JPH0626701Y2 - シリンダー錠用防水キャップ装置 - Google Patents

シリンダー錠用防水キャップ装置

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JPH0626701Y2
JPH0626701Y2 JP9329190U JP9329190U JPH0626701Y2 JP H0626701 Y2 JPH0626701 Y2 JP H0626701Y2 JP 9329190 U JP9329190 U JP 9329190U JP 9329190 U JP9329190 U JP 9329190U JP H0626701 Y2 JPH0626701 Y2 JP H0626701Y2
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JP
Japan
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cap
lock
ring body
pedestal ring
receiving groove
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JP9329190U
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JPH0451571U (ja
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知幸 八幡
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋外設置した機器の扉等に装着したシリンダ
ー錠の鍵孔から雨水が侵入するのを阻止する防水キャッ
プ装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のシリンダー錠用防水キャップ装置では、実開昭4
9−1394号公報に開示されたように、ロータの鍵孔
を隠蔽するキャップ盤を外縁部において外筒の前端部に
枢軸によって連結し、該枢軸に嵌合した圧縮コイルバネ
によってキャップ盤を外筒の前端面に引付けている。
しかしながら、この防水キャップ装置では、キャップ盤
は前記バネによって引付け保持されているだけであり、
キャップ盤を外筒に錠止するロック手段を特に備えてい
ないため、機器の管理者が扉の閉鎖後にキャップ盤を閉
鎖位置に戻して置いても、悪戯によってキャップ盤を勝
手に回動操作され、シリンダー錠の鍵孔が露出状態に放
置されてしまうことがあった。
[考案が解決しようとする課題] 従って本考案の目的は、キャップ盤を閉鎖位置に錠止す
るロック機能を備えているため、悪戯等によって鍵孔が
露出状態に放置されることがないシリンダー錠用防水キ
ャップ装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考
案のシリンダー錠用防水キャップ装置は、扉1に固着さ
れ、中央開口部2にシリンダー錠3の外筒4の前端部4
aを収容する台座環体5と;外縁部を台座環体5に枢軸
6で連結され、前記中央開口部2を閉塞するキャップ盤
7と;台座環体5の正面側に開口した受溝8に収容さ
れ、台座環体5の厚さ方向に移動可能に基端部10aを
受溝8の段差部9に固着したアーム板10と;アーム板
10の先端部10bに突設され、前端部11aがキャッ
プ盤7の後面側の突縁部12の内側面12aに係脱し、
前端部11aに中央開口部2側に傾斜したカム斜面13
を設けた錠止体11とから成り、受溝8に連通した解錠
操作用切欠部14を台座環体5の外側面に開口させたも
のである。
[作用] 扉1を閉鎖して、鍵27でシリンダー錠3の止め金板2
8を施錠位置に回転操作した後、鍵27をロータ25の
鍵孔26から抜取り、枢軸6を中心にキャップ盤7を下
向きに回動させ、台座環体5と同心の閉鎖位置に戻す。
このようにキャップ盤7が閉鎖位置へ回動する過程で、
キャップ盤7の突縁部12が錠止体11のカム斜面13
に摺接するため、錠止体11が台座環体5の受溝8に没
入し、アーム板10が扉1側に湾曲させられる。
キャップ盤7が閉鎖位置に完全に戻されたとき、錠止体
11がキャップ盤7の突縁部12を内側に越えるため、
アーム板10は固有の弾性によってキャップ盤7側に復
帰回動し、錠止体11の前端部11aが突縁部12の内
側面12aに係合する。
この突縁部12の内側面12aと錠止体11の前端部1
1aとの係合によって、キャップ盤7は開放方向への回
動を阻止され、閉鎖位置に錠止される。台座環体5の中
央開口部2を閉塞したキャップ盤7は、シリンダー錠3
の鍵孔26への雨水の侵入を防止し、内部の錠機構を腐
食と作動不良から防護する。
キャップ盤7の錠止を解除するには、台座環体5の解錠
操作用切欠部14から鍵27の先端部をアーム板10の
前面側において受溝8に挿入し、鍵27の先端部でアー
ム板10を扉1側に押動かせばよい。これによって錠止
体11の前端部11aが突縁部12から離脱するため、
キャップ盤7は枢軸6を中心に開放方向へ回動操作する
ことができる。
[実施例] 図示の実施例では、台座環体5の前端面に防水壁15を
突設し、防水壁15の外周に排水溝16を設け、排水溝
16の中央下端部に水抜切欠17を設けてある。キャッ
プ盤7の後面側に突設された枢軸6は台座環体5の段付
き軸孔38に嵌挿され、後端部6aに加締め固定したバ
ネ受板23と該段付き軸孔38の前端肩部38aとの間
には、キャップ盤7を台座環体5に引付ける圧縮コイル
バネ22を挿入してある。
キャップ盤7が開放位置へ回動するとき、キャップ盤7
は前記圧縮コイルバネ22の付勢に抗して前方移動し、
第6図と第7図に示したようにキャップ盤7の突縁部1
2が前記防水壁15を乗り越える。
バネ材で構成したアーム板10はビス18で受溝8の段
差部9に固着され、アーム板10と受溝8の底面8aと
の間にはアーム板10が湾曲するための空間が確保され
ている。
丸棒で構成した錠止体11は、後端角軸部11bをアー
ム板10の角孔20に嵌挿後、加締め固定されている。
台座環体5は、台座環体5の透孔32とパッキング盤2
1の透孔33と扉1の透孔34を通るビス19およびナ
ット35によって扉1に固着されている。
シリンダー錠3の外筒4は、パッキング盤21の受孔3
0と扉1の受孔31に嵌挿され、外筒4の外周螺子部3
6を螺合したナット37によって扉1に締付け固着され
ている。シリンダー錠3の止め金板28はボルト29に
よってロータ25の後端部に固着されている。
[考案の効果] 以上のように本考案のシリンダー錠用防水キャップ装置
は、台座環体5に正面側に開口した受溝8を設け、該受
溝8に台座環体5の厚さ方向に移動可能に収容したアー
ム板10の基端部10aを受溝8の段差部9に固着し、
前端部11aがキャップ盤7の突縁部12の内側面12
aに係脱する錠止体11をアーム板10の先端部10b
に突設し、錠止体11の前端部11aに台座環体5の中
央開口部2に向けて傾斜したカム斜面13を設け、受溝
8に連通した解錠操作用切欠部14を台座環体5の外側
面に開口させたものであり、キャップ盤7が閉鎖位置に
回動操作したとき、錠止体11と突縁部12が自動的に
係合することによって、キャップ盤7が閉鎖位置に的確
に錠止されるため、キャップ盤7が悪戯等によって無断
開放されて、シリンダー錠3の鍵孔26が露出状態に放
置されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシリンダー錠用防水キ
ャップ装置のキャップ盤閉鎖状態の正面図であり、第2
図は該閉鎖状態の右側面図であり、第3図は同閉鎖状態
の底面図であり、第4図は第1図のA−A線断面図であ
る。 第5図は前記防水キャップ装置のキャップ盤開放状態の
正面図であり、第6図は同開放状態の右側面図であり、
第7図は同開放状態の底面図である。 1……扉、2……中央開口部、3……シリンダー錠、4
……外筒、5……台座環体、6……枢軸、7……キャッ
プ盤、8……受溝、9……段差部、10……アーム板、
11……錠止体、12……突縁部、13……カム斜面、
14……解錠操作用切欠部、15……防水壁、16……
排水溝、17……水抜切欠、18……固着用ビス、19
……固着用ビス、20……角孔、21……パッキング
盤、22……圧縮コイルバネ、23……バネ受板、24
……回動角度規制用突起、25……ロータ、26……鍵
孔、27……鍵、28……止め金板、29……固着用ボ
ルト、30……受孔、31……受孔、32……透孔、3
3……透孔、34……透孔、35……固着用ナット、3
6……外周螺子部、37……固着用ナット、38……段
付き軸孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉1に固着され、中央開口部2にシリンダ
    ー錠3の外筒4の前端部4aを収容する台座環体5と;
    外縁部を台座環体5に枢軸6で連結され、前記中央開口
    部2を閉塞するキャップ盤7と;台座環体5の正面側に
    開口した受溝8に収容され、台座環体5の厚さ方向に移
    動可能に基端部10aを受溝8の段差部9に固着したア
    ーム板10と;アーム板10の先端部10bに突設さ
    れ、前端部11aがキャップ盤7の後面側の突縁部12
    の内側面12aに係脱し、前端部11aに中央開口部2
    側に傾斜したカム斜面13を設けた錠止体11とから成
    り、受溝8に連通した解錠操作用切欠部14を台座環体
    5の外側面に開口させたシンリンダー錠用防水キャップ
    装置。
JP9329190U 1990-09-05 1990-09-05 シリンダー錠用防水キャップ装置 Expired - Lifetime JPH0626701Y2 (ja)

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JP9329190U JPH0626701Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05 シリンダー錠用防水キャップ装置

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JP9329190U JPH0626701Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05 シリンダー錠用防水キャップ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0451571U JPH0451571U (ja) 1992-04-30
JPH0626701Y2 true JPH0626701Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31830377

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JP9329190U Expired - Lifetime JPH0626701Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05 シリンダー錠用防水キャップ装置

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JP4537175B2 (ja) * 2004-10-27 2010-09-01 株式会社ユーシン キーシリンダの操作ノブ
JP5066295B1 (ja) * 2012-04-16 2012-11-07 株式会社ベスト 保護キャップ
JP5124052B1 (ja) * 2012-04-24 2013-01-23 株式会社ベスト 錠前の保護キャップ

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JPH0451571U (ja) 1992-04-30

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