JPH06274761A - 商品売上登録装置 - Google Patents

商品売上登録装置

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JPH06274761A
JPH06274761A JP5744693A JP5744693A JPH06274761A JP H06274761 A JPH06274761 A JP H06274761A JP 5744693 A JP5744693 A JP 5744693A JP 5744693 A JP5744693 A JP 5744693A JP H06274761 A JPH06274761 A JP H06274761A
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JP
Japan
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product
customer
clerk
information
bag
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Pending
Application number
JP5744693A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ito
直樹 伊藤
Mitsunori Kono
光則 紅野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06274761A publication Critical patent/JPH06274761A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図り、不正登録を防止し得る商品売
上登録装置を提供する。 【構成】 店員操作スペース18とこの店員操作スペー
ス18の両側に隣接されて互いに向い合う二つの顧客操
作スペース19とを有するチェックアウトカウンタ42
を設け、顧客操作スペース19のそれぞれの一側に自動
包装機28を相対向させて隣接し、顧客操作スペース1
9のそれぞれに顧客21の操作により商品情報の登録処
理を行う情報入力部22を設け、店員操作スペース18
内に店員20により操作されるキーボード23とドロワ
24とR/Jプリンタ25とを配設し、個々の情報入力
部22からの情報を出力する少なくとも二つの表示部2
6をチェックカウンタ42に設ける。さらに、正規の登
録処理がなされたときにのみ、情報入力部22と自動包
装機28の商品投入孔32との間を一定時間開放する衝
立46を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報入力部の近傍に配
置された買物袋を顧客の移動領域に対向する袋搬出孔ま
で搬送する商品売上登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−265997号公報に
記載されているように、読取部と搬入部と振分コンベア
と排出部とストッカとを直線状に配列し、読取部におい
てバーコードスキャナにより商品情報を入力し、その商
品を搬入コンベアを介して振分コンベアに送り、読み取
った商品情報とPLUファイルに格納された重量データ
とが一致したときにのみ、振分コンベアにより商品を搬
出コンベアを介して袋詰部に排出させ、バーコードスキ
ャナが商品情報を正しく読み取れなかった場合、また、
顧客が意識的に商品情報の読み取り動作をしないで搬入
コンベアに置いた場合、或いは、顧客が意識的にバーコ
ードスキャナで読み取った商品以外の商品を搬入コンベ
アに置いた場合には、振分コンベアにより商品を正規の
搬出コンベアとは異なるストックコンベアに振り分ける
ようにしたチェックアウト装置が提案されている。
【0003】次に、特開昭61−128381号公報に
開示された発明を図13に示す。すなわち、例示するチ
ェックアウトカウンタ1は、支持台が端面に突設された
サッカー台状の本体ハウジング2の先端部の上面にはキ
ーボード3やオーバーヘッドスキャナ4等からなる情報
入力部5が設けられており、この情報入力部5に隣接し
た前記本体ハウジング2の上面に商品投入孔6が形成さ
れている。そして、この商品投入孔6内には上面が開口
した買物袋(図示せず)を上下方向に移動自在に保持する
袋保持機構であるリフト7が設けられており、このリフ
ト7の最下位置と連続する位置に袋搬送機構であるベル
トコンベヤ8が設けられている。つまり、このベルトコ
ンベヤ8はチェックアウトカウンタ1の本体ハウジング
2に内蔵されており、この本体ハウジング2の末端部の
内部には前記ベルトコンベヤ8で搬送された買物袋が積
載される保持部9が設けられている。ここで、この保持
部9は前記本体ハウジング2の末端部に設けられた開閉
カバー10に一体化されており、これら開閉カバー10
と保持部9とで袋搬出孔11が形成されている。なお、
このチェックアウトカウンタ1では、前記袋搬出孔11
上に位置する前記本体ハウジング2の上面に顧客用の情
報入力部12が設けられており、この情報入力部12は
キーボード13とディスプレイ14及びカードリーダ1
5等で形成されている。また、このチェックアウトカウ
ンタ1では、前記商品投入孔6に開閉自在な開閉カバー
16が設けられており、これは一人の顧客に対する登録
処理の開始時に開放されて登録処理の完了時に閉止され
るようになっている。
【0004】したがって、このチェックアウトカウンタ
1では、図13において本体ハウジング2の手前側に店
員が位置して奥側を顧客が移動するようになっており、
本体ハウジング2は顧客の移動方向と平行に細長くなっ
ている。また、このチェックアウトカウンタ1では、例
えば、予め店員はキーボード3の手動操作で商品投入孔
6の開閉カバー16を開放させるなどして商品投入孔6
内のリフト7上に買物袋(図示せず)をセットし、このセ
ット完了後にキーボード3の手動操作で開閉カバー16
を閉止して不正を防止するようになっている。なお、こ
のような買物袋のセットを登録処理の開始時に行なうこ
とも可能である。
【0005】そこで、購入する商品を格納した買物カゴ
を顧客が本体ハウジング2の先端部の支持台上に載置す
ると、店員はキーボード3の手動操作で登録処理の開始
を入力して商品投入孔6の開閉カバー16を開放する。
そこで、この店員は買物カゴから商品を取出して情報入
力部5のキーボード3の手動操作やオーバーヘッドスキ
ャナ4のバーコード読取で登録処理し、この登録処理が
完了した商品は商品投入孔6内に投入されることにな
る。このようにすることで、商品情報が登録処理された
商品がリフト7上に位置する買物袋内に格納されるの
で、このチェックアウトカウンタ1では、バーコードで
操作入力された商品情報内の重量値と、リフト7が実測
した重量値とを比較して商品の整合を確認するようにな
っている。そして、このような作業が全商品に対して完
了すると、店員はキーボード3の手動操作で登録処理の
完了を入力して商品投入孔6の開閉カバー16を閉止す
る。
【0006】すると、商品を格納した買物袋はリフト7
で本体ハウジング2の底部に移動してからベルトコンベ
ヤ8で袋搬出孔11まで搬送されて保持部9上に載置さ
れるが、この状態では保持部9と一体化された開閉カバ
ー10はロックされている。そこで、この開閉カバー1
0上に位置するディスプレイ14には合計金額が表示さ
れるので、この合計金額を視認した顧客がクレジットカ
ード(図示せず)をカードリーダ15に挿入してキーボー
ド13で暗証番号等を操作入力すると、開閉カバー10
は開閉自在となって顧客は保持部9上の買物袋を取出す
ことができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−26599
7号公報に記載された発明は、商品情報が正しく読み取
られた場合の商品を流すために、読取部と搬入コンベア
と振分コンベアと搬出コンベアと袋詰部とを直線状に配
列しなければならず全長が長くなる欠点がある。
【0008】また、図13に示すチェックアウトカウン
タ1では、商品を格納した買物袋はリフト7やベルトコ
ンベヤ8で袋搬出孔11まで搬送されるので、店員の作
業負担が軽減されて作業能率が向上することになる。そ
して、このチェックアウトカウンタ1では、商品投入孔
6の開閉カバー16を一人の顧客に対する登録処理の開
始と完了とに同期させて開閉することで、登録処理の開
始以前や完了以後に顧客が買物袋に商品を投入するよう
な不正を防止するようになっている。
【0009】しかし、実際には一人の顧客に対する登録
処理の最中に店員が他所に移動するようなことがあり、
この場合は店員がキーボード3の手動操作で開閉カバー
16を閉止してから他所に移動し、帰還した店員がキー
ボード3の手動操作で開閉カバー16を開放してから登
録処理を再開することになる。しかし、これでは店員の
操作が煩雑で作業負担の増大や作業能率の低下を招くこ
とになるので好ましくない。
【0010】特に現在では商品情報の登録処理や商品の
買物袋への投入を顧客が行なうセルフスキャニングシス
テムも提案されており、この場合は買物袋に自由に商品
が投入できると不正を誘発することになって望ましくな
い。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一人の店員用の店員操作スペースとこの店員操作スペー
スの両側に隣接されて互いに向い合う二つの顧客操作ス
ペースとを有するチェックアウトカウンタを設け、前記
顧客操作スペースのそれぞれの一側に自動包装機を相対
向させて隣接し、前記顧客操作スペースのそれぞれに前
記顧客の操作により商品情報の登録処理を行う情報入力
部を設け、前記店員操作スペース内に前記店員により操
作される売上会計処理用のキーボードとドロワと前記情
報入力部からの情報を出力するR/Jプリンタとを配設
し、個々の前記情報入力部からの情報を出力する少なく
とも二つの表示部を前記チェックカウンタに設けた。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、個々の顧客操作スペースの近傍から相対向
する自動包装機の間を通る二つの商品搬送機構を配設し
た。
【0013】請求項3記載の発明は、顧客の操作により
商品情報の登録処理を行う情報入力部を設け、この情報
入力部の近傍に配置された上面開口の商品投入孔と、こ
の商品投入孔から離反された袋搬出孔と、前記商品投入
孔の下方に配置されて上面が開口された買物袋を保持す
る袋保持機構と、この袋保持機構で保持された前記買物
袋を前記袋搬出孔まで搬送する袋搬送機構とを有する自
動包装機を設け、衝立駆動部に駆動されて前記情報入力
部と商品投入孔との間を開閉する衝立を設け、前記情報
入力部からの入力に基づき商品情報を正規に登録処理し
たときにのみ前記情報入力部と前記商品投入孔との間を
前記衝立で一定時間閉止するように前記衝立駆動部の動
作を制御する衝立制御手段を設けた。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は、顧客による情報入力部
の操作により商品情報が登録され、その商品情報は表示
部から出力される。また、店員によるキーボードの操作
により、登録された商品情報に基づいてデータが表示部
から出力されるとともにR/Jプリンタから出力され
る。さらに、商品情報が登録された商品は顧客自身の手
により自動包装機に送り込まれ、ここで商品の包装が行
われる。この場合、店員が操作するキーボード等の機器
が設けられた店員操作スペースと、顧客が操作する情報
入力部が設けられた二つの顧客操作スペースとは近接配
置されているため、チェックアウトカウンタを小型化す
ることができ、また、自動包装機が顧客操作スペースの
一側に隣接されているため、商品の搬送経路を短縮する
ことができる。さらに、顧客操作スペースが店員操作ス
ペースの両側に近接されて対向配置されているため、複
数の顧客の不自然な動作を一人の店員により容易に監視
することができ、これに伴い、顧客による不正な登録処
理を防止することが可能となる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成による作用の他に、自動包装機では包装し難い
商品を商品搬送機構により搬出することができ、或いは
商品情報が正規に読み取れなかった商品を店員側の入力
操作で再登録して商品搬送機構により搬出することがで
きる。
【0016】請求項3記載の発明は、正規に商品が登録
処理されたときに衝立を情報入力部と商品投入孔との間
から退避されるため、袋保持機構に保持されて商品投入
孔内で開口する買物袋への商品の投入が許容され、商品
が投入された買物袋が袋搬送機構により袋搬出孔に搬出
される。また、商品が登録処理されるまでは情報入力部
と商品投入孔を衝立により遮蔽されるため、未登録の商
品を顧客が商品投入孔に投入する不正を防止することが
可能である。しかも、開放された衝立は一定時間後に閉
止方向に駆動されるため、店員による衝立の閉止操作を
省略することが可能となり、店員の作業負担の軽減や作
業能率の向上に寄与することができる。
【0017】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。17はチェックアウトカウンタで、こ
のチェックアウトカウンタ17には、一つの店員操作ス
ペース18と、この店員操作スペース18の両側に隣接
されて互いに向い合う二つの顧客操作スペース19とが
形成されている。これらの店員操作スペース18と顧客
操作スペース19とは連続的に形成されているが、チェ
ックアウトカウンタ17を分離して個々に独立的に配設
してもよい。すなわち、チェックアウトカウンタ17
は、店員操作スペース18に位置する店員20と顧客操
作スペース19に位置する顧客21とが二等辺三角形の
角部に位置する形状を有する。
【0018】また、顧客操作スペース19のそれぞれに
は顧客21の操作により商品情報の登録処理を行う情報
入力部としてのバーコードスキャナ22が設けられ、店
員操作スペース18には、店員20により操作される売
上会計処理用のキーボード23と、上方に開放されるド
ロワ24と、個々のバーコードスキャナ22からの情報
を出力するR/J(レシート/ジャーナル)プリンタ2
5とが一人の店員20の操作範囲内に位置させて二組ず
つ配設されている。すなわち、個々のキーボード23と
ドロワ24とR/Jプリンタ25とディスプレイ26と
により、電子キャッシュレジスタが形成される。さら
に、チェックアウトカウンタ17には、個々のバーコー
ドスキャナ22からの情報を出力する二つの表示部とし
てのディスプレイ26が設けられている。これらのディ
スプレイ26は、店員20と一方の顧客21とに向けら
れているため、店員20と顧客21とで共用することが
できる。もちろん、店員用と顧客用とに分けて設けても
よいものである。さらに、店員操作スペース18の下方
には、ドロワ24の真下に位置する電子秤27が設けら
れている。この電子秤27は、バーコードが付されてい
ない商品の重量を店員20が計量するためのものであ
る。
【0019】さらに、顧客操作スペース19のそれぞれ
の一側には自動包装機28が相対向されて隣接され、反
対側にはカート29が置かれるスペースが形成されてい
る。自動包装機28の本体ハウジング30のそれぞれの
内側には、店員20が商品情報を登録するハンドスキャ
ナ31が着脱自在に保持されている。また、本体ハウジ
ング30には、それぞれ上面が開口された商品投入孔3
2と袋搬出孔33とが二つずつ形成され、これらの商品
投入孔32の下部と袋搬出孔33の下部との間にはベル
トコンベアによる袋搬送機構34が設けられている。さ
らに、商品投入孔32には、図3に示すように買物袋3
5をその上縁を開放した状態で保持する袋保持機構36
が設けられている。買物袋35は、図4に例示するよう
に、ミシン目37をもって分離自在に連続されたシート
体としてロール状に巻回されており、本実施例では図3
に示すように本体ハウジング30において正逆回転自在
のローラ38及びベルト39に挾持されている。袋保持
機構36は、買物袋35の両側を保持する正逆回転自在
のベルト40と買物袋35の両面を把持するクランプア
ーム41とよりなる。
【0020】このような構成において、袋保持機構36
による買物袋35のセット方法を図4に基づいて以下に
詳述する。まず、同図(a)に例示するように、シート状
に巻回されて扁平な買物袋35をローラ38及びベルト
39,40により商品投入孔32の下に配送し、この状
態で買物袋35の上端部をクランプアーム41でキャッ
チしてからローラ38及びベルト39を逆転させる。こ
のようにすることで、同図(b)に例示するように、クラ
ンプアーム41で保持された一番目の買物袋35はミシ
ン目37で二番目以下の買物袋35から分離されるの
で、同図(c)に例示するように、この状態でクランプア
ーム41が両側に移動することで買物袋35は開口した
状態で商品投入孔32下に保持されることになる。
【0021】登録モードにおいて、顧客21がカート2
9内の商品を個々に取出してバーコードスキャナ22で
商品情報を登録処理するが、バーコードスキャナ22か
ら入力された商品情報と、PLUファイル(図示せず)
から検索した商品データとが一致することにより一つの
商品の商品情報の登録処理が完了する。この商品情報は
ディスプレイ26に表示される。登録処理された商品は
商品投入孔32内の買物袋35に投入される。そして、
一人分の顧客21の登録処理が完了すると、店員20が
キーボード23の現計キーを押すことにより、R/Jプ
リンタ25により印字されてレシートが発行されるとと
もにドロワ24が開放され、店員20は顧客21の精算
を待つ。他方では、買物袋35が袋搬送機構34により
袋搬出孔33に搬出される。この袋搬出孔33に搬出さ
れた買物袋35は、精算を終えた顧客21に取り出され
る。そして、次の顧客21のためにの買物袋35が前述
したように袋保持機構36により商品投入孔32の下方
にセットされる。
【0022】以上のように、店員20が操作するキーボ
ード23、ドロワ24、R/Jプリンタ25等の機器が
設けられた店員操作スペース18と、顧客21が操作す
るバーコードスキャナ22が設けられた二つの顧客操作
スペース19とは近接配置されているため、チェックア
ウトカウンタ17を小型化することができる。また、自
動包装機28が顧客操作スペース19の一側に隣接され
ているため、商品の搬送経路を短縮することができる。
さらに、顧客操作スペース19が店員操作スペース18
の両側に近接されて対向配置されているため、複数の顧
客21の不自然な動作を一人の店員20により容易に監
視することができ、これに伴い、顧客21による不正な
登録を少なくすることが可能となる。以上は請求項1記
載の発明に対応する作用である。
【0023】次いで、本発明の第二の実施例を図5ない
し図12に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は
同一符号を用い説明も省略する。本実施例のチェックア
ウトカウンタ42は、一つの店員操作スペース18と、
この店員操作スペース18の両側に隣接されて互いに向
い合う二つの顧客操作スペース19とが形成されてい
る。店員操作スペース18に位置する店員20と顧客操
作スペース19に位置する顧客21とが二等辺三角形の
角部に位置する形状を有する。
【0024】また、顧客操作スペース19のそれぞれに
は顧客21の操作により商品情報の登録処理を行う情報
入力部としてのバーコードスキャナ22が設けられ、店
員操作スペース18には、店員20によりキーボード2
3と、ドロワ24と、個々のバーコードスキャナ22か
らの情報を出力するR/Jプリンタ25と、ハンドスキ
ャナ31とが一人の店員20の操作範囲内に位置させて
二組ずつ配設されている。ここで、ドロワ24は上下方
向に開閉されるもので、閉止状態ではチェックアウトカ
ウンタ42の平面に対して平らである。また、ドロワ2
4は電子秤27の受け皿として兼用されている。ドロワ
24の重量は中身の金銭の多少により変化し、電子秤2
7の受け皿としての風袋に変化が生ずるが、そのゼロ調
整については後述する。
【0025】また、顧客操作スペース19のそれぞれの
一側には自動包装機28が隣接され、さらに、店員操作
スペース18の正面から個々の顧客操作スペース19の
前面を通り相対向する自動包装機28に向けて延出され
た二つの商品搬送機構としてのベルトコンベア43が設
けられている。これらのベルトコンベア43の先端部に
は複数のローラを平行に配列してなるストッカ44が設
けられている。
【0026】そして、相対向するベルトコンベア43の
間は仕切板45により仕切られている。さらに、個々の
バーコードスキャナ22と商品投入孔32との間には衝
立46が開閉自在に設けられ、さらに、個々の顧客操作
スペース19の前面とベルトコンベア43との間には衝
立47が開閉自在に設けられている。これらの衝立4
6,47のそれぞれは、図7に示すように、ステッピン
グモータ51,52に直結された円板50に螺子止めさ
れ、これらのステッピングモータ51,52はチェック
アウトカウンタ42の天板の下面に螺子により固定され
ている。すなわち、衝立46,47は、顧客操作スペー
ス19と自動包装機28との間の隙間、或いは、顧客操
作スペース19とベルトコンベア43との間の隙間から
出没するように支持されている。
【0027】次いで、図8に電子回路を示す。前記キー
ボード23と前記ドロワ24と前記R/Jプリンタ25
と前記ディスプレイ26とにより、電子キャッシュレジ
スタ52が形成されている。これは前記実施例において
も同様である。すなわち、電子キャッシュレジスタ52
の電子回路は、CPU53に、キーボード23、ドロワ
24、R/Jプリンタ25、ディスプレイ26、プログ
ラム等の固定データが書き込まれたROM54、可変デ
ータが書き込まれるRAM55、タイミングクロック5
6、伝送コネクタ57等を配線した構造となっており、
この伝送コネクタ57に、バーコードスキャナ22、電
子秤27、自動包装機28、ハンドスキャナ31、衝立
駆動部としての衝立制御回路58等が接続されている。
この衝立制御回路58には前記ステッピングモータ4
8,49が接続されている。また、ドロワ24のドロワ
開閉装置24aはバスライン上でCPU53に接続され
ている。
【0028】図9に示すように、前記RAM55は種々
のファイルを有する。図9(a)は顧客単位の合計金額
のデータを格納するメインアイテムアイザファィル5
9、同図(b)は一定期間内の売上げ額の合計金額を格
納する現計合計ファイル60、同図(c)は商品情報を
格納するPLU(Price Look Up)ファイル61であ
る。PLUファイル61に格納された商品情報は、商品
コード62、商品名称63、単価64、点数65、金額
66等の情報である。
【0029】前記CPU53は、バーコードスキャナ2
2からの入力に基づき商品情報を正規に登録処理したと
きにのみバーコードスキャナ22と商品投入孔32との
間を衝立46で一定時間閉止するとともに、顧客操作ス
ペース19とベルトコンベア43との間を衝立47で一
定時間閉止するように前記衝立制御回路58の動作を制
御する衝立制御手段としての機能をも有するものであ
る。
【0030】このような構成において、商品情報の登録
処理は前記実施例と同様に顧客21によりなされるが、
本実施例においても、店員20が操作するキーボード2
3等の機器が設けられた店員操作スペース18と、顧客
21が操作するバーコードスキャナ22が設けられた二
つの顧客操作スペース19とは近接配置されているた
め、チェックアウトカウンタ42を小型化することがで
きる。また、自動包装機28が顧客操作スペース19の
一側に隣接されているため、商品の搬送経路を短縮する
ことができる。さらに、顧客操作スペース19が店員操
作スペース18の両側に近接されて対向配置されている
ため、複数の顧客21の不自然な動作を一人の店員20
により容易に監視することができ、これに伴い、顧客に
よる不正な登録を少なくすることが可能である。これも
請求項1記載の発明による作用である。さらに、電子秤
27はドロワ24を受け皿として利用し、閉止状態のド
ロワ24はチェックアウトカウンタ42の一部として利
用し得るため、装置としての小型化にさらに寄与するこ
とができる。
【0031】また、自動包装機28では包装し難い商品
をベルトコンベア43により搬出することができ、或い
は商品情報が正規に読み取れなかった商品の情報を店員
20がハンドスキャナ27或いはキーボード23を用い
て再登録してベルトコンベア43により搬出することが
できる。これは請求項2記載の発明に対応する作用であ
る。
【0032】次に、本実施例における商品情報の具体的
な登録処理について述べる。登録モードでは、電源を投
入してベルトコンベア43を駆動する状態においてスキ
ャナ入力動作が行われる。すなわち、商品情報はバーコ
ードスキャナ22により入力され、自動包装機28の商
品投入孔32の買物袋35に投入されるが、本実施例に
おいては、自動包装に適しない商品や大型の商品はベル
トコンベア43に載置される。
【0033】ここで、図10に示すフローチャートを参
照してスキャナ入力処理について述べる。登録モードに
おいて、バーコードスキャナ22により読み取った商品
コードがPLUファイル61内の該当コードと一致する
場合には、その該当コードに対応する商品の点数、金額
等が加算され、メインアイテムアイザファイル59に金
額が加算され、続いて、R/Jプリンタ25及びディス
プレイ26により、商品の品名、金額が出力される。す
なわち、印字と表示とがなされる。このように、商品情
報が正規に登録処理された場合には、CPU53の指令
により衝立制御回路58がステッピングモータ48,4
9を正方向に所定ステップ駆動するため、衝立46,4
7が下方回動する。これにより、衝立46はバーコード
スキャナ22と商品投入孔32との間を開放し、衝立4
7は顧客操作スペース19とベルトコンベア43との間
を開放する。これにより、商品情報を正しく登録処理し
た商品を商品投入孔32に投入し、或いはベルトコンベ
ア43に載せることが可能である。そして、一定時間
(例えば5sec )経過すると、この経過時間をカウント
するカウンタ(図示せず)がタイムアップするため、C
PU53の指令により衝立制御回路58がステッピング
モータ48,49を逆方向に所定ステップ駆動するた
め、衝立46,47が上方に回動する。これにより、衝
立46はバーコードスキャナ22と商品投入孔32との
間を閉止し、衝立47は顧客操作スペース19とベルト
コンベア43との間を閉止する。
【0034】したがって、商品情報が登録処理されない
商品、バーコードスキャナ22により読み取れなかった
商品、PLUファイル61の該当コードにない商品等
を、商品投入孔32に投入したりコンベア43上に載せ
ることが禁止される。これら商品情報の登録がなされな
かった商品も、故意に衝立46,47を超えて商品投入
孔32に投入し、或いはベルトコンベア43に載せるこ
とは必ずしも不可能ではないが、この場合には顧客21
の動作が極めて不自然且つ大きく、しかも、現計キーを
操作するまでは特に操作をする必要のない店員20が、
極めて近く見易い位置で顧客21を監視することができ
るため、顧客21の不正を極めて有効に防止することが
できる。また、一回の商品情報の登録処理に見合う一定
時間経過後には、衝立46,47が自動的に閉止される
ため、店員20による衝立46,47の閉止操作を省略
することが可能となり、店員20の作業負担の軽減や作
業能率の向上に寄与することができる。このように、衝
立46の開閉による作用は、請求項3記載の発明による
作用である。
【0035】なお、バーコードスキャナ22による正規
の登録処理がなされた場合にのみベルトコンベア43を
駆動させるプログラムを設定することにより、登録処理
をしない商品をベルトコンベア43により袋搬出孔33
側のストッカ44に搬出することが禁止されるため、顧
客操作スペース19とベルトコンベア43との間の衝立
47を省略することもできる。
【0036】また、バーコードスキャナ22を用いての
顧客21による商品情報の登録処理が不成立の場合に
は、その商品を店員20に手渡し、店員20がハンドス
キャナ31或いはキーボード23により商品情報を入力
することにより、ベルトコンベア43を駆動させ、店員
20により商品情報を読み取った商品をベルトコンベア
43上に置かせる使用形態を選択することも可能であ
る。
【0037】顧客単位での商品情報の登録処理が終了す
ると、店員20がキーボード23の現計キー処理を実行
するが、その動作を図11に示す。登録モードであるこ
とを判断したのちに、前述したように、メインアイテム
アイザファイル59の内容(一人の顧客21の売上げ合
計額、預かり金、釣銭等)は、R/Jプリンタ25によ
り印字されるとともに、ディスプレイ26により表示さ
れる。また、メインアイテムアイザファイル59の内容
が現計合計器に加算され、ドロワ開閉装置24aにより
ドロワ24が開放される。この動作の後、CPU52の
制御により自動包装機28に商品終了コマンドが入力さ
れる。この後、メインアイテムアイザファイル59の内
容がクリアされ、ドロワ24がドロワ開閉装置24aに
より閉止される。このドロワ閉止の信号はドロワ開閉装
置24aからCPU53に入力され、CPU53から電
子秤27にゼロ設定コマンドが送信される。前述したよ
うに、電子秤27は風袋が変化するドロワ24を受け皿
として利用しているが、このゼロ設定コマンドを受けて
風袋のゼロ調整がなされる。
【0038】次に、自動包装機28の動作について、図
12のフローチャートを参照して述べる。電源投入の
後、商品投入孔32における買物袋35の有無が図示し
ないセンサにより検出され、買物袋35がないと判断さ
れた場合には、前記実施例において説明した方法で買物
袋35がセットされる。そして、商品の登録処理の進行
とともに、買物袋35への商品の投入が行われ、CPU
53から商品終了コマンドが送られると、買物袋35が
袋搬送機構34上にセットされ、袋搬送機構34が駆動
される。これにより、買物袋35が袋搬出孔33に送り
出される。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
店員が操作するキーボード等の機器が設けられた店員操
作スペースと、顧客が操作する情報入力部が設けられた
二つの顧客操作スペースとは近接配置されているため、
チェックアウトカウンタを小型化することができ、ま
た、自動包装機が顧客操作スペースの一側に隣接されて
いるため、商品の搬送経路を短縮することができ、さら
に、顧客操作スペースが店員操作スペースの両側に近接
されて対向配置されているため、複数の顧客の不自然な
動作を一人の店員により容易に監視することができ、こ
れに伴い、顧客による不正な登録処理を防止することが
できる等の効果を有する。
【0040】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、個々の顧客操作スペースの近傍から相対向
する自動包装機の間を通る二つの商品搬送機構を配設し
たので、請求項1記載の発明の構成による効果の他に、
自動包装機では包装し難い商品を商品搬送機構により搬
出することができ、或いは商品情報が正規に読み取れな
かった商品を店員側の入力操作で再登録して商品搬送機
構により搬出することができる等の効果を有する。
【0041】請求項3記載の発明は、上述のように、衝
立駆動部に駆動されて情報入力部と自動包装機の商品投
入孔との間を開閉する衝立を設け、情報入力部からの入
力に基づき商品情報を正規に登録処理したときにのみ情
報入力部と商品投入孔との間を衝立で一定時間閉止する
ように衝立駆動部の動作を制御する衝立制御手段を設け
たので、正規に商品が登録処理されたときに衝立を情報
入力部と商品投入孔との間から退避することができるた
め、商品投入孔内で開口する買物袋への商品の投入を許
容することができ、また、商品が登録処理されるまでは
情報入力部と商品投入孔を衝立により遮蔽されるため、
未登録の商品を顧客が商品投入孔に投入する不正を防止
することができ、しかも、開放された衝立は一定時間後
に閉止方向に駆動されるため、店員による衝立の閉止操
作を省略することが可能となり、店員の作業負担の軽減
や作業能率の向上に寄与することができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す平面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】自動包装機の袋保持機構の構造を概念的に示す
側面図である。
【図4】シート体から買物袋を分離しその上縁を開放す
る状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第二の実施例を示す平面図である。
【図6】斜視図である。
【図7】衝立を開閉させる構造を示す分解斜視図であ
る。
【図8】電子回路図である。
【図9】RAMのエリアを示す説明図である。
【図10】スキャナ入力処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】現計キー処理を示すフローチャートである。
【図12】自動包装機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
17 チェックアウトカウンタ 18 店員操作スペース 19 顧客操作スペース 20 店員 21 顧客 22 情報入力部 23 キーボード 24 ドロワ 25 R/Jプリンタ 26 表示部 28 自動包装機 32 商品投入孔 33 袋搬出孔 34 袋搬送機構 35 買物袋 36 袋保持機構 42 チェックアウトカウンタ 43 商品搬送機構 46 衝立 53 衝立制御手段 58 衝立駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一人の店員用の店員操作スペースとこの
    店員操作スペースの両側に隣接されて互いに向い合う二
    つの顧客操作スペースとを有するチェックアウトカウン
    タを設け、前記顧客操作スペースのそれぞれの一側に自
    動包装機を相対向させて隣接し、前記顧客操作スペース
    のそれぞれに前記顧客の操作により商品情報の登録処理
    を行う情報入力部を設け、前記店員操作スペース内に前
    記店員により操作される売上会計処理用のキーボードと
    ドロワと前記情報入力部からの情報を出力するR/Jプ
    リンタとを配設し、個々の前記情報入力部からの情報を
    出力する少なくとも二つの表示部を前記チェックカウン
    タに設けたことを特徴とする商品売上登録装置。
  2. 【請求項2】 個々の顧客操作スペースの近傍から相対
    向する自動包装機の間を通る二つの商品搬送機構を配設
    したことを特徴とする請求項1記載の商品売上登録装
    置。
  3. 【請求項3】 顧客の操作により商品情報の登録処理を
    行う情報入力部を設け、この情報入力部の近傍に配置さ
    れた上面開口の商品投入孔と、この商品投入孔から離反
    された袋搬出孔と、前記商品投入孔の下方に配置されて
    上面が開口された買物袋を保持する袋保持機構と、この
    袋保持機構で保持された前記買物袋を前記袋搬出孔まで
    搬送する袋搬送機構とを有する自動包装機を設け、衝立
    駆動部に駆動されて前記情報入力部と商品投入孔との間
    を開閉する衝立を設け、前記情報入力部からの入力に基
    づき商品情報を正規に登録処理したときにのみ前記情報
    入力部と前記商品投入孔との間を前記衝立で一定時間閉
    止するように前記衝立駆動部の動作を制御する衝立制御
    手段を設けたことを特徴とする商品売上登録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203554A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Nec Infrontia Corp レジ精算装置およびレジ精算方法

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