JPH0626249Y2 - 歯科治療用ホース端の接続構造 - Google Patents

歯科治療用ホース端の接続構造

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JPH0626249Y2
JPH0626249Y2 JP1988068255U JP6825588U JPH0626249Y2 JP H0626249 Y2 JPH0626249 Y2 JP H0626249Y2 JP 1988068255 U JP1988068255 U JP 1988068255U JP 6825588 U JP6825588 U JP 6825588U JP H0626249 Y2 JPH0626249 Y2 JP H0626249Y2
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ring
hose
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cylindrical
groove
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JP1988068255U
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Inventor
則夫 瀬戸
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株式会社長田中央研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、歯科治療における洗浄水、空気、電源等の導
入管やコードを収容したホース端部における接続構造に
関するものである。
従来技術 従来、歯科治療器におけるホースとハンドピース部との
接続は、一体的に固着されたもの、あるいはモータハン
ドピースにおいては、モータ部をホースに取り付け、そ
れに対して種々のモータハンドピース部を交換可能にす
るもの等が知られている。
ところで、歯科治療において、ハンドピースの駆動源と
して、モータ、振動子、エアータービン等、種々のもの
が知られている。このようなものにおいては、それらを
各別のホースに取り付けるようにして、種々の治療に対
応できるようにしている。
考案が解決しようとする課題 本考案は、これら駆動源の異なるもの、さらには、シリ
ンジに至るまで、単一のホースに回動自在に取付可能と
することを目論んだホースの端部構造と、ホースに対す
るホース端部を回動自在とする際における導電環に対す
る電極構造に関して、より円滑な回動と良好な導線接触
を行なうことを目的とするものである。
構成 本考案は、歯科治療用ホース端において、一端がホース
に接続される円筒形ホース端部であって、円筒面に設け
られ先端部に向う複数本のリング状電極と、該リング状
電極の先端側の径を縮小した円筒面に設けられたOリン
グによって囲まれた複数条のリング状溝と、先端部に開
口した中心孔とを有し、前記リング状電極がそれぞれリ
ード線に、リング状溝及び中心孔が各別にエア又は水用
のパイプに接続され、これらリード線及びパイプがホー
ス内に収容されているホース端部と、前記リング状電極
部に着脱自在にかつ回動可能に連結される円筒形のコネ
クタであって、該コネクタは、円筒形のコネクタ本体内
側に突出して前記リング状電極に弾性力により押圧接触
されて該リング状電極上を摺動する複数の摺動電極を有
し、これら複数の摺動電極が前記リング状電極に及ぼす
合成力が略零となるよう配設されていること、ならび
に、前記コネクタは、円筒形のコネクタ本体の一方の端
面周上の近接した2か所に配置される1対の接触ピン
と、それに対称の位置に設けられた1対の接触ピンを有
し、各接触ピンからコネクタ本体内において各接触ピン
から中心軸に平行に伸びる導線ピンを有するコネクタ本
体と、中心軸方向に隔離し、且つ、同じ対において互い
に反対の周方向に設けられた溝を備え、該溝内に一方の
導線ピンに取り付けられ、同じ対の他の導電ピンを絶縁
環を介して内側より越えてほぼ90度に曲げられた接点
バネを収容すると共に、該接点バネの先端部近傍におい
て接点バネが円筒形コネクタの内壁を越えてその内部に
弾性的に位置するよう少くとも前記溝の一部を切欠とし
たことを特徴としたものである。
第6図は、本考案のホース端部の実施例の断面図である
が、電極構造を取り付けていない状態である。ホース1
の内部には、洗浄水用口金11、スプレーエア用口金1
2,冷却エア用口金(図示せず)が設けられ、それぞれ
図示しない小径のホースに接続されている。口金11は
リング状溝13に、口金12はリング状溝14に連通す
る。冷却エア用口金は中心孔15に連通する。16〜1
9はOリングである。7はホースカバー、20はベアリ
ングである。21,22,23,24は、モータ用及び
照明光源用の電力を供給するリング状電極でリード端子
を介してホース1内に収容されるリード線に接続されて
いる。
リング状電極に回動接触するコネクタを第1〜5図に示
す。第2図は、コネクタ本体の断面図でありa〜d面に
おける電極の取付態様を第3図(a)〜(d)に図示する。第
4図は、コネクタカバー6を示す。第5図は、その左正
面図である。コネクタ本体にコネクタカバー6をかぶせ
たものが第1図(電極は図示を省略した)である。
コネクタ本体3は、円筒状の絶縁物で形成され、その左
側の端面周上に光源用の電源を供給する接触ピン51,
52とモータ用の電源を供給する接触ピン53,54が
取り付けられ、その基部は導線ピン51′,(5
2′),53′,(54′)としてコネクタ本体にその
中心軸と平行となるように埋め込まれる(第3図参
照)。コネクタ本体には、31〜34として図示する溝
が設けられる。各導線ピンは51′〜54′には接点バ
ネ41〜44が導電ピンに固定される。第3図(a)を代
表として説明する。導線ピン51′に固定される平板の
接点バネ41はほぼ90°に曲げられた形状を有する。
その先端部41′は断面コ字形に形成されている。溝3
1が接点バネを収容するよう穿設されるが、31′の部
分においては内壁を貫通して接点バネの先端部41′を
リング状電極21に接触できるようにする。接点バネ4
1の支持は、同じ対である隣接した導線ピン52′(導
線ピン52′はこの断面においては絶縁されている。)
の内側及び溝の終端31″とによって行なわれる。した
がって、導線ピン51′と導線ピン51′に隣接する導
電ピン52′とにおける溝は、互いに反対の向きに設け
られることになる。導電ピン53′と54′との対にお
いても同様である。
接点バネを取り付けたコネクタ本体には、コネクタカバ
ー6が嵌挿される。そして第7図に示すように、コネク
タカバー6がベアリング20に嵌挿され、ホースカバー
7にねじ込まれる。したがって、コネクタカバー6,コ
ネクタ本体3はホースカバー7と一体となって第6図に
示すホース端部に対して回動自在となる。8は、上記一
体となったコネクタをハンドピース部に取り付ける取付
カバーである。
接点バネ41〜44は以上のような構造により対称的に
配置されるから、各接点バネがリング状電極に及ぼす合
成力は零となる。すなわち、リング状電極に対して常に
中心保持をしようとする力となり、ホース端部とハンド
ピース部とを円滑に回動できる。
第8図は、上述した電極構造を用いてモータハンドピー
スに利用した例である。照明ランプ81及びモータ82
には接触ピン51〜54を通して給電が行なわれ、その
先端部に装着されるインストルメントに照明ランプ8に
より照明光、接触端82(83)により洗浄水等を供給
する。ホース端部の中心孔15からはモータハンドピー
スのモータを冷却するエアが供給される。
第9図は、エアタービン用に利用するアダプタ90の例
である。この場合は、接触ピン51,52が用いられて
照明ランプ81に電源を供給される。図示を省略したホ
ース端部のリング状溝から、ドライブエアや洗浄水が接
触端82(83)に連絡される。接続端面には、第10
図に図示したエアタービン部100が結合される。端面
には光ファイバー入力端が開口している。101,10
2はドライブエア、洗浄水の入力端である。
以上のように本考案においては、アダプタをホース端部
に介在させるたけで、モータハンドピース、エアーター
ビン、あるいはスケーラやシリンダなどを交換接続する
ことが可能である。
効果 以上のようにしたので、ホース端部は、ハンドピース部
に対して独立した構造を採ることができ、種々のハンド
ピース部を交換可能とすることができる。そして、取付
カバーと一体である電極構造がホースに固着されるリン
グ状電極に対して円滑な回動を保証し、また、その電気
的接続状態も良好であり、歯科用ホースとして最適のも
のが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の電極構造の組立断面図、第
2〜5図は、各部の説明図、第7図は、ホース端部の組
立断面図、第6図は、その部分図、第8図は、モータハ
ンドピースに適用した実施例の断面図、第9図は、エア
タービンに適用するアダプタの実施例の断面図、第10
図は、第9図のアダプタに用いられるエアタービンの側
面図である。 1……ホース、21〜24……リング状電極、3……コ
ネクタ本体、41〜44……接点バネ、51〜54……
接触ピン、6……コネクタカバー、7……ホースカバ
ー、8……取付カバー、13,14……リング状溝、1
6〜19……Oリング、81……照明ランプ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端がホースに接続される円筒形ホース端
    部であって、円筒面に設けられ先端部に向う複数本のリ
    ング状電極と、該リング状電極の先端側の径を縮小した
    円筒面に設けられたOリングによって囲まれた複数条の
    リング状溝と、先端部に開口した中心孔とを有し、前記
    リング状電極がそれぞれリード線に、リング状溝及び中
    心孔が各別にエア又は水用のパイプに接続され、これら
    リード線及びパイプがホース内に収容されているホース
    端部と、前記リング状電極部に着脱自在にかつ回動可能
    に連結される円筒形のコネクタであって、該コネクタ
    は、円筒形のコネクタ本体内側に突出して前記リング状
    電極に弾性力により押圧接触されて該リング状電極上を
    摺動する複数の摺動電極を有し、これら複数の摺動電極
    が前記リング状電極に及ぼす合成力が略零となるよう配
    設されていることを特徴とする歯科治療用ホース端の接
    続構造。
  2. 【請求項2】前記コネクタは、円筒形のコネクタ本体の
    一方の端面周上の近接した2か所に配置される1対の接
    触ピンと、それに対称の位置に設けられた1対の接触ピ
    ンを有し、各接触ピンからコネクタ本体内において各接
    触ピンから中心軸に平行に伸びる導電ピンを有するコネ
    クタ本体と、中心軸方向に隔離し、且つ、同じ対におい
    て互いに反対の周方向に設けられた溝を備え、該溝内に
    一方の導電ピンに取り付けられ、同じ対の他の導電ピン
    を絶縁環を介して内側より越えてほぼ90度に曲げられ
    た接点バネを収容すると共に、該接点バネの先端部近傍
    において接点バネが円筒形コネクタの内壁を越えてその
    内部に弾性的に位置するよう少くとも前記溝の一部を切
    欠としたことを特徴とする請求項1に記載の歯科治療用
    ホース端の接続構造。
JP1988068255U 1988-05-23 1988-05-23 歯科治療用ホース端の接続構造 Expired - Lifetime JPH0626249Y2 (ja)

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JPH01170211U JPH01170211U (ja) 1989-12-01
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US4681540A (en) * 1984-11-09 1987-07-21 Siemens Aktiengesellschaft Dental handpiece arrangement

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