JPH06261078A - テーブル検索方法及びルータ装置 - Google Patents

テーブル検索方法及びルータ装置

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JPH06261078A
JPH06261078A JP4235193A JP4235193A JPH06261078A JP H06261078 A JPH06261078 A JP H06261078A JP 4235193 A JP4235193 A JP 4235193A JP 4235193 A JP4235193 A JP 4235193A JP H06261078 A JPH06261078 A JP H06261078A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ルータのルーティング処理の高速化を図る。 【構成】ルータ100内の複数のネットワークインタフ
ェース110が、フィルタリング制御部120とルーテ
ィング制御部130を持ち、フィルタリング制御部12
0はフィルタリングテーブル140を持ち、ルーティン
グ制御部130は検索キーを置くCAM151と、ポイ
ンタを置く対応テーブル152と、ルーティングテーブ
ル154を持つ。ルーティングテーブル検索のキャッシ
ュメモリ150として、CAM151と対応テーブル1
52を設けることにより、検索回数の多い宛先アドレス
がキャッシュメモリに登録される。 【効果】テーブル検索時の高速化を図り、ルーティング
処理能力を向上させることができる。また、対応テーブ
ルを設けていることにより、CAMによるエントリサイ
ズ等の制約を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムのルータ
におけるルーティングテーブル検索方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複数の端末が接続される複数のLAN及
びWANと、これらを相互接続するための複数のネット
ワークインタフェースを持つブリッジ機能を持つルータ
(ブルータ、ブリッジングルータと呼ばれることもあ
る)において、異なるネットワークに接続されている端
末間の通信情報を受信したルータは、その情報を他のネ
ットワークへ中継(ルーティング)しなければならな
い。そのために宛先ネットワークアドレスとそのネット
ワークアドレスを持つネットワークに到達するための次
のルータのネットワークアドレス及び送出するネットワ
ークインタフェースの番号を1エントリとするデータベ
ースを持つ。
【0003】近年はネットワークの伝送速度がますます
高速化し、ネットワークの大規模化により、上記のルー
ティング処理の高速化が要求されている。これらの処理
の高速化方式としては、例えば論文「LANのアドレス
フィルタリングを超高速に処理する16kbitストリ
ングサーチエンジンLSI」(電子情報通信学会論文誌
1989年5月 Vol.J72−C−II No.
5)に記載された方式がある。上記従来技術は、ブリッ
ジにおけるフィルタリングテーブルの高速検索方式を示
したものであり、フィルタリングテーブル自身を連想メ
モリ(以下CAM:Content Addressable Memoryと称
す)に登録して、フィルタリングテーブルの登録/検索
処理をハードウェアで行うことにより、フィルタリング
処理の高速化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の場合、
フィルタリング処理の高速化は図れるが、フィルタリン
グテーブル自身をCAMに登録するので、登録できるエ
ントリ数はCAMのエントリ数に限定されてしまう。ル
ータのルーティングテーブルに適用した場合でも、ネッ
トワークの大規模化によりルーティングテーブルのエン
トリ数は増加の一途をたどっているので、CAMの大容
量化が必要となる。CAMのエントリ数は現時点におい
ては256や512と比較的少なく、大容量化は今後の
課題となっている。またルーティングプロトコルによっ
ては、ルーティングテーブルを検索するキーの情報が、
CAMのエントリサイズよりも大きな場合が考えられ
る。
【0005】本発明の目的は、CAMを利用する際の長
所である検索処理の高速化を活かし、現時点では短所で
あるエントリ数やエントリサイズの制限を補足して、ル
ーティングテーブル、フィルタリングテーブルあるいは
アドレス解決テーブルの検索処理の高速化を図るための
方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ルータ装置において、CAMをキャッシ
ュメモリの一部としてルーティング制御部、フィルタリ
ング制御部あるいはアドレス解決制御部に各々利用する
ことを特徴とする。例えば、ルーティング制御部におい
て、受信パケットから宛先アドレスを抽出し、宛先アド
レスをキーとして一度ルーティングテーブルを検索し、
ルーティングテーブル上の該当エントリへのポインタが
分かっている宛先アドレスをCAMに登録する。そし
て、CAMのエントリに対して1対1に対応するエント
リを持つ対応テーブルに、上記ルーティングテーブルの
該当エントリへのポインタを登録する。
【0007】
【作用】本発明によれば、同じ宛先アドレスに対して再
度テーブルを検索する場合は、CAMに宛先アドレスの
照合を行うと、該当アドレスの登録の有無が瞬時に分か
り、登録有りの場合にはCAMの該当アドレスが登録さ
れているエントリに対応する対応テーブルのエントリか
らテーブルへのポインタが得られることにより、テーブ
ル検索時の高速化を図ることができる。
【0008】このように、ルーティングテーブル、フィ
ルタリングテーブルあるいはアドレス解決テーブルの検
索用のキャッシュメモリとして、CAMと対応テーブル
を設けることにより、検索回数の多い宛先アドレスがキ
ャッシュメモリに登録されることにより、テーブル検索
時の高速化を図り、ルーティング処理能力を向上させる
ことができる。また、対応テーブルを設けていることに
より、CAMによるエントリサイズ等の制約を、解決で
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1〜図15
を用いて説明する。第一の実施例は、ルータにおけるル
ーティングテーブルの検索に特徴がある。先ず図1に、
本発明が適用されるルータの構成例を示す。同図におい
て、100がルータであり、そのネットワークインタフ
ェース110(110Aないし110D)は、それぞれ
フィルタリング制御部120(120Aないし120
D)、ルーティング制御部130(130Aないし13
0D)に分かれている。フィルタリング制御部120
は、それぞれフィルタリングテーブル140(140A
ないし140D、ただし図1の中では140A以外は図
示省略、以下同じ)を有する。また、ルーティング制御
部130は、それぞれCAM151と、対応テーブル1
52からなるキャッシュメモリ150と、ルーティング
テーブル154と、パケットの送受信バッファ156を
有する。160はルータ管理部、162は予備部、17
0は管理装置をそれぞれ示している。
【0010】端末191と192がローカルエリアネッ
トワーク(LAN)181に、端末193と194がL
AN182にそれぞれ接続され、LAN181と18
2、ワイドエリアネットワーク(WAN)183と18
4が、ルータ100内のネットワークインタフェース1
10Aないし110Dにそれぞれ接続されている。
【0011】図2はネットワークインタフェース110
Aの構成例を示す。フィルタリング制御部120Aは、
LAN181とパケットを送受信するネットワーク送受
信回路210Aと、フィルタリングテーブル140Aを
検索してルーティング制御部130Aの受信バッファ2
30Aに渡すか廃棄するかどうかを判定するフィルタリ
ング制御回路220Aを有する。ルーティング制御部1
30Aは、受信バッファ230Aに格納されたパケット
をCAM151A及び対応テーブル152Aを介してル
ーティングテーブル154Aを検索して他のネットワー
クインタフェース(例えば、110B)に送信するため
に、パケットに必要情報を付加しインタフェース間送受
信回路250Aに渡すか廃棄するかどうかを判定するル
ーティング制御回路240Aと、ネットワーク送受信回
路210Aを介してLAN181へ送信するための送信
バッファ260Aを有する。これらの回路はプロセッサ
270Aがメモリ280A内のプログラムにより制御す
る。
【0012】図1と2に示したルータ100は、通常は
ISO(International Organization for Standard)の
OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの
第3レイヤであるネットワークレイヤで端末間の情報の
経路制御(以下ルーティングと称す)を行う(ルータ処
理)が、ルータ100が第3レイヤでサポートしていな
いプロトコルの情報を受信した場合にはルーティングで
きないので、OSI参照モデルの第2レイヤであるデー
タリンクレイヤでルーティングを行う(ブリッジ処
理)。図3にルータ100のルータ処理とブリッジ処理
の分岐を示す。ルータ100は端末間でやり取りされる
パケットを受信すると、パケットからネットワークレイ
ヤのプロトコルを示すプロトコルタイプを抽出し(ステ
ップ310)、抽出が可能ならば(320)抽出したプ
ロトコルタイプがルータ100のサポートしているプロ
トコルがどうかを判定し(330)、サポートしている
場合はルータ処理を行い(340)、サポートしていな
い場合とステップ320においてプロトコルタイプが抽
出不可能ならばブリッジ処理を行う(350)。本発明
は、ルータ処理とブリッジ処理の両方に有効であるが、
以下ではまず、ルータ処理340に注目して説明を行
う。
【0013】図4はルーティングテーブル154のフォ
ーマットの一例を示す。宛先ネットワークアドレス、宛
先ネットワークアドレスに対するマスク、送出ネットワ
ーク内での宛先ネットワークアドレス、送出インタフェ
ース番号を格納するエントリ410を複数個持つ。
【0014】図5はフィルタリングテーブル140のフ
ォーマットの一例を示す。データリンクレイヤアドレス
(以下物理アドレスと称す)を格納するエントリ510
を複数個持つ。
【0015】図6はキャッシュメモリ150(CAM1
51及び対応テーブル152)のフォーマットの一例を
示す。CAM151は宛先ネットワークアドレスを格納
するエントリ610を複数個持つ。対応テーブル152
は宛先ネットワークアドレス、ルーティングテーブル1
54内のどのエントリ410に対応しているかを示すポ
インタを格納するエントリ620を複数個持つ。CAM
151の各々のエントリ(例えば610)は対応テーブ
ル152の各々のエントリ(例えば620)と1対1で
対応している。
【0016】図7は本発明が適用されるルータをネット
ワークに接続した一例を示す。ネットワーク721には
端末731及び732が接続され、ネットワーク722
には端末733が接続され、ネットワーク721と72
2はルータ100のネットワークインタフェース110
Aと110Bを介して相互接続されている。またネット
ワーク723には端末734が接続され、ネットワーク
722と723はルータ100と同様のルータ700の
ネットワークインタフェース710Aと710Bを介し
て相互接続されている。これらのネットワークシステム
には、システム内で一意であるネットワークアドレスを
定義し、ネットワーク721ないし723、ルータ10
0及び700のネットワークインタフェース110A、
110B、710A、710B、端末731ないし73
4に割り当てる。このネットワークアドレスは、OSI
参照モデルのネットワークレイヤで扱うアドレスであ
る。ネットワークアドレスは例えば32ビットからな
り、これを8ビットずつの4つの組に分けて10進数で
表現する方法が一般的であり、図7に示したネットワー
クアドレス741ないし743はこの表記法に従ってい
る。
【0017】ネットワークアドレスは、属しているネッ
トワーク番号を表すフィールドと、そのネットワーク内
の各要素(ネットワーク721ないし723、ルータ1
00および700のネットワークインタフェース110
A、110B、710A、710B、端末731ないし
734)を識別するフィールドに分割される。図7の例
では上位16ビットがネットワーク番号、下位16ビッ
トが要素識別子となっている。ネットワーク721のネ
ットワークアドレス741は133.144.0.0であるが、こ
れはネットワーク番号が133.144、要素識別子が0.0であ
ることを示している。
【0018】ルータ100及び700のネットワークイ
ンタフェース110A、110B、710A、710
B、端末731ないし734の各々については、上記の
ネットワークアドレスの他に、OSI参照モデルのデー
タリンクレイヤで扱う物理アドレスが付与されている。
この物理アドレスは、自分が属しているネットワーク内
でのみ有効な情報であり、ネットワーク内部のルーティ
ング制御に用いられる。
【0019】図8に、図7で示したネットワークシステ
ムに割り当てたネットワークアドレスおよび物理アドレ
スを示す。物理アドレスは16ビットまたは48ビット
であるが、実施例の動作を簡単に説明するために適当な
幅にしている。
【0020】図7で示したネットワークシステム構成
で、図8で示したアドレスの割り当てにより、図9にル
ータ100のネットワークインタフェース110Aが持
つルーティングテーブル154Aの一例とフィルタリン
グテーブル140Aの一例を示す。他のネットワークイ
ンタフェースにも154Aと140Aと同様なテーブル
が存在する。ルーティングテーブル154Aの内容は、
ルータ100及び700の間で実行されるルーティング
プロトコルにより動的に生成されてもよいし、予め管理
者が登録することにより静的に生成されてもよい。
【0021】ルーティングテーブル154Aには、特定
のネットワークが自分のどのネットワークインタフェー
スを介して到達可能であるか、また、そのネットワーク
インタフェースを介してパケットを送出したとき、送出
ネットワーク内での宛先をどこにすればよいか、の情報
が書かれている。送出ネットワーク内での宛先=「Nu
ll」は、該当するネットワークに自ルータが接続され
ていることを示す。
【0022】次に、本発明の第一の実施例の動作を、ネ
ットワークインタフェース110A、110Bに注目し
て、図9ないし図14を用いて説明する。図9は動作開
始前におけるネットワークインタフェース110A内の
ルーティングテーブル154Aの内容とフィルタリング
テーブル140Aの内容を示す。
【0023】図10にネットワークインタフェース11
0Aで受信されるパケットの一例を示す。(a)は端末
731から端末733宛に通信を行うパケット101
0、(b)は端末732から端末734宛に通信を行う
パケット1020を示す。TYPEはプロトコルのタイ
プ、FCSはフレームチェックシーケンスである。
【0024】図11はキャッシュメモリ150AのCA
M151A及び対応テーブル152Aの内容と、ネット
ワークインタフェース110Bが持つ、ネットワークア
ドレスと物理アドレスのマッピングを行うためのアドレ
ス解決テーブル1150の内容を示す。図12はフィル
タリング処理部120Aの処理フロー、図13はルーテ
ィングテーブル検索終了までのルーティング処理部13
0Aの処理フローを示す。図14はネットワークインタ
フェース110Bと710Bからそれぞれ送信されるパ
ケットの一例を示す。
【0025】以下の説明では、ネットワークインタフェ
ース110Aが図10に示すパケットを受信してから宛
先端末に達するまでの動作を説明する。 (1)パケット1010を受信する場合 図12に示すように、フィルタリング制御部120Aは
受信中パケット1010から宛先物理アドレスDA(=
0001)を抽出し(ステップ1210)、DAをキー
として図9のフィルタリングテーブル140Aを検索し
(1220)、DAと物理アドレスが一致するエントリ
が存在しないので(1230)、パケット1010を受
信バッファ230Aに格納する(1250)。
【0026】図13に示すように、ルーティング制御部
130Aは受信バッファ230Aに格納されたパケット
1010から宛先ネットワークアドレスDN(=133.14
4.0.3)を抽出し(1310)、DNをキーとして図1
1のCAM151Aにハードウェア的に検索要求を出す
(1320)。DNと宛先ネットワークアドレスが一致
するエントリが有のとき(1330)、対応テーブルに
登録されている宛先ネットワークアドレスがDNと一致
するかどうかを調べる(1340)。一致している場合
には、ルーティングテーブル154AへのポインタRP
を取得する(1350)。
【0027】次に、RPが指すルーティングテーブル1
54Aのエントリ910のマスク(=255.255.0.0)を
DN(=133.145.0.3)にかけた値MN(=133.145.0.
0)を計算する(1360)。MNはエントリ910内
の宛先ネットワークアドレス(=133.145.0.0)と一致
しているので(1370)、このエントリ910が検索
結果としてルーティング処理に使用される。
【0028】なお、ステップ1330においてDNと宛
先ネットワークアドレスが一致するエントリが無しの場
合、あるいは、ステップ1340において対応テーブル
に登録されている宛先ネットワークアドレスがDNと一
致していない場合、ステップ1370においてMNがエ
ントリ910内の宛先ネットワークアドレスと一致しな
い場合は、いずれもキャッシュミスヒットとなり、ルー
ティングテーブル154AをDNをキーとして直接検索
する処理を行う(1380)。
【0029】上記のルーティング制御部の検索結果によ
り、パケット1010はエントリ910に示される送出
インタフェース110Bに転送される。送出ネットワー
ク内での宛先はNullとなっているので、端末733
はネットワークインタフェース110Bに接続している
ネットワーク上に存在するので、アドレス解決テーブル
1150(図11)を端末733の宛先ネットワークア
ドレス(=133.145.0.3)でそのまま検索して、宛先物
理アドレス(=000C)を得る。したがって、ネット
ワークインタフェース110Bからは図14の(a)に
示すパケット1410が送信され、宛先端末733にパ
ケット1410が到達する。
【0030】(2)パケット1020を受信する場合 (1)と同様のルーティングテーブル検索が行われ、図
9に示すエントリ920が検索結果としてルーティング
処理に使用される。この結果により、パケット1020
はエントリ910に示される送出インタフェース110
Bに転送される。送出ネットワーク内での宛先は133.14
5.0.2となっているので、端末734はネットワークイ
ンタフェース110Bに接続しているネットワーク上に
存在しない。そこで、図11のアドレス解決テーブル1
150を送出ネットワーク内での宛先(=133.145.0.
2)で検索して宛先物理アドレス(=0003)を得
る。したがって、ネットワークインタフェース110B
からは図14の(b)に示すパケット1420が送信さ
れる。
【0031】このパケット1420は、ネットワークイ
ンタフェース710Aにより受信され、上記のネットワ
ークインタフェース110Aと同様の処理が行われ、ネ
ットワークインタフェース710Bに転送され、ネット
ワークインタフェース710Bから図14の(c)に示
すパケット1430が送信され、宛先端末734宛にこ
のパケット1430が到達する。
【0032】次に、ネットワークインタフェース110
Aに注目して、図6及び図9ないし図15を用いてCA
M及び対応テーブルの登録方式を説明する。図10で示
したパケット1010を受信する前のCAM及び対応テ
ーブルは、図6で示したようなフォーマットで何も登録
されていない状態とする。ルーティングテーブル154
Aとフィルタリングテーブル140Aは図9で示した内
容になっているものとする。図15はルーティング処理
部130Aの処理フローを示す。
【0033】以下の説明では、ネットワークインタフェ
ース110Aが図10で示したパケット1010を受信
する場合の動作について説明する。図12で示したよう
に、パケット1010が受信バッファ230Aに格納さ
れるまでは、第一の実施例と同様の動作を行う。図13
で示したように、CAM及び対応テーブルに何も登録さ
れていない状態では、ステップ1380のキャッシュミ
スヒット処理を行うことになる。
【0034】図15に示すように、ルーティング制御部
130Aは受信バッファ230Aに格納されたパケット
1010から抽出した宛先ネットワークアドレスDN
(=133.144.0.3)をキーとしてルーティングテーブル
154Aを検索し(ステップ1510)、1エントリ毎
に内容を読み出し、DNにマスクをかけた情報が宛先ネ
ットワークアドレスと一致するエントリが見つかるまで
検索を行う。その結果、一致するエントリがある場合
(1520)、このエントリのポインタRPを取得し
(1530)、CAM151に空きエントリがあるか調
べ、空きエントリがある場合(1540)、その空きエ
ントリにDNを登録し(1550)、そのエントリに対
応する対応テーブルのエントリにDNとRPを登録する
(1560)。ステップ1520において、一致するエ
ントリが見つからない場合は登録不可とする。ステップ
1540において、CAMに空きエントリがない場合
は、使用中エントリから適切なアルゴリズムを用いてそ
の中から1つを空きエントリにして(1570)、その
エントリにDNを登録する(1550)。
【0035】次に本発明の第二の実施例を図16を用い
て説明する。第二の実施例は、第一の実施例におけるC
AM及び対応テーブルの登録方式の変形例である。すな
わち、ルーティングテーブル154検索のための検索キ
ーである宛先ネットワークアドレスが、CAM151の
エントリサイズよりも大きい場合の、CAM及び対応テ
ーブルの登録時及びルーティングテーブル検索時の動作
について、図16のルーティング制御部の処理フローを
用いて説明する。この処理は、図15のステップ153
0以降の処理を置き換えた処理フローである。
【0036】図16に示すように、CAMの空きエント
リが見つかり(ステップ1540、1570)、宛先ネ
ットワークアドレスDNをCAMのエントリサイズに変
換するハッシュ関数Hにより、DNをハッシュ処理後の
宛先ネットワークアドレスHNに変換し(1610)、
CAMの空きエントリにはこのHNを登録し(162
0)、対応テーブルの対応するエントリにはDNとルー
ティングテーブルへのポインタRPを登録する(156
0)。
【0037】また、第三の実施例を図17により説明す
る。この実施例は、図13のステップ1320から13
30の処理を置き換えるものである。すなわち、図13
のステップ1310でパケットから抽出された宛先ネッ
トワークアドレスDNをハッシュ関数でHNに変換し
(1710)、このHNをキーとしてCAMにハードウ
ェア的に検索要求を出し(1720)、HNと宛先ネッ
トワークアドレスか一致するエントリがあるかを調べ
(1730)、エントリがある場合には図13のステッ
プ1340以降の処理を行い、エントリがない場合には
図13のステップ1380のキャッシュミスヒット処理
を行う。このキャッシュミスヒット処理は、図15と図
16で示す処理フローである。
【0038】次に本発明の第四の実施例を図18を用い
て説明する。この実施例は、CAM150及び対応テー
ブル152の登録方式の変形例である。第一の実施例で
述べたように、ルーティングテーブル154の検索のた
めの検索キーとして宛先ネットワークアドレスを使用し
ているが、ルーティングプロトコルの種類によっては、
上記宛先ネットワークアドレスとその他の情報を使用す
る場合がある。このその他の情報としては、例えば通信
品質のサービス(TOS:Type Of Service、またはQ
OS:Quality Of Serviceと呼ばれる)等がある。具体
的には、宛先に対して複数の経路が存在する場合など
に、上記の通信品質サービス等の設定が可能としている
ルーティングプロトコルが該当する。この場合ルーティ
ングテーブルには、宛先ネットワークアドレスは同じだ
が通信品質サービスの値が異なるエントリが複数存在す
る。図18は検索キーとして宛先ネットワークアドレス
とTOSを使用する場合の、ルーティングテーブル15
4とCAM151及び対応テーブル152のフォーマッ
トの一例を示し、各々複数のエントリ1810〜183
0を有する。
【0039】検索キーが複数ある場合には、それらを文
字列として合成して1つのキーとし、第一ないし第三の
実施例で説明した検索キーである宛先ネットワークアド
レスと置き換えて考えることにより、動作は明らかであ
る。合成したキーがCAMのエントリサイズよりも大き
くなる場合でも、第三の実施例により解決できる。
【0040】次に本発明の第五の実施例を図19〜図2
1を用いて説明する。第五の実施例は、アドレス解決テ
ーブルの検索方式及び登録方式を示す。第一の実施例及
び第二の実施例の動作の説明における、一連の動作の流
れの中でアドレス解決テーブルの使用例も示したが、第
五の実施例では上記アドレス解決テーブルの検索及び登
録に対して、CAMと対応テーブルを用いた場合の動作
の説明を行なう。
【0041】図19は、図2で示したネットワークイン
タフェース構成図のルーティング制御部だけを抜き出
し、アドレス解決テーブル及びその制御回路を付加した
ものである。アドレス解決制御回路1910Aは、ネッ
トワークアドレスと物理アドレスとのマッピングテーブ
ルであるアドレス解決テーブル1924Aと、キャッシ
ュメモリ1920Aすなわち検索キーを格納するCAM
1920A及びアドレス解決テーブルへのポインタを格
納する対応テーブル1922Aを制御する。
【0042】第一の実施例及び第二の実施例の動作にお
けるルーティングテーブル検索後の動作について、第五
の実施例で説明する。図20の(a)はアドレス解決テ
ーブルの内容(図11の110Bと同じ)、図20の
(b)はCAM及び対応テーブルの内容を示す。図21
はルーティングテーブル検索後のルーティング処理部1
30Aの処理フローを示す。
【0043】パケット1010を受信する場合、図13
での処理ステップ1370及び図15の処理ステップ1
560の後で、端末733の宛先ネットワークアドレス
DN1(=133.145.0.3)をキーとして、図19のCA
M1921Aにハードウェア的に検索要求を出す(ステ
ップ2105)。DN1と宛先ネットワークアドレスが
一致するエントリ(2040)が有のとき(211
0)、対応テーブルに登録されている宛先ネットワーク
アドレス(=133.145.0.3)がDN1と一致するかどう
かを調べ(2115)、一致しているのでアドレス解決
テーブル1924AへのポインタRP1(=1002)
を取得する(2120)。アドレス解決テーブル192
4Aの該当ポインタのエントリ2020から、宛先物理
アドレス(=000C)を得る。一方、処理ステップ2
110または2115において、NOの場合はキャッシ
ュミスヒットとなり、図15で示したキャッシュミスヒ
ット時の処理と同様な処理を行なう(2125ないし2
155)。
【0044】次に本発明の第六の実施例を図22〜図2
4を用いて説明する。第六の実施例では、ルータ装置が
ブリッジ機能も備えている場合の、ルーティング制御部
のフィルタリングテーブルの検索方式及び登録方式を示
す。図22に示す実施例は、図19のルーティング制御
部の構成に、フィルタリングテーブル及びその制御回路
を付加したものである。ブリッジ制御回路2210A
は、物理アドレスと送出インタフェースとのマッピング
テーブルであるフィルタリングテーブル2224Aと、
キャッシュメモリ2220A(検索キーを格納するCA
M2220A、フィルタリングテーブルへのポインタを
格納する対応テーブル2222A)を制御する。図23
の(a)はフィルタリングテーブルの内容、図23の
(b)はCAM及び対応テーブル2220Aの内容を示
す。図23の(c)は図7のネットワークシステムの構
成例で、端末731から端末733へのブリッジ処理さ
れるパケットの例を示す。図24はルーティング処理部
130Aにおけるブリッジ処理(図3での処理ステップ
350)の処理フローを示す。ただし、図24では、フ
ィルタリングテーブル2224A自身の学習処理につい
て説明を省略する。
【0045】パケット2370を受信すると、図3のル
ータ処理とブリッジ処理の分岐において、パケット23
70のTYPEフィールドがサポートされていないもの
とすると、ブリッジ処理(ステップ350)が行なわれ
る。端末733の宛先物理アドレスDA(=000C)
をキーとして、図22のCAM2221Aにハードウェ
ア的に検索要求を出し(ステップ2405)、DAと宛
先物理アドレスが一致するエントリ(2340)が有と
なり(2410)、対応テーブルに登録されている宛先
物理アドレス(=000C)がDAと一致するかどうか
を調べ(2415)、一致しているのでフィルタリング
テーブル2224AへのポインタRP3(=2002)
を取得する(2420)。フィルタリングテーブル22
24Aの該当ポインタのエントリ2320から、送出イ
ンタフェース(=110B)を得る。処理ステップ24
10または2415において、NOの場合はキャッシュ
ミスヒットとなり、図15で示したキャッシュミスヒッ
ト時の処理と同様な処理を行なう(2425ないし24
55)。ブリッジ処理の場合、DAと宛先物理アドレス
の一致するエントリがない場合(2430)は、送出イ
ンタフェースはすべてのインタフェース(同報)とな
り、DAと宛先物理アドレスの一致するエントリが有の
場合(2430)で、送出インタフェースが受信したイ
ンタフェースと等しい(=110A)場合はパケット廃
棄となる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ルーティングテーブ
ル、フィルタリングテーブルあるいはアドレス解決テー
ブルの検索用のキャッシュメモリとして、CAMと対応
テーブルを設けることにより、検索回数の多い宛先アド
レスがキャッシュメモリに登録される。これにより、テ
ーブル検索時の高速化を図り、ルーティング処理等の能
力を向上させることができる。また、CAMによるエン
トリサイズ等の制約も、対応テーブルを設けていること
により解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例になるルータの構成図で
ある。
【図2】図1のネットワークインタフェース構成の詳細
を示す図である。
【図3】図1の装置におけるルータ処理とブリッジ処理
の分岐を示す図である。
【図4】図1のルーティングテーブルの一例を示す図で
ある。
【図5】図1のフィルタリングテーブルの一例を示す図
である。
【図6】図1のCAM及び対応テーブルのフォーマット
の一例を示す図である。
【図7】第一の実施例のネットワークシステムの構成例
を示す図である。
【図8】図7のネットワークシステムのアドレス割り当
てを示す図である。
【図9】第一の実施例のネットワークインタフェース1
10Aが持つテーブルの内容の一例を示す図である。
【図10】第一の実施例のネットワークインタフェース
110Aで受信されるパケットの一例を示す図である。
【図11】第一の実施例のCAM及び対応テーブル及び
アドレス解決テーブルの内容の一例を示す図である。
【図12】第一の実施例のフィルタリング制御部の処理
フローを示す図である。
【図13】第一の実施例のルーティング制御部の処理フ
ローを示す図である。
【図14】第一の実施例のネットワークインタフェース
110B及び710Bから送信されるパケットの一例を
示す図である。
【図15】第一の実施例のCAM及び対応テーブルの登
録処理フローを示す図である。
【図16】第二の実施例のルーティング制御部の処理フ
ローを示す図である。
【図17】第三の実施例のルーティング制御部の処理フ
ローを示す図である。
【図18】第四の実施例のテーブルの内容の一例を示す
図である。
【図19】第五の実施例のルーティング制御部の構成図
を示す図である。
【図20】第五の実施例のアドレス解決テーブル、CA
M及び対応テーブルの内容の一例を示す図である。
【図21】第五の実施例のルーティング制御部の処理フ
ローを示す図である。
【図22】第六の実施例のルーティング制御部の構成図
を示す図である。
【図23】第六の実施例のフィルタリングテーブル、C
AM、対応テーブルの内容およびネットワークインタフ
ェース110Aで受信されるパケットの一例を示す図で
ある。
【図24】第六の実施例のルーティング制御部の処理フ
ローを示す図である。
【符号の説明】
100…ルータ、110…ネットワークインタフェー
ス、120…フィルタリング制御部、130…ルーティ
ング制御部、140…フィルタリングテーブル、150
…キャッシュメモリ、151…CAM、152…対応テ
ーブル、154…ルーティングテーブル、181〜18
4…ネットワーク、191〜194…端末、1010,
1020,1410〜1430…パケット、1150…
アドレス解決テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 左古 義人 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末が接続される複数のネットワー
    クと、これらのネットワークを相互に接続するための複
    数のネットワークインタフェースとを備え、各ネットワ
    ークインタフェースはルーティングテーブル及び該ルー
    ティングテーブル検索用のキャッシュメモリを有するル
    ータ装置を備えた通信システムにおいて、異なるネット
    ワークに接続されている端末間の通信情報を受信し、受
    信パケットから宛先アドレスを抽出し、該宛先アドレス
    を検索キーとして上記ルーティングテーブルを検索し、
    該情報を他のネットワークへ中継する、通信システムに
    おけるテーブルの検索方法であって、 上記ルーティングテーブル上の該当エントリへのポイン
    タが得られた宛先アドレスを上記キャッシュメモリのC
    AMに登録し、上記CAMのエントリにリンクしている
    エントリを持つ対応テーブルに、上記ルーティングテー
    ブルの該当エントリへのポインタを登録し、 同じ宛先アドレスに対して再度上記ルーティングテーブ
    ルを検索する場合に、上記CAMに宛先アドレスの照合
    を行い、該当アドレスの登録有りの場合には上記CAM
    の該当アドレスが登録されているエントリにリンクして
    いる上記対応テーブルのエントリから上記ルーティング
    テーブルへのポインタを得ることを特徴とするテーブル
    検索方法。
  2. 【請求項2】複数の端末が接続される複数のネットワー
    クと、これらのネットワークを相互に接続するための複
    数のネットワークインタフェースとを備えた通信システ
    ムにおいて、異なるネットワークに接続されている端末
    間の通信情報を受信し、受信パケットから宛先アドレス
    を抽出し、該宛先アドレスを検索キーとして上記ネット
    ワークインタフェース内のルータ装置のルーティングテ
    ーブルを検索し、該情報を他のネットワークへ中継する
    通信システムであって、 上記ルータ装置は、ルーティングテーブルと、ISOの
    OSI参照モデルの第3レイヤであるネットワークレイ
    ヤのアドレスと第2レイヤであるデータリンクレイヤの
    アドレスとのマッピングを行うためのアドレス解決テー
    ブルとを有し、 上記ルーティングテーブル及びアドレス解決テーブルの
    検索において、該テーブル上の該当エントリへのポイン
    タが得られた宛先アドレスをキャッシュメモリのCAM
    に登録し、上記CAMのエントリにリンクしているエン
    トリを持つ対応テーブルに、上記テーブルの該当エント
    リへのポインタを登録し、 同じ宛先アドレスに対して再度上記テーブルを検索する
    場合に、上記CAMに宛先アドレスの照合を行い、該当
    アドレスの登録有りの場合には上記CAMの該当アドレ
    スが登録されているエントリにリンクしている上記対応
    テーブルのエントリから上記テーブルへのポインタを得
    ることを特徴とするテーブル検索方法。
  3. 【請求項3】複数の端末が接続される複数のネットワー
    クと、これらのネットワークを相互に接続するための複
    数のネットワークインタフェースとを備えた通信システ
    ムにおいて、異なるネットワークに接続されている端末
    間の通信情報を受信し、受信パケットから宛先アドレス
    を抽出し、宛先アドレスを検索キーとして上記ネットワ
    ークインタフェース内のルータ装置のルーティングテー
    ブルを検索し、該情報を他のネットワークへ中継する通
    信システムであって、 上記ルータ装置は、ISOのOSI参照モデルの第3レ
    イヤであるネットワークレイヤのアドレスと第2レイヤ
    であるデータリンクレイヤのアドレスとのマッピングを
    行うためのアドレス解決テーブルと、ブリッジのフィル
    タリングテーブルとを有し、 上記いずれかのテーブルの検索において、該テーブル上
    の該当エントリへのポインタが得られた宛先アドレスを
    キャッシュメモリのCAMに登録し、上記CAMのエン
    トリにリンクしているエントリを持つ対応テーブルに、
    上記テーブルの該当エントリへのポインタを登録し、 同じ宛先アドレスに対して再度上記テーブルを検索する
    場合に、上記CAMに宛先アドレスの照合を行い、該当
    アドレスの登録有りの場合には上記CAMの該当アドレ
    スが登録されているエントリにリンクしている上記対応
    テーブルのエントリから上記テーブルへのポインタを得
    ることを特徴とするテーブル検索方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2もしくは3に記載のテーブル
    検索方法において、 受信パケットから宛先アドレスを抽出し、 上記CAMに上記宛先アドレスの照合を行い、上記宛先
    アドレスの登録の有無を判定し、 登録有りの場合には上記CAMの該当宛先アドレスが登
    録されているエントリにリンクしている上記対応テーブ
    ルのエントリから上記テーブルへのポインタを獲得し、 登録なしの場合には上記宛先アドレスを検索キーとして
    直接上記テーブルを検索することを特徴とするテーブル
    検索方法。
  5. 【請求項5】請求項1、2もしくは3に記載のテーブル
    検索方法において、 受信パケットから宛先アドレスを抽出し、 上記宛先アドレスを検索キーとして直接上記テーブルを
    検索し、 上記宛先アドレスが格納されているエントリが見つかっ
    た場合には、上記宛先アドレスを上記CAMの空エント
    リに登録し、 該エントリにリンクしている上記対応テーブル内のエン
    トリに、上記テーブルの該当エントリへのポインタを登
    録することを特徴とするテーブル検索方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のテーブル検索方法におい
    て、 上記テーブル検索のための検索キーである上記宛先アド
    レスが上記CAMのエントリのサイズより大きい場合、
    上記検索キーを上記CAMのエントリサイズに変更する
    ハッシュ関数を用いることを特徴とするテーブル検索方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のテーブル検索方法におい
    て、上記受信パケットから上記宛先アドレスを抽出し、 該宛先アドレスを、上記検索キーを上記CAMのエント
    リサイズに変更する上記ハッシュ関数に通し、 上記ハッシュ関数を通した上記宛先アドレスを検索キー
    として上記CAMに照合を行うことを特徴とするテーブ
    ル検索方法。
  8. 【請求項8】請求項5に記載のテーブル検索方法であっ
    て、 プロトコルの種類により、上記テーブル検索のための検
    索キーとして、上記宛先アドレスとその他の情報を使用
    する場合に、上記CAMのエントリに該宛先アドレスと
    該その他の情報を登録することを特徴とするテーブル検
    索方法。
  9. 【請求項9】複数の端末が接続される複数のネットワー
    クと、これらのネットワークを相互接続するための複数
    のネットワークインタフェースとを備え、各ネットワー
    クインタフェースはルーティングテーブルを有するルー
    タ装置を有し、異なるネットワークに接続されている端
    末間の通信情報を受信し、受信パケットから宛先アドレ
    スを抽出し、宛先アドレスを検索キーとしてルータ装置
    のルーティングテーブルを検索し、該情報を他のネット
    ワークへ中継するネットワーク装置において、 上記ルータ装置は、 上記ルーティングテーブル上の該当エントリへのポイン
    タが得られた宛先アドレスを上記キャッシュメモリ登録
    するエントリを持つCAMと、上記ルーティングテーブ
    ルの上記該当エントリへのポインタを登録するエントリ
    を持つ対応テーブルとを有するキャッシュメモリと、 宛先アドレスに関して上記ルーティングテーブルを検索
    する際、上記CAMに宛先アドレスの照合を行い、該当
    アドレスの登録有りの場合には上記CAMの該当アドレ
    スが登録されているエントリにリンクしている上記対応
    テーブルのエントリから上記ルーティングテーブルへの
    ポインタを得るルーティング制御回路とを備えているこ
    とを特徴とするルータ装置。
  10. 【請求項10】複数の端末が接続される複数のネットワ
    ークと、これらのネットワークを相互に接続するための
    複数のネットワークインタフェースとを備え、異なるネ
    ットワークに接続されている端末間の通信情報を受信
    し、受信パケットから宛先アドレスを抽出し、宛先アド
    レスを検索キーとしてネットワークインタフェースのル
    ータ装置のルーティングテーブルを検索し、該情報を他
    のネットワークへ中継する通信システムにおいて、 上記ルータ装置は、ルーティングテーブルと、ISOの
    OSI参照モデルの第3レイヤであるネットワークレイ
    ヤのアドレスと第2レイヤであるデータリンクレイヤの
    アドレスとのマッピングを行うためのアドレス解決テー
    ブルとを備え、 さらに、上記各テーブルに対応して各々、上記各テーブ
    ル上の該当エントリへのポインタが得られた宛先アドレ
    スを登録するCAMと、該CAMのエントリにリンクし
    ているエントリを持ち上記テーブルの該当エントリへの
    ポインタを登録する対応テーブルとを有するキャッシュ
    メモリと、 宛先アドレスに関して上記テーブルを検索する際、上記
    CAMに宛先アドレスの照合を行い、該当アドレスの登
    録有りの場合には上記CAMの該当アドレスが登録され
    ているエントリにリンクしている上記対応テーブルのエ
    ントリから上記テーブルへのポインタを得るルーティン
    グ制御回路とを備えていることを特徴とするルータ装
    置。
  11. 【請求項11】複数の端末が接続される複数のネットワ
    ークと、これらのネットワークを相互に接続するための
    複数のネットワークインタフェースとを備えた通信シス
    テムにおいて、異なるネットワークに接続されている端
    末間の通信情報を受信し、受信パケットから宛先アドレ
    スを抽出し、宛先アドレスを検索キーとしてネットワー
    クインタフェース内のルータ装置のルーティングテーブ
    ルを検索し、該情報を他のネットワークへ中継する通信
    システムであって、 上記ルータ装置は、ルーティングテーブルと、ISOの
    OSI参照モデルの第3レイヤであるネットワークレイ
    ヤのアドレスと第2レイヤであるデータリンクレイヤの
    アドレスとのマッピングを行うためのアドレス解決テー
    ブルと、ブリッジのフィルタリングテーブルとを備え、 かつ、上記各テーブルに対応して各々、 上記テーブル上の該当エントリへのポインタが得られた
    宛先アドレスを登録するCAMと、上記CAMのエント
    リにリンクしているエントリを持ち上記テーブルの該当
    エントリへのポインタを登録する対応テーブルとを有す
    るキャッシュメモリと、 宛先アドレスに関して上記テーブルを検索する場合に、
    先ず上記CAMに宛先アドレスの照合を行い、該当アド
    レスの登録有りの場合には上記CAMの該当アドレスが
    登録されているエントリにリンクしている上記対応テー
    ブルのエントリから上記テーブルへのポインタを得るル
    ーティング制御回路とを備えていることを特徴とするル
    ータ装置。
  12. 【請求項12】請求項9、10もしくは11に記載のル
    ータ装置において、 上記CAMは、上記テーブル検索のための検索キーを有
    し、 上記CAMのエントリと上記対応テーブルのエントリが
    1対1又は1対多数にリンクしていることを特徴とする
    ルータ装置。
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