JPH06262949A - 作業車のキャビン構造 - Google Patents
作業車のキャビン構造Info
- Publication number
- JPH06262949A JPH06262949A JP5120093A JP5120093A JPH06262949A JP H06262949 A JPH06262949 A JP H06262949A JP 5120093 A JP5120093 A JP 5120093A JP 5120093 A JP5120093 A JP 5120093A JP H06262949 A JPH06262949 A JP H06262949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- driving part
- cabin
- wall portion
- exit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転部と原動部を覆うキャビンに、運転部に
対する乗降口を開閉する揺動式ドア、及び、原動部の横
外側方でドアの後方に位置する壁部分を備えた作業車に
おいて、原動部の保守作業を壁部分に阻害されること無
く容易に実行できるようにする。 【構成】 運転部8と原動部9を覆うキャビン10に、
運転部8に対する乗降口を開閉する揺動式ドア10a、
及び、原動部9の横外側方でドア10aの後方に位置す
る壁部分10bを備え、前記壁部分10bをドア10a
と共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付ける。
対する乗降口を開閉する揺動式ドア、及び、原動部の横
外側方でドアの後方に位置する壁部分を備えた作業車に
おいて、原動部の保守作業を壁部分に阻害されること無
く容易に実行できるようにする。 【構成】 運転部8と原動部9を覆うキャビン10に、
運転部8に対する乗降口を開閉する揺動式ドア10a、
及び、原動部9の横外側方でドア10aの後方に位置す
る壁部分10bを備え、前記壁部分10bをドア10a
と共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイルローダや乗用芝
刈り機、等の作業車におけるキャビンの構造に関する。
刈り機、等の作業車におけるキャビンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイルローダにおいては運転座席を原動
部の上に配備している関係で、キャビンは運転部と原動
部を覆うように設けられる。そして、例えば実開平2−
96275号公報に示されるように、このキャビンに、
運転部に対する乗降口を開閉する揺動式ドア、及び、原
動部の横外側方でドアの後方に位置する壁部分を備えた
構造としている。
部の上に配備している関係で、キャビンは運転部と原動
部を覆うように設けられる。そして、例えば実開平2−
96275号公報に示されるように、このキャビンに、
運転部に対する乗降口を開閉する揺動式ドア、及び、原
動部の横外側方でドアの後方に位置する壁部分を備えた
構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原動部の保守
に際して乗降口から固定した壁部分の向こう側に位置す
る原動部を処置しなければならず、保守作業が困難であ
り、原動部保守の作業性の面から改良の余地があった。
本発明の目的は、原動部の保守作業を壁部分に阻害され
ること無く容易に実行できるようにする点にある。
に際して乗降口から固定した壁部分の向こう側に位置す
る原動部を処置しなければならず、保守作業が困難であ
り、原動部保守の作業性の面から改良の余地があった。
本発明の目的は、原動部の保守作業を壁部分に阻害され
ること無く容易に実行できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、運
転部と原動部を覆うキャビンに、運転部に対する乗降口
を開閉する揺動式ドア、及び、原動部の横外側方でドア
の後方に位置する壁部分を備えた作業車において、壁部
分をドアと共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付け
たことにある。
転部と原動部を覆うキャビンに、運転部に対する乗降口
を開閉する揺動式ドア、及び、原動部の横外側方でドア
の後方に位置する壁部分を備えた作業車において、壁部
分をドアと共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付け
たことにある。
【0005】
【作用】つまり、原動部の保守に際して、原動部の横外
側方に位置する壁部分をドアと共に開放できるから、壁
部分を開いた開口部と乗降口から成る広い開口を利用し
て、保守作業を容易に実行できる。
側方に位置する壁部分をドアと共に開放できるから、壁
部分を開いた開口部と乗降口から成る広い開口を利用し
て、保守作業を容易に実行できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、原動部の保守作業をキャビン
の壁部分に阻害されること無く容易に実行できる、整備
性において一段と優れた作業車を提供できるようになっ
た。
の壁部分に阻害されること無く容易に実行できる、整備
性において一段と優れた作業車を提供できるようになっ
た。
【0007】
【実施例】図1に示すように、前部車体1と後部車体2
を油圧シリンダ3により腰折れ操向操作自在に連結し、
油圧シリンダ4により上下揺動操作自在なアーム5にバ
ケット6を油圧シリンダ7により回動操作自在に取付け
て成るショベル装置を前部車体1に設け、後部車体2に
運転部8と原動部9をキャビン10で覆った状態で設け
るとともにバックホウ装置13を着脱自在に設け、作業
車の一例であるバックホウ付ホイルローダを構成してあ
る。運転部8に対する乗降口を開閉する揺動式ドア10
a、及び、原動部9の横外側方でドア10aの後方に位
置する壁部分10bをキャビン10に備えさせ、図2に
示すように、上下の固定レール11夫々にスライドレー
ル12を前後摺動自在に取付け、壁部分10bをスライ
ドレール12に取付け、ドア10aを壁部分10bに一
体摺動自在にかつ揺動自在に取付け、壁部分10bをド
ア10aと共に開放可能な状態で開閉操作自在に構成
し、壁部分10bをドア10aと共に開放して広い開口
を形成し、原動部9の保守作業を容易に実行できるよう
にしてある。
を油圧シリンダ3により腰折れ操向操作自在に連結し、
油圧シリンダ4により上下揺動操作自在なアーム5にバ
ケット6を油圧シリンダ7により回動操作自在に取付け
て成るショベル装置を前部車体1に設け、後部車体2に
運転部8と原動部9をキャビン10で覆った状態で設け
るとともにバックホウ装置13を着脱自在に設け、作業
車の一例であるバックホウ付ホイルローダを構成してあ
る。運転部8に対する乗降口を開閉する揺動式ドア10
a、及び、原動部9の横外側方でドア10aの後方に位
置する壁部分10bをキャビン10に備えさせ、図2に
示すように、上下の固定レール11夫々にスライドレー
ル12を前後摺動自在に取付け、壁部分10bをスライ
ドレール12に取付け、ドア10aを壁部分10bに一
体摺動自在にかつ揺動自在に取付け、壁部分10bをド
ア10aと共に開放可能な状態で開閉操作自在に構成
し、壁部分10bをドア10aと共に開放して広い開口
を形成し、原動部9の保守作業を容易に実行できるよう
にしてある。
【0008】バックホウ装置13を形成するに、操作部
や左右一対のアウトリガー13aなどを有する取付け枠
に、スイングブラケットを油圧アクチュエータにより左
右回動操作自在に取付け、ブームを油圧シリンダにより
上下揺動操作自在にスイングブラケットに取付け、アー
ム13bを油圧シリンダにより揺動操作自在にブームに
取付け、バケット13cを油圧シリンダにより回動操作
自在にアーム13bに取付け、フック14付のチェーン
15をアウトリガー13aの上部に取付けて、キャビン
10側に寄せた格納姿勢のバックホウ装置13を、アー
ム13bにフック14を掛けたチェーン15で振れ止め
するように構成してある。乗降口に対するステップ16
において、図3に示すように、左右の板状吊り下げ部材
16aを支軸16b周りで揺動自在に後部車体2に取付
け、両吊り下げ部材16aの下端に支軸16c周りで相
対揺動自在に踏み板16dを取付け、ステップ16が走
行時に他物に衝突しても支軸16b,16c周りでの後
退揺動により破損しないように構成してある。
や左右一対のアウトリガー13aなどを有する取付け枠
に、スイングブラケットを油圧アクチュエータにより左
右回動操作自在に取付け、ブームを油圧シリンダにより
上下揺動操作自在にスイングブラケットに取付け、アー
ム13bを油圧シリンダにより揺動操作自在にブームに
取付け、バケット13cを油圧シリンダにより回動操作
自在にアーム13bに取付け、フック14付のチェーン
15をアウトリガー13aの上部に取付けて、キャビン
10側に寄せた格納姿勢のバックホウ装置13を、アー
ム13bにフック14を掛けたチェーン15で振れ止め
するように構成してある。乗降口に対するステップ16
において、図3に示すように、左右の板状吊り下げ部材
16aを支軸16b周りで揺動自在に後部車体2に取付
け、両吊り下げ部材16aの下端に支軸16c周りで相
対揺動自在に踏み板16dを取付け、ステップ16が走
行時に他物に衝突しても支軸16b,16c周りでの後
退揺動により破損しないように構成してある。
【0009】〔別実施例〕壁部分10bをドア10aと
共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付けるに、図4
に示すように支軸17周りで揺動開閉自在な壁部分10
bにドア10aを支軸18周りで揺動自在に取付けた
り、図5に示すようにドア10aを支軸19周りでかつ
壁部分10bを支軸20周りで観音開き式に開閉自在に
取付けるなど、具体構成は適当に変更できる。ホイルロ
ーダの形式はバックホウ装置14を備えないもの、後車
輪を向き変更して操向するもの等、適当に選定できる。
又、乗用芝刈り機への適用も可能である。
共に開放可能な状態で開閉操作自在に取付けるに、図4
に示すように支軸17周りで揺動開閉自在な壁部分10
bにドア10aを支軸18周りで揺動自在に取付けた
り、図5に示すようにドア10aを支軸19周りでかつ
壁部分10bを支軸20周りで観音開き式に開閉自在に
取付けるなど、具体構成は適当に変更できる。ホイルロ
ーダの形式はバックホウ装置14を備えないもの、後車
輪を向き変更して操向するもの等、適当に選定できる。
又、乗用芝刈り機への適用も可能である。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】バックホウ付ホイールローダの側面図
【図2】キャビンの概略斜視図
【図3】ステップの正面図
【図4】別実施例の要部概略平面図
【図5】更に別の実施例の要部概略平面図
8 運転部 9 原動部 10 キャビン 10a ドア 10b 壁部分
Claims (1)
- 【請求項1】 運転部(8)と原動部(9)を覆うキャ
ビン(10)に、前記運転部(8)に対する乗降口を開
閉する揺動式ドア(10a)、及び、前記原動部(9)
の横外側方で前記ドア(10a)の後方に位置する壁部
分(10b)を備えた作業車において、前記壁部分(1
0b)を前記ドア(10a)と共に開放可能な状態で開
閉操作自在に取付けてあることを特徴とする作業車のキ
ャビン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120093A JPH06262949A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 作業車のキャビン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120093A JPH06262949A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 作業車のキャビン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262949A true JPH06262949A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12880257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5120093A Pending JPH06262949A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 作業車のキャビン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06262949A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6682130B2 (en) * | 2002-02-06 | 2004-01-27 | Volvo Trucks North America, Inc. | Service vehicle |
US7097237B2 (en) * | 2001-12-28 | 2006-08-29 | Iws Ingenieurgesellschaft Weine Und Schroter Mbh | Protective door for drivers' cabins, in particular for utility vehicles |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5120093A patent/JPH06262949A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7097237B2 (en) * | 2001-12-28 | 2006-08-29 | Iws Ingenieurgesellschaft Weine Und Schroter Mbh | Protective door for drivers' cabins, in particular for utility vehicles |
US6682130B2 (en) * | 2002-02-06 | 2004-01-27 | Volvo Trucks North America, Inc. | Service vehicle |
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