉器(10)を開くための制御信号を第2
の駆動手段(12)に出力する。その結果、第2の開閉器
(10)が開成しとヒータ(1)への通電を温度ヒューズ
(5)が溶断する前に遮断し、ベースの異常加熱による
各部の熱変形や、火災の発生等の事態を未然に防止す
る。また、温度ヒューズ(5)の交換を不要とすること
ができる。
(ト) 考案の効果 第1の開閉器の溶着状態による異常加熱の場合、温度
検出手段が温度設定手段で設定される最高温度より高い
温度を検出すると、温度過昇防止器が通電停止する前に
制御手段は第2の開閉器を開く。故にヒータへの通電を
遮断する時の温度が従来より低くなるので、各部品の熱
損害が小さい。
更に温度設定手段で設定される最高温度より高い温度
を検出し、制御手段に出力する事により、制御手段は第
1の開閉器が溶着している事を判定する。この様に第1
の開閉器の故障を制御手段自体を用いて判定するため、
従来の様に別途専用の接点故障検知回路等を設ける必要
がなく、構成を簡素化できる。
また第1の開閉器と第2の開閉器が共に故障した時、
温度過昇防止器が動作しヒータへの通電を遮断し、火災
の発生を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図は同実施例の動作を示すフローチャートである。 (1)……ヒータ、(2)……温度検出素子、(3)…
…温度検出回路、(8)……温度設定手段、(9)(1
0)……開閉器、(11)(12)……駆動手段、(13)…
…制御手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースを加熱するヒータと温度過昇防止器
    を有するアイロンと、第1および第2の開閉器と温度設
    定手段と制御手段とを有し、かつ前記アイロンを載置し
    給電するスタンドと、前記ベースの温度を検出する温度
    検出手段とを備え、前記制御手段は前記第2の開閉器を
    閉じ前記第1の開閉器を開閉し、前記検出温度を設定温
    度に維持し、前記温度検出手段が前記温度設定手段で設
    定される最高温度より高い温度を検出すると、前記制御
    手段は前記温度過昇防止器が通電停止する前に前記第2
    の開閉器を開く事を特徴とするコードレスアイロン。
JP1990090486U 1990-08-28 1990-08-28 コ―ドレスアイロン Expired - Fee Related JP2513024Y2 (ja)

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