JPH0627450B2 - 回転部材の取付構造 - Google Patents

回転部材の取付構造

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JPH0627450B2
JPH0627450B2 JP2483386A JP2483386A JPH0627450B2 JP H0627450 B2 JPH0627450 B2 JP H0627450B2 JP 2483386 A JP2483386 A JP 2483386A JP 2483386 A JP2483386 A JP 2483386A JP H0627450 B2 JPH0627450 B2 JP H0627450B2
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JP
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locking claw
knob
lever
bearing
elastic leg
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JP2483386A
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JPS62182383A (ja
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清志 白銀
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U Shin Ltd
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Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、自動車のウインドレギュレータハン
ドルのノブ等に最適な回転部材の取付構造に関するもの
であり、以下、この自動車用ウインドレギュレータハン
ドルに基づいて本発明を詳細に説明する。
(従来の技術) 従来、この種のレギュレータハンドルのノブ取付構造と
して、第17図又は第19図に示すものがある。
第17図に示すものは、操作部材であるノブ21に設け
た軸受部22の内面に段部23を形成し、***作部材で
あるレバー24を回動可能に支持するとともに、その一
端に、第18図に示すように、略半割りリング状であっ
て、先端に係止爪25を設けた軸部26を形成して、ノ
ブ21の軸受部22にレバー24の軸部26を嵌入し
て、軸部26の弾性により係止爪25を段部23に係止
させるようにしたものである。そして、ノブ21を持っ
て旋回させると、レバー24の図示しない他端が回動
し、ウインドの昇降が行なわれるようになっている。
第19図は、前記第17図に示すものとは逆に、レバー
27に、内面に段部28を有する軸受部29を形成する
一方、ノブ30の軸部31にその先端を4つ割りして弾
性を保有せしめるとともに、前記段部28と係止する係
止爪32を形成したものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記いずれのレギュレータハンドルにあ
っても、ノブ21,30に過度の引張力を加えると、ノ
ブ21,30が外れたり、また、反復,永年使用による
係止爪25,32の摩耗、あるいは弾性を保有する軸部
26,31の塑性撓みにより、段部23,28と係止爪
25,32の係止関係が維持できなくなることがあっ
た。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、ノブ等
の回転部材を確実に抜け止めして取り付けることが可能
な回転部材の取付構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本発明は、長手方向に凹溝
と該凹溝に隣接する凸条とを有する軸部を基部より突設
するとともに、先端外方に係止爪を有する弾性脚部を前
記係止爪の高さより小さい間隔をおいて前記凸条の外方
に並設した操作部材と、前記弾性脚部と軸部とが嵌入す
る軸受部と、該軸受部内面に前記係止爪が係合するガイ
ド溝と、前記軸受部内面全周にわたって設けられ、前記
係止爪が係止する段部とを設けた***作部材と、からな
り、前記操作部材の弾性脚部の係止爪が前記***作部材
のガイド溝に係合した状態で前記凹溝内に移動した後、
前記***作部材の段部に係止して、前記両部材を回動自
在に取り付けたものである。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図から第3図は操作部材であるノブ1を示し、第4
図,第5図は***作部材であるレバー10を示す。
ノブ1は、外周に筒部2aを設けてコップ状に形成した
基部2の底部より、長手方向に周4等配した凹溝3と該
凹溝3に隣接する凸条4とを有する軸部5を突設すると
ともに、先端外方に係止爪6を有する弾性脚部7を前記
凸条4の外方に並設したものである。なお、第3図中8
は係止爪6を形成するための型抜き用の穴であり、9は
この穴8を覆い、かつ飾り用としての当板である。
レバー10は、その一端の前記ノブ1の各弾性脚部7が
嵌入して外接する軸受部11を有し、該軸受部11の外
面はノブ1の筒部2aに回転自在に嵌合するようになっ
ている。また、軸受部11の内面に、前記ノブ1の各係
止爪6が係合して摺動する螺旋状のガイド溝12と、該
ガイド溝12の終端近傍に前記ノブ1の係止爪6が係止
する段部13とを有している。
以上の構成からなるノブ1及びレバー10において、ノ
ブ1をレバー10に取り付けるには、まづ、ノブ1の係
止爪6をレバー10のガイド溝12に係合させるととも
に、レバー10の軸受部11の外周面をノブ1の筒部2
aに嵌合させ、ノブ1を回転させないでそのまま押し込
む。このとき、弾性脚部7はその先端の係止爪6が螺旋
状のガイド溝12にガイドされ、係止爪6は、第6図に
示すように、弾性脚部7が撓んで、その先端の係止爪6
が軸部5の凹溝3の位置に移動する。
さらにノブ1を押し込むと、係止爪6はガイド溝12の
終端の傾斜部12aより反力を受けて、第7図,第8図
に示すように、凹溝3に陥没する。そして、この係止爪
6が軸受部11の内面を乗り越えると、弾性脚部7の弾
性により、第9図に示すように、段部13と係止する。
同時に、弾性脚部7は係止爪6とガイド溝12との係合
はないため、通常の位置に戻って立ち直り、ノブ1のレ
バー10への取り付けが完了する。
この取付状態(第9図)において、ノブ1の弾性脚部7
は、軸部5の凸条4と僅かな間隙をもって並設し、か
つ、レバー10の軸受部11と外接して、半径方向の撓
みが拘束されるため、ノブ1の操作中にいかなる力が作
用しても、係止爪6が段部13より離脱することはな
く、係止状態は確実に保持される。
また、本実施例は、ノブ1の筒部2aの内周面がレバー
10の軸受部11の外周面と摺接し、軸受として作用す
るため、ノブ1の操作は極めて滑らかであり、ガタツキ
がない。
第10図から第16図は本発明の第2実施例を示す。
ノブ14は、弾性脚部15の形状を除いて前記第1実施
例と実質的に同一であり、対応する部分には同一番号を
付して説明を省略する。すなわち、弾性脚部15は、そ
の先端近傍に切り欠き15aを設けることにより、係止
爪6を形成している。従って、前記第1実施例のよう
に、型抜き用の穴8又は当板9は不要である。
また、レバー16のガイド溝17は直線状であって、そ
の長さはノブ14の係止爪6が係合するに最小限の長さ
であり、さらに、軸受部18の内面がガイド溝17の底
面と面一となっている。
この第2実施例においては、まず、ノブ14をレバー1
6の軸受部18に挿入するとともに、レバー16の軸受
部18の外周面をノブ14の筒部2aに嵌合させて押し
込み、第14図に示すように、係止爪6をガイド溝17
に係合させる。そして、ノブ14を左右いずれかの方法
に捩って、第15図に示すように、係止爪6を凹溝3の
位置に移動させた後、ノブ14を強く押し込むと、係止
爪6は、第16図に示すように段部13に係止する。
弾性脚部15の作用効果は前記第1実施例と同様であ
り、説明を省略する。
なお、以上の実施例は、操作部材としてノブ,***作部
材としてレバーを用いるものを示したが、レバー相互間
の取付構造にも適用し得るものである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、操作
部材を***作部材に取り付ける際には、操作部材の凸条
に併設する弾性脚部の係止爪が、***作部材のガイド溝
に係合した状態で、凸状に隣接する凹溝の位置に移動し
て、***作部材の段部に係止する。そして、一旦、係止
爪が段部に係止すると、係止爪とガイド溝との係合が外
れているため、弾性部材は元の状態に立ち直り、係止爪
は段部との係止状態を維持したまま、凹溝の位置から凸
条の外方位置に戻るようになっている。この状態におい
て、弾性部材は、凸状と***作部材の軸受部とにより、
係止爪と段部の係止が外れる方向、すなわち、軸部の半
径方向の撓みが拘束されるため、たとえ軸方向に引張力
を加えても操作部材は***作部材から抜け出ることはな
い。従って、本発明によれば、これらの回転部材は確実
に抜け止めされて取り付けることができるという効果を
有している。
なお、実施例に示すように、操作部材に、軸部の周囲
で、かつ、弾性部材よりも外方に筒部を設け、この筒部
と***作部材の軸受部の外周面とが回転自在に嵌合する
ように形成すれば、弾性脚部と軸受部又は凸条との間に
多少の間隙があっても、筒部が軸受として作用するた
め、ガタツキのない極めて円滑な操作が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した自動車用ウインドレギュレー
タハンドルのノブの斜視図、第2図は第1図の平面図、
第3図は第2図のI−I線断面図、第4図はレバーの断
面図、第5図は第4図のII−II線断面図、第6図及び第
7図はノブの取付途中の状態を示す平面図、第8図は第
7図に示す状態のノブの斜視図、第9図はノブとレバー
の取付完了状態を示す断面図、第10図は本発明の第2
実施例である自動車用ウインドレギュレータハンドルの
ノブの斜視図、第11図は第10図の平面図、第12図
は第11図のIII−III線断面図、第13図は第2実施例
のレバーの断面図、第14図は第2実施例のノブの取付
途中の状態を示す断面図、第15図は第14図に示す状
態のノブの平面図、第16図は第2実施例のノブとレバ
ーの取付完了状態を示す断面図、第17図及び第19図
はそれぞれ従来の自動車用ウインドレギュレータハンド
ルの取付構造を示す分解斜視図、第18図は第17図の
A部拡大図である。 1……ノブ、2……基部、3……凹溝、4……凸条、5
……軸部、6……係止爪、7……弾性脚部、10……レ
バー、11……軸受部、12……ガイド溝、13……段
部、14……ノブ、15……弾性脚部、16……レバ
ー、17……軸受部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に凹溝と該凹溝に隣接する凸条と
    を有する軸部を基部より突設するとともに、先端外方に
    係止爪を有する弾性脚部を前記係止爪の高さより小さい
    間隔をおいて前記凸条の外方に並設した操作部材と、前
    記弾性脚部と軸部とが嵌入する軸受部と、該軸受部内面
    に前記係止爪が係合するガイド溝と、前記軸受部内面全
    周にわたって設けられ、前記係止爪が係止する段部とを
    設けた***作部材と、からなり、前記操作部材の弾性脚
    部の係止爪が前記***作部材のガイド溝に係合した状態
    で前記凹溝内に移動した後、前記***作部材の段部に係
    止して、前記両部材を回動自在に取り付けたことを特徴
    とする回転部材の取付構造。
JP2483386A 1986-02-05 1986-02-05 回転部材の取付構造 Expired - Lifetime JPH0627450B2 (ja)

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JPH01106323U (ja) * 1988-01-08 1989-07-18
JPH0559508U (ja) * 1992-01-13 1993-08-06 株式会社ユーシン レバーの取付構造

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