JPH06268563A - 移動体における無線中継方式 - Google Patents

移動体における無線中継方式

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JPH06268563A
JPH06268563A JP5052506A JP5250693A JPH06268563A JP H06268563 A JPH06268563 A JP H06268563A JP 5052506 A JP5052506 A JP 5052506A JP 5250693 A JP5250693 A JP 5250693A JP H06268563 A JPH06268563 A JP H06268563A
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JP
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reflector
data
mobile object
reflecting
moving body
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JP5052506A
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Hisao Taniguchi
久雄 谷口
Sadajiro Kajiwara
貞次郎 梶原
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体と固定局間で指向性の強い電波を利用
して行なわれる移動体における無線中継方式に関し、障
害物などが多い場所でも移動体から固定局に対して確実
に情報の伝送が行なえる移動体における無線中継方式を
提供することを目的とする。 【構成】 移動体1の指向性アンテナ14を、位置に応
じて予め決められた反射装置3,4,5、反射板6,7
に向くように制御すると共に反射装置3,4,5の反射
板の角度を移動体1の位置及び反射先に応じて制御する
ことにより、移動体1から固定局2に送出される電波の
伝送路を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体における無線中継
方式に係り、特に、移動体と固定局間で指向性の強い電
波を利用して行なわれる移動体における無線中継方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】移動体より移動しながらテレビ画像等の
動画を固定局に伝送する場合、その無線伝送方式として
は従来からミリ波を利用した簡易無線装置が用いられて
いた。これは、TV信号が4MHzと広帯域信号である
ため、これを移動しながらVHF,UHF等の搬送波を
使って伝送しようとすると搬送波に高電力が必要とな
り、一般的には利用困難で、低電力化を設けるため、F
M変調の変調度を大きくすると、使用帯域がさらに広が
り、伝搬路の影響を受けやすく、画質が劣化してしまう
ためで、ミリ波を利用した簡易無線装置では電波の指向
性が強く、電波をアンテナに集中させることができるた
め、周囲環境による影響を受けずに広帯域伝送が行なえ
るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、画像信号等
の広帯域を必要とする情報を周囲環境の影響を受けるこ
となく移動体より無線で通信しようとする場合、マイク
ロ波、ミリ波等の高周波数の搬送波が必要となり、この
マイクロ波、ミリ波は指向性が強いため、障害物などが
多い場所で用いると、電波が障害物に妨害され移動体か
ら固定局に電波が達せず、情報の伝送が行なえない等の
問題点があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、障害物などが多い場所でも移動体から固定局に対し
て確実に情報の伝送が行なえる移動体における無線中継
方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】指向性を有する電波によ
り、前記電波を反射する反射板を有する少なくとも1つ
の反射手段を介して、移動体と固定局との間の通信を行
う移動体の無線中継方式において、前記移動体は、自己
の位置および方位を計測する位置方位計測手段と、反射
手段の位置データを記憶した第一の記憶手段と、位置方
位計測手段が計測した自己の位置および方位データと第
一の記憶手段に格納された反射手段の位置データをもと
に、指向性アンテナの指向方向に応じた指向データを反
射手段に送信するとともに、前記指向データに基づき前
記指向性アンテナを反射手段の方向になるように制御し
て前記電波を送受する第一の無線通信手段とを備え、前
記反射手段は、固定局または隣接する他の反射手段の位
置を記憶した第二の記憶手段と、移動体から送信された
指向データを受信するとともに、前記指向データおよび
方位データと第二の記憶手段に格納された位置データを
もとに反射板を他の反射手段または固定局の方向になる
ように制御して前記電波を反射する反射板制御手段とを
備え、前記固定局は、前記反射手段に反射させて前記移
動体と前記電波を送受する第二の無線通信手段を備えて
なる。
【0006】
【作用】移動体は位置方位計測手段及び第1の記憶手段
により、自己の位置、方位及び反射手段の位置を知るこ
とができ、これらのデータより指向性アンテナを反射手
段に向けることができる。
【0007】反射手段はデータ受信機及び第2の記憶手
段により、指向性アンテナの指向方向及び反射位置を知
ることができ、これらのデータより反射板の指向角を制
御し、指向性アンテナから送出された電波を所定の方向
に折曲させることができる。したがって、移動体の指向
性アンテナから送出される指向性の強い電波を反射手段
により折曲させ、障害物を回避して固定局に確実に伝送
させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、1は移動体、2は固定局を示す。移動体1は警備
対象内を移動して、警備対象内の画像をマイクロ波、ミ
リ波等の広帯域伝送が可能な高指向性を有する電波で送
信する。
【0009】移動体1から送信された電波は駆動装置付
反射装置3,4,5及び固定反射板6,7により反射さ
れ、障害物Aを迂回して固定局2に供給される。
【0010】ここで反射装置3,4,5及び反射板6,
7の設置について説明する。
【0011】使用する反射手段の数は、目的の場所まで
透視し回線を構成するために電波通路を曲げる必要から
自ずと決ってくる。
【0012】このとき、伝播損失は距離の2乗に効いて
来るので実際の回線設計に当たっては、伝搬距離の長い
区間に大きい反射板を配置するか、反射板駆動の必要な
い区間に大きめの反射板を使いマージンを稼ぐと言った
操作が必要である。しかしながら大きい反射板はその分
ビーム幅が狭いので、いたずらに大きめの反射板を使用
しないという配慮も必要となり、少なくとも移動体に対
向する反射板は小さい方が良く、駆動性にも富むことに
なる。
【0013】さらに、反射板による反射中継角が鈍角に
なると反射による損失が極端に増えるので、このような
場合は接近して2枚反射板を用い反射中継角を鋭角にす
る構成にすると良い。このような構成とすることにより
1枚当たりの反射角を半分に出来、2枚使ったことによ
る付加損失は2分の1(3dB)で済む。なお、このと
き、反射板を移動体1の経路沿いに設置し、移動に伴い
これを追尾する場合は少なくとも1枚置きに反射板を駆
動制御出来る駆動装置付き反射手段が必要となる。
【0014】以上、反射板の設定方法について説明し
た。次に固定局2について説明する。固定局2は無線通
信装置8、テレビモニタ9、監視装置10、データ送受
信機11よりなる。
【0015】無線通信装置8は移動体1から送信された
マイクロ波又はミリ波等の指向性の強い電波を受信し、
受信信号から移動体1が捕えた画像信号を再生し、テレ
ビモニタ9及び監視装置10に供給する。
【0016】テレビモニタ9は無線通信装置8から供給
された画像信号に応じて移動体1が捕えた画像を映し出
す。
【0017】監視装置10はパーソナルコンピュータ等
よりなり、無線通信装置8から供給される受信信号レベ
ルに基づいて駆動装置付反射装置3,4,5の駆動角を
遠隔で制御して、固定反射中継時の方位角と抑角を調整
記憶させる初期調整時に使用する他、特定の装置に駆動
角を指示して行なう微少調整、或は移動体追尾の開始を
指示する等、この方式全体の監視、制御を行なう。
【0018】データ送受信機11は指向性の低い電波に
より通信を行ない、監視装置10からの指示データを駆
動装置付反射装置3,4,5に供給する。データ送受信
機11で用いる電波は比較的低周波数で指向性が低く、
障害物7等が存在しても反射板なしで、直接各駆動装置
付反射装置3,4,5と通信できるように設定されてい
る。
【0019】次に移動体1について説明する。図2に移
動体1の構成図を示す。移動体1は撮像装置12、無線
装置13、指向性アンテナ14、アンテナ駆動装置1
5、中継制御装置16、位置計測装置17、反射板位置
データ記憶装置18、データ送受信機19、及び、図示
しない走行駆動系、走行制御系よりなる。
【0020】撮像装置12は移動体1の周囲を撮像して
画像信号を生成する。撮像装置12で生成された画像信
号は無線装置13に供給される。
【0021】無線装置13は撮像装置12で生成された
画像信号をマイクロ波、ミリ波等の指向性が高く、広帯
域位置が可能な帯域の信号に変換して出力する。無線装
置13の出力信号は指向性アンテナ14に供給される。
指向性アンテナ14はパラボラ状等に形成され、無線装
置13の出力を所定の指向方向に送出する。
【0022】指向性アンテナ14はアンテナ駆動装置1
5と結合されていて、その指向方向を変えられる構成と
されている。アンテナ駆動装置15は中継制御装置16
と接続されていて、中継制御装置16からの制御信号に
応じて駆動され、指向性アンテナ14の指向方向を変え
られる構成とされている。
【0023】中継制御装置16は位置計測装置17及び
反射板位置データ記憶装置18と接続されていて、位置
計測装置17により得られる移動体1の位置データ及び
反射板位置データ記憶装置18より得られる反射板位置
データに基づいて指向性アンテナ14の指向方向が算出
され、アンテナ駆動装置15を制御し、指向性アンテナ
14を算出された指向方向に向ける。
【0024】位置計測装置17は移動体1の位置と進行
方向が判る必要から設けられており、走行距離と方位ジ
ャイロと言った方位計測装置から自身の位置を計算する
装置又は人工衛星から送られる電波を利用して、地上の
位置測定を行なうGPS(Global Positioning System)
受信機に方位計測装置を組み合わせた自動位置並びに進
行方向計測装置等で構成され、移動体1の位置と進行方
向が計測できる構成とされている。
【0025】この他、移動体1でピッチ及びロール量が
問題になる場合は、更に移動体1の2軸の傾斜の計測で
きるジャイロを設け、移動体1の位置、進行方向のデー
タを補正する必要がある。
【0026】反射板位置データ記憶装置18は半導体記
憶装置等の記憶装置よりなり、予め、反射装置2〜6の
設置位置データが記憶されている。
【0027】また、中継制御装置16はデータ送受信機
19と接続されていて、算出した指向性アンテナ14の
駆動角データを、データ送受信機19を介して、送出す
る。データ送受信機19は駆動角データを指向性の低
い、低周波数帯域の電波で送信する。データ送受信機1
9から送出された信号は駆動装置付反射装置3,4,5
に供給される。
【0028】図3に駆動装置付反射装置3,4,5の構
成図を示す。駆動装置付反射装置3,4,5は反射板2
0、反射板駆動装置21、反射板制御装置22、反射板
位置データ記憶装置23、データ無線機24よりなり、
天井、建物の壁面等に固定されている。
【0029】反射板20は光により早く確実に伝搬路を
形成するための初期方向調整を行なえるように鏡の性質
を備えたステンレス鋼板かミラーコーテングしたアクリ
ル樹脂板により構成される。なお、反射板20のビーム
幅は一般に指向性アンテナ14のビーム幅より鋭くなる
ので初期方向調整は0.5°以内の精度で確実に実施す
る必要がある。また、ミラーコーテングしたアクリル樹
脂板は反射率においては金属板に比して遜色はないが、
長い間には湾曲するので裏側を補強する必要がある。
【0030】反射板駆動制御装置22は、反射板20の
向きを計算制御すると共に、移動体1又は固定局2の監
視装置10との間で通信を行なう等一連の処理を行なう
ためCPUを内蔵する。
【0031】反射板駆動制御装置22には反射板位置デ
ータ記憶装置23から隣接する反射板の位置データが供
給されると共に、移動体1から送信された指向性アンテ
ナ14の駆動角データがデータ無線機24から供給さ
れ、これらのデータより後述する数式に基づいて、反射
板20の方向角及び仰角を算出する。
【0032】反射板駆動装置21には反射板駆動制御装
置22より算出された反射板20の方向角及び仰角を決
めるデータが供給され、供給されたデータに応じて反射
板20の方向角及び仰角の2軸方向を制御する。
【0033】また、このとき、他の反射装置4,5は内
蔵された反射板位置データ記憶装置23内の隣接する反
射板6,7の位置データより、後述する計算により方位
角及び仰角を算出し、反射装置3から無線装置8までの
間の伝送路を形成するべく制御される。
【0034】移動体1のアンテナ駆動角データは、移動
体1のデータ送受信機19によって直接近接する反射装
置3に送られて、反射装置3の駆動角計算に利用され
る。このとき、ミリ波無線装置13の音声回線等に空き
が在る場合は、この回線によりアンテナ駆動角データが
送れるようにしておき、データ送受信機19のデータに
エラーがある時はこの回線で監視出来る構成とすれば、
より確実な制御を行ない得る。
【0035】以上のような構成により移動体1の移動に
伴う座標並びに方位角の変化は、移動体の走行機構によ
って最初に計れるので、直ちに移動体1自身のCPUに
よって反射板20に対するアンテナ方位角並びに仰角が
計算出来、追尾遅れを生ずることなくアンテナ駆動装置
15に出力することが出来る構成とされている。また、
この計算値は反射装置3から見れば、全くの逆方向に当
たるので、反射板20の駆動制御装置22では、この駆
動データをデータ送受信機24で受信し、受信データに
マイナスをつけた値と反射装置3から見る隣接した反射
板6の方位角と仰角のデータとから、後述する方法によ
り反射板方向を算出し反射板駆動装置21に出力する構
成とされている。もしこれらの計算処理を固定局2の監
視装置10に負わせるとデータの送受信に時間を要する
ばかりか、遠隔となった場合にはデータの信頼度も失わ
れるが本実施例のような構成とすることにより反射装置
3により移動体1の追尾を円滑に行なうことができると
共に割り込みの必要のない場合には監視装置10は監視
のみを行なえばよい構成とすることができる。
【0036】次に、駆動装置付反射装置3,4,5の動
作を説明する。図4に本発明の一実施例の駆動装置付反
射装置の動作説明図を示す。
【0037】尚、同図中、座標系はXYZの直角座標系
とし、アンテナ反射板の制御方式はA方位角及び仰角の
2軸制御方式とする。
【0038】今、図4に示すようにA点とB点とC点を
想定し、点Aの座標を(Xa,Ya,Za)、点Bの座
標を(Xb,Yb,Zb)、点Cの座標を(Xc,Y
c,Zc)とすると、A点からB点、B点からA点或は
C点、C点からB点を見る方位角AZ、仰角ELは、各
々次の式で示される。
【0039】
【数1】
【0040】A点に移動体1があり、B点に反射板20
があるとすれば、A点の移動体1からB点の反射板20
の方位角と仰角は、式(1) の方位角AZab並びに式
(2) の仰角ELabで計算できる。これに移動体1の進
行方向を考慮する場合は、移動体1の回転した分の角度
を求めた方位角から、差し引けばアンテナ駆動装置15
の方位角が求められる。仰角については水平を基準とし
ているので、式のままで良い。走行する路面に起伏が多
く、移動体1のピッチ、ロールが無視出来ない場合は移
動体1にピッチ量、及び、ロール量を検出するジャイロ
等の検出手段を設け、検出手段により検出したピッチ
量、及び、ロール量に基づく座標変化分を上式に加算
し、方位角及び仰角を求めればよい。
【0041】今度はB点に反射板20が有り、A点から
C点に電波を中継する場合の点Bの反射板20の向き
は、電磁波の入射角と反射角は法線について相等しくな
るため、その方向角及び仰角は、入射角と反射角との中
央値をとれば良く、方位角AZbrと仰角ELbrはそ
れぞれについて次の式で示される。
【0042】
【数2】
【0043】今、A点が移動体1であったとすると方向
角AZba及び仰角ELbaが刻々変わるので、B点の
反射板20の向きの方向角AZbr及び仰角ELbrは
移動体1の移動に追随して変わることになる。
【0044】例えば点A(1,−1,1)の移動体1か
らの電波は点B(0,0,3)の反射板で点C(1,
1,2)の反射板に向けて反射される場合、点Bの反射
板の方位角AZbr及び仰角ELbrは次に示される数
値となる。
【0045】指向性アンテナ14の方位角AZba及び
仰角ELbaは AZba=−45° ELba=−54.7° 反射板20の方位角AZbc及び仰角ELbcは AZbc=−45℃ ELbc=−35.3° 固定反射板5の方位角AZbr及び仰角ELbrは AZbr=0° ELbr=−45° となる。
【0046】但し、角度はX軸を基準に反時計方向を+
とし、点CのXY平面への投影点C’の有る面は第1象
現とする。
【0047】以上の如く、本実施例では反射板の方位角
及び仰角の駆動が行ない得る反射手段を使ってミリ波の
伝搬方向を制御することによりビル内を巡回する移動体
1からの廊下伝いの中継、屋内催し場内の移動体1から
天井の反射手段を経由する中継、ビルの谷間伝いに走る
移動体1から数棟の屋上の反射手段を経由する中継等障
害物がある場所においても移動体からの動画中継が行な
える。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、移動体か
ら送出される指向性の強い送信波を移動体の位置に応じ
て角度が可変する反射板により固定局に伝送することが
できるため、移動体からの動画などの広帯域な情報を確
実に固定局に伝送することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の移動体の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の反射板中継装置の構成図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の駆動装置付反射装置の動作
説明図である。
【符号の説明】
1 移動体 2 固定局 3,4,5 駆動装置付反射装置 6,7 固定反射板 8 無線通信装置 9 テレビモニタ 10 監視装置 11 データ送受信装置 13 無線装置 14 指向性アンテナ 15 アンテナ駆動装置 16 中継制御装置 17 信号計測装置 18 反射板位置データ記憶装置 19 データ送受信機 20 反射板 21 反射板駆動装置 22 反射板制御装置 23 反射板位置データ記憶装置 24 データ無線機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性を有する電波により、前記電波を
    反射する反射板を有する少なくとも1つの反射手段を介
    して、移動体と固定局との間の通信を行う移動体におけ
    る無線中継方式において、 前記移動体は、 自己の位置および方位を計測する位置方位計測手段と、 前記反射手段の位置データを記憶した第一の記憶手段
    と、 位置方位計測手段が計測した自己の位置および方位デー
    タと第一の記憶手段に格納された前記反射手段の位置デ
    ータをもとに、指向性アンテナの指向方向に応じた指向
    データを前記反射手段に送信するとともに、前記指向デ
    ータに基づき前記指向性アンテナを前記反射手段の方向
    になるように駆動制御して前記電波を送受する第一の無
    線通信手段を備え、 前記反射手段は、 前記固定局または隣接する他の反射手段の位置を記憶し
    た第二の記憶手段と、 前記移動体から送信された指向データを受信するととも
    に、前記指向データおよび方位データと第二の記憶手段
    に格納された位置データをもとに前記反射板を他の反射
    手段または前記固定局の方向になるように駆動制御して
    前記電波を反射する反射板制御手段を備え、 前記固定局は、 前記反射手段に反射させて前記移動体と前記電波を送受
    する第二の無線通信手段を備えることを特徴とする移動
    体における無線中継方式。
  2. 【請求項2】 前記反射板は、前記電波の他、光を反射
    することを特徴とする請求項1記載の移動体における無
    線中継方式。
JP5052506A 1993-03-12 1993-03-12 移動体における無線中継方式 Pending JPH06268563A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444798B1 (ko) * 1996-11-12 2004-10-28 삼성전자주식회사 확산배열적외선안테나를이용한근거리데이터통신장치
JP2011211515A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Ntt Docomo Inc 反射板装置、無線基地局及び無線通信方法
JP2015013330A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 キヤノン株式会社 生産装置
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