JPH0627475U - 自転車用発電機の取付構造 - Google Patents

自転車用発電機の取付構造

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JPH0627475U
JPH0627475U JP7016492U JP7016492U JPH0627475U JP H0627475 U JPH0627475 U JP H0627475U JP 7016492 U JP7016492 U JP 7016492U JP 7016492 U JP7016492 U JP 7016492U JP H0627475 U JPH0627475 U JP H0627475U
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JP
Japan
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rotor
hub body
hub
mounting structure
convex portion
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Pending
Application number
JP7016492U
Other languages
English (en)
Inventor
忍 原
光利 須永
Original Assignee
サンデン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータをハブ体に、容易にかつ所定位置に精
度よく取り付けることができるようにする。 【構成】 ハブ軸1にステータ6を固定し、ハブ軸1に
回転自在に支持されたハブ体2に、直接ロータ12を固
定した自転車用発電機において、ロータ12とハブ体2
との取付面に、互に嵌合する凸部20および孔又は凹部
21を設けた自転車用発電機の取付構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車用発電機の取付構造に関し、とくに、ハブ軸部分に取付けら れる、いわゆるハブ軸ダイナモの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の自転車用発電機では、コイルを備えたステータがハブ軸(車輪軸)に 固定され、マグネット片を備えたロータが回転自在なハブ体に固定され、ロータ が車輪の回転とともに回転されることによって発電が行われる。
【0003】 このような自転車用発電機において、ロータをハブ体に固定する方法として、 ロータとは別に固定用部材を設け、該固定用部材とロータとの間にハブ体のフラ ンジ部を挟持して、間接的にロータを固定する方法(たとえば実公平3−491 12号)、および、ロータを固定ボルト等を介して直接ハブ体に固定する方法が ある。前者の方法では、固定のために部品点数が増えるという問題があるが、こ の点、後者の方法では部品点数が少なくて済む。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ロータを直接ハブ体に固定する方法でも、以下のような問題が 残っている。 すなわち、本発電機が取り付けられる部位は、元々、スペース的に狭く、取付 作業の行いづらい部位である。そのため、固定用ボルト等でロータをハブ体に固 定する際、ボルトをねじ穴に位置合せしずらく、殆ど盲作業でねじ穴を探してい るのが実情である。また、ロータ、ハブ体、ステータの中心軸は一致されなけれ ばならないが、ロータの固定用ボルトを締め付ける際、ロータの中心がずれてし まうおそれもある。
【0005】 本考案は、このような問題点に着目し、いわゆるハブ軸ダイナモの取付におい て、ロータをハブ体に、容易にかつ所定位置に精度よく取り付けることができる ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的に沿う本考案の自転車用発電機の取付構造は、ハブ軸にステータを固 定し、ハブ軸に回転自在に支持されたハブ体に、直接ロータを固定した自転車用 発電機の取付構造において、前記ロータの前記ハブ体への取付面および前記ハブ 体の前記ロータへの取付面のいずれか一方に、他方に向かって突出する凸部を設 け、他方に、前記凸部を嵌合する孔又は凹部を設けたものから成る。
【0007】
【作用】
このような自転車用発電機の取付構造においては、ロータおよびハブ体のい ずれか一方に凸部が、他方に該凸部を嵌合する孔又は凹部が設けられ、取付時に 、これら凸部と、孔又は凹部とが、互に嵌合される。この嵌合により、ロータは 、ハブ体に対し所定の位置に、精度よく位置決めされる。
【0008】 この位置決めは、単に凸部と孔又は凹部とを嵌合させるだけであるから、ロー タを、ハブ体に対しおおよその位置にもっていくだけで容易に行われ、狭いスペ ースで、かつたとえ殆んど盲作業となっても、極めて簡単に行い得る。ロータが 所定位置に決められると、固定用ボルトとそのねじ穴の位置も自然に合わされる ことになる。また、凸部と孔又は凹部とが嵌合した状態で固定用ボルトが締め付 けられるので、締付時に中心が狂うこともない。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。 図1ないし図3は、本考案の第一実施例に係る自転車用発電機の取付構造を示 している。図1において、1はハブ軸、2はハブ軸1に回転自在に支持されたハ ブ体を示している。ハブ体2は、玉押し3に支持された鋼球4を介して回転自在 に支持されており、玉押し3はナット5によって固定されている。ステータ6の コイル支持体7は、その中心部がナット5とナット8によって挟まれることによ り、ハブ軸1上に固定されている。ハブ軸1の端部には、ホーク9が嵌挿され、 ホーク9はナット10によりハブ軸1に締結されている。
【0010】 ハブ体2のフランジ2aのが外周部には、円周方向に配列された、放射状に延 びる複数のスポーク11が係合固定されている。一方のフランジ2aの側面には 、ロータ12のロータケース13が固定用のボルト14によって固定されている 。ロータケース13の外径側内周面部には、円周方向に複数のマグネット片15 が配設されている。一方、コイル支持体7の外径側には、円周方向に延びるコイ ル16が設けられている。コイル支持体7には、カバー17が固着されており、 カバー17の外周側は、ロータ12の外周を包み込むように延びてこの間をシー ルしている。ロータ12とスポーク11との間に、弾力性を有する円板状のゴム シート18が介装されている。上記ステータ6とロータ12とで発電機が構成さ れる。
【0011】 このロータ12のロータケース13は、固定用ボルト14を介してハブ体2の フランジ2aに直接固定されている。ロータケース13が固定しやすいように、 ハブ体2のフランジ2aは比較的大径に形成されている。
【0012】 このロータ12(ロータケース13)のハブ体2(のフランジ2a)への取付 面およびハブ体2(のフランジ2a)のロータ12(ロータケース13)への取 付面のいずれか一方に凸部20が、他方に凸部20を嵌合する孔又は凹部21が 設けられている。本実施例では、ロータ12側に凸部20が、ハブ体2のフラン ジ2a側に孔21が設けられている。この関係は逆であってもよい。凸部20の 先端部は、孔21に嵌合されやすいように面取りされ、孔21側も、凸部20を 嵌合しやすいように面取りすることが好ましい。
【0013】 本実施例では、凸部20は、図2に示すように、ロータケース13に、周方向 に120度ピッチで3ケ所設けられている。凸部20の丁度中間角度位置には、 固定用ボルト14用の孔22が3カ所設けられている。
【0014】 凸部20に嵌合する孔21は、図3に示すように、ハブ体2のフランジ2aに 、周方向に120度ピッチで3カ所設けられており、ロータケース13が所定の 取付位置にて、上記凸部20の位置に丁度対応するようになっている。孔21の 丁度中間角度位置には、固定用ボルト14用のねじ穴23が3カ所刻設されてい る。
【0015】 このように構成された実施例装置においては、ロータ12をハブ体2に取付け るに際し、3ケの凸部20が、それぞれ対応する3ケの孔21に嵌合される。凸 部20と孔21との嵌合であるから、ロータ12をおおよそ正規の位置にもって くるだけで、この嵌合は容易に行われる。また、凸部20と孔21は、それぞれ 3ケ所づつ設けられているので、上記嵌合により、ロータ12は、ハブ体2に対 し、精度よく所定の位置に決められ、中心も一致する。
【0016】 この状態で固定用ボルト14を締め付け、ロータ12がハブ体2に直接固定さ れる。凸部20と孔21との嵌合により、締付時にも、上記所定位置関係は保た れるから、良好な精度はそのまま保たれる。
【0017】 図4は、本考案の別の実施例を示している。本実施例においては、介装される ゴムシート30が、内径側に、ロータケース13のボルト14による固定部まで 延びている。そして、凸部20の位置では、凸部20よりも相当大きな穴31が 設けられており、凸部20が容易にゴムシート30を貫通し、孔21に嵌合でき るようになっている。その他の構成、作用は前記実施例に準じる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自転車用発電機の取付構造によるときは、ロー タとハブ体との取付面に、凸部およびそれに嵌合する孔又は凹部を設け、ロータ 取付に際し両者の嵌合によりロータをハブ体に対し所定位置に保持できるように したので、狭いスペースでもロータの取付作業が極めて楽になり、かつ取付精度 も良好に保つことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自転車用発電機の取付
構造の部分縦断面図である。
【図2】図1のA矢視に係るロータの正面図である。
【図3】図1のB矢視に係るハブ体の正面図である。
【図4】本考案の別の実施例に係る自転車用発電機の取
付構造の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハブ軸 2 ハブ体 2a フランジ 3 玉押し 4 鋼球 6 ステータ 7 コイル支持体 9 ホーク 11 スポーク 12 ロータ 13 ロータケース 14 固定用ボルト 15 マグネット片 16 コイル 17 カバー 18、30 ゴムシート 20 凸部 21 孔 22 固定用ボルト用孔 23 ねじ穴 31 ゴムシートに設けられた孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ軸にステータを固定し、ハブ軸に回
    転自在に支持されたハブ体に、直接ロータを固定した自
    転車用発電機の取付構造において、前記ロータの前記ハ
    ブ体への取付面および前記ハブ体の前記ロータへの取付
    面のいずれか一方に、他方に向かって突出する凸部を設
    け、他方に、前記凸部を嵌合する孔又は凹部を設けたこ
    とを特徴とする自転車用発電機の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部および、前記孔又は凹部が、そ
    れぞれ、ロータおよびハブ体の周方向に複数配設されて
    いる請求項1の自転車用発電機の取付構造。
JP7016492U 1992-09-11 1992-09-11 自転車用発電機の取付構造 Pending JPH0627475U (ja)

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JPH0627475U true JPH0627475U (ja) 1994-04-12

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