JPH0626695B2 - 塗布剤の塗布方法 - Google Patents

塗布剤の塗布方法

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JPH0626695B2
JPH0626695B2 JP62299553A JP29955387A JPH0626695B2 JP H0626695 B2 JPH0626695 B2 JP H0626695B2 JP 62299553 A JP62299553 A JP 62299553A JP 29955387 A JP29955387 A JP 29955387A JP H0626695 B2 JPH0626695 B2 JP H0626695B2
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JP
Japan
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coating
nozzle
coating agent
adhesive
board
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優 杉森
忠男 国重
哲男 城戸
義昭 大野
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KENTO MUUA JAPAN KK
SANSUTAA GIKEN KK
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KENTO MUUA JAPAN KK
SANSUTAA GIKEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シーリング材、プライマー、又は接着剤など
の塗布剤の塗布方法に関し、例えばボードに多数のタイ
ルを接着する場合などに利用される。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来より、浴室や台所の床面や壁面に使用されるパネル
材は、ボードの表面に接着材を塗布してこれに多数のタ
イルを張り合わせ、その後これらを圧着して製造されて
いる。
ボードなど被塗布材の表面に接着剤を塗布するのに、従
来においては、ホースやノズルなどによって接着剤をボ
ード表面に吐出させていたため、吐出した接着剤はムラ
が多く、くし面ごてやへらなどを使用して吐出した接着
剤を全面に一様に延ばす作業が必要であった。
このため、塗布作業に多くの時間と労力を要していると
ともに、塗布作業が複雑であるため、塗布工程、ひいて
はパネル材製造ラインの自動化を図ることができなかっ
た。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、接着剤
など塗布剤を被塗布材の表面に塗布し、そののち例えば
へらなどを用いて接着剤を一様に延ばす作業などを要す
ることなくタイルなどを接着することが可能な塗布剤の
塗布方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための技術的手段〕
本発明の技術的手段は、塗布用ノズルに塗布剤を圧送
し、被塗布材をその表面が前記塗布用ノズルと対向する
ように配置するとともに、これら塗布用ノズルと被塗布
材とを一定の速度で相対移動させることによって、前記
被塗布材の表面にビードが形成されるように塗布剤を塗
布する方法であって、前記塗布用ノズルは、塗布剤の導
入部から先端部に向かって拡径したノズル本体と、該ノ
ズル本体の先端部に設けられ列状に配列された多数の吐
出穴を有するノズルプレートと、前記ノズル本体の内部
の流路に設けられ塗布剤を前記多数の吐出穴から均等に
吐出させるためのカラープレートとを備え、複数個の塗
布用ノズルを、それぞれの吐出穴が列状となるように配
列し、前記各塗布用ノズルに、分岐マニホールドからバ
ルブを介して塗布剤を圧送する。
〔作用〕
塗布用ノズルに塗布剤が圧送されると、列状に配列され
た多数の吐出穴から、塗布剤が所定の径且つ所定の間隔
で吐出する。
塗布用ノズル又は被塗布材が移動することによって、被
塗布材の表面には所定の径及び所定の間隔の塗布剤のビ
ードが形成される。
この塗布面に、例えばタイルなどを貼り合わせることに
よって、被塗布材とタイルなどを接着することができ
る。
各バルブを開状態又は閉状態とすることにより、塗布剤
を吐出する塗布用ノズルが選択され、塗布幅が調整され
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施例の塗布方法に用いられる塗布用ノズル1
について説明する。
第3図乃至第5図において、塗布用ノズル1は、先端部
に向かって拡径したノズル本体2、ノズル本体2の先端
部に螺子5,5…により取りつけられ、列状に配列され
た多数の吐出穴4,4…を有するノズルプレート3、ノ
ズル本体2の導入穴6に連通する連通穴8を有したアダ
プター7、ノズル本体2とアダプター7とを連結する袋
ナット9、アダプター7に捻子込まれて連結されバルブ
やホースなどを接続する接続金具10などからなってい
る。なお、17はパッキンである。
ノズル本体2は、三角形状の底板部11、底板部11に対し
て垂直に形成された側板部12,12、側板部12に螺子で取
りつけられたカバー部13、上述の袋ナット9が螺合し導
入穴6を有する螺子部14、底板部11と両側板部12とカバ
ー部13とで囲まれた流路15内に螺子で取りつけられたカ
ラープレート16からなっている。
ノズルプレート3の吐出穴4は、例えば直径が2〜3ミ
リメートル、吐出穴4の間隔(ピッチ)が5〜15ミリメ
ートルである。
この塗布用ノズル1によると、接続金具10から接着剤な
どの塗布剤を供給することにより、塗布剤は各吐出穴4
からほぼ均等に吐出する。
さて、第1図は上述の塗布用ノズル1を用いた塗布装置
の正面図、第2図は塗布装置の回路図である。
第2図において、接着剤Aが充填されたドラムDは、エ
レベータシリンダ32,32とこれにより昇降されるフォロ
アプレート33とからなる圧送ポンプ31に接着されてい
る。エレベータシリンダ32には、空気圧源39からの圧縮
空気が、レギュレータ35及び切り替え弁34を経て供給さ
れるようになっており、切り替え弁34を切り替えること
により、フォロアプレート33が下降する。
これによって、接着剤Aは、ホース33a及び管路33bから
なる圧送路33、直流ギヤモーター41とこれにより定速回
転駆動されるギヤポンプ42からなる定流量装置40、及び
ホース22を経て、円柱状のマニホールド21の中央部に設
けられた供給ポート21aに圧送される。
なお、36は開閉弁、37はレギュレータ、38はチェック弁
である。
第1図において、多数の塗布用ノズル1,1…は、各吐
出穴4の列が直列になるように配列され、図示しないフ
レームなどに取りつけられている。マニホールド21には
上述のように接着剤が圧送されており、その周面に設け
られた吐出ポート21b…に接続されたホース26…によ
り、シャットオフバルブ23,23…を介して各塗布用ノズ
ル1に供給されるようになっている。なお、各吐出ポー
ト21とホース26との間に手動のストップバルブを設けて
おいてもよい。
塗布用ノズル1の下方には、ローラ25…を有したコンベ
ア24が設けられており、このコンベア24上を被塗布材で
あるボードBが紙面に垂直方向に一定速度で移動する。
ボードBの幅寸法(第1図の左右方向長さ)に応じて、
ボードBの表面に塗布するに必要な塗布用ノズル1…に
対応するシャットオフバルブ23が開かれている。
塗布用ノズル1の接続金具10から流入した接着剤は、ア
ダプター7の連通穴8及び導入穴6を通り、流路15に流
入する。流路15内には、カラープレート16が有るため、
接着剤はノズルプレート3の中央に偏ることなく、各吐
出穴4にほぼ均等に送られる。
したがって、塗布用ノズル1の先端の各吐出穴4,4…
からは、接着剤がほぼ一定の径となって、且つ吐出穴4
の間隔に応じた間隔で吐出し、ボードBの表面には、接
着剤が一定間隔のビード状に塗布される。
塗布されたボードBは、例えば次の工程でその表面にタ
イルが貼り合わされ、適当なプレスなどによって圧着さ
れ、パネル材が製造される。
上述の実施例によると、塗布用ノズル1をボードの表面
と相対的に移動することにより、接着剤をボードの表面
の広い範囲で一定間隔のビード状に塗布することがで
き、へらなどを用いることなく、タイルなどをそのまま
ボードに貼り合わせて接着することができる。したがっ
て、接着剤をボードBに連続して自動的に塗布し、パネ
ル材の製造を自動化することが可能となる。
また、必要な塗布用ノズル1に対応するシャットオフバ
ルブ23を開けることにより、各種寸法のボードBに対し
て塗布することができる。なお、このシャットオフバル
ブ23は、エアーパイロット式、電磁式、又は手動式など
が用いられる。
上述の実施例によると、ホース22により圧送されてくる
接着剤Aを、円柱状のマニホールド21によって各塗布用
ノズル1に分岐して供給しているので、接着剤Aが各塗
布用ノズル1に均等に圧送されて吐出穴4から一様に吐
出し、また、分岐のための配管やメンテナンスが容易で
ある。
上述の実施例においては、定流量装置40を設けたが、塗
布剤の種類又は状態、塗布剤の温度管理状態、又は圧送
ポンプ31の圧送状態などによってほぼ一定流量の圧送が
行われる場合には、定流量装置40を省略してもよい。
上述の実施例においては、塗布用ノズル1の吐出穴4を
2列に配列したが、1列又は3列以上であってもよい。
ノズル本体2を三角形状としたが、半円形状又はラッパ
形状としてもよく、その他の塗布用ノズル1の部品構成
や各部品の形状は種々変更することができる。
上述の実施例においては、塗布用ノズル1を固定しボー
ドBを移動させたが、ボードBを固定しておき、ロボッ
トなどによって塗布用ノズル1をボードBの塗布面に沿
って所定の軌跡を自動的に移動させるようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
本発明によると、接着剤など塗布剤を被塗布材の表面に
所定間隔のビード状に広い範囲に塗布することができ
る。したがって、例えばへらなどを用いることなく、タ
イルなどをそのままボードに貼り合わせて接着すること
ができる。
また、各バルブの開閉状態を選択することによって塗布
幅が調整されるので、各種寸法のボードに対して塗布す
ることができる。
本発明によると、接着剤などをボードに連続して自動的
に塗布し、パネル材などの製造工程を自動化することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は塗布装置の要部
の正面図、第2図は塗布装置の回路図、第3図は塗布用
ノズルの正面断面図、第4図は塗布用ノズルの底面図、
第5図は塗布用ノズルの一部断面側面図である。 1……塗布用ノズル、4……吐出穴、21……マニホール
ド(分岐マニホールド)、24……コンベア、31……圧送
ポンプ、A……接着剤(塗布剤)、B……ボード(被塗
布材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸 哲男 東京都中央区日本橋3丁目9番2号 ケン ト・ムーア・ジャパン株式会社内 (72)発明者 大野 義昭 東京都中央区日本橋3丁目9番2号 ケン ト・ムーア・ジャパン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−36949(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布用ノズルに塗布剤を圧送し、被塗布材
    をその表面が前記塗布用ノズルと対向するように配置す
    るとともに、これら塗布用ノズルと被塗布材とを一定の
    速度で相対移動させることによって、前記被塗布材の表
    面にビードが形成されるように塗布剤を塗布する方法で
    あって、 前記塗布用ノズルは、塗布剤の導入部から先端部に向か
    って拡径したノズル本体と、該ノズル本体の先端部に設
    けられ列状に配列された多数の吐出穴を有するノズルプ
    レートと、前記ノズル本体の内部の流路に設けられ塗布
    剤を前記多数の吐出穴から均等に吐出させるためのカラ
    ープレートとを備え、 複数個の塗布用ノズルを、それぞれの吐出穴が列状とな
    るように配列し、 前記各塗布用ノズルに、分岐マニホールドからバルブを
    介して塗布剤を圧送する、 ことを特徴とする塗布剤の塗布方法。
JP62299553A 1987-11-26 1987-11-26 塗布剤の塗布方法 Expired - Lifetime JPH0626695B2 (ja)

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