JPH06263636A - 脳または高次神経疾患治療剤 - Google Patents

脳または高次神経疾患治療剤

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JPH06263636A
JPH06263636A JP9179693A JP9179693A JPH06263636A JP H06263636 A JPH06263636 A JP H06263636A JP 9179693 A JP9179693 A JP 9179693A JP 9179693 A JP9179693 A JP 9179693A JP H06263636 A JPH06263636 A JP H06263636A
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JP
Japan
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cerebral
dantrolene
therapeutic agent
ischemic
injection
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JP9179693A
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Kiyoshi Kataoka
喜由 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダントロレンまたはその薬理学的に許容され
る塩を有効成分として含有する脳または高次神経疾患治
療剤。 【構成】 ダントロレンまたはその薬理学的に許容され
る塩は脳虚血性の神経細胞壊死、障害、脱落に対して優
れた防護効果を有しており、例えば老年期痴呆症、パー
キンソン病、ハンチントン舞踏病等の脳神経疾患に対し
て非常に有用であり、また安全性の高い薬剤である。本
化合物は用法に応じ種々の医薬品製剤とすることがで
き、投与方法としては、注射、点滴等が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脳または高次神経疾患の
治療剤として非常に有効な医薬品製剤に関するものであ
る。
【0002】さらに詳しく述べれば、虚血状態の惹起ま
たは低酸素侵襲による急性、そして遅発性の神経細胞壊
死、障害、脱落に対して良好な防護作用を示す、式
【0003】
【化2】
【0004】で表されるダントロレンまたはその薬理学
的に許容される塩を有効成分として含有することよりな
る虚血状態の惹起または低酸素侵襲による急性、遅発性
の神経細胞壊死、障害、脱落に起因する脳または高次神
経疾患の治療剤として非常に有用な医薬品製剤に関する
ものである。
【0005】このような急性、遅発性の神経細胞壊死、
障害、脱落に起因する脳または高次神経疾患としては、
例えば、老年期痴呆症(アルツハイマー病を含む)、パ
ーキンソン病、ハンチントン舞踏病、脳梗塞後の神経障
害、頭部外傷に伴う神経障害或いは水頭症などの神経疾
患を挙げることができる。
【0006】
【従来の技術】脳血栓や脳出血等の障害により脳循環が
滞る場合またはガス中毒や溺水等により血中の酸素分圧
が低下した場合、一時的に虚血状態もしくは血中酸素の
低分圧化が惹起され、脳への酸素の供給量が急激に低下
または停止するため急性的に神経細胞に障害が生起す
る。このような場合、たとえその後正常な血液循環の再
開により神経細胞にみかけ上一旦機能的な回復が認めら
れたとしても、再び何らかの理由によりダメージが進行
して、遅発性の神経細胞壊死、障害、脱落が発症する
〔ブレイン リサーチ(Brain Res.) 23
9巻、57−69ページ、1982年〕。
【0007】近年、高齢化の進行に伴い、老人医療の問
題がクローズアップされ重要視されている。このような
背景において、例えば痴呆症を始めとする老年性神経疾
患の発症率が上昇しており、一種の社会問題となってい
る。それゆえ、現在老年性神経疾患の治療剤の研究が活
発に行われており、その中で、脳虚血に起因する遅発性
神経細胞壊死を防護する薬剤についても種々検討されて
きている。しかしながら、神経細胞は虚血状態下および
虚血状態経過後、例えば、細胞外のグルタミン酸濃度が
増加し、N−メチル−D−アスパラギン酸(NMDA)
型グルタミン酸受容体或いはnon−NMDA型受容体
を介した種々の生化学的反応が極めて活性化している状
態にある等(神経精神薬理15巻、1号、45〜51ペ
ージ、1993年)、機能的、病態生理学的に複雑に変
容することが知られており、この為、遅発性神経細胞壊
死を防護する薬剤の開発は困難を極め、遅々としている
のが現状である。
【0008】現在までに虚血性の遅発性ニューロン死を
防護する薬剤として、カルシウム拮抗剤、興奮性アミノ
酸拮抗剤、ラジカルスカベンジャー、セロトニン、アデ
ノシンなどの伝達物質調整、セカンドメッセンジャー調
整等を作用点とするいくつかの物質が見出されている
〔セレブロバスキュラー アンド ブレイン メタボリ
ズム レビュー(Cerebrovascular a
nd Brain Metabolism Rev.)
2巻、1号;93ページ、1990年〕。しかしなが
ら、これらの薬剤でも未だ満足できる作用が得られてい
ない。例えば、カルシウム拮抗剤、興奮性アミノ酸受容
体の拮抗剤などを用いて、細胞外からのカルシウムイオ
ンの流入を阻止することにより高濃度の細胞内カルシウ
ムイオンによって惹起される種々の生化学的過剰反応を
阻害することを計っても、細胞内カルシウム貯蔵からの
カルシウムイオンの遊離を抑えることが出来ないかぎ
り、阻害効果は部分的である。それゆえ、遅発性神経細
胞壊死に対しより強力な防護作用を有し、しかも安全性
の高い薬剤の登場が大いに嘱望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は虚血状
態の惹起または低酸素侵襲による神経細胞壊死、障害、
脱落に対して優れた防護作用を有する新しいタイプの薬
剤を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、脳虚血に起
因する神経細胞壊死、障害、脱落に対して優れた防護作
用を有する化合物を見出すべく鋭意研究した結果、末梢
性筋弛緩剤として市販され、脳血管障害後遺症等に伴う
けい性麻痺や麻酔時における悪性高熱症に対して有用な
前記式(I)で表されるダントロレンがリアノジン感受
性細胞内カルシウムイオン貯蔵からのカルシウムイオン
遊離を抑制する等の作用を有していることを確認し、脳
虚血性の神経細胞壊死、障害、脱落に対して卓越した防
護効果を発揮するという驚くべき知見を得、本発明をな
すに至った。
【0011】本発明者は、一過性前脳虚血を負荷したス
ナネズミを用いたin vivoの実験において、虚血
前後各一時間脳温を約37℃にコントロールし、血流再
開通30分後、両側側脳室にダントロレン溶液を注入
し、一週間経過後、組織化学的に海馬CA1錐体細胞を
観察した結果、虚血対照群では大部分のCA1錐体細胞
に変性脱落を認めたのに対し、例えば、ダントロレン
1.6mM(6μl)投与虚血群では、CA1錐体細胞
の70〜90%ものその大半が生存していることを確認
した。この実験からわかるように、ダントロレンは強力
な神経細胞保護作用を示す非常に有用性の高い化合物で
ある。
【0012】このように、前記式(I)で表されるダン
トロレンは脳虚血性の神経細胞壊死、障害、脱落に対し
て優れた防護作用を有しており、これらの障害に起因し
た脳または高次神経疾患の治療剤として非常に有用な薬
理作用を示す化合物である。
【0013】従って、前記式(I)で表されるダントロ
レンを有効成分として用いることにより、虚血性の神経
細胞壊死、障害、脱落に起因する脳または高次神経疾患
の治療剤として有用な医薬品製剤を製造することができ
る。
【0014】また、本発明の医薬品組成物の主成分であ
る前記式(I)で表されるダントロレンは既に臨床にお
いて末梢性筋弛緩剤として広く使用されている薬剤であ
り、特に重篤な副作用等も報告されておらず、安全性の
点においても医薬品として極めて有用であることが既に
認められている化合物である。
【0015】本発明の医薬品製剤の剤型としては用法に
応じ一般的に使用されている種々の剤型のものが考えら
れる。また、投与方法も種々考えられるが、実際の治療
においては、通常、注射あるいは点滴等により施薬され
る。緊急性を要する疾患に施薬する場合は注射剤が好ま
しい。注射により施薬する場合、あらかじめ調製した液
剤を使用してもよく、使用に際し、凍結乾燥したものあ
るいは適当な医薬品添加物と混合したものを適当な溶剤
に溶解して調製し使用してもよい。点滴等により施薬す
る場合も同様に液状のものを輸液に混合してもよく、凍
結乾燥製剤などのような固型製剤を使用に際して輸液に
溶解して使用してもよい。
【0016】このような製剤は通常の調剤学的手法によ
り調製することができる。例えば、注射剤は調剤学上使
用される手法によりダントロレンまたはその薬理学的に
許容される塩を適当な溶剤、溶解補助剤、等張化剤、緩
衝化剤、無痛化剤、増粘剤等の医薬品添加物と適宜混合
し、除菌、滅菌等を行い常法に従い調剤することにより
製造することができる。
【0017】上記注射剤に用いられる医薬品添加物にお
いて、溶剤としては注射用水(蒸留水等)、トウモロコ
シ油、ゴマ油、オリーブ油または大豆油等を挙げること
ができ、溶解補助剤としてはポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベ
ンジル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロ
ール、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウムまたはク
エン酸ナトリウムを挙げることができる。また、等張化
剤としてはD−マンニトール、塩化ナトリウム、グリセ
リン等を挙げることができ、緩衝化剤としてはアミノ酢
酸等の酢酸塩、リン酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等を挙げ
ることができる。さらに、無痛化剤としては塩酸リドカ
イン、ベンジルアルコール、塩酸プロカイン、塩酸メプ
リルカイン等をあげることができ、増粘剤としては卵黄
レシチン、ゼラチン、アラビアゴム、トラガント、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、コンドロイチン硫酸、アルギン酸ナトリウム、ポリ
ビニルピロリドン等を挙げることができる。
【0018】本発明の医薬品製剤を実際の治療に用いる
場合、その有効成分であるダントロレンまたはその薬理
学的に許容される塩の投与量は患者の年齢、性別、体
重、疾患の程度等により適宜決定されるが、概ね成人1
日当たり0.001mg/kg〜7mg/kgの範囲で
投与することができる。また、投薬は虚血状態が発生し
た後、できるだけ速やかに局所に実施するのが効果的で
あり、投薬時期が遅れると一般的に効果が低下する。
【0019】
【実施例】本発明を試験例および実施例によってさらに
具体的に説明する。
【0020】試験例 遅発性神経細胞壊死に対する防護効果確認実験 ダントロレンをジメチルスルフォキサイド−リン酸緩衝
液に溶解せしめ、スナネズミの両側側脳室に調製したダ
ントロレン溶液3μlを注入した。注入時間は5分と
し、注入時期は虚血前30分または虚血後30分とし
た。脳温を37±0.2℃にコントロールしつつ両側総
頚動脈を3分間結紮して脳虚血伏態を保ち、その後血流
を再開した。血流再開1週間後に常法に従って大脳海馬
領域の組織化学的検索を行った。
【0021】その結果、ジメチルスルフォキサイド投与
対照群では、海馬CA1錐体細胞の約90%に変性脱落
があり、典型的な遅発性壊死が認められた。ダントロレ
ン1.6mMの虚血後投与群では海馬CA1錐体細胞の
約70〜90%の顕著な生存が確認された。ダントロレ
ン0.4mMでは生存の程度は軽微であり、神経細胞保
護効果の投与量依存性が示された。一方、ダントロレン
1.6mM虚血前投与群では神経細胞保護効果は明確で
なかった。
【0022】
【図1】
【0023】実施例 処方例 ダントロレンナトリウム2gとD−マンニトール300
gを注射用蒸留水に溶解した後除塵、除菌ろ過し、ろ過
した薬液を洗浄、乾燥、殺菌したバイアルに適量充填
し、ゴム栓を半施栓し凍結乾燥した。凍結乾燥後ゴム栓
を全施栓しキャップにより密封することにより100バ
イアルを製した。
【0024】なお、本発明において使用される処方は上
記の処方に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例の薬理実験によって得られたダントロレ
ンの脳室内投与によるスナネズミの海馬領域における神
経細胞死に関する効果を示すグラフであり、縦軸は10
0×500μm当たりに生存しているCA1ニューロン
の数を表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 で表されるダントロレンまたはその薬理学的に許容され
    る塩を有効成分として含有することを特徴とする脳また
    は高次神経疾患治療剤。
JP9179693A 1993-03-12 1993-03-12 脳または高次神経疾患治療剤 Pending JPH06263636A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462066B2 (en) 1999-12-02 2002-10-08 University Of South Florida Method and composition for treatment of ischemic neuronal reperfusion injury
AU2003256370B2 (en) * 2002-07-03 2008-02-21 Allergan, Inc. Use of dantrolene, a ryanodine antagonist, in treating neural injury
US20110160261A9 (en) * 2007-10-09 2011-06-30 Us Worldmeds Llc Co-solvent compositions and methods for improved delivery of dantrolene therapeutic agents
JP2018531268A (ja) * 2015-10-20 2018-10-25 ベー.ブラウン メルスンゲン アクチェンゲゼルシャフト ダントロレンを含む水性組成物
JP2021524855A (ja) * 2018-05-21 2021-09-16 イーグル ファーマスーティカルズ、インク. ダントロレン製剤およびその使用方法

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