JPH0626356B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH0626356B2
JPH0626356B2 JP63266860A JP26686088A JPH0626356B2 JP H0626356 B2 JPH0626356 B2 JP H0626356B2 JP 63266860 A JP63266860 A JP 63266860A JP 26686088 A JP26686088 A JP 26686088A JP H0626356 B2 JPH0626356 B2 JP H0626356B2
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輝雄 松井
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はディジタルマイクロ波通信システムにおいて用
いられる無線通信装置に係り、特にフェージング発生時
の通信救済方式に関する。
(従来の技術) 周知のように、無線伝送路では降雨減衰や大気中に発生
するダクト等に起因するフラットフェージング、受信点
に至る電波伝搬路が複数となることによるマルチパスフ
ェージングなど各種のフェージングが発生する。
そこで、従来のディジタルマイクロ波通信システムで
は、フェージング発生時の通信救済方式として、フラッ
トフェージングに対してはスペースダイバーシチ方式や
周波数ダイバーシチ方式を採用し、またマルチパスフェ
ージングに対してはこれによる振幅歪を自動等化器によ
って補償する方式を採用している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述した従来の通信救済方式には次のよ
うな問題がある。
スペースダイバーシチ方式は、2面以上のアンテナを用
いるので、アンテナの数量が増加すること、および例え
ば鉄塔の異なる位置に配置する場合には鉄塔の強度を余
分に高める必要のあること等から設備費用が嵩む。
また、周波数ダイバーシチ方式は、同一データあるいは
同一電話回線等を2波以上の周波数を用いて伝送するの
で、周波数有効利用の観点からすれば問題のある方式で
ある。
さらに、自動等化器は、マルチパスフェージングに対し
ては有効であるが、フラットフェージングに対しては何
ら回線品質の改善に寄与し得ない。
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたもの
で、その目的は、安価な構成で周波数の有効利用が図
れ、かつ各種のフェージングに有効に機能しうる通信救
済方式を備える無線通信装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明の無線通信装置は次
の如き構成を有する。
即ち、本発明の無線通信装置は、所定数の送信信号を含
む複数の送信信号についてディジタル変調処理を施し大
容量伝送信号を形成する大容量変調手段と;前記所定数
の送信信号についてディジタル変調処理を施し小容量伝
送信号を形成する小容量変調手段と;受信復調された第
1の切替制御信号に基づき前記所定数の送信信号を前記
大容量変調手段と前記小容量変調手段のいずれか一方へ
切替え出力するとともに、前記大容量伝送信号と前記小
容量伝送信号のいずれか一方が無線送信されるように切
替え制御する第1の切替手段と;無線受信信号について
ディジタル復調処理を施し複数の受信信号を復調出力す
るとともに、第1の回線品質評価信号を形成出力する大
容量復調手段と;無線受信信号について復調処理を施し
所定数の受信信号を復調出力するとともに、第2の回線
品質評価信号を形成出力する小容量復調手段と;第2の
切替制御信号に基づき前記複数の受信信号と前記所定数
の受信信号のいずれか一方を受信信号として取込む第2
の切替手段と;前記第1および第2の回線品質評価信号
に基づき前記第2の切替制御信号と前記所定数の送信信
号に含ませる第1の切替制御信号とを形成出力する切替
制御手段と;を備えたことを特徴とするものである。
(作用) 次に、前記の如く構成される本発明の無線通信装置の作
用を説明する。
周知のように、ディジタルマイクロ波通信システムにお
ける伝送帯域幅は例えば位相変調(PSK)方式のよう
に低多値の小容量変調方式の方が、例えば直交振幅変調
(QAM)方式のような高多値の大容量変調方式よりも
狭いものである。
本発明ではこの伝送帯域幅の広狭と回線品質の関係に着
目し、重要な送信信号(回線)を救済しようとするもの
である。
即ち、フェージングの発生によって回線品質が劣化する
と、送信側は受信側から送られて来た第1の切替制御信
号によって送信系を大容量変調手段から小容量変調手段
に切替える。受信側も同様に第2の切替制御信号によっ
て受信系が大容量復調手段から小容量復調手段に切替え
られる。伝送容量を大容量から小容量へ変更し、伝送帯
域幅を狭くするのである。その結果、フラットフェージ
ングに対してはC/N値(Carrier to Noise ratio)の許
容度が増大し、またマルチパスフェージングに対しては
帯域内振幅歪に対する許容度が増大し、大容量伝送信号
については所要の回線品質を確保することが可能とな
る。
斯くして、アンテナを2面以上設けたり、また複数の周
波数を用いることなく、つまり、安価な構成で周波数の
有効利用が図れ、かつ各種のフェージングに有効に機能
しうる通信救済方式を実現できることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る無線通信装置で構成し
たシステム例を示す。第1図において、1A(1B)は
伝送容量が140Mbps、変調方式が16QAM方式であ
る大容量変調送信機、2A(2B)は伝送容量が34Mb
ps、変調方式が4PSK方式である小容量変調送信機、
3A(3B)および4A(4B)はこれらに対応する大
容量受信復調機および小容量受信復調機である。
無線通信装置Aから同Bへの送信は無線周波数Fを使
用し、逆向きは無線周波数F′1を使用するが、送受信
信号は例えば4種であって、無線通信装置Aの入力端子
(01,02,03,04)に印加された4種の送信信
号は無線通信装置Bの出力端子(05,06,07,0
8)から取り出され、無線通信装置Bの入力端子(0
9,10,11,12)に印加された4種の送信信号は
無線通信装置Aの出力端子(13,14,15,16)
から取り出される。そして、4種の送受信信号のうちの
1つは重要信号として特別に扱われるようになってい
る。
即ち、入力端子(01,02,03,04)および同
(09,10,11,12)のうちの3つの入力端子
(01,02,03)および同(09,10,11)に
印加される3種の送信信号はそれぞれ対応する大容量変
調送信機1A(1B)に直接的に入力するが、残りの入
力端子04(12)に印加される1つの送信信号はスイ
ッチSW1(SW3)に入力する。
スイッチSW1(SW3)は、(第1の)切替制御信号
a(d)に応答して入力信号を大容量変調送信機1A
(1B)と小容量変調送信機2A(2B)のいずれか一
方へ入力させるとともに、大容量変調送信機1A(1
B)の出力(大容量伝送信号)と小容量変調送信機2A
(2B)の出力(小容量伝送信号)のいずれか一方をア
ンテナ系へ送出することを行う。
従って、大容量伝送信号は4種の送信信号からなり、小
容量伝送信号は1つの送信信号からなる。
これらの伝送信号は大容量受信復調機3B(3A)およ
び小容量受信復調機4B(4A)にて受信復調される
が、同時にその受信状態が監視されその監視結果を反映
させた回線品質評価信号f(e)および同h(g)が形
成出力される。この監視は例えば受信電界強度の検出、
あるいはビット誤り率の推移検出等によって行うことが
できる。
大容量受信復調機3B(3A)は、4種の受信信号を復
調形成するが、そのうちの3種は直接的に出力端子(0
5,06,07)および同(13,14,15)へ送出
され、残りの重要信号はスイッチSW2(SW4)の一
方の切替入力端子へ送出される。また、小容量受信復調
機4B(4A)は1つの受信信号(重要信号)を復調形
成するが、それはスイッチSW2(SW4)の他方の切
替入力端子へ送出される。
スイッチSW2(SW4)は、(第2の)の切替制御信
号b(c)に応答して両切替入力端子への入力信号の一
方を出力端子08(16)へ送出する。
要するに、送信側の入力端子04(12)に印加された
重要信号は受信側の出力端子08(16)から送出され
るのである。
そして、切替制御信号発生器5A(5B)は、大容量受
信復調機3A(3B)が発生した(第1の)回線品質評
価信号e(f)および小容量受信復調機4A(4B)が
発生した(第2の)回線品質評価信号g(h)の内容を
反映させた切替制御信号(c,d)[(a,b)]を発
生する。そのうち、切替制御信号d(a)は送信信号た
る重要信号に含ませて受信側へ伝達され、それがスイッ
チSW3(SW1)の制御信号となる。また、切替制御
信号c(b)は自装置内のスイッチSW4(SW2)へ
出力される。
以上の構成において、例えば無線通信装置Aから同Bへ
大容量伝送信号を送信している際にフェージングが発生
すると、受信側の大容量受信復調機3Bは回線品質劣化
を内容とする回線品質評価信号fを発生し、これを受け
た切替制御信号発生器5Bは所定内容の切替制御信号
a,同bを発生する。
切替制御信号aは重要信号に含まれて入力端子12から
大容量変調送信機1Bへ入力し、他の信号とともに無線
通信装置A側へ無線伝送される。従って、無線通信装置
Aでは切替制御信号aが大容量受信復調機3Aで復調さ
れ、スイッチSW1に制御信号として入力する。その結
果、スイッチSW1が作動し、送信系が大容量変調送信
機1Aから小容量変調送信機2Aに切替えられ、入力端
子04に印加される重要信号(小容量伝送信号)が無線
送信されることになる。
このとき、無線通信装置Bでは、スイッチSW2が切替
制御信号bによって受信系を大容量受信復調機3Bから
小容量受信復調機4Bに切替えているので、重要信号が
出力端子08から取り出される。
つまり、重要信号については、フェージング発生によっ
ても通信が確保される。
そして、小容量受信復調機4Bは、その後重要信号の受
信状態を監視し、その回線品質が所定値を越えると、回
線品質の回復を示す回線品質評価信号hを発生するの
で、切替制御信号発生器5Bは再び所定内容の切替制御
信号a,同bを発生する。
その結果、無線通信装置A側では、送信系が小容量変調
送信機2Aから大容量変調送信機1Aに切替えられ、ま
た無線通信装置B側では、受信系が小容量受信復調機4
Bから大容量受信復調機3Bに切替えられ、通常状態へ
復帰する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の無線通信装置によれば、
大容量伝送系と小容量伝送系とを備え、かつ受信系にて
受信状態を監視し、その監視結果たる切替制御信号によ
って送信側と受信側が伝送系を切替えられるようにした
ので、大容量伝送系にて送受信している際にフェージン
グが発生し回線品質が劣化したときは伝送容量を小容量
化して伝送帯域幅の狭小化が図れる。その結果、小容量
伝送信号については所要の回線品質を確保することが可
能となる。
斯くして、本発明によれば、アンテナを2面以上設けた
り、また複数の周波数を用いることなく、つまり安価な
構成で周波数の有効利用が図れ、かつ各種のフェージン
グに有効に機能しうる通信救済方式を提供できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る無線通信装置で構成し
たディジタルマイクロ波通信システムの構成ブロック図
である。 1A,1B……大容量変調送信機、2A,2B……小容
量変調送信機、3A,3B……大容量受信復調機、4
A,4B……小容量受信復調機、5A,5B……切替制
御信号発生器、SW1〜SW4……スイッチ、A,B…
…無線通信装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定数の送信信号を含む複数の送信信号に
    ついてディジタル変調処理を施し大容量伝送信号を形成
    する大容量変調手段と;前記所定数の送信信号について
    ディジタル変調処理を施し小容量伝送信号を形成する小
    容量変調手段と;受信復調された第1の切替制御信号に
    基づき前記所定数の送信信号を前記大容量変調手段と前
    記小容量変調手段のいずれか一方へ切替え出力するとと
    もに、前記大容量伝送信号と前記小容量伝送信号のいず
    れか一方が無線送信されるように切替え制御する第1の
    切替手段と;無線受信信号についてディジタル復調処理
    を施し複数の受信信号を復調出力するとともに、第1の
    回線品質評価信号を形成出力する大容量復調手段と;無
    線受信信号について復調処理を施し所定数の受信信号を
    復調出力するとともに、第2の回線品質評価信号を形成
    出力する小容量復調手段と;第2の切替制御信号に基づ
    き前記複数の受信信号と前記所定数の受信信号のいずれ
    か一方を受信信号として取込む第2の切替手段と;前記
    第1および第2の回線品質評価信号に基づき前記第2の
    切替制御信号と前記所定数の送信信号に含ませる前記第
    1の切替制御信号とを形成出力する切替制御手段と;を
    備えたことを特徴とする無線通信装置。
JP63266860A 1988-10-22 1988-10-22 無線通信装置 Expired - Lifetime JPH0626356B2 (ja)

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DE4426183C1 (de) * 1994-07-23 1995-10-19 Ant Nachrichtentech Richtfunksystem für Punkt-zu-Mehrpunkt Verbindungen
SE515837C2 (sv) 1999-01-22 2001-10-15 Ericsson Telefon Ab L M Adapterbar bandbredd
KR100376582B1 (ko) * 2000-11-27 2003-03-17 에스케이 텔레콤주식회사 차세대 이동 통신 시스템에서의 패킷 전송을 위한 채널전환 방법

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