JPH0793601A - 券売機 - Google Patents

券売機

Info

Publication number
JPH0793601A
JPH0793601A JP5238492A JP23849293A JPH0793601A JP H0793601 A JPH0793601 A JP H0793601A JP 5238492 A JP5238492 A JP 5238492A JP 23849293 A JP23849293 A JP 23849293A JP H0793601 A JPH0793601 A JP H0793601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
prepaid card
money
ticket
balance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5238492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Matsumoto
幸三 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5238492A priority Critical patent/JPH0793601A/ja
Publication of JPH0793601A publication Critical patent/JPH0793601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリペードカードに利用金額を追加する際の
自由度をより向上した発券機を提供することにある。 【構成】 プリペードカード2が発券機に投入される
と、その残高は、磁気的に読み出されて表示部16に表
示されるとともに追加可能な最大金額が同様に表示部1
6に表示される。金額を追加するために紙幣を発券機に
投入すると、その紙幣の金額もやはり表示部16に表示
される。ここで、操作部で金額追加の指定をすると、操
作部のメニュー表示キーがテンキーに変更される。この
テンキーを介して追加金額を入力すると、投入紙幣と追
加金額の差額が返却されるとともにその追加金額がプリ
ペードカード2に磁気記録部32で磁気的に記録され、
その残高が印字部30でプリペードカード2に印字され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、券類を処理する券売
機に関し、特に、プリペイドカード等の券類を処理する
券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】券売機は、通常、鉄道業務に使用され、
券類として普通乗車券、定期券、プリペイドカード等を
発券するものとして知られている。通常、券売機では、
数種類の鉄道用プリペードカードを新規に発行する機能
を有している。即ち、発券機では、予めその内に未使用
のプリペードカードが多数格納され、顧客の指定でプリ
ペードカードに金額が印字され、その磁気情報がエンコ
ードされてプリペードカードが新規に発行される。この
発券される新規のプリペードカードの種類、例えば、金
額は、数種類に限定され、任意に指定できないものとさ
れている。即ち、新規にプリペードカードを発行する際
には、数種類に限定された金額からある金額のプリペー
ドカードが指定されると、それよりも高額の現金が投入
されていてもその指定されたプリペードカードの金額と
投入金額の差額がおつりとしてプリペードカード発行時
に戻されるようになっている。
【0003】一方、近年、このようなプリペードカード
を直接自動改札機に投入して自動改札機を通過できるよ
うなシステムが稼働を開始している。このようなシステ
ムでは、プリペードカードの利用残高が残り少なくなる
と、そのままでは、自動改札を通過できないことから、
不足金額を追加して発券機で普通乗車券を購入するか、
プリペードカードの利用可能金額を追加する他はないと
されている。プリペードカードに金額を予め追加するに
際しては、そのプリペードカードに追加できる固有の最
大金額が予め定められ、その金額金額となるまで現金を
投入することによってそのプリペードカードが使用可能
となる方式が提案されている。この方式では、通常、新
規にプリペードカードを購入した際のその金額が固有の
最大金額に定められ、金額を追加する際には、その金額
となるように現金を発券機に投入することが要求されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発券機では、プリペードカードに利用可能金額を追加し
たいが、高額紙幣しかなく、その金額を追加したので
は、利用者としては困る場合がある。例えば、5千円の
プリペードカードを使用して残高が50円となってしま
い、このプリペードカードは、自動改札機に投入して使
用できなくなったが、5千円札しかなく2千円分だけプ
リペードに追加し、残りは、現金として残したいような
場合がある。このような場合、従来の発券機では、4千
950円をプリペードに追加して残高5千円プリペード
カードとし、おつりの50円を受け取るしか方法がない
問題がある。
【0005】そこで、この発明は、このような事情に鑑
みなされたもので、プリペードカードに利用金額を追加
する際の自由度をより向上した発券機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、投入
される投入金額を判別する判別手段と、乗車期間料金及
び1桁の数字を記憶する記憶手段と、前記判別手段によ
り判別された投入金額に基づいて前記記憶手段に記憶さ
れる区間料金を表示する表示手段と、この表示手段によ
り表示される区間料金を入力する区間料金入力手段と、
この区間料金入力手段により入力された区間料金に対応
する乗車券に印刷する印刷手段と、前記表示手段の表示
切り替えを入力する切り替え入力手段と、こn切り替え
入力手段により表示切り替え入力されたとき、前記記憶
手段に記憶される1桁の数字を前記表示手段に表示させ
る表示制御手段と、を具備することを特徴とする発券機
が提供される。
【0007】また、この発明によれば、プリペードカー
ドに文字印字する手段と、プリペードカードに磁気的に
残高情報を記録し、記録された磁気情報を読み取る手段
と、プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段
に搬送するとともにプリペードカードを返却する手段
と、プリペードカードに磁気的に記録された残高及び追
加可能な最大金額を表示する手段と、投入された金銭を
処理して投入金額を表示手段に表示させる手段と、前記
最大金額内で任意の追加金額を指示する指定手段と、磁
気記録手段及び印字手段に対してプリペードカードに追
加金額を加えた残高を磁気的に記録させるとともにその
残高を印字させる制御手段と、を具備することを特徴と
する発券機が提供される。
【0008】更に、この発明によれば、プリペードカー
ドに印字する手段と、プリペードカードに磁気的に残高
情報を記録し、記録された磁気情報を再生する手段と、
プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段に搬
送するとともにプリペードカードを返却する手段と、プ
リペードカードに磁気的に記録された残高及び追加可能
な最大金額を表示する手段と、投入された金銭を処理し
て投入金額を表示手段に表示させる手段と、前記最大金
額内で任意の追加金額を指示して磁気記録手段及び印字
手段に対してプリペードカードに追加金額を加えた残高
を磁気的に記録させるとともにその残高を印字させ、金
銭処理手段に対して投入金額と追加金額との差を返還さ
せるる手段と、を具備することを特徴とする発券機が提
供される。
【0009】更にまた、この発明によれば、プリペード
カードに印字する手段と、プリペードカードに磁気的に
残高情報を記録し、記録された磁気情報を再生する手段
と、プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段
に搬送するとともにプリペードカードを返却する手段
と、プリペードカードに磁気的に記録された残高及び追
加可能な最大金額を表示する手段と、乗車券を発行する
機構と、投入された金銭を処理して投入金額を表示手段
に表示させる手段と、乗車券に関する複数の区間料金を
指示する複数の区間料金指示手段と、プリペードカード
に金銭の追加を指示するとともにこの指示に応じて区間
料金指示手段を追加金額を指定する手段に変更する追加
指示変更手段と、この追加指示変更手段からの指定に応
答して前記最大金額内で任意の追加金額を指示して磁気
記録手段及び印字手段に対してプリペードカードに追加
金額を加えた残高を磁気的に記録させるとともにその残
高を印字させ、金銭処理手段に対して投入金額と追加金
額との差を返還させるる手段と、を具備することを特徴
とする発券機が提供される。
【0010】
【作用】この発明の発券機においては、プリペードカー
ドで定められた最大金額内で任意の追加金額をプリペー
ドカードに追加することができる。また、追加の指示を
与えることによって一般的なメニューを表示する区間料
金を指示する手段が追加料金を入力する入力手段に変更
される。従って、通常の発券機の機能を損なうことな
く、また、複雑な操作部を加えることなく容易にプリペ
ードカードに追加金額を追加できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明に係る発
券機の実施例について詳細に説明する。図1は、この発
明の発券機のブロック図、図2は、この発明の発券機の
概略的な構造を示すブロック図、及び図3は、図2に示
された発券機の外観を示す斜視図である。
【0012】図1に示すように普通乗車券、プリペード
カード及び定期券を取り扱う券売機は、投入された紙幣
を取り扱う紙幣ユニット4、また、投入されたコインを
取り扱うコインユニット6を備えている。また、普通乗
車券、プリペードカード及び定期券等に必要な印刷及び
磁気情報を記録する磁気及び印字記録部30、32、金
額等を表示する可変表示部16、及びプリペイドカード
に金額を追加する際等に操作する操作部を備え、これら
は、制御装置8によってその動作が管理されている。
【0013】図2に示すように、発券機は筐体10を備
え、この筐体内には、硬貨や紙幣等を扱う紙幣処理装置
12と、普通乗車券(エドモンソン券)、定期券、プリ
ペイドカード等の券類を扱う券類処理装置14が収納さ
れている。筐体10の前面には、図3及び図4に示すよ
うに接客部15が設けられ、この接客部は、利用客に対
して不足金額等の案内表示や操作指示等を行なう表示部
16と、使用路線あるいは乗継ぎ経路等の情報を入力す
るための多数の操作キー17を有する操作部17とを有
している。接客部15において操作部17の下方には、
コインユニット6の硬貨投入口18、紙幣ユニット4の
紙幣投入口19、普通乗車券、定期乗車券、プリペイド
カード等の投入/返却口22、及び釣銭返却口39が設
けられている。
【0014】図4に示すように操作部17には、普通乗
車券購入キー23、定期購入キー25、プリペードカー
ド購入キー27、回数券購入キー29及び金額追加キー
31等の機能キーが設けられ、また、これら機能キーの
下方には、乗車区間に応じた普通乗車券の金額が表示さ
れる金額キー33が設けられるとともにその右下には、
これらの金額が誤っている場合に表示を訂正するための
訂正キー37が設けられている。通常、この操作部17
及び表示部16は、普通乗車券を購入する状態に維持さ
れているが、機能キーが押されると、その機能に対応し
たキーの機能が与えられる。定期券購入キー25或は、
回数券購入キー29が押され、普通乗車券の金額に対応
する金額キー33が押されると、表示部16には、その
区間の定期券の金額が表示される。再度、定期券購入キ
ー25或は、回数券購入キー29が押されると、対応す
る普通乗車券、或は、回数券が発券されることとなる。
また、プリペードカード購入キー27が押されると、金
額キー33は、図4に示すようにテンキーに変更され、
このテンキー33で予め定められたプリペード金額、例
えば、千円、5千円、或は、一万円と端数が生じない金
額が指定されると、その金額が表示部16に表示され
る。この表示の確認後、再度同様にプリペードカード購
入キー27が押されると、プリペードカードが発券され
る。更に、金額追加キー31は、プリペードカードを投
入/返却口22に投入してそのプリペードカードの残高
が不足していることが明かになり、金額を追加したい場
合に用いられる。この金額追加キー31が押されると、
金額キー33は、図4に示すようにテンキー33に変更
され、紙幣ユニット4の紙幣投入口19を介して投入さ
れた金額の範囲内で、任意の金額をこのテンキー33で
指定することによってその金額をプリペードカードに追
加することができる。
【0015】なお、普通乗車券、定期乗車券、プリペイ
ドカードは、所定の情報が印字された表面と、対応する
情報が磁気的に記録された磁気コーティングが施されて
いる裏面とを有している。普通乗車券の場合、例えば、
発券駅名、発行日、料金等が印字および記録され、定期
乗車券の場合、乗車区間、有効期限、使用者の性別、年
齢等が印字および記録される。更に、図5に示すように
プリペイドカード2の場合には、残高が2進法のコード
に変換されて磁気的に裏面の磁気記録部に記録され、そ
の表面に利用日時、利用金額及び残高が印刷されてい
る。
【0016】発券機14は、図2に示すようハウジング
20を備え、このハウジングは、発券機の筐体10内に
レール部23を介して支持され、発券機の後部から引出
し可能となっている。券類の投入/返却口22には、こ
の投入/返却口への券類の投入および返却をガイドする
投入ガイド24が設けられている。投入ガイド24は、
筐体10を貫通して外方へ突出している。投入/返却口
22に隣接して整位部26が設けられ、この整位部26
は、投入/返却口を通して投入された券類を装置内に取
り込んで所定の位置に整位するとともに、処理の終了し
た複数枚の券類を返却する際、これらの券類を重ね合わ
せて返却する。
【0017】ハウジング14内には、整位部26に続い
て、プリペイドカード2に対して使用残高、或は、金額
を追加することによって増した残高を記録する記録印字
部30が設けられている。記録印字部30は、投入され
た券類および後述する発券部から発券された新しい券類
に対して残高等の所定の情報を印字する印字ヘッド32
と、券類に対して磁気情報の読み取りおよび書き込みを
行なうコンビネーション型の磁気ヘッド34とを備えて
いる。印字ヘッド32は、プラテンローラ35に当接す
る印字位置とプラテンローラから離間する開放位置との
間を移動自在に設けられ、通常、図示しないばねにより
開放位置に付勢されている。そして、印字時には、ソレ
ノイド36により印字位置へ移動される。
【0018】印字記録部30に続いて、使用済みの普通
乗車券を回収する廃券回収部38、使用済みの定期乗車
券、プリペイドカードを回収するカード回収部40、複
数のカード類が連続して投入された場合において1つの
カードに対する処理を実施している際に残りのカードを
一時的に保留するカード保留部42が並列に設けられて
いる。更に、カード保留部42の上方には、普通乗車
券、プリペードカード2或は、定期券等の新券を発行す
る際に使用する原券、つまり、何等情報の印字および記
録のされていない券を供給する第1および第2の原券供
給部44、46が設けられている。
【0019】上述した複数の機構部は、搬送路50を介
して接続されており、この搬送路は複数の搬送ガイドお
よび多数の送りローラ、ガイドローラにより形成されて
いる。印字記録部30と、廃券回収部38、 カード回
収部40、カード保留部42と、の間には搬送路を切換
える切換えゲート51、52、53が設けられている。
そして、印字記録部30を通過した券類は、切換えゲー
ト51で搬送方向が切換えられた後、更に、切換えゲー
ト52により種類に応じて廃券回収部38あるいはカー
ド収容部40に振り分けられる。また、印字記録部30
とカード保留部42との間にはカード反転部54が設け
られている。カードの裏面(磁気面)に印字する際、印
字記録部30を通過したカードは、切換えゲート53に
よりカード反転部54に送られ、ここで反転された後、
印字記録部へ送られる。
【0020】なお、切換えゲート51、52、53は、
ソレノイド55、56によって駆動される。また、図2
において、参照符号58は、整位部26、印字記録部3
0、廃券回収部38およびカード収容部40に付随する
送りローラを駆動するための可逆回転型の第1の駆動モ
ータを示し、参照符号60は、カード保留部42、第1
および第2の原券供給部44、46に付随する送りロー
ラを駆動するための可逆回転型の第2の駆動モータを示
している。
【0021】図2に示すように、投入/返却口22には
投入された券類を検出する第1および第2の投入センサ
67、68が設けられている。また、第1の投入センサ
67から券類の挿入方向下流側に所定距離離間した位置
に、第3の投入センサ69が設けられている。これら第
1ないし第3の投入センサ67、68、69はそれぞれ
光学センサで構成されている。第1の原券供給部44
は、原券を積層状態で収容した第1の容器146 と、
第1の容器の下方に移動自在に設けられた送り出しロー
ラ147とを備えている。送り出しローラ147 は、
ソレノイド148により、第1の容器146 の底に設
けられた図示しない開口を通して、第1の容器内の最下
部の原券に当接する位置に移動される。また、第1の容
器146の原券出口は原券1枚の厚さよりも多少広くか
つ原券2枚分の厚さよりも狭く形成され、1枚の原券の
みが通過出来るように形成されている。第1の容器14
6から送り出された原券は、一対の取出しローラ149
により印字記録部30に送られる。
【0022】第2の原券供給部46は、原券を収容した
第2の容器150、送り出しローラ51、送り出しロー
ラを移動させるソレノイド152、および一対の取出し
ローラ153を備え、第1の原券供給部44と同様に構
成されている。図2において、参照符号154、155
は、第1および第2の容器146、150から取り出さ
れた原券を検出する原券検知センサを、参照符号156
は、印字操作時に原券を含む券類の先端を検知するタイ
ミングセンサをそれぞれ示している。
【0023】図6に示すように、発券機14の制御系は
主制御部としてのCPU160を備えている。CPU1
60には入力インターフェース162を介して、操作部
17の操作キー17a、投入/返却口20に設けられた
第1ないし第3の投入センサ67、68、69、位置セ
ンサ91、原券検知センサ154、155およびタイミ
ングセンサ156が接続されている。また、CPU16
0には、出力インターフェース164を介して、メカコ
ントローラ165、印字コントローラ167、操作コン
トローラ170が接続されている。メカコントローラ1
65には第1および第2の駆動モータ58、60、およ
びソレノイド36、55、56、97、140、14
8、152が接続されている。印字コントローラ167
には、印字アンプ166を介して印字ヘッド32が接続
され、操作コントローラ173には、アンプ172を介
して磁気ヘッド34が接続されている。更に、CPU1
60には入出力インターフェース170が接続され、こ
の入出力インターフェースには磁気コントローラ173
およびアンプ172を介して磁気ヘッド34が接続され
ている。
【0024】次に、以上のように構成された発券機14
は、次のように動作される。まず、券類として例えば乗
越し普通乗車券が投入ガイド24にそって投入/返却口
22に投入され、第1の投入センサ67により検出され
ると、図示しないソレノイドにより図示しない搬送路遮
断シャッタが挙げられて搬送路が開放される。同時に、
第1および第2のの駆動モータ58、60が作動され、
整位部26のローラが回転駆動される。それにより、普
通乗車券は、整位部26内に取り込まれる。その後、第
1および第3の投入センサ67、69により同時に普通
乗車券が検出されると、CPU160により正規の普通
乗車券であることが判別され、普通乗車券は整位部26
で整位されて搬送される。
【0025】そして、普通乗車券は、印字記録部30に
送られる。ここで、磁気ヘッド34により普通乗車券か
ら運賃、乗車駅名等が読み取られ、読み取られた情報は
CPU160へ送られる。CPU160は入力された情
報から精算金額を算出し、その算出結果を表示部16に
表示する。また、普通乗車券は、切換えゲート54、5
2により搬送路が切換えられ廃券回収部38に回収され
る。
【0026】上述した精算金額を精算するために投入ガ
イド24を介してプリペイドカード2が投入され、第1
および第2の投入センサ67、68により検出される
と、搬送路遮断シャッタが挙げられて搬送路が開放され
る。同時に、第1および第2の駆動モータ58、60が
作動され、プリペイドカードは、整位部26内に取り込
まれる。その後、第1ないし第3の投入センサ67、6
8、69により同時にプリペイドカード2が検出される
と、CPU160により正規のカードであることが判別
され、プリペイドカード2は整位部26で整位されて搬
送される。
【0027】第1ないし第3の投入センサ67、68、
69によって同時にカードが検出されない場合、例え
ば、正規のカードよりも長さの小さいカードが投入さ
れ、第1および第2の投入センサ67、68によってカ
ードが検出された後、僅かな時間経過後に第3のの投入
センサ69のみによってカードが検出された場合、CP
U160は投入されたカードが正規のカードでないと判
別し、第1の駆動モータ58を反転させてカードを投入
/返却口22から返却する。また、第1ないし第3の投
入センサ67、68、69による検出結果と位置センサ
91の検出結果とが異なる場合も、投入された券類は返
却される。
【0028】また、取り込まれた正規のプリペイドカー
ド2は、印字記録部30に送られる。印字記録部30に
おいて、磁気ヘッド34により、プリペイドカード2か
ら磁気情報が読取られる。磁気情報が正しく読取れた場
合、プリペイドカード2は切換えゲート51、53を介
してカード保留部42の第1の収容部118内に一旦保
留される。同時に、読取った磁気情報はCPU160に
送られ、次の指令を持つ。
【0029】プリペイドカード2から磁気情報が正しく
読取れなかった場合は、第1の駆動モータ58が逆転さ
れ、プリペイドカードは投入/返却口22を介して返却
される。CPU160から指令信号が出力されると、第
1および第2の駆動モータ58、60が逆転され、カー
ド保留部42内に保留されていたプリペイドカードは、
印字記録部30へ送られる。プリペイドカード2に所定
の情報の印字が必要な場合、つまり、精算後の残高等を
印字する場合、印刷開始タイミングを取る為のタイミン
グセンサー156によりプリペイドカード2の先端が検
出された後、一定時間経過後、印字ヘッド動作用のソレ
ノイド36がONされる。それにより、プラテンローラ
35に印字ヘッド32を押付けながら所定の情報がプリ
ペイドカード2に印字される。印字終了後、ソレノイド
36がOFFにされ、印字ヘッド32がプラテンローラ
35から開放される。
【0030】その後、第1の駆動モータ58が逆転(す
なわち正転)され、プリペイドカード2は磁気ヘッド3
4へ送り込まれ、磁気情報、例えば残高の書き替えが行
なわれる。書換え終了後、再度第1の駆動モータ58が
逆転され、プリペイドカード2は再び磁気ヘッド34へ
送られる。そして、磁気ヘッド34により、書替えた磁
気情報が読取られ、正しく書替えられたかどうかをチェ
ックする。磁気情報が正しく書替えられていた場合、プ
リペイドカード2は、返却口2に向けて搬送される。
【0031】前述した様に、プリペイドカードの書替え
られた磁気情報をチェックした結果、誤って書替えられ
た等で正しく読取られなかった場合、プリペイドカード
は再び磁気ヘッド58へ送り込まれ再度磁気情報の書替
え及び読取チェックが行われる。この場合、磁気情報の
書替は行なわず、読取だけでも良い。すなわち、磁気ヘ
ッド58は単一のため、磁気情報の書込みと読取りは磁
気ヘッドに対して双方向で行なわれる。そのため、読取
ミスの発生確率が高い場合もあるので、再度のチェック
を行なう。再度の読取チェックの結果、磁気情報を正し
く読めなかった場合、プリペイドはカード回収部40へ
送り込まれ回収される。
【0032】次にプリペードカード発行動作について説
明する。プリペードカード購入キー27が押されてカー
ド発行は新規に発行する場合と、カード処理時の磁気情
報書込み不良の際に自動再発行する場合等があるが、発
行動作自身は同一である。すなわち、CPU160から
の発券指令に応じて第1および第2の駆動モータ58、
60が駆動されるとともに、例えば、第1の原券供給部
44のソレノイド148が励磁される。すると、送り出
しローラ147 により第1の容器146から一枚の原
券が送り出される。原券検知センサー154に原券が到
達した時点で、ソレノイド148がOFFにされ、原券
の送り出し動作が停止される。一方、取出された原券が
磁気ヘッド34を通過し、先端がタイミングセンサー1
56に到達すると、原券の先端の検出後、一定時間経過
後にソレノイド36が励磁される。それにより、プラテ
ンローラ35に印字ヘッド32を押付ながら必要な目視
情報が原券に印字される。
【0033】印字終了後、ソレノイド36がOFFされ
るとともに第2の駆動モータ60が停止される。また、
第1の駆動モータ58が逆転され、印字済の原券は磁気
ヘッド34に送り込まれる。そして、磁気ヘッド34に
より必要な磁気情報が原券に書込まれ、その後、第1の
駆動モータ58が再度逆転され、書込みされた磁気情報
が磁気ヘッド34により読取られ、正誤がチェックされ
る。チェック後、磁気情報が正しい場合には、所定の情
報が印字および記録されたカードは投入/返却口22へ
送出され、磁気情報が誤りの場合は、再度読取チェック
をした後、更に誤りの場合はカード回収部40に回収さ
れる。
【0034】発券機にプリペードカードを投入した後、
そのプリペードカード2に金額を追加する場合には、図
7に示すようなステップで任意の金額がプリペードカー
ド2に追加される。即ち、図7のステップ101に示す
ように金額を追加する手順が開始されてステップ102
に示すようにプリペードカード2、例えば、図5に示す
ように購入金額5千円、残高50円のプリペードカード
が発券機に投入されると、磁気ヘッド34により、プリ
ペイドカード2から磁気情報が読取られ、カード保留部
42の第1の収容部118内に一旦保留される。磁気情
報は、CPU160で処理されてステップ103に示す
ように表示部16にそのプリペードカード2の残高が表
示されるとともに追加可能な金額の最大値が表示され
る。例えば、表示部16に残高50円、追加可能な金額
4千950円が表示される。ステップ104に示すよう
にプリペードカード2に金額を追加する為に、現金を紙
幣ユニット4の紙幣投入口19を介して投入すると、例
えば、1万円札が紙幣投入口19に投入されると、ステ
ップ105に示すようにこの現金、例えば、投入金額1
万円が表示部16に表示される。例えば、前記残高及び
追加可能な金額の表示とともに投入金額1万円が表示さ
れる。ここで、図4に示す金額追加キー31を押して金
額を追加することを決定すると、金額キー33は、テン
キーにその表示が変更される。ステップ106で示すよ
うにこのテンキー33で追加すべき金額が入力される
と、例えば、2千円が入力されると、カード保留部42
内に保留されていたプリペイドカードは、印字記録部3
0へ送られ、印字ヘッド32により図5に示すように追
加金額2千円が印字されるとともに残高2千50円が表
示部16に表示される。その後、ステップ107に示す
ように投入金額と指定金額の差額が釣銭返却口39に返
却されるとともに、プリペイドカード2は磁気ヘッド3
4へ送り込まれ、磁気情報として追加金額が追加されて
残高金額が更新された旨が記録される。例えば、投入金
額一万円と指定金額2千円との差額8千円が釣銭返却口
39に返却されるとともに、2千円が追加され、残高が
2千である旨がプリペードカードに記録される。この記
録の後、精算を要する場合には、再び、プリペイドカー
ドは、印字記録部30へ送られ、精算金額が記入された
後、プリペイドカード2は磁気ヘッド34へ送り込ま
れ、磁気情報、例えば残高の書き替えが行なわれる。そ
の後、プリペイドカード2は、返却口2に向けて搬送さ
れ、返却される。この一連のステップが終了してプリペ
ードカードへの金額の追加がステップ108に示すよう
に終了される。
【0035】上述の実施例では、プリペードカードに単
に金額を追加する場合、及び普通乗車券の不足分をプリ
ペードカードで精算する際にプリペードカードに金額を
追加する場合について説明したが、プリペードカードに
乗車区間情報が記録され、このプリペードカードで直接
乗車料金を精算するに際してプリペードカードに金額を
追加する場合にも同様に適用することができることは明
かである。
【0036】尚、図5に示すプリペードカードにおいて
は、その使用履歴がすべて印字されE いるが、金額を追
加した場合には、その印字された履歴がすべて消去さ
れ、追加時から新たなプリペードカードとして使用可能
としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の発券機
によれば、使用された後にプリペードカードに金額を追
加でき、しかも、金額追加の際には、投入金額の範囲内
で任意の金額を追加することができる。また、発券機に
金額の追加を指定する金額追加キーを設け、このキーが
押された際には、運賃を表示する等の為のメニューキー
がテンキーに変更される。従って、発券機の機能を簡略
化でき、しかも、利用者の自由度をより向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る発券機の制御系を示
すブロック図。
【図2】この発明の一実施例に係る発券機の機構を概略
的に示す断面図。
【図3】図2に示した発券機の斜視図。
【図4】図3に示した操作部及び表示部を示す平面図。
【図5】図1及び図2に示した発券機で処理されるプリ
ペードカードの印字の一例を示す平面図。
【図6】図1に示した制御系の一部をより詳細に示すブ
ロック図。
【図7】図1に示す制御系においてプリペードカードに
金額を追加する工程を示すフロチャート。
【符号の説明】
2 … プリペードカード 16 … 表示部 22 … 投入/返却口、 24 … 投入ガイド、 26 … 整位部、 30 … 印字記録部 34 … 磁気ヘッド 31 … 金額追加キー 42 … カード保留部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07B 15/00 J E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入される投入金額を判別する判別手段
    と、 乗車期間料金及び1桁の数字を記憶する記憶手段と、 前記判別手段により判別された投入金額に基づいて前記
    記憶手段に記憶される区間料金を表示する表示手段と、 この表示手段により表示される区間料金を入力する区間
    料金入力手段と、 この区間料金入力手段により入力された区間料金に対応
    する乗車券に印刷する印刷手段と、 前記表示手段の表示切り替えを入力する切り替え入力手
    段と、 こn切り替え入力手段により表示切り替え入力されたと
    き、前記記憶手段に記憶される1桁の数字を前記表示手
    段に表示させる表示制御手段と、 を具備することを特徴とする発券機。
  2. 【請求項2】プリペードカードに文字印字する手段と、 プリペードカードに磁気的に残高情報を記録し、記録さ
    れた磁気情報を読み取る手段と、 プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段に搬
    送するとともにプリペードカードを返却する手段と、 プリペードカードに磁気的に記録された残高及び追加可
    能な最大金額を表示する手段と、 投入された金銭を処理して投入金額を表示手段に表示さ
    せる手段と、 前記最大金額内で任意の追加金額を指示する指定手段
    と、 磁気記録手段及び印字手段に対してプリペードカードに
    追加金額を加えた残高を磁気的に記録させるとともにそ
    の残高を印字させる制御手段と、 を具備することを特徴とする発券機。
  3. 【請求項3】プリペードカードに印字する手段と、 プリペードカードに磁気的に残高情報を記録し、記録さ
    れた磁気情報を再生する手段と、 プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段に搬
    送するとともにプリペードカードを返却する手段と、 プリペードカードに磁気的に記録された残高及び追加可
    能な最大金額を表示する手段と、 投入された金銭を処理して投入金額を表示手段に表示さ
    せる手段と、 前記最大金額内で任意の追加金額を指示して磁気記録手
    段及び印字手段に対してプリペードカードに追加金額を
    加えた残高を磁気的に記録させるとともにその残高を印
    字させ、金銭処理手段に対して投入金額と追加金額との
    差を返還させるる手段と、 を具備することを特徴とする発券機。
  4. 【請求項4】プリペードカードに印字する手段と、 プリペードカードに磁気的に残高情報を記録し、記録さ
    れた磁気情報を再生する手段と、 プリペードを受け入れ、印字手段及び磁気記録手段に搬
    送するとともにプリペードカードを返却する手段と、 プリペードカードに磁気的に記録された残高及び追加可
    能な最大金額を表示する手段と、 乗車券を発行する機構と、 投入された金銭を処理して投入金額を表示手段に表示さ
    せる手段と、 乗車券に関する複数の区間料金を指示する複数の区間料
    金指示手段と、 プリペードカードに金銭の追加を指示するとともにこの
    指示に応じて区間料金指示手段を追加金額を指定する手
    段に変更する追加指示変更手段と、 この追加指示変更手段からの指定に応答して前記最大金
    額内で任意の追加金額を指示して磁気記録手段及び印字
    手段に対してプリペードカードに追加金額を加えた残高
    を磁気的に記録させるとともにその残高を印字させ、金
    銭処理手段に対して投入金額と追加金額との差を返還さ
    せるる手段と、 を具備することを特徴とする発券機。
JP5238492A 1993-09-24 1993-09-24 券売機 Pending JPH0793601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238492A JPH0793601A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 券売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238492A JPH0793601A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 券売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0793601A true JPH0793601A (ja) 1995-04-07

Family

ID=17031057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5238492A Pending JPH0793601A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 券売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0793601A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047956A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 入金機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047956A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 入金機
JP4622730B2 (ja) * 2005-08-09 2011-02-02 富士電機リテイルシステムズ株式会社 入金機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63245590A (ja) 通貨両替機
JP2000207608A (ja) 現金自動預け払い機
JPH08235388A (ja) 券売機
JP3197066B2 (ja) 券類処理装置、自動精算装置
JPH0793601A (ja) 券売機
JPS58163062A (ja) 自動販売機
JPH0896212A (ja) 自動取引装置
JP2611878B2 (ja) 自動取引システム
JP2003108948A (ja) カード処理装置
JPS60123991A (ja) 硬貨処理装置
JP2726461B2 (ja) 自動券売機及び金額カード処理機
JPH01183776A (ja) 自動取引装置
JPH09231439A (ja) 宝くじ発券機能を有する現金自動取引装置
JPH11259731A (ja) 自動取引装置およびその制御方法
JPH06266923A (ja) 還流式自動取引装置
JPH0632916Y2 (ja) カード発行装置
JP2735265B2 (ja) 自動券売機と自動券売機におけるカード処理方法
JPS61206092A (ja) 接客窓口の現金払戻装置
JPH01180691A (ja) 金額券処理装置
JPH02281371A (ja) 現金自動取引装置
JPH10188055A (ja) カード処理方法およびカード処理装置
JPH11175819A (ja) 自動取引装置
JPS6123292A (ja) 自動取引装置
JPH02226470A (ja) 自動取引装置
JP2000251102A (ja) カード処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees