JPH0626473B2 - 電流バランス型スイッチングレギュレータ - Google Patents

電流バランス型スイッチングレギュレータ

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JPH0626473B2
JPH0626473B2 JP63043323A JP4332388A JPH0626473B2 JP H0626473 B2 JPH0626473 B2 JP H0626473B2 JP 63043323 A JP63043323 A JP 63043323A JP 4332388 A JP4332388 A JP 4332388A JP H0626473 B2 JPH0626473 B2 JP H0626473B2
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switching power
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文明 伊原
勝幸 朝日
治 木下
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J1/00Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
    • H02J1/10Parallel operation of dc sources
    • H02J1/102Parallel operation of dc sources being switching converters

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  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のスイッチング電源部を並列接続して、
負荷に安定化電圧を供給する電流バランス型スイッチン
グレギュレータに関するものである。
数ボルトで数千アンペアの電流を供給できるスイッチン
グレギュレータは、通常は複数のスイッチング電源部を
並列接続して構成するものであり、各スイッチング電源
部の負荷分担を効率良く行わせることが要望されてい
る。
〔従来の技術〕
安定化電圧を供給する負荷としての大型計算機システム
に於いては、例えば、+5Vの電圧で、2000A程度
の電流を必要とするものである。このような低電圧,大
電流を供給する為のスイッチングレギュレータは、複数
のスイッチング電源部を並列接続して構成するのが一般
的である。
第4図は従来例の説明図であり、スイッチング電源部4
1〜44がそれぞれ+5Vで500Aの電流を供給でき
る場合、4台並列接続することにより、負荷40に+5
Vで2000Aの電流を供給することができる。なお、
45は交流電源である。このようにスイッチング電源部
41〜44を並列接続した場合に、それぞれの出力電圧
〜Vは、例えば、V>V>V>Vの関係
に設定される。その場合の電圧差は数10mV程度であ
る。
又スイッチング電源部41〜44の過電流保護をそれぞ
れ500Aとすると、負荷40に500A以下の電流が
流れる場合は、スイッチング電源部41の出力電圧V
が最も高いので、このスイッチング電源部41からのみ
電流Iが供給される。又負荷40に1000A以下の
電流が流れる場合は、スイッチング電源部41の過電流
保護機能が動作し、その出力電圧Vが低下するから、
次の出力電圧Vのスイッチング電源部42からも電流
が供給される。
従って、負荷の電流と電圧との関係は、第5図に示すも
のとなる。なお、OCP1〜OCP4はスイッチング電
源部41〜44の過電流保護動作値である。例えば、A
点を動作点とすると、負荷40の電圧はVとVとの
間の値となり、スイッチング電源部41,42は最大定
格電流を供給し、スイッチング電源部43は最大定格電
流の数分の1の電流を供給し、スイッチング電源部44
は電流を供給しない状態となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来例に於いては、並列運転する複数のスイッチ
ング電源部41〜44に於いて、出力電圧を高く設定し
たスイッチング電源部の過電流保護設定電流以上の負荷
電流となると、次に高い出力電圧のスイッチング電源部
も負荷電流を負荷するものであり、従って、出力電圧を
高く設定したスイッチング電源部が最も負荷分担が大き
いものとなる。このように過電流保護設定電流を供給す
る負荷分担の大きいスイッチング電源部に於いては、内
部損失が大きくなって発熱量が増大し、部品温度も上昇
するから、寿命か短くなる。特に、電解コンデンサ等を
用いる平滑用コンデンサ,電界効果トランジスタ等のス
イッチング素子,出力整流用ダイオード等の部品が温度
上昇により寿命が短くなる。又強制空冷を行う場合、フ
ァン駆動モータ等の軸受が排気熱の為に寿命が短くな
り、比較的短期間で交換する必要が生じる。
又電圧調整する場合に、各スイッチング電源部41〜4
4毎に調整する必要があり、出力電流はダイオードを介
して負荷40に供給されるから、各スイッチング電源部
41〜44の出力電圧を同一に設定することは、部品特
性のばらつき等により不可能に近いものである。このよ
うに、各スイッチング電源部41〜44の出力電圧を異
ならせることにより、全体として出力電圧の変動が大き
くなる欠点がある。
本発明は、負荷分担を平均化して寿命を延長できるよう
にし、且つ出力電圧の変動を少なくすると共に、その調
整を容易にすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電流バランス型スイッチングレギュレータは、
スイッチング電源部のトランスの一次側電流を検出し
て、各スイッチング電源部の電流バランスをとるもので
あり、第1図を参照して説明する。
複数のスイッチング電源部4−1〜4−nに、トランス
1の一次側電流を検出して他のスイッチング電源部のト
ランスの一次側電流との不平衡分を検出する電流検出部
5と、出力電圧を設定する電圧設定部6と、スイッチン
グ素子2を制御するスイッチング制御部3に制御信号を
加える加算部7とを設け、複数のスイッチング電源部4
−1〜4−nの中の1個をマスタ、他をスレーブとし、
マスタ・スイッチング電源部4−1の電圧設定部6の設
定値を、スレーブ・スイッチング電源部4−2〜4−n
の電圧設定部6の設定値として加算部7に加えるように
接続し、又各スイッチング電源部4−1〜4−nの電流
検出部5により検出したトランス1の一次側電流の不平
衡分を加算部7に加えるように接続する。
又リミッタ部8を設けて、加算部7に加えられる不平衡
分を制限し、又積分器9を設けて、加算部7に加えられ
る不平衡分を平滑化し、動作の安定化を図るものであ
る。
〔作用〕
電圧設定部6の設定値は加算部7を介してスイッチング
制御部3に加えられ、出力電圧を高く設定した場合は、
スイッチング制御部3によりスイッチング素子2のオン
期間が長くなるように制御される。又マスタ・スイッチ
ング電源部4−1の電圧設定部6で1個の可変抵抗等に
より出力電圧を設定すると、その設定値がスレーブ・ス
イッチング電源部4−2〜4−nの加算部7に加えら
れ、スレーブ・スイッチング電源部4−2〜4−nの電
圧設定部6の設定値は、マスタ・スイッチング電源部4
−1の設定値にクランプされる。従って、マスタ・スイ
ッチグ電源部4−1に於いて出力電圧を設定することが
できる。
又トランス1の一次側の電流を検出し、電流電圧変換等
により、各スイッチング電源部4−1〜4−nが最大定
格電流を供給した時の電流検出値を同一の値となるよう
に調整する。そして、この電流検出値が各スイッチング
電源部4−1〜4−nの電流検出部5に於いて同一とな
るように、スイッチング素子2を制御するものであり、
各スイッチング電源部4−1〜4−n間の電流検出値の
不平衡分を加算部7を介してスイッチング制御部3に加
えて、スイッチング素子2を制御する。従って、各スイ
ッチング電源部4−1〜4−nが同一定格の構成の場合
は、総て同一の負荷分担となり、特定のスイッチング電
源部に負荷が集中することはなく、平均化されることに
より、寿命を延長することができる。
又リミッタ部8は、スイッチング電源部4−1〜4−n
の電源投入時等に、出力電圧の立上りにばらつきが生じ
て、負荷電流の分担の不平衡が大きくなった場合でも、
極端な制御が行われないように、不平衡分の最大値を制
限するものである。
又積分器9は、不平衡分の直流分によりスイッチング素
子2を制御できるようにするもので、動作の安定化を図
ることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、2個のス
イッチング電源部10−1,10−2を並列接続して、
負荷31に電力を供給する場合を示し、11はトラン
ス、12はスイッチング素子としてのトランジスタ、1
3は直流電源(図示を省略した整流回路により交流を整
流した電源)、14はダイオード、15はパルス幅制御
回路(PWM)、16は誤差増幅器、17は抵抗加算
器、18は電圧設定回路、19はカーレントトランス、
20はダイオード、21は抵抗、22はコンデンサ、2
3は不平衡分を求める抵抗、24は差動増幅器、25は
積分回路、26はリミッタ回路、27,28は整流用ダ
イオード、29はチョークコイル、30はコンデンサで
ある。又SLはスレーブ端子、MAはマスタ端子、CB
は電流バランス端子、CMは共通端子である。
この実施例は、スイッチング電源部10−1をマスタ・
スイッチング電源部とし、スイッチング電源部10−2
をスレーブ・スイッチング電源部とした場合であり、マ
スタ・スイッチング電源部10−1のマスタ端子MA
と、スレーブ・スイッチング電源部10−2のスレーブ
端子SLとを接続し、又電流バランス端子CB及び共通
端子CMをそれぞれ相互に接続する。又出力端子をそれ
ぞれ負荷31に接続する。
抵抗加算器17は、例えば、抵抗R1,R2から構成さ
れ、電圧設定回路18からの設定値が抵抗R1に加えら
れ、リミッタ回路26を介した不平衡分が抵抗R2に加
えられて加算され、誤差増幅器16に加えられる。又電
圧設定回路18は、可変電圧源Eと出力抵抗R0とから
なり、マスタ端子MAには可変電圧源Eが直接接続さ
れ、スレーブ端子SLには出力抵抗R0を介して接続さ
れている。又差動増幅器24は、抵抗23の両端の電圧
が入力され、この抵抗23を介して流れる電流、即ち、
不平衡分を検出するものである。又積分回路25は、例
えば、抵抗R3とコンデンサCとから構成され、リミッ
タ回路26は、例えば、逆極性で直列接続したツェナー
ダイオードにより構成されている。
電圧設定回路18と誤差増幅器16とパルス幅制御回路
15とにより、電圧設定回路18で設定した出力電圧と
なるようにトランジスタ12のオン,オフ期間を制御し
て、トランス11の二次側の整流平滑出力電圧を安定化
する構成は、従来例のスイッチング電源部と同様であ
る。本発明は、このようなスイッチング電源部を並列に
接続して負荷31に電力を供給する場合に、各スイッチ
ング電源部の容量に対応した電流を供給できるようにし
たものである。
その為、各スイッチング電源部に於いて、負荷31に供
給する電流として、トランス11の一次側の電流をカレ
ントトランス19等の電流検出手段により検出し、抵抗
21,ダイオード20,コンデンサ22により直流の検
出値として抵抗23に加える。この場合、スイッチング
電源部10−1,10−2の最大定格電流が異なる場合
でも同一の場合でも、それぞれの最大定格電流を供給し
た時に、同一の例えば1Vとなるように抵抗21の値を
設定する。
スイッチング電源部10−1,10−2が同一の最大定
格電流の場合に、負荷31に同一の電流をそれぞれ供給
している場合、抵抗23に加えられる検出値は同一とな
り、従って、抵抗23を介してスイッチング電源部10
−1,10−2間で電流は流れないことになり、差動増
幅器24の入力電圧は0となる。
又スイッチング電源部10−1から負荷31に供給する
電流が多い場合は、スイッチング電源部10−1の抵抗
23に加えられる検出値が、スイッチング電源部10−
2の抵抗23に加えられる検出値より大きくなるから、
その差分に対応した電流が抵抗23を介してスイッチン
グ電源部10−1,10−2間で流れ、抵抗23の両端
には不平衡分に比例した電圧が生じて差動増幅器24に
入力される。
この不平衡分は抵抗加算器17により出力電圧の設定値
と加算されて誤差増幅器16を介してパルス幅制御回路
15に加えられ、スイッチング電源部10−1では出力
電圧を低下するように、又スイッチング電源部10−2
では出力電圧を上昇させるように、それぞれのトランジ
スタ12のオン,オフ期間が制御されるから、スイッチ
ング電源部10−1,10−2から負荷31に供給する
電流のバランスが保たれる。
又マスタ・スイッチング電源部10−1の可変電圧源E
による設定値は、スレーブ・スイッチング電源部10−
2の抵抗加算器17の抵抗R1に加えられる。この時、
可変電圧源Eの内部インピーダンスは0に近く、出力抵
抗R0は低抵抗値ではあるが、或る値を有するものであ
るから、スレーブ・スイッチング電源部10−2の電圧
設定回路18の出力電圧は、マスタ・スイッチング電源
部10−1の電圧設定回路18の設定値にクランプさ
れ、その設定値に従ってスレーブ・スイッチング電源部
10−2の出力電圧が定まる。
複数のスレーブ・スイッチング電源部を設けた場合も、
マスタ・スイッチング電源部10−1のマスタ端子MA
に、各スレーブ・スイッチング電源部のスレーブ端子S
Lを接続するもので、それにより、マスタ・スイッチン
グ電源部10−1の電圧設定回路18に於いて設定した
出力電圧に総て統一されて制御されることになる。
第3図は電圧設定回路の要部回路図であり、MAはマス
タ端子、SLはスレーブ端子、Vrは基準電圧源、VR
は可変抵抗、OP1,OP2は演算増幅器、R4〜R6
は抵抗、17は抵抗加算器である。
可変抵抗VRにより調整した設定値は、演算増幅器OP
1と抵抗R4とを介してマスタ端子MAに出力され、又
抵抗R5,R6を介して演算増幅器OP2に入力され、
演算増幅器OP2から設定値が抵抗加算器17の抵抗R
1に加えられ、リミッタ回路を介した不平衡分と加算さ
れて、誤差増幅器に加えられる。又マスタ端子MAから
低出力インピーダンスで設定値がスレーブ・スイッチン
グ電源部に加えられ、又演算増幅器OP2の入力インピ
ーダンスが大きいので、マスタ・スイッチング電源部か
らの設定値にクランプされることになる。即ち、第2図
に於ける電圧設定回路18の可変電圧源Eを、基準電圧
源Vrと可変抵抗VRと演算増幅器OP1と抵抗R4と
により構成し、演算増幅器OP1により内部インピーダ
ンスを零に近くしている。又出力抵抗R0は抵抗R5に
相当している。
従って、スレーブ・スイッチング電源部のスレーブ端子
SLに、マスタ・スイッチング電源部のマスタ端子MA
から出力された設定値が抵抗加算器17を介して誤差増
幅器16に加えられ、出力電圧との差に対応してパルス
幅制御回路15が制御され、マスタ・スイッチング電源
部と同一の出力電圧となるように制御される。
又第2図に於いて、マスタ・スイッチング電源部10−
1とスレーブ・スイッチング電源部10−2とを同時に
動作を開始させた場合、負荷31に対する配線のインダ
クタンスの相違や、各部品の定数のばらつき等により、
一方の出力電流が先に上昇することがある。その場合は
不平衡分が大きくなり、平衡状態とする制御が働くの
で、先に立上ったスイッチング電源部の出力電流を減少
させることになる。その時に、後から立上ったスイッチ
ング電源部の出力電流が増大し、不平衡分が大きくなっ
て、出力電流を減少させることになり、シーソーゲーム
的な制御となり、不安定動作となる場合がある。しか
し、リミッタ回路26によりその不平衡分の最大値を制
限することにより、出力電流の平衡化を徐々に進行させ
ることができるので、電源投入時等に於ける動作を安定
化させることができる。
又出力電流の瞬時変動による不平衡分に従って制御を行
うと、発振する場合があるが、積分回路9により不平衡
分について平均化し、直流成分として抵抗加算器17に
加えられるから、動作の安定化を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、スイッチング電源部4
−1〜4−nに、トランス1の一次側電流を検出して、
他のスイッチング電源部のトランス1の一次側電流との
不平衡分を検出する電流検出部5と、出力電圧を設定す
る電圧設定部6と、スイッチング素子2を制御するスイ
ッチング制御部3に制御信号を加える為の加算部7とを
設け、マスタ・スイッチング電源部4−1の電圧設定部
6の設定値を、スレーブ・スイッチング電源部4−2〜
4−nの設定値として加算部7に加えるように接続し、
且つ各スイッチング電源部4−1〜4−nの電流検出部
5により検出した一次側電流の不平衡分を加算部7に加
えるように接続したもので、各スイッチング電源部4−
1〜4−nの出力電圧を、マスタ・スイッチング電源部
4−1の電圧設定部6に於いてスレーブ・スイッチング
電源部4−2〜4−nを含めて同一とするように設定で
きるので、出力電圧の設定が容易となる利点がある。更
に、電流検出部5により各スイッチング電源部4−1〜
4−nの一次側電流の不平衡を平衡化するように制御す
ることにより、各スイッチング電源部4−1〜4−nの
容量に対応して負荷分担を行わせることができる。従っ
て、特定のスイッチング電源部が集中的に負荷分担を行
うことがなくなり、複数のスイッチング電源部の温度上
昇は平均化され、全体的に寿命を延長できる利点があ
る。
又加算部7に加える不平衡分の最大値をリミッタ部8に
より制限することにより、電源投入時等に於ける極端に
大きい不平衡分が加算部7を介してスイッチング制御部
3に加えられることがなくなり、正常な制御状態に迅速
に収束することになるから、動作の安定化を図ることが
できる利点がある。
又電流検出部5によるトランス1の一次側電流の不平衡
分を積分器9で積分することにより、負荷変動に伴う不
平衡分の急激な変化に対しても動作の安定化を図ること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図は電圧設定回路の要部回路図、第
4図は従来例の説明図、第5図は電流出力電圧特性説明
図である。 1はトランス、2はスイッチング素子、3はスイッチン
グ制御部、4−1〜4−nはスイッチング電源部、5は
電流検出部、6は電圧設定部、7は加算部、8はリミッ
タ部、9は積分器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝日 勝幸 神奈川県川崎市高津区坂戸237番地 富士 通電装株式会社内 (72)発明者 木下 治 神奈川県川崎市高津区坂戸237番地 富士 通電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−293168(JP,A) 特開 昭58−190291(JP,A) 特開 昭62−16073(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランス(1)の一次側に接続したスイッ
    チング素子(2)を、該トランス(1)の二次側の出力
    電圧に対応して制御するスイッチング制御部(3)を備
    えた複数のスイッチング電源部(4−1〜4−n)を並
    列接続して、安定化出力電圧を負荷に印加するスイッチ
    ングレギュレータに於いて、 前記スイッチング電源部(4−1〜4−n)に、前記ト
    ランス(1)の一次側電流を検出して他のスイッチング
    電源部のトランスの一次側電流との不平衡分を検出する
    電流検出部(5)と、前記出力電圧を設定する電圧設定
    部(6)と、前記スイッチング制御部(3)に制御信号
    を加える為の加算部(7)とを設け、 前記複数のスイッチング電源部(4−1〜4−n)の中
    の1個をマスタ、他をスレーブとし、マスタ・スイッチ
    ング電源部(4−1)の前記電圧設定部(6)の設定値
    を、スレーブ・スイッチング電源部(4−2〜4−n)
    の電圧設定部(6)の設定値として前記加算部(7)に
    加えるように接続し、 且つ前記各スイッチング電源部(4−1〜4−n)の前
    記電流検出部(5)により検出したトランス(1)の一
    次側電流の不平衡分を前記加算部(7)に加えるように
    接続した ことを特徴とする電流バランス型スイッチングレギュレ
    ータ。
  2. 【請求項2】電流検出部(5)から加算部(7)に加え
    る不平衡分の最大値を制限するリミッタ部(8)を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の電流バランス型スイ
    ッチングレギュレータ。
  3. 【請求項3】電流検出部(5)により検出したトランス
    (1)の一次側電流の不平衡分を積分して前記加算部
    (7)に加える積分器(9)を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の電流バランス型スイッチングレギ
    ュレータ。
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