JP2500781B2 - 回線切替装置 - Google Patents

回線切替装置

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JP2500781B2
JP2500781B2 JP5202891A JP20289193A JP2500781B2 JP 2500781 B2 JP2500781 B2 JP 2500781B2 JP 5202891 A JP5202891 A JP 5202891A JP 20289193 A JP20289193 A JP 20289193A JP 2500781 B2 JP2500781 B2 JP 2500781B2
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晃二 山本
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回線切替装置に係り、特
にディジタル無線通信システムの互いに異なる変復調方
式の複数の現用回線と予備回線とを所定時に切り替える
回線切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロ波帯の広帯域ディジ
タル無線通信システムにおいては、無線回線の保守点検
用及びフェージング対策用として、現用M回線(M≧
1)に対して予備回線を1回線設け、所定時に現用回線
中の所定の1回線を予備回線に無瞬断で切り替える回線
切替装置が知られている(例えば、特開昭59−413
35号、特開平1−170147号各公報など)。
【0003】図3はかかる従来の回線切替装置の一例の
構成図を示す。同図中、N個(ただし、N≧1の自然
数)の入力端子は、それぞれ送端切替器2〜2に接
続されている。送端切替器2〜2は入力端子1
からの入力信号を第1の変調器4〜4に入力す
る一方、パイロット信号発生器3からのパイロット信号
を第1の変調器9に入力する。
【0004】第1の変調器4〜4によりディジタル
変調されて取り出された信号は、対応する第1の送信器
〜5によりマイクロ波帯の信号に変換された後無
線送信されて第1の受信器6〜6 により受信され
る。第1の受信器6〜6により受信された信号は、
第1の復調器7〜7でそれぞれ復調された後、受端
切替器8〜8に入力される。
【0005】一方、第1の変調器9の出力信号は第1の
送信機10によりマイクロ波帯の信号に変換された後無
線送信されて第1の受信器11で受信され、更に第1の
復調器12により復調された後受端切替器8〜8
入力される。受端切替器8〜8は通常は第1の復調
器7〜7からの復調信号を出力端子14〜14
に出力し、また第1の復調器12からの復調信号をパイ
ロット信号検出器13に出力する。
【0006】従って、通常は入力端子1〜1の入力
信号が現用N回線を通して出力端子14〜14に出
力されると共に、パイロット信号が予備1回線を通して
パイロット信号検出器13に入力され、これにより予備
回線が正常であるか否かが監視される。
【0007】かかる(1+N)回線のディジタル無線通
信システムにおいて、現用N回線の回線品質が各現用回
線毎の第1の復調器7〜7からの復調信号の符号誤
り率を受端切替器8〜8において予め定められた基
準値と比較することで監視される。符号誤り率が基準値
よりも劣化したときは、図示しない他方の回線(図3が
上り回線とすると下り回線)を利用して送端切替器2
〜2のうち回線品質が劣化した現用回線の送端切替器
を制御し、現用信号を予備回線にも伝送するように制御
する。
【0008】従って、例えば入力端子1から出力端子
14までの第1の現用回線の回線品質が劣化したとき
には、送端切替器2が入力端子1よりの現用信号を
第1の変調器4に入力すると共に、パイロット信号に
代えて第1の変調器9にも入力端子1よりの現用信号
を入力する。
【0009】これにより、受端切替器8には第1の復
調器7からの復調現用信号と第1の復調器12からの
復調予備信号とがそれぞれ入力されるようになるため、
受端切替器8はこれらの信号の位相を合わせた後、現
用回線から予備回線に無瞬断で切り替える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、現用回線の
変調方式は中継間隔やユーザの使用周波数帯域などによ
って異なるのに対し、上記の従来の回線切替装置は現用
回線と予備回線の変調方式が異なると、変調方式の相違
により信号の伝搬遅延時間が異なるため、受端切替器で
現用信号と予備信号との位相合わせができず、回線の無
瞬断切替を行うことができない。
【0011】そのため、従来は現用回線と予備回線の変
調方式をすべて同じ変調方式とする必要があり、よって
図2と同様の構成の回線切替装置を現用回線の変調方式
毎にそれぞれ構成しなければならず、周波数利用効率が
低いという問題がある。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
時間合わせのための遅延調整器を現用回線上に設けるこ
とにより、上記の課題を解決した回線切替装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、第1の送端切替器を介して入力された入力
信号を第1の変調方式で変調後無線送受信し、その受信
信号を復調して第1の受端切替器を通して第1の出力端
子へ出力する一又は二以上の第1の現用回線と、第2の
送端切替器を介して入力された入力信号を第1の変調方
式と異なる変調方式で変調した後無線送受信し、その受
信信号を復調して第2の受端切替器を通して第2の出力
端子へ出力する一又は二以上の第2の現用回線と、第1
及び第2の送端切替器の少なくとも一方を通して入力さ
れた信号を前記第1の変調方式で変調した後無線送受信
し、その受信信号を復調して前記第1及び第2の受端切
替器の少なくとも一方に入力する予備回線と、予備回線
と第2の現用回線の変調方式の相違に基づく遅延時間差
を補正するために、第2の現用回線の受信側若しくは第
1の現用回線及び予備回線の各受信側に設けられた遅延
調整器とより構成したものである。
【0014】
【作用】本発明では、前記第2の現用回線と前記予備回
線の変調方式とが互いに異なるため、両回線の伝送信号
上に伝搬遅延時間差が生じても、前記遅延調整器により
第2の現用回線と予備回線との時間合わせができ、従っ
て前記第2の受端切替器において両回線からの復調信号
の位相を合わせることができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の構成図を示す。
同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図1において、入力端子1N+1は送端
切替器2N+1を介して第2の変調器21に接続されてい
る。この第2の変調器21は第1の変調器41〜4N及び
9と異なる第2の変調方式のディジタル変調を行う回路
で、例えば8相位相変調(8PSK)を行う。なお、第
1の変調器41〜4N及び9による第1の変調方式は例え
ば64値直交振幅変調(64QAM)を行う。
【0016】第2の変調器21の出力信号は第2の送信
機22によりマイクロ波帯の信号に変換された後無線送
信されて第2の受信機23で受信され、更に第2の復調
器24により復調された後遅延調整器5に入力される。
この遅延調整器25は第2の変調器21が前記第1の変
調方式と異なる第2の変調方式により入力信号を変調す
るために、出力変調波が第1の変調器41〜4N及び9の
出力変調波に対して伝搬時間が例えばτ秒だけ速いもの
とすると、遅延時間がτ秒に設定されている。
【0017】遅延調整器25の出力端は受端切替器8
N+1に接続されている。受端切替器8N+1は前記した受端
切替器8〜8と同様に、通常は遅延調整器25によ
り遅延された第2の復調器24からの復調信号を出力端
子に出力し、また受端切替器8〜8をそれぞれ経て
入力された第1の復調器12からの復調信号をパイロッ
ト信号検出器13に出力する。
【0018】従って、本実施例は第1の変調方式の現用
N回線に第1の変調方式の予備回線1回線を設けたディ
ジタル無線通信システムに、第2の変調方式の現用回線
を1回線設けた構成である。本実施例も現用回線の回線
品質が各現用回線毎の復調器7〜7、遅延調整器2
5からの各復調信号の符号誤り率を受端切替器8〜8
N+1において予め定められた基準値と比較することで監
視される。
【0019】符号誤り率が基準値よりも劣化したとき
は、図示しない他方の回線を利用して送端切替器2
N+1のうち回線品質が劣化した現用回線の送端切替器
を制御し、現用信号を予備回線にも並列伝送するように
制御する。
【0020】ここで、例えば入力端子1N+1から出力端
子14N+1までの第2の変調方式の現用回線の回線品質
が劣化したときには、送端切替器2N+1が入力端子1N+1
よりの現用信号を第2の変調器21に入力すると共に、
パイロット信号に代えて第1の変調器9にも入力端子1
N+1よりの現用信号を入力する。
【0021】これにより、受端切替器8N+1には互いに
異なる変調方式で変調された後復調された現用回線と予
備回線の両復調信号が入力されることとなるが、第2の
復調器24からの復調現用信号は遅延調整器25により
予備回線の復調信号と時間合わせをされて入力されるた
め、受端切替器8N+1はこれらの両復調信号の位相を合
わせることができ、位相が合致した時点で、現用回線か
ら予備回線に無瞬断で切り替える。
【0022】従って、本実施例によれば、現用回線と予
備回線との変調方式が異なっていても、各変調方式の現
用回線に対して一つの予備回線を設けるだけで無瞬断で
回線切替を行うことができる。このため、従来現用回線
の変調方式に対応して設ける必要があった多くの予備回
線を不要にすることができる。
【0023】図2は本発明の第2実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。本実施例は第1実施例の送端切替
器2Nから受端切替器8Nまでの第1の変調方式のN番目
の現用回線に代えて、第3の変調方式の現用回線を設け
る構成としたものである。
【0024】すなわち、本実施例によれば、送端切替器
Nから入力された信号は、第3の変調器31、第3の
送信器32、第3の受信器33及び第3の復調器34を
通して遅延調整器35に入力され、更にこれより受端切
替器8Nに入力される。ここで、第3の変調器31は前
記第1及び第2の変調方式と異なる第3の変調方式(例
えば16QAM)で変調を行う変調器である。
【0025】また、遅延調整器35は第3の変調器31
が前記第1及び第2の変調方式と異なる第3の変調方式
により入力信号を変調するために、出力変調波が第1の
変調器41〜4N及び9の出力変調波に対して伝搬時間が
例えばτ1秒だけ速いものとすると、遅延時間がτ1秒に
設定されている。
【0026】これにより、本実施例の場合も第3の変調
方式の現用回線が回線品質が予め定められた値よりも劣
化した時には、第3の復調器34からの復調現用信号は
遅延調整器35により予備回線の復調信号と時間合わせ
をされて入力されるため、受端切替器8Nはこれらの両
復調信号の位相を合わせることができ、位相が合致した
時点で、現用回線から予備回線に無瞬断で切り替えるこ
とができる。従って、本実施例も第1実施例と同様の効
果を有する。
【0027】なお、本発明は上記の各実施例に限定され
るものではなく、現用回線よりも予備回線の方の伝搬遅
延時間が短い時には、予備回線の受信側に遅延調整器が
設けられることは勿論である。また、変調方式として
は、上記の各変調方式以外に、128値以上の多値直交
振幅変調方式や4相PSKなどの位相変調方式が考えら
れるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用回線と予備回線とで変調方式が異なることによる伝
搬遅延の差が生じても、遅延調整器により伝搬遅延時間
を調整し現用回線と予備回線との信号の位相を受端切替
器で合わせることができるので、各変調方式の現用回線
に対し一つの予備回線を設けるだけで無瞬断で回線切替
ができる。従って、従来各変調方式の無線ディジタルシ
ステム毎に設けた複数の予備回線が一つのみで済み他を
省略できるため、周波数の利用効率を従来よりも向上す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成図である。
【図3】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
1〜2N+1 送端切替器 41〜4N、9 第1の変調器 51〜5N、10 第1の送信器 61〜6N、11 第1の受信器 71〜7N、12 第1の復調器 81〜8N+1 受端切替器 21 第2の変調器 22 第2の送信器 23 第2の受信器 24 第2の復調器 25、35 遅延調整器 31 第3の変調器 32 第3の送信器 33 第3の受信器 34 第3の復調器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の送端切替器を介して入力された入
    力信号を第1の変調方式で変調後無線送受信し、その受
    信信号を復調して第1の受端切替器を通して第1の出力
    端子へ出力する一又は二以上の第1の現用回線と、 第2の送端切替器を介して入力された入力信号を前記第
    1の変調方式と異なる変調方式で変調した後無線送受信
    し、その受信信号を復調して第2の受端切替器を通して
    第2の出力端子へ出力する一又は二以上の第2の現用回
    線と、 前記第1及び第2の送端切替器の少なくとも一方を通し
    て入力された信号を前記第1の変調方式で変調した後無
    線送受信し、その受信信号を復調して前記第1及び第2
    の受端切替器の少なくとも一方に入力する予備回線と、 該予備回線と第2の現用回線の変調方式の相違に基づく
    遅延時間差を補正するために、前記第2の現用回線の受
    信側若しくは前記第1の現用回線及び該予備回線の各受
    信側に設けられた遅延調整器とを有することを特徴とす
    る回線切替装置。
  2. 【請求項2】 前記第1又は第2の受端切替器は、接続
    されている現用回線の回線品質劣化を監視し、該回線品
    質劣化が生じた時は該現用回線に入力されている信号を
    前記予備回線に並列に入力させた後、回線品質劣化が生
    じている該現用回線と前記予備回線のうち前記遅延調整
    器を通して入力される一方の回線の復調信号と、該遅延
    調整器を通さない他方の回線の復調信号との位相を合わ
    せてから該予備回線に切り替えることを特徴とする請求
    項1記載の回線切替装置。
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