JPH06273765A - バックライト装置及びそれを用いた液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
バックライト装置及びそれを用いた液晶ディスプレイ装置Info
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- JPH06273765A JPH06273765A JP5280435A JP28043593A JPH06273765A JP H06273765 A JPH06273765 A JP H06273765A JP 5280435 A JP5280435 A JP 5280435A JP 28043593 A JP28043593 A JP 28043593A JP H06273765 A JPH06273765 A JP H06273765A
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- lamp
- liquid crystal
- lamp chamber
- backlight device
- air
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/10—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards
- B60Q3/14—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards lighting through the surface to be illuminated
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V19/00—Fastening of light sources or lamp holders
- F21V19/0075—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources
- F21V19/008—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources of straight tubular light sources, e.g. straight fluorescent tubes, soffit lamps
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/60—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects
- B60Q3/62—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects using light guides
- B60Q3/64—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects using light guides for a single lighting device
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- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/50—Cooling arrangements
- F21V29/70—Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
- F21V29/83—Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks the elements having apertures, ducts or channels, e.g. heat radiation holes
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V31/00—Gas-tight or water-tight arrangements
- F21V31/03—Gas-tight or water-tight arrangements with provision for venting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バックライト装置のランプ室における温度分布
を均一化して液晶パネルの画質を向上させると共に、反
射板における反射特性の劣化やムラを防止して輝度ムラ
の発生を防止する。 【構成】蛍光ランプ１により暖められた空気はランプ室
Ｄ内を上昇し、ランプ室Ｄの上側面３ａ1 に形成された
通気孔１１…から外部に放出される。また、ランプ挿入
用のＵ字状切り欠き溝５ｂはシール部材１６によって閉
塞されているため、該切り欠き溝５ｂ部分からの外気
（冷気）の侵入が遮断される。したがって、ランプ室Ｄ
内における縦方向（上下方向）の温度差があまりなく、
温度分布は均一化される。一方、外気の遮断に伴い塵埃
の侵入が遮断されることから、反射板３ａに塵埃が付着
することを防止し、該塵埃の付着に伴う反射特性の劣化
やムラを防止する。
を均一化して液晶パネルの画質を向上させると共に、反
射板における反射特性の劣化やムラを防止して輝度ムラ
の発生を防止する。 【構成】蛍光ランプ１により暖められた空気はランプ室
Ｄ内を上昇し、ランプ室Ｄの上側面３ａ1 に形成された
通気孔１１…から外部に放出される。また、ランプ挿入
用のＵ字状切り欠き溝５ｂはシール部材１６によって閉
塞されているため、該切り欠き溝５ｂ部分からの外気
（冷気）の侵入が遮断される。したがって、ランプ室Ｄ
内における縦方向（上下方向）の温度差があまりなく、
温度分布は均一化される。一方、外気の遮断に伴い塵埃
の侵入が遮断されることから、反射板３ａに塵埃が付着
することを防止し、該塵埃の付着に伴う反射特性の劣化
やムラを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、透過光の有無により情
報を表示する液晶ディスプレイ装置及びそれに用いられ
るバックライト装置に係り、詳しくは光源ランプにより
温度上昇を生ずるランプ室の構造に関する。
報を表示する液晶ディスプレイ装置及びそれに用いられ
るバックライト装置に係り、詳しくは光源ランプにより
温度上昇を生ずるランプ室の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、液晶自身は、非発光であるた
め、見やすさの向上及び暗所での使用を可能にする目的
で、表示面を均一に背面照射するバックライト装置が用
いられている。
め、見やすさの向上及び暗所での使用を可能にする目的
で、表示面を均一に背面照射するバックライト装置が用
いられている。
【０００３】従来、バックライト装置は、光源の種類並
びにエッジライト方式及び直下式等による各種装置が提
案されているが、液晶ディスプレイ装置の大型化に伴
い、光源ランプとして蛍光ランプを用いる直下型のバッ
クライト装置が多用されている。
びにエッジライト方式及び直下式等による各種装置が提
案されているが、液晶ディスプレイ装置の大型化に伴
い、光源ランプとして蛍光ランプを用いる直下型のバッ
クライト装置が多用されている。
【０００４】近時、本出願人は、縦長の大型液晶ディス
プレイを提案した（未公開）。該液晶ディスプレイ装置
には、図１０（ａ）に示すように、４本の細径・直管の
蛍光ランプ１を縦方向に配置した直下型のバックライト
装置Ｂｋ′が用いられており、長い蛍光ランプ１を用い
ることにより少ないランプで所望の輝度を得ている。ま
た、バックライト装置Ｂｋ′は、合成樹脂からなる額縁
状部材３を有しており、該額縁状部材３は、蛍光ランプ
１を収納して該ランプからの光を反射する反射部３ａ、
及び該バックライト装置Ｂｋ′を液晶パネル（不図示）
に取りつける取り付け部３ｂを有している。さらに、該
額縁状部材３は、その反射部３ａがライティングカーテ
ン及び拡散板により閉塞され、蛍光ランプ１を収納した
ランプ室Ｄを構成しており、かつその上下側面３ａ1 及
び３ａ2 には、図１０（ｂ），（ｃ）に示すような蛍光
ランプ１が貫通するＵ字状の切り欠き溝５ａ，５ｂがそ
れぞれ形成されている。
プレイを提案した（未公開）。該液晶ディスプレイ装置
には、図１０（ａ）に示すように、４本の細径・直管の
蛍光ランプ１を縦方向に配置した直下型のバックライト
装置Ｂｋ′が用いられており、長い蛍光ランプ１を用い
ることにより少ないランプで所望の輝度を得ている。ま
た、バックライト装置Ｂｋ′は、合成樹脂からなる額縁
状部材３を有しており、該額縁状部材３は、蛍光ランプ
１を収納して該ランプからの光を反射する反射部３ａ、
及び該バックライト装置Ｂｋ′を液晶パネル（不図示）
に取りつける取り付け部３ｂを有している。さらに、該
額縁状部材３は、その反射部３ａがライティングカーテ
ン及び拡散板により閉塞され、蛍光ランプ１を収納した
ランプ室Ｄを構成しており、かつその上下側面３ａ1 及
び３ａ2 には、図１０（ｂ），（ｃ）に示すような蛍光
ランプ１が貫通するＵ字状の切り欠き溝５ａ，５ｂがそ
れぞれ形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
バックライト装置Ｂｋ′においては、蛍光ランプ１によ
り暖められた空気がランプ室Ｄ内を移動してその上方部
分に溜り、該ランプ室Ｄ内において縦方向の温度分布を
生じさせ、隣接された液晶パネルの温度を局部的に上昇
させていた。このような温度分布は、上述従来例のよう
に縦長の大型液晶ディスプレイで縦方向の距離が大きい
ほど顕著であった。また、上述従来例のように蛍光ラン
プ１を縦方向に配置した場合には、ランプ室Ｄには蛍光
ランプ１に沿う縦方向の通気路が形成されるため、蛍光
ランプ１により暖められた空気が該通気路に沿って上方
向に流れ易く、やはり温度差が顕著であった。そして、
温度上昇した液晶はその結晶状態及び電気的特性を変え
ることから、液晶ディスプレイ装置としての利用範囲が
小さくなったり、また大きな温度分布が存在すると、同
一情報でも温度分布に依存して表示できなくなるという
問題を生じていた。
バックライト装置Ｂｋ′においては、蛍光ランプ１によ
り暖められた空気がランプ室Ｄ内を移動してその上方部
分に溜り、該ランプ室Ｄ内において縦方向の温度分布を
生じさせ、隣接された液晶パネルの温度を局部的に上昇
させていた。このような温度分布は、上述従来例のよう
に縦長の大型液晶ディスプレイで縦方向の距離が大きい
ほど顕著であった。また、上述従来例のように蛍光ラン
プ１を縦方向に配置した場合には、ランプ室Ｄには蛍光
ランプ１に沿う縦方向の通気路が形成されるため、蛍光
ランプ１により暖められた空気が該通気路に沿って上方
向に流れ易く、やはり温度差が顕著であった。そして、
温度上昇した液晶はその結晶状態及び電気的特性を変え
ることから、液晶ディスプレイ装置としての利用範囲が
小さくなったり、また大きな温度分布が存在すると、同
一情報でも温度分布に依存して表示できなくなるという
問題を生じていた。
【０００６】特に、カイラルスメクティック液晶ＳｍＣ
* からなる強誘電性液晶（ＦＬＣ）を表面安定型強誘電
性液晶（ＳＳＦＬＣ）モードにて用いる場合、もともと
温度に対する液晶の許容範囲が狭いことから、上述バッ
クライト装置Ｂｋ′の温度分布は、性能の大きく影響を
及ぼすこととなる。
* からなる強誘電性液晶（ＦＬＣ）を表面安定型強誘電
性液晶（ＳＳＦＬＣ）モードにて用いる場合、もともと
温度に対する液晶の許容範囲が狭いことから、上述バッ
クライト装置Ｂｋ′の温度分布は、性能の大きく影響を
及ぼすこととなる。
【０００７】また、上述したように額縁状部材３には切
り欠き溝５ａ，５ｂが形成されているため、上述したラ
ンプ室Ｄ内の空気の対流に伴ってかかる切り欠き溝５
ａ，５ｂからの多量の外気の吸い込みを生じ易く、該外
気と共に吸い込まれた塵挨が反射部３に付着して、時間
と共に反射部３の反射能力を低下させるという問題があ
った。このような塵埃の付着は切り欠き溝５ａ，５ｂの
近傍において顕著であるため、反射部３の反射性能にム
ラを生じ、液晶ディスプレイ装置として輝度ムラを発生
するという問題もあった。
り欠き溝５ａ，５ｂが形成されているため、上述したラ
ンプ室Ｄ内の空気の対流に伴ってかかる切り欠き溝５
ａ，５ｂからの多量の外気の吸い込みを生じ易く、該外
気と共に吸い込まれた塵挨が反射部３に付着して、時間
と共に反射部３の反射能力を低下させるという問題があ
った。このような塵埃の付着は切り欠き溝５ａ，５ｂの
近傍において顕著であるため、反射部３の反射性能にム
ラを生じ、液晶ディスプレイ装置として輝度ムラを発生
するという問題もあった。
【０００８】そこで、本発明は、ランプ室の温度分布を
減少させると共に該ランプ室への塵埃の侵入を抑えて、
上述課題を解決したバックライト装置、及びそれを用い
た液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
減少させると共に該ランプ室への塵埃の侵入を抑えて、
上述課題を解決したバックライト装置、及びそれを用い
た液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、その第１の発明は、縦方向に
直管型の光源ランプ（１）を配置したランプ室（Ｄ）を
有するバックライト装置（Ｂｋ）において、前記ランプ
室（Ｄ）の上側面（３ａ1 ）に形成され、前記光源ラン
プ（１）にて暖められた該ランプ室（Ｄ）内の空気を外
部に放出する通気孔（１１）と、前記ランプ室（Ｄ）の
下側面（３ａ2 ）に取り付けられ、前記光源ランプ
（１）挿入用の切り欠き溝（５ｂ）を該ランプ（１）に
密着して略々閉塞すると共に、外部の空気を遮断するシ
ール部材（１６）と、を備えてなることを特徴とする。
みなされたものであって、その第１の発明は、縦方向に
直管型の光源ランプ（１）を配置したランプ室（Ｄ）を
有するバックライト装置（Ｂｋ）において、前記ランプ
室（Ｄ）の上側面（３ａ1 ）に形成され、前記光源ラン
プ（１）にて暖められた該ランプ室（Ｄ）内の空気を外
部に放出する通気孔（１１）と、前記ランプ室（Ｄ）の
下側面（３ａ2 ）に取り付けられ、前記光源ランプ
（１）挿入用の切り欠き溝（５ｂ）を該ランプ（１）に
密着して略々閉塞すると共に、外部の空気を遮断するシ
ール部材（１６）と、を備えてなることを特徴とする。
【００１０】この場合、前記ランプ室（Ｄ）が、縦方向
に長く構成されてなる、ようにしてもよい。
に長く構成されてなる、ようにしてもよい。
【００１１】また、前記請求項１又は２記載のバックラ
イト装置（Ｂｋ）を液晶パネル（２０）に装着してな
る、ようにしてもよい。
イト装置（Ｂｋ）を液晶パネル（２０）に装着してな
る、ようにしてもよい。
【００１２】一方、第２の発明は、横方向に直管型の光
源ランプ（１）を配置したランプ室（Ｄ）を有するバッ
クライト装置（Ｂｋ）において、前記ランプ室（Ｄ）の
上側面（３３ａ5 ）に形成され、前記光源ランプ（１）
にて暖められた該ランプ室（Ｄ）内の空気を外部に放出
する通気孔（１１）を備えてなることを特徴とする。
源ランプ（１）を配置したランプ室（Ｄ）を有するバッ
クライト装置（Ｂｋ）において、前記ランプ室（Ｄ）の
上側面（３３ａ5 ）に形成され、前記光源ランプ（１）
にて暖められた該ランプ室（Ｄ）内の空気を外部に放出
する通気孔（１１）を備えてなることを特徴とする。
【００１３】この場合、前記ランプ室（Ｄ）が、横方向
に長く構成されてなる、ようにしてもよい。
に長く構成されてなる、ようにしてもよい。
【００１４】また、前記請求項４又は５記載のバックラ
イト装置（Ｂｋ）を液晶パネル（２０）に装着してな
る、ようにしてもよい。
イト装置（Ｂｋ）を液晶パネル（２０）に装着してな
る、ようにしてもよい。
【００１５】
【作用】以上構成に基づき、液晶ディスプレイ装置使用
時、バックライト装置（Ｂｋ）の光源ランプ（１）が点
灯される。該光源ランプ（１）は、光と共に熱を発生
し、該熱にて暖められたランプ室（Ｄ）内の空気は上方
に流れ、該ランプ室（Ｄ）の上側面（３ａ1 ）の通気孔
（１１）から外部に放散される。一方、ランプ室（Ｄ）
の下側面（３ａ2 ）は、ランプ挿入用の切り欠き溝（５
ｂ）がシール部材（１６）により、略々閉塞される。こ
れにより、ランプ室（Ｄ）の上方部分では、通気孔（１
１）により熱気が外部に放散されて温度上昇が抑えら
れ、またランプ室（Ｄ）の下方部分では、冷たい外気の
導入が遮断され、その結果、ランプ室（Ｄ）全体の温度
分布が改善される。
時、バックライト装置（Ｂｋ）の光源ランプ（１）が点
灯される。該光源ランプ（１）は、光と共に熱を発生
し、該熱にて暖められたランプ室（Ｄ）内の空気は上方
に流れ、該ランプ室（Ｄ）の上側面（３ａ1 ）の通気孔
（１１）から外部に放散される。一方、ランプ室（Ｄ）
の下側面（３ａ2 ）は、ランプ挿入用の切り欠き溝（５
ｂ）がシール部材（１６）により、略々閉塞される。こ
れにより、ランプ室（Ｄ）の上方部分では、通気孔（１
１）により熱気が外部に放散されて温度上昇が抑えら
れ、またランプ室（Ｄ）の下方部分では、冷たい外気の
導入が遮断され、その結果、ランプ室（Ｄ）全体の温度
分布が改善される。
【００１６】また、シール部材（１６）により、ランプ
室（Ｄ）に流入する空気が遮断されることにより、空気
と共に吸い込まれる塵埃も無くなり、反射部などへの塵
埃の付着を防止する。
室（Ｄ）に流入する空気が遮断されることにより、空気
と共に吸い込まれる塵埃も無くなり、反射部などへの塵
埃の付着を防止する。
【００１７】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何ら本発明の構成を限定するもので
はない。
するものであるが、何ら本発明の構成を限定するもので
はない。
【００１８】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【００１９】まず、第１実施例について、図１乃至図９
に沿って説明する。
に沿って説明する。
【００２０】液晶ディスプレイ装置は、液晶パネル及び
バックライト装置からなる。液晶パネルはカイラルスメ
クティック液晶ＳｍＣ* からなる表面安定型強誘電性液
晶（ＳＳＦＬＣ）モードからなり、かつバックライト装
置は直下型からなる。
バックライト装置からなる。液晶パネルはカイラルスメ
クティック液晶ＳｍＣ* からなる表面安定型強誘電性液
晶（ＳＳＦＬＣ）モードからなり、かつバックライト装
置は直下型からなる。
【００２１】そして、バックライト装置Ｂｋは、図１
（ａ）に示すように、反射部３ａ及び取り付け部３ｂ
（図２参照）からなる額縁状部材３を有しており、該額
縁状部材３は所定反射特性を備える白色の合成樹脂から
なる。更に、反射部３ａは、底面３ａ3 、急傾斜からな
る上下側面３ａ1 ，３ａ2 及び緩傾斜面からなる左右側
面３ａ4 ，３ａ5 を備え、縦長長方形からなる凹部を構
成している。
（ａ）に示すように、反射部３ａ及び取り付け部３ｂ
（図２参照）からなる額縁状部材３を有しており、該額
縁状部材３は所定反射特性を備える白色の合成樹脂から
なる。更に、反射部３ａは、底面３ａ3 、急傾斜からな
る上下側面３ａ1 ，３ａ2 及び緩傾斜面からなる左右側
面３ａ4 ，３ａ5 を備え、縦長長方形からなる凹部を構
成している。
【００２２】また、額縁状部材３には、図２に示すよう
に、該凹部を覆うようにライティングカーテン６及び拡
散板７が積層されて固定されており、蛍光ランプ１…を
収納するランプ室Ｄを構成している。更に、取り付け部
３ｂの取り付け面側には熱電導率の高い金属、例えばア
ルミ板からなる均熱板９が略その全面にわたって固定さ
れている。なお、反射部３ａの裏面には均熱板１０が取
り付けられており、この均熱板１０を介して駆動用ＩＣ
基板等（図示せず）が配設されている。
に、該凹部を覆うようにライティングカーテン６及び拡
散板７が積層されて固定されており、蛍光ランプ１…を
収納するランプ室Ｄを構成している。更に、取り付け部
３ｂの取り付け面側には熱電導率の高い金属、例えばア
ルミ板からなる均熱板９が略その全面にわたって固定さ
れている。なお、反射部３ａの裏面には均熱板１０が取
り付けられており、この均熱板１０を介して駆動用ＩＣ
基板等（図示せず）が配設されている。
【００２３】そして、前記ランプ室Ｄには４本の直管型
の小型蛍光ランプ１…が縦方向即ちランプ室Ｄの長手方
向に沿って平行に配設されており、かつこれら蛍光ラン
プ１は、図１（ｂ）、（ｃ）に詳示するように、上下側
面３ａ1 ，３ａ2 を貫通してその両端電極部が外部に延
びている。該反射部上側面３ａ1 には、図１（ｂ）に詳
示するように、ランプ１貫通用の比較的大きな台形状の
切り欠き溝５ａの外、略々その全幅にわたって放熱用の
通気孔１１…が多数形成されている。なお、通気孔１１
は、図に示すような長台形状に限らず、矩形状、円形状
等の他の形状でよく、要は上側面３1 の略々の全面にわ
たって、ランプ１にて暖められた空気が容易に外部に放
散できる通気部を構成すれば足りる。
の小型蛍光ランプ１…が縦方向即ちランプ室Ｄの長手方
向に沿って平行に配設されており、かつこれら蛍光ラン
プ１は、図１（ｂ）、（ｃ）に詳示するように、上下側
面３ａ1 ，３ａ2 を貫通してその両端電極部が外部に延
びている。該反射部上側面３ａ1 には、図１（ｂ）に詳
示するように、ランプ１貫通用の比較的大きな台形状の
切り欠き溝５ａの外、略々その全幅にわたって放熱用の
通気孔１１…が多数形成されている。なお、通気孔１１
は、図に示すような長台形状に限らず、矩形状、円形状
等の他の形状でよく、要は上側面３1 の略々の全面にわ
たって、ランプ１にて暖められた空気が容易に外部に放
散できる通気部を構成すれば足りる。
【００２４】一方、図１（ｃ）に詳示するように、反射
部下側面３ａ2 には蛍光ランプ挿入用のＵ字状切り欠き
溝５ｂが形成されており、蛍光ランプ１の端部は該溝５
ｂを通って室外に突出している。そして、該下側面３ａ
2 の外部における取り付け部３ｂには、図３、図４及び
図５に示すように、側壁１２を利用して該蛍光ランプの
電極部を覆う電極カバー１３が固定されている。また、
該額縁状部材３の取り付け部３ｂには蛍光ランプ装着用
のソケット１５（図５参照）が固定されている。従っ
て、蛍光ランプ１は、該ソケット１５に挟持されて支持
されており、かつその両端電極部にて、図示しない電源
に通じるコードが接続されている。
部下側面３ａ2 には蛍光ランプ挿入用のＵ字状切り欠き
溝５ｂが形成されており、蛍光ランプ１の端部は該溝５
ｂを通って室外に突出している。そして、該下側面３ａ
2 の外部における取り付け部３ｂには、図３、図４及び
図５に示すように、側壁１２を利用して該蛍光ランプの
電極部を覆う電極カバー１３が固定されている。また、
該額縁状部材３の取り付け部３ｂには蛍光ランプ装着用
のソケット１５（図５参照）が固定されている。従っ
て、蛍光ランプ１は、該ソケット１５に挟持されて支持
されており、かつその両端電極部にて、図示しない電源
に通じるコードが接続されている。
【００２５】また、該反射部下側面３ａ2 の外側におけ
る切り欠き溝５ｂ部分にはシール部材１６…が取りつけ
られている。該シール部材１６は、図６に示すように、
可撓性の合成樹脂性薄片からなり、一側部一面に裏打ち
片１７ａを有する粘着テープ１７が貼り付けられてい
る。また、該シール部材１６には、小型蛍光ランプ１の
外径に合わせた略円形の切り欠き部１６ａが形成されて
おり、さらに該円形切り欠き部１６ａに続いて略扁平長
方形の切り欠き部１６ｂが一側面に形成されている。そ
して、図４及び５に示すように、シール部材１６は、前
記裏打ち片１７ａを剥して、粘着テープ１７により下側
面３ａ2 の外側に貼り付けられており、その円形切り欠
き部１６ａに蛍光ランプ１が密着することにより、下側
面３ａ2 に形成したランプ挿入用切り欠き溝５ｂからの
空気及び塵埃の吸い込みを防止する。前記長方形の切り
欠き部１６ｂは電極カバーの一部（不図示）の緩衝を避
け、シール部材１６を貼りつけ易くする為に形成したも
ので、本実施例の効果として後述する外気遮断を確実に
するためには、蛍光ランプ１の外形に合わせた円形の切
り欠き部１６ａのみで構成されることが望ましい。
る切り欠き溝５ｂ部分にはシール部材１６…が取りつけ
られている。該シール部材１６は、図６に示すように、
可撓性の合成樹脂性薄片からなり、一側部一面に裏打ち
片１７ａを有する粘着テープ１７が貼り付けられてい
る。また、該シール部材１６には、小型蛍光ランプ１の
外径に合わせた略円形の切り欠き部１６ａが形成されて
おり、さらに該円形切り欠き部１６ａに続いて略扁平長
方形の切り欠き部１６ｂが一側面に形成されている。そ
して、図４及び５に示すように、シール部材１６は、前
記裏打ち片１７ａを剥して、粘着テープ１７により下側
面３ａ2 の外側に貼り付けられており、その円形切り欠
き部１６ａに蛍光ランプ１が密着することにより、下側
面３ａ2 に形成したランプ挿入用切り欠き溝５ｂからの
空気及び塵埃の吸い込みを防止する。前記長方形の切り
欠き部１６ｂは電極カバーの一部（不図示）の緩衝を避
け、シール部材１６を貼りつけ易くする為に形成したも
ので、本実施例の効果として後述する外気遮断を確実に
するためには、蛍光ランプ１の外形に合わせた円形の切
り欠き部１６ａのみで構成されることが望ましい。
【００２６】ついで、図８及び図９に沿って、液晶パネ
ル２０について説明する。この液晶パネル２０は、前記
バックライト装置Ｂｋにおける額縁状部材３の取り付け
部３ｂに均熱板９を介して取りつけられている。
ル２０について説明する。この液晶パネル２０は、前記
バックライト装置Ｂｋにおける額縁状部材３の取り付け
部３ｂに均熱板９を介して取りつけられている。
【００２７】図８においてＣ１〜Ｃ６は走査電極Ｙ１、
Ｓ１〜Ｓ６は情報電極Ｙ２であり、これらの電極Ｙ１，
Ｙ２はマトリックスとなるように構成されている。ま
た、Ｐ２２は表示単位となる画素である。図９は図８の
走査電極Ｃ２を含む断面図である。同図において２２は
アナライザ、２３はポラライザで、それぞれクロスニコ
ルで配設されている。２４がガラス基板、２５は強誘電
性液晶、２６はシールである。
Ｓ１〜Ｓ６は情報電極Ｙ２であり、これらの電極Ｙ１，
Ｙ２はマトリックスとなるように構成されている。ま
た、Ｐ２２は表示単位となる画素である。図９は図８の
走査電極Ｃ２を含む断面図である。同図において２２は
アナライザ、２３はポラライザで、それぞれクロスニコ
ルで配設されている。２４がガラス基板、２５は強誘電
性液晶、２６はシールである。
【００２８】また、上述した走査電極Ｙ１及び情報電極
Ｙ２は絶縁物によって被覆されており（不図示）、この
絶縁物には、例えば一酸化珪素、２酸化珪素、酸化アル
ミニウム、フッ化マグネシウム、酸化セリウム、フッ化
セシウム、シリコン窒化物、シリコン炭化物、五酸化夕
ンタル、五酸化タングステン等で形成した膜厚２００Å
〜２０００Åの無機絶縁膜が用いられている。また、こ
の無機絶縁膜は、膜厚５０Å〜１０００Åの配向制御膜
（不図示）によって被覆されており、この配向制御膜に
は、例えば、５度以上のプレチルト角を生じさせるよう
なラビング処理を施したポリイミド膜、ポリビニールア
ルコール膜やポリアミド膜、あるいは、５度以上のプレ
チルト角を生じさせるような斜方蒸着Ｓｉｏ膜等が用い
られている。なお、図示してはいないが、該液晶パネル
２０には発熱細線が縦方向に配設されており、該発熱細
線には電流が流されて、液晶を所定温度範囲内に保持し
ている。
Ｙ２は絶縁物によって被覆されており（不図示）、この
絶縁物には、例えば一酸化珪素、２酸化珪素、酸化アル
ミニウム、フッ化マグネシウム、酸化セリウム、フッ化
セシウム、シリコン窒化物、シリコン炭化物、五酸化夕
ンタル、五酸化タングステン等で形成した膜厚２００Å
〜２０００Åの無機絶縁膜が用いられている。また、こ
の無機絶縁膜は、膜厚５０Å〜１０００Åの配向制御膜
（不図示）によって被覆されており、この配向制御膜に
は、例えば、５度以上のプレチルト角を生じさせるよう
なラビング処理を施したポリイミド膜、ポリビニールア
ルコール膜やポリアミド膜、あるいは、５度以上のプレ
チルト角を生じさせるような斜方蒸着Ｓｉｏ膜等が用い
られている。なお、図示してはいないが、該液晶パネル
２０には発熱細線が縦方向に配設されており、該発熱細
線には電流が流されて、液晶を所定温度範囲内に保持し
ている。
【００２９】そして、上述した液晶パネル２０及びバッ
クライト装置Ｂｋは一体に取り付けられて本体３０を構
成しており、さらに該本体３０は、図７に示すように、
カバー３１に収納されて液晶ディスプレイ装置３２を構
成している。なお、該カバー３１には、前記反射部上側
面３ａ1 に形成された放熱用通気孔１１…に対向する位
置に、格子状の放熱孔３１ａが形成されており、ランプ
室Ｄ内部の暖かい空気が、これらの放熱用通気孔１１…
及び放熱孔３１ａを通って外部に逃散するように構成さ
れている。
クライト装置Ｂｋは一体に取り付けられて本体３０を構
成しており、さらに該本体３０は、図７に示すように、
カバー３１に収納されて液晶ディスプレイ装置３２を構
成している。なお、該カバー３１には、前記反射部上側
面３ａ1 に形成された放熱用通気孔１１…に対向する位
置に、格子状の放熱孔３１ａが形成されており、ランプ
室Ｄ内部の暖かい空気が、これらの放熱用通気孔１１…
及び放熱孔３１ａを通って外部に逃散するように構成さ
れている。
【００３０】ついで、上述した第１実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
【００３１】液晶ディスプレイ装置３２を使用するに
は、電源スイッチをオンして、バックライト装置Ｂｋの
蛍光ランプ１に通電する。すると、該蛍光ランプ１が発
光し、該光は、反射部３ａにて反射すると共に、ライテ
ィングカーテン６により光が均一化され、さらに拡散板
７にて拡散されて、液晶パネル２０の裏面に均一に照射
される。この状態で、走査電極Ｙ１及び情報電極Ｙ２に
基づく所定信号により、所定画素部分の強誘電性液晶２
５に書き込みが行なわれ、該液晶が光スイッチとして機
能して前記バックライト装置Ｂｋからの光を透過または
遮断する。これにより、液晶パネル２０上に所定画像が
表示される。
は、電源スイッチをオンして、バックライト装置Ｂｋの
蛍光ランプ１に通電する。すると、該蛍光ランプ１が発
光し、該光は、反射部３ａにて反射すると共に、ライテ
ィングカーテン６により光が均一化され、さらに拡散板
７にて拡散されて、液晶パネル２０の裏面に均一に照射
される。この状態で、走査電極Ｙ１及び情報電極Ｙ２に
基づく所定信号により、所定画素部分の強誘電性液晶２
５に書き込みが行なわれ、該液晶が光スイッチとして機
能して前記バックライト装置Ｂｋからの光を透過または
遮断する。これにより、液晶パネル２０上に所定画像が
表示される。
【００３２】この際、蛍光ランプ１は、光と共に熱を発
生し、該発熱は、ランプ室Ｄ内の空気を暖め、該空気
は、縦方向に配置された蛍光ランプ１間の通路に案内さ
れて上方に流れて、ランプ室Ｄの上方に導かれる。ここ
で、該ランプ室Ｄの上側面３ａ1 には、その略々全面に
わたって放熱用の通気孔１１…が多数形成されているの
で、上記暖められた空気はこれら通気孔１１を通って外
部に放出されると共に、一部外方の冷気が通気孔１１を
通って導入され、混流される。これにより、ランプ室Ｄ
の上方の空気が所定温度以上に高くなることが抑えられ
る。
生し、該発熱は、ランプ室Ｄ内の空気を暖め、該空気
は、縦方向に配置された蛍光ランプ１間の通路に案内さ
れて上方に流れて、ランプ室Ｄの上方に導かれる。ここ
で、該ランプ室Ｄの上側面３ａ1 には、その略々全面に
わたって放熱用の通気孔１１…が多数形成されているの
で、上記暖められた空気はこれら通気孔１１を通って外
部に放出されると共に、一部外方の冷気が通気孔１１を
通って導入され、混流される。これにより、ランプ室Ｄ
の上方の空気が所定温度以上に高くなることが抑えられ
る。
【００３３】一方、上述したランプ室Ｄの上方の空気の
流れは、ランプ室Ｄの下側面３ａ2に形成されたランプ
挿入用のＵ字状切り欠き溝５ｂからランプ室Ｄ内への空
気の吸い込みを惹起するが、該切り欠き溝５ｂ部分はシ
ール部材１６により略々閉塞されているので該切り欠き
溝５ｂ部分からの外気の導入が遮断される。従って、ラ
ンプ室Ｄの下方部分は冷たい空気の導入がほとんど無い
ので、顕著な温度低下は無く、上述したランプ室上部の
温度上昇防止と相まって、ランプ室Ｄの上下全面にわた
る温度分布を小さくする。即ち、前記均熱板９、１０の
均熱及び放熱効果と相まって、温度上昇が０℃〜１５℃
に抑えられるか、または温度分布が０℃〜７℃の範囲に
抑えられる。
流れは、ランプ室Ｄの下側面３ａ2に形成されたランプ
挿入用のＵ字状切り欠き溝５ｂからランプ室Ｄ内への空
気の吸い込みを惹起するが、該切り欠き溝５ｂ部分はシ
ール部材１６により略々閉塞されているので該切り欠き
溝５ｂ部分からの外気の導入が遮断される。従って、ラ
ンプ室Ｄの下方部分は冷たい空気の導入がほとんど無い
ので、顕著な温度低下は無く、上述したランプ室上部の
温度上昇防止と相まって、ランプ室Ｄの上下全面にわた
る温度分布を小さくする。即ち、前記均熱板９、１０の
均熱及び放熱効果と相まって、温度上昇が０℃〜１５℃
に抑えられるか、または温度分布が０℃〜７℃の範囲に
抑えられる。
【００３４】また、上述したように、切り欠き溝５ｂか
らランプ室Ｄへの外気の導入が遮断されているため、外
気と共に塵埃がランプ室Ｄ内へ吸い込まれることもな
く、したがって、反射板３ａに塵埃が付着することを防
止でき、その結果塵埃の付着に伴う反射特性の劣化やム
ラを防止でき、輝度ムラの発生を防止することができ
る。
らランプ室Ｄへの外気の導入が遮断されているため、外
気と共に塵埃がランプ室Ｄ内へ吸い込まれることもな
く、したがって、反射板３ａに塵埃が付着することを防
止でき、その結果塵埃の付着に伴う反射特性の劣化やム
ラを防止でき、輝度ムラの発生を防止することができ
る。
【００３５】なお、上述実施例は、表面安定型強誘電性
液晶を用いた液晶パネルからなるディスプレイ装置につ
いて説明したが、これに限らず、ネマテイック液晶等の
他のディスプレイ、例えばマイクロカラーフィルタによ
るＴＦＴタイプの液晶ディスプレイ装置についても同様
に適用可能である。また、ランプ室Ｄが縦長形状のもの
について説明したが蛍光ランプ１を縦方向に配置するも
のであれば、正方形及び横長形状のものにも同様に適用
し得る。
液晶を用いた液晶パネルからなるディスプレイ装置につ
いて説明したが、これに限らず、ネマテイック液晶等の
他のディスプレイ、例えばマイクロカラーフィルタによ
るＴＦＴタイプの液晶ディスプレイ装置についても同様
に適用可能である。また、ランプ室Ｄが縦長形状のもの
について説明したが蛍光ランプ１を縦方向に配置するも
のであれば、正方形及び横長形状のものにも同様に適用
し得る。
【００３６】次に、本発明の第２実施例について、図１
１乃至図１３に沿って説明する。
１乃至図１３に沿って説明する。
【００３７】上述した第１実施例においてはバックライ
ト装置Ｂｋを縦長形状としたのに対し、本実施例におい
ては横長形状としている。また、この形状の違いに基づ
き、蛍光ランプ１…の配設方向を縦方向から横方向に変
更している。さらに、本実施例において、蛍光ランプ挿
入用のＵ字状切り欠き溝５ｂ…は、額縁状部材３３の左
右側面３３ａ1 ，３３ａ2 の両側面に形成し、上述実施
例と同様に、切り欠き溝５ｂ…をシール部材１６…にて
閉塞して外気の導入を遮断している。またさらに、放熱
用の通気孔１１…は、額縁状部材３３の上側面３３ａ5
に形成している。以下、具体的に説明する。
ト装置Ｂｋを縦長形状としたのに対し、本実施例におい
ては横長形状としている。また、この形状の違いに基づ
き、蛍光ランプ１…の配設方向を縦方向から横方向に変
更している。さらに、本実施例において、蛍光ランプ挿
入用のＵ字状切り欠き溝５ｂ…は、額縁状部材３３の左
右側面３３ａ1 ，３３ａ2 の両側面に形成し、上述実施
例と同様に、切り欠き溝５ｂ…をシール部材１６…にて
閉塞して外気の導入を遮断している。またさらに、放熱
用の通気孔１１…は、額縁状部材３３の上側面３３ａ5
に形成している。以下、具体的に説明する。
【００３８】本実施例では、バックライト装置Ｂｋは、
図１１（ａ）に示すように、反射部３３ａ及び取り付け
部３３ｂ（図１２参照）からなる額縁状部材３３を有し
ており、該額縁状部材３３は所定反射特性を備える白色
の合成樹脂からなる。さらに、反射部３３ａは、底面３
３ａ3 、急傾斜面を形成する左右側面３３ａ1 ，３３ａ
2 及び緩傾斜面を形成する上下側面３３ａ4 ，３３ａ5
を備え、横長長方形からなる凹部を構成している。
図１１（ａ）に示すように、反射部３３ａ及び取り付け
部３３ｂ（図１２参照）からなる額縁状部材３３を有し
ており、該額縁状部材３３は所定反射特性を備える白色
の合成樹脂からなる。さらに、反射部３３ａは、底面３
３ａ3 、急傾斜面を形成する左右側面３３ａ1 ，３３ａ
2 及び緩傾斜面を形成する上下側面３３ａ4 ，３３ａ5
を備え、横長長方形からなる凹部を構成している。
【００３９】なお、他の構成は、第１実施例のものとほ
ぼ同様である。すなわち、額縁状部材３３には、該凹部
を覆うようにライティングカーテン６及び拡散板７が積
層されて固定されており、蛍光ランプ１…を収納するラ
ンプ室Ｄを構成している（図１２参照）。また、取り付
け部３３ｂの取り付け面側には、熱伝導率の高い金属、
例えばアルミ板からなる均熱板９がその全周にわたって
固定されている。さらに、反射部３３ａの裏面には均熱
板１０が取り付けられており、該均熱板１０を介して駆
動用のＩＣ基板など（図示せず）が取り付けられてい
る。
ぼ同様である。すなわち、額縁状部材３３には、該凹部
を覆うようにライティングカーテン６及び拡散板７が積
層されて固定されており、蛍光ランプ１…を収納するラ
ンプ室Ｄを構成している（図１２参照）。また、取り付
け部３３ｂの取り付け面側には、熱伝導率の高い金属、
例えばアルミ板からなる均熱板９がその全周にわたって
固定されている。さらに、反射部３３ａの裏面には均熱
板１０が取り付けられており、該均熱板１０を介して駆
動用のＩＣ基板など（図示せず）が取り付けられてい
る。
【００４０】一方、前記ランプ室Ｄには４本の直管形の
小型蛍光ランプ（光源ランプ）１…が横方向、即ちラン
プ室Ｄの長手方向に沿って平行に配設されており、かつ
これら蛍光ランプ１は、図１１（ｃ）に詳示するよう
に、左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 を貫通してその両端電
極部が外部に延びている。また、反射部上側面３３ａ5
には、図１１（ａ）に示すように、略々その全幅にわた
って放熱用の通気孔１１…が多数形成されている。な
お、通気孔１１は、図に示すような矩形状に限らず、長
台形状、円形状等の他の形状でよく、要は上側面３３ａ
5 の略々全面にわたって、ランプ１にて暖められた空気
が容易に外部に放出できる通気部を構成すれば足りる。
小型蛍光ランプ（光源ランプ）１…が横方向、即ちラン
プ室Ｄの長手方向に沿って平行に配設されており、かつ
これら蛍光ランプ１は、図１１（ｃ）に詳示するよう
に、左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 を貫通してその両端電
極部が外部に延びている。また、反射部上側面３３ａ5
には、図１１（ａ）に示すように、略々その全幅にわた
って放熱用の通気孔１１…が多数形成されている。な
お、通気孔１１は、図に示すような矩形状に限らず、長
台形状、円形状等の他の形状でよく、要は上側面３３ａ
5 の略々全面にわたって、ランプ１にて暖められた空気
が容易に外部に放出できる通気部を構成すれば足りる。
【００４１】また一方、図１１（ｃ）に詳示するよう
に、反射部左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 には蛍光ランプ
挿入用のＵ字状切り欠き溝５ｂが形成されており、蛍光
ランプ１の端部は該溝５ｂを通って室外に突出してい
る。そして、蛍光ランプ１の端部には、上述した第１実
施例と同様に、電極カバー１３、ソケット１５…及びシ
ール部材１６…が取り付けられている。
に、反射部左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 には蛍光ランプ
挿入用のＵ字状切り欠き溝５ｂが形成されており、蛍光
ランプ１の端部は該溝５ｂを通って室外に突出してい
る。そして、蛍光ランプ１の端部には、上述した第１実
施例と同様に、電極カバー１３、ソケット１５…及びシ
ール部材１６…が取り付けられている。
【００４２】すなわち、電極カバー１３は、図１３、図
４及び図５に示すように、側壁１２を利用して左右側面
３３ａ1 ，３３ａ2 の外部における取り付け部３３ｂに
固定されており、蛍光ランプ１の電極部を覆っている。
また、この取り付け部３３ｂには蛍光ランプ装着用のソ
ケット１５（図５参照）が固定されており、該ソケット
１５によって蛍光ランプ１は挟持され支持されている。
さらに、このソケット１５には、電源コード（不図示）
が接続されている。またさらに、該反射部左右側面３３
ａ1 ，３３ａ2 の外側における切り欠き溝５ｂ部分には
シール部材１６…が取り付けられている。該シール部材
１６は、図６に示すように、可撓性の合成樹脂性薄片か
らなり、一側部一面に裏打ち片１７ａを有する粘着テー
プ１７が貼り付けられている。また、該シール部材１６
には、小型蛍光ランプ１の外径に合わせた略円形の切り
欠き部１６ａが形成されており、さらに該円形切り欠き
部１６ａに続いて略扁平長方形の切り欠き部１６ｂが一
側面に形成されている。そして、図４及び５に示すよう
に、シール部材１６は、前記裏打ち片１７ａを剥して、
粘着テープ１７により左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 の外
側に貼り付けられており、その円形切り欠き部１６ａに
蛍光ランプ１が密着することにより、左右側面３３ａ
1 ，３３ａ2 に形成したランプ挿入用切り欠き溝５ｂか
らの空気及び塵埃の吸い込みを防止する。前記長方形の
切り欠き部１６ｂは電極カバーの一部（不図示）の緩衝
を避け、シール部材１６を貼りつけ易くする為に形成し
たもので、本実施例の効果として後述する外気遮断を確
実にするためには、蛍光ランプ１の外形に合わせた円形
の切り欠き部１６ａのみで構成されることが望ましい。
４及び図５に示すように、側壁１２を利用して左右側面
３３ａ1 ，３３ａ2 の外部における取り付け部３３ｂに
固定されており、蛍光ランプ１の電極部を覆っている。
また、この取り付け部３３ｂには蛍光ランプ装着用のソ
ケット１５（図５参照）が固定されており、該ソケット
１５によって蛍光ランプ１は挟持され支持されている。
さらに、このソケット１５には、電源コード（不図示）
が接続されている。またさらに、該反射部左右側面３３
ａ1 ，３３ａ2 の外側における切り欠き溝５ｂ部分には
シール部材１６…が取り付けられている。該シール部材
１６は、図６に示すように、可撓性の合成樹脂性薄片か
らなり、一側部一面に裏打ち片１７ａを有する粘着テー
プ１７が貼り付けられている。また、該シール部材１６
には、小型蛍光ランプ１の外径に合わせた略円形の切り
欠き部１６ａが形成されており、さらに該円形切り欠き
部１６ａに続いて略扁平長方形の切り欠き部１６ｂが一
側面に形成されている。そして、図４及び５に示すよう
に、シール部材１６は、前記裏打ち片１７ａを剥して、
粘着テープ１７により左右側面３３ａ1 ，３３ａ2 の外
側に貼り付けられており、その円形切り欠き部１６ａに
蛍光ランプ１が密着することにより、左右側面３３ａ
1 ，３３ａ2 に形成したランプ挿入用切り欠き溝５ｂか
らの空気及び塵埃の吸い込みを防止する。前記長方形の
切り欠き部１６ｂは電極カバーの一部（不図示）の緩衝
を避け、シール部材１６を貼りつけ易くする為に形成し
たもので、本実施例の効果として後述する外気遮断を確
実にするためには、蛍光ランプ１の外形に合わせた円形
の切り欠き部１６ａのみで構成されることが望ましい。
【００４３】ついで、上述した第２実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
【００４４】液晶ディスプレイ装置３２を使用するに
は、電源スイッチをオンして、バックラィト装置Ｂｋの
蛍光ランプ１に通電する。すると、該蛍光ランプ１が発
光し、該光は、反射部３３ａにて反射すると共に、ライ
ティングカーテン６により光が均一化され、さらに拡散
板７にて拡散されて、液晶パネル２０の裏面に均一に照
射される。この状態で、走査電極Ｙ１及び情報電極Ｙ２
に基づく所定信号により、所定画素部分の強誘電性液晶
２５に書き込みが行なわれ、該液晶が光スイッチとして
機能して前記バックライト装置Ｂｋからの光を透過また
は遮断する。これにより、液晶パネル２０上に所定画像
が表示される。
は、電源スイッチをオンして、バックラィト装置Ｂｋの
蛍光ランプ１に通電する。すると、該蛍光ランプ１が発
光し、該光は、反射部３３ａにて反射すると共に、ライ
ティングカーテン６により光が均一化され、さらに拡散
板７にて拡散されて、液晶パネル２０の裏面に均一に照
射される。この状態で、走査電極Ｙ１及び情報電極Ｙ２
に基づく所定信号により、所定画素部分の強誘電性液晶
２５に書き込みが行なわれ、該液晶が光スイッチとして
機能して前記バックライト装置Ｂｋからの光を透過また
は遮断する。これにより、液晶パネル２０上に所定画像
が表示される。
【００４５】このとき、ランプ室Ｄ内の空気は蛍光ラン
プ１によって暖められるが、該暖められた空気はランプ
室Ｄ内を上昇する。本実施例においては、ランプ室Ｄの
上方に位置する上側面３３ａ5 に、その略々全面に亘っ
て放熱用の通気孔１１…が多数形成されているので、上
記暖められた空気はこれら通気孔１１…を通って外部に
放出されると共に、一部外方の冷気が通気孔１１を通っ
て導入され、混流される。これにより、ランプ室Ｄの上
方の空気が所定温度以上に高くなることが抑えられる。
プ１によって暖められるが、該暖められた空気はランプ
室Ｄ内を上昇する。本実施例においては、ランプ室Ｄの
上方に位置する上側面３３ａ5 に、その略々全面に亘っ
て放熱用の通気孔１１…が多数形成されているので、上
記暖められた空気はこれら通気孔１１…を通って外部に
放出されると共に、一部外方の冷気が通気孔１１を通っ
て導入され、混流される。これにより、ランプ室Ｄの上
方の空気が所定温度以上に高くなることが抑えられる。
【００４６】一方、これら通気孔１１…を通って外部に
放出される空気の流れは、ランプ室Ｄの左右側面３３ａ
1 ，３３ａ2 に形成されたランプ挿入用のＵ字状切り欠
き溝５ｂからランプ室Ｄ内への空気の吸い込みを惹起す
るが、上述したように該切り欠き溝５ｂ部分はシール部
材１６により略々閉塞されているので外気の導入が遮断
される。従って、多量の冷たい空気がランプ室Ｄ内の下
方部分に溜って該部分の温度を低下させることが無く、
上述したランプ室上部の温度上昇と相まって、ランプ室
Ｄの上下全面にわたる温度分布を小さくする。
放出される空気の流れは、ランプ室Ｄの左右側面３３ａ
1 ，３３ａ2 に形成されたランプ挿入用のＵ字状切り欠
き溝５ｂからランプ室Ｄ内への空気の吸い込みを惹起す
るが、上述したように該切り欠き溝５ｂ部分はシール部
材１６により略々閉塞されているので外気の導入が遮断
される。従って、多量の冷たい空気がランプ室Ｄ内の下
方部分に溜って該部分の温度を低下させることが無く、
上述したランプ室上部の温度上昇と相まって、ランプ室
Ｄの上下全面にわたる温度分布を小さくする。
【００４７】また、上述したように、切り欠き溝５ｂか
らランプ室Ｄへの外気の導入が遮断されているため、外
気と共に塵埃がランプ室Ｄ内へ吸い込まれることもな
く、したがって、反射板３ａに塵埃が付着することを防
止でき、その結果塵埃の付着に伴う反射特性の劣化やム
ラを防止でき、輝度ムラの発生を防止することができ
る。
らランプ室Ｄへの外気の導入が遮断されているため、外
気と共に塵埃がランプ室Ｄ内へ吸い込まれることもな
く、したがって、反射板３ａに塵埃が付着することを防
止でき、その結果塵埃の付着に伴う反射特性の劣化やム
ラを防止でき、輝度ムラの発生を防止することができ
る。
【００４８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
バックライト装置のランプ室における温度分布を均一化
するので、液晶ディスプレイ装置等の誤作動を防止して
信頼性を向上させると共に、液晶パネルの駆動マージン
を広く取ることができ、画質を向上させることができ
る。
バックライト装置のランプ室における温度分布を均一化
するので、液晶ディスプレイ装置等の誤作動を防止して
信頼性を向上させると共に、液晶パネルの駆動マージン
を広く取ることができ、画質を向上させることができ
る。
【００４９】また、ランプ室への塵埃の侵入が減少する
ので、反射部への塵埃の付着及び反射ムラを減少して、
長期にわたって液晶ディスプレイ装置の輝度ムラの発生
を防止することができる。
ので、反射部への塵埃の付着及び反射ムラを減少して、
長期にわたって液晶ディスプレイ装置の輝度ムラの発生
を防止することができる。
【００５０】特に、縦長のランプ室を有するバックライ
ト装置は、縦方向に大きな温度分布を発生しやすいが、
ランプ室上部分における暖かい空気の放出と、ランプ室
下部分における外気の遮断が相まって、有効に上記温度
分布の発生を抑えることができる。
ト装置は、縦方向に大きな温度分布を発生しやすいが、
ランプ室上部分における暖かい空気の放出と、ランプ室
下部分における外気の遮断が相まって、有効に上記温度
分布の発生を抑えることができる。
【図１】本発明の第１実施例に係るバックライト装置の
構造を示す図であり、(a) は正面図、(b) は(a) のＢ−
Ｂ断面図、(c) は(a) のＣ−Ｃ断面図。
構造を示す図であり、(a) は正面図、(b) は(a) のＢ−
Ｂ断面図、(c) は(a) のＣ−Ｃ断面図。
【図２】本発明の第１実施例に係るバックライト装置の
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
【図３】本発明の第１実施例に係るバックライト装置の
構造を示す背面図。
構造を示す背面図。
【図４】蛍光ランプの取り付け構造を示す斜視図。
【図５】蛍光ランプの取り付け構造等を示す図。
【図６】シール部材の構造を示す図であり、(a) はその
正面図、(b) はその側面図。
正面図、(b) はその側面図。
【図７】液晶ディスプレイ装置の構造を示す斜視図。
【図８】液晶パネルの走査電極及び情報電極を示す図。
【図９】液晶パネルの構造を示す断面図。
【図１０】従来のバックライト装置の構造を示す図であ
り、(a) は正面図、(b) は(a) のＢ−Ｂ断面図、(c) は
(a) のＣ−Ｃ断面図。
り、(a) は正面図、(b) は(a) のＢ−Ｂ断面図、(c) は
(a) のＣ−Ｃ断面図。
【図１１】本発明の第２実施例に係るバックライト装置
の構造を示す図であり、(a) は正面図、(c) は(a) のＣ
−Ｃ断面図。
の構造を示す図であり、(a) は正面図、(c) は(a) のＣ
−Ｃ断面図。
【図１２】本発明の第２実施例に係るバックライト装置
の構造を示す断面図。
の構造を示す断面図。
【図１３】本発明の第２実施例に係るバックライト装置
の構造を示す背面斜視図。
の構造を示す背面斜視図。
１ 光源ランプ（蛍光ランプ） ３ 額縁状部材 ３ａ1 上側面 ３ａ2 下側面 ３ａ3 底面 ３ａ4 左側面 ３ａ5 右側面 ５ｂ 挿入用の切り欠き溝 １１ 通気孔 １６ シール部材 ２０ 液晶パネル ３３ 額縁状部材 ３３ａ1 左側面 ３３ａ2 右側面 ３３ａ3 底面 ３３ａ4 下側面 ３３ａ5 上側面 Ｂｋ バックライト装置 Ｄ ランプ室
Claims (6)
- 【請求項１】 縦方向に直管型の光源ランプを配置した
ランプ室を有するバックライト装置において、 前記ランプ室の上側面に形成され、前記光源ランプにて
暖められた該ランプ室内の空気を外部に放出する通気孔
と、 前記ランプ室の下側面に取り付けられ、前記光源ランプ
挿入用の切り欠き溝を該ランプに密着して略々閉塞する
と共に、外部の空気を遮断するシール部材と、 を備えてなるバックライト装置。 - 【請求項２】 前記ランプ室が、縦方向に長く構成され
てなる、請求項１記載のバックライト装置。 - 【請求項３】 前記請求項１又は２記載のバックライト
装置を液晶パネルに装着してなる、液晶ディスプレイ装
置。 - 【請求項４】 横方向に直管型の光源ランプを配置した
ランプ室を有するバックライト装置において、 前記ランプ室の上側面に形成され、前記光源ランプにて
暖められた該ランプ室内の空気を外部に放出する通気孔
を備えてなるバックライト装置。 - 【請求項５】 前記ランプ室が、横方向に長く構成され
てなる、請求項４記載のバックライト装置。 - 【請求項６】 前記請求項４又は５記載のバックライト
装置を液晶パネルに装着してなる、液晶バックライト装
置。
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