JPH06271894A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH06271894A
JPH06271894A JP6194493A JP6194493A JPH06271894A JP H06271894 A JPH06271894 A JP H06271894A JP 6194493 A JP6194493 A JP 6194493A JP 6194493 A JP6194493 A JP 6194493A JP H06271894 A JPH06271894 A JP H06271894A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)ジフェニルエーテルジスルホン酸型ア
ニオン性界面活性剤、及び(B)第4級アンモニウム塩
型カチオン性界面活性剤を含有し、(A)/(B)が重
量比で300/1〜3/2の範囲であり、(A)+
(B)を0.01〜30重量%含有する液体洗浄剤組成
物。 【効果】 洗浄力及び除菌効果に優れ、しかも拭き残り
がなく仕上りが良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄力及び除菌効果に
優れ、しかも拭き残りがなく良好な仕上りをもたらす液
体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
硬質表面用洗浄剤組成物は、汚れの種類及び程度に応じ
て、次の3種が使い分けられている。即ち、比較的汚れ
の程度の軽い手あか汚れ、未変性油汚れに対しては界面
活性剤/溶剤系の洗浄剤が、台所回り等の熱、日光、空
気中の酸素などの作用により変質した油脂汚れ等には界
面活性剤/溶剤/アルカリ剤系の洗浄剤が、また浴室内
の金属石けん、特に脂肪酸のカルシウム塩に対しては界
面活性剤/溶剤/金属イオン封鎖剤系の洗浄剤が主に用
いられている。
【0003】しかし、これらの洗浄剤を使用した場合、
被洗浄面に界面活性剤やアルカリ剤が残存するため、洗
浄後においても拭き跡が残り仕上りが不充分であり、二
度拭きするか、水で充分にすすぐ必要があり、煩雑であ
った。
【0004】このような問題を解決する試みとして、特
開平2−29498号公報には、陰イオン性界面活性
剤、テルペン系炭化水素溶剤及び水溶性二価金属塩を必
須成分とする住居用液体洗浄剤組成物が開示されてい
る。しかし、このものでガラス面等を洗浄した場合、仕
上りに関してはかなり改良されているものの、洗浄力、
起泡力等において実用に供するには更に改良する必要が
あった。また、特表昭62−501570号公報には、
グリコシド界面活性剤、溶剤、水溶性洗浄剤及びビルダ
ーからなる硬質表面用洗浄剤組成物が開示されている
が、このものも拭き残りが観察されるため充分なすすぎ
が必要であった。
【0005】一方、第4級アンモニウム塩型カチオン界
面活性剤は、通常除菌剤として使用されている。例え
ば、特開平3−182597号公報には、モノ長鎖アル
キル型第4級アンモニウム塩とノニオン界面活性剤とを
組合せたフロアー用液体洗浄剤組成物が開示されてい
る。しかしながら、上記カチオン界面活性剤は洗浄力の
より優れたアニオン性界面活性剤と併用した場合、化合
物間でコンプレックスをつくることが知られており、こ
れまで充分な洗浄力及び除菌効果を得ることはできなか
った。
【0006】従って、洗浄力と除菌効果に優れ、しかも
拭き取り時に拭き残りがなく良好な仕上りをもたらす洗
浄剤組成物が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、ジフェニルエーテル
ジスルホン酸型アニオン性界面活性剤と第4級アンモニ
ウム塩型カチオン性界面活性剤とを特定割合で含有する
組成物が、洗浄力及び除菌効果に優れ、しかも拭き残り
がなく良好な仕上りをもたらすことを見出し、本発明を
完成した。
【0008】即ち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)ジフェニルエーテルジスルホン酸型アニオン性界
面活性剤 (B)第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤 を含有し、(A)/(B)が重量比で300/1〜3/
2の範囲であり、(A)+(B)を0.01〜30重量
%含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物を提供す
るものである。
【0009】本発明に用いる(A)成分のジフェニルエ
ーテルジスルホン酸型アニオン性界面活性剤としては、
下記一般式(1)及び(2)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 及びR2 は炭素数5〜15の
直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、M
及びM′は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム基又
はアルカノール置換アンモニウム基を示す)で表わされ
るものが好ましい。
【0012】式中のR1 及びR2 は、それぞれ炭素数5
〜15の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
であるが、洗浄力及び拭き取り時の拭き残りの少なさと
いう点で、炭素数8〜14、特に12〜14のアルキル
基が好ましい。またM及びM′は水素原子、ナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、アンモニウム基又はモ
ノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム
等のアルカノール置換アンモニウム基であるが、就中ア
ルカリ金属が好ましい。また(A)成分の2つの化合物
(1)及び(2)の好ましい配合比は、重量比で(1)
/(2)=100/0〜25/75であるが、より好ま
しくは95/5〜70/30である。この比が25/7
5未満、即ち(1)の化合物が、これより少ないと拭き
取り時の拭き取り性が不充分となることもあるので、あ
まり好ましくない。上記化合物(1)及び(2)はジフ
ェニルエーテルのフリーデル・クラフト反応によりアル
キル化を行い、次いでジクロルメタン等の不活性溶媒中
にて三酸化イオウ等でスルホン化後中和するという通常
の方法により得られる。なお、ジフェニルエーテルに対
するアルキル化反応は、パラ位で選択的に起こるが、用
いるアルキル化試薬の量などの反応条件の違いによっ
て、アルキル化の個数や配向位置の異なるものも得られ
る。しかし、(1)及び(2)で表わされる化合物が主
成分として含まれる範囲内では、特に問題を生じること
はない。
【0013】本発明で用いる(B)成分の第4級アンモ
ニウム塩型カチオン性界面活性剤としては、下記一般式
(3)
【0014】
【化5】
【0015】で表わされるものが好ましい。式中のXの
うち、ハロゲンとしては塩素、臭素等が挙げられる。こ
れらのカチオン性界面活性剤は、除菌作用を有するもの
である。
【0016】本発明において、(A)及び(B)成分の
重量比〔(A)/(B)〕は、除菌効果と洗浄力の点か
ら、300/1〜3/2、好ましくは200/1〜10
/1、特に好ましくは100/1〜20/1である。
(A)/(B)の重量比の(A)成分が300/1より
多いと充分な除菌効果が得られず、また(B)成分が3
/2より多いと、洗浄力が不充分になる。また、(A)
及び(B)の配合量は、全組成中に(A)+(B)で
0.01〜30重量%(以下、単に%で示す)、好まし
くは0.05〜15%、特に好ましくは0.1〜10%
である。0.01%未満では、界面活性剤が果たす乳化
作用、分散作用及び可溶化作用が充分得られず、また、
30%を超えて配合してもそれ以上の効果は期待されな
いため、30%を超える配合は必要としない。
【0017】本発明の組成物には、下記一般式(4)、
(5)、(6)
【0018】
【化6】
【0019】(式中、R7 及びR8 は、ともに水素原子
である場合を除き、水素原子又は炭素数1〜8のアルキ
ル基を示し、R9 、R10及びR11はそれぞれ炭素数1〜
3のアルキル基を示し、m及びnはそれぞれ0〜3の数
を示す。但し、mとnとが同時に0である場合を除
く。)で表わされる化合物、炭素数1〜5の一価アルコ
ール及び炭素数4〜12の二価アルコールからなる群よ
り選ばれる水溶性溶剤の一種又は二種以上を0.1〜5
0%、特に1〜30%、更に1〜20%含有せしめるこ
とが好ましい。
【0020】一般式(4)で表わされる化合物として
は、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ヘキサプロピレングリコールモノエチルエーテル、
テトラプロピレングリコールジメチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(m=1)ポリオキシプロピレン(n=
3)グリコールモノエチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(m=1)ポリオキシプロピレン(n=1)グリコー
ルブチルエーテル等が挙げられる。
【0021】一般式(5)で表わされる化合物として
は、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3
−ジエチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0022】一般式(6)で表わされる化合物として
は、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−エトキ
シ−3−メチルブタノール等が挙げられる。
【0023】炭素数1〜5の一価アルコール及び炭素数
4〜12の二価アルコールの具体例としては、メタノー
ル、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、ペンチ
ルアルコール、ネオペンチルアルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、イソプレングリコー
ル、トリメチレングリコール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール等が挙げられる。これら水
溶性溶剤の中でも洗浄力及び拭き取りの容易さの点から
一般式(4)で表わされる化合物、エタノール及びイソ
プロピルアルコールが好ましい。特に一般式(4)で表
わされる化合物、例えば、プロピレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル等が優れている。
【0024】これらの水溶性溶剤は、それぞれ単独で使
用することもでき、また二種以上を組合せて使用するこ
ともできる。本発明の組成物における水溶性溶剤の配合
量が0.1%未満では溶剤として充分満足できる洗浄効
果が発現せず、また50%を超えると、仕上り性が損な
われるので好ましくない。
【0025】また、本発明の液体洗浄剤組成物には、液
状アミン化合物及び金属封鎖剤からなる群より選ばれる
一種又は二種以上を0.01〜30%、特に0.01〜
20%、更に0.05〜10%含有せしめることが好ま
しい。液状アミン化合物としては、例えばアンモニア、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジエチレントリアミン、ジエチルアミノ
エタノール、N−メチルプロパノール、N−(β−アミ
ノエチル)エタノールアミン、モルホリン、N−エチル
モルホリン等が挙げられる。これらの中でも特にモノエ
タノールアミン及びモルホリンが好ましい。金属イオン
封鎖剤は、通常洗浄剤組成物に使用されるものならばい
ずれも使用でき、特に限定されるものではないが、好ま
しくはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシカル
ボン酸、ピロリン酸等の縮合リン酸、エチレンジアミン
四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン酢酸等のアミノカ
ルボン酸又はこれらの水溶性塩が挙げられる。これらの
水溶性塩としてはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカ
リ金属塩が挙げられる他、アンモニウム塩、アミン塩、
アルカノールアミン塩も挙げることができる。
【0026】本発明の液体洗浄剤組成物には、目的に応
じて、本発明の効果を損なわない範囲で前記(A)及び
(B)以外の界面活性剤を配合することができる。この
ような界面活性剤は特に限定されないが、非イオン性、
陰イオン性及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる
一種又は二種以上のものを全組成中に0.01〜20
%、特に0.05〜10%の範囲で配合するのが好まし
い。具体的には次のものが挙げられる。
【0027】陰イオン性界面活性剤としては、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、アルキレンオキシド付加アル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩類、アルキル又はア
ルケニル硫酸塩類、オレフィンスルホン酸塩類、アルカ
ンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類、アルキレンオキシド付
加アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩類、α
−スルホ脂肪酸塩類及びそのエステル類等が挙げられ
る。陰イオン性界面活性剤の対イオンとしては、ナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属又はアンモニウム塩若
しくはモノエタノールアンモニウム、ジエタノールアン
モニウム、トリエタノールアンモニウム等のアルカノー
ル置換アンモニウム塩を挙げることができる。
【0028】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、蔗糖脂
肪酸エステル類、脂肪酸グリセリンエステル類、アミン
オキシド類、次の一般式(7)で表わされるアルキルグ
リコシド等が挙げられる。 R12(OR13xy (7) (式中、R12は炭素数8〜18の直鎖若しくは分岐鎖の
アルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示
し、R13は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭
素数5〜6を有する還元糖に由来する残基を示し、xは
その平均値が0〜5の数を示し、yはその平均値が1〜
15の数を示す) 更に、ペンタエリスリトール・イソステアリルグリシジ
ルエーテルの1モル付加体、ソルビトール・イソステア
リルグリシジルエーテルの1モル付加体、マンニトール
・2−オクチルドデシルグリシジルエーテルの1モル付
加体、メチルグルコシド・イソステアリルグリシジルエ
ーテルの1モル付加体、ジグリセリン・イソステアリル
グリシジルエーテルの1モル付加体、フィタントリオー
ル等の1分子中に少なくとも1個の長鎖分岐アルキル基
又はアルケニル基及び少なくとも3個の水酸基を有する
非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0029】両性界面活性剤としては、例えば炭素数1
〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
を有するスルホベタイン及びカルボベタイン等が挙げら
れる。これらの界面活性剤のうち、洗浄力、拭き取り性
の向上という点から、アルキルグリコシド類、アミンオ
キシド類、スルホベタイン類、カルボベタイン類が好ま
しく、特にアルキルグリコシド類が好ましい。
【0030】また、本発明の組成物には、本発明の効果
を損なわない範囲でモノテルペン及びセスキテルペンか
ら選ばれるテルペン系炭化水素を配合することができ
る。テルペン系炭化水素としては以下のものが挙げられ
る。モノテルペン系炭化水素としてはオレンジ油、レモ
ン油等に含まれるD−又はL−リモネン、テルピン油等
に含まれるα−ピネン、パイン油等に含まれるα−テル
ピネオール等を例示することができ、セスキテルペン系
炭化水素としてはシグ油、クローバ油、カナンガ油に多
く含まれるカリオフィレン、セドレン等を例示すること
ができる。これらのテルペン系炭化水素は、本発明の洗
浄剤組成物中に0.001〜10%、特に0.01〜8
%配合されるのが好ましい。
【0031】本発明の液体洗浄剤組成物はエアゾールの
ような形態で使用することもでき、その場合には缶腐蝕
の問題から、ケイ酸ソーダ、アンモニア、安息香酸ソー
ダ、亜硝酸ソーダ、ベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾ
ール等の化合物を防錆剤として使用することが好まし
い。
【0032】この他にも、必要に応じて通常の分散剤、
染料、顔料、防腐剤及び殺菌剤等の任意成分を適宜添加
することも可能である。
【0033】本発明の液体洗浄剤組成物は、通常上記の
(A)及び(B)の必須成分及び任意成分にバランス量
の水を加え、常法に従って調製することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、洗浄力及
び除菌効果に優れ、しかも拭き取り時に泡が容易に消失
し、拭き残りのない良好な仕上りを与えるものである。
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】実施例1 表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法に従って製造し、
以下の方法により、洗浄力、除菌力及び拭き残り性(仕
上り性)について評価した。結果を表1に示す。
【0037】(洗浄力)10cm×10cmのガラスプレー
ト上に、手アカ汚れを強制的に付着させ1ケ月間室温放
置したものをモデル汚れとした。モデル汚れに、各洗浄
液を市販のスプレーヤーで1ccスプレーし、乾いたタオ
ルで拭き取った後に、下記の評価基準にて官能評価を行
った。 ◎:汚れ落ち非常に良好。 ○:汚れ落ち良好。 △:汚れが落ちない箇所がある。 ×:ほとんど汚れが落ちない。
【0038】(除菌力) (1)滅菌したガーゼ(250mm×250mm)に試験液
5gを含浸させ、10cm×10cmの台所のテーブルを拭
く。 (2)拭いてから3分後、拭き取ったあとを滅菌スタン
プ瓶(栄研器材(株)製)でスタンプし、寒天培地プレ
ートに蒔く。 (3)(2)の寒天培地プレートを2〜3日間30℃で
培養後、菌のコロニー数を測定し、以下の基準により判
定を行う。 ○:寒天培地上に、コロニーが存在しない。 △:寒天培地上に、コロニーが1〜10個存在する。 ×:寒天培地上に、コロニーが10個以上存在する。
【0039】(拭き残り性)実際の家庭の窓ガラスに、
市販のスプレーヤーで3ccスプレーし、乾いたタオルで
拭き取った後、拭き跡残り性を以下の基準により評価し
た。 ◎:拭き跡が全く残らない。 ○:拭き跡がほとんど残らない。 △:やや拭き跡が残る。 ×:拭き跡が残る。
【0040】
【表1】
【0041】表1に示す結果より明らかなように、本発
明の洗浄剤組成物は、比較品に比べ、いずれも良好な洗
浄力、除菌力及び拭き残り性を示すことがわかる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)ジフェニルエーテルジスルホン酸型アニオン性界
    面活性剤 (B)第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤 を含有し、(A)/(B)が重量比で300/1〜3/
    2の範囲であり、(A)+(B)を0.01〜30重量
    %含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分が下記一般式(1)及び
    (2) 【化1】 (式中、R1 及びR2 は炭素数5〜15の直鎖又は分岐
    鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、M及びM′は水
    素原子、アルカリ金属、アンモニウム基又はアルカノー
    ル置換アンモニウム基を示す)で表わされ、(1)/
    (2)が重量比で100/0〜25/75の範囲である
    請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分が下記一般式(3) 【化2】 で表わされるものである請求項1記載の液体洗浄剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 更に、次の成分(C): (C)下記一般式(4)、(5)、(6) 【化3】 (式中、R7 及びR8 は、ともに水素原子である場合を
    除き、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を示し、
    9、R10及びR11はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
    基を示し、m及びnはそれぞれ0〜3の数を示す。但
    し、mとnとが同時に0である場合を除く。)で表わさ
    れる化合物、炭素数1〜5の一価アルコール及び炭素数
    4〜12の二価アルコールからなる群より選ばれる水溶
    性溶剤の一種又は二種以上を0.1〜50重量%含有す
    る請求項1〜3のいずれかの項記載の液体洗浄剤組成
    物。
  5. 【請求項5】 更に、液状アミン化合物及び金属封鎖剤
    からなる群より選ばれる一種又は二種以上を0.01〜
    30重量%含有する請求項1〜4のいずれかの項記載の
    液体洗浄剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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