JPH0626383Y2 - 弁付塗布具 - Google Patents

弁付塗布具

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JPH0626383Y2
JPH0626383Y2 JP1988114292U JP11429288U JPH0626383Y2 JP H0626383 Y2 JPH0626383 Y2 JP H0626383Y2 JP 1988114292 U JP1988114292 U JP 1988114292U JP 11429288 U JP11429288 U JP 11429288U JP H0626383 Y2 JPH0626383 Y2 JP H0626383Y2
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JP
Japan
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valve
applicator
elastic
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receiving portion
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JP1988114292U
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JPH0237783U (ja
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孝 大村
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、修正液、塗料、化粧料、インキ等の塗布液を
収納した塗布具に関し、特に細い線状の塗布を行なうの
に好適な塗布具に関するものである。
(従来の技術) 従来、塗布液室を内部に有する本体と、該本体先部に固
着した先体と、弾撥体により前方に付勢し、先体内面と
弁部とで弁機構を構成するとともに、その先端を前記先
体先端開口部より突出させた塗布体とよりなる弁付塗布
具としては、実開昭60−60296号公報、実開昭6
2−109981号公報など数多く提案されている。
ところで、上記従来技術で提案される弁付塗布具容器
は、比較的、中〜高粘度塗布液をその主な適用対象とし
ており、前記従来の弁付塗布具容器より以前に用いられ
ていた所謂付け筆タイプの塗布具に較べて、比較的細塗
りが容易であるという長所を有していた。そこで、この
種弁付塗布具に対する要望として、線引きが容易に、美
しくできることという要望が有った。
しかしながら、前記従来の弁付塗布具では、先端外形が
円錐状となっているため、定義(直線であっても、曲線
であっても同様であるが)に先端を当てながら、直線又
は曲線状の塗布を行なおうとした場合、前記先端と定義
との接触支持が不安定となり、美しい線が描き難いとい
う問題が発生する。
そこで、上述した問題を解消する為に、例えば、実開昭
62−154882号公報にみられるように先端を直管
状にするといった事が考えられる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記実開昭62−154882号公報に
示されている塗布具では、別部材で形成した直管状先端
の組立深さ位置のバラツキにより、弾撥体のセット長さ
がバラついてしまい、塗布体の座部への押圧強度がバラ
ツキ、その結果、押圧強度不足(弁作用が不十分)のも
のが発生してしまう場合があった。
本考案の課題は、上記塗布体の座部への押圧強度のバラ
ツキを減少させ、押圧強度不足(弁作用が不十分)のも
のの発生を防止するとともに組立が容易な弁付塗布具を
提供することである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、弁構造部を本体の先端部に挿入固定してなる
弁付塗布具において、前記弁構造部は、内面前方に座部
を、内面後方に弾撥体の後端受部を一体に設けた管体
と、該管体内にその先端を管体先端開口部より突出する
よう弾撥体により付勢されて配置され、前記座部と当接
する弁部及び該弁部より後方に弾撥体の前端受部を設け
た塗布体と、前記弾撥体の後端受部と弾撥体の前端受部
との間に張架した弾撥体とよりなるものである弁付塗布
具を要旨とするものである。
(作用) 本考案の弁付塗布具は、弁構造部を上記構成としている
ので、弁構造部の組立深さ位置のバラツキが、弾撥体の
セット長さと無関係となり、塗布体の座部への押圧強度
のバラツキが減少するので、押圧強度不足(弁作用が不
十分)のものの発生が防止できるとともに、弁構造部を
本体の先端部に挿入固定するものであるから、その組立
が容易となる。
(実施例) 以下に本考案を添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し、参照符
号1は、可撓性材からなる本体であって、この本体1に
は、開口部1aと、修正液、インキ、塗料、化粧料など
を収納する塗布液室1bが形成されている。尚、本体1
は塗布液の物性によって種々の材質のもの、種々の構造
のものが採用され、例えば、低粘度の塗布液を使用する
場合には、可撓性が無いものを用いても良く、沈降性の
顔料を塗布液を使用する場合には、塗布液室内にボール
等の攪拌体を配置しても良い。
2は、前記本体1の開口部1aに止着された本体前部材
であるが、該本体前部材2は本体1と一体であっても良
い。この本体前部材2先端には、内面前方に中穴切削加
工により座部41aを、内面後方に軸心方向に湾曲させ
た弾撥体の後端受部41bを一体に設けた管体41と、
該管体41内にその先端51cを管体先端開口部41c
より突出して配置し、前記座部41aと当接する弁部5
1a、及び、該弁部51aより後方に段部である弾撥体
の前端受部51bを設けた塗布体51と、前記弾撥体の
前端受部51bと弾撥体の後端受部41bとの間に配置
し、前記塗布体51を前方に付勢する弾撥体3とよりな
る弁構造部42を挿入固定してある。
尚、管体41は、例えば、ポリエーテルケトン、ポリエ
ーテルサルフォン等の超エンジニアリングプラスチツク
や、ステンレス等の金属材料を用いることができる。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示し、塗布体
52の中間部に局部4点カシメ等による突起にて弾撥体
の前端受部52bを、管体43の後端を全周カシメによ
り弾撥体の後端受部43bを設けた以外は、実施例1と
同様である。
第5図及び第6図は本考案の第3実施例を示し、管体4
4としてパイプ材を用い、管体44の先端全周を湾曲さ
せ座部44aを、管体44の後部に全周カシメにて弾撥
体の後端受部44bを形成した以外は、実施例1と同様
である。
第7図は本考案の第4実施例を示し、管体45としてパ
イプ材をしぼり加工にて後方を大径部と前方を小径部と
なしたものを用い、管体45の先端全周を湾曲させ座部
45aを管体45の後部を全周カシメにて弾撥体の後端
受部45bを形成し、塗布体54の中間部に全周鍔状の
弾撥体の前端受部54bを形成した以外は、実施例1と
同様である。
次に、上記実施例の使用法について述べる。
管体前方を下向きにし、塗布体先端を弾撥体の張力に抗
して被塗布面に押しつけ、更に、本体が可撓性材よりな
る場合には、本体の側面を押圧すると、本体塗布液室の
塗布液は、先体の中穴を介して管体内に流れ込み、次い
で、管体内面と塗布体の間の間隙を通って、先体の先端
開口より吐出する。管体を被塗布面より離すと、塗布体
は弾撥体の弾発力により前方に移動し、座部に弁部が圧
接し、弁が閉じるので、塗布液は吐出しない。
更に、弁構造部は、直管状であるので、定規に当てても
接触支持が確実であり、容易に美しい線が描ける。
(考案の効果) 本考案に係る弁付塗布具は、上述した構成となしたの
で、特に定規を用いての直線又は曲線状の塗布を行なう
のに好適な、弁付塗布具として、塗布体の座部への押圧
強度のバラツキが減少し、押圧強度不足(弁作用が不十
分)のものの発生が防止できるとともに、部品数が少な
いことによりコストダウンが図れ、弁構造部を本体の先
端部に挿入固定するものであるから、その組立が容易と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は第
1実施例の縦断面図、第2図は第1図のI−I線横断面
図、第3図は第2実施例の要部縦端面図、第4図は第3
図のII−II線横断面図、第5図は第3実施例の要部縦断
面図、第6図は第5図のIII−III線横断面図、第7図は
第4実施例の要部縦断面図である。 1…本体、41、43、44、45…管体、42…弁構
造部、41a、44a、45a…座部、41b、43
b、44b、45b…後端受部、41c…先端開口部、
51、52、54…塗布体、51a…弁部、51b、5
2b、54b…前端受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁構造部を本体の先端部に挿入固定してな
    る弁付塗布具において、前記弁構造部は、内面前方に座
    部を、内面後方に弾撥体の後端受部を一体に設けた管体
    と、該管体内にその先端を管体先端開口部より突出する
    よう弾撥体により付勢されて配置され、前記座部と当接
    する弁部及び該弁部より後方に弾撥体の前端受部を設け
    た塗布体と、前記弾撥体の後端受部と弾撥体の前端受部
    との間に張架した弾撥体とよりなるものである弁付塗布
    具。
JP1988114292U 1988-08-31 1988-08-31 弁付塗布具 Expired - Lifetime JPH0626383Y2 (ja)

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JPH0237783U JPH0237783U (ja) 1990-03-13
JPH0626383Y2 true JPH0626383Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31354904

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577543Y2 (ja) * 1992-08-26 1998-07-30 パイロットインキ株式会社 弁付塗布具の先端部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59155184U (ja) * 1983-04-05 1984-10-18 ぺんてる株式会社 弁付塗布具
JPS6063480U (ja) * 1983-09-30 1985-05-04 ぺんてる株式会社 弁付塗布具
JPS60127995U (ja) * 1984-02-07 1985-08-28 株式会社パイロット コレクトペン
JPS60161473U (ja) * 1984-04-03 1985-10-26 株式会社 サクラクレパス 塗布装置
JPH0541907Y2 (ja) * 1986-03-19 1993-10-22

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