JPH0626310A - 湿式脱硫システムの廃熱回収法 - Google Patents

湿式脱硫システムの廃熱回収法

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JPH0626310A
JPH0626310A JP4179976A JP17997692A JPH0626310A JP H0626310 A JPH0626310 A JP H0626310A JP 4179976 A JP4179976 A JP 4179976A JP 17997692 A JP17997692 A JP 17997692A JP H0626310 A JPH0626310 A JP H0626310A
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JP
Japan
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flue gas
slurry
heat
heat exchange
vapor
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JP4179976A
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Chisato Takano
千里 高野
Kimio Nishio
公男 西尾
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Chiyoda Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Chiyoda Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】湿式排煙脱硫システムからの排煙またはスラリ
ーの有する低温レベル熱エネルギーを電気として回収す
ると同時に地方では補給水の節減を図る方法を提供す
る。 【構成】発電ボイラーの排煙21を脱硫装置2で脱硫
し、その排煙またはスラリーを間接型熱交換器4に導入
し、熱交換媒体28−1を気化させ、気化された媒体2
3を発電ボイラーからの抽気26−1,−2,−3,−
4を用いて過熱ベーパー24となし、バイナリー発電タ
ービン10に供給して発電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湿式排煙脱硫システムの
脱硫装置から排出される排煙もしくは前記装置内に生成
されるスラリーの廃熱を回収して発電に利用する方法に
関し、それと同時に当該システムの補給水の節減をも図
るものである。
【0002】
【従来の技術】発電所の発電ボイラー排煙は通常エコノ
マイザーでの熱回収、脱硝処理、エアーヒーターでの排
煙間接冷却、次いで低温電気集塵機でフライアッシュを
除去した後湿式脱硫システムに導入され、ガス−ガスヒ
ーターでの間接冷却、水での断熱増湿冷却、湿式脱硫装
置での脱硫等により順次処理されて冷却されると同時に
有害物質硫黄含有化合物等も除去されたのち煙突から排
出される。すなわち、ボイラー排煙は脱硫システムのガ
ス−ガスヒーターによる間接冷却後で約100℃前後、断
熱増湿冷却後では約50℃そして脱硫後での排煙および脱
硫器内吸収液スラリーも同様に50℃前後の温度を有す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年の電力需
要の伸びに伴い、発電単基容量も従来の200MWから500
MW、700MW、そして1000MWのものへと順次巨大化してき
ており、それに伴って単基当りの用水量、排水量、固形
廃棄物量等すべての面にわたって量的に拡大しており、
その対策も小規模における場合と質的に変化してきてい
る。
【0004】例えば用水に関して言えば、ボイラー湿式
排煙脱硫装置は非常に多量の補給水を必要とする装置で
あって、その蒸発水補給用水分が 4/4 ECR 200MW発
電基の場合で毎時約21トンであったものが1000MWでは毎
時約105トンとなる。その他に燃料炭種の含塩素または
含弗素量により変動はあるが排水用補給水が200MW時の
毎時約5トンから1000MWでは毎時約25トンに増大する。
従って脱硫装置の補給水のみで毎時約130トンに達し、
これだけの量の用水の安定的供給を図るには発電所の建
設立地をよく選択しても自治体からの供給のみには依存
しきれなくなってきている。必然的に発電所内における
用水の使用合理化、節減等の必要に迫られている。
【0005】発電規模の拡大に伴うさらに大きな問題
は、ボイラー排煙を湿式脱硫システムに導入後に排出さ
れる排煙もしくはその際生成するスラリーが約50℃前後
の低温度レベルではあるが比較的大きな熱エネルギーを
有したままであることである。かかる低温レベルの熱エ
ネルギーは利用効率が悪いにもかかわらず、発電規模の
拡大に伴いこれら排煙およびスラリー量のみは増大し、
それらが有する熱エネルギーの総量は累積すると莫大な
ものになりつつある。
【0006】例えば発電規模700MWベースにおける湿式
脱硫処理水飽和排煙の有する43℃以上の熱エネルギー量
は毎時約3000万キロカロリー、1000MWベースでは毎時約
4260万キロカロリーに達するものと概算される。かかる
低温レベル熱エネルギーの効率的回収が求められている
一方、湿式脱硫装置への補給水増大に対していかに対処
すべきかが課題となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは湿式脱硫シ
ステムから排出される排煙もしくは前記脱硫システム内
で生成する50℃前後の吸収液スラリーを間接型熱交換器
に導入し、この熱交換器内を循環する熱交換媒体 (冷
媒) を蒸発させてベーパーとなすことにより巨大な低温
レベルの熱をベーパーとして回収し、このベーパーをさ
らに昇温させて過熱ベーパーとなし、バイナリー発電タ
ービンに供給して発電させると同時に、排煙の冷却によ
り生成する凝縮水を回収して脱硫装置その他の補給水と
して再利用し、またはスラリーの場合は熱交換により温
度が低下したスラリーを再び脱硫装置に還流させて脱硫
装置内のスラリーの温度を低下させ脱硫の際の随伴蒸発
水分量を低下せしめることにより補給水の低減を図り、
それにより前記課題が同時に解決できることを見出し
た。
【0008】すなわち本発明は湿式排煙脱硫システムか
ら廃熱を回収するにあたり、 1) 湿式排煙脱硫システムの脱硫装置から排出される排
煙もしくは前記装置内に生成される50℃前後のスラリー
を間接型熱交換器に導入し、 2) 前記熱交換器内を循環する熱交換媒体を熱交換によ
り蒸発させてベーパーとなし、 3) このベーパーを更に発電ボイラーからの抽気を用い
て昇温させ過熱ベーパーとなし、そして 4) バイナリー発電用タービンに供給して発電させる、 ことを特徴とする、湿式排煙脱硫システムからの廃熱回
収法に関する。
【0009】本明細書で言及する湿式脱硫装置とは、ボ
イラー排煙中の硫黄含有化合物特に亜硫酸ガスを排煙か
らとり除くことを目的として、カルシウムベースの吸収
剤を含有する吸収液を排煙と接触させる装置である。吸
収液と接触して脱硫後の排煙は亜硫酸ガス固定時に反応
熱として生ずる熱を含みかつ当該温度の飽和水蒸気を随
伴しており、生成するスラリーも共に約50℃前後の比較
的低温レベルの熱エネルギーを保有する。
【0010】これら排煙またはスラリーを間接型熱交換
器に導入し、熱交換器内を循環する熱交換媒体を40℃前
後で蒸発させ、同時に排煙またはスラリー自身は冷却さ
れ、排煙の場合は比較的多量の凝縮水が生成し、これが
回収され再利用される。またスラリーの場合は冷却され
たスラリーが湿式脱硫装置に循環使用されることによ
り、脱硫時の随伴蒸発水分を低減させることができるの
で同じく用水の節減に寄与できる。
【0011】本発明で用いられる間接型熱交換器は、導
入される排煙またはスラリーが比較的低温であるゆえ耐
熱性はさほど要求されない。従って間接型である以外に
は決定的な限定要因はない。排煙の場合、煙道内管群組
み込み (管は裸管又はフイン付) エコノマイザー型その
他を適宜使用できる。管が排煙の流れに対し十字流位置
の2〜3°斜管で内管が媒体の蒸発、外管はフイン付ま
たは裸管で煙道内に組み込まれたエコノマイザータイプ
のもの、また吸収液スラリーの場合は竪置套管型で内管
側が吸収液スラリーの単パス型の多管套管型等の使用が
望ましい。
【0012】本発明で使用できる熱交換媒体としては炭
素数2−5個を有するアルカン、フロン、フレオン (du
Pont 社製品) 、アンモニアなど通常使用される熱交換
媒体があげられるが、40℃、5.2kgf/cm2 で気化し、昇
温に伴うエンタルピー増加特性がよく、バイナリー発電
熱交換媒体として通常使用されるイソブタンが最も好都
合である。
【0013】前記低温レベル熱エネルギーは熱交換媒体
により蒸発潜熱として回収されるが、そのままでは熱交
換媒体ベーパーは発電タービンを駆動させるには極めて
効率が悪いので、主にボイラー抽気を使用し、抽気取得
場所、量、を最も経済的に組み合せ使用するものとし、
好ましくは第3〜第6抽気を利用して昇温させ、過熱ベ
ーパーとなしたのちバイナリー発電タービンに導入し、
発電させて電気として回収する。媒体ベーパー昇温用熱
交換器は内管スチーム加熱、外管フイン付のボックス型
(エロフインタイプ) 、又はフイン型熱交換器等が用い
られ最も経済的な構成を採用することが出来る。ベーパ
ーの昇温はボイラ抽気を最適化し、スチームコンデンセ
ートはボイラー抜き出し抽気部に再循環させる。
【0014】また本発明においては熱交換により気化し
た媒体を増湿部上流のダクト内の高温排煙を用いて予備
的に昇温させたのち、ボイラー抽気によりさらに過熱さ
せて発電タービンに導入することもできる。熱交換によ
り気化された媒体ベーパーはバイナリー発電タービンに
導入して発電させたのち海水冷却によるコンデンサにて
凝縮させ、媒体液槽に貯留し、負荷の緩衝をさせ、液状
熱交換媒体を負荷に対応して間接型熱交換器に再循環さ
せる。本発明による方法においては、排煙またはスラリ
ー、またはその両者を熱交換対象とすることができる。
【0015】
【実施例】図面を参照して本発明の廃熱回収法を説明す
る。図1は排煙からの廃熱回収法を示すフローダイヤグ
ラムであり、図2はスラリーからの廃熱回収法を示すフ
ローダイヤグラムである。 実施例1 湿式脱硫システム排煙からの廃熱回収法を図1を参照し
て説明する。
【0016】増湿冷却部1に導入された排煙21はそこで
増湿により冷却されて約50℃前後まで温度低下し、次に
湿式脱硫装置2でカルシウムベースの吸収液と接触する
ことにより脱硫されさらに間接熱交換器4に導かれ冷却
されて約43℃となる。脱硫装置2から排出された排煙は
ミストエリミネーター3でミストを除去され、熱交換媒
体28−1が循環されている竪型エコノマイザー型間接熱
交換器4 (伝熱管部15m×15m×15m) に導入され、そ
こで熱交換媒体イソブタンを蒸発気化させる。その際排
煙自身は冷却されて随伴水蒸気が凝縮され、この凝縮さ
れた水分27は凝縮水ポンプ16により凝縮水タンク17に集
められ、前記増湿冷却部1や脱硫装置2の補給水として
再利用される。一方熱交換処理排煙22はミスト除去後ガ
ス−ガスヒーターで昇温され、煙突に導かれ、大気中に
放出される。
【0017】熱交換器4で気化されたイソブタンベーパ
ー23はボイラーからの第3〜第6抽気26−1, 26−2,
26−3, 26−4を用いる加熱器7−1, 7−2, 7−
3, 7−4により順次昇温され過熱ベーパー24となって
バイナリー発電タービン10に送られ、そこで動力に変換
され発電機11により電気に変えられる。バイナリー発電
タービン10から排出されるイソブタンベーパーはコンデ
ンサ12で海水29により冷却、凝縮され、凝縮液25は凝縮
液受槽13に送られたのち熱交換媒体移送用ポンプ14によ
り熱交換媒体28−1として熱交換器4に再循環される。
【0018】ボイラーからの第3〜第6抽気を用いて過
熱させる際生成するスチームコンデンセートはスチーム
コンデンセート受槽8−1, 8−2, 8−3, 8−4に
集められたのちそれぞれポンプ9によりボイラーの抽気
部に再循環される。熱交換器4で蒸発しなかった媒体28
−2は底部から熱交換媒体循環ポンプ5により移送さ
れ、凝縮水冷却器6で凝縮水を冷却させ、自身は熱交換
器のベーパー分離器に導入される。冷却器6で冷却され
た凝縮水は熱交換器4の頂部に導入されて均一スプレー
され、流下して熱交換器4の冷却効率を高めるのに役立
てられる。
【0019】700MWベース発電プラントの湿式脱硫装置
吸収器処理排煙の間接冷却後の排煙の有する温度が約43
℃の場合、間接熱交換器で排煙から回収された熱エネル
ギー量は概算して毎時約3000万キロカロリーと推定さ
れ、イソブタンの蒸発気化によりこの熱エネルギーを回
収すると、生成するイソブタンベーパーは毎時約460ト
ンと概算され、その際回収される凝縮水は毎時約50トン
である。
【0020】このバイナリーベーパーをボイラーの余剰
熱源である第3〜第6抽気で160℃迄過熱させ、バイナ
リータービンを駆動させて発電し、タービン通過後のベ
ーパーを海水で凝縮 (凝縮温度最高28℃) させることに
より、バイナリー発電サイクルを稼働させた場合、バイ
ナリータービンの効率を70%、発電機効率を95%、そし
てバイナリー発電サイクルを含む関連設備 (冷却水、循
環ポンプ等) の所内動力費を約30%と仮定すると毎時15
500kwの電力が得られる。
【0021】過熱用のボイラー抽気スチームはトン当り
1100円とするとスチームは毎時約40トン使用されるの
で、1100円/トン×40トン/時=44000円/時のスチー
ム原価がかかる。電力単価を1キロワット時当り12円と
仮定すると前記毎時15500kwの電力代は186000円/時と
なり、スチーム原価を差し引くと142000円/時の余剰金
をもたらすと概算される。
【0022】このようにして湿式脱硫装置排煙の低温レ
ベル熱エネルギーが有効に回収され、それと同時に相当
多量の補給水を回収することができた。 実施例2 湿式脱硫システムからのスラリーの廃熱回収法を図2を
参照して説明する。湿式脱硫装置2からのスラリー30が
スラリー循環ポンプ18により、竪置套管型の間接型熱交
換器4 (管は套管、管側単パス) に送られる。そこで内
管側にスラリーをスケーリングの発生を防止するため毎
秒2.5mの流速で流下させ、外管側に熱交換媒体イソブ
タン28−1を導入してイソブタンを気化ベーパーとす
る。この場合の伝熱管内外温度差は25℃であった。
【0023】蒸発気化したイソブタン23は実施例1にお
けると同様にして過熱ベーパーとなし、電気として熱エ
ネルギーを回収した。熱交換により冷却されたスラリー
30は再び脱硫装置2に再循環させて脱硫装置のスラリー
温度を低下させ、排煙に随伴し去る水分量を低下させる
ことにより補給水を節減できた。
【0024】
【発明の効果】本発明方法により、湿式排煙脱硫システ
ムの脱硫装置から排出される排煙または前記装置内に生
成されるスラリーの有する低温レベル熱エネルギーが有
効に回収、再利用でき、しかも凝縮水の再利用または補
給水の低減も達成できる。従って熱エネルギーの有効利
用と水資源の節減が同時に達成できる工業上極めて価値
の高い方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式脱硫システムからの排煙からの廃熱回収を
示すフローダイヤグラムである。
【図2】湿式脱硫システムのスラリーからの廃熱回収を
示すフローダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 増湿冷却部 2 脱硫装置 3 ミストエリミネーター 4 間接型熱
交換器 5 熱交換媒体循環ポンプ 6 凝縮水冷
却器 7−1, 7−2, 7−3, 7−4 熱交換媒体ベーパー
加熱器 8−1, 8−2, 8−3, 8−4 スチームコンデンセ
ート受槽 9 スチームコンデンセート用ポンプ 10 発電ター
ビン 11 発電機 12 コンデン
サ 13 熱交換媒体凝縮液受槽 14 熱交換媒
体移送用ポンプ 15 海水用ポンプ 16 凝縮水ポ
ンプ 17 凝縮水タンク 18 スラリー
循環ポンプ 21 排煙 22 熱交換処
理排煙 23 熱交換媒体ベーパー 24 過熱ベー
パー 25 熱交換媒体凝縮液 26−1, 26−2, 26−3, 26−4 第3〜第6抽気 27 凝縮水 28−1, 28−
2 熱交換媒体 29 海水 30 スラリー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 また本発明においては熱交換により気化
した媒体を増湿部上流のダクト内の高温排煙を用いて予
備的に昇温させたのち、ボイラー抽気によりさらに過熱
させて発電タービンに導入することもできる。又、場合
によっては気化した媒体をヒートポンプを用い予備的に
昇圧昇温させた後、ボイラー抽気により更に過熱させて
発電タービンに導入することも出来る。熱交換により気
化された媒体ベーパーはバイナリー発電タービンに導入
して発電させたのち海水冷却によるコンデンサにて凝縮
させ、媒体液槽に貯留し、負荷の緩衝をさせ、液状熱交
換媒体を負荷に対応して間接型熱交換器に再循環させる
本発明による方法においては、排煙またはスラリー、ま
たはその両者を熱交換対象とすることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式排煙脱硫システムから廃熱を回収す
    る方法であって、 1) 湿式排煙脱硫システムの脱硫装置から排出される排
    煙もしくは前記装置内に生成されるスラリーを間接型熱
    交換器に導入し、 2) 前記熱交換器内を循環する熱交換媒体を熱交換によ
    り蒸発させてベーパーとなし、 3) このベーパーを更に発電ボイラーからの抽気を用い
    て昇温させ過熱ベーパーとし、そして 4) バイナリー発電用タービンに供給して発電させる、 ことを特徴とする、湿式排煙脱硫システムからの廃熱回
    収法。
JP4179976A 1992-07-07 1992-07-07 湿式脱硫システムの廃熱回収法 Pending JPH0626310A (ja)

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