JPH0626051Y2 - ステツプモ−タのロ−タ支持装置 - Google Patents

ステツプモ−タのロ−タ支持装置

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JPH0626051Y2
JPH0626051Y2 JP1986074620U JP7462086U JPH0626051Y2 JP H0626051 Y2 JPH0626051 Y2 JP H0626051Y2 JP 1986074620 U JP1986074620 U JP 1986074620U JP 7462086 U JP7462086 U JP 7462086U JP H0626051 Y2 JPH0626051 Y2 JP H0626051Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
hole
housing hole
step motor
Prior art date
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JP1986074620U
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JPS62188950U (ja
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昇 宮下
俊幸 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、電子時計に用いられるステップモータのロ
ータ支持装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、電子時計に用いられているステップモータは、例
えば第6図に示すように、ロータカナ1を備えたロータ
2の回転軸3を地板4と輪列受け5とで軸支させてい
る。また、地板4に対するステータ6の取り付けは、ス
テータ6及びステータ用コイルコア7を地板4に固定す
るためのピン8を地板4の所定位置に2本立設して固定
させている。
しかしながら、このような構成であると、地板4と輪列
受け5に設ける軸孔9、10の対向位置精度、地板4に
立設するピン8、8の位置精度、ステータ6の形成精度
(例えばピン孔8aに対する磁極面6aの位置精度)等
により、ロータ2の中心位置とステータ6の磁極面6a
の中心位置とにずれが生じやすいという問題点があっ
た。
よって、ロータ2と磁極面6aとに上記ずれが生じてし
まうと、ロータ2の回転トル7が不安定になってしま
う。また、ステップモータを組み立てる際に、地板4の
軸孔9位置に立てたロータ2が垂直位置に安定しにくい
ことから輪列受け5の組み付け性が悪いという欠点があ
った。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、ステータに組み付け性が悪いとい
う欠点があった。
また、従来のステップモータにおいては、ステータの円
形孔の内周部には、ロータの静止位置を決めるために一
対の切欠がステータの円形孔に発生する励磁磁束の方向
に対して傾斜した方向に沿って形成されている。
しかして、このようなステップモータのステータはプレ
ス加工で製作している。即ち、ステータ材料である薄い
板材にプレス加工を施し、ステータの外周部、円形孔及
び切欠をプレス型により打抜いて形成しているが、上記
切欠は大変小さいものであるから打抜き加工が難しい欠
点がある。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、ロータの中心とステータのロータ
収納孔の中心との位置合せが簡単に精度よく行なえるば
かりか、ロータ受け部材の取付けが簡単に行なえ、更に
ロータの静止位置決めも簡単に行えるステップモータを
提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、ステータに
ロータ収納孔の中心を通る直線上で、ロータ収納孔に発
生する励磁磁束の方向に対して傾斜した方向に係合凹部
を形成し、ロータ受け部材の係止部をステータの係止部
に係合してロータ受け部材をステータに取付け、ロータ
受け部材の貫通孔でロータとロータカナとの間の回転軸
を回転可能に軸支するようにしたものです。
[考案の実施例] 以下、この考案を第1図及び第2図に示す第1実施例に
基づいて説明する。
第1図は、ステップモータの要部の分解斜視図で、ロー
タ11は2極からなる永久磁石で形成されていて、中心
にロータカナ13の回転軸14先端に設けられている連
結軸15が嵌着される軸孔12が形成されている。そし
て、ロータ11とロータカナ13の一体化は、ロータカ
ナ13の回転軸14をロータ受け部材16の軸孔17内
に挿通した後ロータカナ13の連結軸15をロータ11
の軸孔12内に嵌着させて行い、ロータ11を1つのロ
ータ受け部材16によって軸支する構成になしてある。
一方、ロータ11が組み付けられるステータ19には、
ロータ11を受け入れる収納孔20が形成されており、
更に、ステータ19を通る励磁磁束の磁束方向に対して
略30°〜60°傾けて一対の溝(凹部)21が、ステ
ータ19の板厚の略1/2以下の深さで片面に設けられ
ている。この一対の溝21は収納孔20の周縁とステー
タの外周縁との間に連続して形成され、ロータ11の静
止の位置決めを行うためのもので、溝21の存在により
ロータ11は励磁磁束方向に対して傾斜する方向に位置
するように静止し、コイルによる励磁磁束の作用で、ロ
ータ11にトルクが加わり、ロータ11が回転する。し
たがって、コイルに反転パルス電流が流れる毎にロータ
11が一方向に180°の角度でステップ回転する。
また、ロータ受け部材16は、たとえばBS、樹脂等の
非磁性材料で形成され、中心に軸孔17を有すると共に
ステータ19の収納孔20に嵌合する位置決め部16a
とこの位置決め部16aの周縁から反対方向へ延出し、
ステータ19の溝21に嵌合係止する係止部18、18
が設けられている。
上記において、ロータ11、ロータ受け部材16、ロー
タカナ13はロータ11とロータカナ13との組み付け
によって1ユニットに構成し、そして、ステータ19に
対するロータ11の組み付けは、ロータ11を単に収納
孔20内に挿入してロータ受け部材16の係止部18、
18をステータ19の溝21、21と合致させて嵌着さ
せることによって容易に行える。しかも、ステータ19
に対するロータ11の組み付け精度は、係止部18、1
8付きロータ受け部材16によって的確に維持されて固
定できる。第2図が上記組み付け状態を示す断面図であ
る。
第2図において、符号23で示すのは時計ムーブメント
の地板である。また、地板23に対するステータ19の
固定は、図示されていないが前記従来例で示したピン
(8)によってコイルコア(7)と共に固定されてい
る。
よって、地板23に対するステータ19の取り付けは、
予めロータ11をステータ19に組み付けた状態でステ
ータ19を地板23に取り付けてもよく、あるいは、ス
テータ19のみを地板23に固定しておきその後ステー
タ19にロータ11を組み付ける手順であってもよい。
第3図は、第2実施例で示すロータとロータカナの結合
断面図で、ロータ11aとロータカナ13aの結合は、
ロータ11aに嵌着されている回転軸24をロータカナ
13a側に圧入させて行ってもよい。また、前記両部材
の結合はロータ受け16が両部材間に介在できる構成で
あればいずれの構造であってもよい。
第4図及び第5図は、第3実施例及び第4実施例を示す
ロータ受け部材の平面図であり、ロータ受け部材16の
係止部18、18はステータ19の溝21、21の形状
及び長さに合わせなくともよく、第4図に示すように各
係止部18の先端を円弧状としてもよく、また、第5図
に示すように各係止部18に孔18aを形成して、係止
部18、18が弾性変形するように構成し、ステータ1
9の溝21に弾性的に係合させてもよい。
以上、この考案によれば、ステータ19に組み付けられ
るロータ11の中心は、ステータ19の片面に定着させ
るロータ受け部材16によって収納孔20の中心位置と
のずれをきわめて少なくして位置決めできるので、ステ
ータ19に対するロータ11の位置決め精度が顕著に向
上できる。また、ロータ11を軸支するロータ受け部材
16はステータ19の溝21に係止部18を係合させる
ことによって定着できるので、ステップモータの組み立
てがきわめて簡単となる。更に、この考案ではロータカ
ナ13を支持するための輪列受けが不要となるので、輪
列受けの構造が簡略化できる。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、ステータにロー
タ収納孔の中心を通る直線上で、ロータ収納孔に発生す
る励磁磁束の方向に対して傾斜した方向に係合凹部を形
成し、ロータ受け部材の係止部をステータの係止部に係
合してロータ受け部材をステータに取付け、ロータ受け
部材の貫通孔でロータとロータカナとの間の回転軸を回
転可能に軸支するようにしたもので、ロータの中心とス
テータのロータ収納孔の中心との位置合せが簡単に精度
よく行なえるばかりか、ロータ受け部材のステータへの
取付けが簡単に行なえ、更にロータの静止位置の決定も
簡単に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示すステップモータの
要部の分解斜視図、第2図は第1図で示すA−A位置の
組み付け断面図、第3図は第2実施例で示すロータとロ
ータカナの結合断面図、第4図は第3実施例で示すロー
タ受け部材の平面図、第5図は第4実施例で示すロータ
受け部材の平面図、第6図は従来例のステップモータ構
成図である。 11、11a……ロータ、13、13a……ロータカ
ナ、16……ロータ受け部材、18……係止部、19…
…ステータ、20……収納孔、21……溝(凹部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に取りつけられたロータと、 このロータの前記回転軸を介して連結されるロータカナ
    と、 前記ロータを収納するロータ収納孔が形成されると共
    に、この収納孔の中心を通る直線上で、前記収納孔に発
    生する励磁磁束の方向に対して傾斜した方向に係合凹部
    が形成されたステータと、 このステータに前記ロータ収納孔の一方の開口を覆うよ
    うに取付けられ、前記ロータ収納孔中心に位置して前記
    ロータと前記ロータカナとの間の前記回転軸を回転可能
    に軸支する貫通孔が形成されると共に、前記ステータの
    係合凹部に係合する係止部が設けられたロータ受け部材
    と、 を具備してなるステップモータのロータ支持装置。
JP1986074620U 1986-05-20 1986-05-20 ステツプモ−タのロ−タ支持装置 Expired - Lifetime JPH0626051Y2 (ja)

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JP1986074620U JPH0626051Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 ステツプモ−タのロ−タ支持装置

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JPS62188950U JPS62188950U (ja) 1987-12-01
JPH0626051Y2 true JPH0626051Y2 (ja) 1994-07-06

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JP1986074620U Expired - Lifetime JPH0626051Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 ステツプモ−タのロ−タ支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6066281U (ja) * 1983-10-13 1985-05-10 アルプス電気株式会社 駆動装置
JPS60177675U (ja) * 1984-04-28 1985-11-26 東芝テック株式会社 ステツピングモ−タ

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JPS62188950U (ja) 1987-12-01

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