JPH06260961A - デジタル方式自動車電話機 - Google Patents

デジタル方式自動車電話機

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JPH06260961A
JPH06260961A JP5069301A JP6930193A JPH06260961A JP H06260961 A JPH06260961 A JP H06260961A JP 5069301 A JP5069301 A JP 5069301A JP 6930193 A JP6930193 A JP 6930193A JP H06260961 A JPH06260961 A JP H06260961A
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frequency
circuit
band
mixer
signal
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JP5069301A
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Hideto Kano
秀人 加納
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Original Assignee
Kyocera Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相異なる二つの周波数帯(800MHz帯と
1.5GHz帯)で共用可能なデジタル方式自動車電話
機において、使用回路の共用化をすることにより小型で
低消費電力のデジタル方式自動車電話機を提供するこ
と。 【構成】 800MHz帯と1.5GHz帯で共用可能
なデジタル方式自動車電話機において、上記二つの周波
数帯でアンテナ1と受信回路(増幅器7、バンドパスフ
ィルタ8、ミキサ−9、バンドパスフィルタ10、増幅
器11、ミキサ−16及びIF回路17)及び直交変調
器20を共用する手段と、分周器等を使用し、発振器を
共用することにより発振器の使用台数を削減し、機器の
小型化及び低電力化を図ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、800MHz帯と1.
5GHz帯で共用可能なデジタル方式自動車電話機に関
するものである。
【0002】
【従来技術】図5は従来のデジタル方式自動車電話機の
構成例を示すブロック図である。図示するように、従来
のデジタル方式自動車電話機は800MHz帯処理部9
1、1.5GHz帯処理部92、両周波数帯を切り替え
る切替器93、中間周波数信号を処理するIF回路9
4、ベ−スバンド信号処理部95より構成される。
【0003】800MHz帯処理部91は、電波を送受
信するアンテナ91−1、一本のアンテナを送信時と受
信時で共用するためのアンテナ共用器91−2、増幅器
91−3、バンドパスフィルタ91−4、受信信号をダ
ウンコンバ−ジョンするためのミキサ−91−5、91
−8、バンドパスフィルタ91−6、増幅器91−7、
電力増幅器91−9、バンドパスフィルタ91−10、
直交変調器91−11、第1局部発振器91−12、第
2局部発振器91−13で構成される。
【0004】1.5GHz帯処理部92は、電波を送受
信するアンテナ92−1、一本のアンテナを送信時と受
信時で共用するためのアンテナ共用器92−2、増幅器
92−3、バンドパスフィルタ92−4、受信信号をダ
ウンコンバ−ジョンするためのミキサ−92−5、92
−8、バンドパスフィルタ92−6、増幅器92−7、
電力増幅器92−9、バンドパスフィルタ92−10、
直交変調器92−11、第1局部発振器92−12、第
2局部発振器92−13で構成される。
【0005】アンテナ91−1で受信された800MH
zの受信信号は、アンテナ共用器91−2で受信側を通
過した後、増幅器91−3に送られ増幅される。増幅さ
れた信号はバンドパスフィルタ91−4で不要波を除去
された後、第1局部発振器91−12の周波数でミキサ
−91−5でダウンコンバ−ジョン(周波数変換)され
て第1中間周波数(1stIF)となる。この信号はバ
ンドパスフィルタ91−6で不要波を除去された後、増
幅器91−7で増幅され、更に第2局部発振器91−1
3の周波数でミキサ−91−8でダウンコンバ−ジョン
(周波数変換)されて第2中間周波数(2ndIF)と
なり、切替器93で選択切替された後、IF回路94を
経てベ−スバンド信号処理部95に送られ復調される。
【0006】またベ−スバンド信号処理部95で発生し
た送信信号は、切替器93で選択切替された後、直交変
調器91−11で直交変調されバンドパスフィルタ91
−10で不要波を除去された後、電力増幅器91−9で
規定電力まで増幅され、更にアンテナ共用器91−2を
介してアンテナ91−1に供給され送信される。
【0007】上記は、800MHz帯について述べたが
1.5GHz帯についても全く同様に1.5GHz帯処
理部92で処理される。尚、図5の直交変調器91−1
1、92−11は直接変調方式を採用しているが、図6
に示すように第2局部発振器6−5の周波数で直交変調
した後、ミキサ−6−2でアップコンバ−ジョン(周波
数変換)する方式もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のデジタ
ル式自動車電話機においては、800MHz帯及び1.
5GHz帯で第1中間周波数以降(ミキサ−91−5以
降とミキサ−92−5以降)及び直交変調器91−11
と92−11が全く同様の回路を2系統持つことにな
り、回路が大規模となり、また消費電力が増大すると云
う問題点があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、使用回路の共用化をすること
により小型で低消費電力のデジタル方式自動車電話機を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の第1の発明は、800MHz帯と1.5GHz
帯で共用可能なデジタル方式自動車電話機において、図
1に示すように上記二つの周波数帯でアンテナ1と受信
回路(増幅器7、バンドパスフィルタ8、ミキサ−9、
バンドパスフィルタ10、増幅器11、ミキサ−16、
IF回路17で構成される)及び直交変調器20を共用
する手段と、発振回路12の出力周波数をN分周するN
分周器13と、発振回路12の出力周波数をN分周した
周波数が受信回路の第2局部周波数(ミキサ−16に入
力される)になるように設定する手段と、更に送/受切
替信号で周波数を切り替える発振回路6の出力周波数を
送信周波数の周波数変換用としてミキサ−21と、更に
受信周波数の周波数変換用としてミキサ−4に供給す
る。
【0011】第2の発明は、800MHz帯と1.5G
Hz帯で共用可能なデジタル方式自動車電話機におい
て、図3に示すように上記二つの周波数帯でアンテナ3
1と受信回路(増幅器37、バンドパスフィルタ38、
ミキサ−39、バンドパスフィルタ40、増幅器41、
ミキサ−46、IF回路47で構成される)及び直交変
調器50を共用する手段と、発振回路42の出力周波数
をN分周する分周器43とN分周器の出力周波数をM分
周する分周器44と、発振回路42の出力周波数を(N
×M)分周した周波数が受信回路の第2局部周波数(ミ
キサ−46に入力される)になるように設定する手段を
設け、該発振回路42の出力周波数を直交変調器50に
使用し、N分周した周波数を受信周波数の周波数変換用
としてミキサ−34に、N×M分周した周波数を第2局
部周波数としてミキサー46に供給する。
【0012】第3の発明は、800MHz帯と1.5G
Hz帯で共用可能なデジタル方式自動車電話機におい
て、図4に示すように上記二つの周波数帯でアンテナ6
1と受信回路(増幅器67、バンドパスフィルタ68、
ミキサ−69、バンドパスフィルタ70、増幅器71、
ミキサ−76、IF回路77で構成される)及び直交変
調器80を共用する手段と、発振回路72の出力周波数
を送信周波数の周波数変換用としてミキサ−81に使用
し、発振回路86の出力周波数を受信周波数の周波数変
換用としてミキサ−64に供給し、またN分周した周波
数が受信回路の第2局部周波数(ミキサ−76に入力さ
れる)になるように設定する。
【0013】
【作用】本発明の第1の発明では、800MHz帯と
1.5GHz帯で共用可能なデジタル方式自動車電話機
において、図1に示すように800MHz帯と1.5G
Hz帯でアンテナ1、受信回路(増幅器7、バンドパス
フィルタ8、ミキサ−9、バンドパスフィルタ10、増
幅器11、ミキサ−16、IF回路17)及び直交変調
器20を共用し、又発振回路12の固定発振器12−1
(図2参照)の出力周波数をN分周した周波数が受信回
路の第2局部周波数になるように設定することで、従来
の受信回路の第2局部発振器を削除し、更に送/受切替
信号で周波数を切り替える発振器6の出力信号を使用
し、ミキサ−21で送信周波数をアップコンバ−ジョン
(周波数変換)し、ミキサ−4で受信周波数をダウンコ
ンバ−ジョン(周波数変換)することにより、従来使用
していた固定発振器の個数を削減し、機器の小型化及び
低消費電力化を図る事が出来る。
【0014】第2及び第3の発明も同様に800MHz
帯と1.5GHz帯でアンテナ、受信回路及び直交変調
器を共用し、分周器を使用することで発振器の個数を削
減し、機器の小型化及び低消費電力化を図る事が出来
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 〔第1発明の実施例〕図1は第1発明のデジタル方式自
動車電話機の構成例を示すブロック図である。図示する
ように、本自動車電話機は800MHz帯及び1.5G
Hz帯共用のアンテナ1、両周波数帯を共用するための
アンテナ整合回路2、送信と受信を切り替える送受信切
替器3、1.5GHz帯の受信信号を800MHz帯に
周波数変換するためのミキサ−4、1.5GHz帯と8
00MHz帯を切り替える周波数帯切替器5、増幅器
7、バンドパスフィルタ8、第1中間周波数変換用のミ
キサ−9、バンドパスフィルタ10、増幅器11、発振
回路12、該発振回路12の出力信号をN分周するN分
周器13、ロ−パスフィルタ15、第2中間周波数変換
用のミキサ−16、中間周波数信号を処理するIF回路
17、信号を処理するベ−スバンド信号処理部18、送
信信号を変調する直交変調器20、800MHz帯信号
を1.5GHz帯に周波数変換するミキサ−21、バン
ドパスフィルタ22、1.5GHz帯信号を規定電力ま
で増幅する電力増幅器23、バンドパスフィルタ24、
800MHz帯信号を規定電力まで増幅する電力増幅器
25で構成される。
【0016】上記構成のデジタル方式自動車電話機にお
いて、アンテナ1で受信した受信信号は、アンテナ整合
回路2及び送受信切替器3の受信側を通り、1.5GH
zの場合はミキサ−4に入力される。ミキサ−4では発
振回路6で発振した信号で前記1.5GHz帯の信号を
800MHz帯にダウンコンバ−ジョン(周波数変換)
し、その出力信号は増幅器7で増幅され、バンドパスフ
ィルタ8を通ってミキサ−9へ入力される。
【0017】発信回路6は1.5GHz信号受信時のダ
ウンコンバ−ジョン及び、1.5GHz送信時のアップ
コンバ−ジョンに使用するための発振回路で、受信信号
の周波数帯(1477〜1513MHz)と送信信号の
周波数帯(1429〜1465MHz)が異なるので送
/受切替信号により出力信号の周波数を切り替えて対応
している。
【0018】ミキサ−9では発振回路12の出力信号で
前記入力信号をダウンコンバ−ジョンし、その出力信号
はバンドパスフィルタ10を通して増幅器11で増幅さ
れミキサ−16に入力される。
【0019】ミキサ−16では、発振回路12で発振し
た信号をN分周器13でN分周した信号で前記増幅器1
1からの信号をダウンコンバ−ジョンする。そしてその
出力信号はIF回路(中間周波数回路)17を通りベ−
スバンド信号処理部18に入力され復調される。
【0020】一方、ベ−スバンド信号処理部18から出
力される送信信号は、直交変調器20で変調され、更に
1.5GHz帯で送信する場合はミキサ−21で1.5
GHz帯にアップコンバ−ジョンされ、バンドパスフィ
ルタ22を通り電力増幅器23で規定の電力まで電力増
幅され、周波数帯切替器5、送受信切替器3、アンテナ
整合回路2を介してアンテナ1から送信される。800
MHzで送信する場合はバンドパスフィルタ24を通り
電力増幅器25で規定の電力まで電力増幅され、周波数
帯切替器5、送受信切替器3、アンテナ整合回路2を介
してアンテナ1から送信される。
【0021】図2は図1の発振回路12として使用する
周波数シンセサイザの構成例を示すブロック図である。
図示するようにこの発振回路12は固定周波数の信号を
出力する固定発振器12−1、前記固定発振器12−1
の出力信号とPLL(Phase Locked Lo
op)回路12−4の出力信号を混合するミキサ−12
−2、ロ−パスフィルタ(又はバンドパスフィルタ)1
2−3、PLL回路12−4で構成され、固定発振器1
2−1の出力はN分周器13へ、PLL回路12−4の
出力信号は周波数変換用のミキサ−9と変調器20へ供
給される。尚、発振回路12の周波数シンセサイザは、
ロックアップタイムを高速にするため、固定発振器によ
りダウンコンバ−ジョンし、周波数を低くしてPLLの
ル−プを組む方式をとっている。
【0022】上記のように構成することにより、二つの
周波数帯でアンテナ1、受信回路(増幅器7、バンドパ
スフィルタ8、ミキサー9、バンドパスフィルタ10、
増幅器11、ミキサー16及びIF回路17で構成され
る)及び直交変調器20が共用される。また、発振回路
12の固定発振器12−1の出力周波数をN分周器13
でN分周した周波数が受信回路の第2局部周波数になる
ように設定するので、従来の受信回路の第2局部発振器
が削除でき、発振器6の出力信号を使用し、ミキサー2
1を介して送信周波数をアップコンバージョン、ミキサ
ー4を介して受信周波数をダウンコンバージョンするこ
とにより、従来使用していた固定発振器の個数を削減で
きる。
【0023】〔第2発明の実施例〕図3は第2発明のデ
ジタル方式自動車電話機の構成例を示すブロック図であ
る。図示するように本発明の自動車電話機は800MH
z帯及び1.5GHz帯共用のアンテナ31、両周波数
帯を共用するためのアンテナ整合回路32、送信と受信
を切り替える送受信切替器33、1.5GHz帯の受信
信号を800MHz帯に周波数変換するためのミキサ−
34、1.5GHz帯と800MHz帯を切り替える周
波数帯切替器35、増幅器37、バンドパスフィルタ3
8、第1中間周波数変換用のミキサ−39、バンドパス
フィルタ40、増幅器41、発振回路42、該発振回路
42の出力信号を分周するN分周器43、更にその出力
信号を分周するM分周器44、ロ−パスフィルタ45、
第2中間周波数変換用のミキサ−46、中間周波数信号
を処理するIF回路47、信号を復調処理するベ−スバ
ンド信号処理部48、送信信号を変調する直交変調器5
0、800MHz帯信号を1.5GHz帯に周波数変換
するミキサ−51及び発振器56、バンドパスフィルタ
52、1.5GHz帯信号を規定電力まで増幅する電力
増幅器53、バンドパスフィルタ54、800MHz帯
信号を規定電力まで増幅する電力増幅器55で構成され
る。
【0024】上記構成のデジタル方式自動車電話機にお
いて、アンテナ31で受信した受信信号は、アンテナ整
合回路32及び送受信切替器33の受信側を通り、1.
5GHz帯の場合はミキサ−34に入力される。ミキサ
−34では、発振回路42で発振した信号をN分周器4
3でN分周した信号で前記1.5GHz帯の信号を80
0MHz帯にダウンコンバ−ジョン(周波数変換)し、
その出力信号は増幅器37で増幅され、バンドパスフィ
ルタ38を通ってミキサ−39へ入力される。
【0025】ミキサ−39では発振回路42の出力信号
で前記入力信号をダウンコンバ−ジョンし、その出力信
号はバンドパスフィルタ40を通して増幅器41で増幅
されミキサ−46に入力される。
【0026】ミキサ−46では、発振回路42で発振し
た信号をN分周器43でN分周し、更にM分周器44で
M分周した信号で前記増幅器41からの信号をダウンコ
ンバ−ジョンする。そしてその出力信号はIF回路(中
間周波数回路)47を通りベ−スバンド信号処理部48
に入力され復調される。
【0027】一方、ベ−スバンド信号処理部48から出
力される送信信号は、直交変調器50で変調され、更に
1.5GHz帯で送信する場合はミキサ−51で1.5
GHz帯にアップコンバ−ジョンされ、バンドパスフィ
ルタ52を通り電力増幅器53で規定の電力まで電力増
幅され、周波数帯切替器35、送受信切替器33、アン
テナ整合回路32を介してアンテナ31から送信され
る。800MHz帯で送信する場合はバンドパスフィル
タ54を通り電力増幅器55で規定の電力まで電力増幅
され、周波数帯切替器35、送受信切替器33、アンテ
ナ整合回路32を介してアンテナ31から送信される。
【0028】発振回路42は前記図2で説明した周波数
シンセサイザで、実施例1と同じように固定発振器12
−1の出力はN分周器43へ、PLL回路12−4の出
力信号は周波数変換用のミキサ−39と直交変調器50
へ供給される。
【0029】発振回路56は1.5GHz帯信号送信時
のアップコンバ−ジョンに使用するための発振回路で、
800MHz帯送信信号をミキサ−51で1.5GHz
周波数帯(1429〜1465MHz)に周波数変換す
る。
【0030】上記のように構成することにより、二つの
周波数帯でアンテナ31、受信回路(増幅器37、バン
ドパスフィルタ38、ミキサー39、バンドパスフィル
タ40、増幅器41、ミキサー46及びIF回路47で
構成される)及び直交変調器50が共用される。また、
N分周器43及びM分周器44を使用することで発振器
の個数を従来のものより削減できる。
【0031】〔第3発明の実施例〕図4は第3発明のデ
ジタル方式自動車電話機の構成例を示すブロック図であ
る。図示するように本発明の自動車電話機は800MH
z帯及び1.5GHz帯共用のアンテナ61、両周波数
帯を共用するためのアンテナ整合回路62、送信と受信
を切り替える送受信切替器63、1.5GHz帯の受信
信号を800MHz帯に周波数変換するためのミキサ−
64、1.5GHz帯と800MHz帯を切り替える周
波数帯切替器65、増幅器67、バンドパスフィルタ6
8、第1中間周波数変換用のミキサ−69、バンドパス
フィルタ70、増幅器71、発振回路72、発振回路8
6、該発振回路86の出力周波数を分周するN分周器7
3、ロ−パスフィルタ75、第2中間周波数変換用のミ
キサ−76、中間周波数信号を処理するIF回路77、
信号を復調処理するベ−スバンド信号処理部78、送信
信号を変調する直交変調器80、800MHz帯信号を
1.5GHz帯に周波数変換するミキサ−81、バンド
パスフィルタ82、1.5GHz帯信号を規定電力まで
増幅する電力増幅器83、バンドパスフィルタ84、8
00MHz帯信号を規定電力まで増幅する電力増幅器8
5で構成される。
【0032】上記構成のデジタル方式自動車電話機にお
いて、アンテナ61で受信した受信信号は、アンテナ整
合回路62及び送受信切替器63の受信側を通り、1.
5GHzの場合はミキサ−64に入力される。ミキサ−
64では、発振回路86で発振した信号で前記1.5G
Hz帯の信号を800MHz帯にダウンコンバ−ジョン
(周波数変換)し、その出力信号は増幅器67で増幅さ
れ、バンドパスフィルタ68を通ってミキサ−69へ入
力される。
【0033】ミキサ−69では発振回路72の出力信号
で前記入力信号をダウンコンバ−ジョンし、その出力信
号はバンドパスフィルタ70を通して増幅器71で増幅
されミキサ−76に入力される。
【0034】ミキサ−76では、発振回路86で発振し
た信号をN分周器73でN分周した信号で前記増幅器7
1からの信号をダウンコンバ−ジョンする。そしてその
出力信号はIF回路(中間周波数回路)77を通りベ−
スバンド信号処理部78に入力され復調される。
【0035】一方、ベ−スバンド信号処理部78から出
力される送信信号は、直交変調器80で変調され、更に
1.5GHz帯で送信する場合はミキサ−81で1.5
GHz帯にアップコンバ−ジョンされ、バンドパスフィ
ルタ82を通り電力増幅器83で規定の電力まで電力増
幅され、周波数帯切替器65、送受信切替器63、アン
テナ整合回路62を介してアンテナ61から送信され
る。800MHzで送信する場合はバンドパスフィルタ
84を通り電力増幅器85で規定の電力まで電力増幅さ
れ、周波数帯切替器65、送受信切替器63、アンテナ
整合回路62を介してアンテナ61から送信される。
【0036】発振回路72は前記図2で説明した周波数
シンセサイザで、実施例1と同じように固定発振器12
−1の出力はミキサ−81へ、PLL回路12−4の出
力信号は周波数変換用のミキサ−69と直交変調器80
へ供給される。
【0037】上記のように構成することにより、二つの
周波数帯でアンテナ61と受信回路(増幅器67、バン
ドパスフィルタ68、ミキサー69、バンドパスフィル
タ70、増幅器71、ミキサー76及びIF回路77で
構成される)及び直交変換器80が共用される。また、
N分周器43を使用することで発振器の個数を従来のも
のより削減できる。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、異なる周波数帯(例えば1.5GHz帯と800
MHz帯)でアンテナ、受信回路及び直交変調器を共用
することにより、従来の自動車電話機に比べアンテナの
使用数を1本、直交変調器の使用数を1個、受信回路を
1個、発振器の使用数を3個に減らし機器の小型化及び
低消費電力化を図ることが出来るという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のデジタル方式自動車電話機
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の発振回路として使用する周波数シンセサ
イザの構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例2のデジタル方式自動車電話機
の構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例3のデジタル方式自動車電話機
の構成例を示すブロック図である。
【図5】従来のデジタル方式自動車電話機の構成例を示
すブロック図である。
【図6】アップコンバジョーンの構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ整合回路 3 送受信切替器 4 ミキサ− 5 周波数帯切替器 6 発信回路 7 増幅器 8 バンドパスフィルタ 9 ミキサ− 10 バンドパスフィルタ 11 増幅器 12 発振回路 12−1 固定発振器 12−2 ミキサ− 12−3 ロ−パスフィルタ 12−4 PLL(Phase Locked Loop)回路 13 N分周器 15 ロ−パスフィルタ 16 ミキサ− 17 IF回路 18 ベ−スバンド信号処理部 20 直交変調器 21 ミキサ− 22 バンドパスフィルタ 23 電力増幅器 24 バンドパスフィルタ 25 電力増幅器 31 アンテナ 32 アンテナ整合回路 33 送受信切替器 34 ミキサ− 35 周波数帯切替器 37 増幅器 38 バンドパスフィルタ 39 ミキサ− 40 バンドパスフィルタ 41 増幅器 42 発振回路 43 N分周器 44 M分周器 45 ロ−パスフィルタ 46 ミキサ− 47 IF回路 48 ベ−スバンド信号処理部 50 直交変調器 51 ミキサ− 52 バンドパスフィルタ 53 電力増幅器 54 バンドパスフィルタ 55 電力増幅器 56 発振回路 61 アンテナ 62 アンテナ整合回路 63 送受信切替器 64 ミキサ− 65 周波数帯切替器 67 増幅器 68 バンドパスフィルタ 69 ミキサ− 70 バンドパスフィルタ 71 増幅器 72 発振回路 73 N分周器 75 ロ−パスフィルタ 76 ミキサ− 77 IF回路 78 ベ−スバンド信号処理部 80 直交変調器 81 ミキサ− 82 バンドパスフィルタ 83 電力増幅器 84 バンドパスフィルタ 85 電力増幅器 86 発振回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相異なる二つの周波数帯で共用可能なデ
    ジタル方式自動車電話機において、 前記相異なる二つの周波数帯でアンテナと受信回路及び
    変調器を共用する手段と、 第1局部発振回路の出力周波数をN分周する分周器と、 前記第1局部発振回路の出力周波数をN分周した周波数
    が受信回路の第2局部周波数になるように設定する手段
    と、 送信/受信切替信号で周波数を切り替える発振器を設
    け、該発振器の出力周波数を送信周波数の周波数変換用
    と受信周波数の周波数変換用として共用する手段とを設
    けたことを特徴とするデジタル方式自動車電話機。
  2. 【請求項2】 相異なる二つの周波数帯で共用可能なデ
    ジタル方式自動車電話機において、 前記相異なる二つの周波数帯でアンテナと受信回路及び
    変調器を共用する手段と、 第1局部発振回路の出力周波数をN分周する分周器とN
    分周器の出力周波数をM分周する分周器と、 前記発振回路の出力周波数を(N×M)分周した周波数
    が受信回路の第2局部周波数になるように設定する手段
    と、 前記第1局部発振回路の出力周波数を前記変調器用とし
    て共用し、更にN分周した周波数を受信周波数変換用と
    して使用する手段とを設けたことを特徴とするデジタル
    方式自動車電話機。
  3. 【請求項3】 相異なる二つの周波数帯で共用可能なデ
    ジタル方式自動車電話機において、 前記相異なる二つの周波数帯でアンテナと受信回路及び
    変調器を共用する手段と、 第1局部発振回路の出力周波数を前記変調器用及び、送
    信周波数変換用として用い、 別に発振回路を設け、該発振回路の出力周波数をN分周
    する分周器を設け、該発振回路の出力周波数を受信周波
    数の変換用として使用し、N分周した周波数を第2局部
    周波数として用いる手段とを設けたことを特徴とするデ
    ジタル方式自動車電話機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5930725A (en) * 1997-01-30 1999-07-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Wireless terminal
JP2009515446A (ja) * 2005-11-10 2009-04-09 ローデ ウント シュワルツ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 共有発振器を有する信号調整回路
US9270301B2 (en) 1998-11-26 2016-02-23 Nokia Technologies Oy Method and arrangement for transmitting and receiving RF signals through various radio interfaces of communication systems

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