JPH06274724A - 通行券類処理装置 - Google Patents

通行券類処理装置

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JPH06274724A
JPH06274724A JP5063753A JP6375393A JPH06274724A JP H06274724 A JPH06274724 A JP H06274724A JP 5063753 A JP5063753 A JP 5063753A JP 6375393 A JP6375393 A JP 6375393A JP H06274724 A JPH06274724 A JP H06274724A
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JP
Japan
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written
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JP5063753A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Nakabayashi
一之 中林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06274724A publication Critical patent/JPH06274724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通行券に対して磁気書込みした出口情報につい
て訂正が必要となった場合、再度、通行券に対して、正
しい出口情報を書込み可能とし、面倒な後処理を不要と
した通行券類処理装置を提供しようとするものである。 【構成】磁気書込ヘッド34により出口情報が書込まれ
た通行券2の搬送をピッカ−40により一時保留すると
ともに書込まれた出口情報をディスプレイ10で表示す
る。出口情報に訂正の必要が有りとされたときその訂正
情報をキーボード8により入力すると前記ピッカ−40
により保留されている通行券2を前記磁気書込ヘッド3
4の上流位置まで逆搬送させて訂正情報を書込ませるこ
とができる構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通行券類を処理する券
類処理装置に係り、特に有料道路において、通行券を介
して通行料金を収受する際に用いる通行券類処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路において、入口ゲ―トで
ドライバーに渡された通行券(磁気通行券)を出口ゲ―
トに設けられた通行券処理装置であるところの料金収受
装置で読取ることにより、料金を収受するものが実用化
されている。
【0003】現在の高速道路出口における通行料金収受
処理は、処理装置に挿入した通行券に対して入口情報を
読み取り、必要なデータ、すなわち、磁気書き込み、及
び印字すべき出口情報と上位コンピュータ(データ処理
装置)へ送信すべき通行料金収受処理データを編集した
後、通行券の搬送を止めて一時保留状態とする。
【0004】これは通行券挿入後、出口情報に修正が発
生した場合、すなわち、通行券挿入後、通行料金がハイ
ウェイカード、またはプレートカードで支払われた場
合、その支払われた種類がデータとして発生するのため
であり、通行料金収受内容、すなわち、現金払い扱い、
ハイウェイカード払い扱い、プレートカード払い扱い等
が確定したら通行券の搬送を再開し、出口情報を磁気書
き込み、及び印字し、収納する。また、通行券が所定の
位置に収納された時点で通行料金収受処理データを上位
コンピュータへ送信するものである。
【0005】また、出口ゲートにおいては、出口ゲート
の係員が通行券を車両のドライバーから受取り、受領し
た通行券が確認機に挿入されて車両の種類及び入場ゲー
トからの走行距離に応じて料金が計算され、通行料金が
収受されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の高速道路出口の
通行料金収受処理を行う処理装置は、一度、通行券に対
して出口情報を磁気書き込みし、所定の位置へ収納して
しまったら、その通行券(通行車)に対しての処理が終
了してしまい、例え処理内容に誤りがあっても通行料金
収受処理データが送信され、上位コンピュータにおいて
集計データに累計されてしまった。
【0007】そのため、この誤りを修正するに、オペレ
ータが料金収受の勤務を終了した後、料金事務所におい
て、据付けの専用処理機で修正処理作業を行なわなくて
はならないという煩わしさがあった。
【0008】また、一方において、車両の種類が増え、
車種区分が細分化され複数化されつつある。これに伴
い、入口ゲートにおいて係員が誤った車種情報を通行券
に記録するような入力ミスが発生し、また、出口ゲート
の係員がこれに気が付くようなことがあった。
【0009】このように、出口ゲートの係員が通行券を
通行券処理装置に挿入した後、車種情報に関する入力ミ
スに気が付いた場合には、その通行券処理装置から通行
券を一旦排出させてその後、その通行券処理装置の機能
を発券機としての機能に変更して再びその通行券に正し
い車種情報を記録し、その後、この情報を基に通行料を
算出してその料金を収受している。このように誤った情
報が記録された通行券を処理するに際しては、通行券の
排出及び再投入のような煩雑な手続を経ることが要求さ
れ、出口ゲート側の処理が効率が悪化する問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その第1の目的とするところは、通行券に対して磁
気書き込みした出口情報について訂正が必要となった場
合、再度、通行券に対して、正しい出口情報を書込み可
能とし、面倒な後処理を不要とした通行券類処理装置を
提供しようとするものである。
【0011】また、第2の目的とするところは、第1の
目的に加え、さらに、入場ゲート側において発行された
通行券に誤情報が含まれていたことに気付いた場合、出
口ゲート側でその誤情報を迅速に訂正することができる
ようにした券類処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するための手段として、通行券を挿入する通行
券挿入口と、この通行券挿入口に挿入された前記通行券
を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送される
通行券の搬送路に対応して設けられ通行券に出口情報を
書込む書込手段と、この書込手段の配設位置より搬送方
向下流側に設けられ前記書込手段により出口情報が書込
まれた通行券の搬送を一時保留する搬送保留手段と、前
記書込手段により書込まれた出口情報を表示する表示手
段と、この表示手段により前記書込手段により書込まれ
た出口情報に訂正の必要が有りとされたときこの訂正情
報を入力する出口情報訂正用の入力手段と、この出口情
報訂正用の入力手段により訂正情報が入力されたとき前
記搬送保留手段により保留されている通行券を前記搬送
路を逆搬送させて前記書込手段の上流位置に一旦戻すと
ともに前記書込手段にて訂正情報を書込ませるべく制御
する制御手段とを具備してなる構成としたものである。
【0013】本発明は、上記第2の目的を達成するため
の手段として、通行券を挿入する通行券挿入口と、この
通行券挿入口に挿入された前記通行券を搬送する搬送手
段と、この搬送手段により搬送される通行券の搬送路に
対応して設けられ通行券に記録されている入口情報を読
取る読取手段と、この読取手段の配設位置より搬送方向
下流側に設けられ前記読取手段により情報が読取られた
通行券の搬送を一時保留する第1の搬送保留手段と、前
記読取手段により読取られた入口情報を表示する表示手
段と、この表示手段での表示内容から入口情報に誤りが
有るとされたときこの訂正情報を入力する入口情報訂正
用の入力手段と、前記読取手段の配設位置より搬送方向
下流側に設けられ通行券に出口情報を書込む書込手段
と、この書込手段の配設位置より搬送方向下流側に設け
られ前記書込手段により出口情報が書込まれた通行券の
搬送を一時保留する第2の搬送保留手段と、前記書込手
段により書込まれた出口情報を表示する表示手段と、こ
の表示手段での表示内容から書込まれた出口情報に訂正
の必要が有りとされたときこの訂正情報を入力する出口
情報訂正用の入力手段と、前記入口情報訂正用の入力手
段により訂正情報が入力されたとき前記第1の搬送保留
手段により保留されている通行券の搬送保留を解除して
前記書込手段にて訂正情報を書込ませるべく制御し、か
つ、前記出口情報訂正用の入力手段により訂正情報が入
力されたとき前記第2の搬送保留手段により保留されて
いる通行券を前記搬送路を逆搬送させて前記書込手段の
上流位置に一旦戻すとともに前記書込手段にて訂正情報
を書込ませるべく制御する制御手段とを具備してなる構
成としたものである。
【0014】
【作用】上記第1の手段の通行券類処理装置において
は、オペレータが誤って収受処理を行なっても出口情報
の磁気書き込み後、収納前に一時保留されれた通行券を
逆搬送させることにより、何度でも磁気書き込みが行な
え迅速にその場で正しい収受処理をやり直すことができ
る。このことにより、オペレータが料金収受勤務終了
後、料金事務所において修正処理作業を行なうという煩
わしさを無くすことが可能となる。
【0015】また、上記第2の手段の通行券類処理装置
においては、上記第1の手段の作用に加えて、入場ゲー
ト側において発行された通行券に誤情報が含まれていた
ことに気付いた場合、出口ゲート側でその誤情報を迅速
に訂正することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図5を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る通行券処理
装置の要部の構成を示し、図2は通行券処理装置を正面
から見た所を示す。図3はこの装置に使用される通行券
を示す。
【0018】この通行券処理装置は、通行券を発行する
発券機及び通行券を確認する確認機としての機能を有し
ているが、ここでは、確認機としての機能を有する部分
の構成について説明する。
【0019】図1および図2に示されるように、装置本
体1の前面右側部位には、通行券2が挿入される通行券
挿入口4、および通行券2が排出される通行券排出口6
が設けられている。
【0020】また、装置本体1の正面には、通行券2の
種類,料金所名,利用約款等の券情報,訂正情報等の種
々の情報を入力するための入力手段としてのキーボード
8、および通行券2の記録情報,キーボード8からの入
力情報等の種々の表示内容が表示される表示手段として
のディスプレイ10、未使用通行券、即ち、印刷記録、
磁気記録のなされていない券が一括して投入されるホッ
パ(図示しない)の投入口14、使用済みの通行券等が
収納される券収納手段としてのスタッカ16の取出口1
8が設けられている。
【0021】装置本体1内には、通行券2を搬送する搬
送手段としての搬送機構20が組み込まれ、この搬送機
構20によって通行券挿入口4から排出口6に至る搬送
路22が形成されている。
【0022】即ち、装置本体1内の後方には、通行券2
の搬送時に図示しないモータによって駆動される搬送ド
ラム24が設けられているとともに、装置本体1内の正
面側には前記搬送ドラム24に対応してプーリー機構2
6が設けられており、これら、両者間に搬送ベルト28
が掛け渡されている。
【0023】また、搬送ベルト28の表面側に対向し
て、プリ−や補助搬送ベルト等の押付け部材(図示しな
い)が配設されており、通行券2は、搬送ベルト20の
表面に押付けられよって排出口6に向けて搬送されるよ
うになっている。
【0024】また、搬送路22上には、通行券2の挿入
や、搬送路22上での有無を検知する複数の光学センサ
30…が設けられているとともに、搬送ドラム24と対
応する部分には、読取手段としての磁気読取ヘッド32
および書込手段としての磁気書込ヘッド34が設けられ
ている。
【0025】また、搬送ドラム24の配設位置から排出
口6に至る間には、通行券2に印字する印字手段として
のインクリボン式印字ヘッド36及び通行券2の搬送方
向を選別を選別手段としてのセレクタ38が設けられて
いる。印字機構36は、例えば認済みの通行券2に、
「領収済み」等を印刷部2B(図3参照)に印刷するよ
うになっている。
【0026】また、セレクタ38は、ソレノイド42を
駆動源として図1の実線で示す第1位置及び図1の二点
鎖線で示す第2位置のいずれかを取り得るように回動自
在となっており、確認済みの通行券2はスタッカ16に
ストックされ、それ以外の通行券2は直進して通行券排
出口6に排出されるようになっている。
【0027】さらに、前記磁気書込ヘッド34とインク
リボン式印字機構36との間には、通行券2の搬送を一
時保留する搬送保留手段としてのピッカ−40が設けら
れている。このピッカ−40はソレノイド42を駆動源
として図1の実線で示す第1位置(通過阻止位置)及び
図1の二点鎖線で示す第2位置(退避位置)のいずれか
を取り得るように回動自在となっており、通行券2の通
過を阻止したり、退避して通行券2の搬送を容認するこ
とができるようになっている。
【0028】しかして、オペレータの手で通行券挿入口
4より挿入された通行券2は、搬送ドラム24,搬送ベ
ルト28等により構成される搬送機構20により搬送路
22を搬送される。そして、搬送途上に設けられた磁気
読取ヘッド32により入口情報が読み取られ、磁気書込
ヘッド34により出口情報が書き込まれた後、ピッカ−
40が図1の実線で示す第1位置(通過阻止位置)に変
位して先端爪部40Aにより、そこに引っかかった状態
で搬送を強制的に静止させられる。この時、搬送ドラム
24および搬送ベルト28の搬送系は駆動したままであ
る。
【0029】この後、次の通行券2が、通行券挿入口4
より挿入された場合は、一時保留中、すなわち、搬送を
強制的に静止させられている状態の通行券2に対してピ
ッカ−40の先端部40Aを上げ、その搬送を再開する
ことで印字ヘッド36により出口情報を印字し、セレク
タ38によりスタッカ16へ収納するものである。
【0030】また、一時保留中の直後に訂正処理が発生
した場合は、搬送ドラム24と搬送ベルト28が逆回転
することで一時保留中の通行券2が逆搬送し、磁気読取
ヘッド32と磁気書込ヘッド34との間の位置まで戻さ
れる。
【0031】この後、通常の搬送に戻すことで磁気書込
ヘッド34により新しい出口情報が書き込まれ、再び、
ピッカ40により一時保留状態となり、上記動作が繰返
されるものである。
【0032】また、図4は、制御系を示す。制御手段と
してのCPU50は、装置全体を制御するもので、CP
U50には、本装置の動作に関するプログラムを記憶す
るROM52、および本装置が動作する上で発生するデ
ータ等を書き込むRAM54が接続されている。なお、
CPU50、ROM52、RAM54は、その種類、性
能等は機能を満たすものであれば特に限定はしないもの
である。
【0033】また、CPU50には、磁気読取ヘッド3
2の読取動作を制御する読取ヘッド駆動回路56、磁気
書込ヘッド34の書込動作を制御する書込ヘッド駆動回
路58、印字ヘッド36を印字動作を制御する印字ヘッ
ド駆動回路60、および搬送機構20の図示しないモー
タの回転方向や速度等を制御するモ−タ駆動回路62が
接続されている。
【0034】さらに、セレクタ38やピッカ−40の駆
動源であるソレノイド42の動作を制御するソレノイド
駆動回路64、搬送路28上の各所に設置され光学セン
サ30…を通行券2が特定時間内に遮る/遮らないこと
で正常搬送/券詰まりを検知するセンサ制御回路66、
ハイウェイカード処理機等、周辺接続機器とのデータ伝
送制御を行なう外部バスI/F68が接続されている。
【0035】さらに、キーボード8からの発行釦、直後
訂正釦等、オペレータが押下した釦の制御を行なうキー
ボード制御回路70、およびオペレータに対して通行料
金収受処理を促す表示や、エラーメッセージ表示等をデ
ィスプレイ10に行わせるように制御するディスプレイ
制御回路72が接続されている。つぎに、図5を参照し
て本発明に係わる処理動作を一実施例を説明する。ま
ず、高速道路の出口においてオペレータは、ステップ1
に示すように利用者より受取った通行券2を通行券挿入
口4に挿入する。次に、ステップ2に示すように通行券
2に書き込まれている入口情報が磁気読取ヘッド32に
より読取られる。
【0036】必要な処理、すなわち、出口情報の編集、
通行料金の計算、及びディスプレイ10により表示等を
行なった後、ステップ3に示すように現金車扱い(ただ
し、通行券挿入前にハイウェイカードを挿入していれ
ば、カード扱い、またプレートカードを挿入していれば
プレーと扱いとする。)として出口情報の磁気書き込み
を行なう。ついで、ステップ4に示すようにピッカ−4
0により一時保留して搬送を静止させる。ここで、ステ
ップ5に示すように、キーボード8の発行釦を押下すれ
ば、ステップ6に示すように領収書を発行し、利用者に
対しての収受作業を終了する。
【0037】この後、出口情報に修正がない場合、ステ
ップ7を経てステップ8に示すように次の通行券2が挿
入された場合には、ステップ9に示すように一時保留中
の通行券2に対して出口情報の印字を行ない、ステップ
10に示すように収納箱へ収納される。一方、この時、
ステップ10に示すように、通行料金収受処理データを
上位コンピュータへ送信し、通行車に対しての収受処理
を終了するものである。
【0038】なお、前記ステップ5に示した発行釦の押
下により、ステップ6に示した領収書発行後にカード、
すなわち、ステップ7に示すようにハイウェイカードま
たはプレートカード処理等で出口情報に修正が発生した
場合は、ステップ12に示すように、キーボード8の直
後訂正釦を押下する。
【0039】そして、ステップ13に示すように、処理
したいカード、すなわち、ハイウェイカードまたはプレ
ートカードを挿入すれば、通行券2をステップ14に示
すように、逆搬送させる。
【0040】ついで、ステップ15に示すように、修正
した出口情報を再磁気書込みした後、再びステップ4に
示すように一時保留をするものであり、新しい通行券2
を挿入する前なら直前に処理した出口情報、及び料金収
受処理データに対して、その場で何度でも修正できるも
のである。
【0041】また、図6は、本発明の第2の実施例を示
すものであり、入場ゲート側において発行された通行券
2に誤情報が含まれていたことに気付いた場合にも、出
口ゲート側でその誤情報を迅速に訂正することができる
ようにしたものである。
【0042】すなわち、この第2の実施例にあっては、
図1に示す前記一実施例の構成において、搬送路22の
通行券挿入口4と搬送ドラム24との間に、第2の磁気
読取手段としての第2の磁気読取ヘッド80と第2の搬
送保留手段としてのピッカ−82を設けた構成となって
いる。また、入力手段としてのキーボード8および表示
手段としてのディスプレイ10が、入口用と出口用を兼
ねるような構成としたものである。
【0043】そして、通行券挿入口4に通行券2が挿入
されたことが通行券挿入口4の近傍に設けられたセンサ
30で検出され、このセンサ30の検出に応答して搬送
機構20の搬送ドラム24や搬送ベルト28等が駆動さ
れる。そして、通行券2が搬送路22を介して取込み搬
送されるとともに第2の磁気読取ヘッド80は、通行券
2の磁気情報をその磁気記録部2Aから読み取る。この
読取られた磁気情報、すなわち、車種情報及び入口ゲー
トに関する情報等がディスプレー10に表示される。
【0044】一方、第2の磁気読取ヘッド80で情報が
読取られた通行券2は、第2の搬送保留手段としてのピ
ッカ−82によって強制的に搬送を停止されて滞留した
状態となる。
【0045】そして、通行券2に誤った情報が記録され
ていることが判明した場合には、磁気書込ヘッド34に
よってその情報が訂正される。即ち、係員がデイスプレ
ー10の情報と直接確認した車種情報とが相違すること
を気が付いた場合には、キーボード8を介して訂正情報
を入力する。この情報は、磁気書込ヘッド34に送ら
れ、訂正情報が記録される。
【0046】訂正された情報、及びその訂正情報に基づ
いて算出された通行料金は、デイスプレー10に表示さ
れ、この表示を基に係員とドライバーとの間で料金の授
受がなされる。
【0047】以上、上記実施例では高速道路出口に置け
る通行料金収受処理について説明したが、高速道路の通
行券に限らず、他の施設の通行券(磁気券)に対して磁
気書き込みを行なうような処理についても応用可能であ
る。その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲で種
々変形実施可能なことは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。
【0049】請求項1記載の通行券類処理装置において
は、高速道路出口の通行料金収受処理において、オペレ
ータが誤って収受処理を行なっても出口情報の磁気書き
込み後、収納前に一時保留されれた通行券を逆搬送させ
ることにより、何度でも磁気書き込みが行なえ迅速にそ
の場で正しい収受処理をやり直すことができる。このこ
とにより、オペレータが料金収受勤務終了後、料金事務
所において修正処理作業を行なうという煩わしさを無く
すことができる。
【0050】請求項2記載の通行券類処理装置において
は、上記効果に加えて、入場ゲート側において発行され
た通行券に誤情報が含まれていたことに気付いた場合、
出口ゲート側でその誤情報を迅速に訂正することが可能
となるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通行券処理装置の要部
の構成を示す概略的断面図。
【図2】同じく通行券処理装置の正面図。
【図3】通行券処理装置にて使用される通行券を示す平
面図。
【図4】通行券処理装置の制御系を示すブロック図。
【図5】通行券処理装置の処理動作を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の第2の実施例に係る通行券処理装置の
要部の構成を示す概略的断面図。
【符号の説明】
2…通行券、4…通行券挿入口、8…キーボード(入力
手段)、10…ディスプレイ(表示手段)、20…搬送
機構(搬送手段)、22…搬送路、32…磁気読取ヘッ
ド(読取手段)、34…磁気書込ヘッド(書込手段)、
40…ピッカ−(搬送保留手段)、50…CPU(制御
手段)、80…磁気読取ヘッド(第2の読取手段、82
…ピッカ−(第2の搬送保留手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行券を挿入する通行券挿入口と、 この通行券挿入口に挿入された前記通行券を搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段により搬送される通行券の搬送路に対応し
    て設けられ通行券に出口情報を書込む書込手段と、 この書込手段の配設位置より搬送方向下流側に設けられ
    前記書込手段により出口情報が書込まれた通行券の搬送
    を一時保留する搬送保留手段と、 前記書込手段により書込まれた出口情報を表示する表示
    手段と、 この表示手段により前記書込手段により書込まれた出口
    情報に訂正の必要が有りとされたときこの訂正情報を入
    力する入力手段と、 この入力手段により訂正情報が入力されたとき前記搬送
    保留手段により保留されている通行券を前記搬送路を逆
    搬送させて前記書込手段の上流位置に一旦戻すとともに
    前記書込手段にて訂正情報を書込ませるべく制御する制
    御手段と、を具備してなることを特徴とする通行券類処
    理装置。
  2. 【請求項2】 通行券を挿入する通行券挿入口と、 この通行券挿入口に挿入された前記通行券を搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段により搬送される通行券の搬送路に対応し
    て設けられ通行券に記録されている入口情報を読取る読
    取手段と、 この読取手段の配設位置より搬送方向下流側に設けられ
    前記読取手段により情報が読取られた通行券の搬送を一
    時保留する第1の搬送保留手段と、 前記読取手段により読取られた入口情報を表示する表示
    手段と、 この表示手段での表示内容から入口情報に誤りが有ると
    されたときこの訂正情報を入力する入口情報訂正用の入
    力手段と、 前記読取手段の配設位置より搬送方向下流側に設けられ
    通行券に出口情報を書込む書込手段と、 この書込手段の配設位置より搬送方向下流側に設けられ
    前記書込手段により出口情報が書込まれた通行券の搬送
    を一時保留する第2の搬送保留手段と、 前記書込手段により書込まれた出口情報を表示する表示
    手段と、 この表示手段での表示内容から書込まれた出口情報に訂
    正の必要が有りとされたときこの訂正情報を入力する出
    口情報訂正用の入力手段と、 前記入口情報訂正用の入力手段により訂正情報が入力さ
    れたとき前記第1の搬送保留手段により保留されている
    通行券の搬送保留を解除して前記書込手段にて訂正情報
    を書込ませるべく制御し、かつ、前記出口情報訂正用の
    入力手段により訂正情報が入力されたとき前記第2の搬
    送保留手段により保留されている通行券を前記搬送路を
    逆搬送させて前記書込手段の上流位置に一旦戻すととも
    に前記書込手段にて訂正情報を書込ませるべく制御する
    制御手段と、を具備してなることを特徴とする通行券類
    処理装置。
JP5063753A 1993-03-23 1993-03-23 通行券類処理装置 Pending JPH06274724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063753A JPH06274724A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 通行券類処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063753A JPH06274724A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 通行券類処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06274724A true JPH06274724A (ja) 1994-09-30

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JP5063753A Pending JPH06274724A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 通行券類処理装置

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