JPH06274463A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH06274463A
JPH06274463A JP5060414A JP6041493A JPH06274463A JP H06274463 A JPH06274463 A JP H06274463A JP 5060414 A JP5060414 A JP 5060414A JP 6041493 A JP6041493 A JP 6041493A JP H06274463 A JPH06274463 A JP H06274463A
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JP
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JP5060414A
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Takanori Ookura
敬規 大倉
Takushi Hamada
卓志 濱田
Shunji Inada
俊司 稲田
Shinichiro Yamaguchi
伸一朗 山口
Hiroshi Tomizawa
宏 冨沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/173Interprocessor communication using an interconnection network, e.g. matrix, shuffle, pyramid, star, snowflake

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周期データ転送時のシステムバス4の負荷を
低減させ、周期データ送受信時のデータ伝送路5の占有
率を低減させるデータ通信システムを提供する。 【構成】 複数の制御計算機がデータ伝送路5に結合さ
れ、各制御計算機は、CPU1と主メモリ2とシステム
バス4と、システムバス4とデータ伝送路5間に接続さ
れ、制御部6と周期データメモリ7内蔵の通信コントロ
ーラ3を具備し、周期的に得られる周期データを、デー
タ伝送路5を介して複数の制御計算機間で送受信し、C
PU1が主メモリ2の格納周期データを用いて所要のデ
ータ処理を行うデータ通信システムにおいて、通信コン
トローラ3は、少なくとも自制御計算機内で必要とする
周期データを受信し、この受信した周期データを主メモ
リ2に格納させ、主メモリ2に格納されている送信すべ
き周期データの中で、更新された周期データのみを読み
出し、データ伝送路5に送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御計算機間で
周期データの送受信を行うデータ通信システムに係わ
り、特に、各制御計算機内のシステムバスの利用の効率
化を計るとともに、周期データが伝送されるデータ伝送
路の利用の効率化を計るようにした改良されたデータ通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ通信システムとし
ては、例えば、特開平4−133540号に開示された
サイクリック通信システムが知られている。
【0003】前記開示によるサイクリック通信システム
は、伝送路(データ伝送路)に複数の制御計算機を結合
し、これら複数の制御計算機間でサイクリックデータの
送受信を行う通信システムであって、前記各制御計算機
は、複数のCPUと、共有メモリと、システムバスと、
通信コントローラと、サイクリックメモリを具備し、複
数のCPU、共有メモリ、通信コントローラはそれぞれ
システムバスを介して結合されており、通信コントロー
ラは、サイクリックメモリが結合されるとともに、伝送
路に接続されているものである。そして、サイクリック
メモリに格納されているサイクリックデータの中で、ア
クセス頻度が高いサイクリックデータを選択し、その選
択したサイクリックデータを共有メモリに転送格納さ
せ、また、それ以外のサイクリックデータをサイクリッ
クメモリのみに格納させるようにしているものである。
このような手段を講じれば、各CPUは、前記選択した
サイクリックデータについてアクセスする場合に、シス
テムバスを介して共有メモリ内の前記サイクリックデー
タのアクセスを行えば足り、わざわざ通信コントローラ
を起動させることがないので、高速度で前記サイクリッ
クデータのアクセスを行うことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記開
示によるサイクリック通信システムは、サイクリックデ
ータをアクセスする際に、一応、通信コントローラの負
荷が軽減され、高速度のアクセスを行うことが可能にな
るものの、依然として、各制御計算機において受信した
サイクリックデータの中のアクセス頻度が高いサイクリ
ックデータを、通信コントローラからシステムバスを介
して共有メモリに転送させたり、送信すべきサイクリッ
クデータを共有メモリからシステムバスを介して通信コ
ントローラに転送させる必要があり、これらサイクリッ
クデータの転送の際にはシステムバスが占有されるた
め、その転送がシステムバスの負荷になり、各CPUに
おける共有メモリ内のサイクリックデータに対する高速
度アクセスの障害になるという問題が残されている。
【0005】さらに、前記開示によるサイクリック通信
システムは、サイクリック通信システムが大規模にな
り、制御情報量が増大した場合や、各制御計算機で制御
される装置や機器(例えば、産業プラント等)の制御精
密度が増大したような場合には、伝送路を通して送受信
されるサイクリックデータ量が増大し、サイクリックデ
ータの送受信頻度も増大するので、それに応じてシステ
ムバスにおけるサイクリックデータの転送の際の占有率
が高くなり、これと同時に、伝送路におけるサイクリッ
クデータの送受信の際の占有率が高くなり、サイクリッ
ク通信システム全体のデータ処理性能が低下してしまう
という問題もある。
【0006】本発明は、このような問題点を除くもので
あって、その目的は、各制御計算機内の周期データ転送
時におけるシステムバスの負荷を低減させるとともに、
周期データ送受信時のデータ伝送路の占有率を低減させ
るデータ通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数の制御計算機がデータ伝送路に結合
されており、各制御計算機は、1個以上のCPUと、主
メモリと、前記各CPU及び主メモリに接続されたシス
テムバスと、前記システムバスと前記データ伝送路間に
接続され、制御部及び周期データを格納するメモリを内
蔵した通信コントローラを具備し、周期的に得られる周
期データを、前記データ伝送路を介して前記複数の制御
計算機間で送受信を行い、前記各CPUが前記主メモリ
に格納されている前記周期データを用いて所要のデータ
処理を行うデータ通信システムにおいて、前記通信コン
トローラは、少なくとも自制御計算機内で必要とする前
記周期データを受信し、この受信した周期データを前記
主メモリ内に格納させ、また、前記主メモリ内に格納さ
れている送信すべき前記周期データの中で、更新された
前記周期データのみを読み出した後、前記データ伝送路
に送信させる手段を備える。
【0008】
【作用】前記手段によれば、周期データの受信時におい
て、各制御計算機の通信コントローラは、自制御計算機
で必要とする周期データをデータ伝送路から取得し、こ
の取得した前記周期データを一旦周期データを格納する
メモリに収納させた後、適宜、システムバスを介して主
メモリに転送させ、その中に格納する。この場合、受信
した周期データは、それまで主メモリに格納されている
周期データの中で、今回更新された周期データだけであ
って、今回更新されない周期データは含まれていないの
で、前記受信した周期データの量はそれほど多くなく、
前記受信した周期データをシステムバスを介して主メモ
リに転送させたとしても、前記受信した周期データがシ
ステムバスを占有する割合は低くなる。
【0009】また、周期データの送信時において、前記
通信コントローラは、主メモリに格納されている送信す
べき周期データの中で、今回更新された前記送信すべき
周期データだけを選別して読み出し、この読み出した送
信すべき周期データのみをデータ伝送路に送信させ、今
回更新されない送信すべき周期データについてはデータ
伝送路に送信させないようにしている。このため、現実
に送信される前記送信すべき周期データの量もそれほど
多くないので、前記送信すべき周期データの読み出し時
に、前記送信すべき周期データがシステムバスを占有し
ている割合は低くなり、しかも、前記送信すべき周期デ
ータのデータ伝送路への送信時に、送信される前記送信
すべき周期データがデータ伝送路を占有する割合も既知
のこの種の通信システムに比べて相当に低くなり、その
分、データ伝送路を介して送受信させる周期データの総
量を増大させたり、周期データの伝送割り当て周期を高
めたり、その他のデータの伝送量を増大させることも可
能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明に係わるデータ通信システ
ムの一実施例における要部構成を示すブロック構成図で
あって、データ通信システムとしてサイクリック通信シ
ステムに適用した場合を示すものである。
【0012】図1において、1−1は第1のCPU(中
央制御装置)、1−2は第2のCPU(中央制御装
置)、2は主メモリ、3は通信コントローラ、4はシス
テムバス、5はデータ伝送路、6はサイクリックデータ
制御回路、7はサイクリックデータメモリ、8はバスア
クセス制御回路、9は伝送路アクセス制御回路である。
【0013】そして、第1のCPU1−1、第2のCP
U1−2、主メモリ2は、システムバス4を介して結合
され、通信コントローラ3は、サイクリックデータ制御
回路6、サイクリックデータメモリ7、バスアクセス制
御回路8、伝送路アクセス制御回路9からなる。サイク
リックデータ制御回路6は、サイクリックデータメモリ
7、バスアクセス制御回路8、伝送路アクセス制御回路
9にそれぞれ接続され、バスアクセス制御回路8はシス
テムバス4に、伝送路アクセス制御回路9はデータ伝送
路5にそれぞれ接続される。
【0014】また、図2は、主メモリの主メモリ空間の
状態及びサイクリックデータメモリのサイクリックデー
タメモリ空間の状態の一例を示す説明図である。
【0015】図2において、51は主メモリ2の主メモ
リ空間、52はサイクリックデータメモリ7のサイクリ
ックデータメモリ空間、53は受信データ領域、54は
更新可能データ領域、55はサイクリックデータ領域、
56は受信データ領域、57は更新可能データ領域、5
8は更新テーブルである。
【0016】そして、主メモリ2の主メモリ空間51
は、受信サイクリックデータが格納される受信データ領
域53と、更新される可能性のあるサイクリックデータ
が格納される更新可能データ領域54とからなり、これ
らは合わせてサイクリックデータ領域55を構成する。
サイクリックデータメモリ7のサイクリックデータメモ
リ空間52は、受信サイクリックデータが格納される受
信データ領域56と、更新される可能性のあるサイクリ
ックデータが格納される更新可能データ領域57とから
なっている。また、本実施例では、更新可能データ領域
54に対応して、更新される可能性のあるサイクリック
データが更新されたか否かを示す更新テーブル58が主
メモリ2内に設けられている。
【0017】ここで、前記構成に係る本実施例の動作に
ついて、図2を併用して説明する。
【0018】データ伝送路5を介してサイクリックデー
タが周期的に伝送されてくると、制御計算機は、通信コ
ントローラ3においてこのサイクリックデータの取得を
行う。この場合、通信コントローラ3は、データ伝送路
5に接続されている伝送路アクセス制御回路9が、デー
タ伝送路5上に伝送される前記サイクリックデータを受
信し、この受信サイクリックデータを通信コントローラ
3内で処理可能なフォーマットに変換した後、サイクリ
ックデータ制御回路6に供給する。前記サイクリックデ
ータ制御回路6は、前記受信サイクリックデータが自制
御計算機で必要であるか否かを判断し、不必要との判断
をしたときは前記受信サイクリックデータを廃棄し、必
要であるとの判断をしたときは前記サイクリックデータ
をサイクリックデータメモリ7の受信データ領域56に
格納する。これと同時に、前記サイクリックデータ制御
回路6は、前記サイクリックデータをバスアクセス制御
回路8に供給し、主メモリ2に前記サイクリックデータ
の転送を指示する。この指示に応答して、前記バスアク
セス制御回路8は、前記サイクリックデータをシステム
バス4を介して主メモリ2に転送し、その受信データ領
域53に書き込みを行う。その後、前記主メモリ2に格
納されたサイクリックデータは、システムバス4を介し
て第1のCPU1−1または第2のCPU1−2によっ
て適宜アクセスされるようになる。
【0019】一方、第1のCPU1−1または第2のC
PU1−2は、主メモリ2の更新可能データ領域54に
格納されているサイクリックデータに対して書き込みア
クセス等を行い、前記サイクリックデータの更新を行っ
ている。このとき、前記サイクリックデータ制御回路6
は、指定されたタイミング、例えば、サイクリックデー
タが送受信される周期に基づくタイミング、または、第
1のCPU1−1や第2のCPU1−2から指示された
タイミング等によって、バスアクセス制御回路8に対
し、前記主メモリ2の更新可能データ領域54からサイ
クリックデータを読み出す指示を与える。このサイクリ
ックデータの読み出しの指示を受けたバスアクセス制御
回路8は、まず、主メモリ2内の更新テーブル58の内
容を調べ、今回更新されているサイクリックデータ、具
体的には、更新テーブル58において「1」が立てられ
ているサイクリックデータを選別する。次いで、この選
別したサイクリックデータを主メモリ2の更新可能デー
タ領域54から読み出し、この読み出したサイクリック
データをシステムバス4を介して前記サイクリックデー
タ制御回路6に転送する。前記サイクリックデータ制御
回路6は、このとき転送されてきた前記サイクリックデ
ータをサイクリックデータメモリ7の更新可能データ領
域57に格納するとともに、伝送路アクセス制御回路9
に対してこのサイクリックデータをデータ伝送路5への
送信を指示する。この送信指示を受けた前記伝送路アク
セス制御回路9は、前記サイクリックデータをデータ伝
送路5に伝送可能なフォーマットに変換した後、データ
伝送路5に送信する。
【0020】このように、本実施例によれば、各制御計
算機においてサイクリックデータの送受信を行う場合
に、送受信されるサイクリックデータは、全サイクリッ
クデータに対して、今回更新されたサイクリックデータ
だけであるので、制御計算機内においてシステムバス4
を介し主メモリ2と通信コントローラ3間を相互転送さ
れるサイクリックデータ、及び、データ伝送路5を伝送
されるサイクリックデータは、いずれも、少ないデータ
量になるので、サイクリックデータがシステムバス4を
占有している割合は低くなって、システムバス4におけ
るサイクリックデータの負荷を抑え、第1及び第2のC
PU1−1、1−2から主メモリ2に格納されているサ
イクリックデータへのアクセスを高速度で行うことがで
き、しかも、サイクリックデータがデータ伝送路5を占
有する割合も相当に低くなるので、データ伝送路5にお
けるサイクリックデータの負荷を抑え、サイクリックデ
ータ以外の他のデータの伝送量を増大させることができ
る。
【0021】続いて、図3は、前述の実施例の通信コン
トローラにおける内部構成の詳細の一例を示すブロック
構成図である。
【0022】図3において、10は通信コントローラバ
ス、11は通信コントローラ用CPU、12はDMAコ
ントローラ、13はバスアクセス用メモリ、14は送受
信コントローラ、15は信号変換回路であり、その他、
図1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
付けている。
【0023】そして、バスアクセス制御回路8は、DM
Aコントローラ12と、バスアクセス用メモリ13とか
らなり、伝送路アクセス制御回路9は、送受信コントロ
ーラ14と、信号変換回路15とからなる。通信コント
ローラバス10は、DMAコントローラ12と、バスア
クセス用メモリ13と、サイクリックデータ制御回路6
と、サイクリックデータメモリ7と、送受信コントロー
ラ14と、信号変換回路15と、通信コントローラ用C
PU11にそれぞれ結合され、DMAコントローラ12
はシステムバス4に、信号変換回路15はデータ伝送路
5にそれぞれ接続される。
【0024】また、図4は、前記通信コントローラのサ
イクリック制御回路における内部構成の詳細の一例を示
すブロック構成図である。
【0025】図4において、16はデータ受信制御回
路、17は受信データ選別回路、18はデータ登録テー
ブル、19はデータ送信制御回路、20はタイマーであ
り、その他、図3に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付けている。
【0026】そして、データ受信制御回路16は受信デ
ータ選別回路17に、受信データ選別回路17はデータ
登録テーブル18にそれぞれ接続され、データ送信制御
回路19はタイマー20に接続される。データ受信制御
回路16及びデータ送信制御回路19は通信コントロー
ラバス10にそれぞれ接続される。
【0027】前記構成に係わる通信コントローラの動作
を、図4を併用して説明する。
【0028】データ伝送路5に接続されている伝送路ア
クセス制御回路9において、信号変換回路15は、デー
タ伝送路5を伝送されてきたサイクリックデータを受信
し、この受信サイクリックデータを通信コントローラ3
内で処理可能なフォーマットに変換して送受信コントロ
ーラ14に供給する。送受信コントローラ14は、前記
受信サイクリックデータのエラーチェック等の処理を行
い、通信コントローラバス10を介してサイクリックデ
ータ制御回路6に転送する。前記サイクリックデータ制
御回路6においては、データ受信制御回路16が、送受
信コントローラ14から通信コントローラバス10を介
して転送されてきた受信サイクリックデータを受け、直
ちに、受信データ選別回路17に供給する。このとき、
前記受信データ選別回路17は、データ登録テーブル1
8を用いて前記受信サイクリックデータが自制御計算機
内において必要であるか否かの判断を行う。なお、前記
データ登録テーブル18には、自制御計算機内において
必要とするサイクリックデータ、即ち、自制御計算機内
において読み出し(リード)及び書き込み(ライト)さ
れるサイクリックデータを登録して置く。受信データ選
別回路17は、前記受信サイクリックデータが自制御計
算機内において不必要であるとの判断したときに前記受
信サイクリックデータを廃棄し、必要であると判断した
ときに前記受信サイクリックデータを前記データ受信制
御回路16に供給して、この受信サイクリックデータを
サイクリックデータメモリ7及び主メモリ2に格納する
ことを指示する。この指示を受けたデータ受信制御回路
16は、前記受信サイクリックデータをサイクリックデ
ータメモリ7に転送格納するとともに、バスアクセス制
御回路8に供給し、主メモリ2に格納することを指示す
る。ここで、受信サイクリックデータを主メモリ2に転
送するタイミングとしては、データを受信する度に転送
してもよいが、バス調停など転送に伴うオーバヘッドが
大きくなる場合は、前記データ受信制御回路16におい
て、前記サイクリックデータメモリ7に新たに格納され
た受信サイクリックデータ量を測定し、ある一定量のサ
イクリックデータを格納した後まとめて主メモリ2に転
送するか、あるいは、前記サイクリックデータメモリ7
に格納された受信サイクリックデータをまとめて主メモ
リ2に転送するようにしてもよい。前記データ受信制御
回路16からの指示を受けたDMAコントローラ12
は、システムバス4の占有権を獲得するまで前記受信サ
イクリックデータをバスアクセス用メモリ13に一時的
に格納し、システムバス4の占有権を獲得すると、前記
バスアクセス用メモリ13から前記受信サイクリックデ
ータを読み出し、システムバス4を介して主メモリ2に
転送させ、そこに格納する。主メモリ2に格納された前
記受信サイクリックデータは、第1のCPU1−1また
は第2のCPU1−2がシステムバス4を介してリード
アクセスを行うものである。
【0029】一方、第1のCPU1−1または第2のC
PU1−2による主メモリ2内のサイクリックデータに
対するライトアクセス等により、更新される可能性のあ
るサイクリックデータは、主メモリ2の更新可能データ
領域54(図2参照)に格納され、しかも、主メモリ2
内に対応して設けられている更新テーブル58によって
前記サイクリックデータの更新が行われたか否かが判断
できるように設定されている。この場合、サイクリック
データ制御回路6内にあるタイマー20は、指定された
タイミング、例えば、サイクリックデータが送受信され
る周期に基づいて設定されたタイミングで、データ送信
制御回路19を介してバスアクセス制御回路8内のDM
Aコントローラ12に対し、主メモリ2から送信すべき
サイクリックデータ(送信サイクリックデータ)を読み
出すように指示する。この読み出しの指示を受けたバス
アクセス制御回路8は、まず、システムバス4を介して
主メモリ2内の更新テーブル58の内容を調べ、今回更
新されているサイクリックデータ、即ち、更新テーブル
58において「1」が立てられているサイクリックデー
タを選別する。次いで、この選別したサイクリックデー
タを主メモリ2の更新可能データ領域54から読み出
し、この読み出したサイクリックデータをシステムバス
4を介して前記サイクリックデータ制御回路6内のデー
タ送信制御回路19に転送する。前記データ送信制御回
路19は、前記送信サイクリックデータを前記サイクリ
ックデータメモリ7に格納するとともに、伝送路アクセ
ス制御回路9内の送受信コントローラ14に対して前記
送信サイクリックデータのデータ伝送路への送信を指示
する。この送信指示を受けた前記送受信コントローラ1
4は、前記送信サイクリックデータをデータ伝送路5上
を伝送可能なフォーマットに変換し、エラーチェック用
フラグ等を付加した上、信号変換回路15においてデー
タ伝送路5を伝送させるに適したサイクリックデータに
変換した後、データ伝送路5に送信する。
【0030】このような動作を行う通信コントローラ3
を用いれば、前述のように、システムバス4におけるサ
イクリックデータの負荷を抑え、第1及び第2のCPU
1−1、1−2から主メモリ2に格納されているサイク
リックデータへのアクセスを高速度で行うことができる
だけでなく、データ伝送路5におけるサイクリックデー
タの負荷を抑え、サイクリックデータ以外の他のデータ
の伝送量を増大させることができる。
【0031】以上の実施例においては、データ伝送路5
から受信されるサイクリックデータは、通信コントロー
ラ3のサイクリックメモリ7及び主メモリ2内に予め登
録されているものであったが、もし、第1のCPU1−
1または第2のCPU1−2等がアクセスするサイクリ
ックデータが明確に特定できないような場合には、第1
のCPU1−1または第2のCPU1−2が主メモリ2
にサイクリックデータをアクセスしたときに、主メモリ
2内に所望のサイクリックデータが格納されていない場
合があり得る。このような場合には、所望のサイクリッ
クデータが得られないためにページフォールトを生じ、
第1のCPU1−1または第2のCPU1−2は、外部
の記憶装置等に前記所望のサイクリックデータを読み込
みに行かねばならない。
【0032】図5は、前記通信コントローラのサイクリ
ック制御回路における内部構成の詳細の他の例を示すブ
ロック構成図であって、サイクリックデータに関するペ
ージフォールトが生じたとき、通信コントローラが他の
制御計算機に対して所望のサイクリックデータの転送を
要求できるように構成されているものである。
【0033】図5において、21はデータ要求制御回路
であり、その他、図4に示された構成要素と同じ構成要
素には同じ符号を付けている。
【0034】そして、本例と図4に示された前例との違
いは、本例が、通信コントローラバス10、データ登録
テーブル18、データ送信制御回路19にそれぞれ結合
されているデータ要求制御回路21を備えているのに対
し、前例が、前記データ要求制御回路21を備えていな
い点だけであって、その他、本例と前例との間には構成
上の違いはない。
【0035】本例の動作は、本質的な点において前例の
動作と同じであるが、特に、本例においては、第1のC
PU1−1または第2のCPU1−2からサイクリック
データの要求があったとき、データ要求制御回路21
は、このサイクリックデータ要求情報を伝送路アクセス
制御回路9を介してデータ伝送路5に送信し、同時に、
第1のCPU1−1または第2のCPU1−2が要求し
た前記サイクリックデータをデータ登録テーブル18に
登録する。この場合、他の制御計算機が前記サイクリッ
ク要求情報に応答して所望のサイクリックデータを送信
してくると、所望のサイクリックデータは、前述の通常
の受信サイクリックデータに対する受信手順、及び、主
メモリ2への転送書き込み手順を経て、主メモリ2内に
格納書き込みが行われる。一方、自制御計算機が他の制
御計算機からサイクリックデータ要求情報を受信した場
合に、データ要求制御回路21は、データ登録テーブル
18を用いて前記サイクリックデータ要求情報によって
要求されているサイクリックデータを自制御計算機が供
給できるか否かの判断を行い、もし供給できるとの判断
を行ったときには、サイクリックデータメモリ7から前
記要求されたサイクリックデータを読み出し、この読み
出したサイクリックデータをデータ伝送路5を介して前
記サイクリックデータ要求情報を送信した制御計算機へ
送信する。
【0036】このように、本例によれば、自制御計算機
で得られなかったサイクリックデータを、他の制御計算
機から得るようにしているので、各制御計算機内ではペ
ージフォールトを生じることなく、所要のデータ処理を
実行することができる。
【0037】次に、図6は、本発明に係わるデータ通信
システムの第2の実施例における要部構成を示すブロッ
ク構成図である。
【0038】図6において、22はメモリ管理領域、2
3は主メモリ専用バス、24はCPU専用バスであり、
その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素には同
じ符号を付けている。
【0039】そして、第1のCPU1−1と第2のCP
U1−2は、CPU専用バス24で結合され、メモリ管
理領域22は、主メモリ専用バス23を通して主メモリ
2に結合されるとともに、システムバス4及びCPU専
用バス24に結合される。
【0040】本実施例によるデータ通信システムは、各
制御計算機における主制御部の構成が前述の第1の実施
例の構成と異なっているが、その基本的な動作は同じで
あるので、本実施例に対する動作説明は省略する。
【0041】また、図7は、本発明に係わるデータ通信
システムの第3の実施例における要部構成を示すブロッ
ク構成図である。
【0042】図7において、25はCPU・メモリ間バ
スであり、その他、図6に示された構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付けている。
【0043】そして、第1のCPU1−1、第2のCP
U1−2、主メモリ2は、CPU・メモリ間バス25に
結合され、メモリ管理領域22は、システムバス4及び
CPU・メモリ間バス25に結合される。
【0044】本実施例によるデータ通信システムも、各
制御計算機における主制御部の構成が前述の第1及び第
2の実施例の構成と異なっているが、その基本的な動作
はそれらと同じであるので、本実施例に対する動作説明
も省略する。
【0045】さらに、図8は、本発明に係わるデータ通
信システムの第4の実施例における要部構成を示すブロ
ック構成図である。
【0046】図8において、26はI/Oコントロー
ラ、27はI/Oバスであり、その他、図6に示された
構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【0047】本実施例によるデータ通信システムも、各
制御計算機における主制御部の構成が前述の第1乃至第
3の実施例の構成と異なっているが、その基本的な動作
はそれらと同じであるので、本実施例に対する動作説明
も省略する。
【0048】なお、前述の各実施例においては、更新テ
ーブル58を主メモリ2内に格納したものとして説明し
たが、更新テーブル58は必ずしも主メモリ2内に設け
る必要がなく、新たに更新テーブル専用のメモリをシス
テムバス4上に結合させるようにしてもよい。この場
合、前記更新テーブル専用のメモリは、第1のCPU1
−1または第2のCPU1−2等がサイクリックデータ
を更新する際に、同時に、書き換えを行うためのアクセ
ス可能な個所にあればよい。
【0049】本例におけるサイクリックデータの読み出
し手順としては、通信コントローラ3のサイクリックデ
ータ制御回路6内のタイマー20が周期的にデータ送信
制御回路19に対して更新テーブル58の読み出しを指
令し、この指令を受けたデータ送信制御回路19が前記
更新テーブル58の読み出しに基づき更新されたサイク
リックデータを選別し、この選別されたサイクリックデ
ータに対してのみ主メモリ2からの読み出しを実行す
る。
【0050】また、これまでの実施例は、いずれかの個
所に更新テーブル58を設けた例について説明したが、
本発明によるデータ通信システムは、更新テーブル58
を設けた場合に限られるものではなく、更新テーブル5
8を設けることなく、プログラムによって、更新された
サイクリックデータのみを通信コントローラ3へ転送さ
せるようにしても、同様の作用効果を達成できるもので
ある。
【0051】図9は、更新されたサイクリックデータが
プログラムによって通信コントローラに転送される状態
を示す動作説明図である。
【0052】この場合、第1のCPU1−1または第2
のCPU1−2等が主メモリ2にサイクリックデータの
書き込みを行う(ライトする)度ごとに、そのサイクリ
ックデータを通信コントローラ3にも転送させるには、
第1のCPU1−1または第2のCPU1−2等を動作
させるプログラムの変更によって行われる。
【0053】また、更新テーブル58を設けない他の実
施例としては、自制御計算機内で更新される可能性のあ
る更新可能なデータを全て主メモリ2から読み出し、通
信コントローラ3内でデータ伝送路5上に送信すべき更
新データを選別する方法もある。
【0054】図10は、この転送動作が実行される通信
コントローラの要部構成を示すブロック構成図である。
【0055】図10において、28は読み出しサイクリ
ックデータ蓄積回路、29は更新サイクリックデータ選
別回路であり、その他、図1、図3及び図4に示された
構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【0056】そして、読み出しサイクリックデータ蓄積
回路28及び更新サイクリックデータ選別回路29は、
互いに接続されるとともに、通信コントローラバス10
に接続され、更新サイクリックデータ選別回路29は、
データ送信制御回路19にも接続されている。
【0057】前記構成に係わる通信コントローラ3にお
いて、主メモリ2に書き込まれている更新可能なサイク
リックデータと同じ内容をもつ転送サイクリックデータ
は、通信コントローラバス10を介して読み出しサイク
リックデータ蓄積回路28に一時的に蓄積され、次い
で、更新サイクリックデータ選別回路29に対して前記
転送サイクリックデータが到着した旨を通知する。この
通知を受けた更新サイクリックデータ選別回路29は、
前記転送サイクリックデータを読み出しサイクリックデ
ータ蓄積回路28から読み出し、同時に、サイクリック
メモリ7から前記転送サイクリックデータと同アドレス
に蓄積されているサイクリックデータを読み出す。続い
て、更新サイクリックデータ選別回路29は、これら読
み出された2つのサイクリックデータを比較し、それら
の間に違いがあったときには、サイクリックメモリ7内
の該当するアドレスのデータを更新データに書き換え、
かつ、前記更新された転送サイクリックデータのみをデ
ータ送信制御19に供給する。これを受けたデータ送信
制御19は、既に述べたような過程を経て、この転送サ
イクリックデータをデータ伝送路5に送信する。本実施
例では、主メモリ2から更新可能データを全て読み出す
ため、読み出し時のシステムバス負荷は軽減できない
が、通信コントローラ3内で更新データの選別を行いデ
ータ伝送路5に送信するので、データ伝送路5の負荷及
び受信サイクリックデータの主メモリ2書き込み時のシ
ステムバス負荷は軽減できる。
【0058】続く、図11は、データ伝送路5に送信さ
れる更新サイクリックデータを格納したデータフレーム
の例を示す説明図であり、図11(a)は、更新サイク
リックデータのデータ長が異なる場合、図11(b)
は、更新サイクリックデータのデータ長が等しい場合で
ある。
【0059】図11(a)に示すように、通常のデータ
フレームは、各更新サイクリックデータの前にそれぞれ
データアドレスやデータ長等の情報を含んだデータ情報
を付加し、データフレーム内にこれら更新サイクリック
データを順に割り当て、データフレームの最初にフレー
ムヘッダを配置し、データフレームの最後にフレームチ
ェックシーケンス(FCS)を配置したものである。
【0060】一方、図11(b)に示すように、データ
長の等しい更新サイクリックデータを格納したデータフ
レームは、データフレーム内にこれら更新サイクリック
データを順に割り当てるとともに、これら更新サイクリ
ックデータの前に主メモリ2等に格納されている更新テ
ーブルのコピーまたは更新サイクリックデータ選別回路
29に格納されている更新テーブルのコピーを配置した
もので、データフレームの最初にフレームヘッダを配置
し、データフレームの最後にフレームチェックシーケン
ス(FCS)を配置した点は通常のデータフレームと同
じである。
【0061】以上の各実施例は、周期データとして、サ
イクリックデータを用いた場合について説明している
が、本発明による周期データは、サイクリックデータに
限られるものではなく、サイクリックデータと類似の他
の周期データを用いた場合についても、同様に適用でき
るものである。
【0062】また、本発明のデータ通信システムに係わ
る、複数の制御計算機50が結合されるデータ伝送路5
の形式は、伝送されるデータの伝送形態に係らず、図1
2(a)乃至(c)に示すように、バス型、リング型、
または交換機を59を介在させたスター型等のいずれの
ものでもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周期データの受信時に、各制御計算機の通信コントロー
ラ3は、自制御計算機で必要とする周期データをデータ
伝送路5から取得し、この取得した周期データをシステ
ムバス4を介して主メモリ2に転送させ、その中に格納
するが、受信された周期データは、それまで主メモリ2
の格納周期データの中の今回更新された周期データだけ
であって、今回更新されない周期データは含まれていな
ので、前記受信された周期データの量はそれほど多くな
い。このため、前記受信された周期データをシステムバ
ス4を介して主メモリ2に転送されても、前記受信され
た周期データがシステムバス4を占有する割合は低くな
り、システムバス4における周期データの負荷が抑えら
れ、第1及び第2のCPU1−1、1−2から主メモリ
2に格納されている周期データへのアクセスを高速度で
行うことができるという効果がある。
【0064】また、周期データの送信時に、通信コント
ローラ3は、主メモリ2に格納されているあるいは今回
格納する送信すべき周期データの中の、今回更新された
送信すべき周期データだけを受領し、この受領した送信
すべき周期データのみをデータ伝送路5に送信させ、今
回更新されない送信すべき周期データについてはデータ
伝送路5に送信させないので、現実に送信される前記送
信すべき周期データの量もそれほど多くない。このた
め、前記送信すべき周期データの通信コントローラ3へ
の転送時に、前記送信すべき周期データがシステムバス
を占有している割合も低くなり、システムバス4におけ
る周期データの負荷が抑えられ、第1及び第2のCPU
1−1、1−2から主メモリ2に格納されている周期デ
ータへのアクセスを高速度で行うことができるという効
果がある。
【0065】さらに、前記送信すべき周期データのデー
タ伝送路5への送信時に、前述のように、現実に送信さ
れる前記送信すべき周期データの量もそれほど多くない
ので、送信される前記送信すべき周期データがデータ伝
送路を占有する割合も既知のこの種の通信システムに比
べて相当に低くなり、データ伝送路5におけるサイクリ
ックデータの負荷を抑え、サイクリックデータ以外の他
のデータの伝送量を増大させることができるという効果
がある。この他にも、前記他のデータの伝送量を増大を
ある程度抑制すれば、その分、データ伝送路5を介して
送受信させる周期データの総量を増大させたり、周期デ
ータの伝送割り当て周期を高めたりすることができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるデータ通信システムの一実施例
における要部構成を示すブロック構成図である。
【図2】主メモリの主メモリ空間の状態及びサイクリッ
クデータメモリのサイクリックデータメモリ空間の状態
の一例を示す説明図である。
【図3】図1に示された通信コントローラにおける内部
構成の詳細の一例を示すブロック構成図である。
【図4】図3に示されたサイクリック制御回路における
内部構成の詳細の一例を示すブロック構成図である。
【図5】図3に示されたサイクリック制御回路における
内部構成の詳細の他の例を示すブロック構成図である。
【図6】本発明に係わるデータ通信システムの第2の実
施例における要部構成を示すブロック構成図である。
【図7】本発明に係わるデータ通信システムの第3の実
施例における要部構成を示すブロック構成図である。
【図8】本発明に係わるデータ通信システムの第4の実
施例における要部構成を示すブロック構成図である。
【図9】更新されたサイクリックデータがプログラムに
よって通信コントローラに転送される状態を示す動作説
明図である。
【図10】通信コントローラ内において更新データの選
別を行う場合の通信コントローラの要部構成を示すブロ
ック構成図である。
【図11】データ伝送路に送信される更新サイクリック
データを格納したデータフレームの例を示す説明図であ
る。
【図12】複数の制御計算機が結合されるデータ伝送路
の形式を示す概要構成図である。
【符号の説明】
1−1 第1のCPU(中央制御装置) 1−2 第2のCPU(中央制御装置) 2 主メモリ 3 通信コントローラ 4 システムバス 5 データ伝送路 6 サイクリックデータ制御回路 7 サイクリック(周期)データメモリ 8 バスアクセス制御回路 9 伝送路アクセス制御回路 10 通信コントローラバス 11 通信コントローラ用CPU 12 DMAコントローラ 13 バスアクセス用メモリ 14 送受信コントローラ 15 信号変換回路 16 データ受信制御回路 17 受信データ選別回路 18 データ登録テーブル 19 データ送信制御回路 20 タイマー 21 データ要求制御回路 22 メモリ管理領域 23 主メモリ専用バス 24 CPU専用バス 25 CPU・メモリ間バス 26 I/Oコントローラ 27 I/Oバス 28 読み出しサイクリックデータ蓄積回路 29 更新サイクリックデータ選別回路 50 制御計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 伸一朗 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 冨沢 宏 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御計算機がデータ伝送路に結合
    されており、各制御計算機は、1個以上のCPUと、主
    メモリと、前記各CPU及び主メモリに接続されたシス
    テムバスと、前記システムバスと前記データ伝送路間に
    接続され、制御部及び周期データを収納するメモリを内
    蔵した通信コントローラを具備し、周期的に得られる周
    期データを、前記データ伝送路を介して前記複数の制御
    計算機間で送受信を行い、前記各CPUが前記主メモリ
    に格納されている前記周期データを用いて所要のデータ
    処理を行うデータ通信システムにおいて、前記通信コン
    トローラは、少なくとも自制御計算機内で必要とする前
    記周期データを受信し、この受信した周期データを前記
    主メモリ内に格納させ、また、前記主メモリ内に格納さ
    れている送信すべき前記周期データの中で、更新された
    前記周期データのみを読み出した後、前記データ伝送路
    に送信させることを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 自制御計算機内で更新される可能性のあ
    るそれぞれの周期データに対応させて更新の有無を示す
    更新テーブルを設け、通信コントローラは、この更新テ
    ーブルの内容に基づいて、前記主メモリから読み出すべ
    き前記周期データの選別を行うことを特徴とする請求項
    1記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記主メモリ内に格納されている送信す
    べき周期データの読み出し時に、通信コントローラは、
    自制御計算機内で更新される可能性のある前記周期デー
    タの全てを読み出し、前記通信コントローラ内で前記送
    信すべき周期データの選別を行うことを特徴とする請求
    項1記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記各CPUは、主メモリへの周期デー
    タの書き込み時、または、前記主メモリに格納されてい
    る周期データの更新時に、それら周期データを通信コン
    トローラにも転送させることを特徴とする請求項1記載
    のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 各制御計算機が自制御計算機の主メモリ
    内に格納されていない周期データを必要としたとき、通
    信コントローラは、データ伝送路を介して他の制御計算
    機から前記周期データを受領し、この受領した周期デー
    タを前記主メモリに転送格納させ、以後、前記周期デー
    タが更新される度に受信することを特徴とする請求項1
    記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記通信コントローラは、少なくとも自
    制御計算機内で必要とする前記周期データを受信し、こ
    の受信した周期データを前記周期データを格納するメモ
    リに格納し、ある一定データ量を格納した時点でまとめ
    て前記主メモリに転送するか、あるいは、ある一定時間
    毎にまとめて前記主メモリに転送することを特徴とする
    請求項1記載のデータ通信システム。
JP5060414A 1993-03-19 1993-03-19 データ通信システム Pending JPH06274463A (ja)

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JP5060414A JPH06274463A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 データ通信システム
US08/213,782 US5517669A (en) 1993-03-19 1994-03-16 Cyclic data communication system

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